JPS62183368A - 出力装置 - Google Patents

出力装置

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JPS62183368A
JPS62183368A JP2403786A JP2403786A JPS62183368A JP S62183368 A JPS62183368 A JP S62183368A JP 2403786 A JP2403786 A JP 2403786A JP 2403786 A JP2403786 A JP 2403786A JP S62183368 A JPS62183368 A JP S62183368A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ca業上の利用分野] 本発明は出力装置に関し、詳しくは、一つの駆動デバイ
スにより、複数の機構可動部を動作させることが可能な
印字出力装置に関する。
[従来の技術] 近年、タイプライタ等の印字装置では重子化が進み高機
能、高信頼性を有した印字装置が誕生しつつある。これ
ら印字装置は、一般の場合、複数の独立した可動部に対
して個々に駆動用のデバイスが設けられており、1個又
は、数個のマイクロプロセッサで制御されるようにして
いる例が多い。しかし、複数の駆動用デバイスを設ける
ようにしたのでは、機器のコストダウンが達成されない
ことから、近年では複数の可動部に対して一つの駆動デ
バイスを設け、動力伝達切換え機構を介して、一つの駆
動デバイスを切換えることにより動作させるようにした
印字装置が普及されつつある。
しかしながら、このような印字出力装置において、動力
伝達切換え装置が正常に動作しないといずれかの可動部
が動作できなくなる虜があり、異常を検出するには、動
力伝達切換え装置もしくは個々の可動部に動作状態を認
識する検出器を設ける必要があるが、検出器を多く設け
たのでは機構および回路が複雑となりコストの上昇を招
く。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上述の問題点に鑑みて、一つの可動部
の位置検出器により他の可動部および動力伝達切換え装
置の動作異常が検出可能で、小型軽量かつ信頼性が高く
、廉価で得られる印字出力装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために、本発明は、1つの駆動デ
バイスにより動力伝達切換え装置を介して複数の可動機
構のうちから選択的に1つの可動機構を駆動させること
が可能な出力装置において、前記複数の可動機構のうち
の1つに作動位置検出手段を設け、該検出手段からの出
力信号に関連して前記動力伝達切換え装置および前記複
数の可動機構の動作の正否が判断可能な手段を具えたこ
とを特徴とする。
[作 用] このように構成した印字出力装置においては、動力伝達
機構を介しての複数の独立した可動機構の動作の正否が
、可動機構に設けられた1つの作動位置検出器からの検
出信号に関連して判断されるようにしたので、可動機構
に個々に検出器を設けて、その動作の正否を判断する必
要がなくなり、N単軽量で使用上の信頼度を高めること
ができる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
第1図は、本発明の適用が可能な印字出力装置の構成の
一例を示す。
ここで、1は印字用紙2を巻回させた状態に保持するプ
ラテンであり、3はそのプラテン回動軸IAに取付けら
れている歯車、4はプラテンノブ、5は同軸のプラテン
ディテント歯車である。
ディテント歯車5には、ばね部材6が係合されており、
回動軸IAが後述するクラッチ機構によって駆動機構か
ら切離されてもプラテン1が不必要に回動しないように
すると共に、プラテンノブ4の手操作により、紙送りす
るときに、一定量間隔を保ってプラテンを回動させるこ
とが可能なようにしである。
7は活字が花弁状のアームに配置されている活字ホイー
ルモータ8によって回転駆動され、選択された文字を印
字ハンマ9によって用紙2上に印字させることができる
。IOはホイールモータ8およびハンマ機構と共にキャ
リッジ11に搭載され、後述するようにして制御棒12
を介しリボン13を収納したリボンカセットである。キ
ャリッジ11は案内軸14とフレーム本体15の端部に
設けられた案内部15Aとによって摺動自在に支持され
ており、キャリッジモータ16により駆動ベルト17を
介してキャリッジ11をプラテン1に沿い往復動させる
