JP2008174062A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008174062A
JP2008174062A JP2007008520A JP2007008520A JP2008174062A JP 2008174062 A JP2008174062 A JP 2008174062A JP 2007008520 A JP2007008520 A JP 2007008520A JP 2007008520 A JP2007008520 A JP 2007008520A JP 2008174062 A JP2008174062 A JP 2008174062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
arm
overlapping portion
wipers
seat side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007008520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755116B2 (ja
Inventor
Takashi Hasegawa
貴士 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007008520A priority Critical patent/JP4755116B2/ja
Priority to US11/819,553 priority patent/US8020248B2/en
Priority to DE102007030603A priority patent/DE102007030603A1/de
Priority to CN2007101279708A priority patent/CN101104401B/zh
Publication of JP2008174062A publication Critical patent/JP2008174062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4755116B2 publication Critical patent/JP4755116B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ワイパ部分の雑然さを軽減し、車両の見栄えを向上することができるワイパ装置を提供する。
【解決手段】ワイパ装置10は、格納位置P0に配置された状態において、運転席側のワイパ11のワイパアーム12の先端側(リテーナ16の先端カバー部16a)と、助手席側のワイパ21のワイパアーム22の基端側(アームヘッド25のリテーナ配置部25b)とが高さ方向に重なる重なり部を構成し、両ワイパアーム12,22に跨って長手方向に連続する外観形状とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対のワイパを用い、車両のフロントガラス等の払拭面を払拭するのに好適なワイパ装置に関するものである。
車両のフロントガラスの払拭面を払拭するワイパ装置では、例えば特許文献1に示されるように、ワイパを一対備え、それら各ワイパの払拭方向が同方向に設定されるタンデム型のワイパ装置が知られている。このようなタンデム型のワイパ装置では、停止位置において、各ワイパのワイパブレードが往復払拭動作の下反転位置(車幅方向と略平行となる位置)で停止、若しくは下反転位置よりもフロントガラス下部に別途設定される格納位置にて停止されるのが一般的である。
特開平11−43019号公報
しかしながら、上記のようなワイパ装置では、ワイパの作動停止状態において、個々のワイパが独立して存在感があり、ワイパ部分が雑然としている。そのため、ワイパ部分の車両の見栄えが良好であるとは言えなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ワイパ部分の雑然さを軽減し、車両の見栄えを向上することができるワイパ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ピボット軸に固定されるアームヘッドに対してアーム部材を回動可能に連結されてなるワイパアームと、そのアーム部材の先端部に連結され車両の払拭面を払拭するワイパブレードとを用いて構成されたワイパを一対備え、それら第1,第2ワイパの払拭方向が同方向に設定されるタンデム型のワイパ装置であって、停止位置において、前記第1ワイパのワイパアームの先端側と前記第2ワイパのワイパアームの基端側とが高さ方向に重なる重なり部が構成され、前記両ワイパアームに跨って長手方向に連続する外観形状が構成されることをその要旨とする。
この発明では、タンデム型のワイパ装置の停止位置において、第1ワイパのワイパアームの先端側と第2ワイパのワイパアームの基端側とが重なり部にて高さ方向に重なり、両ワイパアームに跨って長手方向に連続する外観形状となる。これにより、第1,第2ワイパがそれぞれ独立することなく一体的な外観形状となってワイパ部分の雑然さが軽減されて車両に対するワイパの存在感が低減され、車両の見栄えを向上できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記第1ワイパのワイパアームの先端側が前記第2ワイパのワイパアームの基端側の上側に重なるように前記重なり部が構成されていることをその要旨とする。
