JPS62190224A - エンジニアリング用ポリアミドの製法 - Google Patents

エンジニアリング用ポリアミドの製法

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JPS62190224A
JPS62190224A JP3186486A JP3186486A JPS62190224A JP S62190224 A JPS62190224 A JP S62190224A JP 3186486 A JP3186486 A JP 3186486A JP 3186486 A JP3186486 A JP 3186486A JP S62190224 A JPS62190224 A JP S62190224A
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Takeshi Sakashita
健 阪下
Tomoaki Shimoda
智明 下田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱特性5機械的特性、化学的物理的特性1
寸法安定性、摺動特性および成形性のいずれにも優れた
性能を兼ね備えた透明な成形用材料、とくに耐熱特性に
優れたポリアミドの製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、耐熱特性0機械的特性および化学的物理的特性に
優れたポリアミドからなるエンジニアリングプラス手ツ
クスとして、ボリμ〕 ラフエニレンテレ7タルアミド
(ケブラー[F])。
ポリへキサメチレンアジボアミド(6,6−ナイロン)
、ポリ2,2.4−)リメ千ルへキサメ千しンチレフ々
ルアミド(トロガミドT■)などが知られている。これ
らのうちでポリテし7タロイルバラフエニレンジアミン
などLJ 1lFf M特性1機械的特性および化学的
物理的特性に優れているが、溶融成形を行うことができ
ないという欠点があり、その利用分野は著しく制限され
てい ′る。また、これらのエンジニアリングプラスチ
ックスのうちで、ポリへキサメチレンアジボアミド(6
,6−ナイロン)、 2.2.4− )リメ千ルへキサ
メ千レンチレフタルアミド(トロガミドT■)などはい
ずれも溶融成形をすることができるという特徴はあるが
、ポリへキサメチレンアジボアミド(6,6−ナイロン
)およびポリ2.2.4−トリメチルへキサメ千レンチ
レフタルアミド(トロガミドT■)などのポリアミドは
いずれもガラス転移点、熱変形温度などの耐熱特性、引
張強度1曲げ強度。
限界PV il[、耐摩耗性などの機械的特性および耐
薬品性、耐沸水性、飽和吸水率などの化学的物理的特性
に劣るという欠点がある。
本出願人は、耐熱特性1機械的特性、化学的物理的特性
に優れたポリアミドとしてテレフタル酸成分単位を主成
分とする芳香族系ジカルボン酸成分単位および脂肪族ア
ルキレンジアミン成分単位からなるポリアミドからなる
成形材料を特開昭59−53536号公報、特開昭60
−158220号公報などにすでに提案した。このポリ
アミドは耐熱特性1機械的特性および化学的物理的特性
に優れ。
溶融成形性に優れているという特徴を有しているが、結
晶性であるので透明性に劣るという欠点がある。
また、特開昭49−56959号公報および特公昭at
、−41024号公報にはイン7タル酸敗分単位を主成
分とする芳香族系ジカルボン酸成分単位およびヘキサメ
千レンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メ
タンなどの混合ジアミンからなるジアミン成分から形成
されるポリアミドが提案されており、その製造法として
芳香族系ジカルボン酸およびジアミンの混合物またはこ
れらから形成されるナイロン塩をオートクレーブ中で大
気圧または減圧下に重縮合させる方法が開示されている
。該ポリアミドは耐熱特性1機械的特性、化学的物理的
特性および溶融成形性に優れ・かつ透明性に優れている
が、該公報に記載された方法により充分に高分子量のポ
リアミドを生成させるためには一般に高温で数時間以上
保持する必要があるので、該方法では生産性が悪く、得
られた樹脂の色調ならびに光線透過率が劣るという欠点
がある。
〔発明が解決しようとする間顧点〕
本発明者らは、イン7タロイルジアミン成分凰位とジア
シロイルジアミン成分単位とから形成される低次縮合物
から透明性1色調、IR械的強度、耐熱老化性などに優
れた性能のポリアミドを製造する方法ご検討した結果、
特定の組成のイソ7タロイルジアミン成分単位とジアシ
ロイルジアミン成分単位とから形成される低次縮合物を
特定の条件で溶融状態で剪断条件下に混線手段を用いて
加熱し1重縮合させることにより一前記目的が達成され
ることを見出し1本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕本発明
によれば、一般式〔」〕 で表わされるイソ7タロイルジアミン成分単位(a)お
よび一般式〔厘〕 で表わされるジアシロイルジアミン成分単位(b)。
〔式中、Roは炭素原、子数が4ないし25の二価の炭
化水素基を示し、Arは炭素原子数が6ないし20の二
価の芳香族炭化水素基を示す。〕から形成される低次縮
合物を、溶融状態で剪断条件下に混線手段を用いて加熱
し1重縮合させることにより該イン7タロイルジアミン
成分単位(a)が50ないし10000モル%び該ジア
シロイルジアミン成分単位(b)が0ないし50モル%
の範囲からなるポリアミドを形成させることを特徴とす
るポリアミドの製法が提倶される。
本発明の方法において1重縮合反応の原料として使用さ
れる低次縮合物は、一般式〔1〕で表わされるイン7タ
ロイルジアミン成分蛍位(a)および一般式(1) で去わぎれるジアシロイルジアミン成分単位(b)。
〔式中、Rは炭素原子数が4ないし25の二価の炭化水
素基を示し、Arは炭素原子数が6ないし20の二価の
芳香族炭化水素基を示す。〕から構成されるものであり
、その組成は該イン7タロイルジアミン成分単位(a)
が通常50ないし100モル%および該ジアシロイルジ
アミン成分単位(b)が通常0ないし50モル%の範囲
からなること、好ましくは、該イン7タロイルジアミン
成分車位(a)が60ないし90モル%および該ジアシ
ロイルジアミン成分単位(b)が10ないし40モル%
、さらに好ましくは該イン7タロイルジアミン成分本位
(a)が65ないし80モル%および該ジアシロイルジ
アミン成分単位(b)が20ないし35モル%の範囲に
ある。
本発明の方法において1重縮合反応に原料として使用さ
れるイソフタロイルジアミン成分単位(、)およびジア
シロイルジアミン成分単位(b)から形成される低次縮
合物(A)は、後記芳香族ジカルボン酸成分およびジア
ミン成分から形成されるものである。該低次縮合物は、
芳香族ジカルボン酸とジアミン、それらの塩または芳香
族ジカルボン酸エステルとジアミンとを必要に応じて水
、アルコール、フェノール類、芳香族系炭化水素などの
溶媒の存在下および不存在下に1通常120ないし35
0℃、好ましくは200ないし300℃に加熱すること
により、生成する。これらの低次縮合物の中では該芳香
族ジカルボン酸とジアミンまたはそれらの塩を用いる方
法が好ましく、とくにそれらをオートクレーブ中水溶媒
の存在下で反応を行うと生成した低次縮合物の色調が優
れ、扶出しが容易で取扱い易いなどの利点があって好ま
しい。前記低次縮合物を製造する際に、リン酸1次亜リ
ン酸ソーダ、リン酸オク千ル、トリストリデシルホスフ
ァイトなどの触謀、安定剤などを添加することが好まし
い。該低次縮合物の濃硫酸中で30’Cで測定した極限
粘度〔η) !20.4617g以下、好ましくは0.
01ないし0.3.とくに好ましくはo、01ないし0
.2dj!’/gの範囲である。
本発明の方法において、原料のポリアミド低次縮合物お
よび生成樹脂のポリアミドを構成する前記一般式〔I〕
で表わされるイソ7タロイルジアミン成分蛍位(a)お
よび前記一般式〔璽〕で表わされるジアシロイルジアミ
ン成1分単位(b)を構成するジアミン成分に相当する
Rは炭素原子へか4ないし25の二価の炭化水素基を示
す。該ジアミン成分に相当する二価の炭化水素基R0と
しては、炭素原子数が4ないし25の二価の脂肪族炭化
水素基、炭素原子数が6ないし25であり少なくとも1
個の脂環族炭化水素環を含む二価の脂環族炭化水素基。
炭素原子数が6ないし25でありかつ少なくとも1個の
芳香族炭化水素環を含む二価の芳香族炭化水素基を挙げ
ることができるが−とくに炭素原子数が4ないし25の
二価の脂肪族炭化水素基R1と炭素原子数が6ないし2
5であって少なくとも1個の脂環族炭化水素環を含む二
価の脂環族炭化水素基Rまたは炭素原子数が6ないし2
5であって少なくとも1個の芳香族炭化水素環を含む二
価の芳香族炭化水素基R2とからなる混合成分から構成
されている゛ことが好ましく、とりわけその組成がR1
成分が5ないし98モル呪、好ましくは40ないし85
モル%およびR2成分が2ないし95モル%、好ましく
は15ないし60モル%の範囲である混合成分であると
好適である。炭素原子数が4ないし25である二価の脂
肪族炭化水素基R1に相当するジアミン成分として具体
的には−1,4−ジアミノブタン、1.5−ジアミノペ
ンタン、1.6−ジアミツヘキサン。
1.7−ジアミノへブタン、1.8−ジアミノオクタン
、1.9−ジアミノノナン、1.10−ジアミノデカン
、1.11−ジアミノウンデカン、1.12−ジアミノ
ドデカン、1.13−ジアミノトリデカン、1.14−
ジアミノテトラデカン、1.15−ジアミノペンタデカ
ン、1.16−ジアミノウンデカン、1.17−ジアミ
ノウンデカン、1.18−ジアミノオクタデカン、1.
19−ジアミノノナデカン、1.20−ジアミノエイフ
サンなどを例示することができる。これらアルキレンジ
アミン成分としては1@のみを単独で含有していてもよ
いし、2種以上の混合物として含有してい゛ても差しつ
かえない。これらのアルキレンジアミン成分のうちでは
、炭素原子数が6ないし16の範囲にあることが好まし
く、とくに炭麦叛が6のアルキレンジアミン成分である
ことが好ましい。また、r#、素原子数が6ないし20
でありかつ少なくとも1個の脂環族炭化水素環を含む二
価の脂環族炭化水素基R2に相当するジアミン成分巣位
として具体的には、1.3−ジアミノシクロヘキサン、
1.4−ジアミノシクロヘキサン、1.3−ビス(アミ
ノメチル)シクロヘキサン111,4−ビス、(アミノ
メチル)シクロヘキ廿ン、インホロンジアミン、ピペラ
ジン、2.5−ジメ千ルビペラジン、ビス(4−アミノ
シクロヘキシル)メタン、ビス(4−アミノシクロヘキ
シル)プロパン+  4.4’−ジアミノ−5,3′−
ジメ千ルジシクロヘキシルメクン+ 4./I’−アミ
ノー5.5’−ジメチルジシクロヘキシル、4.4−ジ
アミノ−6,3′−ジメチ/l/−5,5−ジメチルジ
シクロヘキシルメタン、4.41−ジアミノ−6,3′
−ジメチル−5,5′−ジメチルジシクロヘキシルプロ
パン、α、a/−ビス(4−アミノシクロへキシルクー
p−ジインプロピルベンゼン、a、σ′−ビス(4−7
ミノシクロヘキシル)−m−ジイソプロピルベンゼン、
α、α′−ビス(−一アミノシクロヘキシル)−1,,
4=シク〜ロヘキサン、α、α′−ビス(、If−−7
ミノシクロ△1キシル) −1−;、3−シクロヘキサ
ンなどを例示することができる。また、炭素原子数が6
ないし20でありかつ少なくとも1個の芳香族炭化水素
環を含む二価の芳香族炭化水素基R2に相当するジアミ
ン成分巣位として具体的には、p−フェニレンジアミン
、m−フェニレンジアミン。
p−キシリレンジアミン、m−キシリレンジアミン、4
.4′−ジアミノジフェニルメタン−4,4−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4.4−ジアミノジフェニルプロ
パン、 4.4’−ジアミノジフェニルスルホン、4.
4′−ジアミノジフェニルスルフィド、α、α−ビス(
4−アミノフェニル)−p−インプロピルベンゼン、α
、a′−ビスθ゛4−アミノフェニル)−m−インプロ
ピルベンゼンなどを例示することができる。
本発明の方法において、原料のポリアミド低次縮合物お
よび生成樹脂のポリアミドを構成する前記一般式(1)
で表わされるジアシロイルジアミン成分巣位(b)を構
成する芳香族ジカルボン酸成分に相当するArは−1e
5−フェニレン基以外の炭素原子数6ないし20の二価
の芳香族炭化水素基である。該二価の芳香族炭化水素基
Arに相当する芳香族ジカルボン酸成分として具体的に
は、テレフタル酸、7タル酸、 2.6−す7タレンジ
カルボン酸、 2.5−す7タレンジカルボン酸、 1
.4−ナフタレンジカルボン醇、 1.5−す7タレン
ジカルボン酸などを例示することができる。また、該芳
香族ジカルボン酸成分には、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸などの三塩基性以上の多価カルボン酸成分を少量
含んでいても差し支えない。
本発明の方法において、前記一般式〔1〕で表わぎれる
イン7タロイルジアミン成分車位(&)および前記一般
式(1)で表わされるジアシロイルジアミン成分単位(
b)から形成される低次縮合物を溶融状態で剪断条件下
に混線手段を用いて加熱し1重縮合させることによりポ
リアミドが得られる。ここで使用される剪断条件下での
混練手段としては。
加熱条件下で高粘度ポリマーを混練できるいずれの方法
をも採用することができ、具体的にはロ−ル、押出椹、
ニーダ−などを例示することができる。これらの方法の
中では、高温下で混練が容易にでき、また短時間のうち
にポリマー化を行うことができ、さらに生成するポリマ
ーの入手が容易なことなどの利点を有しているベント付
き押出機、ニー々゛−などを使用する方法が好ましい。
押出機としては反応留出物の水などを留去できるベント
付をの1軸、多軸の押出機を使用することができ、ベン
トから常圧(加圧)下あるいは減圧下の条件で反応生成
物を留去することによって、容易に溶融条件下で短時間
のうちにポリアミドを製造することができる。ここで、
mh混練にょる重縮合反応時における脱水型綜合帯域の
温度は通常は250ないし360℃、好ましくは300
ないし350℃の範囲であり、圧力は通常1ないし76
0m m Hg s好ましくは10ないし760 mr
n Hgの範囲であり、その滞留時間は通常は0.5な
いし30分。
好ましくは1ないし15分の範囲である。重縮合反応の
終了した溶融状態のポリアミドを常法によって取り出す
ことにより1本発明のポリアミドが得られる。
本発明の方法において得られるポリアミドは、前記一般
式〔1〕で表わされるイン7タロイルジアミン成分単位
(a)が50ないし100モル%、好ましくは60ない
し90モル%、とくに好ましくは65ないし80モル%
の範囲および前記一般式(1)で表わされるジアシロイ
ルジアミン成分拒位(b)が0ないし50モル%、好ま
しくけ10ないし40モル%。
とくに好ましくは20ないし35モル%の範囲から構成
されている。該ポリアミドは、前記(a)成分および前
記(b)成分がランダムに配列して結合し、鎖状構造を
形成したものである。ここで鎖状構造とは直鎖構造のみ
ならず1分枝鎖状または相違する分子間で架橋構造を形
成している場合もある。分枝鎖状構造または架枡構造の
形成は前記(IL)、(b)画成分単位のアミン成分を
介して形成される。該ポリアミドの300℃で荷重2に
9で測定したメルト70−レー)(VFR)は0.1な
いし100g/ 10m1n。
好ましくけ0.5ないし50 g710 minの範囲
にあり。
また、該ポリアミドが30℃の濃硫酸中に可溶性の場合
には30℃の濃硫酸中で測定した極限粘度〔η〕はa常
0.42ナイシ2.na7g/g−好マシ< ハ0.5
 ナイし1jJ/gの範囲である。また、該ポリアミド
のX線回折法で測定した結晶化度は通常7%以下。
好ましくは5%以下、とくに好ましくは3%以下の範囲
である。また、該ポリアミドの示差走査型熱量計(TI
SC)によって測定したガラス転移温度(xl< )は
110ないし240℃、好ましくは120ないし220
℃の範囲にある。該ポリアミドが結晶性を有する場合に
は、その融点は通常は220ないし350℃、好ましく
は240ないし320℃の範囲である。該ポリアミドの
うちでは直鎖状ないしは分枝鎖状構造すなわち実質上線
状構造のポリアミド。
すなわち30℃の濃硫酸に溶解するポリアミドが好適で
ある。
〔実施例〕
次に、本発明のポリアミドの製法を実施例によって具体
的に説明する。試験片の調製法ならびに各性能の評価方
法を次に示した。
また以下の表において使用した次の略号はそれぞれ次の
化合物を示す。
TA   :テレ7タル酸 工A   :イン7タル醒 C6DA=ヘキサメ千レンジアミン ACM   :ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタ
ンDMA0M: 4.71−ジアミノ−3,3−ジメチ
ルジシクロヘキシルメタン AMO: 1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン (ポリアミド組成の測定) ポリアミド試料をトリフ0口酢酸に溶解し、13C−N
MRスペクトルを測定した結果からイン7タル醸成分単
位およびイソ7々ル酸敗分単位以外の芳香族ジカルボン
酸成分単位の組成を求めた。また。
該ポリアミドのプレスフィルムの細断片4gを6Nの塩
酸2QOm/中で還流下で攪拌しながら50時間加熱し
た。解重合後の混合物から塩酸および水を除去して乾固
した後、NaQH水溶液を加えてT)Hを11〜12に
調製し1次にクロロホルムで抽出し、抽出物の”O−N
MRスペクトルを測定し。
ジアミン成分の組成を求めた。さらに必要に応じて該ジ
アミン成分をapcを用いて分取した後に130−NM
Rを測定することによって求めた。
(試験片の作製および各物性の評価法)ポリアミドをク
ラッシャーによって粉砕(32メツシユパス)し、10
0℃、lmmHgの条件で12hr乾燥した後、該ポリ
アミドをプレス成形機により窒素雰囲気中100kq/
cm の圧力下、濃硫酸可溶性ポリアミドの融点より2
0℃高い温度でホットプレスした後、20℃の温度でコ
ールドプレスし、2mmないし1f)mm厚の圧縮成形
板を作製した。これらの成形板を表1に記載の各試験片
の寸法に切削加工した後窒素雰囲気中、100℃、40
zmHgの条件で1)hr乾燥した後試験に供した。
実施5例1 テレフタル酸89.22g(0,53ハD、インフタル
酸208.17g (1,255ML ビス(4−アミ
ノシクロヘキシル)メタン96.77g(I)、16M
)およびヘキサメチレンジアミン160.37g (1
,!18M )をイオン交換水68g、ジ亜リン酸ソー
ダ0.38g(0,00358M)とともに11オート
クレーブに仕込み−N2置換を十分に行った後、攪拌下
3時間かけて250℃に昇温した。ざらに、密閉状態の
まま250℃で1時間反応を進行させた徒、攪拌を止め
オートクレーブ底部から差圧10に、aiattで反応
混合物を抜き出した。N2中50℃、  100ffi
!!lHgT−夜乾燥して低次縮合物を得た。この低次
縮合物の(7)) (0Onc、 H2SO4中、30
℃)は0.12d11/gであった。この低次縮合物を
二軸押出機(スクリュー径30mm−L/ D=42.
バレル温度(’C)(80/180/340/340/
280/280/260/260)。
第3、第4.第6ゾーンは大気開放ベント、回転数5Q
 rpm−オリゴマー供給量2&9/hr、排気はN2
バージ)によって溶融下型縮合を進め〔η〕が0−71
 ”117 g (cono 、 H2S 04中、3
0℃)、ガラス転移点が160℃の無色透明なポリアミ
ドを得た。結果を表2に示した。
実施例2〜6 実施例1において、酸成分の仕込比率、ジアミン成分の
種類、仕込比率、ジカルボン酸とジアミンの仕込比高、
触媒などの配合物を表2に示したようにかえた以外は、
実施例1に記載の方法でポリアミドを合成した。結果を
表2に示した。
実施例7 実施例1ばおいて使用したイオン交換水を34gにした
以外は、実施例1と同様な条件で低次縮合物を合成した
。得られた低次縮合物の〔η〕(Cone、 H2S 
04中、30℃)は0.20 d (1/ gであった
。この低次縮合物を実施例1と同様な条件で重合し、〔
η〕が1−02+16/g (cone、 H2SO4
中、30℃)、ガラス転移点が161℃の無色透明なポ
リアミドを得た。結果を表2に示した。
比較例1 テレフタル酸、イン7タル酪、ビス(4−アミノシクロ
ヘキシル)メタン、ヘキサメ手レンジアミンを実施例1
と同じ量を17?オートクレーブに仕込み、実施例1と
同じ条件で低次縮合物を形成した。そのまま250℃で
1時間かけて圧力を徐々に大気圧にまで下げた。次に、
大気圧下で窒素を導入しながら250℃から280℃ま
で攪拌しながら、30分かけて昇温し、4時間反応を進
行させて。
無色透明なポリアミドを得た。このポリアミドは。
実施例1のポリアミドと同等の熱変形温度1曲げ強度、
IZO(1衝撃強度を示したが1色調および透明性に劣
った〇 比較例2 テレ7クル醇とイン7タル酸のモル比を60対−〇にし
、バレル温度(℃)を180/280/351’)/3
50/350/33θ/320にした以外は実施例5と
同様な条件でポリアミドを合成した、結果を表2に示し
た。
比較例ろ ジメチルテレ7タル#70.’18g(n、365M 
)−ジメ千ルインブタル酔165.45g(0,852
M)、ヘルサメ千レンジアミン1d1.43g(1,2
j7M)をイオン交換水287 gとともに500+n
/のセパラブルフラスコに仕込み、N2置換を行い、攪
拌しつつ90℃で2時間、130℃で6時間、140℃
で4時間還流を行い、白色のナイロン塩を得た。このナ
イロン塩を501]J重合フラスコに移し、常圧、N2
雰囲気下、攪拌しながら温度を上げた。250’Cまで
約5時間をかけて昇温したのち、250℃で30分間反
応させた。さらに、300℃まで徐々に昇温してゆき、
300℃で1時間反応を進行させて一蕪色透明のポリア
ミドを得た。結果を表2に示した。
比較例4 2.4.4− )リメ千ルヘキサメ+レンジアミンとテ
レフタル酸とからなるポリアミド(トロガミドーT■、
グイナミットノーベル社製)の性能を表2に示した。
〔発明の効果〕
本発明の製造法によって製造されるポリアミドは、透明
性1色調、ガラス転移点および熱変形温度などの耐熱特
性、耐熱老化性、引張強度1曲げ強度、衝撃強度、動歴
擦係数限界pv値、テーパー摩耗などの機械的特性、と
くに棉械的強度、摺動特性、耐熱老化性、透明性、耐薬
品性、耐沸水性。
寸法安定性などの化学的物理的特性、溶融組成物の流動
性、溶融圧縮成形性、溶融射出成形性や溶融押出し成形
性などの成形性に優れているという特徴がある。また1
本発明の方法は、従来法にくらべて工業的な実施に優れ
た製法であり、経済的に該ポリアミドを製造することが
できるという特徴がある。
出願人  三井石油化学工業株式会社 代理人  山  口     和 手続補正書 昭和61年2月ユ8日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和61年2月18日付で提出した特許側2、発明の名
称 ″/−、y’78′伎ポリアミドの製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (588)三井石油化学工業株式会社 代表者 竹林省吾 4、代理人 〒100 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 5、補正命令の日付 な  し 7、補正の内容 (1)明細@11頁4行目の「炭素数が6のアルキレン
ジアミン」とあるのを「1.6−ジアミツヘキサン」に
訂正する。
(2)同12頁16行目の「る。」次に改行することな
(「R2を構成するこれらのジアミン成分のうちでは脂
環族ジアミンが好ましく、とくにビス(4−アミノシク
ロヘキシル)メタン、4.4−ジアミノ−3,3−ジメ
チルジシクロヘキシルメタン、1.3−ビス(アミノメ
チル)シクロヘキサンが好ましい。」を加入する。
(3)同18頁8〜9行目の「濃硫酸可溶性ポリアミド
の融点より20℃高い温度で」とあるのを「ガラス転移
温度(Tg)より80ないし160°C高い温度で」に
訂正する。
(4)同18頁11行目のr 10sn jを「4N」
に訂正する。
(5)同18頁14行目の「に供した。」の次に改行す
ることなく「なお、比較例2ではホットプレス時の温度
を310℃とした。」を加入する。
(6)同24頁表2の実施例3のポリアミド組成の「ジ
アミン成分(種類)」の欄にr COD八/へCM J
とあるのを「C6D^/DMACM Jに訂正する。
(7)同24頁表2の実施例4のポリアミド組成の「ジ
アミン成分(種類)」の欄にrcgo八/八へ」へle
あ釦り「CムDA/AMCJに訂正する。
(8)同24頁表2(続き)の比較例2のMFRの欄に
ro、12”’Jとあるのをro、12Jに訂正する。
(9)同24頁表2 (続き)の脚注に「、***)温
度360℃」とあるのを削除する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされるイソフタロイルジアミン成分単位(a)お
    よび一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で表わされるジアシロイルジアミン成分単位(b)、 〔式中、R^0は炭素原子数が4ないし25の二価の炭
    化水素基を示し、Arは炭素原子数が6ないし20の二
    価の芳香族炭化水素基を示す。 から形成される低次縮合物を、溶融状態で剪断条件下に
    混練手段を用いて加熱し、重縮合させることにより、該
    イソフタロイルジアミン成分単位(a)が50ないし1
    00モル%および該ジアシロイルジアミン成分単位(b
    )が0ないし50モル%の範囲からなるポリアミドを形
    成させることを特徴とするポリアミドの製法。
JP61031864A 1986-02-18 1986-02-18 エンジニアリング用ポリアミドの製法 Expired - Lifetime JPH0745571B2 (ja)

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