JPS62190984A - 情報信号記録円盤再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報信号記録円盤再生装置に係り、特にアナロ
グ記録トラックとディジタル記録トラックとが混在して
記録形成された情報イ３号記録円盤の既記縁情報信号を
再生り゛る再生装置に関１３−る。

従来の技術 従来より複合映像信号及び音声信号の如きアナログ情報
信号が周波数変調（ＦＭ）等されて同心円状又は螺旋状
トラックに例えば幾何学的形状の変化どして記録されて
いる情報信号記録円盤（以下「ディスク」という）が知
られている。このディスクは記録情報が複合映像信号を
主体としているのでビデオディスクと呼称され、またそ
の記録１−ラックにはアナログ情報信号で搬送波を変調
する、アナログ変調（特に周波数変調）を行なって得ら
れた被変調波信号の形態で複合映像信号等が記録されて
いる。なお、ビデオディスクには例えば複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の特定期間にランダムアクセス等の
ためのアドレス信号が記録されており、そのアドレス信
号はコード化されたディジタル信号であるが、記録情報
の主体はあくまでもアナログ変調された複合映像信号等
であるので、このビデオディスクの記録トラックのよう
なトラックを、以下本明細書では便宜上、「アブログ記
録トラック」というものとする。

使方、音声信号あるいは音声信号と映像信号とが、夫々
ディジタル変調された後、時系列的に合成されて同心円
状又は螺旋状トラックに例えば幾何学的形状の変化とし
て記録されているディスクも従来より広く知られている
。このディスクは記録情報が音声信号を主体としており
、映像信号は主として静止画であって音声信ｙ〕の聴取
名の想像力を助ける補助的情報としての役割を果してい
るにづぎないのでディジタルオーディオディスクと呼称
されている。このディジタルオーディオディスクの記録
トラックには、音声信号、静止画２文字データ等の情報
信号がディジタル変調（特にパルス符号変調）されてデ
ィジタル信号の形態に変換された後周波数変調等されて
記録されている。

本川ａｔ、ではこのディジタルオーディオディスクの記
録トラックのようなトラックを、以下便宜上「ディジタ
ル記録トラック」というものとする。

ところで、上記のディジタルオーディオディスクはビデ
オディスクに比し、既記録信号がディジタル信号であり
、ディジタル信号伝送の特質から音声信号が広いダイナ
ミックレンジで極めて高忠実度に再生され、また静止画
も極めて鮮明であり、しかも当然のことながら静止画再
生画像と共に音声信号が超ハイファイで再生されるとい
う利点がある。これに対して、ビデオディスクは静止画
再生時には同一トラックを繰り返し再生するために一般
には音声信号をミューティングしており、ディジタルオ
ーディオディスクのように静止画と音とを同時に再生す
ることはできないが、アナログ信号伝送であるために、
例えば、ディジタルオーディオディスクの３０００枚の
静止画数に比し、５４０００枚という多くの静止画数を
得ることができまた数ＭＨｚ程度の帯域の情報信号を実
時間で伝送覆ることができ、情報の確度を高めるために
数十ｋＨｚ程度の帯域の情報信号を伝送するようにした
ディジタルオーディオディスクに比し、動画を音声信号
と共に再生１にとができるという利点がある。従って、
記録情報を最適に再生できるにうにするためには、情報
内容に応じてディジタル信号とアナログ信号のいずれが
一方を選択して記録することが望ましい。

特にディスクは多量の情報の記録容量とその検索の容易
さ、迅速性から娯楽、教育、販売推進用等各種の画像フ
ァイルとして注目され、セールスプロモーションシステ
ムへの応用が盛んである。

多様化する性能９機能の要求にこたえて魅力あるシステ
ムを確立するためには、ソフトウェアとして動画、静止
画、音声、データ等多様な組み合わせが要求される。

そこで、本出願人は特開昭５９−２０７４０４号（特願
昭５８−８３２３３号）等にて記録情報内容に応じてア
ナログ記録１−ラックとディジタル記録トラックとを夫
々混在して記録形成することにより、上記のビデオディ
スクとディジタルオーディオディスクの夫々の利点を最
大限に発揮しえ、もって完全な意味で互換再生し得るデ
ィスク再生装置を提案した。

