JPS62191304A - 物品搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野１ 本発明は物品の搬送装置に関する。 ｒ従来の技術Ｊ 従来、物品を搬送する場合、被搬送物を個体の裸のまま
搬送する。ａ体を包装し或いは容器に入れ、その容器を
搬送する。など種々の手段が採用されていた。 紡＠業界では、精紡機、ワインダ一等で巻きｔげられた
精紡ボビン或いはパッケージ等を搬送するのに、これら
被搬送物を箱詰めにし、コンベア等の搬送手段に載置す
る、精紡ボビンなどはベルトコンベア上にそのまま放出
しワインダ等に送るなど、被搬送物の形態・搬送対像な
どにより適宜の手段を用いていたが、精紡ボビン或いは
パッケージなどの糸層の表面が、被搬送物担持面いは搬
送手段と当接することによる系層の■れなどの損傷を生
ずることがあった。 そこで、精紡ボビン等の被搬送物を個体゛ごとに搬送媒
体に載置し、搬送媒体を無端帯等よりなるコンベア等の
搬送手段により移送することが行なわれている。この搬
送媒体に精紡ボビン等を載置し搬送する場合、ｖｉ紡ボ
ビンを送り出す側と受け入れる側とでは装置のレベルに
差を有することがあり、或いは、関連する装置のレイア
ウトによっては、搬送の途中で搬送コースを上下左右に
屈折させなければならないような搬送レイアウトを採用
しなければならないケースが生ずることがあった。 上記のような場合に、幅のある物品搬送面を持つ環状の
コンベアでは、搬送コースを屈折させる為には複数単位
のコンベアを角度を有して接続するような手段を採用し
なければならず、その装置も複雑となった。また、搬送
媒体に精紡ボビンを挿し立てて搬送すると、コースの途
中の１下方向の屈折時に、隣接する搬送媒体に挿立てし
ている精紡ボビンの頂部同志が互いに接触し合うことが
生じることがあり好ましくない。 【発明が解決しようとする問題点】 本発明は、上記の如く、搬送媒体に被搬送物を取り付け
て搬送する搬送路において、中広の搬送面を持つ無端コ
ンベアでは複数単位の無端コンベアをそれぞれ角度を有
して接続することによる装置の複雑化をなくし、一つの
無端コンベアの単体のみで搬送路を上下自在に屈折し敷
設することができる搬送路を得、かつ搬送路の上下方向
の屈折時に隣接する被搬送物が互いに接触し合うのを防
ｌｌ１−することができる搬送路を得ることを目的とし
ている。

【間＠点を解決するための手段】

被搬送物担持面を除いた部位を支持部材により把持され
三次元的に直曲できるよう支持された一本の丸ベルトコ
ンベアに沿って、該一本の丸ベルトコンベアと間隔を有
して、前記一本の丸ベルトコンベアに対向する面をガイ
ド面とするガイド部材を設け、丸ベルトコンベアの前記
ガイド面に対する面を被搬送物担持面とし、ガイド面よ
り６被搬送物担持而のＩ！Ｊ擦係数を大とし、一本の丸
ベルトコンベアの被搬送物担持面とガイド部材のガイド
面とによって被搬送物を挾持して丸ベルトコンベアの移
行につれ被搬送物を搬送できるようにした。 【作　　　用１ 被搬送物を、一本の丸ベルトコンベアの被搬送物担持面
とガイド部材のガイド面とで挾持した状態で、丸ベルト
コンベアを移動することにより被搬送物は摩擦係数の大
なる丸ベルトコンベアにつれ移動するが、搬送路が上下
或いは左右に向けて屈折するときに、丸ベルトコンベア
の屈折方向により丸ベルトコンベアと被搬送物との当接
面即ち被搬送物担持面は丸ベルトコンベアの周面上にお
いて適宜変わり被搬送物の搬送方向及び姿勢を三次元的
に変化させ得る。ボビン等を直立させて搬送する場合丸
ベルトコンベアの屈折方向と当接面を選択することによ
り、被搬送物に対する丸ベルトコンベアの被搬送物担持
面を変え被搬送物を傾斜させることによって、前後の被
搬送物の対垂直方向角度を変え、隣接する被搬送物頂部
の当接を防止し得る。 ｒ実　施　例］ 本発明物品搬送装置を、Ｉ！７ｊ＠、装置において系Ｎ
を巻き付けたボビン、即ち、実ボビンを準備ステーショ
ンからワインディングユニットに供給し、ワインディン
グユニットから空ボビンを準備ステーションに帰還させ
るための搬送装置に利用した例を次に説明する。 第６図において、１は実ボビンの準備ステーションで、
精紡機より送られた実ボビンをボビン箱の貯溜部２から
取り出して、ボビン供給装置３゜糸端の口出し装置４を
介してボビン送り出し側の搬送路５に実ボビンを送り出
す。６は自動ワインダーで、実ボビンからパッケージ等
に糸を巻き返し、空ボビンを帰還側搬送路７でボビンの
準備ステーション１に送り返す。 この間、第７図に示す如く、送り出し側搬送路５と帰還
側搬送路７とは高さＨの装置８を上昇用搬送路９．横搬
送路１０．下降用搬送路１１となって乗り越えている。 第６図に示す１２は作業エリアである。実ボビンおよび
空ボビンは上記搬送路５゜７、　ｇ、　１ｏ、　ｉｉを
トレー１５に載置されて搬送される。 トレー１５は第３図に側面形状を示すごとく、円盤１６
の中央に、基部１７を太くしたベグ１８を植立してなり
、前記ベグ１８に実ボビン１９ヌは空ボビンを挿し立て
、トレー１５を搬送媒体として搬送することにより実ボ
ビン１９又は空ボビンを搬送するものである。 次に搬送路の詳細を説明する。 第１図に示す搬送路２０は、上昇用搬送路の例であって
、搬送路２Ｇは下部受は入れ部２１．傾斜部２２゜水平
払出し部２３よりなり、各部を通して一本の無端丸ベル
トコンベア２４がプーリー２５．２６．２７．２８によ
って支持されている。丸ベルトコンベア２４は、弾・比
を有して、全周面のどの部分をも被搬送物担持面４０と
することができ後述する如＜’ａ１１送物であるトレー
１５を挾持して搬送するものであるために、第５図に断
面を示す如く中空にしてトレー１５の円盤１６に対する
弾発力及び抑圧時の接触面を大としトレー１５の把持力
を高めたものもある。７部１図に示す搬送路２０は、Ｊ
：昇用搬送路の例であって、プーリー２５．２６．２７
．２８はそれぞれ支持＠２９．３０゜３１、３２により
、フレーム３３．３４に支持されている。 フレーム３３．３４は東部材３５により所定間隔を有し
て設けられており、梁部材３５は、一対の把持０−ラ３
６．３Ｇを軸承３７．３７により支持し、把持ローラ３
６、３６によって一本の丸ベルトコンベア２４をその両
側から把持することによって支持し被搬送物の担持に障
害にならないようにしている。この支持手段により丸ベ
ルトコンベア２４は上下左右の三次元的に屈曲すること
が可能となる。！ｆ５持ローラ３６゜３６は搬送路２０
の屈曲の程度に応じて、その数及び間隔を適宜に変更す
る。前記梁部材３５はフレーム３３、３４に設けた長孔
３８．３８に挿入した螺子３９．３９によりフレーム３
３．３４に対する位置を任意にして固定できる。 一本の丸ベルトコンベア２４は前記した如く全周のどの
部分もが被搬送物担持面４０となり得るが、第３図では
１部が被搬送物担持面４０となり被搬送物であるトレー
１５の円盤１６の底面と当接している。 咳丸ベルトコンベア２４に沿って′１！Ｌ搬送物を挾持
すうための間隔を有して、ガイド板４１．４２が間隙４
３を有してフレーム３３．３４に設けられている。ガイ
ド板４１．４２の丸ベルトコンベア２４に対する面をガ
イド面５５とし、被搬送物であるトレー１５のベグ１８
の基部１７を前記間＠４３より突出させて、ガイド板４
１、４２のガイド面５５と丸ベルトコンベア２４の物品
担持面４０とで円盤１６を挾持する。前記ガイド板４１
゜４２は、丸ベルトコンベア２４の屈曲部分（例えば第
１図プーリー２６の部分）においては、トレー１５の円
ｆＡｉｅの進行方向先端と後端の上部角部分の進行軌跡
に合致した円弧形状５０をなしている。 プーリー２７の軸３１にはスプロケット４５が固定され
、フレーム３４に支持部材４６で支持されたモータ４７
のモータ軸と一体のスプロケット４８との間にチェノ４
９を架は渡し、モータ４７の回転の伝達を受けてスプロ
ケット４５は回転し、丸ベルトコンベア２４を駆動する
。上記において、丸ベルトコンベア２４がガイド板４１
．４２と対設している側が物品搬送側となり、丸ベルト
コンベア２４の張り側とｄっでいる。 第１図Ａ、　？Ｒ２図Ａに示す搬送路２０は、トレー１
５を、ｈ昇させるべく構成された一つの単位を示してい
るが、該搬送路２０の下部受は入れ部２１にトレー１５
を搬入するための手段、或いは、水平払出し部２３から
トレー１５を送り出すための手段は、特に限定はされな
いが、例えば下部受は入れ部２１の例を示せば、Ｍ１図
８．ｉｉ２図Ｂに示す如く、軸２９に支持されたプーリ
ー２５の他にプーリー５１を支持し、下部受は入れ部２
１にトレー１５を送り込むための丸ベルトコンベア５２
を該プーリー５１に架設し、丸ベルト２コンベア５２か
ら同２４へと連続してトレー１５を受は渡し出来るよう
にすることが考えられる。 第１図に示す例は、上下方向に丸ベルトコンベア２４が
屈曲するだけであるが、＊発明装置にあっては丸ベルト
コンベア２４は一本のみで構成されているため、丸ベル
トコンベア２４の周面全部のどの部分もがトレー１５と
の当接面となり得る。そのために、第１図Ａ、第２図Ａ
に示す如き、１１送されるボビンの軸が常に１つの仮想
平面上に位置するだけでなく、丸ベルトコンベア２４を
屈曲させ、同時に丸ベルトコンベア２４の？Ｉ！！搬送
物担持面４０に対向してガイド板４１．４２もねじり屈
曲させることによって、被搬送物即ちトレー１５の円盤
１６の底面と接する丸ベルトコンベア２４の周面の部分
を変位し三次元的にボビンの軸を変位させ、その結果丸
ベルトコンベア２４の周面のどの部分を使っても物品を
搬送できることになる。 第８図に示す例は、被搬送物であるトレー１５に挿し立
てられた実ボビン１９が、搬送に際して三次元的に変位
する搬送路であって１図示の搬送Ｍ２０の上部は正面を
見せているが下部は側面を見せており、トレー１５に挿
し立てられている実ボビン１９は、八位置にあっては紙
面に垂直に位置しているが、Ｂ位置にあっては紙面と平
行に位置していることになる。この場合丸ベルトコンベ
アの進行方向は図面上左右いずれでも良く、従って、実
ボビン１９は上昇中でも下降中でも良いがボビン１９の
頂部の軌跡は２点鎖線となる。 上記の例では丸ベルトコンベア２４を屈折させるために
ガイド板４１．４２及び対の把持ロー５３６．３６を支
持する梁部材３５は丸ベルトコンベア２４の移行軽路に
従って第８図に示すごとく順次ひねりが加えられている
。 第９図に示す例は、丸ベルトコンベア２４を一方に屈折
させたもので、その屈折の程度に応じて対の把持ロール
３６．３６を適宜に配置し、かつ、ガイド板４１．４２
を仮想平面上でカーブさせれば良く、一つの仮想平面上
での左右方向の変位動に用いる。 今、トレー１５が第１図において搬送路２０の下部受は
入れ部２１に送られると、該トレー１５は、円は１６を
丸ベルトコンベア２４とガイド板４１．４２ｆｆＪに挾
持される。円盤１６の下面と丸ベルトコンベア２４の接
触面４０との間のＩ！Ｊ擦係数は、円盤１６の上面とガ
イド板４１．４２との間の摩擦係数より大であるから、
円盤１６は、丸ベルトコンベア２４に圧接した状態で丸
ベルトコンベア２４の進行につれ移動する。 ■考案の効果］ 本発明の搬送装置は、一本の丸ベルトコンベアをコンベ
アとして用い、核一本の丸ベルトコンベアとガイド板と
によって被搬送物を挾持し、搬送するようにしたために
、一本の丸ベルトコンベアの周面のどの部分と被搬送物
とを接触させても良く、そのために、丸ベルトコンベア
の屈折方向を二次元的にするのみならず、三次元的に屈
曲することも可能となり、屈曲のたびにコンベアを継ぎ
足すようなことをせずども連続した一本のベルトコンベ
アで種々のレイアウトの搬送路を自在に構成することが
できるようになった。 上記レイアウトの選択により、例えばボビン等の搬送中
における搬送路の上下方向の屈折による隣接被搬送物の
頂部が互いに接触する事態を防止し得る。 部の正面図、第２図Ａは同全体側面図、同Ｂは同一部の
側面図、第３図は、同根断側面図、第４図は開平面図、
第５図は丸ベルトコンベアの他の実施例の断面図、第６
図は本発明装置を使用したＦｆｆ送システムの一例の平
面レイアウト図、第７図は同システムの搬送路を示す側
面図、第８図は搬送路の他の実施例を示す正面図、Ｍ９
図は更に他の実施例を示す平面図である。 １５・・・トレー、２４・・・丸ベルトコンベア。 ３６・・・把持ローラ、４０・・・被搬送物担持面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持部材により把持された一本の丸ベルトコンベアと、
   該一本の丸ベルトコンベアに沿ってそれと間隔を有して
   設けたガイド部材よりなり、ガイド部材の前記一本の丸
   ベルトコンベアに対向する面をガイド面とし、丸ベルト
   コンベアの前記ガイド面に対向する面を被搬送物担持面
   とし、被搬送物との間の摩擦係数をガイド面よりも被搬
   送物担持面を大とし、かつ、丸ベルトコンベアは被搬送
   物担持面を除いた部位を支持部材により把持され、三次
   元的に屈曲できるよう支持されてなり、一本の丸ベルト
   コンベアとガイド部材とによって被搬送物を挾持して搬
   送することを特徴とする物品搬送装置。