JPS62186860A - 自動滅菌方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の背景） 本発明は滅菌技術に関する。本発明は、医療装置の滅菌
について特別の用途を見い出したので、これを参照して
本発明を説明する。しかしながら、本発明は、他の装置
の滅菌、消毒及び液体浸漬処理についても用途を見い出
し得ることは理解されるべきである。

滅菌とは、既知の滅菌剤に対して抵抗力のある生体であ
るバクテリア内生胞子を含む全ての生命体がないことと
して定義される。区別として消毒とは、病原となる生命
体がないことだけを意味する。

滅菌装置は、米国薬局方に特定した基準（米国薬局方協
会、改訂２０版ロックビル、ＭＤ）又は薬局方分析化学
協会の基準（薬局方分析方法、１３版、ワシントンＤＣ
）に適合する殺胞性を説明しなくてはならない。消毒で
全ての生体をなくすのではなく滅菌で全ての生体をなく
すことは病原体の除去より容易に立証かつ制御できると
考えられている。

高レベルの消毒薬、例えばグルタルアルデヒド、滅菌し
た過酸化水素も殺胞性がある。しかしながら、２％グル
タルアルデヒドが滅菌を達成するのに６〜８時間を必要
とし、滅菌剤として実際的でない。もちろん消毒は、相
当短い暴露時間で達成される。市販の代用可能の全ての
高レベル消毒剤は液体で利用されている。液体滅菌及び
消毒方法では、滅菌すべき物品を、滅菌又は消毒液の浴
槽又は火桶に浸漬する。バクテリア胞子は多くは滅菌剤
に抵抗力のある生命体であり、普通滅菌工程の効率の再
現性のある安定したインジケータとして使用されている
。医療工業では、汚染した物品の機会が１００万分の１
以下或いはこれに等しい程の滅菌の確実性レベル（Ｓ　
Ａ　Ｌ）が、人体の滅菌組織に使用されるようになって
いる医療装置の最小許容レベルと一般的にみなされてい
る。実際には、この確定レベルは、滅菌剤に抵抗力があ
るとして知られる所定量のバクテリア内生胞子を滅菌す
るのに必要な暴露時間を確保することによって達成され
る。ハシラス（［Ｉａｃｌｌｕｓ）、ステアロサーモフ
ィルス（ＳＬｅａｒｏＬｂ（！ｒｍｏｐｌｉｌｕｓ）は
蒸気加熱滅菌用のインジケーターに適当であり、ハシラ
ス、リーブチリン（ｓｕｈｔｉｌｕｓ）の胞子は乾燥加
熱又は酸化エチレン滅菌用のインジケーターに適当であ
る。滅菌状態での胞子の破壊率は、胞子の生存率が９０
％だけ或いは１　ｌｏｇだけ減少するのに必要な時間と
して表わされる。この破壊率は普通り値（１）νａ　ｌ
　ｕｅ）と呼ばれる。所定の滅菌確実性レベルに必要な
時間を、比率の関数であるＤ値から計算することができ
る。例えばハシラス、ステアロサーモフィルスの胞子は
代表的には、２分間の飽和蒸気（２５０°Ｆ、１５ｐｓ
ｉＨ）でＤ値を有している。かくして１００の胞子（１
０”）をもった物品は、４分間で１の胞子（１０°）に
減少した胞子数即ち２１ｏｇの減少となる。滅菌性には
１０万分の１　　（＋／ｌｏ’　）の確実性レベルが必
要であるから、完全な滅菌のためには１２分（６×２分
）の追加暴露時間又は１６分の全暴露時間が必要である
。

たいていは律長力のあるバクテリア形態の病原微小生体
は貯蔵後に得られるべきＤ値又はごれに４１１当する値
を可能にするための安定性を持つ必要がない。消毒工程
の有効性の信頼でき再生可能で安定したインジケーター
として機能する病原体に適用できる付随的な生物学的イ
ンジケーターはない。従って行なわれた消毒は、滅菌を
確保するより困難で信頼できないものであると言える。

生物学的インジケーターによっては消毒剤の有効性を確
保できないことは、消毒に必要な最小限の条件で表われ
る容易に測定される物理的パラメーターがないことによ
って輪をかけられる。液体消毒剤にとって活生剤は別々
の分離サンプルにおいて、湿式化学方法（ｗｅｔ　ｃｈ
ｍｉｃａｌ）で測定されなければならない。このような
方法は容易に自動化できないばかりか、連続的なリアル
タ・イムのモニタを行うことができない。従って、液体
消毒は一般的に、非熟練者が使用するには不適当である
と考えられている。

