JPS6219377A - 超砥粒砥石 - Google Patents
超砥粒砥石Info
- Publication number
- JPS6219377A JPS6219377A JP15895085A JP15895085A JPS6219377A JP S6219377 A JPS6219377 A JP S6219377A JP 15895085 A JP15895085 A JP 15895085A JP 15895085 A JP15895085 A JP 15895085A JP S6219377 A JPS6219377 A JP S6219377A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonding medium
- oxide
- weight
- parts
- sand
- Prior art date
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- Granted
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は切刃の自生作用に優れた超砥粒砥石に関するも
のである。
のである。
（従来の技術）
ダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のような超砥粒
を用いた従来の超砥粒砥石は、ガラス質等を主成分とす
るセラミック系結合剤により砥粒を結合させたものが普
通であるが、このような従来の超砥粒砥石は砥粒、結合
剤ともに極めて硬質のものであるために砥粒の寿命が長
い利点を持つ反面砥粒の脱落による自生作用が生じにく
り、目詰りが生じ易い欠点があった。
を用いた従来の超砥粒砥石は、ガラス質等を主成分とす
るセラミック系結合剤により砥粒を結合させたものが普
通であるが、このような従来の超砥粒砥石は砥粒、結合
剤ともに極めて硬質のものであるために砥粒の寿命が長
い利点を持つ反面砥粒の脱落による自生作用が生じにく
り、目詰りが生じ易い欠点があった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明はこのような従来の問題点を解決して、結合剤に
適度の脆性を付与することにより自生作用を高め、ドレ
スインターバルを長くすることができる超砥粒砥石を目
的として完成されたものである。
適度の脆性を付与することにより自生作用を高め、ドレ
スインターバルを長くすることができる超砥粒砥石を目
的として完成されたものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は６００〜１０００℃の融点を持つセラミック系
結合剤１００重量部に対して、０．１〜１μｍの粒度の
酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄のいずれか１種又は２
種以上の微粉末を５０〜２００重量部混入してなるボン
ドによりダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のよう
な超砥粒を結合させたことを特徴とするものである。
結合剤１００重量部に対して、０．１〜１μｍの粒度の
酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄のいずれか１種又は２
種以上の微粉末を５０〜２００重量部混入してなるボン
ドによりダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のよう
な超砥粒を結合させたことを特徴とするものである。
本発明においては、６００〜１０００℃の比較的低融点
のセラミック系結合剤かベースとして用いられる。この
ような１０００℃以下の低融点のセラミック系結合剤は
焼成時にダイヤモンド砥粒のような砥粒を酸化させるお
それがない点で好ましいものであるが、６００℃以下で
は十分な砥粒の保持力を発揮させることができないこと
が多い。本発明においてはこのようなセラミック系結合
剤に酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄のいずれか一種又
は二種以上が混入されるが、酸化クロム、酸化チタン、
酸化鉄はいずれもボンドの結合力を調整して脆性を与え
るためのものであり、耐熱性に優れること、微細で均質
な粒状となり易いこと、硬度が大きく滑性及び潤滑性に
も優れること等の点で好ましいものである。これらの混
入量はセラミック系結合剤１００重量部に対して５０〜
２００重量部とすることが適当であり、５０重量部未満
では結合力を調整して脆性を高める効果が不十分であり
、２００重量部を越えるとボンドの結合力が弱くなりす
ぎて砥石の強度劣化や摩耗を招来するおそれがある。ま
たこれらの酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄の粒度は砥
粒の種類にもよるが一般に０．１−１μｍ程度が好まし
く、０．１ μｍ未満であるとボンドの結合力を調整す
る効果が不十分であり、１μｍ越えると潤滑性及び滑性
が失われるおそれがある。本発明ではこのようなボンド
によりダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のような
超砥粒が結合された超砥粒砥石が得られる。
のセラミック系結合剤かベースとして用いられる。この
ような１０００℃以下の低融点のセラミック系結合剤は
焼成時にダイヤモンド砥粒のような砥粒を酸化させるお
それがない点で好ましいものであるが、６００℃以下で
は十分な砥粒の保持力を発揮させることができないこと
