JPS62193626A - 凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法 - Google Patents
凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法Info
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明に多孔質材料膜を利用して、凝縮性ガス成分を含
有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法に関
するもので、有機溶剤を含有する混合ガスから有機溶剤
を分離回収する場合や水蒸気を含有する混合ガスの脱湿
に利用できる。
有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法に関
するもので、有機溶剤を含有する混合ガスから有機溶剤
を分離回収する場合や水蒸気を含有する混合ガスの脱湿
に利用できる。
例えば、含水素混合ガス中の水素をベンゼンと反応させ
て混合サス中の水素を液体のシクロヘキサンとして分離
し、貯蔵し、あるいに輸送し、必要に応じてシクロヘキ
サンを脱水素して再度、ベンゼンと水素にし、水素を利
用する場合に、シクロヘキサン蒸気を含有する混合ガス
からシクロヘキサンを分離回収する方法およびベンゼン
蒸気を含有する水素ガスからベンゼンを分離回収する方
法として適用できる。あるいは、コークス炉ガスを深冷
分離する場合、事前にコークス炉ガス中のベンゼン類を
除去する必要があるが、この場合にも適用できる。
て混合サス中の水素を液体のシクロヘキサンとして分離
し、貯蔵し、あるいに輸送し、必要に応じてシクロヘキ
サンを脱水素して再度、ベンゼンと水素にし、水素を利
用する場合に、シクロヘキサン蒸気を含有する混合ガス
からシクロヘキサンを分離回収する方法およびベンゼン
蒸気を含有する水素ガスからベンゼンを分離回収する方
法として適用できる。あるいは、コークス炉ガスを深冷
分離する場合、事前にコークス炉ガス中のベンゼン類を
除去する必要があるが、この場合にも適用できる。
(従来の技術)
例えばコークス炉かスを深冷分離する場合、深冷分離装
置で支障を上管ない程度1でコークス炉ガス中のベンゼ
ン分を除去する必要がある。この場合、コークス炉ガス
は昇圧さ几て吸収塔に導入さfL、ここで吸収油が散布
さ几てガス中のベンゼンは吸収油中に補集さ几る。ベン
ゼンを含有した吸収油はパイプ大手ルで加熱さ几、水蒸
気蒸留塔に導入される。水蒸気蒸留塔では水蒸気が吹込
ま几、塔頂より水蒸気とベンゼンが留出し、冷却さ几て
液体となりベンゼンと水とに分離さ几ベンゼンは回収さ
几る。−万、水蒸気蒸留塔の塔底より流出する吸収油は
冷却さ几再び吸収塔で散布さnる。
置で支障を上管ない程度1でコークス炉ガス中のベンゼ
ン分を除去する必要がある。この場合、コークス炉ガス
は昇圧さ几て吸収塔に導入さfL、ここで吸収油が散布
さ几てガス中のベンゼンは吸収油中に補集さ几る。ベン
ゼンを含有した吸収油はパイプ大手ルで加熱さ几、水蒸
気蒸留塔に導入される。水蒸気蒸留塔では水蒸気が吹込
ま几、塔頂より水蒸気とベンゼンが留出し、冷却さ几て
液体となりベンゼンと水とに分離さ几ベンゼンは回収さ
几る。−万、水蒸気蒸留塔の塔底より流出する吸収油は
冷却さ几再び吸収塔で散布さnる。
捷た近年、機能膜による混合気体分離法の実用化研究が
さかんに行わ几ている。多孔質がラスを利用したベンゼ
ンとガスの分離についても化学工学論文集11 m5
(1985)に基礎研究報告が公表さ几ている。こnは
多孔質Vycor fラス(細孔直径42^)を利用し
てベンゼンと窒素の透過・分離を実験したもので、実用
的なベンゼン回収法を示したものでにない。
さかんに行わ几ている。多孔質がラスを利用したベンゼ
ンとガスの分離についても化学工学論文集11 m5
(1985)に基礎研究報告が公表さ几ている。こnは
多孔質Vycor fラス(細孔直径42^)を利用し
てベンゼンと窒素の透過・分離を実験したもので、実用
的なベンゼン回収法を示したものでにない。