この発明では、第1ワイパのワイパアームの先端側が第2ワイパのワイパアームの基端側の上側に重なるようにその重なり部が構成される。つまり、ワイパアームの基端側は車両のピボット軸に固定される部分であるため、その基端側が重なり部となる第2ワイパのワイパアームを下側に配置することで、その第2ワイパ用のピボット軸と第1ワイパのワイパアームとの干渉が防止され、重なり部を簡素に構成できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のワイパ装置において、前記第1ワイパのワイパアームの先端側が前記第2ワイパにおけるワイパアームのアームヘッドに重なるように前記重なり部が構成されていることをその要旨とする。
この発明では、第1ワイパのワイパアームの先端側が第2ワイパにおけるワイパアームのアームヘッドに重なるようにその重なり部が構成される。つまり、ワイパアームのアームヘッドはピボット軸に固定される一方、ワイパアームのアーム部材はアームヘッドに対して回動可能なため、払拭面に接離する方向に可動しないアームヘッドで重なり部を設定することで、重なり部の高さ方向の隙間を極力小さくできる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記各ワイパのワイパアームの上面が面一となるように前記重なり部が構成されていることをその要旨とする。
この発明では、各ワイパのワイパアームの上面が面一となるようにその重なり部が構成される。これにより、各ワイパが互いに段差の無いより一体的な外観形状となり、車両の見栄えをより向上できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のワイパ装置において、前記各ワイパのワイパアームは、長手方向に対向する対向面をそれぞれ有しており、前記停止位置における前記各対向面は、前記各ワイパの始動方向において前記第1ワイパ側がアンダーカット形状とされるとともに前記第2ワイパ側がアッパーカット形状とされて前記ワイパアームの長手方向に対して傾斜していることをその要旨とする。
この発明では、各ワイパの停止位置における各対向面は、ワイパアームの長手方向に対して傾斜しており、各ワイパの始動方向において第1ワイパ側がアンダーカット形状とされるとともに第2ワイパ側がアッパーカット形状とされている。これにより、各ワイパの長手方向対向部分が干渉することなく対向面間の隙間を極力小さく構成でき、この隙間部分の見栄えを向上できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記第1ワイパのワイパブレードは、前記停止位置における前記第1ワイパのワイパアームの始動方向側側方に並列に配置されていることをその要旨とする。
この発明では、第1ワイパのワイパブレードは、停止位置における第1ワイパのワイパアームの始動方向側側方に並列に配置されるため、第1ワイパのワイパアームと第2ワイパのワイパアームとを一体的な外観形状で停止させていても、払拭始動動作時には第1ワイパのワイパブレードがその動作を妨げない。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記停止位置は、前記各ワイパの往復払拭動作の下反転位置とは別途設定される格納位置であり、該格納位置にて、前記各ワイパが前記重なり部において重なりが生じる構成をなしていることをその要旨とする。
この発明では、各ワイパは、往復払拭動作の下反転位置とは別途設定される格納位置に配置されると、重なり部において重なりが生じる。つまり、往復払拭動作の各ワイパは位置ズレが生じ易いため、払拭動作中の重なり部での各ワイパの衝突を防止できる。
従って、上記記載の発明によれば、ワイパ部分の雑然さを軽減し、車両の見栄えを向上することができるワイパ装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態のワイパ装置10を示す。本実施の形態のワイパ装置10は、車両のフロントガラス1の払拭面1aを払拭する一対のワイパ11,21を備えてなり、各ワイパ11,21の払拭方向が同方向に設定されるタンデム型のワイパ装置よりなる。運転席側のワイパはワイパ11であり、該ワイパ11を支持する運転席側のピボット軸2は車幅方向一側に配置されている。また、助手席側のワイパはワイパ21であり、該ワイパ21を支持する助手席側のピボット軸3は車幅方向略中央に配置されている。運転席側及び助手席側のワイパ11,21は、対応するピボット軸2,3にそれぞれ基端部が固定されるワイパアーム12,22と、各ワイパアーム12,22の先端部にそれぞれ連結され払拭面1aを払拭するワイパブレード13,23とから構成されている。
