JPS6118620A - 物品の姿勢の向きを変えるコンベヤ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、可撓性の無端ベルトによって運ばれる物品の
姿勢の向きを変えるためのコンベヤの構成に関する。

ロ、従来の技術 様々な型式のパッケージのような、規則的な形状の物品
の大量生産においては、それら物品を製造機械から、更
に次の処理または取扱いを行なう別の機械へ搬送するの
に、チェーンまたはベルト・コンベヤを使用することが
多い。例えばミルクまたはジュースの使い捨てパッケー
ジの製造では、その各パッケージ容器は通常、それら容
器を一緒に集めてトレイ型の集合パッケージに包装する
機械へ運ばれる。この場合、各パッケージ容器が製造機
械から送出されてくるときの姿勢の向きが、集合パッケ
ージ内に置かれるときに必要な姿勢の向きと異なるよう
であれば、搬送していく間にそれらパッケージを回転さ
せなければならない。例えば、上記使い捨てパッケージ
は包装機械から水平の姿勢で送出されるが、そのパッケ
ージ容器は集合パッケージ内に垂直の姿勢で設置するこ
とが望まれる。この場合それぞれのパッケージ容器の姿
勢を起こさなければならないが、この起こし操作は通常
、コンベヤ上で搬送されていくパッケージ容器を可動要
素で支持し回転させる別個のパッケージ取扱い装置によ
って行なわれる。

ハ１発明が解決しようとする問題点 従って従来のそのような型式のパッケージ起こし装置は
、別個の駆動装置及びこれと組合せの制御装置にＪ：っ
て駆動される別個のユニットを構成する。このようなパ
ッケージ起こし装置は２つの］ンメ（コアの間の中断部
に設置し、そしてこれらコンベアに対する所要の位置に
パッケージ起こし装置を支持するための特別なスタンド
を備えなければならない。このような構成は比較的高価
になり、そして」−ニットからユニットへの移送は誤操
作の潜在的な原因を作り、安全性を低くする。

二９問題点を解決するための手段 そこで本発明の目的は、操作の安全性を維持する簡単で
安価な設計で上述のような欠点を改良するコンベヤの構
成を提供することにある。

本発明の他の目的は、搬送される物品の姿勢の向きを簡
単な方式で変えるように］ンベヤと一体に設計されるコ
ンベヤ構成を提供することである。

本発明のそれらの、またその他の目的は、本発明によれ
ば、この説明の冒頭に記載の型式のコンベヤ構成におい
て、このコンベヤ構成の活動部分で、該コンベヤ要素の
幾つかの部分が、コンベヤの動き方向で見て実質的に同
じ方向に、しかし相互位置関係を連続的に変えながら走
行するような行路に沿って、該コンベヤ要素がコンベヤ
構成の送入端部と送出端部との間で導かれるような特徴
を備えることによって達せられる。

更に本発明によるコンベヤ構成の好適な実施例は、従属
特許請求の範囲から明らかなような特徴を備えられる。

本発明によるコンベヤ構成を既存のコンベヤの完全に一
体の部分として設計することにより、別個の駆動ユニッ
トだけでなく、その他の全ての連結要素、操作要素等を
省略することができ、従ってコンベヤ構成の全体的なコ
ストを非常に低くでき、同時に操作の安全性を実質的に
高くすることができる。

ホ、実施例 次に、本発明の理解に必要な部分だ（プを示す添付の概
略図を参照に、本発明による］ンベＡ７構成の好適な実
施例を更に詳細に説明する。

本発明のコンベヤ構成は図示のように鶴通のコンベヤの
一部として設計できる。このコンベＡ７はチェーン１の
形のコンベヤ要素を備え、このコンベヤ要素１は個々の
リンク２で構成され、これらリンク２は相互に枢着結合
され、従ってコンベヤ要素またはチェーン１は枢動でき
、そして垂直方向と横方向の可撓性をもっている。コン
ベヤは更に、コンベヤ要素を支持する多数のブーりとロ
ーラ、及び、コンベヤ要素のかじ取りと支持を行って所
要の行路に導くだめの適当なかじ取りレール、案内、そ
の他の要素を備える。コンベヤ要素またはチェーン１は
電気モータ（図示せず）によりプーリを介して駆動され
る。コンベヤ要素の上部の両側部に、このチェーン１の
上面で搬送される物品がそこから滑り落ちるのを防ぐ案
内またはかじ取りプレー１−が備えられる。それらの諸
要素の他にコンベヤはまた、スタンド、支持及び固定部
材当該技術者には周知の多くのコンベヤ要素と同じもの
であるから、その詳細な説明は行わない。またそれら一
般的な要素は、図面の明瞭を保つために、添イ］図面に
示１ことはしない。それらはまた、本発明のコンベヤ構
成の基本的な描込の理解には不必要である。

