JPS62194391A - 復動モ−ド掘削方法 - Google Patents

復動モ−ド掘削方法

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JPS62194391A
JPS62194391A JP3583886A JP3583886A JPS62194391A JP S62194391 A JPS62194391 A JP S62194391A JP 3583886 A JP3583886 A JP 3583886A JP 3583886 A JP3583886 A JP 3583886A JP S62194391 A JPS62194391 A JP S62194391A
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excavation
rod
drilling
power swivel
pile
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田中 昌穂
宍戸 富雄
孝幸 原田
青柳 雅也
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は掘削ロッドを次々と接続しながら掘削すると
共に、掘削を所定距離j!めた後その距離の半分だけ戻
りながら掘削し、再び所定距離掘削を進め、このように
推進掘削と戻り掘削とを繰り返して行う復動モード掘削
方法に関する。
〔従来の技術〕
掘削を深く行うには掘削ロッドを次から次へと接続しな
がら行う必要がある。一方固い地層を掘削する場合には
その掘削を一定量進めると半分だけ戻りながら掘削を行
い、また一定量掘削を進め再び戻り掘削を行うことを繰
返すいわゆる復動モード掘削を行っていた。
このように次から次へと掘削ロッドを継ぎ足しながら掘
削すると共に復動モードによる掘削を行う場合には、推
進掘削の途中で掘削ロッドを接続する状態になると、掘
削を中断して掘削ロッドの接続を行い、その後、その推
進掘削を進め推進掘削が所定値になり戻り掘削を行うが
、その戻り掘削の途中で掘削ロッドの回収を必要とする
状態になって、戻り掘削を中断して最上端の掘削ロッド
を回収し、その後その戻り掘削を続け、戻り掘削が終る
と再び推進掘削を行うが、その途中で再び掘削ロットを
接続する必要が生じ、その推進掘削を中断して掘削ロソ
1″を接続し、その後そのIfF進掘削を続けることに
なる。
つまり復動モード掘削においては掘削ロットの接続を必
要とする深さ位置を含む部分の掘削のために2回掘削ロ
フトの接続と1同の掘削ロット”の切離し回収とを行う
必要があり、その都度掘削を中断する必要があり、かつ
掘削ロッドの接続作業、また切離し作業にそれぞれ手間
がかかるため作業性が悪いものとなる。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明においては推進掘削の途中で掘削ITj ノド
の接続を必要とする状態となったかどうかが常にチェッ
クされ、その状態になると所定距離の推進掘削の途中で
あっても、その時点で戻り掘削に切換え、その戻り掘削
はその直前における戻り掘削の初めの位置まで行い、次
に推進掘削を行ってその途中において掘削ロットの接続
を必要とする状態となると、ここで掘削を中断して掘削
ロソFの接続を行い、史にこの状態から新たに復動モー
ド掘削を開始する。このようにすることによって復動モ
ードの掘削を行い、しかもロット接続を必要とする位置
を含む部分の掘削におい−ζば1回のロット接続ですみ
、従って掘削中断も1回ですみ、単に推進掘削のみを行
う単動モーF 11i!削におけるロット接続回数、掘
削中断回数とそれぞれ同一回数ですみ、従って掘削作業
を効率よく行うことができる。
「実施例」 抗」!!L□咀 この発明による掘削・杭埋設機を説明する前に、穴を掘
り、その穴に杭を埋設する手順を第1図を参照して説明
する。まず第1図Aに示すようにオーガ11によって表
層上部に穴12を掘り、その後その穴12の入口の周縁
部にケーシング13を嵌め込んで穴12の崩れを防止し
、その状態で下端にピット14を付けた掘削ロッド16
を回転しながら穴12を掘り下げ、かつこれと共に高粘
性の掘削液、一般に泥水に適当な増粘剤などを混ぜたも
のを高圧噴射して掘削液による掘削を行う。
その掘削の進行に従って次々と掘削口、「16を接ぎ足
しながら掘削をすると共に、その掘削液を穴12から吸
い上げて掘削した土を取出し、かつ穴12内は掘削液1
7で充満した#J: Bとする。このようにして所定の
深さまで掘削を行うと、穴12の最下端部は広げて球根
部18とする。掘削ロッドの回収の始めの一定期間はピ
ット14を一1ユ胃させながら回転させ、かつ掘削液を
噴射させて掘削し、このようにして穴径が拡大された球
根部18を形成した後、その掘削ロッド16を次々と回
収する。その際に球根部18は掘削液を根固め液で置換
し、その−トの部分は掘削液を周辺固定液で置換する。
第1図Cに示すように掘削ロットの回収が終った後に第
1図りに示すように杭19を順次穴12内に沈設してい
く。この杭19は例えば既成の鉄筋コンクリートパイル
である。この最下端の杭19には外周に袋21がかぶせ
られである。
抗I9の沈設を終了すると第1図Eに示すように順次連
結された杭19の内部をj山シてセメントを入れ、袋2
1内にセメントを充満し、球根22を形成して杭の埋設
を終了する。
一概□略 この発明の掘削・杭埋設機は第2図に外観を示すように
可動体31上に取付けられている。可動体31は無限軌
道車とした場合であり、この可動体3l−J−にスキッ
ト(架台)32が取付けられ、スキット32はアウトリ
ガ−33によって地」二に保持することができる。
スキット32の上には掘削タワー34が立てられ、掘削
タワー34には上下できるように回転装置、例えばパワ
スイベル35が一ヒ下自在に取付けられている。このパ
ワスイベル35は掘削タワー34の上端に増付けられた
給進装置36によって上下に駆動される。またパワスイ
ベル35はその回転軸を回転することができる。つまり
パワスイベル35の回転軸に掘削ロットを取付けてパワ
スイベル35を回転し、給進装置36によりパワスイベ
ル35を押し下げて掘削し、或いは杭をパワスイベル3
5に取付けて穴内に杭を沈設するようにされる。
更に供給機構37がスキット32上に設けられ、供給機
構37は掘削ロンド或いは杭を保持してこれをほぼ水平
面内で回動することができ、その回動によりその掘削ロ
ッド或は杭をスイベル35の直下に持ち来たすことがで
きる。スキット32」二には操作員が乗車して操作を行
うための操作室38が設けられである。更にスキット3
2上にフレイン39が取付けられ、フレイン39によっ
て杭や掘削ロッドの供給機構37に対する増付け、取外
しを行うことができる。また各種シリンダなどを制御す
るための各種制御弁などがスキット32」二の弁数容部
41内に収容され、その制御用油タンク40が設けられ
ている。
g−イイγコ1マラ−工ず〕r準 掘削に当ってその掘削位置に正しく掘削ロッドを位置さ
せる必要があるが、可動体31による移動制御だけでは
高い精度でその位置合せをすることは困難であり、その
ため可動体31−ヒにおいて掘削タワー34を正確に水
平面内で位置制御することができるようにされている。
またその掘削を正しく垂直に行うためにスキット32を
正確に水平に保持する必要がある。まず掘削タワー34
を正確に位置させるための位置合せ手段を説明する。
即ちこの掘削・杭埋設機は第3図乃至第5図に示すよう
にスキット32は下部スキット32aとその上に配され
た上部スキンl−32bとにより構成した場合であり、
これら各スキット32a132bは第6図及び第7図に
示すようにそれぞれほぼ方形状をしており、かつ枠状に
作られて軽量化された場合である。上部スキン)32b
上の一端に掘削タワー34が取付けられており、この上
部スキット32bの掘削タワー34が立てられている側
の端部を前方側とする。またこの上部スキット32bの
前方端はスイベル35の直下に取付けられた掘削ロッド
などが通ることができるように半円形状切欠き43が形
成されている。
下部スキット32aに少くとも1本、この例では2本の
案内ロッド44a、44bが第4図及び第7図に示すよ
うに保持される。これら案内ロッド44a、44bは前
後方向に延長し、かつその後方端部において軸ピン45
a、45bを回動中心としてほぼ水平面内で回動できる
ようにされている。これら案内ロッド44a、44bは
下部スキット32aに形成された孔46a、46b内に
配され、その孔内で第4図において前方端が左右方向に
回動できるように下部スキット32aに保持される。
上部スキット32bはこれら案内ロッド44a。
44b上に保持され、かつこれら案内ロッドに沿って移
動できるようにされている。即ちこれら案内ロッド44
a、44b上にそれぞれ保持リング47a、47bが通
され、保持リング47a。
47b上に上部スキット32bが固定されている。
下部スキット32aの前後方向の中間に設けられた補強
片48と上部スキット32bの前方部との間に移動用シ
リンダ49が取付けられ、移動用シリンダ49を伸縮す
ることによって上部スキット32bは下部スキット32
aに対して案内ロッド44a、44b上を移動すること
ができる。つまり上部スキット32bを前後方向に移動
させることができる。
また下部スキット32aの前方端部と一方の案内ロッド
44bの前方端部との間に回動用シリンダ51が連結さ
れ、その回動用シリンダ51を伸縮することによって案
内ロッド44bが水平面内で軸ピン45bを中心に回動
し、従って上部スキット32bが下部スキット32aに
対して回動し、つまり掘削タワー34を第4図において
左右方向に移動させることができる。
またこの例においては上部スキット32bの後方端部に
おいて案内ロッド44a、44bにリング52a、52
b (52aは図示せず)が挿;mされ、これらリング
52a、52bは、上部スキット32bの後方端に取付
けられたシリンダ53a。
53bと連結され、これらシリンダ53a、53bのロ
ッドを強く引−ヒげることによって案内ロッド44a、
44bの位置を固定することができるようにされている
このような構成で移動用シリンダ49を伸縮することに
よって掘削タワー34を前後方向に移動調整することが
でき、かっ回動用シリンダ51を伸縮させることによっ
て掘削タワー34の左右方向の位置を調整することがで
きる。
なお掘削タワー34は第3図に示すようにシリンダ54
によって点線34′と示すように後方にほぼ水平の状態
に倒すことができるようにされており、掘削タワー34
をスキット上に立てた状態においてはピン55を挿入し
てその立てた状態を安定に保持するようにすることがで
きる。フレイン39もシリンダ56により図において前
方側に倒してほぼ水平に倒すことができる。りI/イン
39はその長さを伸縮することができ、かつ360゜に
わたって回転することができるものである。操作室38
は−F部ススキット32bヒ設けられ、フレイン39は
下部スキット32aトに取付番ノられている。掘削ロッ
ドを垂直に掘り進めるためスキット32を水平に保持す
るための構成は後で説明する。
(ハ瀦−機構 パワスイベル35の回転軸57の下に掘削ロッド或いは
杭を持ち来してこれに連結して掘削或いは杭の沈設を行
うが、パワスイベル35の位置に掘削ロッドや杭を供給
機構37により供給するようにする。供給機構37は掘
削ロッド又は杭をパワスイベル35の下の位置から水平
面内で回動することができ、適当に回動した位置におい
てフレインにより掘削ロッドや杭を供給機構から取外す
ことができ、才だイJ(給機構に取?=Jげることがで
きるようにされている。また供給機構37はこの例にお
いては複数の掘削ロッドを保持し、掘削ロッドを自動的
に順次供給し、また回収することができるようにした場
