JPS6219441A - プラスチツク部材のラミネ−ト段ボ−ルの製造装置 - Google Patents
プラスチツク部材のラミネ−ト段ボ−ルの製造装置Info
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- JPS6219441A JPS6219441A JP60160983A JP16098385A JPS6219441A JP S6219441 A JPS6219441 A JP S6219441A JP 60160983 A JP60160983 A JP 60160983A JP 16098385 A JP16098385 A JP 16098385A JP S6219441 A JPS6219441 A JP S6219441A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はプラスチックフィルム、プラスチック7オー
ムシート、プラスチックの7ラツトヤーンクロス等のプ
ラスチック部材を表面にラミネートした段ボールに関す
る。
ムシート、プラスチックの7ラツトヤーンクロス等のプ
ラスチック部材を表面にラミネートした段ボールに関す
る。
プラスチックフィルム等のプラスチック部材を表面にラ
ミネートした段ポールの製造方法については、特願昭5
6−183974号として本出願人において出願し既に
公開されている。その方法はコルゲートマシンのダブル
フェーサー部に繰り込ませる表ライナ原紙として紙にプ
ラスチックフィルムを既にラミネートされているものを
使用するものであった。
ミネートした段ポールの製造方法については、特願昭5
6−183974号として本出願人において出願し既に
公開されている。その方法はコルゲートマシンのダブル
フェーサー部に繰り込ませる表ライナ原紙として紙にプ
ラスチックフィルムを既にラミネートされているものを
使用するものであった。
周知の如く、一般的な段ポールの製造においては、中芯
とライナの接着について、゛スティンホールの発明に係
る澱粉を使った特殊な方法が広(用いられている。すな
わちその方法は、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分
散させた粘度の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗
布し、接着時に加熱することにより生澱粉を糊化させる
と共に、溶液中の水分を吸収させて粘度を急激に上げ瞬
間接着を行な、うちのである。
とライナの接着について、゛スティンホールの発明に係
る澱粉を使った特殊な方法が広(用いられている。すな
わちその方法は、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分
散させた粘度の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗
布し、接着時に加熱することにより生澱粉を糊化させる
と共に、溶液中の水分を吸収させて粘度を急激に上げ瞬
間接着を行な、うちのである。
従来のコルゲートマシンはこのスティンホールの発明の
実施に係るもので、ダブルフェーサー部を接着する必要
上、前工程で段頂に塗布された澱粉糊を糊化するための
加熱部を設けてあって、片面段ポールと表ライナ原紙と
が合体した段ボール構造体が加熱部の熱板上を滑走する
開に澱粉糊の糊化に要する熱量を受け、表ライナの接着
が完了する。
実施に係るもので、ダブルフェーサー部を接着する必要
上、前工程で段頂に塗布された澱粉糊を糊化するための
加熱部を設けてあって、片面段ポールと表ライナ原紙と
が合体した段ボール構造体が加熱部の熱板上を滑走する
開に澱粉糊の糊化に要する熱量を受け、表ライナの接着
が完了する。
従来のコルゲートマシンはこのような構造を有している
ため、プラスチックフィルムをラミネートした表ライナ
原紙を使用すると、プラスチックフィルムが熱板との接
触で溶融し、それとの摩擦で段ポール構造体の滑走が最
初から停止し、コルゲートマシンの運転が全く不能にな
るという問題があった。
ため、プラスチックフィルムをラミネートした表ライナ
原紙を使用すると、プラスチックフィルムが熱板との接
触で溶融し、それとの摩擦で段ポール構造体の滑走が最
初から停止し、コルゲートマシンの運転が全く不能にな
るという問題があった。
そこで本出願人においては、加熱部に熱板上を滑走する
自由ベルトを設け、段ボール構造体がその自由ベルトを
随伴して熱板上を通過するように構成して上記問題の解
決を図り、プラスチック部材のラミネート段ボールを量
産することに成功したが、これによるときは、表ライナ
原紙にプラスチック部材が既にラミネートされたものを
使用する関係で、その原紙ロールがプラスチック部材で
非常に嵩ぼり、その取扱いが不便であるばかりか、嵩の
割に原紙の長さが短いため、原紙ロールを短時間毎に頻
繁に供給する必要があった。
自由ベルトを設け、段ボール構造体がその自由ベルトを
随伴して熱板上を通過するように構成して上記問題の解
決を図り、プラスチック部材のラミネート段ボールを量
産することに成功したが、これによるときは、表ライナ
原紙にプラスチック部材が既にラミネートされたものを
使用する関係で、その原紙ロールがプラスチック部材で
非常に嵩ぼり、その取扱いが不便であるばかりか、嵩の
割に原紙の長さが短いため、原紙ロールを短時間毎に頻
繁に供給する必要があった。
また最近における需要者の好みの多様化に伴ない、プラ
スチック部材のラミネート段ボールでも注文が細かくな
る傾向にある。例えばプラスチック部材がフィルムであ
るときは、そのプラスチックの材質、厚み1色彩等の違
いによって注文が細分化されるため、それに対応する必
要がある。普通の規模の段ポール工場でその注文に応じ
ていると、−日のうちに一つのコルゲートマシンで何種
類もの段ポールを順番に製造することになる関係で、ダ
ブル7エーサー側のミルロールスタンドに異なる種類の
衰ライナ原紙のロールを入れ替える作業が頻繁に多くな
って、段ボールの製造能率が極端に悪化するという問題
が生じてきた。
スチック部材のラミネート段ボールでも注文が細かくな
る傾向にある。例えばプラスチック部材がフィルムであ
るときは、そのプラスチックの材質、厚み1色彩等の違