本発明によるコンベヤ構成は在来のコンベヤの一体部分
を成すものであり、そして既述のように、コンベヤ要素
またはチェーン１を備える。本発明によるコンベヤ構成
の中で、そのチェーンまたはコンベヤ要素１は、このコ
ンベヤ要素の、側部どうし隣接する横並びで同じ方向に
走行する部分が相互に協働して、コンベヤで運ばれるパ
ッケージ容器のような物品の姿勢の向きを変えることを
行なう行路上を動かされる。コンベヤ要素１の他に、本
発明のコンベヤ構成はプーリ３．４．５．６を備え、こ
れらプーリによってコンベヤ要素１は、これの複数個の
活動部分が本発明のコンベヤ構成を通って実質的に同じ
方向に走行するような行路上で、コンペＡ７ｔ１成の送
入端部側から送出端部側へ〈第１図と第２図の左側から
右側へ）と導かれる。コンベヤ構成の上側活動部分とな
る上記部分は、従来のコンベヤの直線連続部である第１
部分７、そしてこの第１部分の各側部に設定される第２
部分８と第３部分９を含む。これら部分の肉受なくとも
２つの部分の間の相互位置関係は、コンベヤの動き方向
、即ち第１図と第２図の左側から右側の方向に見て、連
続的に変えられる。

コンベヤのそれら活動部分は上記プーリ３から６までに
よってそれぞれ所要の行路に沿って導かれる。］ンベＡ
７要索１の入来第１部分７（ま先ず、本発明のコンベヤ
構成の送入端部に設置されたプーリ４．６の個所を通過
して、コンベヤ構成の反対側端部に設置されたプーリ３
まで実質的に直線状に走行する。ここからコンベヤ要素
１はそのプーリ３を周って進み、そしてプーリの下側平
面内を通ってコンベヤ構成の送入端部へ戻り、ここでプ
ーリ４によって再び上方へ導かれ、入来第１部分７と実
質的に同じレベルに上げられる。プーリ４を通過した後
コンベヤ要素１は第２活動部分８となる。この第２部分
８は、先に述べたように、コンベヤ構成の送入端部にお
いて（ま第１部分７と同じレベルで横並びになって進み
、そしてコンベヤ構成のｊス出喘部側では実質的に第１
部分７の上方に重なって走行する。このために第２部分
８は、プーリ４からの行路でその第２部分のＦに置かれ
るがじ取りレール（図示せず）によって連続的に持上げ
られ、また同時に、第１図でよく分かるように、第１部
分７の上方へど側方向に振らされる。

第２部分８はコンベヤ構成の送出端部近くで第１部分７
の実質的に直上の位置になり、それからプーリ５に達し
、このブーりによって再びコンベヤ構成の下側平面へと
導かれ、ここで非活動部分となって搬送方向の逆方向に
走行し、コンベヤ構成の送入端部側へ戻る。この送入端
部においてコンベヤ要素１はプーリ６に１１）かる。こ
のプーリ６ｔよ好適にはプーリ４と同じ中心軸を有する
がより大きい直径とされ、そして入来部分７の反対側に
設置される。コンベヤ要素１はプーリ６にＪ：つて再び
上方へ導かれてコンベヤ構成の上側活動部分へと回され
、ここでコンベヤ構成の第３部分９となる。コンベヤ構
成の送入端部側でコンベヤ要素の第２部分８と第３部分
９は第１部分７の両側部に分かれて置かれるが、ここで
第３部分９が他の２つの部分７．８より少し高く設定さ
れる。この少し高いレベルで第３部分９は第１部分７と
平行にこれの全長に沿って走行し、そしてコンベヤ構成
の送出端部を越えた後、再び普通のコンベヤの好適には
直線的な連続部としてそのまま前進していく。

上述から分かるように、コンベヤ要素１の３つの活動部
分７．８．９は実質的に同方向に延在する。２つの部分
、即ち第１部分７と第３部分９は相互に平行であるが、
第２部分８はコニ／ベヤの動き方向で見て第１部分７へ
連続的ｔこ近付いていく。

同時に第２部分８は斜め上方へ導かれ、従って第２部分
８は第１部分７と同じレベルに在る最初の位置から第１
部分の直上に在る最終位置に達する。

コンベヤ構成の送出端部における第２部分８と第３部分
９との間の高さの差は、本発明のコンベヤ構成によって
姿勢の向きを変えられる物品の高さの実質的に２分の１
までにされる。一般的に、取扱われ物品の種類に応じて
、各活動部分の相互位置関係をある程度調整する必要が
ある。コンベヤ要素の幅は、もちろん、コンベヤにおい
て物品に合わせて既に調整されているが、その他に入来
第１部分７と出行第３部分つの間の相互高さ関係の調節
も必要であろう。コンベヤ要素１のそれら部分７．９に
沿って更にかじ取りレールまたは案内１０１１１が図示
のようにそれぞれにコンベヤ構成の送入端部と送出端部
に備えられる。案内１０は入来部分７より高い所に設け
られ、そしてその部分７の動く方向で見てその部分７に
連続的に近付いていく。第２案内１１は第３部分９の一
方の側部に沿って実質的に平行に延在する。その他の案
内も適宜に備えてよいが、これはコンベヤ構成によって
取扱われる物品の形状に応じて決められ、また案内１０
，１１は、各プーリ３から６までと同じく、横方向及び
垂直方向に調節できるようにするべきである。

本発明のコンベヤ構成の操作中、コンベヤ要素またはチ
ェーン１は、電気モータのようなコンベヤ駆動要素によ
り、図示されないプーリを介して周知のように駆動され
る。コンベヤ要素１は、プーリ３から６までによりかじ
取りされて本発明のコンベヤ構成を通り所要の速度で走
行する。コンベヤ上へ放出される物品は均等な間隔でコ
ンベヤ要素１の上面に乗って、本発明のコンベヤ構成の
送入端部へ送られる。それら物品はコンベヤ要素１に対
し実質的に対称的に置かれ、そしてコンベヤ要素１の両
側部に沿って配置された案内またはかじ取り面（図示せ
ず）によって本発明のコンベヤ構成の方へ導かれる。物
品がそのコンベヤ構成に近（ｔ　＜と、コンベヤ要素１
の一方の側に備えら、れた案内１０に接触する。この案
内１０はコンベヤ要素の動き方向で見て入来第１部分７
の左側部に備えられ（第３Ａ図）、そしてコンベヤ要素
へ近付くように少しく斜めに設置される。この結果、案
内１０は、物品を、これのコンベヤ要素に対する最初の
対称位置か、ら第２部分８の方へ横へ動かすようにかじ
取りする。コンベヤ構成の送入端部における第２部分８
と第１部分７との間の距離は、第３Ａ図に明瞭に示され
るように、搬送される物品１２が部分的に第２部分８上
に突出して乗るように選択される。コンベヤの全ての部
分は同じ速度で実質的に同じ方向に動き、従ってそれに
よって運ばれる物品も第１図と第２図の左側から右側へ
と連続的に動かされていく。第２部分８はその位置を垂
直方向と横方向に連続的に変えるので、その第２部分８
上に乗った物品１２の部分は第３Ｂ図でよく分かるよう
に連続的に持上げられる。この位置において、物品、例
えばパッケージ容器は案内１０の後端部から既に離れ、
これ以後、物品が第３Ｂ図の左側へ漬り落らるのを防ぐ
ことは、第１部分７より少しく高い平面内にある第３部
分９によって行われる。物品またはパッケージ容器１２
のベース面が第３部分９に対して当たると同時に、その
ベース面の１つの縁が第１部分７と第３部分９との間で
下方向に少しく突出し、これにＪこって、物品が第２部
分８から横へ滑りおちることが効果的に防止される。

物品１２が第１図と第２図で右へ更に動いていくと、そ
の物品は更に、第３部分９へ連続的に近刊いていく第２
部分８によって持上げられる。第２部分８は最終的には
、第３Ｃ図に示されるように、第１部分７の直上に位置
する。この位置において、搬送される物品１２はその姿
勢を完全に垂直に起こされ、コンベヤ要素１の第３部分
９の上に乗っている。ここで案内１１が、更に動いてい
く物品がコンベヤ要素から滑り落ちないように物品を正
しく導き、そこで物品は起こされた姿勢のまま、コンベ
ヤ要素１によってコンベヤの更にその先に続く延長部に
沿って運ばれていく。ここに示したもの以外の案内また
はかじ取りレールによって物品の横方向位置の修正を行
なうようにすることもでき、そしてそのような装置はコ
ンベヤの延長部に周知のようにして備えられよう。

以上の記述から明らかなように、物品の姿勢の向きの変
更は、もっばら、コンベヤ要素の各部分の間の協働だけ
によって行われ、物品に対して作用するそれ以外の可動
要素は全く必要としない。

従って本発明によるコンベヤ構成のデザインは非常に簡
単であり、またこのコンベヤ構成は通常の要素だりで構
成されるから、その制作及び操作コストは低い。更にこ
のコンベヤ構成の簡単さと堅固さはコンベヤ構成の洗浄
と保守を非常に容易にし、このことは、食品工業の例え
ばパッケージ容器を取扱う場合、特に重要な長所となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるコンベヤ構成の平面図、第２図は
第１図のコンベヤ構成の側面図第３Ａ図、第３Ｂ図、及
び第３ｃ図は、コンベヤの］ンベヤ要素の活動部分の概
略断面図で、コンベヤで搬送される物品の姿勢が次第に
起こされていく状態を示ず図面である。 １・・・コンベヤ要素　３．４．５．６川プーリ７・・
・第１部分　　　８・・・第２部分９・・・第３部分　
　　１０，１１・・・案内１２・・・物品 手続補正書（自引 昭和６０年６月１（日

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性の無端コンベヤ要素（１）によって運ばれ
   る物品（１２）の姿勢の向きを変えるためのコンベヤの
   構成において、このコンベヤ構成の活動部分で、該コン
   ベヤ要素（１）の幾つかの部分（７、８、９）が、コン
   ベヤの動き方向で見て、実質的に同じ方向に、しかし相
   互位置関係を連続的に変えながら走行するような行路に
   沿って、該コンベヤ要素（１）がコンベヤ構成の送入端
   部と送出端部との間で導かれることを特徴とするコンベ
   ヤ構成。
2. （２）特許請求の範囲第１項のコンベヤ構成において、
   該コンベヤ要素部分の内の第１部分（７）と第３部分（
   ９）とが相互に平行であり且つそれぞれにコンベヤ構成
   の送入端部及び送出端部と接続し、そして第２部分（８
   ）が他方の上記部分（７、９）に対して或る角度を以っ
   て走行することを特徴とするコンベヤ構成。
3. （３）特許請求の範囲第１項または第２項のコンベヤ構
   成において、該第２部分（８）が、コンベヤ構成の送入
   端部の側では該第１部分（７）と同じレベルで横に並ん
   で走行し、そしてコンベヤ構成の送出端部の側では該第
   １部分（７）の実質的に上方で走行することを特徴とす
   るコンベヤ構成。
4. （４）特許請求の範囲第２項または第３項のコンベヤ構
   成において、該第３部分（９）が該第１部分（７）の一
   方の側部でこれより少し高い位置を走行することを特徴
   とするコンベヤ構成。
5. （５）特許請求の範囲第２項から第４項の任意１項のコ
   ンベヤ構成において、該第２及び第３部分（８、９）が
   コンベヤ構成の送入端部側で該第１部分（７）の各側部
   にそれぞれに設定されることを特徴とするコンベヤ構成
   。
6. （６）特許請求の範囲第３項から第５項の任意１項のコ
   ンベヤ構成において、入来する物品（１２）の一部分が
   コンベヤ構成の送入端部で該第２部分（８）上へ突出す
   るように該第１及び第２部分（７、８）が該送入端部に
   おいて相互に隣接して走行することを特徴とするコンベ
   ヤ構成。
7. （７）特許請求の範囲第３項から第６項までの任意１項
   のコンベヤ構成において、このコンベヤ構成の送出端部
   側での該第２部分（８）と該第３部分（９）との間の高
   さの差が、該コンベヤ構成によって姿勢の向きを変えら
   れる物品（１２）の高さの実質的に２分の１までにされ
   ることを特徴とするコンベヤ構成。
8. （８）特許請求の範囲第１項から第７項までの任意１項
   のコンベヤ構成において、該コンベヤ要素（１）を所要
   行路に案内する複数個のプーリ（３、４、５、６）がコ
   ンベヤ構成の送入端部側と送出端部側に備えられること
   を特徴とするコンベヤ構成。