JPS62186133A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPS62186133A
JPS62186133A JP2716286A JP2716286A JPS62186133A JP S62186133 A JPS62186133 A JP S62186133A JP 2716286 A JP2716286 A JP 2716286A JP 2716286 A JP2716286 A JP 2716286A JP S62186133 A JPS62186133 A JP S62186133A
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JP
Japan
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heat
resistant
chamber
wall surface
cooking
Prior art date
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Pending
Application number
JP2716286A
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English (en)
Inventor
Yasunori Kaneko
金子 康典
Akio Fukuda
明雄 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品の加熱調理を行なう電気或いはマイクロ波
などを熱源とする調理器に関し、調理器庫内壁面の食品
汚染性の陶土や使い勝手の改善を図ったものである。
従来の技術 従来、この種の箱型調理器の壁面材料としては、主ニス
テンレス(5US−301,5US−304など)板や
例えばアルミニウムメッキ鋼板などに塗装(溶剤塗装、
粉体塗装など)を施した表面処理鋼板が用いられ、庫内
の温度や熱源の違いなどによって使い分けられているの
が実態である。
ヒーズヒータを用いるオーブンやグリルなどには、ステ
ンレス鋼板を熱処理して用いるのが一般的であり、マイ
クロ波による電子レンジの場合は前述のようなアルミニ
ウムメッキ鋼板や鉄板にポリエステル樹脂や子クリル樹
脂などの粉体塗装を施して用いている。
又、調理庫内壁面にセルフクリーニング機能を付与した
ものが市販されている。
これは、ガラスフリット、ホーロー或いは耐熱性樹脂を
結合材として二酸化マンガンなどの酸化触媒を被膜中に
分散させ、触媒的に主に油分を炭酸ガスと水に分解しよ
うとするものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしこれらの壁面材料に於いては、食品に対する汚染
性が悪いこと、耐熱性やコストなどにより材料の選択の
余地が著しく狭いこと、箱への加工性などについて課題
を有している。゛1子レンジに於いても昨今はシーズヒ
ータ、面ヒータなどと組合わせたオーブンレンジが主体
であり、マイクロ波のみの単機能は極めて少ない。この
ようなオーブンレンジや電気オーブンなどに於いてはグ
リル性能向上(焼きムラをなくし、はどよい焦げ目をつ
け、早く焼き上げるなど)を目的としてヒータへの入力
をパワーアップし温度を上げる傾向にあり、したがって
現状用いられているものはそのほとんどがステンレス鋼
板といっても過言ではない。
調理中に調理物から油や調理物、その他分解物が飛散し
て庫内壁面にこびりつき、いつまでもベトベトして不衛
生であり、次の調理の際に不快な臭いや煙を発したり、
強固に固着して拭きとれなくなるといった食品汚染にま
つわる大きな問題があった。一部でセルフクリーニング
機能を付与したものが提案され実用化されているが、油
分に対して触媒的にある程度浄化出来てもその他の調味
料や調理物に対しては全く効果なく、被覆面としては熱
衝・Yなどに弱いこと、表面を出来るだけポーラスにし
ているためかえって拭きとれないこと、布などがこする
とそれらが毛玉になって付着するlfどの課題がある。
本発明は調理器庫内壁面のこのような食品の汚染性を高
め、掃除などもしやすく、使い勝手の改善を図ることを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、調理器庫内壁面にA5.Ti、Si、Zrの
群から選択した少なくとも1種の酸化物、窒化物、炭化
物と2種類の混合された耐熱性樹脂の硬化体よりなる第
1の被覆層とその北に、フッ素樹脂粉末、金属粉末、耐
熱性フィラーとを含む第1層で使用された2種類の耐熱
性樹脂のうちのいずれか一方の樹脂の硬化体よりなる第
2の被覆層を形成するものである。
作  用 このような構成の被覆面で調理器庫内壁面を形成するこ
とによりその表面は含有するフッ素樹脂や耐熱性フィラ
ーにより良好な撥水性、非粘着性と酸化物、窒化物、炭
化物や金属粉末により耐熱性や硬さが得られるため食品
による汚染性が向上し、庫内の掃除、拭きとりも極めて
容易となり使い勝手も著しく改善することができるもの
で、かつ長期間衛生的な壁面を保持した調理器が得られ
る。
本発明で使用し得る耐熱性樹脂は例えばうな構造のポリ
ボロシロキサン樹脂を主成分とする有機ケイ素重合体と
ポリエーテルサルホン樹脂がある。
前者はゞセミ無機ポリマー′としての特性を有し室温で
は有機高分子と同様の性状であり塗料化などの面で優れ
ている。加熱するとその有機分は分解してS i −B
 −0を骨格としてセラミック化する。
後者も有機高分子中履も耐熱的であり、極めて緻密な塗
膜を形成する。前者のポリボロシロキサン樹脂が分子単
位内にフェニル基を多く含有するためセラミック化の際
に多孔化し被覆はポーラスとなるがポリエーテルサルホ
ン樹脂により気孔が完全にふさがれ第1層の被膜の緻密
性、平滑性が改善される。更にA#、Ti、St、Zr
の群から選択された酸化物、窒化物、炭化物としては、
A 1203、TiO2,5i02、Si3N4、Si
C。
ZrO2などが使用でき、被膜に分散させることにより
塗膜としての硬さ、摩耗性、耐熱性を向上することがで
きる。第2層のポリエーテルサルホン樹脂からなる被覆
は前述の通り被膜の連続性、緻密性に富むものである。
フッ素樹脂はPTFHの微粉末、A4やSUSなどの望
ましくはフレーク状の金属粉末や耐熱性フィラーとして
はBNなどの耐熱的で固体潤滑性のあるわ〕末が使用で
きる。
これらによって被覆層に非粘着性、撥水性やすべり性、
耐蝕性などが著しく改善されること番こなる。
具体的には、樹脂、添加粉末を任意の割合で配分し溶剤
とともに分散機を用いて塗料化し、通常の塗装のやり方
で塗布、乾燥、焼成を繰返して被覆層を形成する。
このようにして得られた壁面材を有する調理器は、壁面
の汚れもなく、衛生的で清潔な庫内を長時間保持し、高
信頼性で長期の実用に耐え得るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第1図はヒーズヒータを熱源とする箱型調理器の要部
断面図である。1は食品を入れ加熱調理を行なう加熱室
、2はヒータ、3は調理物、4は開閉し調理物出入のド
ア、5はその把手である。このように構成される調理器
に於いて、第1図A部の拡大断面として示した第2図の
ような基板上に2層の被覆層を形成した壁面で構成した
ものが本実施例である。
第2図に於いて6か金属基板、7は第1層の2種類の混
合された耐熱性樹脂からなる結合材、8及び8aは第1
層の被膜中に分散された充填材、9は第2層の結合材、
10及び10a、10bは第2層の被膜中に分散された
充填材である。
第1の被覆層はポリボロシロキサン樹脂[昭和電線電!