いによって注文が細分化されるため、それに対応する必
要がある。普通の規模の段ポール工場でその注文に応じ
ていると、−日のうちに一つのコルゲートマシンで何種
類もの段ポールを順番に製造することになる関係で、ダ
ブル7エーサー側のミルロールスタンドに異なる種類の
衰ライナ原紙のロールを入れ替える作業が頻繁に多くな
って、段ボールの製造能率が極端に悪化するという問題
が生じてきた。
発明の目的
ラミネート段ボールの製造に伴なう実情に鑑みて、ダブ
ル7エーサー側のミルロールスタンドに紙単−の表ライ
ナ原紙ロールを常時備えておいても、多様なプラスチッ
ク部材のラミネート段ボールを製造できるようにするこ
とを目的としている。
ル7エーサー側のミルロールスタンドに紙単−の表ライ
ナ原紙ロールを常時備えておいても、多様なプラスチッ
ク部材のラミネート段ボールを製造できるようにするこ
とを目的としている。
発明の構成
すなわち上記の目的を達成するための本発明の構成は、
ダブルフェーサー部のコルゲーティングベルトの下に、
発熱部のまわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由ベル
トを設け、自由ベルトが発熱部の熱を表2イナに緩和し
て伝えるようにしたコルゲートマシンにおいて、ダブル
フェーサー部と衰ライナ原紙のミルロールスタンドとの
間に表ライナ原紙に対するプラスチック部材のラミネー
ト装置を設けたものである。
ダブルフェーサー部のコルゲーティングベルトの下に、
発熱部のまわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由ベル
トを設け、自由ベルトが発熱部の熱を表2イナに緩和し
て伝えるようにしたコルゲートマシンにおいて、ダブル
フェーサー部と衰ライナ原紙のミルロールスタンドとの
間に表ライナ原紙に対するプラスチック部材のラミネー
ト装置を設けたものである。
実施例1
第1図およV第2図は本発明の一実施例を示したもので
、シングル7エーサ一部Sに中芯原紙1aのミルロール
スタンド5と裏ライナ原紙2aのミルロールスタンド6
とを備え、ダブルフェーサー部DgAには表ライナ原紙
3aのミルロールスタンド7を備えであるが、そのミル
ロールスタンド7とダブルフェーサー部りの入口21と
の間にはプラスチック部材Pのラミネート装置りを設け
、ダブル7工−サ一部りには発熱部22を循回しその熱
板23上を滑走する自由ベルト24を設けである。
、シングル7エーサ一部Sに中芯原紙1aのミルロール
スタンド5と裏ライナ原紙2aのミルロールスタンド6
とを備え、ダブルフェーサー部DgAには表ライナ原紙
3aのミルロールスタンド7を備えであるが、そのミル
ロールスタンド7とダブルフェーサー部りの入口21と
の間にはプラスチック部材Pのラミネート装置りを設け
、ダブル7工−サ一部りには発熱部22を循回しその熱
板23上を滑走する自由ベルト24を設けである。
自由ベルト24は後記するように段ボール構造体F2と
の接触によってその移動に伴ない循回するものであるが
、補助的に駆動が掛けられていてもこの発明の趣旨に反
するものではない。
の接触によってその移動に伴ない循回するものであるが
、補助的に駆動が掛けられていてもこの発明の趣旨に反
するものではない。
図示のラミネート装置りは、公知のエキストルージョン
ラミネート法1こよるものである。すなわちミルロール
スタンド7より送り出された表ライナ原紙3aは、ブイ
トロール31を経て圧力ロール32と冷却ロール33と
の間に繰り込まれる。一方ホツバ−34に投入されたプ
ラスチック材料は、押出機。
ラミネート法1こよるものである。すなわちミルロール
スタンド7より送り出された表ライナ原紙3aは、ブイ
トロール31を経て圧力ロール32と冷却ロール33と
の間に繰り込まれる。一方ホツバ−34に投入されたプ
ラスチック材料は、押出機。
35により加熱溶融されてTダイス36のスリットから
一定の厚みのフィルム状に押し出され、そのフイルム状
プラスチック部材Pは圧力ロール32と冷却ロール33
との間に流れ込み、表ライナ原紙3aにラミネートされ
る。そしてこのようにフィルムのプラスチック部材Pが
ラミネートされた表ライナ原紙3bは、〃イドロール3
フ、38を経てダブルフェーサー部りの入口21に繰り
込まれる。
一定の厚みのフィルム状に押し出され、そのフイルム状
プラスチック部材Pは圧力ロール32と冷却ロール33
との間に流れ込み、表ライナ原紙3aにラミネートされ
る。そしてこのようにフィルムのプラスチック部材Pが
ラミネートされた表ライナ原紙3bは、〃イドロール3
フ、38を経てダブルフェーサー部りの入口21に繰り
込まれる。
次に段ボールの組立て工程については、シングル7エー
サ一部Sにおいて、ミルロールスタンド5から送り出さ
れた中芯原紙1aは、段ロール11゜12間に繰り込ま
れてコルゲート加工を施されると共に、その段頂に糊ロ
ール13により澱粉糊が塗布される。一方ミルロールス
タンド6かお送り出された裏ライナ原紙2aは、プレス
ロール14により中芯1の段頂に接着され、片面段ボー
ルF1が構成される。
サ一部Sにおいて、ミルロールスタンド5から送り出さ
れた中芯原紙1aは、段ロール11゜12間に繰り込ま
れてコルゲート加工を施されると共に、その段頂に糊ロ
ール13により澱粉糊が塗布される。一方ミルロールス
タンド6かお送り出された裏ライナ原紙2aは、プレス
ロール14により中芯1の段頂に接着され、片面段ボー
ルF1が構成される。
片面段ボールF、は、ダブルフェーサー部りの手前にお
いて中芯1の他の段頂に糊ロール15によ°り澱粉糊が
塗布され、ダブル7工−サ一部りにおいては、表ライナ
原紙2aと合体し段ボール構造体F2が構成される。
いて中芯1の他の段頂に糊ロール15によ°り澱粉糊が
塗布され、ダブル7工−サ一部りにおいては、表ライナ
原紙2aと合体し段ボール構造体F2が構成される。
段ポール構造体F2は、コルデーティン?ベルト26の
駆動により加熱部芝2の上を走行するが、加熱部22の
熱板23上には自由ベルト24が置かれているので、フ
ィルムのプラスチック部材Pがその自由ベルト24と接
触しその間の摩擦力で段ボール構造体F2が自由ベルト
24を随伴する。そのためプラスチック部材Pが自由ベ