合である。
このためロッド保持機構58が第3図乃至第5図に示す
ように−L部ススキット32 bトに水平面内で回動自
在に設けられる。例えば第4図に示すように掘削タワー
34は2本の案内支柱34a。
34bが上部スキン) 32 b−):に平行に立てら
れ、その両端が連結部34cで連結されて構成されてお
り、その一方の案内支柱34bに第9図に示すようにこ
れとほぼ平行して揺動軸59が回動自在に保持される。
揺動軸59にはその上端部及び下端部にそれぞれ保持腕
6]a、61bが取付し」られ、保持腕61a、61b
間に回転軸62が回動自在に保持される。回転軸62の
下端部には円形支持板63がその中心に回転軸62が挿
1irlした状態で固定されており、回転軸62の−1
一端部には円形保持板64がその中心部に挿通され、回
動自在に保持されている。
保持板64は第10図に示すようにその一部に出し入れ
用切欠き65が形成されている。この回転軸62の中間
部において仮留め機構66が設けられる。仮留め機構6
6は第10図に示すように周方向に対し斜めに突出した
爪67を持つ固定板68が回転軸62に固定されると共
に、これと近接対向して回動板69が回動自在に回転軸
62に保持される。回動板69は第11図に示すように
等角間隔で突起71を持つものである。第9図及び第1
1図に示すように固定板68と回動板69との間にシリ
ンダ72が取付けられ、シリンダ72を伸縮制御するこ
とによって同動板69を固定板に対して成る角度回動す
ることができ、つまり爪67と突起71との間に掘削ロ
ッドを挟み保持し、またその保持を解除することができ
る。
第9図に示すように支持板63上には位置決め用四部7
3が等角間隔に形成されており、この凹部73内に掘削
ロッド16の下端を挿入位置決めさせることができる。
また保持板64の周縁に下側に周鍔74が形成されてい
る。更に保持板64には」二下に延長したクラッチ用シ
リンダ75が増付けられ、クラッチ用シリンダ750ロ
ンドの1一端は保持腕61aに形成した孔76内に挿入
して保持腕61aと係合することができる。クラッチ用
シリンダ75のロッドの下端は、回転軸62に固定した
クラッチ板77の等間隔の孔78内に選択的に挿入させ
ることができる。つまりクラッチ用シリンダ75のロッ
ドを上側に移動させると保持板64は保持腕61aと連
結され、クラッチ板77との連結は外れ、逆にクラッチ
用シリンダ75のロッドを下側に移動させるとクラッチ
板77の孔78に挿入されてクラッチ板77と連結され
′ζ保持腕61aとの連結は外れる。
第12図に示すように保持腕61bと回転軸62との間
に回転用シリンダ79が連結されである。
回転軸62に回動アーム80が回動自在に保持され、回
動アーム80に、ロッドを上下させるシリンダ81が取
付けられ、また保持腕61bにロッドを上下させるシリ
ンダ82が取付けられる。シリンダ81.82は第9図
に示すように支持板63の下に等角間隔に形成された保
合孔83と選択的に係合することができる。爪68、突
起71、位置決め用凹部73、クラッチ板77の孔78
、係合孔83などは掘削ロッドの保持可能な本数、この
例では12だけそれぞれ設けられている。
掘削ロッド16を出し入れ用切欠き65の位置において
その下端を支持板63の位置決め用四部73の一つに挿
入し、かつ仮留め機構66の爪67と突起71との間に
配置する。この状態でシリンダ72を制御して爪67と
突起71とにより掘削ロッド16を挟み保持する。次に
クラッチ用シリンダ75のロッドを−F側に移動してそ
の上端を保持@61aの孔76に結合し、つまり保持板
64が回動しないようにし、下側に設けであるシリンダ
81のロッドを上側に突出して供給孔83に挿入し、シ
リンダ82のロッドを引っ込め、この状態で回転用シリ
ンダ79を制御すると支持板63、回転軸62が一定角
度、例えば306回転させ、保持板64は先に述べたよ
うに保持腕61aに固定されているため支持板63上に
配され、かつ仮留め機構66で保持された掘削ロッド1
6が回転軸62と共に回動する。その後シリンダ81の
ロッドを引っ込め、シリンダ82のロッドを上昇させて
係合孔83に挿入し、この状態で回転用シリンダ79を
逆に制御すると回転軸62上の回動アーム80のみを復
帰させることができ、先に回動した掘削ロッド16の回
動位置を保持したままである。このようにしてシリンダ
81.82を逆に制御すると共に回転用シリンダ79を
制御することによってこの支持板63上に配した掘削ロ
ッド16を保持板64の周鍔74の内側に回動位置させ
る。この状態で仮留め機構66による保持を解いても掘
削ロッド16の上端部は保持板64の周鍔74の存在に
よって倒れることなく保持板64と支持板63との間に
掘削ロッド16が保持される。このようにして掘削ロッ
ド16は例えば30゜角間隔で回転軸62の回りに12
本を保持させることができる。
回転軸62の中間部には杭押え84が保持され、杭押え
84の可動部84aをシリンダ85により制御すること
によって抗19を挾み保持することができる。クラッチ
用シリンダ75の下端をクラッチ板77の孔78に第9
図に示したように挿入した状態において先に述べたよう
にシリンダ81゜82とシリンダ79とを制御すること
によってロッド保持機構58全体を回動軸62を中心に
回転させることができる。つまり出し入れ用切欠き65
の角度位置を保持アーム61aに対して任意に設定する
ことができる。
第9図及び第12図に示すように掘削タワーの案内支柱
34bと保持腕61bの端部との間に揺動用シリンダ8
6が取付けられてあり、揺動用シリンダ86を制御する
ことによってロッド保持機構58全体を揺動軸59の回
りに回動させることができる。つまりロッド保持機構5
8をほぼ水平面内で例えば90°程度回動させることが
できる。
この回動により第4図及び第5図に示すようにロッド保
持機構58をスイベル35の直下の位置に回動させたり
、これに対して外れた位置に、つまりフレイン39側に
回動させることができる。従って掘削ロッド16や杭1
9をこの機械の前方端部、つまり掘削ロッドによる掘削
位置や杭を沈設する位置に限らず、自由な位置(方向)
からロッド保持機構58に対して掘削ロッドを保持させ
、またこのロッド保持機構58から外したり杭をロッド
保持機構に保持させる作業をフレインを使って行うこと
ができる。
チャッキング 更に、この機械においては掘削ロッド16をパワスイベ
ルに対して自動的に又は遠隔操作により取付は或いは取
外すことができ、かっ杭19もパワスイベル35に対し
て取付けることができる。
第3図、第4図に示すようにパヮスイへルマウント88
が案内支柱34a、34b間にわたってこれに案内され
て」−下できるように取付けられ、そのパワスイベルマ
うント88にパワスイベル35が取付けられている。そ
のパヮスイへルマウン188の下にチャッキングマウン
ト89がシリンダ9]a、91bによってパワスイベル
マウント88に対して上下できるように取付けられてい
る。チャッキングマウント89も案内支柱34a、34
hに上下自在に案内保持されている。
チャッキングマウント89にチャッキング91が保持さ
れ、第15図、第16図、第16国人に示すようにロッ
ド保持機構58をパワスイベル35の下に位置させた状
態において1本の掘削ロソl’がチャッキング91に挿
通でき、その掘削ロッド16をチャッキング91で掴む
ことができる。チャッキングマウント89はロット保持
機構58の邪魔にならないようにその外周に位置してい
る。
チャッキング91は掘削ロット16を掴んだ状態で回動
することができるものである。すなわち、円筒状ロット
案内90a、90bが−L下に同軸心上に配列されてチ
ャッキングマウント89に取付けられ、ロット案内9Q
a、90bに形成された開口にシリンダ92及び係合片
94が垂直軸心を中心に回動自在に保持され、そのシリ
ンダ92は前記開口をjffiじてロッド案内90a、
90b内に入ることができ、つまりロッド案内90a、
90bに挿通された掘削ロットをシリンダ92で係合片
94に押えて掘削ロットを掴むことができる。保合片9
4は前方に突出し、可動シリンダ95のチューブに固定
された突起96と係合している。可動シリンダ98は左
右に動くことができるようにチャッキングマウント89
に保持され、その両側のロッド95a、95bはチャッ
キングマウント89に固定されている。よって可動シリ
ンダ95の例えば図においてロッド95a側に油圧を供
給し、ロッド95b側の油圧を減少すると可動シリンダ
95のチューブは図において右側に移動し、シリンダ9
2bで閲んだ掘削ロット16が図において反時計方向に
回動させることになる。逆の方向に掘削ロッドを回動さ
せるにはシリンダ95のロッド95b側に油圧を供給す
ればよい。なおチャッキングマウント89には後述する
チェーンが通る孔97が開けられている。
従って掘削ロッド16の一つをスイベルの回動軸57の
直下に位置させてかつその位置においてロット保持機構
の保持板64における出し入れ用切欠き65をチャッキ
ング91と対向させ、この状態でシリンダ9]a、91
bを制御してチャッキングマウント89を保持板64よ
りも下に位置させ、ロット保持機構58に保持されてい
る1本の掘削ロッド16をチャッキング91の孔98内
に挿通する。その後シリンダ92a、92bを制御して
その掘削ロット16を掴み、かつこの状態でチャッキン
グマウント89をシリンダ91a。
9 ]、 bを制御してスイへルマウント88に近づけ
、つまりチャッキング91で閲んだ掘削ロッド16の1
本をスイベル35の回転軸57に近づけると共にスイベ
ル35を回転させることによってそのスイベル回転軸5
7の下端部に形成された雄ねし99を掘削ロット16の
一ヒ端に形成された雌ねじ101 (第17図)内にね
じ込み、掘削ロッド16をスイベル回転軸57に接続す
る。ロット保持機構58を回動してその接続された掘削
ロット以外のものをパワスイベル35の位置より外す。
以下ロット保持機構58をパワスイベルの直下より外す
ことを復帰動作と言う。その後パワスイベルを下し、既
に地中内に入っている掘削ロットの−1一端側にパワス
イベルに接続された掘削ロソl’を近づけて、かつパワ
スイベル35を回転させて今接続した掘削ロッドの下端
に形成された雄ねじ102(第17図)を、既に地中内
に挿入した最上端の掘削ロットの下端部ねじ101にね
じ結合して接続する。この場合その接続を完全にするた
め地中側にある掘削ロットをロッドクランプによって保
持して行う。
y(身5上=クラーン−)− ロッドクランプ103は第3図、第4図に示すように上
部スキン)32bの前方端位置において第7図に示した
切欠き43の両側においてシリンダ]04a、104b
が上部スキット32hに取付けられ(第18図、第19
図参照)、シリンダ104a、104bのロッドには押
え具105a。
105bが取付けられ、これら押え具105a。
105bは相対向する面がほぼ共通の円筒面を形成する
ようになっており、その円筒面の軸芯方向はスイベル回
転軸上下方向とされている。その押え具105a、10
5bの」二側には案内片106a。
106bがそれぞれ固定されており、これら案内片10
6a、106b間にスイベル回転軸57に釣り下げられ
た掘削ロットが案内されて降下できるようにされている
更にシリンダ104a、104bの各チューブは押え具
]05a、105b側にそれぞれ延長され、延長部10
7a、107bとされており、これら延長部は押え具1
05a、105bがそれぞれ嵌合されてこれに案内され
るようになされ、かつその際に案内片106a、]06
bと対向して延長部107a、107bにはそれぞれ第
3図、第18図A1第19図Aに示すように切欠き10
8が形成されている。切欠き108により案内片106
a、106bが案内され、かつシリンダ+04a、10
(bを伸縮してもそのロットが回転することなく案内片
