JPS62185665A - スプ−ルハンドリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は巻取ドラムに対してスプールを迅速且つ確実に
しかも安全に着脱し得るようにしたスプールハンドリン
グ装置に関するものである。

「従来の技術」 従来の冷延鋼帯の連続製造設備の一例を第３図により説
明すると、鋼帯Ｓの進行方向上流側から順に熱延コイル
を巻戻すための巻戻機１、巻取りされたス１〜リップ先
俊端の形状を精整するだめの剪断機２、巻戻された先行
鋼帯と俊続銅帯とを溶接接合するための溶接Ｉａ３、脱
スケールの前処理として銅帯表面のスケール層を機械的
加工手段にＪ：つて破砕するためのスケールブレーカ４
、入側でのスＩ〜リップ接続に要するライン停止時間を
吸収するための入側ルーパ５、酸洗槽による脱スケール
装置６、脱スケールされた鋼帯Ｓを一定幅に切揃えるた
めのトリマー７、脱スケール装置の休止や圧延機の休止
を吸収するための中間ルーパ８、圧延機９、銅帯の剪断
機１０及び鋼帯をコイル状に巻取る２基の巻取機１１が
配設されている。そして、脱スケール装置６と中間ルー
パ８間にはトリマー７が配着されている。

又１２及びスケールブレーカ４の前後に設けられるテン
ションプライドルロール、１４．１５は蛇行防止用のス
テアリングプライドルロールでおる。更に脱スケール装
置６はその出側にリンス、ブラッシングスクラバー等の
表面調整装置（図示せず）を備えている。更に又、上記
脱スケ−ル装買６は酸洗槽以外に例えば液体ホーニング
を利用した装置等、適宜なものが採用される。

上記設備では巻戻′ａ１により巻戻された鋼帯Ｓはｌ脱
スケールが容易となるようスケールブレーカ４において
表面スケール層が破砕せしめられ、次いで入側ルーパ５
を経てＩ］５２スケール菰置６に送られ、酸洗による脱
スケール処理がなされる。そして脱スケールされた鋼帯
Ｓは１〜レマー７によりトリムされた俊、圧延機９によ
り圧延され巻取機１１でコイルに巻取られる。この際、
２基設けである巻取機１１は交Ｈに切換え使用される３
゜ 上記設備では、コイルの製品サイズ等巻取条件が異なり
コイル内径を変更する必要がおる場合には、巻取ドラム
に対してスプールを４脱している。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述の設備では、クレーンやホイストに
よりスプールを吊下げ、該スプールを巻取ドラム軸線方
向へ移動させてスプールを巻取ドラムに対して作業口が
丁で＠揺するようにしているため、スプールの谷脱に１
１”ｉ間か掛かけ、迅速且つ確実な着脱を行うことがで
きずしかも作業が危険でおるという問題かあった。

本発明は上述の実情に鑑み、巻取ドラムに対しでスプー
ルを迅速■つ確実にしかも支仝にる説し得るようにする
ことを目的としてなしたものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、巻取ドラム軸線方向に対して平行な方向へ移
動し１がる台車に昇降可能なフレームを取付け、該フレ
ームに台車移動方向に対して直角方向にシフトし得るス
プール載置フレームを取イ旧プた構成を備えている。

［作　　用］ スプール載置フレームを上昇させ、スプール載置部によ
って巻取ドラムに嵌合されているスプールを支持させ、
台車を巻取ドラムから離れる方向へ移動させるとスプー
ルは巻取ドラムから外されてスプール載置フレーム上に
載せられ、スプール載置フレーム上のスプールの心を巻
取ドラムの心に合わせ台車を巻取ドラム側へ移動させる
と、スプールは巻取ドラムに嵌合させられる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

第１図及び第２図は本発明の一実施例で、巻取ＦＡ１１
の巻取ドラム２１は駆動装置２２によって駆動し得るよ
うになっている。

巻取ドラム２１の下方には、巻取ドラム２１の軸線方向
へ延びるレール２３が敷設され、該レール２３上には該
レール２３に沿い走行し得るようにしたコイルカー２４
が載置されている。

コイルカー２４の台車２５中央部には流体圧シリング２
６にＪ：り賓降し、］コイル７を支持し得るようにした
支持フレーム２８が取付けられている。

前記台車２５の一端部には流体圧シリング２９ににり昇
降し得るようにしたフレーム３０が取付けられ、フレー
ム３０上部には、流体圧シリング３１により鋼帯の進行
方向と平行な方向へシフトしＭｌるようにしたスプール
載置フレーム３２が配設され、スプール載置フレーム３
２には、少くとも外径の責なる２種類のゴム製スプール
３３．３４を巻取ドラム２１と平行に載置し得るように
なっている。スプール３３．３４の外径としては例えば
２０インチ、２４インチであり内径は例えば何れも１６
÷インチとする。図中３５はコイル搬送装置である。

