JPS621865A - マグネトロンスパツタ装置 - Google Patents

マグネトロンスパツタ装置

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JPS621865A
JPS621865A JP13934285A JP13934285A JPS621865A JP S621865 A JPS621865 A JP S621865A JP 13934285 A JP13934285 A JP 13934285A JP 13934285 A JP13934285 A JP 13934285A JP S621865 A JPS621865 A JP S621865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
magnet
film thickness
pairs
thickness distribution
Prior art date
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Pending
Application number
JP13934285A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Yokoyama
政秀 横山
Tanejiro Ikeda
池田 種次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13934285A priority Critical patent/JPS621865A/ja
Publication of JPS621865A publication Critical patent/JPS621865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マグネトロンスパッタ装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、マグネトロンスパッタ装置のカソード部分は、例
えば、特公昭53−19319号に示されているように
、第5図のようになっていた0図において、1は磁石対
3、ヨーク2を固定するカソード本体、4はターゲット
5を固定するバッキングプレート、6は磁石対3及びタ
ーゲット6を冷却するだめの冷却水の管である。
以上のように構成されたマグネトロンスパッタ装置につ
いて、以下その動作を説明する。
チャンバー8内をロータリーポンプ、油拡散ポンプ等に
より10Torr台の真空度まで排気する。
その後ムrガスを導入し、6 X 10  TOrr程
度に設定し、カソード本体1へ、電源11により、DC
又はRFで電圧を印加する。それにより、チャンバー1
1内にプラズマが発生し、そのだめムrイオンが発生す
る。また、磁石対3の磁界9によシ、プラズマ密度の高
い部分10が発生し、ムrイオンのターゲット6への衝
突量が増加する。そして、主にその部分から粒子が飛散
し、基板7へ堆積する。その後ターゲット6は第6図に
示すように削られていく。
上記装置において、ターゲットの大きさが6インチの場
合の膜厚分布は、ターゲット−基板間の距離が60mm
で、第6図のようになる。従って、通常の基板で使用さ
れる±10%以内の分布の得られる範囲は、直径82m
m以内となる。この時ターゲットは6インチである。
発明が解決しようとする問題点 上記したように、ターゲットの大きさの約半分の大きさ
の部分でしか±10%以内の膜厚分布は得られないとい
う状況にある。そのため、基板上での取れる品物の個数
が少なくなり、結局装置の台数を増加させなければ量産
化はむずかしくなってくる。
そこで、本発明はカソード内部へ装着している磁石に工
夫を施して膜厚分布を改善しようとするものである。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明のマグネトロンス
パッタ装置は、カソード内のヨーク上に、円柱状の磁石
N極を中心にして、その回りに同心円状にS極を配置し
た磁石対を3個以上奇数個、ターゲット中心を軸にして
、同心円状に等間隔に偏心させ、ターゲット中心軸を中
心に回転させるものである。
作用 この技術手段による作用は次のようになる。すなわち、
ターゲット上で磁石対のN極とS極の間でプラズマ密度
の高い部分ができるため、その部分からターゲット粒子
が飛び出すことになる。その1個の磁石対が偏心してい
ることにより、その膜厚の厚い部分がターゲット中心軸
から外周方向へずれていく。なお、その磁石が回転して
いることにより、ターゲット中心軸に同心円状に膜厚の
厚い部分ができるが、ターゲット中心の真上にある基板
においては、膜厚の薄い部分が重ね合わさるだめに、実
際に膜厚分布が一番大きいと考えられる部分よりも膜厚
は厚くなる。しかし、従来のものに比較すれば膜厚分布
は大幅に改善される。
また、偏心させた磁石対の個数を増加させることにより
、ターゲット中心での膜厚分布の薄い部分の重ね合わせ
の割合は、膜厚の厚いと予想される部分の重ね合わせの
割合よりも磁石対1個の場合に比べ小さくなる。そのた
め、磁石対1個の偏心回転の場合に比べ膜厚分布が良く
なるのである。
ただし、磁石対が偶数個の場合は、重ね合わさる部分が
より多くターゲット中心方向へ行くため、膜厚分布が悪
くなる。
実施例 以下本発明の一実施例のマグネトロンスパッタ装置のカ
ソード部について、図面を参照しながら説明する。
第1図において、21は磁石対23、ヨーク22を固定
するカソード本体、24はターゲット25を固定するバ
ッキングプレート、26は磁石対23及びターゲット2
6を冷却するだめの冷却水の管である。
第2図は磁石対23とヨーク22の部分を上から見た図
である。このように、磁石対23はターゲット25の中
心軸、に対して同心円状に、等間隔に配置されている。
以上のように構成されたカソードについて、以下第3図
、第4図をもとにその動作を説明する0ターゲツト25
の下に磁石対23が2つ装着されている場合を考えると
、磁石対12によって得られる膜厚分布が16、磁石対
13によって得られる膜厚分布が14、それらを重ね合
わせた分布が16である。17は磁石対が偏心していな
い場合の分布である。このように、2個の磁石対を偏心
させた時の分布は、1個を偏心させない場合よりも、そ
れぞれの膜厚分布の相互作用により良好となる。この磁
石対の個数を増加させていった場合の±10%以内の膜
厚分布の得られる領域と磁石対の個数の関係を示したの
が、第4図である。
なお真空度は5 X 10  Torr、基板−ターゲ
ット間距離60mm、磁石対偏心量sommである。
第4図から明らかなように、磁石対を偏心させない場合
に比べ、偏心させた磁石対の個数を増加させるにつれて
、膜厚分布の±10係以内の領域が増加している。磁石
対5個の場合は、偏心させない磁石対1個の場合人の約
68%増となる。これは、同心円状に等間隔に磁石対を
配置することにより得られた。
以上のように、本実施例によれば、偏心させた磁石対を
6個カソードへ装着することにより、膜厚分布を約66
チ良くすることができる。
なお、実施例において、磁石対は5個としだが、3個以
上の奇数個としても良い。
発明の効果 以上のように本発明は、カソード部の磁石対を偏心させ
て、3個以上奇数個装着することにより、膜厚分布を良
くすることができる。また、その磁石対をターゲット中
心軸を中心として回転させれば、ターゲットの利用効率
も上がる。また、複数個の磁石を設置しているだめに、
1個の場合よりも膜付速度が上昇する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるマグネトロンスパッ
タ装置のカソード部の断面図、第2図は第1図の磁石対
の部分を取り出して上から見た図、第3図は膜厚分布の
良くなる機構を説明するための図、第4図は偏心させた
磁石対の個数の違いによる膜厚分布を示す図、第5図は
従来例の断面図、第6図は従来例の膜厚分布図である。 21・・・・カソード本体、22・・・・・・ヨーク、
23・・・・・・磁石対、24・・・・・・バッキング
プレート、26・・・・・ターゲット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名2/
・・・ lフソード、珂ト、ン1t24 、 ノぐツキ
〉2゛°アレート 25 ・・・ 磁1石 り1 2、? 第2図 第3図 第4図 f  ? 345 謙石対潤敷〔肩〕 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空チャンバー内に少なくとも1個のマグネトロン型陰
    極と、少なくとも1個の基板と、少なくとも1個のカソ
    ードに円柱状の磁石N極と、それを同心円状に囲むS極
    を配置させた磁石対を3個以上奇数個ターゲット中心軸
    に対して同心円状に等間隔に配置し、かつ前記磁石対を
    ターゲット中心を軸として回転可能としたことを特徴と
    するマグネトロンスパッタ装置。
JP13934285A 1985-06-25 1985-06-25 マグネトロンスパツタ装置 Pending JPS621865A (ja)

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JP13934285A JPS621865A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 マグネトロンスパツタ装置

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JP13934285A JPS621865A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 マグネトロンスパツタ装置

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JPS621865A true JPS621865A (ja) 1987-01-07

Family

ID=15243096

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JP13934285A Pending JPS621865A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 マグネトロンスパツタ装置

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JP2003073827A (ja) * 2001-08-28 2003-03-12 Applied Materials Inc スパッタリング装置のマグネトロンユニット及びスパッタリング装置
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