JPS62188703A - モリブデン粉及びその製造方法 - Google Patents

モリブデン粉及びその製造方法

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Publication number
JPS62188703A
JPS62188703A JP61027978A JP2797886A JPS62188703A JP S62188703 A JPS62188703 A JP S62188703A JP 61027978 A JP61027978 A JP 61027978A JP 2797886 A JP2797886 A JP 2797886A JP S62188703 A JPS62188703 A JP S62188703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
molybdenum powder
molybdenum
reduction
potassium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61027978A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Nanjo
南条 正二
Seiji Yabe
矢部 清司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tungsten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tungsten Co Ltd filed Critical Tokyo Tungsten Co Ltd
Priority to JP61027978A priority Critical patent/JPS62188703A/ja
Publication of JPS62188703A publication Critical patent/JPS62188703A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 粒径が0.5〜3.0ミクロンのモリブデン粉末はメタ
ライズ用あるいは他の用途で多量に用いられている。一
般にモリブデン粉末は鉱石等から精製された酸化モリブ
デン(MOO3あるいはMOO2)を還元用容器(以下
還元テートという)に入れ、温度600〜1000℃で
水素雰囲気中で連続還元される。その後、還元によって
生じた金属酸化物の被膜(スケール)の除去及びほぐし
のため60〜300メツシユでふるいにかけ、モリブデ
ン粉末として供給される。
ところで、特にメタライズ用等のモリブデン細粒粉は還
元温度を低くする一方、還元中における水素流速を速く
シ、また。酸化モリブデンの還元デートへの充填量を少
なくして、即ち、酸化モリブデンの層厚を薄くして製造
される。
(発明が解決しようとする問題点) 前述のようにモリブデン細粒粉の製造、即ち酸化モリブ
デンの還元においては、■還元温度、■水素流速、■還
元ビートへの充填量をコントロールする必要がある。
ところで、還元温度を低くした場合、還元後のモリブデ
ン粉末の凝集は比較的少なくなる。しかしながら、酸化
モリブデンの炉内滞在時間を長くする必要があシ、さら
にモリブデン粉中の酸素量が増加し、その結果、モリブ
デン粉末の特性が悪化してしまう。一方、水素流速を速
くした場合にはモリブデン粉末の凝集が多くなってしま
う。従って、還元温度と水素流量との調整が難しい。さ
らに、還元ビートへの酸化モリブデンの充填量を少なく
すると轟然にコスト高となってしまう。
このように、従来のモリブデン粉末の製造方法では経済
性に問題点があるばかシでなく2品質的に粒度分布幅が
広くなシ、また2分散性が悪いなどの問題点がある。
特に、還元初期の段階でモリブデンメタルとなった微細
粉末がさらに高温の水素雰囲気中に滞在するため、なか
ば焼結された状態で凝集してしまい、物理的に容易に分
離しない。その結果、還元後のはらいを通過することが
できず、不良の原因となる。そして、極端な場合にはこ
の凝集等が原因となって不良率が30〜40%となる場
合がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は酸化モリブデンを所定温度の水素雰囲気中で還
元してモリブデン粉末を製造する方法において、前記酸
化モリブデンを還元する前に、あるいは前記酸化モリブ
デンを還元する過程で、力゛リウムあるいはカリウム化
合物をカリウムの量が30重量ppm乃至300重量p
pmとなるように添加した後、還元するようにしたこと
を特徴としておシ2本発明によるモリブデン粉は30重
量ppm乃至300重量ppmのカリウムを含んでいる
(実施例) 以下本発明について実施例によって説明する。
酸化モリブデンを所定温度の水素雰囲気中で還元する際
、カリウムあるいはカリウム化合物を酸化モリブデンに
添加しく添加量ゼロ、即ち添加しない場合を含む)した
後、還元した。還元後のモリブデン粉末を約100に9
