JPS6219147B2 - - Google Patents

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JPS6219147B2
JPS6219147B2 JP22132684A JP22132684A JPS6219147B2 JP S6219147 B2 JPS6219147 B2 JP S6219147B2 JP 22132684 A JP22132684 A JP 22132684A JP 22132684 A JP22132684 A JP 22132684A JP S6219147 B2 JPS6219147 B2 JP S6219147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf tobacco
operating
hanging
telescopic member
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP22132684A
Other languages
English (en)
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JPS61100179A (ja
Inventor
Yoshimi Harada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
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Publication of JPS61100179A publication Critical patent/JPS61100179A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、葉たばこ乾燥室における葉たばこ連
間隔調節装置に関する。ここでいう「葉たばこ
連」とは、連縄、針金、ステツキ、ハンガーなど
の吊具に、収穫したたばこ葉または幹を吊り下げ
た状態のものをいい、単に「連」とも表現する。
(従来の技術) 従来から葉たばこ連の間隔を狭める装置は種々
提案されている。その一つである発明「たばこ乾
燥室における葉たばこ連寄せ装置」(特公昭56―
15222号)は、「乾燥室の対向側壁に一対の案内レ
ールを装置し、上記案内レールには伸縮移動調節
可能の伸縮部材で連結された一対の枠体を懸架せ
しめると共に、前記伸縮部材上にはたばこ吊持具
を懸架させるための受金具を複数装着したことを
特徴とする」ものである。
しかし、この連寄せ装置には、次の如き欠点が
存する。吊り込んだ葉たばこ連の荷重が伸縮部
材にかかり伸縮部材の強度やたわみが問題とな
る。それを防ぐために、吊持具を懸架させるた
めの受金具の下部に、案内杆を設けることを提案
している(上記公報特許請求の範囲第2項)が、
この場合、案内杆と案内レールとの間に摩擦が生
じ、連寄せ操作に大きな力を要することとなる。
各葉たばこ連の間隔の広さを無段階に調節し、
しかも、各連の間を等間隔とすることができな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 本願発明は、これらの従来技術の欠点をなくす
ものであり、葉たばこ連間隔調節操作に要する力
を最小限とするとともに、各葉たばこ連の間を等
間隔とし、しかもその間隔を無段階に調節できる
ようにした葉たばこ乾燥室における葉たばこ連間
隔調節装置を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本願発明葉たばこ連間隔調節装置の構成につい
て、実施例を示す図面をもつて説明すれば、1は
乾燥室の中に設けられた吊枠であり、その吊枠1
の対向側面には一対のレール2を設ける。吊枠1
の4隅には、滑車17,17′をそれぞれ配置す
る。4つの滑車17,17′のうち3つの滑車1
7は、二重構造の滑車であり、他の一つの滑車1
7′は、一重の構造になつている。18は、無端
の操作ロープであり、4つの滑車17,17′に
それぞれ掛けられている。操作ロープ18の端部
18′は、1つの滑車17から垂れ下がり、駆動
リール20に掛けられている。この操作ロープ1
8は、後述する伸縮部材3の操作杆19,19′
に取り付けられている。操作ロープ18の一方の
