JPS62185823A - 溶鋼の精錬方法 - Google Patents

溶鋼の精錬方法

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Publication number
JPS62185823A
JPS62185823A JP2826186A JP2826186A JPS62185823A JP S62185823 A JPS62185823 A JP S62185823A JP 2826186 A JP2826186 A JP 2826186A JP 2826186 A JP2826186 A JP 2826186A JP S62185823 A JPS62185823 A JP S62185823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
molten steel
blown
refining
bubbles
Prior art date
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Pending
Application number
JP2826186A
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English (en)
Inventor
Masanori Ikeda
池田 雅宣
Atsushi Ishii
敦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
1皿五亘力
【産業上の利用分野】
本発明は、溶鋼中にガスを吹き込んで行なう精錬方法の
改良に関する。 (従来の技術] 溶鋼の精錬、とくに「炉外精錬炉」とよばれる、転炉や
アーク炉以外の容器を使用した精錬においては、溶鋼中
にガスを吹き込んで行なうことが多い。 このガスは、
脱炭や脱水素のようなガス−メタル間の反応を意図する
場合は02が代表的であり、多くの場合にN2′または
A「を混合して使用する。 また、スラグ精錬が主体で
あってそれを助けるための撹拌を目的とする場合、吹き
込むガスはN2またはArである。 いずれの場合も、精錬のために消費されるガスはかなり
の量にのぼるから、とくにArのような高価なガスを使
用するときは、ガスの価格が製鋼コストに占める比重は
大きい。 従って、コスト低減のためには、ガスの原単
位を向上させる必要がある。 従来の精錬用ガスの使用効率は、02による脱炭に例を
とってみても、高C領域(2%→0.6%)では80%
に達しているが、低C領域(0゜6%以下)では50%
に低下してしまう。 ことにOr含有鋼の精錬では、O
rの酸化を避けるため生成CO2の分圧が低くなるよう
、02をArで稀釈して吹き込んでいるから、ガスのコ
ストは高い。 それゆえ1.この低Ci’iJi域にお
ける02の反応効率を高め、02+Arガスの消費lを
減らすことが強く望まれている。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記の要望にこたえ、吹込むガスの使
用効率を高めた溶鋼の精錬方法を提供することにある。 発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本発明の溶鋼の精錬方法は、第1図に示すように、炉外
精錬炉6に収容した溶1l11中にガスを吹き込んで行
なう溶鋼の精錬において、吹き込んだガスをバッフル7
Aに衝突させることにより気泡2を分散微細化すること
を特徴とする。 図において、3はスラブである。 バッフルは、第1図に示したような炉底の耐火物の厚さ
を場所により変えるといった手法により形成したものが
、耐久性が高くて好ましいが、もちろん別の形状のもの
も使用できる。 気泡の分散微細化効果の点では、第2
図に示すようなバッフル7Bが有用であろう。 ガスの
吹き込みも、羽口8に限らず、第3図に示すようにポー
ラスプラグ9によってもよいし、浸漬ランスも使用でき
る。
【作 用】
従来の精錬用ガスの吹き込みは、羽目を通じて行なう場
合、代表的には内管の径が1/2インチの内外二重管を
使用しており、溶鋼中の気泡は径数センチから十数セン
チに及ぶ大きなものであることがわかった。 意外なこ
とに、ポーラスプラグを使用した場合にも、気泡は小さ
くない。 このため、従来の技術においてはガス−メタ
ル間の反応が十分行なわれないうちにガスが溶鋼表面に
達してしまい、反応効率を低いものに止めていたと思わ
れる。 本発明に従ってバッフルを利用し、吹込みガスの気泡を
分散微細化すれば、同一量のガスの気泡の全表面積つま
りガス−メタル界面の面積が増大することと、気泡が溶
鋼中により均一に分布することによるメタル中反応成分
の界面への拡散の容易さとがあいまって、ガス−メタル
反応が著しく促進される。 微細な気泡は溶鋼中を浮上するのに大きな気泡より時間
がかかるから、同一のガス吹込み速度であってもガスの
溶鋼中滞留時間が長くなり、常により多量のガスが溶鋼
中に存在することになる。 このことは、本発明の実施に際し溶湯面が盛り上がると
いう事実によって裏付けられている。 滞留時間が長く
なれば、それも反応の機会を増すはたらきをする。 多
回のガスの分布により溶鋼の児掛けの比重が低下するこ
とは、その撹拌を容易にし、これが本発明により、ガス
−メタル反応でなく撹拌を目的とする場合にも効果があ
る理由と解される。
【実施例】
C:1.5%およびCr:18.7%を含有し、残部は
通常の合金鋼成分およびFeからなる溶鋼を、本発明に
従って炉底にバッフルを設けた炉外精錬炉に収容し、温
度1550℃において、羽口からo2 :Ar=3:1
 (容積比)の混合ガスを9.8Nm/を吹き込んで、
C含有量を0.6%まで低下させた。 次に、混合ガスの組成を02 :Ar =’+ : 1
に変えて11.7N麓/を吹き込み、C:0.2%まで
減少させた。 さらに混合ガスの組成をo2 :Ar=1:3に変更し
て11.ON′rIi/を吹き込み、C量を最終的に0
.04%まで低下させた。 上記の3段階の脱炭において、従来のバッフルを用いな
い精錬炉を使用した場合には、それぞれ10、ON麓/
l、13.ONm/lおよび12゜2NTIi/lの混
合ガスを必要としたから、本発明によるときは、ガスの
原単位が77%向上したことになる。 発明の効果 溶鋼中にガスを吹き込んで行なう溶鋼の精錬において、
本発明に従ってガスの分散微細化をはかることにより、
ガス−メタル間の反応効率が高まり、かつ(または)溶
鋼の撹拌がより強力に行なえるから、ガス原単位が向上
する。 精錬をスラグに頼り、ガスは撹拌に役立てる場
合にも、いっそう効果的な精錬ができる。 これらのこ
とは、精錬所要時間の短縮と耐火物損傷の緩和をもたら
すから、これらの効果があいまって、製鋼゛コストの低
減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の精錬方法を説明するための、操業中の
炉の模式的な断面図である。 第2図および第3図は、本発明を実施する装置の別の態
様を示す、主要部の断面図である。 1・・・溶鋼 2・・・気泡 3・・・スラグ 6・・・精錬炉 7・・・バッフル 8・・・羽口 9・・・ポーラスプラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶鋼中にガスを吹き込んで行なう溶鋼の精錬にお
    いて、吹き込んだガスをバッフルに衝突させることによ
    り気泡を分散微細化することを特徴とする精錬方法。
  2. (2)溶鋼中に吹き込むガスによりガス−メタル間反応
    を起させつつ実施する特許請求の範囲第1項の精錬方法
  3. (3)吹き込むガスがArで稀釈したO_2である特許
    請求の範囲第2項の精錬方法。
JP2826186A 1986-02-12 1986-02-12 溶鋼の精錬方法 Pending JPS62185823A (ja)

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