本発明者等は、先に含水素混合ガス中の水素をベンゼン
と反応させてシクロヘキサンとして分離貯蔵し、必要に
応じてシクロヘキサンを脱水素して再度ベンゼンと水素
に分離し、水素を利用する方法において、未反応パージ
ガス中に含有するシクロヘキサンと、脱水素後の水素中
に含有するベンゼン蒸気を多孔質がラスで分離回収する
ことを特徴とする水素を有効に活用できる実用的な方法
を提案し、特願昭60−042413号として特許出願
済みである。
と反応させてシクロヘキサンとして分離貯蔵し、必要に
応じてシクロヘキサンを脱水素して再度ベンゼンと水素
に分離し、水素を利用する方法において、未反応パージ
ガス中に含有するシクロヘキサンと、脱水素後の水素中
に含有するベンゼン蒸気を多孔質がラスで分離回収する
ことを特徴とする水素を有効に活用できる実用的な方法
を提案し、特願昭60−042413号として特許出願
済みである。
(発明が解決しようとする問題点)
前述の従来のコークス炉ガスを深冷分離する前に行うベ
ンゼンの除去法に、パイズtルおよび水蒸気蒸留塔で多
量の燃料と水蒸気を消費するのでエネルギー多消費型プ
ロセスのため好1しぐない。
ンゼンの除去法に、パイズtルおよび水蒸気蒸留塔で多
量の燃料と水蒸気を消費するのでエネルギー多消費型プ
ロセスのため好1しぐない。
また、前記先願発明のように混合ガス中の物足のガスを
多孔質材料膜で分離する場合には1通常は多孔質材料膜
の細孔径がガス分子の平均自由行程に比べて十分に小さ
い場合、分子量の小さいガス成分が細孔を優先的に透過
する。この場合、最大の分離係数ハカス成分の分子量比
の平方根となる。例えば水素と窒素の場合、水素は窒素
の3.7倍細孔を透過することになる。ところが、水素
や窒素などの非凝縮性ガスとベンゼンやシクロヘキサン
などの凝縮性ガスの混合ガスの場合、分子量の大きい凝
縮性ガスが多孔質がラス膜を優先的に透過する。例えば
水素とベンゼンの混合ガスの場合、ある条件ではベンゼ
ンが水素の数十倍細孔を透過する。前記の先m発明はこ
の原理を利用してなさnたものであるが、このようなベ
ンゼンやシクロヘキサン等の凝縮性ガスと水素、窒素等
の非凝縮性ガスの混合ガスから多孔質材料膜を用いて凝
縮性ガスを分離する場合には、成る条件下でに分離が困
難になるか、不安定になることが判明した。
多孔質材料膜で分離する場合には1通常は多孔質材料膜
の細孔径がガス分子の平均自由行程に比べて十分に小さ
い場合、分子量の小さいガス成分が細孔を優先的に透過
する。この場合、最大の分離係数ハカス成分の分子量比
の平方根となる。例えば水素と窒素の場合、水素は窒素
の3.7倍細孔を透過することになる。ところが、水素
や窒素などの非凝縮性ガスとベンゼンやシクロヘキサン
などの凝縮性ガスの混合ガスの場合、分子量の大きい凝
縮性ガスが多孔質がラス膜を優先的に透過する。例えば
水素とベンゼンの混合ガスの場合、ある条件ではベンゼ
ンが水素の数十倍細孔を透過する。前記の先m発明はこ
の原理を利用してなさnたものであるが、このようなベ
ンゼンやシクロヘキサン等の凝縮性ガスと水素、窒素等
の非凝縮性ガスの混合ガスから多孔質材料膜を用いて凝
縮性ガスを分離する場合には、成る条件下でに分離が困
難になるか、不安定になることが判明した。
以下、凝縮性ガスとしてベンゼンを、非凝縮性サスとし
て水素を例にと9説明する。ベンゼンと水素の混合ガス
を加圧冷却すると、ベンゼンが凝縮し、気体と液体を容
易に分離できる。ところが、気体中には冷却温度におけ
るベンゼンの蒸気圧に相当するベンゼンが存在する。例
えば3気圧、 30℃では気液分離後の水素に5.23
Nのベンゼン蒸気を含有する。これを例えば多孔質ガ
ラス膜ガス分離モジュールの高圧側空間に導入すると、
ベンゼンが細孔を優先的に透過し、ベンゼンリッチの透
過ガスかえられるので、透過ガスを再び加圧冷却したの
ち気液を分離し、気体を多孔質ガラス膜ガス分離モジュ
ールの高圧側空間にリターンさせることにより、ベンゼ
ンを液体として分離回収できるはずである。ところが、
実際にはこのように簡単ではない。
て水素を例にと9説明する。ベンゼンと水素の混合ガス