ルト24と擦り合うことがなく、加熱部22上を走行す
る間に自由ベルト24と密着していても、加熱部22か
ら間接的に熱を受けるために熱溶融することもなく、段
ボール構造体F2は加熱部22上を通過する開に澱粉糊
の糊化に要する熱量を受け、中芯1と衰ライナ3との接
着が完了する。そして最後に冷却ベルト2フにより冷却
された後、カッター28により切断され一定寸法の段ボ
ールFとして完成し、第2図に示すように衰ライナ3の
表面にフィルムプラスチック部材Pがラミネートされた
段ボールFが得られる。
駆動により加熱部芝2の上を走行するが、加熱部22の
熱板23上には自由ベルト24が置かれているので、フ
ィルムのプラスチック部材Pがその自由ベルト24と接
触しその間の摩擦力で段ボール構造体F2が自由ベルト
24を随伴する。そのためプラスチック部材Pが自由ベ
ルト24と擦り合うことがなく、加熱部22上を走行す
る間に自由ベルト24と密着していても、加熱部22か
ら間接的に熱を受けるために熱溶融することもなく、段
ボール構造体F2は加熱部22上を通過する開に澱粉糊
の糊化に要する熱量を受け、中芯1と衰ライナ3との接
着が完了する。そして最後に冷却ベルト2フにより冷却
された後、カッター28により切断され一定寸法の段ボ
ールFとして完成し、第2図に示すように衰ライナ3の
表面にフィルムプラスチック部材Pがラミネートされた
段ボールFが得られる。
そこで上記の段ボールの製造装置においては、ラミネー
ト装置りのホッパー34に投入するプラスチック材料の
種類により段ポールFのプラスチック部材Pのフィルム
材質を変えることができ、またグイス36の種類により
フィルム厚を変えることができ、さらにはプラスチック
材料に顔料を混入することにより着色されたフィルム段
ボールの製造をなし得る。
ト装置りのホッパー34に投入するプラスチック材料の
種類により段ポールFのプラスチック部材Pのフィルム
材質を変えることができ、またグイス36の種類により
フィルム厚を変えることができ、さらにはプラスチック
材料に顔料を混入することにより着色されたフィルム段
ボールの製造をなし得る。
実施例2
第3図はラミネート装置りについての他の実施例を示し
たもので、その装置りは、衰ライナ原紙3aのミルロー
ルスタンド7の他に、フィルムや7オームシート等のプ
ラスチック部材Pをロールで供給するミルロールスタン
ド40を設けである。
たもので、その装置りは、衰ライナ原紙3aのミルロー
ルスタンド7の他に、フィルムや7オームシート等のプ
ラスチック部材Pをロールで供給するミルロールスタン
ド40を設けである。
そしてプラスチック部材Pを接着剤で表ライナ原紙3a
にラミネートし、ラミネートされた表ライナ原紙3bが
ダブルフェーサー部りの入口21に繰り込まれるように
なっている。
にラミネートし、ラミネートされた表ライナ原紙3bが
ダブルフェーサー部りの入口21に繰り込まれるように
なっている。
ラミネートは公知のウェットラミネート法によるもので
、パン41内の接着剤を一次コーテングロール42によ
り二次コーテングロール43に転移させ、そのロール4
3によりプラスチック部材Pに接着剤が塗布され、プラ
スチック部材Pが表ライナ原紙3aと共にアプリケータ
ロール44とプレスロール45との間に繰り込まれてラ
ミネートされる。48は乾t#!装置である。接着剤と
しては、ポリ酢酸ビニル、澱粉糊等が使用される。この
ようなウェットラミネート装rltLの他に、ドライラ
ミネート装置、ホットメルトラミネート装置等も有効に
使用する゛ことができる。
、パン41内の接着剤を一次コーテングロール42によ
り二次コーテングロール43に転移させ、そのロール4
3によりプラスチック部材Pに接着剤が塗布され、プラ
スチック部材Pが表ライナ原紙3aと共にアプリケータ
ロール44とプレスロール45との間に繰り込まれてラ
ミネートされる。48は乾t#!装置である。接着剤と
しては、ポリ酢酸ビニル、澱粉糊等が使用される。この
ようなウェットラミネート装rltLの他に、ドライラ
ミネート装置、ホットメルトラミネート装置等も有効に
使用する゛ことができる。
発明の効果
この発明は、以上説明したようにダブル7工−サ一部と
表ライナ原紙のミルロールスタンドとの間に、表ライナ
原紙に対するプラスチック部材のラミネート装置を設け
たので、フィルムや7オームシート等のプラスチック部
材のラミネート段ポールを製造するにつき、そのプラス
チック部材が既にラミネートされた衰ライナ原紙を他か
ら予め用意する必要がなく、表ライナ原紙としては紙単
−の普通の原紙を使用できる。そのだ6表ライナ原紙の
ロールは嵩ぼることがなく、−個の表ライナ原紙ロール
で多量の段ボールの製造が継続して行ない得る。しかも
ラミネート装置における切換え操作だけでプラスチック
部材の種類を変えることができるのであって、表ライナ
原紙ロールは引き続き同じ紙単−のものが使用され、そ
の頻繁な取替え作業が省けるため、プラスチック部材の
ラミネート段ボールの製造能率を非常に高めることがで
きる優れた効果を奏する。
表ライナ原紙のミルロールスタンドとの間に、表ライナ
原紙に対するプラスチック部材のラミネート装置を設け
たので、フィルムや7オームシート等のプラスチック部
材のラミネート段ポールを製造するにつき、そのプラス
チック部材が既にラミネートされた衰ライナ原紙を他か
ら予め用意する必要がなく、表ライナ原紙としては紙単
−の普通の原紙を使用できる。そのだ6表ライナ原紙の
ロールは嵩ぼることがなく、−個の表ライナ原紙ロール
で多量の段ボールの製造が継続して行ない得る。しかも
ラミネート装置における切換え操作だけでプラスチック
部材の種類を変えることができるのであって、表ライナ
原紙ロールは引き続き同じ紙単−のものが使用され、そ
の頻繁な取替え作業が省けるため、プラスチック部材の
ラミネート段ボールの製造能率を非常に高めることがで
きる優れた効果を奏する。
第1図は本発明実施例装置の概略を示す説明図、第2図
は段ポールの断面図、また第3図は他の実施例による装
置要部の概略を示す説明図である。 S・・・シングル7エーサ一部 D・・・ダブルフェーサー部 L・・・ラミネート装置 P・・・プラスチック部材3
a・・・表ライナ原紙 7・・・ミルロールスタンド2
2・・・発熱部 23・・・熱板 24・・・自由ベル