運転席側のワイパ11のワイパアーム12は、若干く字状をなし基端部がピボット軸2に固定されるアームヘッド15と、直線状をなしアームヘッド15の先端部に基端部が回動可能に連結されるリテーナ16と、該リテーナ16に固定されその先端側部からL字状に延びるアームピース17とから構成されている。このリテーナ16及びアームピース17にてアーム部材を構成する。リテーナ16は、下方側(払拭面1a側)が開口する断面コ字状をなしており、ワイパアーム12(アームピース17)の先端部を払拭面1a側に付勢する付勢バネ(図示略)が収容されている。アームピース17の先端部にはワイパブレード13が連結される。因みに、このワイパブレード13は、アームピース17に連結されるレバー部材の保持爪13aにて払拭面1aを払拭するためのブレードラバー13b(図2(b))を支持するとともに、そのレバー部材がカバー13cにて覆われて構成されている。
助手席側のワイパ21のワイパアーム22は、略直線状をなし基端部がピボット軸3に固定されるアームヘッド25と、若干湾曲しアームヘッド25の先端部に基端部が回動可能に連結されるリテーナ26と、該リテーナ26に固定されその先端部からリテーナ26の延出方向に沿って直線状に延びるアームピース27とから構成されている。このリテーナ26及びアームピース27にてアーム部材を構成する。リテーナ26も同様に、下方側(払拭面1a側)が開口する断面コ字状をなしており、ワイパアーム22(アームピース27)の先端部を払拭面1a側に付勢する付勢バネ(図示略)が収容されている。アームピース27の先端部にはワイパブレード23が連結され、このワイパブレード23も同様に、アームピース27に連結されるレバー部材の保持爪(図示略)にて払拭面1aを払拭するためのブレードラバー(図示略)を支持するとともに、そのレバー部材がカバー23cにて覆われて構成されている。
ここで、ワイパモータ(図示略)の作動に基づく各ピボット軸2,3の往復回動により、図1(a)に示すように、各ワイパ11,21のワイパブレード13,23は、各ワイパブレード13,23が車幅方向に沿うように配置される下反転位置P1から車幅方向と直交する方向に沿うように配置される上反転位置P2までの所定角度範囲を往復払拭動作する。因みに、下反転位置P1は各ワイパ11,21が間欠動作する際の停止位置でもある。一方、各ワイパ11,21の非作動時においては、図1(b)に示すように、各ワイパ11,21のワイパブレード13,23は、下反転位置P1よりもフロントガラス1下部に別途設定される格納位置P0に配置される。つまり、各ワイパ11,21を作動させていない場合、ワイパブレード13,23は格納位置P0に配置されており、各ワイパ11,21を作動させると、ワイパブレード13,23が格納位置P0から下反転位置P1に移動し、その下反転位置P1と上反転位置P2との間で往復払拭動作が行われる。そして、各ワイパ11,21の作動を停止すると、ワイパブレード13,23が下反転位置P1から格納位置P0に移動するようになっている。
ワイパブレード13,23が格納位置P0に配置された場合において、運転席側のワイパ11のワイパアーム12と助手席側のワイパ21のワイパアーム22とが略直線状に連続して一体的な外観形状をなすように、運転席側のワイパアーム12のリテーナ16が助手席側のワイパアーム22のアームヘッド25と高さ方向(払拭面1aの直交方向又はピボット軸2,3の軸方向)に重なるように構成されている。
詳しくは、図2(a)(b)に示すように、助手席側のアームヘッド25は、長手方向略中央部に設けられる段差部25aを境に、基端側の低い部分をリテーナ配置部25bとし、先端側の高い部分を先端膨出部25cとしている。アームヘッド25基端のリテーナ配置部25bの上側には運転席側のリテーナ16の先端カバー部16aが配置され、該リテーナ16の上面16bとアームヘッド25の先端膨出部25cの上面25dと面一とされて、運転席側のワイパアーム12と助手席側のワイパアーム22との重なり部が構成されている。尚、アームヘッド25の先端膨出部25cの上面25dは、助手席側のリテーナ26の上面26aとも面一とされている。
これにより、払拭面1aとの直交方向(ピボット軸2,3の軸方向)において上方から見た場合に、運転席側のワイパアーム12から助手席側のワイパアーム22へと連続的に繋がるような外観形状となるとともに、各ワイパアーム12,22の側方から見た場合においても、両ワイパアーム12,22が連続的に繋がるような外観形状となる。因みに、運転席側のワイパアーム12と助手席側のワイパアーム22とが重なる際、運転席側のワイパブレード13は、ワイパアーム12,22の長手方向に沿うように前記重なり部の側方(払拭始動方向側側方)の近接位置に並列に配置される。
また、重なり部におけるリテーナ16の長手方向の先端面16cとアームヘッド25の段差面25eとは停止位置である格納位置P0において対向して平行とされており、更に各ワイパ11,21の始動方向に対してそれぞれアンダーカット形状及びアッパーカット形状とされてワイパアーム12,22の長手方向に対して直線的に傾斜させている。これにより、各ワイパ11,21が下反転位置P1から停止位置である格納位置P0に作動する際又はその反対の作動の際に、重なり部におけるリテーナ16とアームヘッド25との干渉を防止しつつ、対向する面16b,25e間の隙間Sを極力小さくでき、この隙間S部分の見栄えを向上させる構成となっている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施の形態のワイパ装置10は、格納位置P0に配置された状態において、運転席側のワイパ11のワイパアーム12の先端側(リテーナ16の先端カバー部16a)と、助手席側のワイパ21のワイパアーム22の基端側(アームヘッド25のリテーナ配置部25b)とが高さ方向に重なる重なり部を構成しており、両ワイパアーム12,22に跨って長手方向に連続する外観形状とされる。これにより、運転席側及び助手席側のワイパ11,21がそれぞれ独立することなく一体的な外観形状となってワイパ11,21部分の雑然さが軽減されて車両に対するワイパ11,21の存在感を低減でき、車両の見栄えを向上することができる。