を1単位としてミキサーで混合した後、200メツシユ
のふるいにがけた( Fsss粒度で平均粒径1ミクロ
ンのモリブデン粉末を得ることを目標とした)。そして
、モリブデン粉末中のカリウムの量を分析し、ふるいに
おいてふるい下粉末を良品と判定し、良品率を重量%で
示した。なお、カリウムの分析値は0〜250ppmの
50ppm単位で区切シ、それぞれの分析値の範囲で1
0単位(約100100Oの良品率を調べた。
この結果を次の表に示す。この表から明らかなようにカ
リウムの量が0〜50重量ppmの範囲では良品歩留率
はそれほど良くなく、カリウムの量が100重量ppm
以上となると良品歩留率が極めて良くなっているのがわ
かる。
以下舎日 次に、カリウムの含有量が150重量ppmのモカリウ
ムの含有量が150重量ppmのモリブデン粉とカリウ
ムの含有量が30重量ppm未満のモリブデン粉とは還
元条件をコントロールして平均粒径を同一にした。この
結果を図面に示す。カリウムの含有量が150重量pp
mのモリブデン粉(図中実線で示す)は粒径0.2〜O
,6ミクロンのものが60重量係近く含まれておシ、粗
大粒が認められない。また粒度分布幅が狭い。一方、カ
リウムの含有量が30重量ppm未満のモリブデン粉(
図中破線で示す)の場合2粒径0.2〜0.6ミクロン
のものは約40重量%であり、しかも粗大粒が認められ
る。また粒度分布幅も広い。
0.4〜3.0ミクロンの細粒モリブデン粉末の製造工
程(還元工程)で微量のカリウムあるいはその化合物を
添加した場合、還元後のモリブデン粉末に含有されるカ
リウムの量がO〜100重量ppm (ゼロを含まず)
の範囲ではカリウムの量が増すに従って、凝集防止の働
きが増加する。カリウムの含有量が200重量ppm以
上となると、カリウムの含有量が増加しても凝゛集防止
の働きには変化はない。一方、カリウムの含有量が30
0重量ppm程度まではモリブデン粉末の使用上におい
て障害とならないことがわかった。さらにカリウムの含
有は凝集防止とともにモリブデン粉末の粒度分布幅を狭
くする働きがある。
なお、カリウムの含有量が30重量ppm以上あれば良
品歩留率として問題はない。また、カリウムあるいはカ
リウム化合物の添加は酸化モリブデンへの精製中、酸化
モリブデンの還元前、酸化モリブデンの還元中(モリブ
デン中間酸化物)いずれで行ってもよい。さらにカリウ
ム添加の効果はモリブデン粉末の粒度に関係なく認めら
れる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、還元中に生ずる凝
集が極めて少なくなるから、還元ボートの酸化モリブデ
ンの充填層を厚くすることができ。
コスト安となるbさらに還元中に生ずるf凝集が極めて
少なくなシ、従って節分性に優れたモリブデン粉末が得
られる。即ち2分散性に優れたモリブデン粉末が得られ
る。また9本発明によれば。
粒度分布幅が狭くなシ、従来に比べてよシ均粒のモリブ
デン粉末となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるモリブデン粉及び従来のモリブデン
粉の粒度分布を示す図である。 重  量 (%) 手続補正書(自発) 昭和27年3 月/よ日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第27978号 2、発明の名称 モリブデン粉及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 〒105 5、補正の対象 (ア)明細書第4頁第4行の「はらい」を「ふるい」と
補正する。 (イ)明細書第8頁第8行の「節分性」を「篩分性」と
補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸化モリブデンを所定温度の水素雰囲気中で還元し
    て得られるモリブデン粉において、30重量ppm乃至
    300重量ppmのカリウムを含有することを特徴とす
    るモリブデン粉。 2、酸化モリブデンを所定温度の水素雰囲気中で還元し
    てモリブデン粉末を製造する方法において、前記酸化モ
    リブデンを還元する前に、あるいは前記酸化モリブデン
    を還元する過程で、カリウムあるいはカリウム化合物を
    カリウムの量が30重量ppm乃至300重量ppmと
    なるように添加した後、還元するようにしたことを特徴
    とするモリブデン粉の製造方法。
JP61027978A 1986-02-13 1986-02-13 モリブデン粉及びその製造方法 Pending JPS62188703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105458280A (zh) * 2016-01-12 2016-04-06 金堆城钼业股份有限公司 一种高分散、窄粒度分布超细钼粉的制备方法

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