ことができる。
18は紙送りとリボン操作とを兼用するフィードモータ
であり、印字動作中は歯車列19およびベルト20を介
して制御棒12にモータ18からの駆動力が伝達され、
キャリッジ11内の後述するギヤを介してインクリボン
13の巻取りおよび上下方向のシフト、更には印字済文
字の修正用インクリボンの制御を行わせることができる
。しかしてここで歯車列19のうち、歯車19Aはプラ
テン軸歯車3とも噛合可能なように8動自在に枢支され
ており、クラッチソレノイド21を°°オン”の状態と
することにより作動棒22を介して歯車19Aを移動さ
せ、プラテン軸歯車3に噛合させて、プラテン1を回動
させ紙送りを実施することができる。
すなわち、クラッチソレノイド21は動力伝達切換え機
構であり、クラッチソレノイド21が“°オフ”の状態
のときは、図示のような歯車列19の噛合状態によりイ
ンクリボン系の制御を行わせることができるものである
第2図はキャリッジ11内の構成を透視的に示したもの
で、31および32は制御棒12に設けた傘歯車、33
は傘歯車31と噛合し、カム34を駆動するための傘歯
車、35は傘歯車32と噛合し、リボン系を駆動させる
リボン用傘歯車である。また、36および37はリボン
ガイド、38はガイドホルダである。
リボンガイド36および37は後述するリンク機構を介
し、上下に動作させることが゛できる。更にまた、39
はハンマーケースであり、インクリボンを摺動させなが
ら、活字ホイール7との間を離隔させ、リボンがからむ
のを防止している。
ついで、第3ずによりカム34によってリボンリフト系
を動作させる機構について説明する。ここで、41およ
び42は前席板43にそれぞれ軸41Aを介して回動自
在に支承されたリボン羽根41と42とはそれぞれの端
部に形成されたインボリュート歯型部41Bと42Bと
を噛合させることにより、カム34の回転運動により互
いに相反する方向への開閉運動を可能とする。また、4
4および45は前席板43に設けた軸46に回動自在に
支承されたリボン羽根であり、右側のリボン羽根42と
45とはそれぞれピン軸42Cと45Cとを介してリボ
ンガイド37に連結され、左側のリボン羽根41と44
とはそれぞれピン軸41Cと44Cとを介してリボンガ
イド36に連結されて、リンク機構が構成されており、
カム34の回転運動に連動して、リボンガイド36およ
び37を上下させることができる。
なお左右のリボンガイド36と37とは常に左右対称の
同じ高さに保たれるよう構成されている。またリボン羽
M141はバネ47により、上方に向けて偏倚されてお
り、これらのリンク機構の重力による負荷分を軽減して
いる。
更にまた、リボンガイド36および37のリボンに当接
する面の傾きθ91は活字ホイール7に関連して設定さ
れるもので、第1図においてリボン13がカセット10
から引き出される経路においてリボン13に自然なカー
ブを与え、片たるみ等が生じないようにしである。また
、リンク機構はこのθ91に保持されたまま作動するこ
とによって、カセットlOから引き出されるリボン13
(修正リボンの場合も同様)の長さをリボンガイド36
および37の高さのいかんによらず常にほぼ一定に保つ
ことができる。ここでこの引き出されるリボン長さがリ
ボンガイド36および37の高さにより変化するならば
その分のたるみを吸収する機構が必要となる′が本例で
はその必要がない。
36Aはリボンガイド36に設けた軸部であり、ダウン
センサ用の作動部材48がその軸部36Aに回動自在に
保持されていて、ばね49により時計回りの方向の付勢
力を受け、リボン羽根41から突出させたビンボス41
Dに向けて偏倚されている。この作動部材48はリボン
ガイド36および37が最下点に位置したときに、ダウ
ンセンサ50の接点レバ50Aに作用してダウンセンサ
50を“オン”の状態となし°°オフ”信号を出力させ
ることができる。
第4図は作動部材48により上記の最下状態(待機状態
)を検出する機構の詳細を示し、リボンガイド36、し
たがってガイド37も共に最下点に下降してくると回転
カム34の外周部に形成されている凸部34Aが作動部
材48のレバ部48Aに作用し、ダウン作動部材48を
反時計回りの方向に回動させる。かくして作動部材48
の作動部48Bがダウンセンサ50の接点レバ50Aを
押倒しセンサスイッチを°°オン”させることにより正
確な最下状態を検出することができる。また、ダウンセ
ンサ50が“°オン”の状態から、カム34が反時計回
りの方向にα度分回転させられた状態ではカム34の凸