(2)本実施の形態では、運転席側のワイパアーム12の先端側が助手席側のワイパアーム22の基端側の上側に重なるようにその重なり部が構成されている。つまり、ワイパアーム12,22の基端側は車両のピボット軸2,3に固定される部分であるため、その基端側が重なり部となる助手席側のワイパアーム22を下側に配置することで、その助手席側のピボット軸3と運転席側のワイパアーム12との干渉が防止され、重なり部を簡素に構成することができる。
(3)本実施の形態では、運転席側のワイパアーム12の先端側が助手席側のワイパアーム22のアームヘッド25に重なるようにその重なり部が構成されている。つまり、ワイパアーム22のアームヘッド25はピボット軸3に固定される一方、ワイパアーム22のリテーナ26はアームヘッド25に対して回動可能なため、払拭面1aに接離する方向に可動しないアームヘッド25で重なり部を設定することで、重なり部の高さ方向の隙間を極力小さくすることができる。
(4)本実施の形態では、運転席側のワイパアーム12のリテーナ16の上面16b、助手席側のアームヘッド25の先端膨出部25cの上面25d及びリテーナ26の上面26aが面一となるようにその重なり部が構成されている。これにより、各ワイパ11,21が互いに段差の無いより一体的な外観形状となり、車両の見栄えをより向上させている。
(5)本実施の形態では、運転席側のリテーナ16の先端面16c及び助手席側のアームヘッド25の段差面25eの各対向面は、その先端面16c側が各ワイパ11,21の始動方向においてアンダーカット形状、段差面25e側が各ワイパ11,21の始動方向においてアッパーカット形状とされ、ワイパアーム12,22の長手方向に対して傾斜してなる。これにより、リテーナ16の先端面16cとアームヘッド25の段差面25eとが干渉することなく先端面16c及び段差面25e間の隙間Sを極力小さく構成でき、この隙間S部分の見栄えを向上することができる。
(6)本実施の形態では、運転席側のワイパブレード13がワイパアーム12の始動方向側側方に並列に配置されるため、運転席側及び助手席側のワイパアーム12,22を一体的な外観形状で停止させていても、払拭始動動作時には運転席側のワイパブレード13がその動作を妨げない。
(7)本実施の形態の各ワイパ11,21は、往復払拭動作の下反転位置P1とは別途設定される格納位置P0に配置されると、重なり部において重なりが生じる構成とされている。つまり、往復払拭動作の各ワイパ11,21は位置ズレが生じ易いため、払拭動作中の重なり部での各ワイパ11,21の衝突を防止することができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、運転席側のワイパアーム12の先端側が助手席側のワイパアーム22の基端側の上側に重なるように重なり部を構成したが、その重なりを逆としてもよい。
・上記実施の形態では、運転席側のワイパアーム12の先端側が助手席側のワイパアーム22のアームヘッド25に重なるように重なり部を構成したが、重なり部の構成はこれに限らず、例えば運転席側のワイパアーム12の先端側が助手席側のワイパアーム22のアームヘッド25及びリテーナ26にて重なる構成としてもよい。
・上記実施の形態では、運転席側のワイパアーム12のリテーナ16の上面16b、助手席側のアームヘッド25の先端膨出部25cの上面25d及びリテーナ26の上面26aが面一となるように重なり部を構成したが、面一とする部位はこれに限らない。また、面一としなくてもよい。
・上記実施の形態では、運転席側のリテーナ16の先端面16c及びアームヘッド25の段差面25eの各対向面を、ワイパアーム12,22の長手方向に対して直線的に傾斜させたが、直線的でなく、例えば湾曲形状としてもよい。また、各対向面をワイパアーム12,22の長手方向に対して傾斜させず、例えばワイパアーム12,22の長手方向に直交する方向に沿った対向面としてもよい。
・上記実施の形態では、運転席側のワイパブレード13を両ワイパアーム12,22の重なり部の側方に配置したが、運転席側のワイパブレード13を含めて重なり部を構成してもよい。
・上記実施の形態では、各ワイパ11,21が格納位置P0に配置された際に重なり部で重なりが生じる構成としたが、格納位置P0が設定されないワイパ装置においては、下反転位置P1にて重なりが生じる構成としてもよい。
・上記実施の形態では、リテーナ16,26に別部材のアームピース17,27を固定して構成したアーム部材を用いたが、リテーナ及びアームピース部分を一体に形成したアーム部材を用いてもよい。
(a)は、本実施の形態のワイパが下反転位置に配置された時の図、(b)は、ワイパが格納位置に配置された時の図である。 (a)は、ワイパの重なり部の上方から見た図、(b)は、ワイパの重なり部の側方から見た図である。
符号の説明