液体消毒の使用に輪をかける別の問題は、活生剤が昔通
人体絹織には有毒であり、水ですすぐことによって取り
除かれなくてはならないことである。しかしながら、消
毒によって殺されたものと同様の微生物が水道水に見ら
れ、微生物は再び入ることができる。かくして、水道水
によるすすぎは、消；１１工程を無駄にする。滅菌すす
ぎ水又は含塩物は比較的高価であり、医療機関は頻繁に
消毒化学残留物を取り除く最少量の滅菌すすぎを使用す
る傾向がある。

液体消毒工程の他の問題は、消毒した状態を維持するこ
とができないことである。使用するまで物品の消毒状態
を保存できる有効な包装、或いは封じ込め装置は利用さ
れていない。かくして、消毒に関しζ、患者は化学的残
留物と生物学的な危険にさらされがちである。

液体消ｉηの短落に拘らず、医療機械に大量に使用され
ている。多くのこれら医療機械は、プラスチックで作ら
れ、或いは例えば剛性又は可１３ｐ性の内視鏡では、複
雑なレンズ系を有している。プラスチックの要素及びレ
ンズ系は、蒸気のような熱滅菌装置によって破壊され或
いはその寿命をひどく短縮することがある。在来の酸化
エチレン滅菌（熱的には蒸気よりきびしくない）は３時
間半程度の比較的長い暴露時間を必要とする、液体滅菌
剤に比べ比較的高価な酸化エチレンは８〜１２時間の程
度のより長い暴気時間を必要とする。酸化エチレン滅菌
設備の圧力振幅は、レンズ装置に損傷を与えることがあ
る。酸化エチレンは有毒で、揮発性のガスであり、操作
者の安全は重大な関心事である。

従って、医療機関では、感熱性の高価な医療機械の消毒
には、普通ガス滅菌剤でなく液体滅菌剤を使用している
。液体滅菌剤は消毒に使用するとき迅速であり、コスト
を下げ、医療機械に与える損害は少ない。しかしながら
、先行技術の液体滅菌／消毒方法及び装置は、消毒の確
実性と再現性、化学的残留物の除去ミ安全性、コスト及
び再使用までの消毒又は滅菌した状態を保存する能力が
なかった。加えて、液体滅菌剤を使用する正規の方法で
は、滅菌状態をつくり保存する方法が利用できないから
、消Ｂｉ状態だけを作ることができるものであった。

本発明によれば、上述した問題等に打ら勝つ新規かつ改
良した液体滅菌方法及び装置を提供する。

（発明の１既要） 本発明の１つの特徴によれば、滅菌方法を提供する。滅
菌されるべき少なくとも１つの物品を収容するモジュー
ル及びこのモジュールとリザーバの滅菌すすぎ溶液とを
相互に連通する管には、滅α盲容液が満たされている。

滅菌溶液は、モジュール、物品及び相互連通管の滅菌を
確保するのに十分な所定１υｊ間、モジュールと相互連
通管内に保持される。滅菌溶液は、すすぎ溶液のリザー
バからの滅菌すすぎ溶液で相互連通管、モジュール及び
物品をずずぐ。

本発明のより限定した特徴によれば、水導水はすすぎ溶
液リザーバで加熱滅菌され、滅菌すすぎ溶液を作る。滅
菌乾燥ガスが相互連通管及びモジュールを通り抜けて滅
菌した物品を乾燥する。物品と滅菌溶液との間に電流を
流し、滅菌中の電蝕を阻止する。モソユールと物品を乾
燥した後、モジュール中に閉ｔ１“１された物品を有す
るモジュールは、使用が必要なときまでユニットとして
貯蔵される。

本発明の他の特徴によれば、滅菌方法が提供される。滅
菌すべき物品は、周囲大気に対して閉鎖されたモジュー
ル内に閉じ込められている。所定量の濃縮減菌を稀釈液
に入れて滅菌溶液をつくる。

