JPS62183817A - 水中土砂排除装置 - Google Patents
水中土砂排除装置Info
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- JPS62183817A JPS62183817A JP2651686A JP2651686A JPS62183817A JP S62183817 A JPS62183817 A JP S62183817A JP 2651686 A JP2651686 A JP 2651686A JP 2651686 A JP2651686 A JP 2651686A JP S62183817 A JPS62183817 A JP S62183817A
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- sand
- trough
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- 239000004576 sand Substances 0.000 title abstract description 37
- 239000002689 soil Substances 0.000 title abstract description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000013049 sediment Substances 0.000 claims description 50
- 239000002023 wood Substances 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 1
- 239000006228 supernatant Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、水底に堆積した土砂を水中に舞い上げること
なしに効率良く水中排砂ポンプで吸込排除するようにし
た水中土砂排除装置に関するものである。
なしに効率良く水中排砂ポンプで吸込排除するようにし
た水中土砂排除装置に関するものである。
(従来の技術)
原子力および火力発電所は、一般的に海岸沿いに建設さ
れ、設備に必要とされる冷却水を海水に依存している。
れ、設備に必要とされる冷却水を海水に依存している。
この冷却水は、砂や泥を取水槽で沈降させた上澄みの海
水が利用されている。このために、取水槽には砂や泥や
貝類さらに流入沈木のような粗大物が堆積される。特に
、台風の通過等の海が荒れた後に大量の土砂が堆積され
易い。
水が利用されている。このために、取水槽には砂や泥や
貝類さらに流入沈木のような粗大物が堆積される。特に
、台風の通過等の海が荒れた後に大量の土砂が堆積され
易い。
そこで、適宜に、取水槽内に堆積した土砂を排除しなけ
ればならない。
ればならない。
この取水槽内に堆積した土砂を排除する作業は、従来第
6図ないし第8図に示すごとき方法で行なわれている。
6図ないし第8図に示すごとき方法で行なわれている。
すなわち、第6図に示す方法は、水中排砂ポンプ1をク
レーン車2のクレーンアーム3先端のフックに吊り下げ
、クレーンアーム3を伸縮ならびに横方向に移動させて
取水槽4の槽底に堆積された土砂5を水中排砂ポンプl
で吸込排出するものである。また、第7図に示す方法は
、バケット6をクレーンアーム3先端のフックに吊り下
げ、取水槽4の槽底でバケット6を開いて土砂5を掴み
上げるものである。さらに、第7図に示す方法は、取水
槽4の上部にガーダ・クレーン7を設備し、このガーダ
・クレーン7から水中排砂ポンプlを吊り下げ、ガーダ
・クレーン7の移動により水中排砂ポンプlを移動させ
て取水槽4の槽底の土砂5を水中排砂ポンプ1で吸込排
出するものである。
レーン車2のクレーンアーム3先端のフックに吊り下げ
、クレーンアーム3を伸縮ならびに横方向に移動させて
取水槽4の槽底に堆積された土砂5を水中排砂ポンプl
で吸込排出するものである。また、第7図に示す方法は
、バケット6をクレーンアーム3先端のフックに吊り下
げ、取水槽4の槽底でバケット6を開いて土砂5を掴み
上げるものである。さらに、第7図に示す方法は、取水
槽4の上部にガーダ・クレーン7を設備し、このガーダ
・クレーン7から水中排砂ポンプlを吊り下げ、ガーダ
・クレーン7の移動により水中排砂ポンプlを移動させ
て取水槽4の槽底の土砂5を水中排砂ポンプ1で吸込排
出するものである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記第6図および第8図に示す方法にあって
は、水中排砂ポンプlが吊り下ろされた槽底の狭い範囲
の土砂5は吸込排除されるが、それ以外の周囲の土砂5
は吸込まれることなく海水のみ吸込まれて、土砂5を吸
込排出する作業効率が悪い。そこで、次々と水中排砂ポ
ンプ1を吊り下ろす位置を移動する作業が必要であり、
その作業が煩雑であるという問題点がある。
は、水中排砂ポンプlが吊り下ろされた槽底の狭い範囲
の土砂5は吸込排除されるが、それ以外の周囲の土砂5
は吸込まれることなく海水のみ吸込まれて、土砂5を吸
込排出する作業効率が悪い。そこで、次々と水中排砂ポ
ンプ1を吊り下ろす位置を移動する作業が必要であり、
その作業が煩雑であるという問題点がある。
また、第7図に示す方法にあっては、上記第6図および
第8図に示す方法の問題点に加えて、バケット6で掴み
上げた土砂5の漏洩や掴み上げるときに土砂5を水中を
舞い上げ易く、水質を汚濁させ易いという問題点がある
。
第8図に示す方法の問題点に加えて、バケット6で掴み
上げた土砂5の漏洩や掴み上げるときに土砂5を水中を
舞い上げ易く、水質を汚濁させ易いという問題点がある
。
本発明の目的は、上記した従来の水底に堆積した土砂を
排除する作業の問題点を解決すべくなされたもので、水
底に堆積した土砂を水中に舞い上げることなしに効率良
く水中排砂ポンプで吸込排除できる水中土砂排除装置を
提供することにある。
排除する作業の問題点を解決すべくなされたもので、水
底に堆積した土砂を水中に舞い上げることなしに効率良
く水中排砂ポンプで吸込排除できる水中土砂排除装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明の水中土砂排除装
置は、水底に堆積した土砂を排除するための水中土砂排
除装置であって、堆積物上を牽引される方向に直交した
水平な回転駆動軸に、左右で!1線方向が反転するスク
リュー状のフィンを軸中央部で前記フィンの間隔または
この間隔より広く離して設け、前記軸中央部に軸周方向
に複数のバケットを設け、さらに前記回転駆動軸を下部
を開口したトラフで覆い、このトラフに前記軸中央部に
臨んで水中排砂ポンプの吸込口に連通ずる筒体を開口し
て構成されている。
置は、水底に堆積した土砂を排除するための水中土砂排
除装置であって、堆積物上を牽引される方向に直交した
水平な回転駆動軸に、左右で!1線方向が反転するスク
リュー状のフィンを軸中央部で前記フィンの間隔または
この間隔より広く離して設け、前記軸中央部に軸周方向
に複数のバケットを設け、さらに前記回転駆動軸を下部
を開口したトラフで覆い、このトラフに前記軸中央部に
臨んで水中排砂ポンプの吸込口に連通ずる筒体を開口し
て構成されている。
(作用)
下部が開口されたトラフで覆われた回転駆動軸に、左右
で螺線方向が反転するスクリュー状のフィンを軸中央部
でフィンの間隔またはこの間隔より広く離して設け、こ
の軸中央部に軸周方向にバケットを設けたので、堆積物
上を回転駆動軸が回転駆動されながら牽引されると広い
範囲で左右から土砂が軸中央部に寄せ集められ、さらに
バケットによりトラフ内に舞い上げられる。そして、軸
中央部に臨んでトラフに水中排砂ポンプの吸込口に連通
する筒体を開口したので、トラフ内で舞い上げられた土
砂を水中排砂ポンプで吸込排除することができる。した
がって、広い範囲の土砂を効率良く吸込排除することが
でき、しかもトラフ外に土砂を舞い上げることがなく水
質を汚濁させることがない、また、左右で螺線方向が反
転するスクリュー状のフィンを軸中央部でフィンの間隔
またはこの間隔より広く離して設けたので、フィンによ
って中央に寄せられた大きな石や枕木等がフィンに挾持
されて詰まるようなことがない。
で螺線方向が反転するスクリュー状のフィンを軸中央部
でフィンの間隔またはこの間隔より広く離して設け、こ
の軸中央部に軸周方向にバケットを設けたので、堆積物