1a…払拭面、2…ピボット軸、3…ピボット軸、11…第1ワイパとしての運転席側のワイパ、12…ワイパアーム、13…ワイパブレード、15…アームヘッド、16…アーム部材を構成するリテーナ、16a…重なり部を構成する先端カバー部、16b…上面、16c…対向面としての先端面、17…アーム部材を構成するアームピース、21…第2ワイパとしての助手席側のワイパ、22…ワイパアーム、23…ワイパブレード、25…アームヘッド、25b…重なり部を構成するリテーナ配置部、25d…上面、25e…対向面としての段差面、26…アーム部材を構成するリテーナ、26a…上面、27…アーム部材を構成するアームピース、P0…格納位置(停止位置)。

Claims (7)

  1. ピボット軸に固定されるアームヘッドに対してアーム部材を回動可能に連結されてなるワイパアームと、そのアーム部材の先端部に連結され車両の払拭面を払拭するワイパブレードとを用いて構成されたワイパを一対備え、それら第1,第2ワイパの払拭方向が同方向に設定されるタンデム型のワイパ装置であって、
    停止位置において、前記第1ワイパのワイパアームの先端側と前記第2ワイパのワイパアームの基端側とが高さ方向に重なる重なり部が構成され、前記両ワイパアームに跨って長手方向に連続する外観形状が構成されることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1に記載のワイパ装置において、
    前記第1ワイパのワイパアームの先端側が前記第2ワイパのワイパアームの基端側の上側に重なるように前記重なり部が構成されていることを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のワイパ装置において、
    前記第1ワイパのワイパアームの先端側が前記第2ワイパにおけるワイパアームのアームヘッドに重なるように前記重なり部が構成されていることを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置において、
    前記各ワイパのワイパアームの上面が面一となるように前記重なり部が構成されていることを特徴とするワイパ装置。
  5. 請求項4に記載のワイパ装置において、
    前記各ワイパのワイパアームは、長手方向に対向する対向面をそれぞれ有しており、
    前記停止位置における前記各対向面は、前記各ワイパの始動方向において前記第1ワイパ側がアンダーカット形状とされるとともに前記第2ワイパ側がアッパーカット形状とされて前記ワイパアームの長手方向に対して傾斜していることを特徴とするワイパ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパ装置において、
    前記第1ワイパのワイパブレードは、前記停止位置における前記第1ワイパのワイパアームの始動方向側側方に並列に配置されていることを特徴とするワイパ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のワイパ装置において、
    前記停止位置は、前記各ワイパの往復払拭動作の下反転位置とは別途設定される格納位置であり、該格納位置にて、前記各ワイパが前記重なり部において重なりが生じる構成をなしていることを特徴とするワイパ装置。
JP2007008520A 2006-07-10 2007-01-17 ワイパ装置 Expired - Fee Related JP4755116B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008520A JP4755116B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 ワイパ装置
US11/819,553 US8020248B2 (en) 2006-07-10 2007-06-28 Wiper system
DE102007030603A DE102007030603A1 (de) 2006-07-10 2007-07-02 Wischersystem
CN2007101279708A CN101104401B (zh) 2006-07-10 2007-07-06 雨刷系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008520A JP4755116B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008174062A true JP2008174062A (ja) 2008-07-31
JP4755116B2 JP4755116B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=39701411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008520A Expired - Fee Related JP4755116B2 (ja) 2006-07-10 2007-01-17 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4755116B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235664A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Mitsuba Corp 車両用ワイパ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185665A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd スプ−ルハンドリング装置