側(駆動リール20を矢印方向に回動した場合
に、矢印A方向に操作される側)は、操作杆1
9′に、他の一方の側(駆動リール20を矢印方
向に回動した場合に、矢印B方向に操作される
側)は、操作杆19に取り付けられている(第6
図参照)。
3は伸縮部材であり、つぎの如き構造を有す
る。即ち、まず、二本の杆4,4′をX状に重ね
合わせ、その重合点を軸5によつて軸着し、X状
杆6を構成する。つぎに、このX状杆6を複数個
整列させ、相隣るX状杆6の端部7,7′を重ね
合わせ、その重合点を軸8,8′により軸着し、
伸縮部材3を構成する。なお、伸縮部材3の最外
端の杆4,4′は延長されて操作杆19,19′と
なつている。
9は、レール2に載架されるローラであり、各
ローラ9は伸縮部材3に軸10を介して、等間隔
に取り付けられる。第2図及び第3図に示す実施
例においては、各X状杆6の上端部7の軸8と軸
10とは一体化しており、上端部7の位置にロー
ラ9が取り付けられている。この実施例では、レ
ール2の断面形状が円形であり、それに載架され
るローラ9は、その周面11を円弧状にくりぬい
た形状となつている。
12は、吊具係止具であり、その上端は、軸8
及び10と一体となつて取り付けられ、下端は、
乾燥室1の中央に向けて曲折された曲折部13と
なつており、連縄のような吊具16の端部を掛け
止めする構造になつている。また、吊具係止具1
2は、伸縮部材3の下端に取り付けられたリング
部14により摺動自在に保持されている。
吊枠1の両側の対向位置に設けた一対のレール
2に、伸縮部材3に取り付けたローラ9をそれぞ
れ載架し、吊具係止具12の曲折部13に、葉た
ばこ連15の吊具16の端部を掛け止めると、葉
たばこ連1の重みで吊具係止具12は、斜めにな
り、それにつれて、ローラ9のレール2に対する
当接位置がずれることとなるが、ローラ9の周面
11は、円弧状にくりぬかれているので、ローラ
9の回転には何等支障がないだけでなく、ローラ
9が、レール2から外れるおそれもない。この実
施例の吊具係止具12は、連縄、針金などを用い
てたばこ葉又は幹を吊り込むのに好都合である。
第4図及び第5図は、本願発明の他の実施例を
しめす。この実施例においては、レール2の断面
は、長方形であり、それに一対のローラ9が載架
されている。伸縮部材3は、その下端部7′にお
いて、この一対のローラ9の間に軸10を介して
取り付けられており、その軸10の両端には吊具
係止具12が取り付けられている。この実施例に
おいて、吊具係止具12の下端の曲折部13はレ
ール2の走行方向に曲折しており、これに、ステ
ツキ、ハンガーなどの吊具16を掛け止めし、た
ばこ葉又は幹を吊り込むのである。なお、伸縮部
材3の最外端の杆4,4′は延長されて操作杆1
9,19′となつており、操作ロープ18(図面
では省略した。)は、この操作杆19,19′に取
り付けられている。
なお、第1図に示すとおり、一本の操作ロープ
18によつて伸縮操作される伸縮部材3は、複数
組を一斉に操作できるようにセツトすることがで
きる。
(作用) 次に、本発明の作用について説明する。吊枠1
の両側の対向位置のレール2に、ローラ9を介し
て伸縮部材3を取り付け、その伸縮部材3の吊具
係止具12に葉たばこ連15を、前述のようにし
て吊り込む。各葉たばこ連15の間隔を調節する
には、前記操作ロープ18の端部18′を掛けた
駆動リール20を操作する。即ち、駆動リール2
0を矢印の方向に回動させ、操作ロープ18の操
作杆19′が取り付けられた側を矢印Aの方向に
引けば、操作ロープ18は無端であるため逆の操
作杆19が取り付けられた側は、矢印Bの方向に
引かれることになる。これは、伸縮部材3の操作
杆19,19′を互いに引き寄せることとなり、
葉たばこ連15の間隔は、等間隔で狭まる。駆動
リール20を矢印と反対の方向に回動させれば、
操作杆19,19′を互いに引き離すこととな
り、葉たばこ連15の間隔は、等間隔で拡がる。
なお、操作杆19,19′は延長されているの
で、テコの原理により伸縮部材3の伸縮操作をよ
り小さい力で行うことができる。
一般的に、葉たばこ連15を乾燥室1に吊り込
んだ初期は、各連の間隔を拡げておく必要がある
が、乾燥の進行につれて吊り込んだ葉たばこ等が
収縮し、各連15の間隔を狭める必要が生じる。
このように連15の間隔を調節する必要があると