上を回転駆動軸が回転駆動されながら牽引されると広い
範囲で左右から土砂が軸中央部に寄せ集められ、さらに
バケットによりトラフ内に舞い上げられる。そして、軸
中央部に臨んでトラフに水中排砂ポンプの吸込口に連通
する筒体を開口したので、トラフ内で舞い上げられた土
砂を水中排砂ポンプで吸込排除することができる。した
がって、広い範囲の土砂を効率良く吸込排除することが
でき、しかもトラフ外に土砂を舞い上げることがなく水
質を汚濁させることがない、また、左右で螺線方向が反
転するスクリュー状のフィンを軸中央部でフィンの間隔
またはこの間隔より広く離して設けたので、フィンによ
って中央に寄せられた大きな石や枕木等がフィンに挾持
されて詰まるようなことがない。
(実施例の説明)
以下1本発明の実施例を第1図ないし第3図を参照して
説明する。第1図は、本発明の水中土砂排除装置を無限
軌道車に装備した図であり、第2図は、本発明の水中土
砂排除装置の一実施例の一部切欠背面図であり、第3図
は、第2図のA−A矢視断面図である。
説明する。第1図は、本発明の水中土砂排除装置を無限
軌道車に装備した図であり、第2図は、本発明の水中土
砂排除装置の一実施例の一部切欠背面図であり、第3図
は、第2図のA−A矢視断面図である。
第1図ないし第3図において、取水槽14の水底に堆積
した土砂5の堆積物上を走行できる無限軌道車10の前
部に粗大物を回収するための上下揺動自在のレーキ装置
11が設けられ、後部に本発明の水中土砂排除装置12
が上下揺動自在に設けられている。この水中土砂排除装
置12は、左右の広い範囲の土砂5を軸中央部下に寄せ
集めて無限軌道車10に搭載された水中排砂ポンプ(図
示せず)で吸込み加圧して排水ホース13を介して土砂
5を取水槽14の外部に排出させる。
した土砂5の堆積物上を走行できる無限軌道車10の前
部に粗大物を回収するための上下揺動自在のレーキ装置
11が設けられ、後部に本発明の水中土砂排除装置12
が上下揺動自在に設けられている。この水中土砂排除装
置12は、左右の広い範囲の土砂5を軸中央部下に寄せ
集めて無限軌道車10に搭載された水中排砂ポンプ(図
示せず)で吸込み加圧して排水ホース13を介して土砂
5を取水槽14の外部に排出させる。
以下、本発明の水中土砂排除装置12につき詳述する。
無限軌道車IOの前進方向Fに対して直交する水平な回
転駆動軸20が油圧モータ21で回転駆動される。この
油圧モータ21は、無限軌道車10に搭載した油圧制御
ユニット(図示せず)によって適宜に駆動制御されるも
のである0回転駆動軸20には、左右で螺線方向が反転
する3条のスクリュー状のフィン22 、23が軸中央
部24でフィン22 、23の間隔d2またはこの間隔
d2より広い距離d1だけ離して設けられている。この
軸中央部24の軸周方向に等分して複数の取付部材25
、25・・・が突設され、これらの取付部材25 、
25・・・にバケッ) 2fl 、 2B・・・がポル
ト等により固定されている。さらに、回転駆動軸20は
、軸受部材27.27で軸支され、この軸受部材27.
27に下部が開口した断面U字状のトラフ28が固定さ
れて、回転駆動軸20およびフィン22.23等を覆っ
ている。このトラフ28に軸中央部24に臨んで筒体2
8を開口し、この筒体28を可撓性ホースを介して無限
軌道車10に搭載される水中排砂ポンプの吸込口に連通
させる。なお、無限軌道車10から突出するアームがト
ラフ28に固定されていて、アームの上下揺動操作によ
り水中土砂排除装置12が上下揺動される。
転駆動軸20が油圧モータ21で回転駆動される。この
油圧モータ21は、無限軌道車10に搭載した油圧制御
ユニット(図示せず)によって適宜に駆動制御されるも
のである0回転駆動軸20には、左右で螺線方向が反転
する3条のスクリュー状のフィン22 、23が軸中央
部24でフィン22 、23の間隔d2またはこの間隔
d2より広い距離d1だけ離して設けられている。この
軸中央部24の軸周方向に等分して複数の取付部材25
、25・・・が突設され、これらの取付部材25 、
25・・・にバケッ) 2fl 、 2B・・・がポル
ト等により固定されている。さらに、回転駆動軸20は
、軸受部材27.27で軸支され、この軸受部材27.