が多い。本発明においてはこのようなセラミック系結合
剤に酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄のいずれか一種又
は二種以上が混入されるが、酸化クロム、酸化チタン、
酸化鉄はいずれもボンドの結合力を調整して脆性を与え
るためのものであり、耐熱性に優れること、微細で均質
な粒状となり易いこと、硬度が大きく滑性及び潤滑性に
も優れること等の点で好ましいものである。これらの混
入量はセラミック系結合剤１００重量部に対して５０〜
２００重量部とすることが適当であり、５０重量部未満
では結合力を調整して脆性を高める効果が不十分であり
、２００重量部を越えるとボンドの結合力が弱くなりす
ぎて砥石の強度劣化や摩耗を招来するおそれがある。ま
たこれらの酸化クロム、酸化チタン、酸化鉄の粒度は砥
粒の種類にもよるが一般に０．１−１μｍ程度が好まし
く、０．１ μｍ未満であるとボンドの結合力を調整す
る効果が不十分であり、１μｍ越えると潤滑性及び滑性
が失われるおそれがある。本発明ではこのようなボンド
によりダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のような
超砥粒が結合された超砥粒砥石が得られる。
（実施例）
次に本発明の好ましい実施例を示す。
実施例１
８００℃の融点を持つセラミック系結合剤１００重量部
に対して粒度０．６ μｍのＣｒｚＯｚを６５重量部混
入してボンドを製造し、このボンドを８８重量部の人造
ダイヤモンド砥粒と均一に混合して外径１５００、厚さ
２０ｍ、内径３６ｔｍの超砥粒砥石を成形した。これを
８００℃以上の温度で焼成して酸化クロム２６．２％を
ポンド中に含有する超−砥粒砥石を得た。この超砥粒砥
石の性能を充填剤を含まない従来のダイヤモンド砥粒ビ
トリファイド砥石と比較するため、これらの砥石をそれ
ぞれ工具研削盤に装着して１２ ｍ Ｘ ２４ ｔｍの
断面積を持つ高速度鋼製の工具を乾式条件下で研削する
テストを行った。砥石の切込量を５ ／ １００ ｍに
設定してテストを行ったところ、研削量を砥石の摩耗量
で割った研削比の大きさが本実施例の超砥粒砥石は従来
のビトリファイド砥石の１．５倍となり、また砥石駆動
用モータに電流計を取付けて測定された研削動力は従来
のビトリファイド砥石を使用した場合の約８０％に低下
した。なお本実施例の超砥粒砥石は自生作用に優れるた
め、ドレスインターバルは従来の約２倍に伸びた０次に
同一の砥石を用いてダイヤモンド焼結体を研削するテス
トを行った。このテストにおいては本実施例の砥石は従
来の砥石に対してドレスインターバルが３〜５倍となり
、また砥石の先端部の損耗量は従来の１／２以下となっ
た。
に対して粒度０．６ μｍのＣｒｚＯｚを６５重量部混
入してボンドを製造し、このボンドを８８重量部の人造
ダイヤモンド砥粒と均一に混合して外径１５００、厚さ
２０ｍ、内径３６ｔｍの超砥粒砥石を成形した。これを
８００℃以上の温度で焼成して酸化クロム２６．２％を
ポンド中に含有する超−砥粒砥石を得た。この超砥粒砥
石の性能を充填剤を含まない従来のダイヤモンド砥粒ビ
トリファイド砥石と比較するため、これらの砥石をそれ
ぞれ工具研削盤に装着して１２ ｍ Ｘ ２４ ｔｍの
断面積を持つ高速度鋼製の工具を乾式条件下で研削する
テストを行った。砥石の切込量を５ ／ １００ ｍに
設定してテストを行ったところ、研削量を砥石の摩耗量
で割った研削比の大きさが本実施例の超砥粒砥石は従来
のビトリファイド砥石の１．５倍となり、また砥石駆動
用モータに電流計を取付けて測定された研削動力は従来
のビトリファイド砥石を使用した場合の約８０％に低下
した。なお本実施例の超砥粒砥石は自生作用に優れるた
め、ドレスインターバルは従来の約２倍に伸びた０次に
同一の砥石を用いてダイヤモンド焼結体を研削するテス
トを行った。このテストにおいては本実施例の砥石は従
来の砥石に対してドレスインターバルが３〜５倍となり
、また砥石の先端部の損耗量は従来の１／２以下となっ
た。
実施例２
９５０℃の融点を持つセラミック系結合剤１００重量部
に対して、粒度０．８．ｕｍのＦｅ２Ｏ２を１００重量
部混入してボンドを製造し、このボンドにより８０重量
部の立方晶窒化硼素砥粒を結合させて実施例１と同一寸
法の超砥粒砥石を得た。この砥石の性能を実施例１と同
じ方法で充填剤を含まない従来の立方晶窒化硼素砥粒ビ
トリファイド砥石と比較したところ、本実施例の超砥粒
砥石は研削比が従来の１．７倍、研削動力は約７５％、
ドレスインターバルは約１．５倍となった。
に対して、粒度０．８．ｕｍのＦｅ２Ｏ２を１００重量
部混入してボンドを製造し、このボンドにより８０重量
部の立方晶窒化硼素砥粒を結合させて実施例１と同一寸
法の超砥粒砥石を得た。この砥石の性能を実施例１と同
じ方法で充填剤を含まない従来の立方晶窒化硼素砥粒ビ
トリファイド砥石と比較したところ、本実施例の超砥粒
砥石は研削比が従来の１．７倍、研削動力は約７５％、
ドレスインターバルは約１．５倍となった。
実施例３
７００℃の融点を持つセラミック系結合剤１００重量部
に対して粒度０．４ μｍのＴｉ０ｇを７５重量部混入
してボンドを製造し、このボンドにより９０重量部の立
方晶窒化硼素砥粒を結合させて超砥粒砥石を得た。この
超砥粒砥石の性能を充填剤を含まない従来の立方晶窒化
硼素砥粒ビトリファイド砥石と比較したところ、研削比
は従来の１．４倍、研削動力は７８％、ドレスインター
バルは２．５倍となった。
に対して粒度０．４ μｍのＴｉ０ｇを７５重量部混入
してボンドを製造し、このボンドにより９０重量部の立
方晶窒化硼素砥粒を結合させて超砥粒砥石を得た。この
超砥粒砥石の性能を充填剤を含まない従来の立方晶窒化
