JPS62186506A - アモルフアス鉄心の焼鈍方法 - Google Patents

アモルフアス鉄心の焼鈍方法

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Publication number
JPS62186506A
JPS62186506A JP2856286A JP2856286A JPS62186506A JP S62186506 A JPS62186506 A JP S62186506A JP 2856286 A JP2856286 A JP 2856286A JP 2856286 A JP2856286 A JP 2856286A JP S62186506 A JPS62186506 A JP S62186506A
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JP
Japan
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iron core
annealing
temperature
coil
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP2856286A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Onabe
大辺 実
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS62186506A publication Critical patent/JPS62186506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は、変圧器ヤリアクドルに使用するアモルファス
合金からなるアモルファス鉄心の焼鈍方法に関するもの
である。
B光間の概要 本発明は、アモルファス鉄心をlKH2以上の高周波電
圧を用いて、励磁することにより、鉄心内部での鉄損を
一様に発生せしめると共に、外部への鉄心表面からの熱
の流入出を減少させて、焼鈍温度を一定かつ均一に保つ
ようにしたものである。
C従来の技術 変圧器やリアクトルの鉄心として一般にアモルファス合
金から成るアモルファス鉄心が使用されている。
このアモルファス鉄心は、一定かつ均一な温度で焼鈍す
ることにより、励磁電流および鉄損等を著しく小さくす
ることができ、磁気特性を向上することができる。
焼鈍方法は、アモルファス合金の薄板を積層して構成し
た鉄心に励磁コイルを巻回し、直流磁界を生せしめて、
焼鈍炉内で、焼鈍を行なう。
上記焼鈍は、次のような条件により行なわれる。
1、鉄心の酸化を防くため、窒素ガス、アルゴンカス等
の不活性ガス雰囲気内で行なう。
2、一定の焼鈍温度に対して+−50以上のバラツキが
生じないようにする。
3、焼鈍温度に達するまでの時間、焼鈍時間、および冷
却時間を限定する。
D発明が解決しようとする問題点 焼鈍温度は、材質により多少異なるが、約360〜40
0℃程度であり、この焼鈍温度に対して+−5℃以上の
バラツキがある場合、励磁電流および鉄損への効果は半
減してしまう。すなわち励磁損失については、設定され
た焼鈍温度に対して上1℃のバラツキであっても最小損
失値に対して10%程度の損失増加となってしまう。
従って、容量の小さい鉄心では、焼鈍時の鉄心温度を設
定値に均一に到達させることは容易である。
しかしながら、容量が10KVA程度以上になると鉄心
径や体積が大きくなるので鉄心の表面と、その内部に濃
度差が生じ均一な温度での焼鈍が困難であった。
E問題点を解決するための1段 本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであ
り、鉄心にコイルを轡回し、このコイルに1KHz以上
の高周波で励磁して、鉄心の各部での温度上昇値を均一
とするとともに、鉄心表面から外部への熱の出入を微小
とプるようにしたものである。
1作用 コイルを高周波により励磁する方法は、直流磁界を与え
る励磁コイルに直流電流を通電し、さらに交流電流をこ
れに重[i′rj′るか、あるいは直i磁界を与える励
磁コイルとは別円に鉄心にコイルを巻回し、このコイル
に交流磁界を生しさせてもよい。
高周波でコイルを励磁すると鉄損は、周波数の約1.5
〜2乗に比例するので、鉄心内部に一様に鉄損かR注し
、従って均一な鉄心の加熱が容易となる。
また鉄心中に生しる交流磁界を小さくすることができる
ので、焼鈍のための直流磁界への影響を小さくすること
ができ、焼鈍された鉄心の特性を良好なものとすること
ができる。
鉄心表面からの外部への熱の流出入を微小とする方法は
、■鉄心温度と周囲温度を、たとえば、鉄心と周囲温度
との差を感知し、周囲温度あるいは、鉄心温度を制御し
て温度差と極力小さくするようにコントロールする方法
、あるいは■鉄心を真空中に置き、この鉄心周囲に、鉄
心と同一温度に設定された金属部材を配置、鉄心からの
対流による熱伝達や輻射熱の放出による冷却を防止して
もよい。
G実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において1は、焼鈍炉であり、焼鈍の際真空とされ
る。2は、焼鈍炉(1)内に配置された金属ケースであ
る。この金属ケース(2)は、支持体(11)によって
焼鈍炉内に固定される。3は、鉄心である。この鉄心3
は周囲を金属ケース(2)によって囲まれていて、金属
ケース(2)内に設けられている試料支持台(21)上
に置かれる。4は、鉄心に巻回されたコイルである。5
はコイル(5)の両端部に接続された高周波電源であっ
て、焼鈍炉(1)の外部に設けられている。
焼鈍炉(1)および金属ケース(2)とは絶縁されてい
る。
コイル4を巻回した鉄心(3)は真空にされた焼鈍炉1
内に設置されている金属ケース(2)内に置く。高周波
電源よりコイル(4)に高周波を与えてコイル(4)に
交流磁界を発生させるとともに焼鈍炉(1)の温度を焼
鈍温度に保って焼鈍を行なう。このとき金属ケース(2
)の濃度は、鉄心3と同一温度に保たれている。蜆鈍後
、焼鈍炉(1)の真空状態を徐々に解除し、大気を利用
して温度を下げ、鉄心の冷却を行なう。
H発明の効果 画周波を用いることにより、鉄心の焼鈍を均一なm度で
行なうことができ、磁気特性の良い鉄心を得ることかで
きる。
鉄心の上昇温度を一様に行なうことができるので、大き
い鉄心についても、均一=な焼鈍を行なうことができる
とともに、焼鈍時間を短縮できる等の種々の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の焼鈍方法を示′rj′説明図である
。 1、焼鈍炉  2.金材ケース 3、鉄心   4.コイル 5、高周波電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アモルファス合金より構成される鉄心を直流磁場中で
    焼鈍するアモルファス鉄心の焼鈍方法において、高周波
    電圧を用いて交流磁場を発生せしめて、鉄心内部の鉄損
    を均一に生じさせるとともに、外部への鉄心表面からの
    熱の流出入を減少させて焼鈍温度を一定にかつ均一保持
    したことを特徴とするアモルファス鉄心の焼鈍方法。
JP2856286A 1986-02-12 1986-02-12 アモルフアス鉄心の焼鈍方法 Pending JPS62186506A (ja)

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