(at:無機ポリマー150部、ポリエーテルスルホン
樹脂[住友化学1iD ] 30部、Ti0220部、
S i 3N420部、Aj?203 20部を溶剤と
してNMP、  シクロヘキサノン、M E K = 
1 /1/1で混合したものを200部配合しアトライ
ター(アルミナボール使用)で2部分散、混合して塗料
化しスプレー塗装で20〜2571前後に処理し400
’030分焼結したもの、第2の被覆[のはポリエーテ
ルスルホン樹脂〔同120部、フッ素樹脂微粉末〔ダイ
キン工業(掬ニルブロン]40部、アルミニウム粉末〔
東洋アルミニウム■:アルペースト12部、BN扮末[
昭和電工(掬14部を同様にアトライター(アルミナボ
ール)で2部分散混合して塗料とし第1層の上にスプレ
ー塗装し5〜10μ前後に処理し400°Cで10分焼
結して壁面材とした。基板は特に限定するものではなく
、一般の金属材料、例えは鉄板、アルミニウム処理鋼板
など入手しやすく、価格的に有利な材料を用いることが
できる。
調理器の加熱室で魚や肉類その他を調理すると油や調理
物の分解物或いは使用する種々の調味料などが多量飛散
し庫内壁面に付着する。壁面は200’C或いはそれ以
との温度に上昇しており、付着物が途中まで分解してこ
びりついたり、炭化して固着したりする。調理の繰返し
により放置するとこれらがますます堆積する結果となる
。これらは拭きとることも出来ずベトベトした状態で残
り次の調理をする際に不快な臭いを発し他の調理物に臭
いが移ったり、不衛生、不潔な状況となるが本発明の調
理器は庫内壁面の表面を撥水性、非粘着性の第2の被覆
層を形成しているので調理物の汚れがこびりつかず容易
に拭きとることが出来る。
更に、金属粉末やBNの如き耐熱性に侵れた固体潤滑材
か被覆層内に分散しであるため熱伝達が改善され被覆層
の湯度分布がよくなり、又被【の硬さや摩耗性か向とし
、調理皿の出し入れに対しても傷がついたりすることも
ない。第1の被覆層で耐熱性に優れた樹脂を混合して用
いているため双方の樹脂の欠点もカバーしあい、極めて
緻密で、平滑な皮膜であり耐蝕性、耐久性に優れ、硬い
強固な膜が形成されている。充てん材としてはこれらの
物性向h には、Aff203、TlO2,5i02、
SiC,Si3N4、ZrO2などが良好であり使用可
能である。第1層で用いる耐熱性樹脂のいずれか一方を
第2層の結合材として用いているためこの層間の密着性
も全くその懸念がなくなっている。
発明の効果 以上のように本発明の調理器によれば、加熱調理の際に
庫内壁面が汚染されることもなく、付着したものは容易
に拭きとれるなどその掃除、手入れに手間がかからず、
したがって長期にわたって庫内を衛生的、清潔に保持す
ることが出来、かつ使い勝手も著しく向上するなどの実
用的な侵れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の調理(社)の要部断面図、
第2図は庫内壁面の要部拡大断面図である。 1 ・・・・加熱室、2・・・・ヒータ、3・・・・・
・調理物、6・・・・・基材、7・・・・第1の被覆層
、9・・・・第2の被覆層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名、3
−−−′pI攻物 第2図 6−〜−蒸杖

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Al、Ti、Si、Zrの群から選択した少なくとも1
    種の酸化物、窒化物、炭化物と2種類の混合された耐熱
    性樹脂の硬化体よりなる第1の被覆層と、この第1の被
    覆層の上に、フッ素樹脂粉末、金属粉末、耐熱性フィラ
    ーとを含む前記混合された耐熱性樹脂のいずれか一方の
    樹脂の硬化体よりなる第2の被覆層を庫内壁面に形成し
    た調理器。
JP2716286A 1986-02-10 1986-02-10 調理器 Pending JPS62186133A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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