JPS5927710B2 - レジンコンクリ−トの複合部材 - Google Patents
レジンコンクリ−トの複合部材Info
- Publication number
- JPS5927710B2 JPS5927710B2 JP8621175A JP8621175A JPS5927710B2 JP S5927710 B2 JPS5927710 B2 JP S5927710B2 JP 8621175 A JP8621175 A JP 8621175A JP 8621175 A JP8621175 A JP 8621175A JP S5927710 B2 JPS5927710 B2 JP S5927710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin concrete
- plate
- frame
- planted
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレジンコンクリート板とセン断強度100kg
4d以上の板状体とよりなるレジンコンクリート複合体
に関するものである。
4d以上の板状体とよりなるレジンコンクリート複合体
に関するものである。
従来この種部材としてセメントコンクリート系部材、レ
ジンコンクリート系部材が一般に使用されているが、セ
メントコンクリート系部材は配筋する必要があり、重く
、かつ付着性能が劣る欠点があるばかりでなく、薬品に
対し侵蝕される欠点がある。
ジンコンクリート系部材が一般に使用されているが、セ
メントコンクリート系部材は配筋する必要があり、重く
、かつ付着性能が劣る欠点があるばかりでなく、薬品に
対し侵蝕される欠点がある。
またレジンコンクリート系部材は薬品に対し侵蝕される
欠屯はないが、単板の場合断面性能が劣る欠点がある。
本発明者等はこれらの欠点を除去し、軽量で強度が大な
るばかりでなく、薬品に対し侵蝕されない部材を提供せ
んとして種々研究した結果、セン断強度の大なる軽量の
板状体を使用し、これを相対するレジンコンクリート層
間に植設して複合部材を造れば、レジンコンクリートは
軽く、かつ強度が大なるばかりでなく、付着強度が大な
るためと、レジンコンクリート層に加わる荷重は板状体
に伝達されるが、板状体のセン断強度が大なるために軽
量で強度の大なる複合部材が得られ、かつ外面はレジン
コンクリート層で被覆されているので薬品に対し侵蝕さ
れないことを知見した。
欠屯はないが、単板の場合断面性能が劣る欠点がある。
本発明者等はこれらの欠点を除去し、軽量で強度が大な
るばかりでなく、薬品に対し侵蝕されない部材を提供せ
んとして種々研究した結果、セン断強度の大なる軽量の
板状体を使用し、これを相対するレジンコンクリート層
間に植設して複合部材を造れば、レジンコンクリートは
軽く、かつ強度が大なるばかりでなく、付着強度が大な
るためと、レジンコンクリート層に加わる荷重は板状体
に伝達されるが、板状体のセン断強度が大なるために軽
量で強度の大なる複合部材が得られ、かつ外面はレジン
コンクリート層で被覆されているので薬品に対し侵蝕さ
れないことを知見した。
本発明はこの知見に基くものであつて、相対するレジシ
ョックリード層間に、軽量で、セン断強度 100!/
一以上の板状体を、並列に植設するか、または並列した
該板状体を同質の枠体にて固定し、該板状体の両端を固
定する枠体部を植設したレジンコンクリートの複合部材
である。本発明に使用するレジンコンクリートに使用す
る液状樹脂は、従来使用されている不飽和ポリエステル
、エポキシ樹脂、フラン樹脂、ウレタン樹脂などが、ま
た硬化触媒としてはを−プチルパーベンゾエート、を−
ブチルパーオクトエートなどが使用される。
ョックリード層間に、軽量で、セン断強度 100!/
一以上の板状体を、並列に植設するか、または並列した
該板状体を同質の枠体にて固定し、該板状体の両端を固
定する枠体部を植設したレジンコンクリートの複合部材
である。本発明に使用するレジンコンクリートに使用す
る液状樹脂は、従来使用されている不飽和ポリエステル
、エポキシ樹脂、フラン樹脂、ウレタン樹脂などが、ま
た硬化触媒としてはを−プチルパーベンゾエート、を−
ブチルパーオクトエートなどが使用される。
さらにまた補強材、充填材および骨材としてはガラス繊
維、PC鋼線など、重質炭酸カルシウム、微粉シリカ、
タルクなど、および川砂、海砂、川砂利、砕石などが使
用される。またセン断強度100Z/一以上の板状体と
しては木材、ハードボード、ベニヤ合板などのような軽
量のものが使用される。次に本発明の態様を図面につい
てさらに詳しく説明する。
維、PC鋼線など、重質炭酸カルシウム、微粉シリカ、
タルクなど、および川砂、海砂、川砂利、砕石などが使
用される。またセン断強度100Z/一以上の板状体と
しては木材、ハードボード、ベニヤ合板などのような軽
量のものが使用される。次に本発明の態様を図面につい
てさらに詳しく説明する。
第1図は板状体の両端をレジンコンクリート層間に植設
した場合を示すものであつて、1は並列に配設された板
状体であり、2は相対するレジンコンクリート層であつ
て、板状体1の端部はこのレジンコンクリート層2内に
植設されている。
した場合を示すものであつて、1は並列に配設された板
状体であり、2は相対するレジンコンクリート層であつ
て、板状体1の端部はこのレジンコンクリート層2内に
植設されている。
板状体1に対するレジンコンクリート層2の付着強度を
一層増すためには第2図に示すようなジベル3を板状体
1の端部に固設し、板状体1の端部と共にジベル3をレ
ジンコンクリート2内に埋設することが望ましい。第3
図は板状体を固設した枠体の周囲をレジンコンクリート
層間に植設した場合を示すものであつて、1は上記の場
合と同様に間隔を置いて配設された板状体、4は板状体
1を固定した枠体である。
一層増すためには第2図に示すようなジベル3を板状体
1の端部に固設し、板状体1の端部と共にジベル3をレ
ジンコンクリート2内に埋設することが望ましい。第3
図は板状体を固設した枠体の周囲をレジンコンクリート
層間に植設した場合を示すものであつて、1は上記の場
合と同様に間隔を置いて配設された板状体、4は板状体
1を固定した枠体である。
2は上記の場合と同様に枠体の両端を植設したレジンコ
ンクリート層である。
ンクリート層である。
図示することを省略したが、場合によつては、枠体の周
囲をレジンコンクリート層2に植設する場合もある。な
お枠体4に対するレジンコンクリート層2の付着強度を
一層増すためには、第4図に示すようなジベル3を枠体
4に固設し、枠体4の端部と共にレジンコンクリート内
に埋設することが望ましい。本発明の複合部材は、板状
体のセン断強度および埋込深さを変えることにより、ま
たは樹脂と補強材、充填材および骨材との割合を変える
ことにより軽量で所望強度のものを造ることができる。
本発明は軽量のため作業性が優れ、かつ強度は大である
。例えば短形断面に鉄筋(主、腹、配力鉄筋)を130
kVm3程度を入れた鉄筋コンクリートと同じ程度の強
度を有する部材を本発明の複合部材で造れば、重さを約
1/6に軽減することができる。本発明品はまた耐酸性
、耐久性に優れているので、各種タンク、ボツクスカル
バート、船殻などの構造材に使用することができる。次
に第5図の如き構造の複合部材を造り、見掛け曲げ強度
を測定した結果を示す。
囲をレジンコンクリート層2に植設する場合もある。な
お枠体4に対するレジンコンクリート層2の付着強度を
一層増すためには、第4図に示すようなジベル3を枠体
4に固設し、枠体4の端部と共にレジンコンクリート内
に埋設することが望ましい。本発明の複合部材は、板状
体のセン断強度および埋込深さを変えることにより、ま
たは樹脂と補強材、充填材および骨材との割合を変える
ことにより軽量で所望強度のものを造ることができる。
本発明は軽量のため作業性が優れ、かつ強度は大である
。例えば短形断面に鉄筋(主、腹、配力鉄筋)を130
kVm3程度を入れた鉄筋コンクリートと同じ程度の強
度を有する部材を本発明の複合部材で造れば、重さを約
1/6に軽減することができる。本発明品はまた耐酸性
、耐久性に優れているので、各種タンク、ボツクスカル
バート、船殻などの構造材に使用することができる。次
に第5図の如き構造の複合部材を造り、見掛け曲げ強度
を測定した結果を示す。
配合割合が不飽和ポリエステル13%、充填材13%、
骨材74%のレジンコンクリートの表面にガラス含有量
600f/イのローピングクロスに不飽和ポリエステル
を6001冒の割合で含浸させたFRPの層5を積層せ
しめた二板のレジンコンクリート層2間に、板状体1と
して厚さ1cm1高さ10cmのアピトン合板(セン断
強度160KV/1cd)を芯々で3crIZ17?、
7m13?の間隔に配置して埋込み、全幅20cm1全
高11〜12cm1全長150(−mの試験複合部材を
造り、スパン120m、3等分点 2点載荷で見掛曲げ
強度(αb)を測定したところ次の如き結果が得られた
。
骨材74%のレジンコンクリートの表面にガラス含有量
600f/イのローピングクロスに不飽和ポリエステル
を6001冒の割合で含浸させたFRPの層5を積層せ
しめた二板のレジンコンクリート層2間に、板状体1と
して厚さ1cm1高さ10cmのアピトン合板(セン断
強度160KV/1cd)を芯々で3crIZ17?、
7m13?の間隔に配置して埋込み、全幅20cm1全
高11〜12cm1全長150(−mの試験複合部材を
造り、スパン120m、3等分点 2点載荷で見掛曲げ
強度(αb)を測定したところ次の如き結果が得られた
。
第1〜4図は本発明の実施の態様を示す断面図であつて
、第1図は板状体を相対するレジンコンクリート板に埋
設した場合、第2図は板状体の植設部にヅベルを固設し
た場合を示す図面であり、第3図は板状体を枠体に固定
し、枠体をレジンコンクリート板に埋設した場合、第4
図は枠体の植設部にジベルを固設した場合を示す図面で
ある。
、第1図は板状体を相対するレジンコンクリート板に埋
設した場合、第2図は板状体の植設部にヅベルを固設し
た場合を示す図面であり、第3図は板状体を枠体に固定
し、枠体をレジンコンクリート板に埋設した場合、第4
図は枠体の植設部にジベルを固設した場合を示す図面で
ある。
Claims (1)
- 1 相対するレジンコンクリート層に、一板当りのセン
断強度100Kg/cm^2以上の板状体を、並列に植
設するか、または並列した板状体を同質の枠体にて固定
し、該板状体の両端を固定する枠体部を植設した、レジ
ンコンクリートの複合部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8621175A JPS5927710B2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | レジンコンクリ−トの複合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8621175A JPS5927710B2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | レジンコンクリ−トの複合部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5210391A JPS5210391A (en) | 1977-01-26 |
JPS5927710B2 true JPS5927710B2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=13880435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8621175A Expired JPS5927710B2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | レジンコンクリ−トの複合部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927710B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS64815Y2 (ja) * | 1984-03-26 | 1989-01-10 | ||
JPH0319297Y2 (ja) * | 1985-07-11 | 1991-04-24 | ||
JPH0530649Y2 (ja) * | 1986-08-28 | 1993-08-05 |
-
1975
- 1975-07-16 JP JP8621175A patent/JPS5927710B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS64815Y2 (ja) * | 1984-03-26 | 1989-01-10 | ||
JPH0319297Y2 (ja) * | 1985-07-11 | 1991-04-24 | ||
JPH0530649Y2 (ja) * | 1986-08-28 | 1993-08-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5210391A (en) | 1977-01-26 |
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