ト・手続補正書 7゜ 昭和y年/7月2を日 1、事件の表示 °昭和60年特 許顧 第160983号2、発明の名
称 プラスチック部材のラミネート段ボールの製造装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 富山県魚津市大字大海寺野村1181名称
石崎産業株式会社 代表者石崎由夫 4、代理人〒930電0764−33−0473補正の
対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄汀発明の詳細な説明」
の欄汀図面の簡単な説明」の欄及び図面補正の内容 )明細書を別紙の通り補正する。 (但し、補正の対象の欄に記載した事項以外は内容に変
更なし) )図面を別紙の通り補正する。 明 細 書 1、発明の名称 プラスチック部材のラミネート段ボールの製造装置 2、特許請求の範囲 わ−ダブルフェーサー部のコルデーティングベルトの下
に、発熱部のまわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由
ベルトを設け、自由ベルトが発熱部の熱を表ライナに緩
和して伝えるようにしたコルゲートマシンにおいて、ダ
ブルフェーサー部と表ライナ原紙のミルロールスタンド
との間に、衰ライナ原紙に対するプラスチック部材のラ
ミネート装置を設けたことを特徴とするプラスチック部
材のラミネート段ボールの製造装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明はプラスチックフィルム、プラスチフッ才−ム
シ一ト、プラスチックの7ラツトヤークロス等のプラス
チック部材を表面にラミネーした段ポールに関する。 プラスチックフィルム等のプラスチック部材を1面にラ
ミネートした段ボールの製造方法についでは、特願昭5
6−163974号として本出願人におい二出願し既に
公開されている。その方法はコルゲートマシンのダブル
7工−サ一部に繰り込ませる表ライナ原紙として紙にプ
ラスチックフィルムを既にラミネートされているものを
使用するものであった。 周知の如(、一般的な段ボールの製造においては、中芯
とライナの接着について、スティンホールの発明に係る
澱粉を使った特殊な方法が広く用いられている。すなわ
ちその方法は、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分散
させた粘度の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗布
し、接着時に加熱することにより生澱粉を糊化させると
共に、溶液中の水分を吸収させて粘度を急激に上げ瞬間
接着を行なうものである。 従来のコルゲートマシンはこのスティンホールの発明の
実施に係るもので、ダブルフェーサー部には、片面段ボ
ールの中芯の段頂に表ライナ原紙を接着する必要上、前
工程で段頂に塗布された澱粉糊を糊化するための加熱部
を設けてあって、片面段ボールと表ライナ原紙とが合体
した段ボール構造体が加熱部の熱板上を滑走する間に澱
粉糊の糊化に要する熱量を受け、表ライナの接着が完了
する。 従来のコルゲートマシンはこのような構造を有している
ため、プラスチックフィルムをラミネートした表ライナ
原紙を使用すると、プラスチックフィルムが熱板との接
触で溶融し、それとの摩擦で段ボール構造体の滑走が最
初から停止し、コルゲートマシンの運転が全く不能にな
るという問題があった。 そこで本出願人においては、加熱部に熱板上を滑走する
自由ベルトを設け、段ポール構造体がその自由ベルトを
随伴して熱板上を通過するように構成して上記問題の解
決を図り、プラスチック部材のラミネート段ボールを量
産することに成功したが、これによるとbは、表ライナ
原紙にプラスチック部材が既にラミネートされたものを
使用する関係で、その原紙ロールがプラスチック部材で
非常に嵩ぼり、その取扱いが不便であるばかりが、嵩の
割に原紙の長さが短いため、原紙ロールを短時間毎に頻
繁に供給する必要があった。 また最近におけるl!要者の好みの多様化に伴ない、プ
ラスチック部材のラミネート段ボールでも注文が細かく
なる傾向にある0例えばプラスチック部材がフィルムで
あるときは、そのプラスチックの材質、厚み9色彩等の
違いによって注文が細分化されるため、それに対応する
必要がある。普通の規模の段ボール工場でその注文に応
じていると、−日のうちに一つのコルゲートマシンで何
種類もの段ボールを順番に製造することになる関係で、
ダブル7エーサー側のミルロールスタンドに異なる種類
の衰ライナ原紙のロールを入れ替える作業が頻繁に多く
なって、段ボールの製造能率が極端に悪化するという問
題が生じてきた。 このことは、上記ダブルフェーサ部におけるラミネート
段ボールについてばかりでな(、シングルフェーサ部に
おいて裏ライナ原紙にプラスチック部材がラミネーシさ
れたものを製造する場合においでも全(同様であった。 発明の目的 この発明は、上記のようなプラスチック部材のラミネー
ト段ボールの製造に伴なう実情に鑑みて、シングルフェ
ーサ側及び/又はダブル7エーサー側のミルロールスタ
ンドに紙単−の裏及び/又は表側ライナ原紙ロールを常
時備えておいても、多様なプラスチック部材のラミネー
ト段ボールを製造できるようにすることを目的としてい
る。 発明の構成 すなわち上記の目的を達成するための本発明の構成は、
コルデート加工された中芯の少なくとも一方の段頂にラ
イナ川原紙と共にその原紙にプラスチック部材をラミネ
ートした段ボールの製造装置において、シングルフェー
サ部用及び/又はダブルフェーサ部用のライナ用原紙に
上記プラスチック部材をラミネートするための装置をコ
ルゲートマシンのシングルフェーサ部及び/又はダブル
フェーサ部に連設したことを特徴としている。特にコル
ゲートマシンのグブル7エーサ側においては、ダブル7
工−サ一部のコルデーティングベルトの下に、発熱部の
まわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由ベルトを設け
、自由ベルトが発熱部の熱を表ライナに緩和して伝える
ようにしたコルゲートマシンにおいて、ダブル7工−サ
一部と表ライナ原紙のミルロールスタンドとの間に表ラ
イナ原紙に対するプラスチック部材のラミネート装置を
