JPS62185499A - 音響用振動板 - Google Patents

音響用振動板

Info

Publication number
JPS62185499A
JPS62185499A JP2593986A JP2593986A JPS62185499A JP S62185499 A JPS62185499 A JP S62185499A JP 2593986 A JP2593986 A JP 2593986A JP 2593986 A JP2593986 A JP 2593986A JP S62185499 A JPS62185499 A JP S62185499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
fibers
diaphragm
fabric
highly resilient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2593986A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Takahashi
政典 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2593986A priority Critical patent/JPS62185499A/ja
Publication of JPS62185499A publication Critical patent/JPS62185499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音響用振動板、特にその織布に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第4図は音響用振動板に用いられる高弾性繊維の織布の
シートを示す図であゆ、第5図は第4図の拡大図である
。図において、(1)は縦糸、(2)は横糸である。こ
れらの材質は、例λば炭素繊維アラミド繊維、又はガラ
ス繊維からなる。(3)は樹脂で、例えばエポキシ樹1
脂や不飽和ポリエステルなどの熱硬化樹脂が用いられ、
縦糸(11及び横糸(2)とそれらに囲まれた空間を埋
め、織布のシートを形成する。特に、Ia4Br1(3
1に熱硬化樹脂を使用し、織布に含浸後加熱し半硬化状
態にし、成形などの取扱いを容易にしたシートを゛プリ
プレグシート″と称する。プリプレグシートをプレス金
型で加熱成形。
硬化したのが第6図(a) 、 (b)に示す音響用振
動板(4)である。
第6図(a) 、 (b)は、高弾性繊維の特長である
軽くて強い性質により、音響用振動板として優れた性能
をもっている。例えば再生周波数特性においては、高域
共振を高い周波数におし上げることができ、ピストンモ
ーショノイ;)域が拡大され、ひずみの少ない良質な再
生音が1qられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述のような高弾性繊維のシートは曲げ
弾性率がm維方向で最大となり、縦糸(1)と横糸(2
)の交鎖する角度の4(45°)方向では、第7図に示
すように著しく低下する結果、第6図の振動板(4)に
変形が生じtこり、再生においては高域共振を十分に高
い周波数におし上げることができないなどの欠点があっ
た。なお、第7図において、外周の円は弾性率最大で1
とし、中心に向うほど弾性率が低下することを示してい
る。
この問題点を改善するのに、従来は第8図に示すような
ものがあった。同図(a)の(5)は弾性繊維のは布の
シー1− Aで、同図(b)の(6)は高弾性繊維のは
市のシー1− Bであって、シートA(5)とシートB
(6)は同じ材質である。同図(e)の(7)はこれら
をtA If、方向を45°ずらして重ね合せて1枚の
シートとじたものである。このシー1− (7)を成形
した振動板の糸方向と曲げ弾性率の関係を示すグラフが
第9図である。シー1− (7)の各方向に対する曲げ
弾性率の変化は、高弾性繊a1枚からなるシートの曲げ
弾性率(第7図)と比べて大幅に小さくなっていること
がわかる。
従って、シート(7)を成形した振動板は変形が少なく
、高弾性繊維の特長を十分生かした良質の?l音響用振
動板なっている。しかし、シート(7)は2枚のシート
からなるので、重量が重くり、またコストが約2倍にな
るという問題点があった。そして重量が重くなれば、電
機音響変換効率が低下ずろという問題点もある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、曲げ弾性率の変化を少なくできるとともに、
ff1JLもあまり重くならなく、またコストも安価で
できる音響用振動板を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る音響用振動板は、高弾性繊維の織布の曲
げ弾性率の劣る繊維の交鎖する角度の随方向に他の一対
の高弾性繊維の織布のm!*方向を合わせて、その一対
の高弾性繊維の織布を相互に交鎖させて前記の高弾性繊
維の織布の一部に貼り合せ成形することにより部分的に
補強を処したものである。
〔作用〕
この発明においては、高弾性繊維の織布の部分的な貼り
合せにより、曲げ弾性率の劣る部分の補強がなされる。
このため、重量をあまり増すことなく曲げ弾性率の異方
性を少なくしている。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図(a) 、 (b) 、 (+−)において、同図(
b)の(lO)は高弾性繊維の織布に例えば熱硬化性樹
脂を含浸したプリプレグシー1− Aである。同図(a
)の(11)及び(12)はシー1− A (10)と
同様の材質で成るシートを1つの繊維(例えば縦糸の)
方向に沿って幅を振動板の外周の長さく振動半径の2乗
×π)のに’J’;!度に切断したたんざく状のシート
B及びCである。これらのシー1−A、B、Cを同図(
C)のようにシートA (1G)の縦糸(1)と横糸(
2)の交鎖する角度の4の方向にシー1− B (11
)及びシー)・C(12)をそれぞれ重ね合わせてシー
ト(13)を形成し、シー1−A、B、Cの3枚が重な
りきっている部分を中心に成形、硬化させ、第2図(L
) 、 (b)の音響用振動板(14)を得る。
第3図は本発明の一実施例によるレート(13)を平板
状態で硬化させた時のシートの方向と曲げ弾性率の関係
を示すグラフである。第7図で示した1枚のシートの場
合の弾性率の劣る方向、すなわち、第5図の縦糸(1)
と横糸(2)の交鎖する角度の綽の方向に第1図(a)
 # (b) 、 <e月ζ示すように、シー1− (
8)とシー1− (91の縦糸の方向を合わせて貼口合
わせ補強したことにより、シート(3)の各方向に対す
る曲げ弾性率の変化が小さくなっている。
なお、上述の実施例において、シートB(11)及びシ
ー1− C(12)は樹脂含浸されたプリプレグシート
でも単なるクロスでも良い。さらに、シー1− [3(
1])及びシートC(12)のm維は高弾性繊維であれ
ばシー1− A (10)と材質が異なっても同様の効
果を奏する。また、又シー1− A (10)はいわゆ
る平織りの例を示したが、あや織りの場合でも同様の効
果を秦する。
更に、シー1−8 (11)及びシー1− C(12)
も半襟りの例を示したが、あや織りの場合でも同様の効
果を秦する。シー1−B(11)及びシー1− C(1
21は幅一定のたんざく形状であったが、たとえば振動
板の外周に向って幅が広くなるなど幅を変化させても同
様の効果を秦する。
また、製法においては、シー1− A (10)をあら
かじめ振動板形状に成形しておき、その後シー1− B
(1])及びシー1− C(12)を定められた方向に
貼り合わせでも良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば以上のように、高弾性繊維のプリプレ
グシー1− Aを成形した時の曲げ弾性率の劣る方向、
すなわち縦横繊維の交鎖する角度の碌の方向に補強のた
めの高弾性繊維の織布B及びCの繊維方向を合わせて貼
り合わせたので、振動板の曲げ弾性の異方性を少なくす
ることができる。
また、部分的な補強であるから*H1で安価にできるこ
とから、ひずみが少なく、電機音響変換効率の良い高性
能な音響用振動板が安価に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) + (b) 、 (e)はこの発明の一
実施例による音響用振動板の成形前のシートの状態を示
す説明図、第2図(a) 、 (b)は第1図(e)の
シートをコーン形振動板に成形した例を示す平面図及び
側面図、第3図は第2図の振動板のシートの繊維方向と
曲げ弾性率の関係を示すグラフ、第4図及び第5図は従
来の高弾性繊維の織布の説明図及びその拡大図、第6図
(a) 、 (b)は第4図の織布からなるコーン形振
動板の平面図及び側面図、第7図は第6図(1) 、 
(b)の振動板のシートのm維方向と曲げ弾性率の関係
を示すグラフ、第8図(a) 、 (b) 、 (c)
は従来の2枚のシートを繊維方向を45″ずらして貼り
合わせたり−トの例の説明図、第9図は第8図(c)の
シートを振動板に成形した時のシートの繊維方向と曲げ
弾性率の関係を示すグラフである。 (10)・・・・・高弾性繊維の織布(シートA)(1
1) 、 (12)・・・・・・一対の高弾性繊維の織
布(シー1−B、C) なお、図中同一符号は同一または相当部分な示す。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図 第4図 第6図 (b)】口r  4 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高弾性繊維の織布に樹脂を含浸したシートを成形
    してなる音響用振動板において、該織布の繊維の交鎖す
    る角度の1/2の方向に他の一対の高弾性繊維の織布の
    繊維方向を合わせて、当該一対の高弾性繊維の織布を相
    互に交鎖させて前記高弾性繊維の織布の一部貼合せたこ
    とを特徴とした音響用振動板。
  2. (2)他の一対の高弾性繊維の織布は基板となる高弾性
    繊維と異なる材料から成る特許請求の範囲第1項に記載
    の音響用振動板。
JP2593986A 1986-02-10 1986-02-10 音響用振動板 Pending JPS62185499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2593986A JPS62185499A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 音響用振動板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2593986A JPS62185499A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 音響用振動板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62185499A true JPS62185499A (ja) 1987-08-13

Family

ID=12179726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2593986A Pending JPS62185499A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 音響用振動板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62185499A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318405A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Pioneer Electronic Corp 電気音響変換器用振動板
EP1694093A3 (en) * 2005-02-10 2008-08-06 Pioneer Corporation Diaphragm and speaker

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1694093A3 (en) * 2005-02-10 2008-08-06 Pioneer Corporation Diaphragm and speaker
US7706564B2 (en) 2005-02-10 2010-04-27 Pioneer Corporation Diaphragm and speaker
JP2007318405A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Pioneer Electronic Corp 電気音響変換器用振動板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0322587B1 (en) Speaker diaphragm
US4680216A (en) Method for stabilizing thick honeycomb core composite articles
US20180302720A1 (en) Carbon Fiber Dome
US10250987B2 (en) Carbon fiber dome and manufacturing method for same
WO2016141745A1 (zh) 一种振膜以及一种扬声器装置
JPS6143579B2 (ja)
JPS62185499A (ja) 音響用振動板
JPS58108896A (ja) スピ−カの膜及びその製法
CN109819379A (zh) 振膜及发声器件
JPH04113832A (ja) ハニカムコアーの構造
JPS6046599B2 (ja) スピ−カ−コ−ン
JPH02291703A (ja) 繊維強化プラスチック製レーダドーム
JPH04215599A (ja) 超軽量サンドイッチパネル
JPS63187900A (ja) スピ−カ用振動板
JPS5934799A (ja) 平面スピ−カ
CN212086475U (zh) 发声装置复合层和发声装置
JPH0510477Y2 (ja)
JPH0257096A (ja) 音響装置用振動板
JPS63258198A (ja) スピ−カ用振動板
JP2604570Y2 (ja) 軸継手
JPH01101099A (ja) スピーカ用振動板
JPS62193398A (ja) スピ−カ用振動板
JPS63258197A (ja) スピ−カ用振動板
JPS6044333A (ja) バイアスクロスプリプレグ
JPH0357400A (ja) スピーカ用振動板