27に下部が開口した断面U字状のトラフ28が固定さ
れて、回転駆動軸20およびフィン22.23等を覆っ
ている。このトラフ28に軸中央部24に臨んで筒体2
8を開口し、この筒体28を可撓性ホースを介して無限
軌道車10に搭載される水中排砂ポンプの吸込口に連通
させる。なお、無限軌道車10から突出するアームがト
ラフ28に固定されていて、アームの上下揺動操作によ
り水中土砂排除装置12が上下揺動される。
かかる構成において、無限軌道車1Gの前進Fと同時に
回転駆動軸20は第3図で時計回りに回転される。する
と、フィン22 、23の下にある土砂5はフィン22
、23により左右から軸中央部24の下に寄せ集めら
れ、さらにバケット28 、28・・・でトラフ28の
内部で水中に舞い上げられる。この水中に舞い上げられ
た土砂5を筒体29を介して水中排砂ポンプで吸込み、
排水ホース13を介して取水槽14の外に排出する。こ
のように、無限軌道車10の前進Fに伴い、フィン22
、23が設けられた広い幅の大量の土砂5が連続的に
水中排砂ポンプにより吸込まれて、”作業効率が高い、
また、バケット2fi 、 2B・・・で舞い上げられ
る土砂5は、トラフ28で覆われているために、トラフ
28外に舞い上がることがなく、水質を汚濁することが
ない、さらに、軸中央部24でフィン22と23が離間
する距fidlをフィン22 、23の間隔d2または
この間隔d2より大としたので、フィン22.23によ
って中央に寄せられた大きな石や沈木等がフィン22と
23に挾持されて双方の間に詰まるようなことがない、
そしてさらに、スクリュー状のフィン22.23を3条
で形成することにより、土砂5を連続的に中央部に寄せ
集めて水中排砂ポンプの吸込性能を安定させることがで
きるが、1条で形成しても良いことは勿論である。
回転駆動軸20は第3図で時計回りに回転される。する
と、フィン22 、23の下にある土砂5はフィン22
、23により左右から軸中央部24の下に寄せ集めら
れ、さらにバケット28 、28・・・でトラフ28の
内部で水中に舞い上げられる。この水中に舞い上げられ
た土砂5を筒体29を介して水中排砂ポンプで吸込み、
排水ホース13を介して取水槽14の外に排出する。こ
のように、無限軌道車10の前進Fに伴い、フィン22
、23が設けられた広い幅の大量の土砂5が連続的に
水中排砂ポンプにより吸込まれて、”作業効率が高い、
また、バケット2fi 、 2B・・・で舞い上げられ
る土砂5は、トラフ28で覆われているために、トラフ
28外に舞い上がることがなく、水質を汚濁することが
ない、さらに、軸中央部24でフィン22と23が離間
する距fidlをフィン22 、23の間隔d2または
この間隔d2より大としたので、フィン22.23によ
って中央に寄せられた大きな石や沈木等がフィン22と
23に挾持されて双方の間に詰まるようなことがない、
そしてさらに、スクリュー状のフィン22.23を3条
で形成することにより、土砂5を連続的に中央部に寄せ
集めて水中排砂ポンプの吸込性能を安定させることがで
きるが、1条で形成しても良いことは勿論である。
第4図および第5図は、本発明の水中土砂排除装置の他
の実施例を示す、第4図は、本発明の水中土砂排除装置
の他の実施例の一部切欠背面図であり、第5図は、第4
図のB−B矢視断面図である。第4図および第5図にお
いて、第2図および第3図と同一部材に同一符合を付し
て重複する説明を省略する。
の実施例を示す、第4図は、本発明の水中土砂排除装置
の他の実施例の一部切欠背面図であり、第5図は、第4
図のB−B矢視断面図である。第4図および第5図にお
いて、第2図および第3図と同一部材に同一符合を付し
て重複する説明を省略する。
第4図および第5図に示す装置において、第2図および
第3図に示す装置と相違するところは、回転駆動軸20
の左右に設けられたスクリュー状のフィン22.23の
軸中央部24側の端部22a、23aを対向するように
して設け、この端部22a 、 23aを板材で連結
してバケツ) 28a 、 28a・・・を形成したも
のである。第2図および第3図に示す装置のごとくバケ
ツ) 213 、28・・・を取り外して交換するとい
うことはできないが、第4図および第5図に示す装置は
バケツ) 26a 、 28a・・・の構造が簡単で、
しかもフィン22 、23の端部22a 、 23aを
補強することになり製作が簡単で、また強度的にも優れ
たものとなる。
第3図に示す装置と相違するところは、回転駆動軸20
の左右に設けられたスクリュー状のフィン22.23の
軸中央部24側の端部22a、23aを対向するように
して設け、この端部22a 、 23aを板材で連結
してバケツ) 28a 、 28a・・・を形成したも
のである。第2図および第3図に示す装置のごとくバケ
ツ) 213 、28・・・を取り外して交換するとい
うことはできないが、第4図および第5図に示す装置は
バケツ) 26a 、 28a・・・の構造が簡単で、
しかもフィン22 、23の端部22a 、 23aを
補強することになり製作が簡単で、また強度的にも優れ
たものとなる。
なお、上記実施例は本発明の水中土砂排除装置12を無
限軌道車10により堆積物上を牽引させるようにしたが
、これに限られず水中ブルドーザ等によって牽引されて
も良い、また、水中排砂ポンプは取水槽14の外部に配
置されていても良い、さらに、本発明の水中土砂排除装
置は、取水槽の槽底に堆積した土砂5の排除のみならず
、上水道設備の沈砂池や下水道設備の沈澱池さらには海
岸や河川の水底に堆積した土砂5を排除するのに用いて
有益である。
限軌道車10により堆積物上を牽引させるようにしたが
、これに限られず水中ブルドーザ等によって牽引されて
も良い、また、水中排砂ポンプは取水槽14の外部に配
置されていても良い、さらに、本発明の水中土砂排除装
置は、取水槽の槽底に堆積した土砂5の排除のみならず
、上水道設備の沈砂池や下水道設備の沈澱池さらには海
岸や河川の水底に堆積した土砂5を排除するのに用いて
有益である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係わる水中土砂排除装置
によれば、下部が開口されたトラフで覆われた回転駆動
軸に、左右で螺線方向が反転するスクリュー状のフィン
を軸中央部でフィンの間隔またはこの間隔より広く離し
て設け、この軸中央部に軸周方向にバケットを設けたの
で、堆積物上を回転駆動軸が回転駆動されながら牽引さ
れると広い範囲で左右から土砂が軸中央部に寄せ集めら
れ、さらにバケットによりトラフ内に舞い上げられる。
によれば、下部が開口されたトラフで覆われた回転駆動
軸に、左右で螺線方向が反転するスクリュー状のフィン
を軸中央部でフィンの間隔またはこの間隔より広く離し
て設け、この軸中央部に軸周方向にバケットを設けたの
で、堆積物上を回転駆動軸が回転駆動されながら牽引さ
れると広い範囲で左右から土砂が軸中央部に寄せ集めら
れ、さらにバケットによりトラフ内に舞い上げられる。
そして、軸中央部に臨んでトラフに水中排砂ポンプの吸
込口に連通ずる筒体を開口したので、トラフ内で舞い上
げられた土砂を水中排砂ポンプで吸込排除することがで
きる。したがって、広い範囲の土砂を効率良く吸込排除
することができ、しかもトラフ外に土砂を舞い上げるこ
とがなく水質を汚濁させることがない、また、左右で螺
線方向が反転するスクリュー状のフィンを軸中央部でフ
ィンの間隔またはこの間隔より広く離して設けたので、
フィンによって中央に寄せられた大きな石や沈木等がフ
ィンに挾持されて詰まるようなことがないという優れた
効果を奏する。
込口に連通ずる筒体を開口したので、トラフ内で舞い上
げられた土砂を水中排砂ポンプで吸込排除することがで
きる。したがって、広い範囲の土砂を効率良く吸込排除
することができ、しかもトラフ外に土砂を舞い上げるこ
とがなく水質を汚濁させることがない、また、左右で螺
線方向が反転するスクリュー状のフィンを軸中央部でフ
ィンの間隔またはこの間隔より広く離して設けたので、
フィンによって中央に寄せられた大きな石や沈木等がフ
ィンに挾持されて詰まるようなことがないという優れた
効果を奏する。
第1図は、本発明の水中土砂排除装置を無限軌道車に装
備した図であり、第2図は、本発明の水中土砂排除装置
の一実施例の一部切欠背面図であり、第3図は、第2図
のA−A矢視断面図であり、第4図は、本発明の水中土
砂排除装置の他の実施例の一部切欠背面図であり、第5
図は、第4図のB−B矢視断面図であり、第6図は、水
中排砂ポンプをクレーンで取水槽に吊り下げる従来の排
砂作業を説明する図であり、第7図は、バケットをクレ
ーンで取水槽に吊り下げる従来の排砂作業を説明する図
であり、第8図は、取水槽の上に設けられたガーダ魯ク
レーンから水中排砂ポンプを吊り下げる従来の排砂作業
を説明する図である。 5:土砂、12:水中土砂排除装置、 20:回転駆動軸、 22.23ニスクリユー状のフィン24:軸中央部、2
8.26a:バケット、28:筒体。 特許出願人 中部電力株式会社 株式会社電業社機械製作所
備した図であり、第2図は、本発明の水中土砂排除装置
の一実施例の一部切欠背面図であり、第3図は、第2図
のA−A矢視断面図であり、第4図は、本発明の水中土
砂排除装置の他の実施例の一部切欠背面図であり、第5
図は、第4図のB−B矢視断面図であり、第6図は、水
中排砂ポンプをクレーンで取水槽に吊り下げる従来の排
砂作業を説明する図であり、第7図は、バケットをクレ
ーンで取水槽に吊り下げる従来の排砂作業を説明する図
であり、第8図は、取水槽の上に設けられたガーダ魯ク
レーンから水中排砂ポンプを吊り下げる従来の排砂作業
を説明する図である。 5:土砂、12:水中土砂排除装置、 20:回転駆動軸、 22.23ニスクリユー状のフィン24:軸中央部、2
8.26a:バケット、28:筒体。 特許出願人 中部電力株式会社 株式会社電業社機械製作所
Claims (1)
- 水底に堆積した土砂を排除するための水中土砂排除装置
であって、堆積物上を牽引される方向に直交した水平な
回転駆動軸に、左右で螺線方向が反転するスクリュー状
のファンを軸中央部で前記フィンの間隔またはこの間隔
より広く離して設け、前記軸中央部に軸周方向に複数の
バケットを設け、さらに前記回転駆動軸を下部を開口し
たトラフで覆い、このトラフに前記軸中央部に臨んで水
中排砂ポンプの吸込口に連通する筒体を開口したこを特
徴とする水中土砂排除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2651686A JPS62183817A (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | 水中土砂排除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2651686A JPS62183817A (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | 水中土砂排除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183817A true JPS62183817A (ja) | 1987-08-12 |
JPH0360977B2 JPH0360977B2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=12195640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2651686A Granted JPS62183817A (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | 水中土砂排除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62183817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203526A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-16 | Toshiro Maeda | 浚渫機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724286U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-08 | ||
JPS581606A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-07 | 住友ベークライト株式会社 | 密封包装方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5580619A (en) * | 1978-12-14 | 1980-06-18 | F I T:Kk | Parts feeder |
-
1986
- 1986-02-08 JP JP2651686A patent/JPS62183817A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724286U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-08 | ||
JPS581606A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-07 | 住友ベークライト株式会社 | 密封包装方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203526A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-16 | Toshiro Maeda | 浚渫機 |
JPH0525969B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1993-04-14 | Toshiro Maeda |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360977B2 (ja) | 1991-09-18 |
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