JPS6218928A - デマンドコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は１．デマンド時限における使用電力量が契約
電力量を越えないように監視・制御する装置（デマンド
コントロール装＠）に関する。

〔従来の技術〕

第３図に特開昭５５−４３９５０号に囲示さｎた従来の
デマンドコントロール装置を示す。負荷（４）〜（へ）
）は電源線（２）から電力を供給される。負荷囚〜■で
使用される電力量は、発信装置付゛龜力鼠計（４）によ
って計測され、入力制御部（６）に入力される。

デマンドコントロール装置（１）は、使用ｍ力が契約電
力を越えないように、次のような制御を行なう。契約゛
開力に基づいて演算される３０分間の目標使用電力（目
標デマンド値という）が、設定値記憶部（８）に記憶さ
れている。時限部αＱはデマンド時限（この場合、上記
のように３０分）を計測するものである。演算処理部（
６）は、使用電力量、経過時間をもとに、デマンド時限
終了時における使用ｍ力の予測値（以下予測デマンド値
という）を演算する。また、各時点において基準となる
電力よりいくらか多く電力を使用できるか、またはいく
ら電力便用を抑えなげればならないか（以下調整電力と
いう）を演算する。

このんム家電力は下式によって演算される。

（予測デマンド値−目標デマント（Ｕ 残り時限 デマンド時限計測囲始から一定時間（例えば１０分）経
過した時点で、予測デマンド値が、目標デマンド値を越
えていると、演算処理部＠は警報信号を出す。この警報
信号は、警報制御部０勺に与えられ、制御電力線（１６
Ａ）〜（１６Ｎ）を介して警報ブザ−（１８Ａ）〜（１
８Ｎ）を動作させる。こうして警報が発生されたにもか
かわらず、その後電力の使用が抑制されず、使用量が増
加し、調ｍ　ｔｎ力値がしゃ断電力値を越えていると、
演算処理部□□□はしゃ断信号ケ出力する。このしゃ断
信号は、負荷制御部（イ）に与えられ、制御電力線（２
２Ａ）〜（２２Ｎ’）を介して負荷囚〜（へ）がしゃ断
される。この際、演算処理部（２）は予測デマンド値が
目標デマンド値を下まわるようにするために必要な負荷
のみをしゃ断する。

このようにして、デマンドコントロール装置（１）は、
予測デマンド（直が目標デマンド値を越えるときは警報
を発し、釉催屯力量値がしゃ断屯カ電値８越えるときに
は所定の負荷τしゃ断Ｔる。その結果、３０分のデマン
ド時限ごと１こおいて、平均使用１力量値は目標デマン
ド値を趣えることがないよう制御される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、従来の装置では次のような問題点があった。

第１（こ、負荷囚〜遡や警報ブザ−（１８Ａ）〜（１８
Ｎ）が遠方に散らばっている場合には、多数の制御電力
線をデマンドコントロール装置（１）から張りめぐらさ
なければならない。特に、配線距離が長い場合は制御電
力線の総延長が非常に長くなるので、その費用ならびに
その工事賀は、デマンドコントロール装置（１）の費用
（こ比べて莫大なものとなっていた。

第２に、需要家によっては負荷のしゃ断制御までは必要
でなく、警報ブザーのみで十分であると考える場合があ
る。しかし、従来の装置では警報制御部０４）と負荷制
御部ａが組み込まれているため、このような需要家にと
っては要求しない機能のための余分な装置が付加さｎる
ことになる。したがって、要求した機能に対しデマンド
コントロール装置の費用が割高になるという問題があっ
た。

第８に、従来の装置では接続されている全てのを行った
り、予測デマンド値の演算を行なうので、デマンドコン
トロール装置システム全体として無駄な動作を行う、と
いう問題点があった°。

この発明は、上記の問題点を解決して、安価でかつ効率
の高いデマンドコントロール装置を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の構成を第１図に示す。この発明に係るデマン
ドコントロール装置は、目標デマンド値、しゃ断電力値
を初期設定するための初期設定手段を備えている。さら
に警報信号、しゃ断信号にアドレスコードを付加して直
列信号にし、伝送路に送り出す伝送手段を輛えている。

負荷制御装置ならびに警報制御装置はそれぞれ一屏の負
荷ならびに警報手段の近傍に設けらｎ１伝送路を介して
伝送手段からの信号を受けるように配置される。

〔作用〕

次に、第１図を用いて作用を説明する。

調整電力量演算手段は、時限信号、目標デマンド値、予
測デマンド値にもとづいて調整電力量値を演算する。ま
た、予測デマンド値演算手段は、時限信号、測定電力量
にもとづいて予測デマンド値を演算する。

予測デマンド値が目標デマンド値をこえている場合警報
信号発生手段が警報信号を出力する。この警報信号は、
伝達手段によって警報を発すべき警報手段のアドレスコ
ードが付加されて、直列信号に構成されたうえ伝送路へ
出力される。アドレスコードによって呼び出された警報
制御装置は、警報信号を受けて警報手段を動作させる。

次に、調整電力値がしゃ断電力値をこえていると、しゃ
断信号発生手段がしゃ断信号を出力獲る。。

この信号もアドレスコードが付加された後、伝送路に送
り出さ扛、所疋の負荷制御装置が呼び出されて負荷かし
や勧される。初期設定手段は、デマンドコントロール装
置の起動時に目標デマンド値の設定、負荷、警報装置の
アドレスコードの設定および負荷のしゃ断する優先順位
等の設定を行なう。

〔実施例〕

第２図にこの発明の一実施例を示す。

以下図面を用いて説明する。

デマンドコントロール装置の中枢演算処理部（以下親機
（１０１）と称す）は、入力制御部（１０６）設定値記
憶部（１０８）　、初期設定部（１０８）、時限部（１
１０）、演算処理部（１１２）、信号伝送部（１１４）
で構成されている。

負荷（１００Ａ）〜（１０ＯＮ）で使用される電力量は
、電力量測定手段である発信装置付電力量計（１０４）
によって計測され、入力制御手段である親機（１０１）
の入力制御部（１０６）に入力される。入力制御部（１
０６）は前記入力を所定の信号（例えば８ビットデジタ
ル信号）に変換し、演算処理部（１１２）に出力する。

演算処理部（１１２）は不図示の記憶手段に内蔵さ扛て
いるプログラムの内容に従って演算処理を行なう。前記
プログラムは予測デマンド値演算部、調整電力量演算手
段警報信号発生部、しゃ断信号宛生部で構成されている
。

この実施例の特徴点として、前記負荷の優先順位、ある
いは目標デマンド値、負荷および警報ブザーのアドレス
コード等をデマンドコントロール装置の起動時に設定す
ることができる初期設定部（１０１）が設けられている
。この初期設定部（１０８）により、前記設定値記憶部
（１０８）に対し、前記負荷の優先順位、目標デマンド
値、負荷および警報ブザーのアドレスコード等を直接設
定することができる。前記演算処理部（１１２）は、前
記所定の信号に変換された負荷の使用電力量と、時限部
（１１０）の出力である時限信号と、前記初期設定部（
１０Ｂ）により設定された初期設定値にもとづいて、前
記予測デマンド値演算部に内蔵されているプログラムに
従って予測デマンド値を演算する。次に前記設定値記憶
部（１０８）に設定されている目標デマンド値と、前記
予測デマンド値、および時限部（１１０）の出力である
時限信号番こもとづいて、前記調整電力鈑演算部に内蔵
されているプログラムに従って調整電力量値を演算する
。そして前記予測デマンド値が前記目標デマンド値を越
えているか否かを判断する。そして、越えていれば警報
信号発生部に内蔵されているプログラムにしたがって第
１の警報信号を出力する。この信号は、信号伝送手段で
ある信号伝送部（１１４）においてアドレスコードを付
加されて直列信号に変換され、伝送路（１１６）に送り
出される。この際の伝送路（１１６）は、送り出される
信号が予め設定されているクロックによって読み出され
るため、また電圧も数Ｖ〜数十Ｖであるためツイストペ
アケーブルで十分である。

警報ブザ−（１１８Ａ）〜（１１８Ｎ）および負荷（１
００Ａ）〜（１０ＯＮ）はそれぞれアドレスコードを有
しており、警報制御装置（８０１）・・・、負荷制御装
置（２０１）・・・、に接続されている。したがって、
この場合には第１の警報を出す警報ブザ−（１１８Ａ）
（１１８Ｂ）を制御する警報制御装＠　（８０１）のみ
が呼び出され警報信号を受信する。さらにアドレスコー
ドによって警報ブザ−（１１８Ａ）のみが動作させられ
る。これにより第１の警報ブザーがなり、予測デマンド
値が目標デマンド値を越えていることを知らせる。

次に演算処理部（１１２）は前記しゃ断信号発生部に内
蔵されているプログラムにしたがって前記調整゛電力量
が設定値記憶部（１０８）に記憶されているしゃ断心力
量値を越えているか否かを判断し、越えていれば第２の
警報を出力して上記と同じように前記警報ブザ−（１１
８Ａ）をならし、前記信号伝送部（１１４）で前記警報
ブザ−（１１８Ａ）に対応する負荷（１００Ａ）のアド
レスコードをしゃ断信号に付加し、伝送路（１１６）に
出力する。負荷（１００Ａ）の接続されている負荷制御
装置（２０１）が前記しゃ断信号を受信して、その後負
荷（ｉｔ）ＯＡ）への電力供給をしゃ断する。なお警報
ブザーの他警報ランプ等も警報手段として用いることが
できる。

需要家にとっては、しゃ断されては困る負荷およびしゃ
断されてもよい負荷等、負荷に優先順位をつけて制御し
たい場合がある。

例えば、負荷（１００Ａ）は重要であり、運転中にしゃ
断されては困るが、負荷（１００Ｂ）はそｎはと重要で
なく、別にしゃ断されてもさほど困らないという場合、
前記初期設定部（１０８）により初期設定を行う際に、
負荷のしゃ断順序として負荷（１００Ｂ）・・・とし、
負荷（１００Ａ）を最後にする。また負荷（１００Ａ）
がしゃ断されては絶対にならない場合には、しゃ断不可
として負荷（１００Ａ）の優先順位信号に特別な信号を
割り当て、前記特別な信号は、前記しゃ断信号発生部に
記憶されているプログラム中においてしゃ断信号を発生
させないようなブロッキング処理を行うようにすること
も可能である。

親機（１０１）の子機に相当する負荷制御装置（２０１
）あるいは警報制御装置（８０１）は、信号伝送部（２
０２゜３０２）、演算処理部（２０偏８０４）アドレス
設定部（２０ξ８０６）、出力制御部（２０８，８０８
）負荷制御部（２１０）、警報制御部（８１０）からな
る。

信号伝送部（１１４）と（２０２）あるいは（８０２）
との間の信号伝送は、すでに述べたようにアドレスコー
ドを付加した直列信号のやりとりである。演算処理部（
２０４，８０４）はアドレス設定部（２０６，３０６）
に記憶されているデータと比較して警報信号あるはしゃ
断信号を出力すべき警報ブザ−、あるいは負荷を決定し
、出力制御部（２０８，８０８）を介して警報制御部（
８１０）に警報信号を、負荷制御部（２１０）にしゃ断
信号を出力する。

〔発明の効果〕

この発明によれば次のような効果を得ることができる。

第Ｉに、初期設定手段を備えているので、デマンドコン
トロール装置の起動時に、目標デマンド値、負荷、警報
ブザーのアドレスコードおよび負荷の優先順位の設定が
おこなえるので、しゃ断されては困る負荷、しゃ断して
もよい負荷等の設定が自由にでき、従来の装置に比べて
融通性の高いデマンドコントロールが可能となる。

第２に、負荷制御装置、警報制御装置を負荷、警報手段
の近傍に設けたので、負荷や警報ブザーが遠方にあった
り、分散していたりしても、制御電力線の総延長を短か
くすることができる。したかって、制御電力線の費用な
らびにその工事費を著しく低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１因はこの発明の構成を示す凶、第２図は一実施例を
示す図、第８図は従来のデマンドコントロール装置を示
す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）時限信号を発生する時限信号発生手段、発信装置
   付電力量計からのパルス数を受信し計数し所定の伝送信
   号に変換し出力する入力制御手段、 目標デマンド値、しや断電力値を記憶する設定値記憶手
   段、 前記入力制御手段から出力された伝送信号と前記時限信
   号とからデマンド時限終了時の予測デマンド値を演算す
   る予測デマンド値演算手段、前記予測デマンド値、時限
   信号および目標デマンド値とから調整電力量値を演算す
   る調整電力量値演算手段、 前記予測デマンド値が所定の値を越えると警報信号を出
   力する警報信号発生手段、 前記調整電力量値が前記しや断電力値を越えているとし
   や断信号を出力するしや断信号発生手段、前記警報信号
   を与えるべき警報制御装置のアドレスコードまたは前記
   しや断信号を与えるべき負荷制御装置のアドレスコード
   を付加し、前記警報信号、しや断信号を直列信号として
   送出する信号伝送手段、 前記直列信号のアドレスコードによつて呼び出され、前
   記警報信号を受けて警報手段を動作させる少なくとも１
   つの警報制御装置、 前記直列信号のアドレスコードによつて呼び出され、前
   記しや断信号を受けて負荷をしや断する負荷制御装置、 前記設定値記憶手段に対し初期設定を行なう初期設定手
   段、 を備えたことを特徴とするデマンドコントロール装置。