滅菌溶液は物品が滅菌されるまでモジュール内に入れら
れる。その後、滅菌溶液廃棄されで、新しい滅菌溶液を
各々の滅菌に使用する。滅菌すすぎ液をモジュールに通
して、物品から滅菌溶液をすすぐ、物品は、使用７Ｂ備
ができるまで物品を滅菌状態にしておくためモジュール
内に貯蔵される。

本発明は電蝕を防止する消毒方法についても説明する。

消毒溶液に浸漬した物品は、犠牲的な陽極により又は物
品と溶液の電極との間に電気的保護を印加することによ
って陰極が保護されでいる。

本発明の他の特徴によれば、滅菌装置が提供される。モ
ジュールは、滅菌すべき少なくとも１つの物品を封じ込
める。滅菌すすぎ溶液を入れるためのリザーバは、相互
連通管によってモジュールと接続され、このため滅菌す
すぎ溶液は、リザーバからモジュールへ選択的に通るこ
とができる。

相互連通管及びモジュールを滅菌溶液で選択的に満たず
ための装置が、設けられている。滅菌溶液を所定期間、
相互連通管とモジュールとに選択的に入れる別の装置が
設けられている。

本発明の限定した特徴によれば、リザーバは、収容した
水啓水又は他のすすぎ溶液を加熱滅菌するための加熱装
置を備えている。滅菌空気供給装置が、リザーバ、相互
連通管及び滅菌した物品を乾燥するだめのモジュールに
滅菌空気を選択的に供給する。モジュールには、滅菌又
は消毒工程の間電蝕を阻止するための電極が設けられて
いる。

本発明の利点は、非常に高い滅菌確実性レヘル（ＳＡＬ
）をつくることである。

本発明の他の利点は、操作者の安全を増し、コスト効率
を上げ、滅菌した装置の寿命を延ばすごとにある。

本発明のさらに他の利点は、好ましい実施の詳細な説明
を理解することによって当業者に明らかとなろう。

本発明は、種々の工程及び、諸工程の装置、さらに種々
の物品及びこれらの装置を取ることができる。図面は実
施例を示す目的だけに使用され、本発明を制限するもの
ではない。

−ましい−ｈ　のラ　な説明 第１図について参照すると、医療装置或いは滅菌される
べき他の物品を収容するためのモジュールＡは、滅菌装
置Ｂと選択的に相互連通することができる。図示したモ
ジュールは内視鏡を収容するようになっているが、滅菌
されるべき医療装置に応じて他の有形モジュールを形造
ることができる。滅菌操作中、滅菌ユニットＢは滅菌溶
液、滅菌すすぎ溶液及び滅菌乾燥ガスをモジュールに連
続的に供給する。滅菌剤は、モジュール及び滅菌ユニッ
トの配管に入れられ、滅菌を十分保証する期の間、滅菌
すすぎ液は滅菌ユニットの配管からモジュールへ流れる
。保持期間即ち滅菌期間中、ユニ、１・は上部の水、或
いは他の適切なすすぎ溶液を加熱滅菌する。随意に、他
のすずぎ水滅菌技術例えば放射線、を用いることができ
る。望むならば、湿潤剤、潤滑剤及び耐蝕剤等を、すす
ぎ水と混ぜることができる。滅菌操作後、気密に密封し
たモジュール及び滅菌物は、モジュールを開け、使用の
ため装置を取り出すまで一つのユニットとして保管され
る。これにより滅菌した物品の在庫を維持することがで
きる。物品は使用する直前に滅菌される必要がないため
、滅菌装置の能力は、最大処理でなく医療機関の平均の
滅菌物品処理に基づくことができる。

第１図について参照しつつ特に第２図について参照する
と、モジュールＡは気密密封した閉鎖体である。蓋即ち
カバー１０が本体部分１２の内部に１は近し得るように
開放している。相互連通装置即ち取付部品１４が、モジ
ュールを滅菌ユニットＢと流体交換関係に選択的に連通
させることができる。流体逆止弁１６が相互連通装置に
取付けられ、モジュールが滅菌装置Ｂと相互連通されて
いる間だけ、滅菌溶液、すすぎ溶液及び乾燥ガスをモジ
ュールへ出し入れ可能にする。立て管１８のような液位
制御装置により、流体がモジュールを完全に満たし、周
囲空気を排除することを保証する。モジュールは成る角
度で取付けられ、立て管は空気ボゲソｌ−を回避するた
めモジュールの最上点へ延びている。滅菌装置からの取
外しと同時に、逆止弁は閉じ、周囲空気の汚染がモジュ
ールの内部に入らないようにする。これにより、モジュ
ール及びその中に収容された滅菌された物品を滅菌装置
から単一ユニットとして取外し、在庫に保管することが
できる。滅菌されるべき他の物品を入れた追加のモジュ
ールを滅菌装置Ｂと連続的に相互連通することができる
。各物品を滅菌した後、物品及びこれをケースに入れた
モジュールも在庫にされる。このようにして、自己密封
性モジュールは滅菌装置の在庫を維持するごとができる
。