きに、前述のように簡単に操作ロープ18の端部
18′を操作するだけで可能である。しかも、本
発明の伸縮部材3は必ず各X状杆6の有効幅が等
しい状態で伸縮するので、吊り込まれた葉たばこ
連15の間隔は、必然的に等間隔であることが特
長である。さらに、各連15の間隔は無段階に調
節できるのである。
(発明の効果) 要するに、本願発明は、吊具係止具に作用する
葉たばこ連の荷重が、直接ローラを介してレール
にかかるのであつて、殆ど伸縮部材にはかからな
い点に特長を有する。したがつて、伸縮部材を構
成する杆の強度は、伸縮操作を行うに足るもので
あれば充分であり、装置の軽量化が可能である。
また、伸縮部材の伸縮操作時における抵抗は、ロ
ーラのレールに対するころがり摩擦のみであつ
て、そのことが一層伸縮部材の強度の減少、軽量
化につながることになるのである。
しかも、操作ロープを操作するだけで、各葉た
ばこ連の間隔は無段階にかつ等間隔に伸縮が可能
であり、乾燥進行につれて、どの段階においても
乾燥ムラを生じず、好適な葉たばこ吊り込み密度
を保つことができるのである。
特に、在来種又はバーレー種たばこの乾燥にお
いては、その時々の天候に応じて、葉たばこ連の
間隔を調節する必要が生じる。即ち、日照の強い
ときには、葉たばこ連の間隔を狭めて、急速に乾
燥するのを防止することが必要であり、逆に曇天
又は雨天のときは、葉たばこ連の間隔を広げて、
できるだけ乾燥し易くする必要がある。このよう
に頻繁に葉たばこ連の間隔を調節する必要のある
場合には、操作ロープを操作するだけで、各葉た
ばこ連の間隔を調節できる本発明装置は極めて有
用である。
さらに、一本の操作ロープを操作することによ
つて、複数組の伸縮部材を一斉に伸縮操作するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明の葉たばこ連間隔調節装置
の使用状態を示す斜視図、第2図は、本願発明の
葉たばこ連間隔調節装置の一実施例を示す一部切
り欠き側面図、第3図は、第2図のA―A線にお
ける正断面図、第4図は、本願発明の他の実施例
を示す一部切り欠き側面図、第5図は、第4図の
A―A線における正断面図、第6図は、本願発明
の操作ロープにより葉たばこ連間隔を調節する作
動を説明するための平面略図である。 1……吊枠、2……レール、3……伸縮部材、
4,4′……杆、5……軸、6……X状杆、7,
7′……端部、8,8……軸、9……ローラ、1
0……軸、11……周面、12……吊具係止具、
13……曲折部、14……リング部、15……葉
たばこ連、16……吊具、17,17′……滑
車、18……操作ロープ、18′……端部、1
9,19′……操作杆、20……駆動リール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吊枠の両側の対向位置に、一対のレールを設
    け、該レールのそれぞれに複数個のローラを載架
    し、該ローラを、二つの杆をX状に重ね合わせて
    軸着した多数のX状杆を整列させて、その相隣る
    端部を重ね合わせて軸着した構造の伸縮部材に等
    間隔に取り付け、さらに該ローラの軸あるいは伸
    縮部材には吊具係止具を取り付けるとともに、乾
    燥室の4隅に配置した滑車に操作ロープを掛け、
    該操作ロープに伸縮部材の操作杆を取り付けたこ
    とを特徴とする葉たばこ乾燥室における葉たばこ
    連間隔調節装置。
JP22132684A 1984-10-23 1984-10-23 葉たばこ乾燥室における葉たばこ連間隔調節装置 Granted JPS61100179A (ja)

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JP22132684A JPS61100179A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 葉たばこ乾燥室における葉たばこ連間隔調節装置

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JPS61100179A JPS61100179A (ja) 1986-05-19
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