上記の提案になるディスク再生装置ではアナログ記録ト
ラックから再生された情報信テ）とディジタル記録トラ
ックから再生された情報信号とは、夫々それらの変調方
式等が全く異なるので、人々専用の復調回路（デコーダ
）で復調する必要があり、そのため再生トラックが、ア
ナログ記録トラッりかディジタル記録トラックかを識別
して所要の回路の切換えをする必要がある。そこで、本
発明者は先に特願昭６０−１６１５３２号（発明の名称
「情報信号記録円盤」）及び特願昭６０−１６１５３３
号（発明の名称「情報信（°）記録円盤再生装置」）に
て上記のトラック識別のための提案を行なった。

しかるに、前者の情報信号記録円盤はディジタル記録ト
ラックとアナログ記録トラックとの切換記録位置より数
トラツク直前までのトラックの全部又は一部に切換予告
信号を記録するため、切換予告信号の発生回路、記録手
段等のための構成を（＝ｊ加する必要があり、構成が複
雑になるという問題点があった。また、後者の情報信号
記録円盤再生装置は、誤り検出信号を用いた誤り検査結
果が一定期間連続して同一の値となったときにトラック
切換記録位置と判定する構成であるが、回路の初期状態
を設定する必要があり、また回路構成が若干複雑であっ
た。

このため、木発明者は更に特願昭６０−１９００７３号
にて新規な情報信号記録円盤再生装置を提案した。この
提案になる再生装置によれば、ディジタル記録トラック
とアナログ記録１〜ラツクとが夫々Ｕ在して記録形成さ
れたディスクを再生するにあたり、その記録トラックの
種別を、予め設定した一方の記録１−ラックのアドレス
信号、が再生されているか否かを示すコントロール信号
に基づいて判断するようにしたので、リトリガラブルモ
ノマルチあるいはカウンター回路のみでトラック種別の
判断ができ、よって回路構成が簡単で安価に構成でさ、
またトラック識別のための予告信号等の特殊な信号の記
録は全く不要であり、更にディジタル記録トラックから
アドレス信号が再生されているか否かを示すコントロー
ル信号に基づいてトラック識別を行なうようにした場合
は、より迅速、かつ、正確にディジタル記録トラックと
アナログ記録トラックとの切換再生を検出して再生信号
処理回路切換えのための制御信号を発生させることがで
きる。

発明が解決しようとする問題点 ここで、上記のディジタル記録トラックに記録されてい
るアドレス信号は、回転数が例えば９００ｒｐｌのディ
スクの一回転当り１５回同じ内容で繰り返し記録されて
おり、かつ、上記のアドレス信号は４種類あって、それ
ぞれが１５回ずつ記録されているから、ディジタル記録
トラックの任意の一種類のアドレス信号は約１．１ｍ５
ｅｃ　（＝　（１／１５）　Ｘ　（１／Ｉｓ）　Ｘ　（
１／４）　Ｘ１０００）間隔で再生される。一方、上記
のアナログ記録１〜ラツクからは、ディスク−回転当り
同一情報内容のアドレス信号が例えば４回、すなわち４
／１５秒間隔でしか再生されないから、ディジタル記録
ｌ・ラックのアドレス信号の再生の有無を検出した方が
トラックの種別の判断が迅速にできる。

しかし、上記の本発明者の提案になる情報信号記録円盤
再生装置において、ディジタル記録トラックのアドレス
信号の再生の有無を検出するようにした場合であっても
、上記したアドレス信号の再生周期かられかるように、
トラックの種別の判断には最小でも約１．１１ＳｅＣ必
要であり、その間は本来の再生信号処理回路への切換え
が行なわれていないため、問題であった。

しかし、この場合、ディジタル記録トラックからアナロ
グ記録トラックへ再生トラックが移行した場合であって
、上記の切換えが行なわれていない期間中は、その直前
にディジタル記録トラックから再生されてメモリに記憶
保持さ°れている静止画がそのまま読み出され続り、ま
た音声信号伝送系は自動的にミューティング状態となる
から、アナログ記録トラックを走査しているにも拘らず
その再生画像や再生音声が直らに再生出力されないとい
う問題点があるが、モニタ画面上では全く問題はない。