硼素砥粒ビトリファイド砥石と比較したところ、研削比
は従来の１．４倍、研削動力は７８％、ドレスインター
バルは２．５倍となった。
（発明の効果）
本発明は以上の説明からも明らかなように、セラミック
系結合剤１００重量部中に酸化クロム、酸化チタン、酸
化鉄のいずれか１種又は２種以上を５０〜２００重量部
含有させて結合力を調整したボンドにより超砥粒を結合
させたものであり、砥石の自生作用を向上させるととも
に研削比を高め、またドレスインターバルを長くするこ
とができ、研削動力を低下させることができる等々の種
々の利点を有するものである。よって本発明は従来の超
砥粒砥石の欠点を解決したものとして、業界に寄与する
ところは大である。
系結合剤１００重量部中に酸化クロム、酸化チタン、酸
化鉄のいずれか１種又は２種以上を５０〜２００重量部
含有させて結合力を調整したボンドにより超砥粒を結合
させたものであり、砥石の自生作用を向上させるととも
に研削比を高め、またドレスインターバルを長くするこ
とができ、研削動力を低下させることができる等々の種
々の利点を有するものである。よって本発明は従来の超
砥粒砥石の欠点を解決したものとして、業界に寄与する
ところは大である。
Claims (1)
- ６００〜１０００℃の融点を持つセラミック系結合剤１
００重量部に対して、０．１〜１μｍの粒度の酸化クロ
ム、酸化チタン、酸化鉄のいずれか１種又は２種以上の
微粉末を５０〜２００重量部混入してなるボンドにより
ダイヤモンド砥粒、立方晶窒化硼素砥粒のような超砥粒
を結合させたことを特徴とする超砥粒砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15895085A JPS6219377A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 超砥粒砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15895085A JPS6219377A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 超砥粒砥石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219377A true JPS6219377A (ja) | 1987-01-28 |
| JPS6362346B2 JPS6362346B2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=15682876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15895085A Granted JPS6219377A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 超砥粒砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219377A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6257873A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-13 | Mizuho Kenma Toishi Kk | 鏡面仕上げ用超砥粒砥石 |
| JPH01271177A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-30 | Showa Denko Kk | 超砥粒ビトリファイドボンド砥石及び製造方法 |
| FR2677290A1 (fr) * | 1991-06-06 | 1992-12-11 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation d'un outil de polissage et outil obtenu par ce procede. |
| JP2019005841A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP15895085A patent/JPS6219377A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6257873A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-13 | Mizuho Kenma Toishi Kk | 鏡面仕上げ用超砥粒砥石 |
| JPS6362347B2 (ja) * | 1985-09-04 | 1988-12-02 | ||
| JPH01271177A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-30 | Showa Denko Kk | 超砥粒ビトリファイドボンド砥石及び製造方法 |
| FR2677290A1 (fr) * | 1991-06-06 | 1992-12-11 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation d'un outil de polissage et outil obtenu par ce procede. |
| JP2019005841A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6362346B2 (ja) | 1988-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |