JPS6218442Y2 - - Google Patents
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- JPS6218442Y2 JPS6218442Y2 JP1981179968U JP17996881U JPS6218442Y2 JP S6218442 Y2 JPS6218442 Y2 JP S6218442Y2 JP 1981179968 U JP1981179968 U JP 1981179968U JP 17996881 U JP17996881 U JP 17996881U JP S6218442 Y2 JPS6218442 Y2 JP S6218442Y2
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軽量な板状合成材料に関するものであ
る。
る。
従来、軽量な合成材料としてガラス繊維等で補
強されたポリウレタン、ポリエステル等の合成樹
脂発泡体が知られている。
強されたポリウレタン、ポリエステル等の合成樹
脂発泡体が知られている。
このような補強発泡体は曲げ強度が大きく、耐
水性、耐薬品性、断熱性等がすぐれているが、表
面強度が少さいので傷つきやすく衝撃によりへこ
みやひび割れが生じやすく、又滑りやすいという
欠点を有しており構造材としては不適当であつ
た。
水性、耐薬品性、断熱性等がすぐれているが、表
面強度が少さいので傷つきやすく衝撃によりへこ
みやひび割れが生じやすく、又滑りやすいという
欠点を有しており構造材としては不適当であつ
た。
このような欠点を改良するために上記補強発泡
体の表面にゴム状弾性体を積層したもの、或いは
合成樹脂フイルムを積層したものが提案されてい
る。しかしながら、前者のものは耐衝撃性、耐摩
耗性にはすぐれているが耐候性（特に紫外線によ
る劣化）が悪く、又後者のものは外観にすぐれ、
ある程度の耐候性の改良は認められるが、合成樹
脂フイルム表面が傷つきやすく運搬時或いは使用
中に損傷するという欠点を有していた。
体の表面にゴム状弾性体を積層したもの、或いは
合成樹脂フイルムを積層したものが提案されてい
る。しかしながら、前者のものは耐衝撃性、耐摩
耗性にはすぐれているが耐候性（特に紫外線によ
る劣化）が悪く、又後者のものは外観にすぐれ、
ある程度の耐候性の改良は認められるが、合成樹
脂フイルム表面が傷つきやすく運搬時或いは使用
中に損傷するという欠点を有していた。
本考案は上記の如き従来の合成材料の欠点にか
んがみ、曲げ強度、曲げ弾性率が大きく、耐水
性、耐薬品性、断熱性、耐候性にすぐれかつ耐衝
撃性、耐摩耗性にすぐれた滑りにくい軽量の板状
合成材料を提供することを目的としてなされたも
のであり、その要旨は、繊維材料で補強された硬
質合成樹脂発泡体よりなる繊維補強層の少なくと
も一面に耐候性にすぐれた合成樹脂フイルムがゴ
ム状弾性体又は繊維材料で補強されたゴム状弾性
体を介在して積層され、前記合成樹脂フイルムは
アクリル系樹脂フイルムと塩化ビニル樹脂フイル
ムとの積層フイルムであり、塩化ビニル樹脂フイ
ルムの積層面側に印刷が施こされ、アクリル系樹
脂フイルムが外表面となされていることを特徴と
する軽量板状合成材料に存する。
んがみ、曲げ強度、曲げ弾性率が大きく、耐水
性、耐薬品性、断熱性、耐候性にすぐれかつ耐衝
撃性、耐摩耗性にすぐれた滑りにくい軽量の板状
合成材料を提供することを目的としてなされたも
のであり、その要旨は、繊維材料で補強された硬
質合成樹脂発泡体よりなる繊維補強層の少なくと
も一面に耐候性にすぐれた合成樹脂フイルムがゴ
ム状弾性体又は繊維材料で補強されたゴム状弾性
体を介在して積層され、前記合成樹脂フイルムは
アクリル系樹脂フイルムと塩化ビニル樹脂フイル
ムとの積層フイルムであり、塩化ビニル樹脂フイ
ルムの積層面側に印刷が施こされ、アクリル系樹
脂フイルムが外表面となされていることを特徴と
する軽量板状合成材料に存する。
次に図面を参照にして本考案の板状合成材料を
説明する。
説明する。
第１図は本考案の板状合成材料の一例を示す断
面図である。図中１は繊維補強層であり、この補
強層１の少くとも一面には耐候性にすぐれた合成
樹脂フイルム３がゴム弾性体又は繊維材料で補強
されたゴム状弾性体２を介在して積層されてい
る。
面図である。図中１は繊維補強層であり、この補
強層１の少くとも一面には耐候性にすぐれた合成
樹脂フイルム３がゴム弾性体又は繊維材料で補強
されたゴム状弾性体２を介在して積層されてい
る。
補強層１は繊維材料で補強された硬質合成樹脂
発泡板体よりなるが、上記繊維材料としては、た
とえばガラス繊維、天然繊維、合成繊維等があげ
られ、ガラスロービング、ガラスロービングクロ
ス、ガラスマツト、ガラスペーパー、コンテイニ
ユアスストランドヤツト、チヨツプドストランド
マツトの如きガラス繊維製のものが好適である。
そして上記繊維材料は単独で使用されてもよい
し、二層以上積層して使用されてもよい。
発泡板体よりなるが、上記繊維材料としては、た
とえばガラス繊維、天然繊維、合成繊維等があげ
られ、ガラスロービング、ガラスロービングクロ
ス、ガラスマツト、ガラスペーパー、コンテイニ
ユアスストランドヤツト、チヨツプドストランド
マツトの如きガラス繊維製のものが好適である。
そして上記繊維材料は単独で使用されてもよい
し、二層以上積層して使用されてもよい。
特に補強層１の内層をガラスロービングで補強
し、外層をガラスロービングクロス、ガラスマツ
ト、ガラスペーパー、コンテイニユアスストラン
ドマツト、チヨツプドストランドマツト等の織布
又は不織布で補強するのが好ましい。
し、外層をガラスロービングクロス、ガラスマツ
ト、ガラスペーパー、コンテイニユアスストラン
ドマツト、チヨツプドストランドマツト等の織布
又は不織布で補強するのが好ましい。
又、補強層１の硬質合成樹脂発泡体における硬
質合成樹脂の種類は特に制限されるものではない
が、構造材として要求される耐熱性や板状材料の
製造のしやすさ等の観点から例えばポリウレタ
ン、フエノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂な
どの熱硬化性樹脂が好適であり、又発泡体は独立
気泡を有するのが好ましく、気泡全体のうち独立
気泡を80％以上含むのがより好ましい。そして、
とくに発泡体を与える素材としては始め液状であ
るが短時間で発泡硬化することの出来る発泡性熱
硬化性樹脂液が好適に使用出来る。
質合成樹脂の種類は特に制限されるものではない
が、構造材として要求される耐熱性や板状材料の
製造のしやすさ等の観点から例えばポリウレタ
ン、フエノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂な
どの熱硬化性樹脂が好適であり、又発泡体は独立
気泡を有するのが好ましく、気泡全体のうち独立
気泡を80％以上含むのがより好ましい。そして、
とくに発泡体を与える素材としては始め液状であ
るが短時間で発泡硬化することの出来る発泡性熱
硬化性樹脂液が好適に使用出来る。
又、上記硬質合成樹脂発泡体には、圧縮強度を
さらに向上させたり、低コスト化を計る目的で炭
酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウムなど
の無機充填剤やシラスバルーン、バーライト、ガ
ラスバルーンなどの軽量骨材、さらには硅砂など
の骨材やガラス短繊維が混入されていてもよい。
さらに向上させたり、低コスト化を計る目的で炭
酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウムなど
の無機充填剤やシラスバルーン、バーライト、ガ
ラスバルーンなどの軽量骨材、さらには硅砂など
の骨材やガラス短繊維が混入されていてもよい。
ゴム状弾性体２としてはゴム状弾性を有してい
るものであればよく、たとえばブチルゴム、ネオ
プレンゴム、ポリサルフアイドゴム、ポリウレタ
ンゴム、アクリルゴム等があげられる。
るものであればよく、たとえばブチルゴム、ネオ
プレンゴム、ポリサルフアイドゴム、ポリウレタ
ンゴム、アクリルゴム等があげられる。
又ゴム状弾性体は繊維材料で補強されていても
よく、該繊維材料としては、前述の繊維材料が好
適に使用される。
よく、該繊維材料としては、前述の繊維材料が好
適に使用される。
又、合成樹脂フイルム３としては耐候性にすぐ
れたアクリル系樹脂フイルム３１と印刷性にすぐ
れた塩化ビニル樹脂フイルム３２との積層フイル
ムからなり、アクリル系樹脂フイルム３１が外表
面となるようにしてゴム状弾性体２に積層されて
いる。アクリル系樹脂フイルム３１としてはポリ
メタクリル酸メチルフイルム、ポリアクリロニト
リルフイルム等があげられる。そして上記合成樹
脂フイルム３には塩化ビニル樹脂フイルム３２の
アクリル系樹脂フイルム３１との積層面側に木目
などの印刷が施こされている。塩化ビニル樹脂フ
イルム３２は印刷性がよく美しい印刷を施こすこ
とができると共にアクリル系樹脂フイルム３１と
貼り合される面側、即ち、外表面側に印刷するこ
とにより、印刷層が塩化ビニル樹脂フイルム３２
を紫外線からさえぎり、劣化を防ぐので、耐候性
のよい合成樹脂フイルム３となるからである。
れたアクリル系樹脂フイルム３１と印刷性にすぐ
れた塩化ビニル樹脂フイルム３２との積層フイル
ムからなり、アクリル系樹脂フイルム３１が外表
面となるようにしてゴム状弾性体２に積層されて
いる。アクリル系樹脂フイルム３１としてはポリ
メタクリル酸メチルフイルム、ポリアクリロニト
リルフイルム等があげられる。そして上記合成樹
脂フイルム３には塩化ビニル樹脂フイルム３２の
アクリル系樹脂フイルム３１との積層面側に木目
などの印刷が施こされている。塩化ビニル樹脂フ
イルム３２は印刷性がよく美しい印刷を施こすこ
とができると共にアクリル系樹脂フイルム３１と
貼り合される面側、即ち、外表面側に印刷するこ
とにより、印刷層が塩化ビニル樹脂フイルム３２
を紫外線からさえぎり、劣化を防ぐので、耐候性
のよい合成樹脂フイルム３となるからである。
本考案の板状合成材料を製造するには任意の方
法が採用されてよく、たとえば補強層、ゴム状弾
性体層及び合成樹脂フイルム層を別々に用意し、
これらを貼り合せて一体化する方法、発泡性合成
樹脂液を含侵させた繊維材料層の少くとも一面に
液状のゴム状弾性体材料を塗布した合成樹脂フイ
ルムをフイルム層が外面となるように積層し、発
泡性合成樹脂液を発泡硬化させる共に液状のゴム
弾性体材料を硬化させ、繊維材料を発泡体中に埋
設せしめると共に、ゴム状弾性体とこれらの繊維
材料を一体化させる方法、補強層の少なくとも一
面に始め液状であるが短時間で硬化することので
きるゴム状弾性体材料を塗布し、その上に合成樹
脂フイルムを貼り合せた後硬化させて一体化させ
る方法等があげられる。
法が採用されてよく、たとえば補強層、ゴム状弾
性体層及び合成樹脂フイルム層を別々に用意し、
これらを貼り合せて一体化する方法、発泡性合成
樹脂液を含侵させた繊維材料層の少くとも一面に
液状のゴム状弾性体材料を塗布した合成樹脂フイ
ルムをフイルム層が外面となるように積層し、発
泡性合成樹脂液を発泡硬化させる共に液状のゴム
弾性体材料を硬化させ、繊維材料を発泡体中に埋
設せしめると共に、ゴム状弾性体とこれらの繊維
材料を一体化させる方法、補強層の少なくとも一
面に始め液状であるが短時間で硬化することので
きるゴム状弾性体材料を塗布し、その上に合成樹
脂フイルムを貼り合せた後硬化させて一体化させ
る方法等があげられる。
本考案の軽量板状合成材料の構成は上述の通り
であり、繊維補強層は繊維材料で補強された硬質
合成樹脂発泡体で出来ているので耐衝撃性、機械
的強度や剛性さらには加工性、耐水性、耐薬品
性、断熱性等にすぐれており、かつ繊維補強層に
は耐候性にすぐれたアクリル系樹脂フイルムと塩
化ビニル樹脂フイルムとが積層され、この塩化ビ
ニル樹脂フイルムのアクリル系樹脂フイルム側に
は印刷が施こされた合成樹脂フイルムがゴム状弾
性体又は繊維で補強されたゴム状弾性体を介在し
て積層されているので、表面強度が大きくなつて
おり衝撃によりへこみやひび割れが生じにくく又
滑りにくくなつている。更に耐摩耗性、耐候性に
もすぐれると共に美くしい印刷が施こされたもの
となつている。
であり、繊維補強層は繊維材料で補強された硬質
合成樹脂発泡体で出来ているので耐衝撃性、機械
的強度や剛性さらには加工性、耐水性、耐薬品
性、断熱性等にすぐれており、かつ繊維補強層に
は耐候性にすぐれたアクリル系樹脂フイルムと塩
化ビニル樹脂フイルムとが積層され、この塩化ビ
ニル樹脂フイルムのアクリル系樹脂フイルム側に
は印刷が施こされた合成樹脂フイルムがゴム状弾
性体又は繊維で補強されたゴム状弾性体を介在し
て積層されているので、表面強度が大きくなつて
おり衝撃によりへこみやひび割れが生じにくく又
滑りにくくなつている。更に耐摩耗性、耐候性に
もすぐれると共に美くしい印刷が施こされたもの
となつている。
従つて例えば住宅用断壁材、床材、ベンチ又は
ベランダ用材、トラツク荷台材、陸上又は海上コ
ンテナー用材、FRP船舶用芯材等に好適に用い
られる。特に滑りにくくて耐衝撃性と耐摩耗性て
要求されるトラツク荷台材として最適である。
ベランダ用材、トラツク荷台材、陸上又は海上コ
ンテナー用材、FRP船舶用芯材等に好適に用い
られる。特に滑りにくくて耐衝撃性と耐摩耗性て
要求されるトラツク荷台材として最適である。
第１図は本考案の板状合成材料の一例を示す断
面図である。 １……繊維補強層、２……ゴム性弾性体、３…
…合成樹脂フイルム、３１……アクリル系樹脂フ
イルム、３２……塩化ビニル樹脂フイルム。
面図である。 １……繊維補強層、２……ゴム性弾性体、３…
…合成樹脂フイルム、３１……アクリル系樹脂フ
イルム、３２……塩化ビニル樹脂フイルム。
Claims (1)
- 繊維材料で補強された硬質合成樹脂発泡体より
なる繊維補強層の少なくとも一面に耐候性にすぐ
れた合成樹脂フイルムがゴム状弾性体又は繊維材
料で補強されたゴム状弾性体を介在して積層さ
れ、前記合成樹脂フイルムはアクリル系樹脂フイ
ルムと塩化ビニル樹脂フイルムとの積層フイルム
であり、塩化ビニル樹脂フイルムの積層面側に印
刷が施こされ、アクリル系樹脂フイルムが外表面
となされていることを特徴とする軽量板状合成材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17996881U JPS5884229U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 軽量板状合成材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17996881U JPS5884229U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 軽量板状合成材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884229U JPS5884229U (ja) | 1983-06-07 |
| JPS6218442Y2 true JPS6218442Y2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=29976142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17996881U Granted JPS5884229U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 軽量板状合成材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5884229U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50155574A (ja) * | 1974-05-18 | 1975-12-15 | ||
| JPS5251480A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | Daikin Ind Ltd | Composite material and a process for preparing it |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5484372U (ja) * | 1977-11-25 | 1979-06-14 | ||
| JPS5674729U (ja) * | 1980-09-17 | 1981-06-18 |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP17996881U patent/JPS5884229U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50155574A (ja) * | 1974-05-18 | 1975-12-15 | ||
| JPS5251480A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | Daikin Ind Ltd | Composite material and a process for preparing it |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884229U (ja) | 1983-06-07 |
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