106a、106bは常に対向し、かつ上側に位置して
いる。押え具105a。
105bの間に掘削ロットが位置しており、その掘削ロ
ッド16をシリンダ104a、l04bを制御して挾み
保持して固定することができ、この固定した状態におい
てスイベル35を回転してその上側のスイベル回転軸5
7に連結された掘削ロットとロッドクランプ103によ
り保持された掘削ロットとをねし結合接続することがで
きる。この際ロッドクランプ103はその回転力を受け
るが、その回転力は押え具105a、105bと延長部
107a、107bとの嵌合部によって受けられ、シリ
ンダ104a、104bのロッドには殆んど達しない、
従ってシリンダのシールが前記回転力により劣化される
おそれはない。なおこの例では案内片106a、106
bの固定片110a。
110bが切欠き108に位置し、案内片の回転止めと
した場合である。
第3図、第19図に示すようにこのロッドクランプ10
3の押え具105a、105bの直下においてゴムのよ
うな弾性リング109が保持具111に嵌着保持されて
いる。その弾性リング109内にスイベル35により保
持された掘削ロットが弾性的に接触して挿通されるよう
にイα置決めされている。従ってこの掘削ロッド16を
回収する際にこの弾性リング109を掘削ロットが通過
するため、その際に掘削ロッド16についた泥が除去さ
れ、チャッキング91やロットクランプ103における
保持を確実に行うことができる。
ロッドクランプ103によって掘削ロットを保持し、か
つスイベル35を自由に回転できる状態にしてチャッキ
ング91でスイベル回転軸と接続した掘削ロットを掴み
、第15図、第16図において説明した可動シリンダを
制御することによって、上側の掘削ロットを回動し、つ
まり上側の掘削ロットとロットクランプ103によって
保持されている掘削ロットとのねじ結合をゆるめること
ができる。そのゆるめた状態においてチャッキング91
による保持もゆるめ、かつスイベル35を逆回転するこ
とによってロッドクランプ103によって保持された掘
削ロットとスイベル回転軸57に接続された掘削ロット
との間のねし結合を外し、更に前述したロッド保持機構
58から掘削ロットをスイベル回転軸57に接続した操
作と逆の操作によって、スイベル回転軸57に接続され
た掘削ロッドをロッド保持機構58に保持させることに
よって掘削ロットの回収を行うことができる。
ロッドクランプ103は杭を埋設する際に邪魔になるた
め、ロッドクランプ103を、前記位置から外すことが
できるようにされである。すなわち第18図、第18図
A、第19図に示すように、ロッドクランプ103 (
シリンダ104 a、 104b)は可動板301上に
取付けられ、可動板301はその両側部が案内レール3
02a、302bにより案内され、上部スキンl−32
b上を前後に移動できるように保持され、可動板301
と上部スキット32bとの間に連結されたシリンダ30
3を制御することにより、第18図の点線位置まで可動
板301を引込めることができる。弾性リング109も
可動板301に取付けられである。
第19図に示すようにビット付掘削ロソ1の中間部にフ
ランジ16aが形成されており、この掘削ロッドをこれ
に弾性リング109を通した状態でパワスイベルに取付
け、その弾性リング109を、保持具】11の高さに位
置させた状態でロッドクランプ103を前方に移動させ
て保持具111内に弾性リング109を嵌合させること
ができる。
また掘削ロッドの回収時にその逆の操作により弾性リン
グ109も回収することができる。
第3図乃至第5Mに示すように掘削タワー34の上、つ
まり連結部34 c lに給進装置36が取付けられて
おり、給進装置36は例えば油圧モータ113の回転軸
にスプロケット114が取付けられ、そのスプロケット
114は駆動軸115に取付けられた大きいスプロケッ
ト116にチェーン117により結合されて駆動軸11
5は減速され、その駆動軸115の両端部にスプロケッ
ト118a、118bがそれぞれ取イ1げられ、これら
スプロケット1+8a、1]8bにそれぞれチェーン1
1.9a、]19bが取付げられて更に減速されている
。このチェーン119a、+19bの各一端はスイベル
回転軸l−118に固定され、他端は案内支柱34a、
34bの下端部にそれぞれ取付けられたスプロケット1
21a、121bをそれぞれ巡って更にチャワキングマ
ウント89の孔97を通ってスイへルマウント88に固
定されている。従って給進装置36の油圧モータ113
を一方向に回転し、スイへルマウン1−88を降下し、
逆方向に回転させてスイへルマウント88を」−昇させ
る。このようにしてスイベル35を−に下させることが
できる。なおこのスイベル35の上下量を測定するため
、また掘削ロッドによる掘削深度を測定するため、例え
ば油圧モーチ113の回転軸上にロータリエンコーダ1
22が取付けられている。
t< ’7 Xイー)ソに スイベル35はスイへルマウント88上において油圧モ
ータ124がIY付けられ、第20図に示すようにその
回転軸に歯車125が取付げられ、歯車125は大歯車
126と噛合されており、その大歯車] 26 t:の
回転軸がスイベル回転軸57と連結されている。従って
油圧モータ124の回転によってスイベル回転軸57が
減速回転される。
この時の回転量や回転速度は歯車125と連結されたロ
ークリエンコーダ128によって測定することができる
ようにされている。
またこの機械においてはピット14 (第1図B)の回
転により掘削すると同時に掘削液を高圧噴射して掘削す
る。そのためにスイベル回転軸57は第20図に示すよ
うに二重管とされ、中心に孔をもつ内管129が通って
おり、その内管129と外管131との間に筒状通路1
32が形成されており、大歯車126のケース133よ
り上方に外管131が突出し、その突出端部にジヨイン
ト部134が回転自在に被されている。jm路132内
にそれぞれ液を外部から供給するためにジヨイント部1
34上端に高圧管連結部135a及びジョインド部13
4の側部に低圧管連結部135bがそれぞれ設けられで
ある。
内管129内に高圧掘削液を供給し、筒状1!]路13
2に低圧で大量に周辺固定液やセメントミルクなどが供
給される。なかこのスイベル回転軸の内管129内から
の高圧掘削液及び筒状通路132からの低圧液を通ずた
め掘削ロッド16も第17図に示すように、二重管とさ
れである。
抗擦統治−具 杭をパワスイベル35に接続するためには、杭接続治具
をパワスイベル35に接続して行う。杭接続治具137
は第21図に示すようにほぼ円筒状をしており、その筒
状体138の上面は上板139で塞がれ、その上板13
9の中心に連結雌ねじ141が固定されており、この連
結雌ねじ141によりパワスイベルの回転軸の雄ねじ9
9又は掘削ロッドの下端部ねじ102をねじ結合させる
ことができる。更にこの例に・おいてはごの治具137
を最終抗とパワスイベルとの接続にも利用できるように
した場合であって、筒状体138の内周面に円筒雌ねし
142がねじ143により取外し自在に取付けられてい
る。その円筒雌ねじ142に杭19の上端部の雄ねじ1
44をねし結合することができる。つまり杭19は第2
2図に示すようにその上端部には雄ねじ144が作られ
ており、下端部にこの雄ねし144とねじ結合すること
が可能な雌ねじ145が作られており、またこの抗19
には中心孔が貫imされている。
一方最終杭、つまりいちばん上に埋設する杭は、例えば
第21図Bに示すようにその−に端に外周径よりも小さ
い径の筒状突部146が突出形成されており、その筒状
突部146の側面に一対のピン147が180°離れて
突出固定されている。抗接続治具137は筒状体138
の内側において内筒148が同心的に取付けられ、その
内筒14Bには第21図Cに示すようにその下端面より
ほぼI、字状の切欠き149が180°離れて形成され
ており、このI1字状切欠き149 (図においては逆
I1字状となっている)に最終杭19のピン147を挿
入結合することができる。
杭クランγ 第3図、第4図、第23図に示すようにロッドクランプ
103の下において杭クランプ151が設けられる。こ
の杭クランプ151は軸152を中心に回動アーム15
3が回動自在に設けられ、アーム153の一端はシリン
ダ154に連結され、アーム153の他端に杭押え15
5が取付けられる。杭押え155は抗19の周面に沿う
ような形状とされている。このような回動アーム153
、シリンダ154、杭押え155が対向して一対設けら
れている。よってその両シリンダ154を制御すること
によって杭19を両側からむ挟んで保持することができ
る。
掘削ロッド16をスイベル回転軸57に接続する場合と
同様に杭19をスイベル回転軸57に接続する場合は、
回転軸57に予め杭接続治具137を接続しておき、こ
の状態においてロッド保持機構58の杭押え84に杭1
9を保持させ、その状態でその杭19に抗接続冶具13
7をスイベル35の回転により回転して保持した杭19
にねじ結合3 】 させて接続する。その後、その下の杭を抗クランプ15
1で保持し、その状態でスイベルを降し回転させてスイ
ベルと接続した上側の杭を下側の杭にねし結合させる。
鼾1−御 次にスキット32を水平に保持する制御について説明す
る。例えばスキット32を保持するアウトリガ−を第2
4図に示すように前方側のアウトリガ−33a、33b
と後方側のアウトリガ−33c、33dとの四つのアウ
トリガ−で保持する場合を例とする。交差する二つの直
線の交差点に傾斜計を設けるが、この例においてはアウ
トリガ−33aと33dとを結ぶ線161上に傾斜計1
62を設け、その傾斜計162によって直線161の水
平面に対する傾斜角を検出するようにし、またこの線1
61と直角な線163の水平面に対する傾斜を傾斜計1
62で検出する。傾斜計162の支持部は例えば第3図
中の操作室38内に設けられている。
傾斜計162によって直線161の水平面に対する検出
傾斜角に対応してアウトリガ−33aと33dを制御し
て水平とするが、その場合傾斜計162とアウトリガ−
33a及び33dとの各距離a及びdに対応してそのa
ddの比率をもってアウトリガ−338と33dの一方
を例えば上昇させると他方を下げるように制御すること
によって少ない制御量で直線161を水平にする。また
直線163の水平面に対する傾斜を補正するためにアウ
トリガ−33b、33cを結ぶ線を直線163に投影し
た時のアウトリガ−33b、33cと傾斜計163との
距離す、cに対応して同様にアウトリガ−33b、3’
3cを互いに逆に制御する。つまりアウトリガ−33b
と33Cを結ぶ線と直線161との交点とアウトリガ−
33b。
33C間の距離b1.CIに応じて直線163の水平面
に対する傾斜を補正するようにすればよい。
これらアウトリガ−33a乃至33dに対する制御はそ
のアウトリガ−の最初の張り出しの際には高速に行い、
水平保持のための僅かなずれの補正制御は少しずつ高精
度に制御する。このような点からこれらアウトリガ−3
3a乃至33dに対する駆動シリンダ+643乃至+6
4d (第25図)にはそれぞれそのアウトリガ−を上
下するための切替え用バルブ165a乃至165dがそ
れぞれ各シリンダに対する油圧通路に設しJられ、また
これら上下切替え用バルブ165a乃至165dに共i
lの油圧通路に高速制御用バルブ166が挿入され、こ
のバルブ166と並列に低速制御用バルブ+67が設け
られる。更に高速制御用バルブ166の切替え用バルブ
165a〜165d側の油圧通路にその油圧を検出する
圧力スイツチ168が設けられている。圧カスイソチ1
68はその検出した油圧の圧力が所定値以にでバルブ1
66による制御からバルブ167による制御に切替える
駆動シリンダ164a〜164dに対する制御を第26
図の流れ図を参照して説明しよう。まず自動水平出し、
つまりスキット32を水平にするためのルーチンを起動
すると、初期自動水平出しかがチェックされる(Sl)
。初期自動水平出し、つまり可動体31によりスキット
32を駆動させた状態から、アウトリガ33a乃至33
dを最初に張り出して水平出しを行う場合は、圧力スイ
ツチ168がOFFがチェックされ、ONの場合、つま
り既に低速制御用バルブ167による制御状態になって
いる場合は異常とし、OFFの場合は切替えバルブ16
5a乃至165dのずべてをONとし、かつ高速制御用
バルブ166をONとしくS3)、ずべてのアウトリガ
−33a乃至33dを高速度で張り出させる。これらず
べてのアウトリガ−338乃至33dが大地に着いた状
態になると油圧1m路の油圧が上昇して圧力スイツチ1
68がONとなる(S4)。この圧力スイツチ168が
ONになると切替えバルブ165a乃至165dがOF
Fとされ、かつ高速制御用バルブ166をOFFとする
この例ではその後各アウトリガ−を更に僅かずつ張り出
させて、つまりバランスが崩れない程度に徐々に張り出
させて各アウトリガーが確実に接地されるようにする。
この僅かな張り出しを行うには予め決った時間だけ、低
速制御用バルブ167をjllじて、更に各切替えバル
ブ165a−165dを1つずつjIじて油圧を供給す
ることによって行う。この例においては掘削機の前方側
が例えば高い壁に面している場合などにその壁に影響さ
れないように、まず前側のアウトリガ−から制御する。
即ち第26図に示すように前右側のアウトリガ−33a
に対する切替えバルブ165aをONとしくS+、)、
アウトリガ−33aを徐々に張り出し、一定時間Δt1
を経過したかをチェックしくS、)、一定時間Δt1を
経過すると次に左前のアうトリガー33bに対する切替
えバルブ165bをONとしくS8)、その後所定時間
Δt、が経過したかをチェックしくS、) 、Δt1を
経過すると後右アウトリガ−33cに対する切替えバル
ブ165cをONとしく5ho)、同様に一定時間Δ1
.が経過したかをチェックしくS、1)、一定時間経過
した場合は後左アウトリガ−33dに対する切替えバル
ブ165dをONとしくS、□)、また一定時間Δt、
が経過したかをチェックしく31:l)、その時間が経
過すると、この各アウトリガ−の徐々の張り出しにより
各アウトリガ−33a〜33dを充分確実に大地に接触
させたことになる。
次にこの時の傾斜計162により直線161゜163の
水平面に対する各傾斜を検出し、これらと対応してスキ
ット32を水平とするために必要とするアウトリガ−3
3a乃至33dに対する制御量、つまり補正量を演算す
る(S 14)。その補正演算の結果、前古アウトリガ
−33aを」二げるかどうかを調べ(Sl5) 、これ
を−にげろ場合は切替えバルブ165aをONとしく5
ea) 、そのアウトリガ−33aを徐々に上昇させ、
補正値だけその上昇を行ったかをチェックする(Sl7
)。補正値だけ上昇させると、後左アウトリガ−33d
の切替えバルブ165dをONとし、この場合アウトリ
ガ−33dを下げる方向にバルブ165dをONとする
(srs)。この下げる量が補正演算の値となったかど
うかをチェックしく519)、その演算した値になった
場合は前人アウトリガ−33bを」−げるかどうかをチ
ェックする( 520)。
このアウトリガ−33bを上げる場合はこれと対応して
切替えパルプ165bをONにしく52I)、この上げ
量が補正値となったかをチェックしくS2□)、この補
正値と一致すると、後右アウトリガ−33cに対する切
替えバルブ165CをONとしてこのアウトリガ−33
cを下げるようにする( S g3>。
その下げ値が設定した補正値となるかをチェックしく3
24) 、これと一致すると傾斜計162の検出状態を
調べ、つまり両直線161.163が共に水平状態にな
っているかを調べ(SO5) 、共に水平となっている
場合はその自動芯出し、つまりスキット32の水平が保
持されたことを示すランプを点灯しく5z6)、この自
動的に水平制御をする処理を終了する。
水平補正演算を終了した時点で、つまりステップS+S
において前布アウトリガ−338を下げる補正を必要と
する場合においては、後左アウトリガ−33dの切替え
バルブ165dをONとし、このアウトリガ−33dを
上昇させる( S 27)。
このアウトリガ−33dの上昇が補正値に達したかをチ
ェックしく3211> 、所定値に達すると次に前右側
のアウトリガ−33aに対する切替えバルブ165aを
ONとし、この場合はアウトリガ−338を下げるよう
に動作させる( S 29)。このアウトリガ−を下げ
る操作が所定値になったかを、つまり補正した値となっ
たかをチェックしく330)、補正値になった場合はス
テップS2゜に移る。このステップS2゜において前人
アウトリガ−を下げる補正を必要とする場合においては
、まず後右アウトリガ−33Cに対する切替えパルプ1
65cをONとし、そのアウトリガ−33cを上げ(S
31)、これが所定の補正値になったかをチェックしく
532)、所定値になった場合は前人アウトリガ−33
dに対する切替えパルプ165dをONとしてこれを下
げるようにする( S 33)。このアウトリガ−33
を下げる、つまり引っ込めることが所定値に達したかを
チェックしく534) 、所定値になった場合はステッ
プSZSに移る。
このステップS2Sにおいて傾斜計による検出傾斜がゼ
ロでない場合、つまり各直線161,163が水平と一
敗してない場合においては、再度補正を必要とするかど
うかを調べ、つまり水平に対し所定値以上のずれている
かどうかを調べ(S is)、再度補正する必要がある
場合はステップSI4に移り、その傾斜と対応した補正
演算を行い、前述のステップSI5以下の処理を行う。
また自動水平出し処理を起動にした場合に、初期自動水
平出しでない場合(S、)、即ち掘削作業中において何
らかの理由によってスキット32が斜めとなった場合に
おいては一般にはスキット32の水平に対するずれが僅
かであるが、傾斜計162の検出出力が所定値以上とな
った場合、つまり水平から所定値以上ずれている場合は
警報を発し、自動水平制御処理を行うが、そのように該
水平出しを行った後の場合においてはステップS1より
ステップ336に移り、その時作業途中における自動水
平出しかどうかを調べ、そうでない場合はこれは誤りで
あったとして戻り、掘削作業中の水平出し制御である場
合はステップS14に移って補正営業処理より実行する
。なお上述における補正演算を行うステップS、以降に
おけるスキットの水平の補正制御は低速制御用パルプ1
67を通して各アウトリガ−を一つずつ徐々に上げ、下
げして正確に行うことができる。
全1イリ画纒 この掘削・杭埋設機を自動的に制御するためにはスイベ
ル35の上下動の距離及び必要に応じてその速度を制御
するために、先に述べたように例えばロータリエンコー
ダ122が設けられ、またスイベル35の回転軸59の
回転速度又は回転数を検出するためロータリエンコーダ
128が設けられる。更にスイベル35の油圧モータ1
24の油圧通路中の油圧を検出する圧力センサが図に示
してないが設けられる。第10図において出し入れ用切
欠き65の両脇に近接スイッチ171 a。
171bが設けられ、これら近接スイッチをロッド保持
機構58に保持された掘削ロッド16が通過するとこれ
を検出するようにされる。また図に示してないがロッド
保持機構58が復帰位置にあることを検出するりミント
スイッチ、ロッドクランプ103が復帰状態にあること
を検出するりミソトスイソチ、更にロッド保持機構の保
持板64の出し入れ用切欠き65が保持腕61aに対し
所定角度位置にあることを検出するリミットスイッチ、
クラッチ用シリンダ75の操作位置を示すリミットスイ
ッチ、チャッキング91のスイへルマウン]・に対する
に下状態を検出するリミットスイッチ、パワスイベル3
5の原点位置、最下点位置をそれぞれ検出するりミソI
−スインチなどが設けられている。
次にこの掘削・杭埋設機を自動的に動作させる制御を第
27図A−Mの流れ図を参照して説明しよう。第27図
で枠に2木綿が付けられている処理は自動的に行われる
ことを示している。まず可動体31のエンジンを起動し
く31)、その操作制御スイッチをONとして(S2 
) 、その可動体31を運転移動させ(S3 ) 、ス
イッチを操作して掘削タワー34を起しくS4 ) 、
更に可動体31を掘削しようとする位置の近くに移動さ
せてスイベル35を掘削位置のほぼ直上に位置させる(
S5)。
次に掘削タフの自動鉛直芯出しのスイッチをONにする
とくSb)、第26図を参照して説明したようにスキッ
ト32は自動的に水平状態にセントされる。更に第6図
、第7図を参照して説明したように」二部スキット32
bを下部スキット32aに対し前進、回動してスイベル
の回転軸57を掘削1−る地点の直上に位置させる(S
7)。その後再び正しく掘削タフの鉛直が出ているか、
つまり鉛直の芯出しを必要とするかが自動的にチェック
される(S8)。これは先に述べたように傾斜計の検出
傾斜が所定値以上となっていると操作室内における警報
ランプで表示され、鉛直芯出しスイッチが自動的にオン
とされ、再び自動的にスキットを水平状態に制御する(
sq ) 、その制御が終了すると芯出し完了ランプが
点灯表示される。次にロッド保持機構58を復帰させる
スイッチをオンにする(S+o)。この復帰を第27図
ではRC復帰と記す。このスイッチがオンにされると第
9図、第12図で説明したシリンダ86が制御されて、
ロッド保持機構58は回動されて復帰し、またロッド保
持機構58の仮留め機構66による締め付けが行われる
(S、+)。ロッド保持機構58の復帰が例えばりミツ
トスイッチによalIii忍されると(S+□)、次に
ロッドクランプ103が復帰しているかつまり後方に引
込められであるかが例えばりミツトスイッチによってチ
ェックされる(ski)。
もしロッドクランプが復帰してない場合はロッドクラン
プ103は後方に移動復帰さセられる(sea>。その
復帰完了はランプにて表示される。
次にロッド保持機構58の上側の保持板64の出し入れ
用切欠き65が正規の角度位置に位置しているかがチェ
ックされる(S+、、)。このチェックはりミツトスイ
ッチによって行われ、正規角度位置にない場合はクラッ
チ用シリンダ75が降りているかがリミットスイッチに
よりチェックされ(S+t、) 、もし降りてない場合
はクラッチ用シリンダ75を下に降ろし、つまり第9図
において保持腕61aとの保合を外し、クラッチ板77
と係合させる(Sl?)。この状態でスイッチを操作し
てロッド機構58を旋回させ、つまり第9図において回
転用シリンダ79、シリンダ81.82を制御してロッ
ド保持機構58を回転し、つまり出し入れ用切欠き65
を保持腕61aに対し回動し、再び切欠き65が正規角
度位置になったかをチェックしくS+e)、正規角度位
置になった場合はその出し入れ用切欠き65の位置に他
の掘削ロッドがあるか調べられ(S19)、それがある
場合はクラッチ用シリンダ75が一ヒに上っているかを
調べ(Szo) 、上に上っていない場合はクラッチ用
シリンダ75を上に上げて保持腕61aと結合しくSz
+) 、その後仮止め機構62を締め(32□)、ロッ
ド保持機構58を回転し、つまり保持板64を保持腕 
61aに固定した状態でロッド保持機構58を回転しく
5ZZ) 、再びステップS19で切欠き65の位置に
掘削ロッドがあるかどうかがチェックされる。切欠き6
5の位置に掘削ロッドが無い場合はクラッチ用シリンダ
75が下りているかが調べられ(324) 、下りてい
ない場合はクラッチ用シリンダ75を降ろしてクラッチ
板77と結合し、かつ保持腕61aとの係合を外す(S
25)。
その後スイッチを操作し、ロッド保持機構58を306
のN倍だけ右又は左に回動させる( 326)。