モジュールは、電蝕防止装置２０をさらに備えている。

好ましい実施例では、電気接続装置２２が滅菌されるべ
き物品の金属部分と外部電気コふフタ２４とを電気的に
接続する。１以上の内部電極２６が外部電気コネクタ２
８に接続されている。

滅菌ユニッｌ−Ｂによって印加された適切な電気バイア
スにより、滅菌溶液を流れる電蝕電流を相殺する。随意
的に陰極保護の他の形態、例えば犠牲陽極（ｓａｃｒｉ
ｆｉｃｉａｌ　ａｎｏｌｅ）を設けてもよい。

内部電極２６は物品より低い電気抵抗の導電性材料で作
るのがよい。ステンレス鋼及び黄銅物品について満足す
る陽極材料には、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、
等がある。

リザーバ３０の最も低い液面がモジュールＡの最も高い
液面より高いように、リザーバ３０が滅菌ユニットＢに
取付けられ°Ｃいる。これにより動により液体をリザー
バから流し、モジュールを完全に満たすことができる。

随意的にリザーバをモジュール及び設定したポンプより
低く取付けてもよい。リザーバは内部の液体を選択的に
加熱するための電気加熱装置３２を有している。温度セ
ンサ３４がリザーバの流体の温度を検出する。温度制御
装置３６が抵抗加熱要素３８を流れる電力を選択的に制
御し、リザーバ内で所定液温を維持する。

好ましい実施例では、温度制御手段は滅菌溶液を６０℃
（１４０″Ｆ）に加熱し、水を１３２℃（２７０°Ｆ）
に煮沸する。冷却装置４０がリザーバの液温を選択的に
下げる。冷却水弁４２は特に、冷却コイル４６を通る水
供給マニホールド即ち装置４４からの水道水の流量を選
択的に制御する。

通常の設備では、水マニホールドは医療機関の洗面台或
いは他の水真水の蛇口と連結されている。

好ましい実施例では水道水を、少なくとも１３２°Ｃで
煮沸することによって滅菌し、滅菌した物品の熱崩壊を
避けるためずすぐ前に６０℃以下に冷却する。

滅菌溶液は、濃縮減菌剤と水道水とを混合することによ
って作られる。稀釈滅菌剤或いは入口水の制御弁５０及
び逆゛止弁５２は水供給部４４とリザーバとを連結して
いる。′ａ縮減菌剤を収容した水道水の中に選択的に射
出するだめの滅菌剤射出室５４が滅菌剤稀釈水弁５０と
弁止弁５２との間に相互連通されている。さらに、好ま
しい実施例に関して、滅菌剤射出室５４は１つ或いはそ
れ以上の成分の濃縮減菌剤を入れたカートリッジ又はア
ンプルを収容している。カバー５６を滅菌剤射出室に閉
ｔｉ’ｉする際、滅菌剤カー！・リッジは穴があげられ
、その結果水は滅菌剤カートリッジを通り抜け、濃縮減
菌剤をカートリッジから洗い流すことができる。濃縮減
菌剤は液体、固体成いはこれらの組合せのいずれかであ
るのがよい。好ましい実施例では、濃縮減菌剤のカート
リッジは、次亜塩素酸塩（ｈｙｐｏｃｈｌｏｒｉＬｅ）
　ｐｉｆ緩衝剤、洗浄剤及び界面活性剤を入れるための
１以上の区分室を含んでいる。

相互連結管６０は、リザーバ３０とモジュール受は入れ
流体連続装置６２とを相互連結する。好ましい実施例で
は、モジュール受は入れ接続装置は逆止弁６４を有し、
逆止弁６４はモジュールがない場合に、周囲汚染から相
互連通管を保護するために閉鎖する。