を加圧冷却すると、ベンゼンが凝縮し、気体と液体を容
易に分離できる。ところが、気体中には冷却温度におけ
るベンゼンの蒸気圧に相当するベンゼンが存在する。例
えば3気圧、 30℃では気液分離後の水素に5.23
Nのベンゼン蒸気を含有する。これを例えば多孔質ガ
ラス膜ガス分離モジュールの高圧側空間に導入すると、
ベンゼンが細孔を優先的に透過し、ベンゼンリッチの透
過ガスかえられるので、透過ガスを再び加圧冷却したの
ち気液を分離し、気体を多孔質ガラス膜ガス分離モジュ
ールの高圧側空間にリターンさせることにより、ベンゼ
ンを液体として分離回収できるはずである。ところが、
実際にはこのように簡単ではない。
第2図は、25℃で高圧側圧力4.878tm 、低圧
側圧力0.316 atm 、透過率0.1で多孔質ガ
ラス膜ガス分離モ・ジュールを操作し、水素−ベンゼン
混合ガスの透過・分離実験を行った結果である。
側圧力0.316 atm 、透過率0.1で多孔質ガ
ラス膜ガス分離モ・ジュールを操作し、水素−ベンゼン
混合ガスの透過・分離実験を行った結果である。
○印のプロットは細孔直径40〜50Aの細孔をもつ多
孔質ガラス膜で構成したモジュールによる結果であり、
Δ印のプロットは細孔直径60〜100λの細孔をもつ
多孔質ガラス膜で構成したモジュールによる結果である
。透過率とは透過したガス量とモジュールの高圧側空間
に導入したガス量との比であり、透過率0.1とはモジ
ュールに導入したガス量の10%がガラス膜を透過した
ことになる。相対濃度とにモジュールの高圧側空間入側
のベンゼン濃度とモジュールの筒圧側空間出側のベンゼ
ン濃度の平均値百と、25℃、487気圧におけるベン
ゼンの飽和濃度Osとの比をあられす。
孔質ガラス膜で構成したモジュールによる結果であり、
Δ印のプロットは細孔直径60〜100λの細孔をもつ
多孔質ガラス膜で構成したモジュールによる結果である
。透過率とは透過したガス量とモジュールの高圧側空間
に導入したガス量との比であり、透過率0.1とはモジ
ュールに導入したガス量の10%がガラス膜を透過した
ことになる。相対濃度とにモジュールの高圧側空間入側
のベンゼン濃度とモジュールの筒圧側空間出側のベンゼ
ン濃度の平均値百と、25℃、487気圧におけるベン
ゼンの飽和濃度Osとの比をあられす。
また丁および透過ガスのベンゼン濃度より高圧側空間の
ベンゼン分圧と低圧側空間のベンゼン分圧の差を求め、
単位膜厚、単位分圧差、単位時間、単位膜面積あたりの
ベンゼン透過量すなわちベンゼンの透過係数を求めた。
ベンゼン分圧と低圧側空間のベンゼン分圧の差を求め、
単位膜厚、単位分圧差、単位時間、単位膜面積あたりの
ベンゼン透過量すなわちベンゼンの透過係数を求めた。
水素の透過係数も同様にして求めた。分離係数はベンゼ
ンと水素の透過係数比で示すことができる。
ンと水素の透過係数比で示すことができる。
細孔直径40〜50λのモジュールによる結果(○印の
プロット)をみてみる。相対濃度の増加とともにベンゼ
ンの透過係数に次第に増加し、水素の透過係数は減少す
る。その結果1分離係数に相対濃度の増加とともに急激
に増大する。ところが相対濃度が0.5以上になると全
くガスが細孔を透過しなくなる。すなわち相対濃度が0
.5以上になると、ベンゼンの毛管凝縮により多孔質が
ラス膜の細孔が閉塞するものと考えら几る。したがつて
、細孔直径40〜50^のガラス膜モジュールで飽和濃
度の混合ガスの分離にできないことになる。
プロット)をみてみる。相対濃度の増加とともにベンゼ
ンの透過係数に次第に増加し、水素の透過係数は減少す
る。その結果1分離係数に相対濃度の増加とともに急激
に増大する。ところが相対濃度が0.5以上になると全
くガスが細孔を透過しなくなる。すなわち相対濃度が0
.5以上になると、ベンゼンの毛管凝縮により多孔質が
ラス膜の細孔が閉塞するものと考えら几る。したがつて
、細孔直径40〜50^のガラス膜モジュールで飽和濃
度の混合ガスの分離にできないことになる。
つぎに細孔直径60〜100Aのモジュールによる結果
(Δ印のプロット)をみてみる。相対濃度の増加ととも
にベンゼンの透過係数は次第に増加するが、相対濃度が
0.8になるとやや減少する。
(Δ印のプロット)をみてみる。相対濃度の増加ととも
にベンゼンの透過係数は次第に増加するが、相対濃度が
0.8になるとやや減少する。
こnに対して水素の透過係数は相対濃度の増加とともに
減少する。その結果、分離係数は相対濃度の増加ととも
に増大するが、細孔直径40〜50にのモジュールによ
る結果と比べてかなり小さい。
減少する。その結果、分離係数は相対濃度の増加ととも
に増大するが、細孔直径40〜50にのモジュールによ
る結果と比べてかなり小さい。
相対濃度が0.8より大きくなっても細孔の児全閉塞は
起こらないが、透過ガス量が一定になりに〈〈不安定で
ある。さらに細孔直径60〜100λのガラス膜モジュ
ールでは相対濃度が0.8以下の領域では分離係数が小
さすぎ、このま捷ではベンゼンを分離回収するための手
段にはなり兄ない。
起こらないが、透過ガス量が一定になりに〈〈不安定で
ある。さらに細孔直径60〜100λのガラス膜モジュ
ールでは相対濃度が0.8以下の領域では分離係数が小
さすぎ、このま捷ではベンゼンを分離回収するための手
段にはなり兄ない。
このように、凝縮性ガスを混合ガスから多孔質材料膜を
用いて分離する場合には、多孔質材料膜を従来の方法で
用いても実用性がなく、細孔直径50A以下の微小細孔
でも細孔閉塞を起こさないような手段あるいは細孔直径
の大きいものでも分離係数を大きくすることができるよ
うな手段が必要である。
用いて分離する場合には、多孔質材料膜を従来の方法で
用いても実用性がなく、細孔直径50A以下の微小細孔
でも細孔閉塞を起こさないような手段あるいは細孔直径
の大きいものでも分離係数を大きくすることができるよ
うな手段が必要である。
(問題点を解決するための手段)
本命明は前記の問題点を解決することを目的としてなさ
nたもので、その要旨は、多孔質材料liつで高圧側空
間と低圧側空間に仕切らnたガス分離モジュールを複数
個連結し、供給ガス最上流側のガス分離モジュールの高
圧側空間に#:wJ性ガス成分を含有する混合ガスを供
給して高圧側空間と低圧側空間にザス分離し、高圧側空
間から流出する非透過ガスは隣接する下流側のガス分離
モジュールの高圧側空間に順次導入して下流側のガス分
離モジュールでfス分離し、非透過exに最下流側のガ
ス分離モジュールの高圧側空間から流出させ。
nたもので、その要旨は、多孔質材料liつで高圧側空
間と低圧側空間に仕切らnたガス分離モジュールを複数
個連結し、供給ガス最上流側のガス分離モジュールの高
圧側空間に#:wJ性ガス成分を含有する混合ガスを供
給して高圧側空間と低圧側空間にザス分離し、高圧側空
間から流出する非透過ガスは隣接する下流側のガス分離
モジュールの高圧側空間に順次導入して下流側のガス分
離モジュールでfス分離し、非透過exに最下流側のガ
ス分離モジュールの高圧側空間から流出させ。
−万各炉へ分離モジー−・・の低圧側全品に透過した透
過ガスは合流させて隣接する上+5tt、 11!lの
ガス分離モジュールの低圧側空間に順次導入することに
よって最上流側のガス分離モジュールの低圧側空間から
流出する透過ガスと前記最下流側のガス分離モジュール
の高圧側空間から流出する非透過ガスとに分離]〜、分
離した透過ガスを昇圧後冷却して気液分離を行い凝縮性
ガスを液体として回収し、残部のガスに前記最上流側の
ガス分離モジュールの篩土側空間に再導入することを特
徴とする凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性
ガス成分を分離する方法である。
過ガスは合流させて隣接する上+5tt、 11!lの
ガス分離モジュールの低圧側空間に順次導入することに
よって最上流側のガス分離モジュールの低圧側空間から
流出する透過ガスと前記最下流側のガス分離モジュール
の高圧側空間から流出する非透過ガスとに分離]〜、分
離した透過ガスを昇圧後冷却して気液分離を行い凝縮性
ガスを液体として回収し、残部のガスに前記最上流側の
ガス分離モジュールの篩土側空間に再導入することを特
徴とする凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性
ガス成分を分離する方法である。
この場合、最下流のガス分離モジュールの高圧11tl
I空間の混合ガスの凝縮性fス成分の相対濃度が05以
下になるように上流のモジュールを配列し、操作するの
が好1しく、さらに、最上流のガス分離モジュールを細
孔直径6uL以上の多孔質材料膜で構成し、その他のガ
ス分離モジュールを細孔直径50A以下の多孔質材料膜
で構成することが好寸しい。
I空間の混合ガスの凝縮性fス成分の相対濃度が05以
下になるように上流のモジュールを配列し、操作するの
が好1しく、さらに、最上流のガス分離モジュールを細
孔直径6uL以上の多孔質材料膜で構成し、その他のガ
ス分離モジュールを細孔直径50A以下の多孔質材料膜
で構成することが好寸しい。
(作 用)
以下に本発明を詳細にn発明する。
本発明は、細孔直径60λ歩、下の微小細孔をもつ多孔
質材料膜で構成したモジュールでも細孔閉塞を起こさな
い手段を提案するものである。本発明にガス分離モジュ
ールを複数個用いて、こnらをシリーズに連結し、下流
のモジュールの低圧側空間に透過したガスを上流のモジ
ュールの低圧側空間に導入すると、上流のモジュールの
高圧側空間に導入さn、 fC混合ガスの相対濃度が1
であっても上流のモジュールは細孔閉塞を起こさないと
いう事実の発見にもとすいている。
質材料膜で構成したモジュールでも細孔閉塞を起こさな
い手段を提案するものである。本発明にガス分離モジュ
ールを複数個用いて、こnらをシリーズに連結し、下流
のモジュールの低圧側空間に透過したガスを上流のモジ
ュールの低圧側空間に導入すると、上流のモジュールの
高圧側空間に導入さn、 fC混合ガスの相対濃度が1
であっても上流のモジュールは細孔閉塞を起こさないと
いう事実の発見にもとすいている。
この場合、最下流の高圧側空間の混合ガスの相対濃度が
05以下になるよう上流のモジュールを配列し、操作す
るのが好捷しぐ、最下流のモジュールの低圧側空間に透
過するガスを1段上流のモジュールの低圧側空間に導入
し、1段上流の低圧側空間より流出するガスをさらに1
段上流のモジュールの低圧側空間に順次導入することに
よって。
05以下になるよう上流のモジュールを配列し、操作す
るのが好捷しぐ、最下流のモジュールの低圧側空間に透
過するガスを1段上流のモジュールの低圧側空間に導入
し、1段上流の低圧側空間より流出するガスをさらに1
段上流のモジュールの低圧側空間に順次導入することに
よって。
細孔閉塞を起こすことなく、最終的に最上流のモジュー
ルの低圧側空間より流出する透過ガスと最下流のモジュ
ールの高圧領空IM1よ、0流出する非透過ガスとに分
離できる。
ルの低圧側空間より流出する透過ガスと最下流のモジュ
ールの高圧領空IM1よ、0流出する非透過ガスとに分
離できる。
最上流のモジュールの低圧側空間より流出する凝縮性ガ
ス、例えばベンゼンリッチガスは昇圧し冷却したのち、
気液を分離し、混合ガス中のベンゼンを液体として(ロ
)収し、分離さnだ気体は最上流のモジュールの高圧側
空間を再度導入する。
ス、例えばベンゼンリッチガスは昇圧し冷却したのち、
気液を分離し、混合ガス中のベンゼンを液体として(ロ
)収し、分離さnだ気体は最上流のモジュールの高圧側
空間を再度導入する。
ガス分離モジュールを3個以上連結する場合に、最上流
のモジュールは細孔直径60λ以上の多孔質膜を用い、
その他のモジュールにに細孔直径50A以下の多孔質膜
を用いることが好ましい。
のモジュールは細孔直径60λ以上の多孔質膜を用い、
その他のモジュールにに細孔直径50A以下の多孔質膜
を用いることが好ましい。
相対a度が08よりも大きい領域では細孔直径60〜1
00^のモジュールでも分離係数が太きくなV(例えば
相対濃度が0.85の場合には分離係数として10をえ
ることができる)、相対濃度が極めて大きい場合にも透
過ガスの流nが不安定になることがない。
00^のモジュールでも分離係数が太きくなV(例えば
相対濃度が0.85の場合には分離係数として10をえ
ることができる)、相対濃度が極めて大きい場合にも透
過ガスの流nが不安定になることがない。
(実施例)
多孔質材料膜として多孔質ガラス管を使用したガス分離
モジュールを第1図に示すように3つ連結してベンゼン
と水素の混合ガスからベンゼンを分離回収した場合につ
いて説明する。
モジュールを第1図に示すように3つ連結してベンゼン
と水素の混合ガスからベンゼンを分離回収した場合につ
いて説明する。
第1図に、金属製の外管内に多孔質がラス管を挿入配置
した多孔質がラス膜ガス分離モジュール2.3.4を3
つ連結した例で、ベンゼン含有水素ガスを多孔質ガ゛ラ
ス管内部に導入してベンゼンを分離回収するに際しては
、各ガス分離モジュールには多孔質がラス管内部が高圧
、多孔質がラス管の外面と金属製外管内面で形成さ几る
空間が低圧となるよつに高圧側空間A2.A3.A4と
低圧側空間B21 B3 + B4を形成した。
した多孔質がラス膜ガス分離モジュール2.3.4を3
つ連結した例で、ベンゼン含有水素ガスを多孔質ガ゛ラ
ス管内部に導入してベンゼンを分離回収するに際しては
、各ガス分離モジュールには多孔質がラス管内部が高圧
、多孔質がラス管の外面と金属製外管内面で形成さ几る
空間が低圧となるよつに高圧側空間A2.A3.A4と
低圧側空間B21 B3 + B4を形成した。
ベンゼン25 mo!、%を含有する80℃、3atm
の水素ガスをクーラー1に導入して30℃に冷却する
と、ベンゼンの大部分は凝縮し、水素ガス中のベンゼン
濃度に5.23%となった。−万、細孔直径60〜10
0人の細孔をもつガラス膜で構成@ n−7tがラス膜
ガス分離モジュール2と細孔直径40〜50Aの細孔を
もつがラス膜で構成さn−fcfラス膜rス分離モジニ
ール3と細孔直径20〜40λの細孔をもつガラス膜で
構成さfしたガラス膜ガス分離モジュール4の高圧部空
間A2 + A3 t A4をシリーズに連結し、さら
にガラス膜ガス分離モジュール4の低圧側空間B4とガ
ラス膜ガス分離モジュール3の低圧側空間B3とガラス
膜ガス分離モジュール2の低圧側空間B2とを連結し、
真空ポンプ5によってこ几らの低圧側空間n 0.3
a Lmに減圧し九前記ベンゼン濃度5.23%の水素
ガスGはがラス膜ガス分離モジュール2の高圧側空間A
2に導入さn、その一部にモジュール2の低圧側空間B
2に透過し、残部はプラス膜ガス分離モジュール3の高
圧側空間A3に導入され、同様にその一部はモジュール
3の低圧側空間B3に透過し、残部はがラス膜ガス分離
モジュール4の高圧側空間A4に導入さn1同様にその
一部はモジュール4の低圧側空間B4に透過し、残部は
モジュール4の高圧側空間A4より非透過ガスOとして
流出した。がラス膜ガス分離モジュール4の低圧側空間
B4に透過したガスにガラス膜ガス分離モジュール3の
低圧側空間B3に導入さ几、モジュール3の低圧側空間
B3から流出するガスはがラス膜ガス分離モジュール2
の低圧側空間B2に導入さn1三つのモジュールのガラ
ス膜を透過したガスにすべてモジュール2の低圧側空間
B2よりベンゼンリッチガスqとして流出し、真空ボン
ゾ5および圧縮機6をへて3atm に昇圧さ几、クー
ラー1に導入さ几、大部分のベンゼンを凝縮分離したの
ち、再度モジュール2の高圧側空間A2に導入さn、た
。こうすることによって、毛管凝縮によるガラス膜の細
孔閉塞が完全に防止できたばかりか、透過ガス流の不安
定な変動を完全に防止することができた。
の水素ガスをクーラー1に導入して30℃に冷却する
と、ベンゼンの大部分は凝縮し、水素ガス中のベンゼン
濃度に5.23%となった。−万、細孔直径60〜10
0人の細孔をもつガラス膜で構成@ n−7tがラス膜
ガス分離モジュール2と細孔直径40〜50Aの細孔を
もつがラス膜で構成さn−fcfラス膜rス分離モジニ
ール3と細孔直径20〜40λの細孔をもつガラス膜で
構成さfしたガラス膜ガス分離モジュール4の高圧部空
間A2 + A3 t A4をシリーズに連結し、さら
にガラス膜ガス分離モジュール4の低圧側空間B4とガ
ラス膜ガス分離モジュール3の低圧側空間B3とガラス
膜ガス分離モジュール2の低圧側空間B2とを連結し、
真空ポンプ5によってこ几らの低圧側空間n 0.3
a Lmに減圧し九前記ベンゼン濃度5.23%の水素
ガスGはがラス膜ガス分離モジュール2の高圧側空間A
2に導入さn、その一部にモジュール2の低圧側空間B
2に透過し、残部はプラス膜ガス分離モジュール3の高
圧側空間A3に導入され、同様にその一部はモジュール
3の低圧側空間B3に透過し、残部はがラス膜ガス分離
モジュール4の高圧側空間A4に導入さn1同様にその
一部はモジュール4の低圧側空間B4に透過し、残部は
モジュール4の高圧側空間A4より非透過ガスOとして
流出した。がラス膜ガス分離モジュール4の低圧側空間
B4に透過したガスにガラス膜ガス分離モジュール3の
低圧側空間B3に導入さ几、モジュール3の低圧側空間
B3から流出するガスはがラス膜ガス分離モジュール2
の低圧側空間B2に導入さn1三つのモジュールのガラ
ス膜を透過したガスにすべてモジュール2の低圧側空間
B2よりベンゼンリッチガスqとして流出し、真空ボン
ゾ5および圧縮機6をへて3atm に昇圧さ几、クー
ラー1に導入さ几、大部分のベンゼンを凝縮分離したの
ち、再度モジュール2の高圧側空間A2に導入さn、た
。こうすることによって、毛管凝縮によるガラス膜の細
孔閉塞が完全に防止できたばかりか、透過ガス流の不安
定な変動を完全に防止することができた。
なお、本実施例ではガラス膜ガス分離モジュール2の高
圧仰1空間A2から流出する非透過ガスのベンゼン濃度
は3.70%、モジュール3の高圧側空間人3から流出
する非透過ガスのベンゼン濃度は1.57%、モジュー
ル4の高圧側空間A4より流出する非透過ガスのベンゼ
ン濃度U 0.20%、モジュール2の低圧側空間B2
より流出する透過ガスのベンゼン濃度に144%であっ
た。また、モジュール2の低圧側空間B2より流出する
透過ガス流量とモジュール2の高圧側空間A2に導入さ
几るガス流童の比、すなわち透過率は0.35であった
。
圧仰1空間A2から流出する非透過ガスのベンゼン濃度
は3.70%、モジュール3の高圧側空間人3から流出
する非透過ガスのベンゼン濃度は1.57%、モジュー
ル4の高圧側空間A4より流出する非透過ガスのベンゼ
ン濃度U 0.20%、モジュール2の低圧側空間B2
より流出する透過ガスのベンゼン濃度に144%であっ
た。また、モジュール2の低圧側空間B2より流出する
透過ガス流量とモジュール2の高圧側空間A2に導入さ
几るガス流童の比、すなわち透過率は0.35であった
。
なお1本実施例は多孔質がラス管を用いた例であるが、
多孔質材料膜としてはその他にセラミック、合成樹脂、
金属粉の焼結体等を用いることができ、多孔質材料であ
nば材質は特に問わない。
多孔質材料膜としてはその他にセラミック、合成樹脂、
金属粉の焼結体等を用いることができ、多孔質材料であ
nば材質は特に問わない。
(発明の効果)
本発明によってベンゼン等凝縮性ガスを含有する混合ガ
スから多孔質材料膜を利用してトラブルなしにベンゼン
等凝縮性ガスを分離・回収することが可能とな9.従来
の技術に比べきわめて単純にかつ経済的・省エネルギー
的にベンゼン等凝縮性ガスを回収することができる。
スから多孔質材料膜を利用してトラブルなしにベンゼン
等凝縮性ガスを分離・回収することが可能とな9.従来
の技術に比べきわめて単純にかつ経済的・省エネルギー
的にベンゼン等凝縮性ガスを回収することができる。
第1図は本発明の一実施例のプロセスフローを示す図、
第2図にがラス膜ガス分離モジュールを操作L*水素−
ベンゼン混合ガスの透過・分離実験結果を示す図であり
、実線に透過係数を示し、Pc5H610,ベンゼンの
透過係数をあられし、PH2ハ水素の透過係数をあられ
し、点線は分離係数を示し、Pc6H6/PH2は分離
係数をあられす。 1・・・クーラー、2,3.4・・・ガラス膜ガス分離
モジュール、5・・・真空ポンプ、6・・・圧縮機。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他2名ZHd
/9H9りdY’=ff、’iP1碓労¥ 胃 ミ
リ 0 マ N 寸 (’J NvllV、 !
;”−21Jl/1111−1−7fOui/ X 4
−i 罫陣碩自発手続補正書 昭和61年4月4日
第2図にがラス膜ガス分離モジュールを操作L*水素−
ベンゼン混合ガスの透過・分離実験結果を示す図であり
、実線に透過係数を示し、Pc5H610,ベンゼンの
透過係数をあられし、PH2ハ水素の透過係数をあられ
し、点線は分離係数を示し、Pc6H6/PH2は分離
係数をあられす。 1・・・クーラー、2,3.4・・・ガラス膜ガス分離
モジュール、5・・・真空ポンプ、6・・・圧縮機。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他2名ZHd
/9H9りdY’=ff、’iP1碓労¥ 胃 ミ
リ 0 マ N 寸 (’J NvllV、 !
;”−21Jl/1111−1−7fOui/ X 4
−i 罫陣碩自発手続補正書 昭和61年4月4日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)多孔質材料膜で高圧側空間と低圧側空間に仕切ら
れたガス分離モジュールを複数個連結し、供給ガス最上
流側のガス分離モジュールの高圧側空間に凝縮性ガス成
分を含有する混合ガスを供給して高圧側空間と低圧側空
間にガス分離し、高圧側空間から流出する非透過ガスは
隣接する下流側のガス分離モジュールの高圧側空間に順
次導入して下流側のガス分離モジュールでガス分離し、
非透過ガスは最下流側のガス分離モジュールの高圧側空
間から流出させ、一方各ガス分離モジュールの低圧側空
間に透過した透過ガスは合流させて隣接する上流側のガ
ス分離モジュールの低圧側空間に順次導入することによ
つて、最上流側のガス分離モジュールの低圧側空間から
流出する透過ガスと前記最下流側のガス分離モジュール
の高圧側空間から流出する非透過ガスとに分離し、分離
した透過ガスを昇圧後冷却して気液分離を行い凝縮性ガ
スを液体として回収し、残部のガスに前記最上流側のガ
ス分離モジュールの高圧側空間に再導入することを特徴
とする凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガ
ス成分を分離する方法。 (2)最下流のガス分離モジュールの高圧側空間の混合
ガスの凝縮性ガス成分の相対濃度が 0.5以下になるよう上流のモジュールを配列し、操作
する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)最上流側のガス分離モジュールを細孔直径60A
以上の多孔質材料膜で構成し、その他のガス分離モジュ
ールを細孔直径50A以下の多孔質材料膜で構成する特
許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61034487A JPS62193626A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61034487A JPS62193626A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62193626A true JPS62193626A (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=12415596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61034487A Pending JPS62193626A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 凝縮性ガス成分を含有する混合ガスから凝縮性ガス成分を分離する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62193626A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01224028A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-07 | Ube Ind Ltd | 気体の脱湿方法 |
US5205842A (en) * | 1992-02-13 | 1993-04-27 | Praxair Technology, Inc. | Two stage membrane dryer |
US5259869A (en) * | 1992-05-06 | 1993-11-09 | Permea, Inc. | Use of membrane separation to dry gas streams containing water vapor |
JP2014004521A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Ube Ind Ltd | 高圧乾燥ガス製造システム |
WO2018151236A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | Agc株式会社 | 除湿用デシカント装置 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP61034487A patent/JPS62193626A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01224028A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-07 | Ube Ind Ltd | 気体の脱湿方法 |
US5205842A (en) * | 1992-02-13 | 1993-04-27 | Praxair Technology, Inc. | Two stage membrane dryer |
US5259869A (en) * | 1992-05-06 | 1993-11-09 | Permea, Inc. | Use of membrane separation to dry gas streams containing water vapor |
JP2014004521A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Ube Ind Ltd | 高圧乾燥ガス製造システム |
WO2018151236A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | Agc株式会社 | 除湿用デシカント装置 |
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