このNはカウンタに計数しておく。その状態においてオ
ーガ11(第1図A)をロッド保持機構58に装着保持
させる。その装着が完了すると(St、)、仮留め機構
66をスイッチ操作により締めて(SZS)、更にロッ
ド保持機構58をセットさせるスイッチを操作すると、
(Sg、)、次にロッド保持機構58を左又は右に30
°×(N+1)だけ旋回させる(S31)。ロッド保持
機構のセントの完了が検出されると(S3□)、ロッド
保持機構を306だけ右回動し、つまりスイベルの直下
に回動させると(S33)、チャッキング91を降下し
く534) 、そのチャッキングを締め、つまりオーガ
のロッド部分をチャッキング91で閲み(S3S)、仮
留め機構66をゆるめ(336)、スイベル35を正転
させると共にチャッキング91を上昇しくS、7)、ス
イベル35の油圧が所定値に1以下かどうか調べ、k3
以上になるとつまりスイベルの回転軸57がオーガの上
端の雌ねじ内に確実にねじ込まれたと判断されると(S
38)、オーガの接続が完了となる( S s、)。
このようにしてオーガを接続するとオーガ掘削スイッチ
をONとする(S4゜)、するとチャッキング91の保
持が解除され(S41) 、チャッキング91は上昇し
くSa□)、ロッド保持機構58は回動復帰しく543
)、更に仮留め機構66を締め(S44) 、パワスイ
ベル35が深度0の点まで降下される(S4S)。これ
より手動操作によりオーガによる掘削が行われ(Sd&
) 、その間掘削トルク(オーガの回転力)、オーガの
給進力、つまりオーガの降下する力、掘削回転数などを
監視し、その表層土の状態に応じた掘削トルク、給進力
で手動調整しながら掘削を行う。この掘削中において掘
削タフの鉛直度のチェックが行われ(S 47)、この
鉛直度が例えば1/200以上になると掘削を停止し、
しかしパワスイベルは回転を継続したままとしく34B
) 、鉛直芯出しのスイッチがONとなり、自動的に鉛
直芯出しが行われ(S 49)、その後水平芯出し、つ
まり掘削位置が正しいかどうかのチェックを行い(SS
。)、その芯出しが必要であればステップS7と同様に
水平芯出しを行い(Ss’) 、再びステップ346に
戻って手動制御によるオーガ掘削を行う。
このように鉛直度を調べながら掘り下げ、その掘り下げ
深度が予め設定した値に4になったかどうが調べられる
( 352)。この深度は給進装置36のエンコーダの
積算値によって求められる。設定した深度になると自動
的に掘削が停止ヒしく353)、パワスイベルの回転は
m続している。そこでオーガ掘削停止スイッチをオンに
すると(SS4) 、パワスイベルが自動的に上昇し、
オーガが引抜かれると、これはパワスイベルの位置のリ
ミソトスインチによる検出で行われ(Sss) 、パワ
スイベルの回転が自動的に停止する( 35M)。そこ
でロッド保持機構58をセットするスイッチを入れると
(S sy)ロッド保持機構58が回動する。出し入れ
用切欠き65が正しい位置かチソソクされ(Sse)、
正しい位置の場合はその切欠き65に他のロッドがある
かがチソソクされ(SS9) 、他のロッドがある場合
はクラッチ用シリンダ75が上っているかを調べ(S6
゜)、上ってなければクラッチ用シリンダ75を上げて
(S61)ロッド保持機構58をスイッチ操作によって
回転しくS6□)、再びステップSSBで切欠き65が
正しい位置かをチェックし、正しい位置になければクラ
ッチ用シリンダ75が下っているかをチェックしく56
3) 、下ってなければクラッチ用シリンダ75を降ろ
してクラッチ板と係合させ(S64)、そこでステップ
shtに戻ってロッド保持機構58をスイッチ操作によ
り旋回させ、再びステップsseに戻って切欠き65の
位置が正しいか調べ、正しい場合には切欠きに他のロッ
ドがあるかを調べ、なければ仮留め機構66をゆるめる
(365)。
ロッド保持機構58のセントが完了しく s bb>、
つまりここでロッド保持機構がオーガの位置に旋回した
後、パワスイベルとオーガとを切離すために離しスイッ
チを操作すると(S6t)チャッキング91が下がり(
S611)、そのチャッキング91によってオーガのロ
ッドを掴み(S69) 、そのチャッキング91の降下
を開始しくS、。)、パヮスイヘルを逆転し、つまりね
じ接続したパヮスイ・\ルとオーガとの切離しが行われ
(Sw+) 、チャ、キング91が所定の位置まで降下
したことがりミツトスイッチにより検出されると、つま
りオーガがロッド保持機構58上に配されると(S7□
)、仮留め機構66を締付けてオーガを保持しく57s
)、チャッキング91を解除しく574) 、その後チ
ャッキング91が上昇される(375)。そこでロフト
保持機構復帰スイッチを操作すると(S76) 、クラ
ッチ用シリンダ75が降りてクラッチ板と結合している
かが調べられ(S7?) 、クラッチ用シリンダ75が
クラッチ板と結合していない場合はクラッチ用シリンダ
を降ろしく578)、仮留め機構66を締め(Syq)
 、ロッド保持機構58が30゜右旋回される(SOo
)。ロッド保持機構58が回動復帰すると、これがリミ
ントスイッチで検出され(Se+) 、ロッド保持機構
58を旋回させるスイッチを操作しくSO□)、つまり
オーガを切欠き65の位置に旋回させて、仮留め機構6
6をゆるめるスイッチを操作しく5as) 、オーガを
ロッド保持機構58から取外す(S 114)。
このようにして第1図Aに示したようにオーガによる掘
削を行ってそのオーガの引上げ、取外しを終了すると、
第1図Bに示したようにその掘削した穴にケーシング1
3を挿入してその穴の周辺が崩れないようにする。すな
わちこのようにしてオーガ除去が完了すると(3115
)そのケーシングを付けるに当ってロッド保持機構を旋
回する必要があるかどうかを調べ(S86) 、旋回す
る必要がある場合はその旋回スイッチを操作する(S1
17)とクラッチ用シリンダ75が降りているかどうか
が調べられ(see> 、クラッチ用シリンダ75が降
りてない場合はこれを降ろしてクラッチ板と結合させ(
seq) 、その後ロッド保持機構58の旋回が行われ
(S9゜)、再びまだ旋回をする必要があるかどうかが
調べられる。その必要がない場合はケーシングアタッチ
メントをロッド保持機構58に装着する(S91)。ケ
ーシングアタッチメントにはケーシングも予め付けであ
る。ケーシングアタッチメントの装着が完了すると(S
qz) 、仮留め機構66をスイッチ操作で締め(Sq
i) 、更にロッド保持機構をセットさせるスイッチを
操作する( S 9.)。するとロッド保持機構は一3
0°×(N+1)だけ回転しくS7.)、かつロッド保
持機構が回動して掘削位置上に位置するとりミツトスイ
ッチで検出され(S96)、ロッド保持機構は30゜だ
け右旋回され(Sqt)、更にステップ334〜S3Q
のルーチンR11が実行され(s9e) 、ケーシング
アタッチメントのロッドがパワスイベルに接続される。
そこでケーシング押し込みスイッチを操作すると(31
04)チャッキング91の保持がゆるめられ、チャッキ
ング91は」−昇し、ロッド保持機構は自動的に復帰し
く5Io7)、仮留め機構66を締めた後、深度ゼロま
でパワスイベルが降下する(Sloq ) 、この状態
でケーシングの舌の位置を調整するかど・うかを調べ(
Szo ) 、調整する必要がある場合はパワスイベル
を回転してケーシングの舌の位置を必要な角度位置とし
くSz+ )、ケーシングを押し込むスイッチを操作す
る(SiI2 )。
ケーシングの押し込みが行われ(S113 > 、つま
り給進装置36によりパワスイベルが降下され、これが
規定の深度になったかがチェックされ(SiI4)、規
定の深度までケーシングが押し込まれるとパワスイベル
がA回転逆転され(Szs)、パワスイベルば上昇する
(S116 )。ケーシングとケーシングアタッチメン
トとの連結は先に第21図について説明したように最柊
杭と杭接続治具との連結と同じように行われており、従
ってパワスイベルの2回転の逆回転上昇によりケーシン
グとケーシングアタッチメントとの結合が外れる。パワ
スイベルが最上位置になり、これがリミントスイッチに
より検出され(S116 ) 、その後ロッド保持機構
をセットするスイッチを押すと(S117)、先のステ
ップSSa〜S6SのルーチンRhが実行されてロッド
保持機構が正しくセットされる(S++a)。
ロッド保持機構のセントが完了しくS11.) 、ロッ
ド切離しスイッチを操作すると(SI20 ) 、ステ
ップsbs〜S7sのルーチンR6が実行され(SI2
+)、ケーシングアタッチメントのロッドとパワスイベ
ルとの結合が外されると共にケーシングアタソチメント
はロッド保持機構に保持される。ロッド保持機構を復帰
させるスイッチを操作すると(S+□、)、ステップS
?’l〜S8゜のルーチンR6に入り(S Is。)、
ロッド保持機構の復帰が完了する(S131 )。そこ
でロッド保持機構の旋回スイッチを操作して出し入れ用
切欠き65の位置にケーシングアタッチメントを位置さ
せ(S13□)、仮留め機構を解除するスイッチを操作
しく5133)、その後ケーシングアタッチメントを除
去する(S134 ) 。
次に掘削ロッドを接続するが、最初に接続する掘削ロッ
ドは下にビット14を付けたものを用いる。従ってこれ
が既にロッド付機構58に取付けられているかどうかを
調べ(SIas ) 、取イ1けられてない場合はその
取付けのためにロッド保持機構を旋回する必要かどうか
を調べ(SI36 > 、旋回する必要がある場合は旋
回スイッチを操作する(SI37)。そうするとクラッ
チ用シリンダ75がクラッチ板に連結されているかどう
かが調べられ(SI38 ) 、連結されてない場合は
クラッチ用シリンダを降ろしてクラッチ板と結合させる
(S119 )。その後ロッド保持機構が旋回され(S
14゜)、再びその旋回がまだ必要かどうか調べられ、
必要ない場合はロッド保持機構にビット付掘削ロッドの
装着を行う(SI41 )。その後仮留め機構66をス
イッチ操作により締め(S14□)、ビット付ロッドが
切欠き65に位置しているかどうかを調べ(3143)
 、切欠き65の位置にある場合はクラッチ用シリンダ
75を上げるスイッチを操作しく5144)、更にロッ
ド保持機構を旋回するスイッチを操作して旋回しく5z
s)、ピッI・付ロッドが切欠き65の位置にないよう
にし、その後クラッチ用シリンダ75が降りているか調
べ(SI46)、降りてない場合はクラッチ用シリンダ
を降ろしく5147)、更にロッド保持機構をセットす
るスイッチを操作する(SI411 )。するとクラッ
チ用シリンダ75が降りているかどうかが調べられ(3
149) 、これが降りてない場合は降ろされ(SIs
o ) 、ロッド保持機構は一30°x (N+1)だ
け旋回され(SI、I)、その後ロンド保持機構が回動
されてセント位置にもたらされる(SIsz)。次にロ
ソ]′保持機構が右に30°だけ旋回される(SI53
)。そこでロッド接続スイッチを操作すると(51,4
)、ルーチンRaが実行さa(SIss)、ビット付ロ
ッドがパワスイベルに接続される。そこでロッド保持機
構復帰スイッチを操作すると(3161) 、チャッキ
ング91による保持が解除され(SI62)、チャッキ
ング91が上昇しく5163 ) 、ロッド保持機構は
回動して復帰しく5I64)、仮留め機構66は締めら
れる(SI65)。その後深度N、までパワスイベルを
降下し、つまりオーガによって掘削した分だけ降下する
(Sxbb )。
その後掘削開始スイッチを操作すると(SI6?)、パ
ワスイベル35の回転が開始され(SI68 )、また
給進装置36による給進が開始される(S169)。
この状態で掘削ロッドによる掘削が行われていることに
なるがその間給進力かに2より小さいかどうか、つまり
掘削が順調に進んでいるかどうかが調べられ(S17゜
)、進んでない場合は給進装置36が停止され(Sl?
l ) 、パワスイベルが所定値上昇され(SIwz 
) 、給進速度が下げられて(S173 ) 、ステッ
プS、69に戻って給進が再び行われる。給進力かに2
より小さい場合においては掘削トルクかに3より小さい
かどうかが調べられ(SI?4 ) 、掘削トルクかに
3より大きい場合はステップSl?lに移って給進を停
止して給進速度の低減が行われる。掘削トルクかに3以
下の場合は鉛直度が所定値以下かどうかが調べられ(S
175 ) 、所定値以上である場合はステップ5el
l〜SSIのルーチンR,が実行され(SI76)、そ
の後掘削開始スイッチを操作する(SItt)。
すると給進開始ステップS16.に移る。
鉛直度が所定値以内であれば目的とする最終深度まで掘
削をしたかどうかがチェ’7りされ(S +a+)、そ
こまで掘削をしてない場合はパワスイベルが最下端とな
ったかがチェックされ(S18□)、最下端となった場
合は給進装置36を停止し、またパワスイベル35によ
る回転も停止される(SI83)。
ロッドクランプ103がセットされているか、つまり前
方に移動されているかを調べ(SI84 )、セ・7 
t・されてない場合は第18図中のシリンダ303を制
御してロッ[′クランプ103をセットしく5Il15
)、そのロッドクランプ103により掘削中の掘削ロッ
ドの保持を行い(3(1)6 ) 、パワスイベルを僅
力州−昇させながら(SI117 )パワスイベルを逆
転してパワスイベルをその掘削ロッドから外しくS+e
e ) 、その後パワスイベルを最上端まで上昇しく5
I119 ) 、その後にロッド保持機構をセットする
スイッチを操作する(SlD。)。
そうするとロッド保持機構58は一306xNだけ旋回
した後(S+q+ ) 、切欠き65の位置に掘削ロッ
ドがあるかどうかをチェックしく5I92)、ロットが
ない場合はクラッチ用シリンダ75が1−譬し保持腕と
係合しているかを調べ(81q3)、係合してない場合
はクラッチ用シリンダ75を上に−1−げ(3194)
、その後保持機構を旋回しく3195)、再び切欠きに
掘削ロッドがあるかどうかを調べ(SI91! ) 、
あればロッド保持機構が回動セットされ、つまり掘削中
の掘削ロッド七に位置さセる(S196)。更にルーチ
ンR,が実行され(SI?O)、パワスイベルにロッド
保持機構中の掘削ロソ1がねじ結合される。その後ロッ
ド保持機構を復帰させるスイッチを操作すると(S2o
3)、チャッキングによる掘削ロッドの保持が開放され
(SZ。4)、チャッキング9】は上昇しく52o5)
、ロッド保持機構が回動して復帰が完了しく5zoa 
) 、その後仮留め機構の締め付けが行われ(S287
)、その後パワスイベルの降下が行われ(Szoe )
 、ロッドクランプ103に保持されている掘削ロッド
の接続位置までパワスイベルが降下したか調べられ(S
2o、)、その接続位置までパワスイベルが降りた場合
はパワスイベルを回転させながら降下させて、つまりパ
ワスイベルに接続した掘削口・7ドを、ロッドクランプ
103に固定された下の掘削ロッドに対するねじ結合が
行われ(SZ、。)、パワスイベルが所定圧に、になっ
たことが調べられ(S211)、所定圧になるとロッド
接続完了となる(S212 )。その後ロッドクランプ
103を開放しく52I3)、ステップ5611に戻っ
てパワス5つ イヘルが回転され、また給進装置による給進が行われて
前述と同様に掘削作業が行われる。
このようにして次々と掘削ロッドを接続しながら掘削が
行われ、ステップSIB+ でその掘削が設定した深度
まで達したかを常に監視しており、これが設定した深度
に達すると、第1図Cについて説明したようにその掘削
した穴の最下端部拡大して球根部を作る操作が行われる
。つまり給進装置36による給進が停止され(S214
 ) 、パワスイベルを回転させながら上昇させ(Sz
+s ) 、この操作によって、つまり−上昇させなが
らの掘削によって球根部拡大処理が行われる。この処理
の途中でパワスイベルが最」二端位置に達したか、つま
り掘削ロッドを取外し回収する位置に達したかがチェッ
クされ(Stab ) 、その位置に達した場合はパワ
スイベルの回転が停止され(S217 ) 、パワスイ
ベルに直接接続された掘削ロッドのすく下の掘削ロッド
がロッドクランプ103によって固定され(Sz+a 
)−その後チャッキング91が降ろされ(S2+9 )
 、チャッキングによって、ロソ1゛クランプ103に
よって保持された掘削ロッドの上のパワスイベルと連結
された掘削ロノ1′が掴まれる(S2□0)。次にパワ
スイベルの回転が開放され、つまりパワスイベルの回転
軸57が外力により自由に回転できる状態とされ(S2
□l)、更にブレイクアウト作動スイッチを操作すると
(S2□2)、チャッキング9】内の可動シリンダ95
が制御され、そのチャッキングによって保持されている
掘削ロッドと、ロッドクランプ103により保持されて
いる掘削ロッドとのねし結合がゆるむ。次にチャッキン
グを解放するスイッチを操作をすると(Szz3> 、
パワスイベルが一上昇を開始しく32Z4)、またパワ
スイベルが逆転されてパワスイベルに連結された掘削ロ
ッドと、その下のロッドクランプ103によって固定さ
れている掘削ロッドの間のねじ接続が切離され(S2□
、)、更にパワスイベルが最上端まで上昇される(S2
□6)。またチャッキングが上昇され(SZ。))、そ
の後、ロッド保持機構をセットするスイッチを操作する
(SZ。8)。
すると出し入れ用切欠き65が正しい位置かどうかがチ
ェックされ(S2□、)、正しい位置にない場合はクラ
ッチ用シリンダ75が降ろされているかが調べられ(S
23゜)、これが降りてなLJればクラッチ用シリンダ
を降ろしてクラッチ板に結合させ(3231)、その後
ロッド保持機構が−30゜×Nだけ回転され(S23□
)、再び切欠きが正しい位置かが調べられ(SZ□、)
、正しい位置にあれば切欠きに他の掘削ロッドがあるか
が調べられ(St:++ ) 、他の掘削ロッドがある
場合はクラッチ用シリンダが上昇しているかが調べられ
(S 234)、クラッチ用シリンダが上昇してなけれ
ばこのクラッチ用シリンダを上げて保持鋺と結合させ(
Sz3s)、ロッド保持機構が一306×Nだけ回転さ
れ(S236 ) 、再び切欠きに掘削ロッドがあるか
どうか調べられる(S233)。掘削ロッドがなければ
仮留め機構66がゆるめられて(S z+7)、ロッド
保持機構が回動セットされる(S2311)。
ロッド保持機構のセントが完了するとルーチンReが実
行され(3239) 、パワスイベルと掘削ロッドとの
連結が切離され、その掘削ロッドがロッド保持機構に保
持される。ロッド保持機構の復帰スイッチを操作すると
(S247)、ロッド保持機構が回動し、その復帰が完
了すると(3248)、パワスイベルが回動降下しくS
 249) 、ロッドクランプ103に保持されている
掘削ロッドとパワスイベルとの接続が行われ、その接続
が終了すると(S25゜)、ロッドクランプ103が解
放され(Szs+ ) 、規定の深さまで上昇していな
いと(S25□)、ステップ82.5に戻り、パワスイ
ベルを回転上昇させて球根部拡大掘削が行われる。
この球根部拡大掘削において掘削ロッド切離の必要がな
い状態においてはステップ5216からステップS2S
。に移って規定の深度までパワスイベルが上昇したか、
つまり球根部拡大が終了したかがチェックされ、その拡
大が終了すると、パワスイベルの回転が停止され(32
53) 、その後は火成と掘削ロッドを取出す処理に移
る。
即ちパワスイベルが正転しながら(3254)パワスイ
ベル上昇が行われ8Szss)、常にパワスイベルが掘
削ロッド切離し位置にあるかがチェノりされ(S2S6
 ) 、切離し位置になるとステップS21.〜S2□
7のルーチンR7が実行され(S2S7)、ロッドクラ
ンプ103によって保持された掘削ロッドとパワスイベ
ルに接続された掘削ロッドとの切離しが行われる。その
後ロッド保持機構を復帰させるスイッチを制御すると(
Sz6e ) 、ステップS2□、〜5238のルーチ
ンR9が実行され(SZ69 ) 、切欠き65の位置
が正しく、切欠きのところに掘削ロッドがない状態のロ
ッド保持機構が掘削位置にセットされる。この状態にお
いてロッドの切離しスイッチを操作すると(Sz7o 
)、ルーチンRcが実行され(Sz7+ ) 、パワス
イベルに接続されている掘削ロッドがロッド保持機構に
保持される。その後ロッド保持機構を復帰させるスイッ
チを操作すると(S2□2)、ロッド保持機構は復帰し
、パワスイベルが降下し、更にロッドクランプに保持さ
れている掘削ロッドに対する接続を行うルーチンRhが
実行される(S273 )。
その後最下端の掘削ロッドがどうかのチェックが行われ
(Szts)、最下端の掘削ロッドでない場合はステッ
プS2,5に戻って同様にして掘削ロッドの回収が行わ
れる。接続した掘削ロッドが最下端のものであった場合
は深度M2までパワスイベルが上昇され(S2?B )
 、洗浄液をその掘削ロッドに供給して洗浄し、その後
パワスイベルが最−ヒ端の位置まで上昇される(S2?
9)。
次にロッド保持機構をセントするスイッチを操作すると
(Szso ) 、ルーチンRgが実行され(S211
1 ) 、その後パワスイベルと掘削ロッドの切離しス
イッチを操作すると(S28□)、ルーチンRcが実行
され(Sze+ ) 、パワスイベルに取付けられた掘
削ロッドがロッド保持機構に保持される。その後ロッド
保持機構を復帰するスイッチを操作すると(S284 
) 、ロッド保持機構は回動復帰し、またロッドクラン
プ103が後退して復帰する(S2115)。
これですべての掘削ロッドの回収が終了し、次に杭を沈
設する処理に移る。
杭を沈設するに当ってはます杭芯出し治具を取付け(3
286) 、次にチャッキング降下スイソチを押してチ
ャッキングを降ろしく5zat ) 、その後パワスイ
ベルをスイッチ操作によって降下しく328B ) 、
チャッキングを開放しく3289 )、杭沈設治具(第
21図について説明したもの)をロッド保持機構へ取付
りる(Szqo )。次にスイッチ操作によりチャッキ
ングを締め(S291 )、ロッド接続スイッチを操作
すると(S292 ) 、チャッキングは上昇しく5z
qi ) 、かつパワスイ・ベルが回転して(S294
 ) 、その締付けが所定圧KIになったかが調べられ
(829,) 、所定圧に、になり、パワスイベルに杭
接続冶具を接続するごとが完了すると(3296) 、
そこでチャッキングの保持が解放され(S297 ) 
、チャッキングが一ト昇する(Szqe )。
ロッド保持機構をセントするスイッチを押すと(S27
.)、切欠き65は正しい位置かが判定され(S3oo
)、正しい位置でない場合はクラッチ用シリンダ75が
降りているかどうか調べられる(3301 )。それが
障りでなければクラッチ用シリンダ75を降ろした後(
S3゜2)、ロット−保持機構が30°×Nだけ回転さ
れ(S38.)、切欠きが正しい位置になるまでその操
作が行われる。
切欠きが正しい位置にあればロッド保持機構が回動しセ
ントが完了する(3304)。次に接続する抗が最終杭
かが判定され(S3o5)、最終抗でない場合はパワス
イベルが回転降下してロッド保持機構に保持されている
杭に対する接続が行われる(S306 、 53o9.
 5zoa ) 、その後杭押え機構84 (第9図)
による杭に対する保持が開放され(S3oq)。パワス
イベルが原点位置(最上端)まで」1昇する(S3、。
)。その後ロッド保持機構58は復帰され(S3Il)
、杭の沈設を行う(S31□)。この杭の沈設は鉛直度
などを監視しながら遠隔操作によって行う。この沈設中
にその杭が最終抗かの判定が行われ(SffI3)、最
終杭でない場合はパワスイベルが最下端になったかが判
定され(S:+z ) 、最下端になった場合には杭沈
設が自動的に停止される(S315 ) 、上部スキッ
ト32bに取付けられた杭クランプ151によりその沈
設中の杭がクランプされ(S3I6)、その後パワスイ
ベルが逆転され(S3.7)、その杭とパワスイベルと
の連結が解除される。パワスイベルの逆転を停止した後
(33(1) ) 、パワスイベルをト昇しく5zlq
 ) 、その時用」二げ力が所定値に3以下かがチェッ
クされ(S3□o)、つまり杭とパワスイベルの連結が
確実に解除されたかがチェ7りされる。その引上げ力が
所定値に3以上の場合は杭とパワスイベルとの連結が解
除されていないと判断してステップS、17に戻ってパ
ワスイベルの逆転が行われる。
杭との連結が解除された状態でパワスイベルの上昇は上
限で停止され(S3□、)、そこでロッド保持機構をセ
ントするスイッチを操作する(S3□2)。
これによりロッド保持機構がパワスイベルの下に回動さ
れるが、この時は既にロッド保持機構には新たな杭を保
持した状態としておく。このパワスイベルの下に杭が来
た状態でステップS ioo〜S3゜4のルーチンR,
を実行しくS、□3)、更にルーチンR,を実行する(
S3□4)ことによってロッド保持機構に保持された新
しい杭をパヮスイベルの杭接続冶具に連結し、更にその
杭を抗クランプに保持されている杭に接続し、その後抗
押え84を解放しくS3□5)、パワスイベルを上昇さ
せ(S3□6)、つまり原点まで上昇させるとロッド保
持機構が復帰され(S327)、その後ステップS3,
2に移って杭の沈設作業が行われる。
このようにして次から次へと杭を連結して杭を沈設して
、最終杭になるとステップS ffQ5でこれが検出さ
れ、この最終杭に対しては先の第21図について述べた
ように杭の最」一端にピンが付けられており、これと対
応して抗接続冶具中の雌ねじを外す(33□、′)。こ
の抗接続治具の切欠きを前記ピンに結合させるため、パ
ワスイベルを回転しながら降下させ(Szza ) 、
その押し付は力が所定値に3以上になると、ピンの一ト
に杭接続治具の内筒の下縁が接触したと判断しくS3□
、)、パワスイベルの降下を停止する(S3ao >。
その状態でパワスイベルは回転されており、その回転力
が所定値に、に達っしない前にパワスイベルの回転が1
回転以」ユすると(S、3□)、この場合はもう一度パ
ワスイヘル回転降下させるステップ8328に戻る。1
回転しないうちにパワスイベルの回転トルクが所定値に
達するとピンが切欠き内に入ったと判定され、パワスイ
ベルの回転を停止しく5s3z ) 、更にパワスイベ
ルを下げて、つまり切欠きの上下方向の通路をピンがi
mるように制御し、パワスイベルの押し付は力が所定値
に3以上になると(333S ) 、パワスイベルを回
転して(S336)切欠きの横方向通路にピンを移動さ
セ、その回転トルクが所定値に達すると(S33?)、
ステップ53oIIに移り、ここで最終杭と抗接続治具
との接続が終了したと判定される。その後は途中の杭の
沈設と同様のルーチンを実行する。
この杭を沈設する作業中においてステップ5313で最
終抗と判定された場合にはステップ5338に移り、こ
こでパワスイベルが最下端かが判定され、最下端になる
と杭の沈設が停止される(33:19 )。
この最終抗の上端が地表と一致させ或は地表以下になる
ようにするために掘削ロッドを抗接続冶具に連結し、更
にその掘削ロッドを最終杭の上端に接続して杭埋設を行
う。即ちロッドクランプ103をセントするスイッチを
操作して(S 1ao)ロッドクランプ103を前進さ
せて所定位置にセントする。そのロッドクランプ103
により杭接続治具(7)Oソド部分を固定しく5341
)、パワスイベルを逆転して杭接続治具を切離しくS、
4□)、パワスイベルを最−上端まで上昇させる(S3
41 )。ロッド保持機構をセットするスイッチを操作
すると(S344 ) 、ロッド保持機構(ここには既
に掘削ロッドを保持しである)が回動してパワスイベル
の下に回動し、かつルーチンR0が実行されて(334
S ) 、その掘削ロッドとパワスイベルとの連結が行
われる。この状態でチャッキングが降下され(S346
 ) 、そのチャッキングによって掘削ロッドが保持さ
れ(S、47)、そこで仮留め機構66を解放して(S
s4e )チャッキングを上昇すると共にパワスイベル
回転する(S349)。この回転によって回転トルクが
所定の値に2となると(S35゜)、その掘削ロッドと
パワスイベルとの接続が完了する( S 351)。そ
こでステップS2゜。
〜S2.3のルーチンR1が実行され(S35□)、パ
ワスイベルに接続された掘削ロッドと杭接続治具との接
続が行われ、ロッドクランプ103がゆるめられた後、
杭沈設が遠隔操作によって行われる(S3bz ) に
の間最終の深度に杭が達したかどうかのチェックが行わ
れ(8363) 、最終深度に達しない場合においてそ
のパワスイベルが最下端になったかどうかが調べられ(
S364 ) 、つまり最終杭がかなり深く位置される
場合にはパワスイベルが最下端になることがある。その
場合においては更に掘削ロッドを接続するため、先に掘
削を進める場合の掘削ロッドの接続と同様に、つまりス
テップ5187乃至ステップSI9.における処理と同
様にステップS 、165乃至ステップS 2’+2を
経てパワスイベルに掘削ロッドの接続を完了し、これよ
りステップ33S□に戻って更に下側の掘削ロッドに接
続を行う処理を行った後沈設を行う。
ステップS、6.においてその沈設が最終深度に達した
ことが検出されると、ステップS、7.に移り、パワス
イベルはχ回転逆転され、最終杭と抗接続治具との結合
を離す操作が行われ、回収するロッドが最終治具かどう
かのチェックが行われ(S:++a)、そうでない場合
はパワスイベルを上昇させ(Si1w)、その引き上げ
力が所定値に6以上の場合、つまり杭接続治具と最終抗
との連結が解除されていない時(S33゜)はステップ
8378に戻りパワスイベルの逆転を行う。ステップS
 3110で引き上げ力が)(5以下ならばパワスイベ
ルとロッドとの切離し位置にあるかどうかをチェックし
く5381 ) 、このロッド切離し位置においてはロ
ッドクランプ 103がセントされているかどうかをチ
ェックしくS、112)、セットされていない場合はこ
れをセントしく5283 ) 、その後は先に示したロ
ッド回収処理ステップ32Sff乃至ステップS2,3
までの処理と同様にステップ5384乃至ステップ33
90が実行される。つまり掘削ロッドが回収される。更
に下の杭接続治具とパワスイベルとの接続を切離すため
ロッドクランプ103が復帰され(S 399)、その
後パワスイベルを上昇するスイッチを操作 (S a。
。)、更にチャソキングを降下するスイッチ操作しく5
401 ) 、かつナヤソキングを締めるスイッチを操
作して(S4o2)更にパワスイベルの上昇逆転するス
イッチを操作する(S4゜3)。つまり杭接続治具を一
]二昇さ…てそのロッド部分をチャッキングで掴み、パ
ワスイベル逆転させることによって杭接続治具とパワス
イベルとの切離しが行われ(S4゜4)、その後チャン
キングをゆるめた後(S40S ) 、その杭接続治具
を回収しく5406 ) 、パワスイベルをト騨しく5
407 ) 、チヤノキング−上昇させて(S、oe 
)、杭の沈設を終了して次の工程の準備に移る(S 1
19)。
堅い地層を掘削する場合においては例えば第28図のよ
うにpoだけ下降掘削(推進掘設)を行い、その後その
推進掘削の距離ρ。の%の距離(xo /2)だけ上昇
掘削(戻り掘設)を行う。
これを繰返す掘削方法がとられている。これは復動モー
ドと言う。この復動モードをとることができるように制
御装置が構成されている場合は第27図の処理において
掘削開始スイッチが操作されると(SI67)第29図
に示すように復動モーIかどうかが調べられ(Ssoo
 ) 、復動モードでない場合は単や11モードの処理
となり(S5o+ )パワスイベルが回転され、また給
進がなされるが、この際にその給進力かに2よりも大き
くなる(S、。2)と復動モードに自動的に移り、復動
モードの処理を実行しく5503 ) 、また同様に掘
削トルクかに3よりも大きくなる(S、。4)と、復動
モードに自動的に移るようにすることもできる。
この復動モード(S5゜3)において同様に給進力や掘
削トルクを調べており、給進力や掘削トルクが所定値よ
り大になった場合は給進速度を落して、つまり第27図
について述べたように処理することもできる。
1y廖閤引I(チ扛千−ド− 先に述べたように復動モードで掘削を行い、かつ掘削液
を供給して掘削する場合に、その掘削している地層に合
った掘削液を供給することが好ましい。この場合第28
図において下Il* tm削を行っている途中に地層境
界171に達しすると、その時点t1で掘削液をその下
側の地層に合ったものに切換え、その後そのe。だけの
下降掘削が終り上昇掘削(戻り掘削)を行い、その途中
の時点t2において地層境界171をil過する際にそ
の一ト側の地層に合った掘削液に切換えて掘削を行い、
再び下降掘削を行って地層境界171に達すると、その
時点t3において同様に掘削液を切換えて掘削を行うこ
とになる。
ところで掘削液はある程度予め混合して用意しておく必
要があり、大きな工事現場であればそれぞれ必要な掘削
液を複数の液槽に用意し、つまり既に掘削している地層
境界の上側に適する掘削液を充分用意し、更に地層境界
の下側に適する掘削液も用意しておくことができるが、
そのように十分な量の掘削液を数種類書に用意しておく
ことは狭い工事現場では困難となる。
このような場合においては例えば第30図に示すように
特殊復動モードとすればよい。すなわち下降掘削を行っ
て地層境界171に達すると、6oだけ連続下降掘削を
行っていないその途中であっても戻り掘削に切換え、こ
の戻り掘削172を10/2ではなく、その直前の下降
掘削の位置まで行い、つまり地層境界の深さが17゜で
あってその直前の下降掘削の最下端の深さがしわの場合
、その差のΔL −り。−■1..だけ戻り掘削172
を行い、その後下降掘削173を行う。この下降掘削1
73の途中において地層境界+71で掘削液の切換えを
行なう、この下降掘削173は地層境界171からe。
/2の深さまで行った後、戻り掘削174とする。この
下降掘削173の途中で地層境界171に達した時に、
通常の復動モードによる掘削と同一処理を始めるように
すればよい。
第30図に示す処理によれば掘削液の切換えは下降掘削
173において地層境界171を通過する時1回行えば
よい。なお地層境界は予めポーリングをしておくことに
よってその位置を調べておき、かつ各地層も調べ、各地
層に応じた掘削液を用意する。
この第30図に示した掘削制御を第31図に示す。復動
モードが開始されると(S51o)、まず下降掘削が行
われ(SS。)、その下降掘削がp0/2となったかが
調べられ(S51□)、それが7!o / 2になると
」−昇掘削が行われ(SS13 )、その上昇掘削がρ
。72行われたかが調べられ(SS14 ) 、これが
7!o / 2になると、下降掘削が行われ(Ss+s
 ) 、この下降掘削が7!。行われたかが8周べられ
(SS16 ) 、これがe。になるとステップ5SI
3に戻り上昇掘削が行われる。これが一般の復動モード
における制御であるが、この場合はステップSSI□で
下降掘削中に地層境界に達したかが調べられ(Ss+、
) 、地層境界に達した場合は上昇掘削に切換られ、Δ
L=LO−Lnだけ一上昇掘削が行われる(S、+s 
)。その後、Δ■4だけ下降掘削が行われ(5519)
 、つまり地層境界に達し、泥水切換が行われ(SS□
。)、ステップ5511に戻る。ステップ5516にお
いて下降掘削中に地層境界に達したかが調べられ(S5
□I)、地層境界に達した場合はステップS、18に移
る。
また復動モードで掘削を行っている場合にその第32図
に示すように下降掘削180の途中でパワスイベルが最
下端180に達し、従って掘削ロッドの接続替えをする
必要が生じると、その時点で掘削ロッドの切換接続(1
B 2)が行われ、下降掘削181が終り、−L昇掘削
183になるとその途中でパワスイベルは最上端となり
、その時点で掘削ロッドを回収して(184)上昇掘削
を継続し、その後、下降掘削185を行うが、またその
途中でパワスイベルが最下端となるため掘削ロッドの接
!(186)を行うことになる。このため掘削ロッドの
接続を2回、切離しを1回も行う必要があり、操作に手
間をとることになる。
このような場合第33図に示すような殊列復動モードと
するとよい。下降掘削189の途中でパワスイベルが最
下端になると、パワスイベルの掘削中における最大移動
範囲S0と現在のパワスイベル最上端からの降下量S7
との差ΔS−80−8,だけ上昇掘削191を行い、次
に下降掘削192を行うが、これをΔSだけ行うとパワ
スイベルが最下端となり、ここで掘削ロッドの接ぎ足し
く193)を行い、更に10/2だけ下降掘削を行う。
これより通常の復動モードにおける戻り掘削に移るよう
にする。この場合、掘削ロソFの接続は東動モードにお
ける接続と同様に1回ですむ。
この場合の制御流れ図を第34図に示す。ステップ85
11〜5516は第31図で説明した場合と同様の通常
の復動モードの処理である。ステップSSI□で下降掘
削中にパワスイベルが最下端に達したかが調べられ(S
S2S ) 、それが最下端になるとΔSだけ上昇掘削
とされ(S5□、)、その後下降掘削が68行われると
(Ssz7) 、掘削ロッドの接続が行われて(Ss2
a ) 、ステップS、1゜に戻る。ステップS5,6
で下降掘削中にパワスイベル最下端になったかが調べら
れ(S5□、)、それが最下端になるとステップS5□
6に移る。
裾1り液処理 掘削液は掘削する地層に適したものを用いることが好ま
しいが、その掘削液の供給は例えば第35図に示すよう
に行われる。即ち増粘剤、例えばヘントナイトのタンク
201からその粉体が供給制御弁102を介し計量器1
03に供給され、この計量値は例えばロードセルのセン
サ204より計算機205へ導かれ、この計量値が設定
した値になると、その計量されたベントナイトは切換え
ホンパー215へ供給され、更に切換えホッパー215
より混合槽206又は207の何れかに供給される。タ
ンク208から増粘剤であるCMCが同様に弁209を
通じて計量器211へ供給され、その計量したセンサ2
12の出力は計算機205へ供給され、設定量計量さ些
たCMCが切換えホンパー215へ供給され、これより
更に混合槽206,207の何れかへ供給される。また
混和剤タンク216の混和材が弁217を通じて計量器
211へ供給され、設定量計量された混和剤が切換えホ
ッパー215を通じて混合槽206又は207へ供給さ
れる。更にセメントサイロ218よりのセメントが弁2
19を通じて計量器221で計量され、その計量値はセ
ンサ222を通じて計算機205へ供給され、設定量計
量されると弁219が閉められてその計量されたセメン
トは切換ホッパー215を;mして混合槽206又は2
07へ供給される。
混合槽206.207には分散剤タンク223より計量
ポンプ224を通じ、更にパイプ225を通じて弁22
6.227の制御のもとに混合槽206.207に設定
量供給することができるようにされている。更Gこ清水
槽228よりの清水がポンプ229より、弁231をi
mじ、更に汎IM計232を通じ、また弁233,23
4の制御によって混合槽206又は207に供給される
。計量計232で計測した流量は計算機205ヘイj(
給される。
混合槽206.207で混合攪拌された液は攪拌槽23
5又は23Gにそれぞれ弁237乃至240の制御のも
とに切換え供給される。この攪拌槽235,236に得
られた掘削液、根固め液、周辺固定液、或いはセメント
ミルクは弁241゜242の制御により共通の流量計2
43を通し、更に弁245又は246を通じて高圧ポン
プ247、又は低圧ポンプ248に導かれる。高圧ポン
プ247に導かれた掘削液は高い圧力で、パワスイベル
の内管内に(l給される。また低圧ポンプ248に導か
れた柑固め液、周辺固定液、セメントミルクなどは低圧
でパワスイベルの円筒1m路へ(j(される。清水は弁
249を通じて流量計243へも供給することがでるよ
うにされている。この流量計243の測定流量は計算機
205へ供給される。
一方掘削穴12内の泥水251は真空ポンプ252によ
って吸い上げられて固液分離装置253へ供給される。
ここで固体と液体とに分離され、更にザイクロン254
により所定値以下の微粒子を含んだ泥水が弁255をJ
じて泥水タンク256に導かれる。泥水タンク256内
は常に攪拌が行われ、その内部の泥水257の水位が水
位旧258で測定され、かつ比重が比重沿259で測定
され、更に粘度が粘度計261で測定される。これら測
定値は計算機205に導かれる。泥水タンク256の泥
水257は弁262を通じ、更にポンプ267を通じま
た弁268をiIIじ、更に弁231を通して流量計2
32へ供給され、つまり混合槽206又は207に導く
ことができる。必要に応じて弁269を通じてポンプ2
67よりの泥水は泥水槽256に戻され、或いは弁27
1を1ltlじて夕(部に放出される。
計算機205は掘削する地層に対して好ましい粘度を持
った掘削液を作るため、比重計259、粘度旧261な
どの測定値から、泥水に加える増粘剤などの各種添加剤
の量や流量を演算し、これを計量して混合槽 206又
は207に各種材料を供給して必要とする掘削液を作る
この掘削・杭埋設作業をなるべく効率良く行う点から地
層に応した掘削液を、例えば混合槽206で作り、更に
攪拌槽235でその掘削液を供給し、更に掘削液として
高圧ポンプより供給する。一方、掘削が進み次の地層に
達した時に、その地層に適する掘削液の調合を混合槽2
07で行って、その地層変化に対応して直らにその地層
に合う掘削液に切換え供給することができる。なお各地
層に適する各掘削液と、泥水の比重、粘度(その一方で
もよい)、流量、各種添加剤の量などのテーブルを用意
しこれを参照して掘削液を自動的に作り、かつその切換
え供給も自動的に行わせることもできる。
また、掘削が終了するとその球根部拡大都心ご対しては
掘削液を根固め液と置換しながら掘削ロッドの回収を行
い、かつその球根部拡大部より一ヒの部分については掘
削液を周辺固定液と置き換えるが、これら根固め液や周
辺固定液も、その一方を攪拌槽235、他方を攪拌槽2
36に準備し、連続的に作業できるようになされる。そ
のようにして掘削ロッドの回収が終り、杭の沈設を行い
、その杭の沈設が終了すると、その沈設した杭を通して
球根を作るためセメントミルクの供給を行う。
井IW肚戊 最後に球根を作るためにセメントミルク又はモルタルの
ような高粘度の流体を地中内に詰込むが、埋設状態によ
っては、地上で袋に充満させる鼠だけ地下では充填する
ことができないことがある。
このような点から次のような処理が行われる。即ち第1
図り、Fに示したように、最下端の杭の外周に袋21が
被せられており、この袋21に供給するセメントミルク
の量はその袋21の容積から決ってくるが、その容積の
供給量に達する前にセメントミルクの供給が困難になり
、セメントミルク供給圧がある値に達すると、それまで
の供給よりも低速度で供給する。このようなことをする
ことによりその袋の状態で最大に近い量のセメントミル
クを供給することができる。
例えば第36図に示すようにセメントミルクの供給は最
初はポンプの最大吐出量で供給し、目標供給量、つまり
地上で袋21に入れることができる最大容!iQ。に達
する前に、例えば供給量がQllになるとポンプの出力
側における圧力計による供給圧力Pが設定値P1になる
と、ポンプの吐出量をその最大値の50%にする。そう
すると圧力計の圧力は低下してセメントミルクの供給が
行われるようになるが、目標値Q。になる前に供給量Q
12で圧力Pが設定(ii P +に再び達すると、更
にポンプの吐出量を最大値の30%に落して供給し、こ
の後に供給力Pが設定(+I P + に再び達したら
それで供給を停止する この制御は例えば第37図に示すような処理により行う
。セメントミルク圧入処理が開始されると、まずポンプ
の吐出量はその最大値に設定され(S2.り、そのセメ
ントミルクの吐出量は流計針によって積算される。その
吐出量の積算値Qが予定値(目標値)QOになったらセ
メントミルク供給を停止するが(SS?3 ) 、予定
値Q。になる前に圧力計の圧力Pが設定値P1になった
かでチェックされ(SS?4)、PIになるまではセメ
ントミルクの吐出が続行され、圧力PがPlになった場
合は、その圧力がP、になったのカ月回目かがチェック
され(Ssys ) 、1回目の場合はポンプの吐出量
を最大値の50%にセットしてポンプによるセメントの
供給が続行される(SST6 )。
供給圧力p fJ< p 、に再びなり、1回目でない
場合はステップ5577に移って圧力P1になったのが
2回目かがチェックされ、2回目の場合はポンプの吐出
量を最大値の30%にして突出をm続する(SS?8 
)。供給圧力Pが再びPlになると、ステップS2,7
で圧力がPlになったのが2回目でないためセメントミ
ルクの供給を停止する。
このように供給の吐出量を下げて供給することによって
なるべく多くのセメントミルクを袋に充填することがで
きる。このようにポンプの吐出量を下げて繰返し供給す
ることを更に多く行うようにしてもよい。また第38図
Aに示すように供給圧力Pが最初に設定値P+ に達し
、吐出量を下げて供給し、次には供給圧PがPlよりも
高い設定圧力P2に達するまで供給を行うようにしても
よい。
更に第38図Bに示すようにその高い圧力P2になると
吐出量を更に下げて再び供給するようにしてもよい。こ
のようにしてなるべく多くのセメントミルクを供給する
ことができ、所定の球根部を得ることができる。
なお最初から少ない吐出量で供給する場合と比較して短
時間でセメントミルクを袋に充填することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明による復動モード掘削方法に
よれば、推進掘削の途中において常に掘削ロッドの接続
を必要とする状態、つまりパワスイベルが最下端となっ
たがチェックされ、パワスイベルが最下端となるとその
推進掘削が途中であっても、つまりβ。だけの推進掘削
を行っていなくても、戻り掘削に切換えて戻り掘削を行
い、その戻り掘削はその直前における戻り掘削の開始位
置まで行い、つまりパワスイベルの移動可能な距離S。
からその直前における推進掘削のためにパワスイベルの
降下した量S、、を引いた残りΔSだけ戻り掘削を行い
、その後、再び推進掘削を行い、その途中で掘削ロッド
の接続を必要とする状態、つまりパワスイベルが最下端
になるとそこで掘削を中断して掘削ロッドの接続を行い
、その後”再び復動モード掘削を開始し、つまり第34
図におけるステップ5S11からの処理に移ればよく、
その制御法も簡単で、しかも掘削ロッドの接続、及び掘
削中断は単動モードにおける回数と同じでよく、従って
作業性良く復動モード掘削を行うことができる。なおこ
の発明は掘削液を使用しない掘削に   ゛も適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は掘削、杭埋設の上程を説明するための断面図、
第2図はこの発明による掘削・杭埋設機の外観を示す斜
視図、第3図はその掘削・杭埋設機の側面図、第4図は
第3図の右側面図、第5図は第3図の平面図、第6図は
下部スキットと上部スキットとの連結状態を示す側面図
、第7図は第6図の平面図、第8図は第6図のAA線断
面図、第9図は供給機構の一例を示す縦断面図、第10
図は第9図の平面図、第11図は第9図のBB線断面図
、第12図は第9図のCC線断面図、第13図は第9図
のDD線断面図、第14図は第13図の正面図、第15
図はチャッキング91の平面図、第16図は第15図の
正面図、第16図Aはチャッキング91のPP線断面図
、第17図は操作ロッドを示す図、第18図はIコンド
クランプ103の右半分を断面とした平面図、第18図
Aは第18図のHI−(線断面図、第19図は第18図
の一部を断面とした正面図、第19図Aは第19図のF
F線断面図、第20図番Jパワスイベル35の一半部を
断面とした正面図、第21図は杭接合冶具137を示す
断面図で、同図Aは中間杭との接続状態を示し、同図B
は最終杭との接続状態を示し、同図Cは同図Bを90°
回転した状態を示す図、第22図は中間杭を示す正面図
、第23図は抗クランプ151の一部を示す平面図、第
24図はアウトリガと傾斜計との関係を示す平面図、第
25図はアウトリガに対する駆動シリンダと切換えバル
ブとの関係を示す図、第26図はスキットの水平出しの
制御例を示す流れ図、第27図は掘削、埋設の全体の動
作例を示す流れ図、第28図は復動モードを示す図、第
29図は復動モードと単動モードとの選択処理を示す流
れ図、第30図は地層境界において特殊復動に変更する
場合の例を示す図、第31図はその処理の動作例を示す
流れ図、第32図は復動モードにおける掘削ロッドの切
替えを説明するための図、第33図は掘削ロッドの切替
え時の特殊復動モードを示す図、第34図はその動作例
を示す流れ図、第35図は掘削液処理装置の全体の構成
を示すブロック図、第36図は球根部セメント供給制御
時の(Jj給星と供給圧との関係例を示す図、第37図
は第 36図の制御動作例を示す流れ図、第38図はセ
メント供給制御における供給量と供給圧との他の関係例
を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)掘削ロッドを次々と接続しながら掘削すると共に
    、所定距離l_Dを推進掘削した後、その2分の1の距
    離(l_D/2)戻り掘削を行うことを自動的に繰返す
    復動モード掘削方法において、上記推進掘削の途中で掘
    削ロッドの接続を必要とする状態になると、その時点で
    戻り掘削に切替え、その戻り掘削を、その直前の戻り掘
    削の始の位置まで行い、 次に推進掘削を行い、その途中で掘削ロッドの接続を行
    い、 その掘削ロッドの接続後、再び復動モード掘削を開始す
    ることを特徴とする復動モード掘削方法。
JP3583886A 1986-02-19 1986-02-19 復動モ−ド掘削方法 Granted JPS62194391A (ja)

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