JPS6467449A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Mazda Motor Movable cowl structure for vehicle
US5548863A (en) * 1995-04-06 1996-08-27 Ford Motor Company Integrated depressed park and snow pack mechanism for windshield wiper system
JP2006347221A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Toyota Motor Corp ワイパアーム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185665A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd スプ−ルハンドリング装置
JPS6467449A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Mazda Motor Movable cowl structure for vehicle
US5548863A (en) * 1995-04-06 1996-08-27 Ford Motor Company Integrated depressed park and snow pack mechanism for windshield wiper system
JP2006347221A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Toyota Motor Corp ワイパアーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235664A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Mitsuba Corp 車両用ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4755116B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8020248B2 (en) Wiper system
FR2894544B1 (fr) Balai d'essuie-glace comportant une monture de support, une vertebre interne et un element de liaison
US8122559B2 (en) Wiper system for vehicle
JP4598726B2 (ja) ワイパ装置
JP2005125918A (ja) ワイパブレード
JP2016538197A (ja) ワイパブレードをワイパアームに連結するための連結配置、ワイパブレード及びワイパアーム
JP4755116B2 (ja) ワイパ装置
JP2008168796A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2008013006A (ja) ワイパ装置
JP3178011U (ja) ウィンドスクリーン用ワイパ・アーム
JP2011168165A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2006044385A (ja) ワイパ装置
JP6503922B2 (ja) 車両ワイパ装置
JP2004017910A (ja) ワイパブレードラバー
JP7245147B2 (ja) ワイパ装置
JP4981626B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP5576247B2 (ja) ワイパブレード
JP2011235664A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2012101717A (ja) ワイパブレード
JP4018072B2 (ja) ワイパー構造
JP2004161023A (ja) ワイパアーム
JP4018073B2 (ja) ワイパー装置
JP2019217933A (ja) ワイパブレード
JP2008120112A (ja) ワイパブレード
JP2006008025A (ja) ワイパブレード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090417

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4755116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees