JPS6219168A - 指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の対象、産業上の利用分野） 本発明は温灸効果を備えたローラ式の指圧器に関するも
のである。

（従来技術） 従来から、背中、腰等を指圧する器具として棒状の握手
の中央部に指圧ローラを回転自在に取付けた構造で、握
手を持ち自在に回転する指圧ローラで患部を指圧する指
圧器は使用されている。

これは指による指圧よりも力が入れやすいので効果が高
く、また施行者が疲れにくいという利点があり広く普及
している。しかし本発明者はその効果を更に向上させた
指圧器を開発した。

（本発明の目的） 本発明は、指圧ローラを備えた指圧器に温灸効果をもた
せ、従来の指圧器より更に効果の高い指圧器を提供する
ことを目的とする。

（本発明の構成） 上記目的を達成するために講じた本発明の構成は次の通
りである。即ち本発明は、 握手に指圧ローラを回転自在に取付けた指圧器において
、 指圧ローラにヒータを備えたことを特徴とする指圧器で
ある。

指圧ローラの個数は通常は一個であるが、任意の間隔の
、あるいはその間隔が調整可能な二個以上の指圧ローラ
を備えた構造とすることもできる。

指圧ローラの形状は一般的には側面視円形であるが、円
形の外周に所要数の膨出部が形成された他の形状の指圧
ローラを使用することもできる。

また楕円や、角部を円く形成した多角形状等、各種形状
のローラを使用することができる。

指圧ローラにはヒータが備えられ指圧効果と共に温灸効
果が得られるようにしている。

このため指圧ローラは熱伝導の良好な材質が望ましく、
例えば陶器製のもの、鋳鉄製のもの等が用いられるがこ
れらに限定ぎれるものではない。

ヒータの温度は指圧ローラの温度を温灸効果の高い一定
の温度に保つように各種制御機器により制御されるが、
通常は火傷からの安全を期すために指圧ローラにゴム、
合成樹脂製等のカバーで被覆されている。

なお指圧ローラの温度の制御が火傷等を起さないように
安全に行われれば上記のカバーは必ずしも必要としない
。

電源からヒータを発熱させるための電気を取込む構造は
様々で、特に限定するものではない。

（実施例） 本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。

第１図は斜視図で、第２図は内部構造を示す一部省略断
面図である。

符号Ａは指圧器で、棒状の握手３にローラ体ｌが回転自
在に取付けである。

ローラ体１は四部を有する二つのローラ部材１１、１２
の四部を向かい合わせた構造で、内部の中空部１９には
ヒータ！３を備えている。ヒータ１３の形状は中空部１
８に納まる形状であれば特に限定するものではなく、ま
た個数も任意である。

ローラ体１の周縁部には任意数の膨出部１４が形成され
ている。そしてローラ体ｌは、はぼ全体を柔らかいゴム
または合成樹脂製のカバー１５で被覆して指圧ローラ１
００が形成されている。

本実施例ではカバー１５はローラ体ｌを被覆したときに
円形になるようにしているが、それに限定されるもので
はない。

ローラ体ｌの中心部にはローラ体ｉを貫通して芯管２が
固着されている。ローラ体ｌを中心にして芯ｖ２の左右
には、回転を円滑にするための任意数の軸受２８を介し
て管状の握手３がそれぞれ取付けられている。これによ
り握手３は固定していてもローラ体ｌは回転自在である
。

なお二つの握手３のうち一方にはローラ体１内のヒータ
１３を発熱させ、ローラ体ｌを加温するため電源から電
気を取込む構造を備えている。

次にその構造を説明する。

芯管２には環状のスリップリング２１が取付けられてお
り、ヒータ１３からの配線２００は芯管２に設けられた
連絡孔２９から芯管２の内部を通り、スリップリング２
１につながれている。

握手３の内壁にはスリップリング２！と接触するように
、例えばブラシ等の接点２２が取付けられている。握手
３の端部には接続端子２３が設けられている。そして接
続端子２３と接点２２は配線２０１によりつながれてい
る。また握手３の端部には接続部材４が取付けられてい
る。

接続部材４には握手３の接続端子２３と適合する接続端
子２４を設けである。接続部材４の端部にはコネクター
５０を装着する装着孔４１を形成しており。

装着孔４１には電源端子４２を備えている。電源端子４
２と接続端子２４とは配線２０２によってつながれてい
る。

この構造によればローラ体ｌおよび芯管２が回転しても
電気は電源からヒータ１３へ確実に送られる。なお配線
は電極によって経路が別であるのは言うまでもない。

次に本実施例の作用を説明する。

指圧ｍＡにコネクター５０をつなぐとヒータ１３は発熱
する。ヒータ１３の温度はローラ体ｌの温度を温灸に最
も適した温度に保つように制御される。

使用方法はローラ体ｌをヒータ１３により加熱したのち
両方の握手３を握り、指圧ローラ１００を背中、腰等の
っぽにそって押当て、適度に力を入れてころがすように
する。

したがってローラ体ｌの膨出部１４等による指圧効果に
加えて、ローラ体ｌの適度な温度による温灸効果が期待
できる。もちろんコネクター５０をはずして使用しても
従来のものと同様の効果は得られる。

また灸の療法には知熱灸といわれるものがある。これは
つぼに熱源を近づけて、熱くなったところで熱源を離す
というもので、灸の跡が残らないという利点がある。本
実施例によれば指圧ローラ１００のうちカバー１５の薄
い部分、つまり指圧。

ローラ１００の表面温度がやや高いローラ体ｌの膨出部
１４を利用して知熱灸を行うことが可能である。第３図
は本発明の他の実施例を示す斜視図である。本実施例は
指圧ローラ１００を握手３に任意の間隔で二個取付けた
ものである。また内部構造は大体において上記実施例と
同様で、本実施例によれば特に背骨の両側のっぽを同時
に指圧できる利点がある。

なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能で
ある。

（発明の効果） 本発明は上記構成を有しており、指圧ローラを備えた指
圧器に温灸効果を持たせているので、従来のローラ形の
指圧器よりも更に指圧効果の高い指圧器が提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、 第１図は斜視図である。 第２図は内部構造を示す一部省略断面図である。 第３図は他の実施例を示す斜視図である。 Ａ：指圧器　１００；指圧ローラ　１；ローラ体１３、
ヒータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、握手に指圧ローラを回転自在に取付けた指圧器にお
   いて、 指圧ローラにヒータを備えたことを特徴とする指圧器。 ２、指圧ローラは、ローラ体とローラ体を被覆している
   被覆体を備え、ローラ体には任意数の膨出部が形成して
   ある特許請求の範囲第１項記載の指圧器。