管モジュール充填″Ａ置即らリザーバ出目弁７０は、開
放した際、滅菌溶液及びすすぎ溶液をリザーバ３０から
放出し、相互連通管６０とモジュールＡとを満たす。出
口弁７０が閉したとき、リザーバ出目弁７０は、相互連
通管６０とモジュールＡに滅菌溶液と他の流体を保持す
る。立て管１８は、エアポケットを阻止し、相互連１Ｊ
Ｔｌ管、モジュール及び滅菌されるべき物品の全ての表
面が所定期間滅菌溶液と接触して保持されることを保証
する。

低位センサ７２が、リザーバの液位がリザーバの底に実
質的に達したことを検出する。液位がリザーバの底に達
し、液位がリザーバ出目弁７０を過ぎる前に、低位セン
サ７２はリザーバ出目弁７０を閉ざし、相互連通管及び
モジュールに滅菌溶液を閉じ込め保持する。

モジュール八をリザーバ３０の上に取り付けるとき、ポ
ンプが相互連通管６０に設けられている。

低位センサ７２は出口弁７０の閉鎖と十分同時にポンプ
の運転を終了させ、その結果相互連通管及びポンプ室は
滅菌溶液で完全に満たされる。

空気人口弁８０が、リザーバ３０の内部と滅菌空気又は
乾燥空気源とを選択的に相互に連通する。

バクテリア程か或いはそれより大きな粒子を取り除く滅
菌フィルタのような空気滅菌装置８２が収容した周囲空
気を滅菌する。随意的に、他の滅菌手段例えば温度、オ
ゾン、放射線等を利用してもよい。ヒーター８４が空気
の乾燥能力を増すために、選択的に空気を加熱する。空
気ポンプ８６が十分な圧力で空気を選択的に供給し、空
気即ち乾燥ガスをリザーバ３０、相互連通管６０及びモ
ジュールＡじゆうに循環させる。リザーバを満たすとき
、圧力リリーフ弁８８は空気をリザーバから選択的に抜
く。

高液位センサ９０が、リザーバに流体が完全に満たされ
、液位がリザーバの頂部に達することを検出する。高液
位センサ９０は、液体がリザーバ及びリザーバといっし
ょの流体接続部の配管から全ての空気を完全に追放する
とき、水入口制御弁５０を閉鎖する。

このように、空気人口弁８０はすすぎ溶液が加熱滅菌さ
れるように、蒸気によって滅菌される。

圧力リリーフ弁９２が、リザーバＢと蒸気超過水又は滅
菌溶液をシステムから排出させるための排水管９４とを
相互に連通している。通常の設備では、排水管９４は洗
面台の排水管又は他の在来の配管と相互に連通している
。

モジュールＡ及び相互連通管６０を滅菌溶液で満たすと
き、水位制御排水管管路１００は、オーバーフロー滅菌
溶液を立て管１８から排水管９４へ運ぶ。滅菌溶液を相
互連通管及びモジエールに保持する期間の終りに、排水
管弁１０２がモジュールから開放される。排水管弁１０
２は、滅菌溶液及びすすぎ溶液をモジュールから切断サ
イフオン１０４を経て排水管９４へ選択的に排出する。

すすぎサイクルの終りで、モジュール空きセン１ノー１
０６が、モジュールが液体を完全に排出したごとを検出
する。モジュールが完全に排水された後、モジュールの
低位センサーは、エアポンプ８６及び乾燥組立体の他の
部分を可能にする。

プリンタ１０８は、滅菌工程に関する情報の出カテープ
を与える。好ましい実施例では、プリンタは紙テープに
データ即ち滅菌が開始された時間、モジュールに導入さ
れた際の温度センサ３４が読み取った滅菌溶液の温度、
滅菌溶液がモジュールに保持された時間、水道水を煮沸
した温度、煮沸時間及び他の装置パラメーターを印字す
る。滅菌工程のパラメーターを永久に記録するためにモ
ジュール及び滅菌の項目について祇テープ又は他の適当
な出力テープが使用され続ける。

電蝕防止装置１１０はり、Ｃ電源を備えている。

第１電気接点１１／ｌが電源と第１モジュール外部電気
コネクタ２４及び滅菌されるべき物品とを相互に接続し
ている。第２の電気接点１１６が電源と第２のモジュー
ルの外部電気コネクタ２８及び内部電極２６とを相互に
接続している。

スイッチ１１８は滅菌溶液がモジュール内にある間電源
とモジュールとを接続し、滅菌溶液がモジュール内にな
い時、電源を解除する。電極２６が犠牲金属で作られる
とき、電源は省略することができる。

操作にあたっては、ｌη染した装置をモジュール内に閉
鎖し、モジュールを滅菌ユニソｌ−Ｆ３に差し込む。滅
菌カートリッジを滅菌剤射出室５４に置きこの室を閉鎖
する。今や、滅菌装置は自動艮作の用意ができている。

滅菌袋′７ｉＢは、第１に水入口制御弁５０を開け、こ
れにより滅菌溶液をつくるｆＡ縮減菌剤の成分を稀釈し
適当ならばこれを溶解する。滅菌溶液は、リザーバが完
全に満たされたことを高位センサ９０が検出するまでリ
ザーバＢに流れ込む。

高位センサ９０は、入口水制御弁５０が閉鎖し、温度制
御装置３６が２．３分で滅菌溶液を６０℃に加熱する。

リザーバ出目弁７０を開放し、温かい滅菌溶液を連通管
６０からモジュールＡに流し、連通管を満たす。モジュ
ールが完全に満たされたとき、選分の滅菌溶液は立て管
１８から排水管へ流れる。

タンクの滅菌溶液の液位がほとんど空であることをリザ
ーバの低位センサ７２が検出したとき、リザーバ出目弁
７０は閉鎖される。リザーバを閉鎖するとき、出口弁７
０は連通管Ｃ及びモジュールＡに滅菌溶液を収容保持す
る。滅菌溶液は、管、モジュール及び物品を滅菌するの
に十分な期間、連通管及びモジュールに保持され、好ま
しい実施例では最小約１０分間である。この全期間は生
命体の生き残る見込みが１００万分の１以下、即ち無菌
確実性レベルが１０−’であるように決定される。滅菌
溶液がモジュール内にある間、スイッチ１１８を閉ざし
、モジュール電極２６と滅菌される物品との間の電流に
より電蝕を１財止する。

滅菌溶液をモジュール八と相互連通管６０とに保持する
間、水入口弁５０を角度開放し、リザーバ３０を追加の
水道水で満たす。

流入水導水は濃縮減菌剤カートリッジを流れ、カートリ
ッジは完全に空にされる。随意に、同様のカートリッジ
又は他のカートリッジがすずぎ水処理剤を入れる他の室
を有してもよく、滅菌ユニソｉＢは上記カートリッジを
経て流入水導水を流すことができる。処理剤は塩、ｐｌ
＋緩衝剤、フィルタ（ｆｉｌＬａｒ）等から成るのがよ
い。水道水がリザーバに完全に満たされたことを高液位
センサ９０が検出したとき、水入口弁５０を閉鎖し、温
度制御装置３６により水を少なくとも５分間で滅菌温度
、例えば１３２℃に加熱する。すすぎ水を加熱滅菌した
後、冷却水弁４２を開けてリザーバーのすすぎ水温度を
６０℃以下に下げ滅菌装置の熱崩壊を回避する。

滅菌期間後、排水弁１０２及び出口弁を開け、滅菌溶液
をモジュールから排水し、すすぎ溶液により相互連通管
６０、モジュールＡ及び滅菌すすぎ溶液で滅菌した物品
をすすぐ。

モジュールを空にするとき、モジュールの低位センサ１
０６は滅菌溶液とすすぎ溶液とがモジュールから排水さ
れたことを検出する。空気ポンプ８６と空気ヒータ８４
とを作動させて熱い空気を流す。空気滅菌フィルター８
２は生体及び匹敵する大きさの他の粒子を除去し、その
結果滅菌した暖かい空気だけがリザーバ３０、連通管６
０、モジュールＡ及び切断サイフオン１０４を通り抜け
る。暖かい空気は装置を完全に乾燥させるのに十分な時
間モジュールしゅうをν１１１Ｏすることができる。変
形例として、モジュールはバクテリア及び他の潜在的な
汚染物を入れることなく水蒸気が出て行くことのできる
液不透性微粒子滅菌フィルターを備えてもよい。

モジュールがこのような不透性フィルターのボートを有
しているならばモジュールは完全に乾燥する前に滅菌装
置から取り外してもよい。

本発明を好ましい実施例について説明した。上述の詳細
な説明を読んで理解する際に、明らかに他の実施例への
変形成いは変更が生しよう。このような全ての変形及び
変更は、添付した特許請求の範囲、或いはこれに相当す
ることの範囲内となる限り本発明に含まれるとして本発
明を解釈すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、仮想線で示したハウジング及びモジュールを
備える本発明による滅菌装置を示す部分斜視図、 第２図は、第１図の滅菌装置及びモジュールのダイヤグ
ラノ、である。 Ａ・・・モジュール、Ｂ・・・滅菌装置、３０・・・リ
ザーバ、３６・・・温度制御装置、８６・・・空気ポン
プ、８８・・・圧力リリーフ弁。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）周囲大気に対して閉ざされたモジュールの内部に
   収容された物品を滅菌する方法であって滅菌溶液をモジ
   ュール内部に流し込み物品及びモジュールの内部が滅菌
   されるまで、モジュール内部と接触した状態にとどめ、
   モジュール内部から滅菌溶液を排水させる方法について
   、 ａ）滅菌すすぎ流体をモジュール内部へ流して前記物品
   をすすぎ、 ｂ）バクテリアのない乾燥ガスをモジュールに通して物
   品及びモジュール内部を乾燥させることを特徴とする方
   法。
2. （２）前記モジュールは貯蔵モジュールであり、滅菌溶
   液をモジュール内部に流し込んでそこにとどめ、滅菌液
   を排水し、滅菌すすぎ溶液をモジュールの中に送り、バ
   クテリアのない乾燥ガスをモジュールに通す諸工程は自
   動化装置によって行われ、さらに、滅菌溶液を流す前に
   モジュールを自動化装置に差込み、バクテリアのない乾
   燥ガスによって乾燥した後、装置よりモジュールを外し
   、取り外したモジュールの滅菌した物品を使用準備がで
   きるまで貯蔵する工程を備え、複数の貯蔵モジュールに
   より複数の物品を滅菌し、すすぎ、乾燥し、そして使用
   準備ができるまで貯蔵することを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項に記載の方法。
3. （３）モジュールの物品を使用準備ができるまで貯蔵し
   て物品を滅菌状態に保持し、 滅菌すべき他の物品を他のモジュールに閉鎖し、滅菌、
   すすぎ及び乾燥の諸工程を繰返し、他の物品及び他のモ
   ジュールを使用準備ができるまで貯蔵することを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載の方法。
4. （４）滅菌溶液を滅菌すすぎ液リザーバから相互連結管
   を経てモジュールの中に流し、滅菌溶液をモジュール及
   び相互連通管内に相互連通管、物品及びモジュール内部
   が滅菌されるまで保持し、滅菌すすぎ液をリザーバから
   滅菌した相互連通管を経てモジュール内部に通し、滅菌
   すすぎ溶液は滅菌した相互連通管のみに通り、この結果
   汚染物は回復せず、すすぎ溶液によって運ばれて滅菌し
   た物品又は滅菌したモジュール内部と接触するようにな
   らないことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項ない
   し第（３）項のいずれか１つに記載の方法。
5. （５）滅菌すすぎ溶接を加熱によってリザーバ内で滅菌
   することを特徴とする特許請求の範囲第（４）項に記載
   の方法。
6. （６）モジュールの内部に配置した物品を自動的に滅菌
   するための滅菌装置において、 液体滅菌溶液をモジュールの内部に通す装置と、 前記物品とモジュールの内部を滅菌するのに十分な期間
   、滅菌溶液をモジュールの内部に保持した後、滅菌溶液
   をモジュールの内部から排水する装置と、 物品をすすぐため滅菌すすぎ溶液をモジュールの内部に
   通す装置と、 物品及びモジュール内部を乾燥させるためにバクテリア
   のない乾燥ガスをモジュールに通す装置とを備え、 前記モジュールは滅菌溶液通過装置、排水装置、滅菌す
   すぎ溶液通過装置及びバクテリアのない乾燥装置に選択
   的に取付可能であり、かつ、これら装置と選択的に取り
   外し可能であり、取り外し後、モジュールは滅菌した物
   品の貯蔵モジュールとして利用されることを特徴とする
   滅菌装置。