設けたものである。 実施例1 第1図および第2図はフルデートマにンのダブルフェー
サ側における本発明の一実施例を示したモノで、シング
ル7エーサーWSSに中芯原紙faのミルロールスタン
ド5と裏ライナ原紙2aのミルロールスタンド6とを1
11元、ダブル7工−サ一部り側には衰うイナ原113
aのミルロールスタンド7を備えであるが、そのミル
ロールスタンド7とダブルフェーサー部りの入口21と
の間にはプラスチック部材Pのラミネート装置りを設け
、ダブルフェーサー部りには発熱部22を循回しその熱
板23上を滑走する自由ベルト24を設けである。 自由ベルト24は後記するように段ボール構造体F2と
の接触によってその移動に伴ない循回するものであるが
、補助的に駆動が掛けられていてもこの発明の趣旨に反
するものではない。 図示のラミネート装置りは、公知のエキストルーフ1ン
ラミネート法によるものである。すなわちミルロールス
タンド7より送り出された表ライナ原紙3aは、〃イド
ロール3.1を経て圧力ロール32と冷却ロール33と
の間に繰り込まれる。一方ホツバ−34に投入されたプ
ラスチック材料は、押出機35により加熱溶融されでT
ダイス36のスリットから一定の厚みのフィルム状に押
し出され、そのフィルム状プラスチック部材Pは圧力ロ
ール32と冷却ロール33との間に流れ込み、表ライナ
原紙3aに2ミネートされる。そしてこのようにフィル
ムのプラスチック部材Pがラミネートされた表ライナ原
紙3bは、〃イドロール37.38を経てダブルフェー
サー部りの入口21に繰り込まれる。 次に段ボールの組立で工程については、シングル7エー
サ一部Sにおいて、ミルロールスタンド5から送り出さ
れた中芯原紙1aは、段ロール11゜12間に繰り込ま
れてコルデート加工を施されると共に、その段頂に糊ロ
ール13により澱粉糊が塗布される。一方ミルロールス
タンド6から送り出された裏ライナ原紙2aは、プレス
ロール14により中芯1の段頂に接着され、片面段ボー
ルF1が構成される。 片面段ボールF1は、ダブル7工−サ一部りの手前にお
いて中芯1の他の段頂に糊ロール15により澱粉糊が塗
布され、ダブル7工−サ一部りにおいては、表ライナ原
紙2aと合体し段ボール構造体F2が構成される。 段ポール構造体F2は、コルデーティングベルト26の
駆動により加熱部22の上を走行するが、加熱部22の
熱板23上には自由ベルト24が置かれているので、フ
ィルムのプラスチック部材Pがその自由ベルト24と接
触しその間の摩擦力で段ボール構造体F2が自由ベルト
24を随伴する。そのためプラスチック部材Pが自由ベ
ルト24と擦り合うことがなく、加熱部22上を走行す
る間に自由ベルト24と密着していても、加熱部22か
ら間接的に熱を受けるために熱溶融することもなく、段
ポールも1遺体F2は加熱部22上を通過する間に澱粉
糊の糊化に要する熱量を受け、中芯1と表ライナ3との
接着が完了する。そして最後に冷却ベル)2フにより冷
却された後、カッター28により切断され一定寸法の段
ボールFとして完成し、第2図に示すように表ライナ3
の表面にフィルムプラスチック部材Pがラミネートされ
た段ボールFが得られる。 そこで上記の段ポールの製造装置においては、ラミネー
ト装置りのホッパー34に投入するプラスチック材料の
種類により段ボールFのプラスチック部材Pのフィルム
材質を変えることができ、またグイス36の種類により
フィルム厚を変えることができ、さらにはプラスチック
材料に顔料を混入することにより着色されたフィルム段
ボールの製造をなし得る。 実施例2 第3図はラミネート装置りについての他の実施例を示し
たもので、その装置りは、表ライナ原紙3aのミルロー
ルスタンド7の他に、フィルムや7オームシート等のプ
ラスチック部材Pをロールで供給するミルロールスタン
ド40を設けである。 そしてプラスチック部材Pを接着剤で表ライナ原紙3a
にラミネートし、ラミネートされた衰ライナ原紙3bが
ダブルフェーサー部りの入口21に繰り込まれるように
なっている。 ラミネートは公知のウェットラミネート法によるもので
、パン41内の接着剤を一次コーティングロール42に
より二次コーティングロール43に転移させ、そのロー
ル43によりプラスチック部材Pに接着剤が塗布され、
プラスチック部材Pが表ライナ原紙3aと共にアプリケ
−クロール44とプレスロール45との間に繰り込まれ
てラミ冬−卜される。48は乾燥装置である。接着剤と
しては、ポリ酢酸ビニル、澱粉糊等が使用される。この
ようなウェットラミネート装置りの他に、ドライラミネ
ート装置、ホットメルトラミネート装置等も有効に使用
することができる。 実施例3 第4図及び第5図は本発明をシングル7二−サ部Sで実
施した例を示したもので、第4図は裏ライナ川原紙2a
のミルロールスタンド6とプレスロール14との間にプ
ラスチックフィルムラミネート用のエキストルージョン
装置Laを介在させた構成図である。 一方、第5図は裏ライナ用原紙2aのミルロールスタン
ド6とプレスロール14との間に、プラスチックフィル
ムPを接着装置Gを介して上記裏ライナ川原紙2aの表
面側にラミネートする装置Lbを設けた構成図である。 このように本願発明は、上記ダブルフェーサ部における
のみならず、シングルフェーサ部においてもプラスチッ
ク材のラミネート装置を連設することができ、両面がプ
ラスチック材で被覆された両面ラミネート段ボールや、
片面のみをプラスチック材で被覆した片面ラミネート段
ボールなど、自在に製造することができる。 発明の効果 この発明は、以上説明したようにシングルフェーサ部及
び/又はグブル7ヱーサ一部と表裏ライチ原紙のミルロ
ールスタンドとの間に、表裏ライナ原紙に対するプラス
チック部材のラミネート装置を設けたので、フィルムや
7オームシート等のプラスチック部材のラミネート段ボ
ールを製造するにつき、そのプラスチック部材が既にラ
ミネートされたラミネートライナ紙を他から予め用意す
る必要がなく、クイナ原紙としては紙単−の普通の原紙
を使用できる。そのためライチ原紙のロールは嵩ぼるこ
とがなく、−個のライナ原紙ロールで多量の段ポールの
製造が継続して行ない得る。 しかもラミネート装置における切換え捏作だけでプラス
チック部材の種類を変えることができるのであって、ラ
イナ原紙ロールは引き続き同じ紙単−のものが使用され
、その頻繁な取替え作業が省けるため、プラスチック部
材のラミネート段ボールの製造能率を非常に高めること
ができる優れた効果を奏する。 4、図面の簡単な説明 #&1図及び第2図はダブルフェーサ側における本発明
の一実施例を示し、第1図はその概略装置を示す構成図
、第2図はそれにより製造された段ポールの断面図であ
る。また第3図はダブルフェーサ側における他の実施例
による装置要部の概略を示す説明図である。 第4図及び#i15図はシングルフェーサ側における本
発明の一実施例を示した要部構成図で、第4図はエキス
トルージョン装置による構成図、第5図は接着剤方式に
よる構成図である。 S・・・シングル7エーサ一部 D・・・ダブルフェーサー部
は段ポールの断面図、また第3図は他の実施例による装
置要部の概略を示す説明図である。 S・・・シングル7エーサ一部 D・・・ダブルフェーサー部 L・・・ラミネート装置 P・・・プラスチック部材3
a・・・表ライナ原紙 7・・・ミルロールスタンド2
2・・・発熱部 23・・・熱板 24・・・自由ベル
ト・手続補正書 7゜ 昭和y年/7月2を日 1、事件の表示 °昭和60年特 許顧 第160983号2、発明の名
称 プラスチック部材のラミネート段ボールの製造装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 富山県魚津市大字大海寺野村1181名称
石崎産業株式会社 代表者石崎由夫 4、代理人〒930電0764−33−0473補正の
対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄汀発明の詳細な説明」
の欄汀図面の簡単な説明」の欄及び図面補正の内容 )明細書を別紙の通り補正する。 (但し、補正の対象の欄に記載した事項以外は内容に変
更なし) )図面を別紙の通り補正する。 明 細 書 1、発明の名称 プラスチック部材のラミネート段ボールの製造装置 2、特許請求の範囲 わ−ダブルフェーサー部のコルデーティングベルトの下
に、発熱部のまわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由
ベルトを設け、自由ベルトが発熱部の熱を表ライナに緩
和して伝えるようにしたコルゲートマシンにおいて、ダ
ブルフェーサー部と表ライナ原紙のミルロールスタンド
との間に、衰ライナ原紙に対するプラスチック部材のラ
ミネート装置を設けたことを特徴とするプラスチック部
材のラミネート段ボールの製造装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明はプラスチックフィルム、プラスチフッ才−ム
シ一ト、プラスチックの7ラツトヤークロス等のプラス
チック部材を表面にラミネーした段ポールに関する。 プラスチックフィルム等のプラスチック部材を1面にラ
ミネートした段ボールの製造方法についでは、特願昭5
6−163974号として本出願人におい二出願し既に
公開されている。その方法はコルゲートマシンのダブル
7工−サ一部に繰り込ませる表ライナ原紙として紙にプ
ラスチックフィルムを既にラミネートされているものを
使用するものであった。 周知の如(、一般的な段ボールの製造においては、中芯
とライナの接着について、スティンホールの発明に係る
澱粉を使った特殊な方法が広く用いられている。すなわ
ちその方法は、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分散
させた粘度の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗布
し、接着時に加熱することにより生澱粉を糊化させると
共に、溶液中の水分を吸収させて粘度を急激に上げ瞬間
接着を行なうものである。 従来のコルゲートマシンはこのスティンホールの発明の
実施に係るもので、ダブルフェーサー部には、片面段ボ
ールの中芯の段頂に表ライナ原紙を接着する必要上、前
工程で段頂に塗布された澱粉糊を糊化するための加熱部
を設けてあって、片面段ボールと表ライナ原紙とが合体
した段ボール構造体が加熱部の熱板上を滑走する間に澱
粉糊の糊化に要する熱量を受け、表ライナの接着が完了
する。 従来のコルゲートマシンはこのような構造を有している
ため、プラスチックフィルムをラミネートした表ライナ
原紙を使用すると、プラスチックフィルムが熱板との接
触で溶融し、それとの摩擦で段ボール構造体の滑走が最
初から停止し、コルゲートマシンの運転が全く不能にな
るという問題があった。 そこで本出願人においては、加熱部に熱板上を滑走する
自由ベルトを設け、段ポール構造体がその自由ベルトを
随伴して熱板上を通過するように構成して上記問題の解
決を図り、プラスチック部材のラミネート段ボールを量
産することに成功したが、これによるとbは、表ライナ
原紙にプラスチック部材が既にラミネートされたものを
使用する関係で、その原紙ロールがプラスチック部材で
非常に嵩ぼり、その取扱いが不便であるばかりが、嵩の
割に原紙の長さが短いため、原紙ロールを短時間毎に頻
繁に供給する必要があった。 また最近におけるl!要者の好みの多様化に伴ない、プ
ラスチック部材のラミネート段ボールでも注文が細かく
なる傾向にある0例えばプラスチック部材がフィルムで
あるときは、そのプラスチックの材質、厚み9色彩等の
違いによって注文が細分化されるため、それに対応する
必要がある。普通の規模の段ボール工場でその注文に応
じていると、−日のうちに一つのコルゲートマシンで何
種類もの段ボールを順番に製造することになる関係で、
ダブル7エーサー側のミルロールスタンドに異なる種類
の衰ライナ原紙のロールを入れ替える作業が頻繁に多く
なって、段ボールの製造能率が極端に悪化するという問
題が生じてきた。 このことは、上記ダブルフェーサ部におけるラミネート
段ボールについてばかりでな(、シングルフェーサ部に
おいて裏ライナ原紙にプラスチック部材がラミネーシさ
れたものを製造する場合においでも全(同様であった。 発明の目的 この発明は、上記のようなプラスチック部材のラミネー
ト段ボールの製造に伴なう実情に鑑みて、シングルフェ
ーサ側及び/又はダブル7エーサー側のミルロールスタ
ンドに紙単−の裏及び/又は表側ライナ原紙ロールを常
時備えておいても、多様なプラスチック部材のラミネー
ト段ボールを製造できるようにすることを目的としてい
る。 発明の構成 すなわち上記の目的を達成するための本発明の構成は、
コルデート加工された中芯の少なくとも一方の段頂にラ
イナ川原紙と共にその原紙にプラスチック部材をラミネ
ートした段ボールの製造装置において、シングルフェー
サ部用及び/又はダブルフェーサ部用のライナ用原紙に
上記プラスチック部材をラミネートするための装置をコ
ルゲートマシンのシングルフェーサ部及び/又はダブル
フェーサ部に連設したことを特徴としている。特にコル
ゲートマシンのグブル7エーサ側においては、ダブル7
工−サ一部のコルデーティングベルトの下に、発熱部の
まわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由ベルトを設け
、自由ベルトが発熱部の熱を表ライナに緩和して伝える
ようにしたコルゲートマシンにおいて、ダブル7工−サ
一部と表ライナ原紙のミルロールスタンドとの間に表ラ
イナ原紙に対するプラスチック部材のラミネート装置を
設けたものである。 実施例1 第1図および第2図はフルデートマにンのダブルフェー
サ側における本発明の一実施例を示したモノで、シング
ル7エーサーWSSに中芯原紙faのミルロールスタン
ド5と裏ライナ原紙2aのミルロールスタンド6とを1
11元、ダブル7工−サ一部り側には衰うイナ原113
aのミルロールスタンド7を備えであるが、そのミル
ロールスタンド7とダブルフェーサー部りの入口21と
の間にはプラスチック部材Pのラミネート装置りを設け
、ダブルフェーサー部りには発熱部22を循回しその熱
板23上を滑走する自由ベルト24を設けである。 自由ベルト24は後記するように段ボール構造体F2と
の接触によってその移動に伴ない循回するものであるが
、補助的に駆動が掛けられていてもこの発明の趣旨に反
するものではない。 図示のラミネート装置りは、公知のエキストルーフ1ン
ラミネート法によるものである。すなわちミルロールス
タンド7より送り出された表ライナ原紙3aは、〃イド
ロール3.1を経て圧力ロール32と冷却ロール33と
の間に繰り込まれる。一方ホツバ−34に投入されたプ
ラスチック材料は、押出機35により加熱溶融されでT
ダイス36のスリットから一定の厚みのフィルム状に押
し出され、そのフィルム状プラスチック部材Pは圧力ロ
ール32と冷却ロール33との間に流れ込み、表ライナ
原紙3aに2ミネートされる。そしてこのようにフィル
ムのプラスチック部材Pがラミネートされた表ライナ原
紙3bは、〃イドロール37.38を経てダブルフェー
サー部りの入口21に繰り込まれる。 次に段ボールの組立で工程については、シングル7エー
サ一部Sにおいて、ミルロールスタンド5から送り出さ
れた中芯原紙1aは、段ロール11゜12間に繰り込ま
れてコルデート加工を施されると共に、その段頂に糊ロ
ール13により澱粉糊が塗布される。一方ミルロールス
タンド6から送り出された裏ライナ原紙2aは、プレス
ロール14により中芯1の段頂に接着され、片面段ボー
ルF1が構成される。 片面段ボールF1は、ダブル7工−サ一部りの手前にお
いて中芯1の他の段頂に糊ロール15により澱粉糊が塗
布され、ダブル7工−サ一部りにおいては、表ライナ原
紙2aと合体し段ボール構造体F2が構成される。 段ポール構造体F2は、コルデーティングベルト26の
駆動により加熱部22の上を走行するが、加熱部22の
熱板23上には自由ベルト24が置かれているので、フ
ィルムのプラスチック部材Pがその自由ベルト24と接
触しその間の摩擦力で段ボール構造体F2が自由ベルト
24を随伴する。そのためプラスチック部材Pが自由ベ
ルト24と擦り合うことがなく、加熱部22上を走行す
る間に自由ベルト24と密着していても、加熱部22か
ら間接的に熱を受けるために熱溶融することもなく、段
ポールも1遺体F2は加熱部22上を通過する間に澱粉
糊の糊化に要する熱量を受け、中芯1と表ライナ3との
接着が完了する。そして最後に冷却ベル)2フにより冷
却された後、カッター28により切断され一定寸法の段
ボールFとして完成し、第2図に示すように表ライナ3
の表面にフィルムプラスチック部材Pがラミネートされ
た段ボールFが得られる。 そこで上記の段ポールの製造装置においては、ラミネー
ト装置りのホッパー34に投入するプラスチック材料の
種類により段ボールFのプラスチック部材Pのフィルム
材質を変えることができ、またグイス36の種類により
フィルム厚を変えることができ、さらにはプラスチック
材料に顔料を混入することにより着色されたフィルム段
ボールの製造をなし得る。 実施例2 第3図はラミネート装置りについての他の実施例を示し
たもので、その装置りは、表ライナ原紙3aのミルロー
ルスタンド7の他に、フィルムや7オームシート等のプ
ラスチック部材Pをロールで供給するミルロールスタン
ド40を設けである。 そしてプラスチック部材Pを接着剤で表ライナ原紙3a
にラミネートし、ラミネートされた衰ライナ原紙3bが
ダブルフェーサー部りの入口21に繰り込まれるように
なっている。 ラミネートは公知のウェットラミネート法によるもので
、パン41内の接着剤を一次コーティングロール42に
より二次コーティングロール43に転移させ、そのロー
ル43によりプラスチック部材Pに接着剤が塗布され、
プラスチック部材Pが表ライナ原紙3aと共にアプリケ
−クロール44とプレスロール45との間に繰り込まれ
てラミ冬−卜される。48は乾燥装置である。接着剤と
しては、ポリ酢酸ビニル、澱粉糊等が使用される。この
ようなウェットラミネート装置りの他に、ドライラミネ
ート装置、ホットメルトラミネート装置等も有効に使用
することができる。 実施例3 第4図及び第5図は本発明をシングル7二−サ部Sで実
施した例を示したもので、第4図は裏ライナ川原紙2a
のミルロールスタンド6とプレスロール14との間にプ
ラスチックフィルムラミネート用のエキストルージョン
装置Laを介在させた構成図である。 一方、第5図は裏ライナ用原紙2aのミルロールスタン
ド6とプレスロール14との間に、プラスチックフィル
ムPを接着装置Gを介して上記裏ライナ川原紙2aの表
面側にラミネートする装置Lbを設けた構成図である。 このように本願発明は、上記ダブルフェーサ部における
のみならず、シングルフェーサ部においてもプラスチッ
ク材のラミネート装置を連設することができ、両面がプ
ラスチック材で被覆された両面ラミネート段ボールや、
片面のみをプラスチック材で被覆した片面ラミネート段
ボールなど、自在に製造することができる。 発明の効果 この発明は、以上説明したようにシングルフェーサ部及
び/又はグブル7ヱーサ一部と表裏ライチ原紙のミルロ
ールスタンドとの間に、表裏ライナ原紙に対するプラス
チック部材のラミネート装置を設けたので、フィルムや
7オームシート等のプラスチック部材のラミネート段ボ
ールを製造するにつき、そのプラスチック部材が既にラ
ミネートされたラミネートライナ紙を他から予め用意す
る必要がなく、クイナ原紙としては紙単−の普通の原紙
を使用できる。そのためライチ原紙のロールは嵩ぼるこ
とがなく、−個のライナ原紙ロールで多量の段ポールの
製造が継続して行ない得る。 しかもラミネート装置における切換え捏作だけでプラス
チック部材の種類を変えることができるのであって、ラ
イナ原紙ロールは引き続き同じ紙単−のものが使用され
、その頻繁な取替え作業が省けるため、プラスチック部
材のラミネート段ボールの製造能率を非常に高めること
ができる優れた効果を奏する。 4、図面の簡単な説明 #&1図及び第2図はダブルフェーサ側における本発明
の一実施例を示し、第1図はその概略装置を示す構成図
、第2図はそれにより製造された段ポールの断面図であ
る。また第3図はダブルフェーサ側における他の実施例
による装置要部の概略を示す説明図である。 第4図及び#i15図はシングルフェーサ側における本
発明の一実施例を示した要部構成図で、第4図はエキス
トルージョン装置による構成図、第5図は接着剤方式に
よる構成図である。 S・・・シングル7エーサ一部 D・・・ダブルフェーサー部
Claims (1)
- 1)ダブルフェーサー部のコルゲーティングベルトの下
に、発熱部のまわりを循回し熱板の上を滑走し得る自由
ベルトを設け、自由ベルトが発熱部の熱を表ライナに緩
和して伝えるようにしたコルゲートマシンにおいて、ダ
ブルフェーサー部と表ライナ原紙のミルロールスタンド
との間に、表ライナ原紙に対するプラスチック部材のラ
ミネート装置を設けたことを特徴とするプラスチック部
材のラミネート段ボールの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60160983A JPS6219441A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | プラスチツク部材のラミネ−ト段ボ−ルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60160983A JPS6219441A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | プラスチツク部材のラミネ−ト段ボ−ルの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6219441A true JPS6219441A (ja) | 1987-01-28 |
JPH0557895B2 JPH0557895B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=15726339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60160983A Granted JPS6219441A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | プラスチツク部材のラミネ−ト段ボ−ルの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6219441A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164537A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Ishizaki Sangyo Kk | 鮮度保持シートおよびその製造方法 |
JPH02233237A (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-14 | Ishizaki Sangyo Kk | 着色ラミネート段ボールシート及びその製造方法 |
US5628602A (en) * | 1996-01-18 | 1997-05-13 | Kyo-Ei Sangyo Kabushiki Kaisha | Anti-theft hub nut for vehicle wheels |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP60160983A patent/JPS6219441A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164537A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Ishizaki Sangyo Kk | 鮮度保持シートおよびその製造方法 |
JPH02233237A (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-14 | Ishizaki Sangyo Kk | 着色ラミネート段ボールシート及びその製造方法 |
US5628602A (en) * | 1996-01-18 | 1997-05-13 | Kyo-Ei Sangyo Kabushiki Kaisha | Anti-theft hub nut for vehicle wheels |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557895B2 (ja) | 1993-08-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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