これに対し、アナログ記録トラツクからディジタル記録
トラックへ再生トラックが移行した場合であって、上記
の切換えが行なわれていない期間中は、アナログ記録ト
ラックからの再生信号処理回路から局間雑音の如きＦＭ
離調ノイズが取り出され、このためモニタ画面にノイズ
が現われ、かつ、音声出力中にもノイズが生じるという
問題点があった。このため、特にアナログ記録トラック
からディジタル記録トラックへの再生トラック切換え時
点において、上記のトラック種別の判断に約１．１ｍ５
ｅｃを要することは問題であり、その判断に要する時間
をより短縮する必要があった。

そこで、本発明は再生水平同期信号の有無に応じて再生
信号処理回路を切換えることにより、上記の問題点を解
決した情報信号記録円盤再生装置を提供することを目的
とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明になる情報信号記録円盤再生装置は、アナ［Ｊグ
記録トラック再生時は水平同期信りを分離出力し、ディ
ジタル記録トラック再生時は水平同期信号の周期以下の
間隔てランダム状の信号を出力する水平同期信号分離手
段と、水平同期信号とランダム状の信号とを区別する判
別回路と、判別回路の出力信号により、少なくともラン
ダム状の信号出力時にアナログ記録ｌ・ラックの再生信
号処理回路の出力信号から前記ディジタル記録トラック
の再生信号処理回路の出力イｎ号へ切換える切換回路と
よりなる。

作用 前記第２の被変調波信号を復調する回路からは、アナロ
グ記録トラック再生時は前記第２の情報信号が取り出さ
れるから、その第２の情報信号に含まれる複合映像信号
の水平同期信号が１）４記水平回期信号分離手段により
分離出力される。これに対し、ディジタル記録トラック
再生時は上記第２の被変調波信号を復調する回路から上
記第２の情報信号が取り出されないので、上記水平同期
信号分離手段の出力信号はランダム状の仁呂となる。

そこで、前記判別回路により再生水平向！Ｉｌｌ　（、
ｍ　ｇかランダム状の信号かを入力の時間間隔で区別す
ることにより、判別回路からは再生トラックの種別に応
じた論理値の信号が取り出される。この判別回路の出力
信号は切換回路に供給さ゛れ、少なくとも水平同期信号
分離手段からランダム状の信号が出力されている時の判
別回路の出力信号により、アナログ記録トラックの再生
信号処理回路の出力信号からディジタル記録１〜ラツク
の再生信号処理回路の出力信号へ切換出力する。再生ト
ラックがアナログ記録トラックからディジタル記録トラ
ックへ切換ねった場合、通常は１水平走査期間以内でラ
ンダム状の信号が取り出され、それに応じて直ちに上記
の切換えが行なわれる。

実施例 以下、図面に示す実施例と共に本発明について説明１−
るに、第１図は本発明装置の一実施例のブロック系統図
を示す。同図中、ディジタル記録トラックとアナログ記
録トラックとが夫々混在して記録形成されているディス
ク１は、ディスク１とセン９−（走査！ｌ）２との間の
静電容ｔｔｌの変化をピックアップ回路３により検出さ
れ、かつ、それに応じてその既記録情報信号が読み取ら
れる。ピックアップ回路３よりの再生信号はＦＭ復調器
４を通してビデオ信号処理回路５及び低域フィルタ６に
夫々供給される一方、デコーダ７に供給される。ディジ
タル記録トラック再生時にはビデオ信号処理回路５から
信号が出力されず、一方、アナログ記録トラック再生時
にはデコーダ７からアブログ記録１−ラックの再生信号
は出力されないが、アナログ記録トラックの切換再生直
前のディジタル記録トラックからの再生ディジタル信号
が、内部のメモリに保持されている。

ここで、アナログ記録トラックには従来のビデオディス
クと同様に、複合映像信号と被周波数変調音声信号とよ
りなる周波数分割多ｖＦ信号で周波数変調された被周波
数変調波信号が記録されており、また上記複合映像信−
１）の各垂直帰線消去期間内にはチャプタアドレス信号
Ａｃ、タイムアドレス信号へＴ及びページアドレス信Ｙ
）八Ｎが大夕１　　　−ト１期間ずつ計３個所に多重さ
れて記録されている。

チャプタアドレス信号Ａｃはディスクの信号記録位置を
記録プログラムの順番で示すアドレス信号、タイムアド
レス信号Δ丁は通算の時間で示づアドレス信号、更にペ
ージアドレス信号ＡＮはディスク−回転宛形成されるト
ラックを参照信″、ｃｌ　ｆρ３記録位置を始点として
１本とするときの１〜ラック本数を示すアドレス信号で
あり、これらのアドレス信号はいずれも２９ビツトで構
成されている。

一方、ディジタル記録トラックには従来のディジタルオ
ーディオディスクと同様に、音声信号や静止画に関する
計４チャンネルの情報信号でパルス符号変調されたディ
ジタルデータ（ディジタルオーディオ信号やコンポーネ
ント符号化データ）の各チャンネル１ワードずつが冗長
ピットを付加されて第５図に示す如き信号フォーマット
の１ブロック（フレーム）を構成し、このブロック単位
毎に時系列的に合成された信号で例えば７Ｍ）−１ｚ程
度の搬送波を周波数変調して得た被周波数変調波信号が
記録されている。

ここで、第５図に示ず１ブロックの信号において、Ｓは
ブロックの始まりを示す８ビツトの固定パターンの同期
信号の配置位置を示す。Ｃｈ−１゜Ｃｈ−２，０ｈ−３
及びＣｈ−４は夫々４チヤンネルのうら各１チヤンネル
の１６ビツトのディジタル信号（すなわら、前記ディジ
タルオーディオ信号及びコンボーネン］・符号化データ
）の１ワードの配置位置を示ず。

また第５図に示すＰ、Ｑは夫々１６ビツトの誤り訂正符
号、ＣＲＣは２３ピッｌ−の誤り検出符号、Ａｄｒはラ
ンダムアクセスなどのために使用される各種制御信号（
アドレス信号）の１ビツトの多重位置を示す。この制御
信号は各ピットデータを分散し、１ブロック中に１ビツ
ト伝送され、例えば１９６ブロックにより制御信号の全
ビットが伝送される（ずなわら制御信号は１９６ビツト
より構成される）。

また更にＵはニー音アーズビットと呼称される予備のた
めの２ビットである。そしで、第５図に示すＳからＵま
での計１３０ビットで１ブ［１ツクの信号が構成され、
ディジタル信号はこのブロック単位で４４．０５６　ｋ
ｌ−１ｚ　　（又は４４．１　ｋｌ−１ｚ　）の周波数
で合成されて時系列的に伝送される。

上記の１９６ビツトの制御信号は、各４９ビツトの４種
のアドレスコードが時系列的に合成された構成であり、
これら４種のアドレスコードはいずれも第６図に示す如
き信号フォーマットとされている。第６図において全４
９ビツトのアドレスコードのうち５ＹＮＣで示す最初の
２４ビツトは同期信号であり、その値は４種（タイムア
ドレス。

トラック番号アドレスコードとチャプタアドレスが２種
）のアドレスコードに応じて異なる。同期信号の次の４
ピツ１〜は記録信号が前記した組合せを示すソースモー
ドを示したり、またストップ再生すべきか否かを示すノ
ーマル・ストップモード判別信号等からなり、更に次の
２０ビツトにはアドレスデータが配置され、最後の１ビ
ツトはパリティピットである。

上記のアドレスデータはタイムアドレスコードの場合は
、そのコードが記録されるディスク上のトラック位置が
、ディスクの記録開始位置からノーマル再生をしたとき
の再生時間でどれだりであるかを示す時間データであり
、またヂャブタアドレスコードの場合はそのコードが記
録されたｌ−ラック位置に、ディスクの記録開始位置か
ら何番目の音楽プログラムが記録されているかを示すデ
ータであり、更にトラック番号アドレスコードの場合は
前記したページアドレス仁Ｆ’ｉ　Ａ　Ｎと同じである
。

ディスク１のアナログ記録トラックには複合映像信号が
所定の信号形態に変換されて１回転宛４フィールドの割
合で記録されるから、ディスク１の再生時の回転数は上
記複合映像信号がＮＴＳＣ方式の場合は８９９．１　（
＝　（５９，９４／４　）　ｘ６０）　ｒｐｍで、ＰＡ
Ｌ方式又はＳＥＣＡＭ方式の場合は７りＯ（＝　（５０
／４　）　Ｘ６０）　ｒｏｍ　テある。一方、ディスク
の１回転宛のディジタル記録ミルラックには、回転数が
８９９．１ｒｏｍで再生されるべきディスクでは２９４
０　（＝　４４．０５６Ｘ　１０３Ｘ　（４１５９，９
４））の数のブ１］ツクが再生され、かつ、上記の１９
６ビツ１〜の制御信Ｙ）はディ２９１回転期間で１５回
再生され、他方、回転数が７５Ｏｒ’ｐＨｌで再生され
るべきディスクでは３５２８（＝４４．１００Ｘ１０３
　Ｘ　（４，１５０）　）の数のブロックが再生され、
かつ、上記の制御信号はディ２９１回転期間では１８回
再生されることになる。

なお、ディジタル信号の伝送周波数を４４．１　ｋ）−
１ｚどしたときには、アナログ記録トラックが８９９．
１ｒｐｍで再生されるディスクの場合、９００ｒｐｍで
ディジタル記録トラックが再生される。従って、１回転
当りのブロック数は２９４０　（−４４，ＩＸ　１０３
　Ｘ（１／１５）　）となる。

なａ５、静止画に関するコンポーネント符号化データの
うら、例えば輝度信号の画素データは標本化周波数９Ｍ
Ｈｚ、１画素当りの量子化数８ビットのものが標本化周
波数８８．１１２　ｋＨｚ　　（又は８８．２ｋＨ７）
で伝送され、２種の色差信号（Ｒ−Ｙ）。

（Ｂ−Ｙ）の画素データは夫々標本化周波数２．２５　
ＭＨｚ　、　１画素当りの岱子化数８ビットのものが標
本化周波数８８．１１２　ｋｌ−１２（又は８８．２　
ｋｌ−１ｚ　）で伝送される。

再び第１図に戻って説明するに、カットオフ周波数２Ｍ
Ｈｚ＆度の低域フィルタ６より取り出された信号（アナ
ログ記録トラック再生時は複合映像信号）は、同期分離
回路８を通して水平同期信号分離回路９に供給される。

水平同期信号分離回路９はアナログ記録トラック再生時
は、同期分離回路８よりの複合同期信号から水平同期信
号のみを分離抽出し、ディジタル記録トラック再生時は
ランダム状の信号（ノイズ）を発生出力する。

一方、デコーダ７はディジタル記録１〜ラツクから再生
されたＦＭ信号を内蔵のＦＭ復調器でＦＭ復調して第５
図に示す如き信号フォーマットのブロック単位で時系列
的に合成された再生ディジタル信号を得た後、公知の誤
り検出及び誤り訂正を行なって正しい４チヤンネルのデ
ィジタルデータを得て、そのうち静止画データはメモリ
に棗ぎ込んだ後所定の順序で読み出し、Ａ　ｔ）変換器
を通してスイッチ回路１２の端子１２ａへ出力し、オー
ディオデータの場合はΔＤ変換冴を通してスイッチ回路
１２の端子１２ａへ出力する。

また、デコーダ７は本発明者が特願昭６０−１９００７
３号にて開示した如きアドレス信号処理回路を内蔵して
おり、第６図に示した信２３フＡ−マットのディジタル
記録トラックから再生されたアドレス信号を処理する場
合は定期的にハイレベルとなるパルス列を出力し、この
アドレス信号が供給されない場合はローレベルの状態を
維持Ｊる如きコントロール信号を発生出力する。このコ
ントロール信号は判断回路１１に供給される。

次に、判別回路１０及び判断回路１１の構成及び動作に
ついて第２図乃至第４図と共に説明する。

同図中、入力端子１４には水平同期信号弁１１＠路９の
出力信号が入来し、判別回路１０内のリトリガラブルモ
ノマルチ（単安定マルチバイブレータ）１５に供給され
る一方、インバータ１６に供給される。水平同期信号分
離回路９の出力信号は、第３図にａで示す如く、時刻ｔ
１でアナログ記録トラックからディジタル記録トラック
へ再生トラックが切換わったものとすると、アナログ記
録トラック再生期間中は幅約１１１１ｓで周期１水平走
査期間（約６３Ｉｊｓ）の再生水平同期信号であり、一
方、ディジタル記録トラック再生期間中はランダムな幅
でランダムな時間間隔で出現するランダム状の信号とな
る。このランダム状の信号の時間間隔は最長でも約６３
１Ｊｓ程磨ぐあり、通常はこれよりもはるかに短い。

一方、モノマルチ１５は入ツノ端子１４の入力信号ａの
立トリエツジでトリガーされる構成とされており、その
時定数Ｘは約５２　（＝６３−１１　）瓜よりも小なる
適当な値に選定されている。すなわち、上記時定数Ｘは
１１−１　（＋−１は水平走査期間）から水平開１１１
］信号のパルス幅約１１爪を差し引いた値で差し支えな
いのであるが、ジッタを考慮し、余裕をみて上記の値に
選定される。

これにより、モノマルチ１５は水平同期信丹入来時は周
＋！ＩＩＩＨ（すなわち約６３ＩＪｓ）で、ハイレベル
の期間がＸであるパルス列を出力し、一方、前記ランダ
ム状の信号入来時はその入来時間間隔が上記の時定数Ｘ
より短いのが通常であるから、ハイレベルの信号を出ツ
ノし続する。従って、モノマルチ１５の出力信号波形は
第３図にｂで示づ如くになる。

ＡＮＤ回路１７はこの信号すとインバータ１６により信
号ａを反転した信号ｄとの論理積をとって得た信号をＳ
−Ｒフリップフロップ１８のセット端子Ｓに印加し、こ
れをその出力信号の立上りエツジでトリガーする。従っ
て、アナログ記録トドラック再生期間中はＡＮＤ回路１
７の出力信号は常にローレベルとなり、ディジタル記録
トラック再生朋間中はランダム状の信号の位相反転信号
となるため、フリップフロップ１８のＱ出力信号は第３
図にＣで示す如く、アナログ記録トラックからディジタ
ル記録１−ラックへ再生が切換わった時点から瞬時にハ
イレベルとなる。

一方、入力端子１９にはデコーダ７よりの前記したコン
トロール信号が入来して判断回路１１に供給される。判
断回路１１は本発明者が特願昭６０−１９００７３号に
て提案した判断回路を使用でき、例えば第２図に示す如
きリトリガラブルモノマルチ２０で構成されている。こ
のモノマルチ２０は、例えばコントロール信号の立下り
エツジでトリガーされ、またその時定数は再生トラック
種別の識別に誤動作のない範囲でできるだ１プ短い値Ｔ
に設定されろく例えば１／１５秒）。従って、ディジタ
ル記録トラック再生時にはリトリガラブルモノマルヂ２
０は上記一定期間Ｔ内に１５回稈度トリガーされるので
、その出力信号は常にローレベルである。

これに対し、アナログ記録トラック再生時には、上記］
ント［１−ル信号は第４図（Ａ＞に示づ如くローレベル
となるため、リトリガラブルモノマルヂ２ｏは１−リガ
ーされｆ１アナログ記録トラック再生時点より一定期間
Ｔ程度経過Ｊると、リトリガラブルモノマルヂ２０の出
力信号は同図（Ｂ）に示す如くハイレベルになる。なお
、第４図中、ｆＰ３はディスク１の１回転周期で３１１
期間程度の区間記録されている参照信号の再生タイミン
グ位置を示す。

第２図に示す判別回路１０内のフリップフロップ１８は
、ＡＮＤ回路１７の出力信号の立上りエツジでセラｔ〜
されてそのＱ出力端子より出力端子２１へ第３図にＣで
示り°如きハイレベルの信号を出力し、第４図（Ｂ）に
示したリトリガラブルモノマルチ２ｏの出力信号の立上
りエツジでリセットされてそのＱ出力端子より出力端子
２１へローレベルの信号を出力する。

この出力端子２１へ出力された信号は、第１図に示すス
ィッチ回路１２ヘスイツチング信号として印加され、ス
イッチ回路１２をハイレベルの期間、端子１２ａの入力
信号（デコーダ７の出力信号〉を［ニタ１３へ選択出力
させ、ローレベルの期間は端子１２ｂの入力信号である
ビデオ信号処理回路５より取り出される再生複合映像信
号をモニタ１３へ選択出力さぼる。

このように、本実施例によれば、アナログ記録１〜ラツ
クから再生された第２の情報信号から、ディジタル記録
トラックから再生された第１の情報信号への切換えに要
する時間は、本発明者が先に提案した約１．１＋ｎ５（
ｌ小値）に比し、埒オーダーの極めて瞬時の時間ででき
る。

なｊ３、ディジタル記録トラックからアナログ記録トラ
ックへの切換再生時点の検出にも水平同期（，７Ｍ分離
回路９の出ツノ信号を利用することが可能であるが、デ
ィジタル記録トラック再」−期間中に水平同期信号分離
回路９の出力に現われるランダム状の信号の出現率を考
Ｉ１１に入れ、タイマーにて期１１！ｌの設定を行なう
必要があるため、回路規模も人さ・くなり、効果は少な
い。そこで、第２図に示した実施例の如き構成とすると
回路規模も少なくて済み、その効果は大きい。なお、本
発明者が特願昭６０−１６１５３３号にて提案した、誤
り検査結果が一定期間連続して同一の１直となったか否
かによってトラックの種別を判定する回路も判断回路１
１として使用できる。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、ディジタル記録トラック
とアナログ記録トラックとが夫々混在して記録形成され
たディスクを再生するにあたり、水平同期信号分離回路
の出力に現われる信Ｉ）に基づいて再生信号処理回路を
切換える構成としたので、アドレス信号が再生されてい
るか否かを示り。

コントロール信号に基づいて切換える場合では、切換点
検出に約Ｌ１ｍｓ＜最小値）要していたのに対し、最長
でも２Ｈ１ｆ１間程度、通常は１１」よりも短い、バオ
ーダーの極めて短時間で切換点を検出して切換えができ
、特にアナログ記録トラックからディジタル記録トラッ
クへの切換再生時に問題となる再生画面の乱れを殆ど烈
くづことができる等の特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、
第２図は第１図図示ブロック系統の要部の一実施例を示
す回路系統図、第３図及び第４図は夫々第２図図示回路
系統の動作説明用信号波形図、第５図はディジタル記録
トラックに記録されているディジタル信号１ブロックの
信号フォーマットの一例を示す図、第６図はディジタル
記録トラックに記録されているアドレス信号の信号フォ
ーマツ１〜の一例を示す図である。 １・・・情報信号記録円盤（ディスク）、４・・・ＦＭ
復調器、５・・・ビデオ信号処理回路、７・・・デコー
ダ、９・・・水平同期信号分離回路、１０・・・判別回
路、１１・・・判断回路、１２・・・スイッチ回路、１
５゜２０・・・リトリガラブルモノマルチ（甲安定マル
チバイブレータ）、１７・・・ＡＮＤ回路、１８・・・
Ｓ・Ｒフリップフロップ、１９・・・コントロール信丹
入力端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の情報信号でディジタル変調して得た複数チャンネ
   ルのディジタルデータに冗長ビットを付加してなる１ブ
   ロックの信号がブロック単位毎に時系列的に合成された
   第１のディジタル信号を更に変調して得た第１の被変調
   波信号が記録されているディジタル記録トラックと、複
   合映像信号を少なくとも含む第２の情報信号でアナログ
   変調して得た第２の被変調波信号が記録されているアナ
   ログ記録トラックとが夫々混在して記録形成された情報
   信号記録円盤の既記録信号を再生する情報信号記録円盤
   再生装置において、上記アナログ記録トラックから再生
   された上記第２の被変調波信号を復調する回路の出力信
   号が供給され、上記アナログ記録トラック再生時は上記
   第２の情報信号から水平同期信号を分離出力し、上記デ
   ィジタル記録トラック再生時は該水平同期信号の周期以
   下の間隔でランダム状の信号を出力する水平同期信号分
   離手段と、該水平同期信号分離手段の出力信号が供給さ
   れ上記水平同期信号と上記ランダム状の信号とをその入
   力時間間隔に基づいて区別する判別回路と、少なくとも
   該水平同期信号分離手段より該ランダム状の信号が取り
   出される時の該判別回路の出力信号により、前記アナロ
   グ記録トラックの再生信号処理回路の出力信号から前記
   ディジタル記録トラックの再生信号処理回路の出力信号
   へ切換え出力する切換回路とを具備したことを特徴とす
   る情報信号記録円盤再生装置。