コイル内径が１６＋インチの場合は、巻取ドラム２１に
はスプールは取付けられず、コイル内径が２０インチの
場合はスプール３３が巻取ドラム２１に取付けられ、コ
イル内径が２４インチの場合はスプール３４が巻取ドラ
ム２１に取付けられ、銅帯の巻取りが行われる。

例えば巻取ドラム２１にスプール３４が１■合されてお
け、このスプール３４を巻取ドラム２１から外にスプー
ル３３を巻取ドラム２１に取付ける場合の手順について
説明舊る。

コイル２７が巻取ドラム２１に巻取られている場合には
、コイルカー２４は第１図の実線位置に待機している。

而して、コイル２７の巻取りが終了すると、流体圧シリ
ンダ２６により支持フレーム２８が」１麿し、支１青フ
レーム２８（こよってコイル２７が支持され、しかる後
コイルカー２４は第１図の右方向へ走行を開始する。こ
のため、コイル２７は巻取ドラム２１の軸線方向へ移動
しコイル２７は巻取ドラム２１のスプール３４から外れ
、支持フレーム２８上に載せ換えられる。この際スプー
ル３４は巻取ドラム２１に嵌合したままである。

コイルカー２４が第１図の右方向へ移動を開始した時点
では、フレーム３０及びスプール載置フレーム３２は流
体圧シリンダ２９により最下方に位置して８３す、コイ
ルカー２４が第１図の右方向へ移動して巻取ドラム２１
の下部所要位置に達すると、コイルカー２４は停止する
。コイルカー２４が停止すると、流体圧シリンダ３１に
よりスプール・載置フレーム３２を鋼帯進行方向と平行
な方向へシフ１〜して該スプール載置フレーム３２のス
プール３４載置部を巻取ドラム２１の心に合わせると共
に流体圧シリンダ２９によりフレーム３０及びスプール
載置フレーム３２を上７ｉｌ−させ、スプール載置フレ
ーム３２のスプール３４支持部により巻取ドラム２１に
嵌合されているスプール３４を支１うせしめる。又この
間に流体圧シリンダ２６により支持フレーム２８上に載
置されているコイル２７を成る程度下降さばておく。

スプール載置フレーム３２によりスプール３４が支持さ
れたら、コイルカー２４は再び第１図の右方へ走行し、
このためスプール３４は巻取ドラム２１から外され、ス
プール載置フレーム３２に載置される。コイル２７が第
１図の右方向二点鎖線位置まで移動したら、流体圧シリ
ンダ２６にＪ：り支持フレーム２８を下降さ一ヒてコイ
ル２７をコイル１般送Ｓ’￥１３５へ載置させ、流体圧
シリンダ３１にＪこりスプール載置フレーム３２を鋼帯
進行方向と平行な方向へシフ１〜させて該スプール載置
フレーム３２上に載置されているスノ″−ル３３の心を
巻取ドラム２１の心に合致δせ、コイルカー２４を第１
図の二点鎖線の位置から左方向へ移動させる。コイルカ
ー２４が第１図の左方向へ移動すると、スプール３３は
巻取ドラム２１に嵌合する。

スプール３３が巻取ドラム２１に嵌合すると、流体圧シ
リンダ２９によりフレーム３０及びスプール載置フレー
ム３２は下降し、コイルカー２４は更に第１図の左方向
へ移動し、実線位置で停止し、次の作業のために待機す
る。

なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、コイルカーのかわりのスプールハンドリング装置用の
専用の台車を設けてもＪ：いこと、その細氷発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論で
ある。

［発明の効果１ 本発明のスプールハンドリング装置によれば、巻取ドラ
ムに対するスプールの着脱を自動的に迅速に且つ確実に
行うことができ、その結果、牛産能挿ζが向上すると共
に安全性の向」ニ、省力化が図れる簀種々の優れた効果
を奏し七７る。

【図面の簡単な説明】

第１図【、Ｊ５本発明のスプールハンドリング装置の説
明図、第２図は第１図の■−■方向矢祝図、第３図は銅
帯の連続製造設佑１の一般的な説明図である。 図中１１は巻取撮、２１は巻取ドラム、２４はコイルカ
ー、２５は台車本体、２９は流体圧シリンダ、３０はフ
レーム、３２はスプール載置フレームを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）巻取ドラム軸線方向に対して平行な方向へ移動し得
   る台車に昇降可能なフレームを取付け、該フレームに台
   車移動方向に対して直角方向にシフトし得るスプール載
   置フレームを取付けたことを特徴とするスプールハンド
   リング装置。