部34Aから作動部材48のレバ部48^が解放される
ことによって、作動部材48を時計回りに回転させ。ダ
ウンセンサ50の接点レバ50Aが元の状態に引起され
ることによってセンサスイッチを゛°オフ”の状態とす
る。
すなわちこれらの動作はカム34の回転動作によって行
われるもので、通常の印字動作中は第1図に示したタラ
ッチソレノイド21は°“オフ”の状態にあり、フィー
ドモータ18の回転は、制御棒12に伝達されて、これ
を回転させている。かくして制御棒12の回転が第2図
に示す傘歯車31.33を介してカム34に伝達される
ので、フィードモータ18を所定量回転させるとカム3
4を対応した量だけ回転させることができる。
一方、タラッチソレノイド21を°゛オン゛°状態にす
ると歯車19Aのスライドによって、フィードモータ1
8の所定量の回転がプラテン1に伝達され、プラテンl
を所定量回転させるができる。しかして、このような状
態ではフィードモータ18の動力は、制御棒12に伝達
されず、カム34は回動されない。また、逆にクラッチ
ソレノイド21が゛オフ゛の状態であれば、歯車列19
の噛合状態は第1図に示すように保たれて、フィードモ
ータ18の動力がプラテン1に伝達されることがない。
本発明は、上述したリボンダウンセンサ50を利用して
、動力伝達切換え装置であるクラッチソレノイド21お
よび歯車列19の動作の異常を検出するもので、クラッ
チソレノイド21は例えば後述する駆動回路により動作
するが、その駆動回路が破損しているような場合には、
クラッチソレノイド21が動作しない。そこで、このよ
うな故障状態のとぎにはプラテン1を動作させるべく、
クラッチソレノイド21を゛°ネオンにしても、歯車列
19は第1図のような状態に保たれたまま、プラテン歯
車3の方に移動されず、かつ一方でリボンは通常のダウ
ン状態にあり、したがってリボンダウンセンサ50は°
“オン°゛の状態にある。
すなわち、この状態ではプラテン1を回転すべく、フィ
ードモータ18を回転させてもプラテン1は回転せず、
制御棒12を介してカム34が回転されることになり、
ダウンセンサ50が“オン“の状態から°“オフ”の状
態になる。本来、クラッチソレノイド21および歯車1
9Aが正常に動作していれば、フィードモータ18が回
転することにより、プラテン1が回転し、カム34が回
転することがなく、従ってダウンセンサ50の出力は゛
°ネオンの状態に保持されなければならないのであって
、クラッチソレノイド21を゛°ネオンの状態となして
フィードモータ18を回転させたときに、ダウンセンサ
50を検索してセンサが“°オフ”であれば動力伝達切
換え装置であるクラッチソレノイド21および、または
歯車列19が異常であると判断することができ、また可
動部プラテン1の動作しないことが検知できる。
なお本実施例においては、上述の異常検出を初期化時に
のみ行うものであるが、プラテン1を駆動させるたびに
行うようにすることも可能であることはいうまでもない
次に、このような印字出力装置の動作について説明する
第5A図は制御回路構成を、また第5B図はその制御論
理回路の構成を示す。
制御論理回路201は、第5B図に示すようにMPU 
 (マイクロ・プロセッシング・ユニット)23G、 
 ROM  (リード・オンリー・メモリ)231゜R
AM  (ランダム・アクセス・メモリ) 232 、
タイマ233および入出力拡張回路234を有し、各々
はMPUバス235により接続されている。
かかる回路構成によりMPo 230は、ROM 23
1にあらかじめ収納されているマイクロインストラクシ
ョンに従って演算制御を実行し、人力制御回路202と
の間のデータの受は渡し、およびフィードモータ制御回
路200との入出力制御を行う。タイマ233はMPU
 230からの制御により、基準時間情報の発生、経過
時間の測定またはタイマ233の制御条件に従った割込
み要求(INT2)を発生し、制御論理回路201の実
時間制御を行う。
なおROM 231には、後述の制御フローチャートで
表される個々のプログラムが格納されている。
また、入力制御回路202は、例えばキーボード入力装
置でもよく、キーボード操作を認識し、マイクロコード
化したキーボード操作情報を制御論理回路201に提供
するものであり、制御論理回路201はこれらの入力情
報により、あらかじめ設定された制御手順にしたがい、
入出力拡張回路234を介してフィードモータ制御を実
行する。
また、第5A図においてフィードモータ駆動回路205
は、フィードモータ18の1〜4相の各々に対応する信
号FMI〜FM4により制御され、フィードモータ18
の励磁に必要な所定の駆動電流を供給する定電流回路、
クラッチソレノイド駆動回路210は、CL倍信号よっ
て制御され(CL=1の時クラッチソレノイド21はオ
ン状態、CL=Oの時クラッチソレノイド21はオフ状
態になる。)クラッチソレノイド21に所定の電流を供
給する定電流口路であり、その定電流は通電初期(クラ
ッチ吸引時)には高レベル、初期通電後(クラッチ保持
期間)には低レベルとなる様に動作する。
波形整形回路219は、リボンダウンセンサ50の°°
オン°゛、“オブ°状態を制御論理回路201の人力信
号R3(RS=1の時リボンダウンセンサ50は“オン
”状態、RS=Oの時リボンダウンセンサ50は“オフ
”状態を示す)として適当な電圧レベルに変換する。
また、制御論理回路201のRAM 232は、C1で
示すレジスタ領域を有する。
次に、このように構成した出力装置における動作制御を
上記のハードウェア構成によって制御する手順について
説明する。
第6゛図は制御手順の概要を示し、まず電源投入または
、リセット等によりプログラムの実行が開始され、ステ
ップS1にてRAM 232内のレジスタおよび入出力
回路234等の初期化を行う。次にステップS2におい
て上述したような人力情報が入力制御回路202から入
力されるまで待ち、ステップS2にて人力情報が認識さ
れたならばステップ33〜S5においてステップS2で
人力された情報を解析し、人力情報に従ってステップS
6〜S9に進み、ここで各々の後述する処理が実行され
る。
すなわち、ステップS3にて人力情報が初期化要求であ
るか否かが判定され、肯定判定であればステップS7に
おいてリボン機構の初期化を行い、同時にリボン機構お
よびプラテン機構の動作の可否を判定する。
ステップS3で否定判定であればステップS4に進み、
ここで入力情報がプラテン駆動要求であるか否かが判定
され、肯定判定であればステップS8でプラテン駆動処
理にしたがい、プラテン機構の駆動が実行される。また
、ステップS4で否定判定であればステップS5に進み
、ここでリボン駆動要求であるか否かが判定され、肯定
判定であればステップS9でリボン駆動処理にしたがっ
てリボン機構の駆動が行われる。また、ステップS5で
否定判定であれば、リボン機構またはプラテン機構に関
する要求でないので次のステップS6にて従来の処理を
行う。
なおステップ56〜S9のいずれかで各々対応した処理
が終了したならば再びステップS2に戻り、入力情報を
待ち、入力を認識したならば上記同様に各々の処理が実
行−される。
次に、ステップS7の初期化処理における手順を第7図
によって詳述する。
・まず、ステップSIO〜Sllにて、リボン機構の初
期化が実行され、ここで、ステップSIOではリボンダ
ウン検出に必要なフィードモータ18の最大回転量がレ
ジスタC1にセットされる。ついで、ステップSllに
てリボンダウンを検出すべく、レジスタC1で指定され
たフィードモータ18の回転量を駆動する間リボンダウ
ンセンサ50を検索し、ダウンセンサ50からの波形整
形信号R3=1すなわち、センサ50が゛°オン”の状
態、あるいはレジスタC1=0になるとステップSll
の処理を終了し、ステップS12において異常終了であ
るか否かを判定し、異常であればステップS20で異常
処理として警告あるいは表示等の手段により装置の異常
を知らせる。かくして、リボン機構の異常を検出するこ
とができる。
また、ステップS12において正常終了であれば、ステ
ップS13〜S16に次々と進みプラテン機構の動作試
験を行う。すなわちまず、ステップS13で第4図に示
した角度αの回転量をレジスタC1にセットし、ステッ
プ314でプラテン機構を動作させるべくクラッチソレ
ノイド21を“°オン゛。
となして、ステップS15でフィードモータ18を正転
にてレジスタC1で指定された量だけ回転させる。なお
ここで、ステップS13にてレジスタC1にセットされ
る回転量はクラッチソレノイド21および歯車19Aが
動作しない場合に、フィードモータ18の回転によりリ
ボンダウンセンサ50が゛°オン”から°°オブ°に変
換するに必要な最小限の回転量である。
かくしてステップ313〜S15での処理の結果、リボ
ンダウンセンサ50からの入力信号R3が0”であるか
否かがステップS16において判定され、R3=Oであ
ればリボンダウンセンサ50が”オフ”の状態にあるの
でプラテン機構が異常であると判断され、ステップS1
2の処理で異常終了と判定したときと同様な処理がステ
ップ320において行われる。また、ステップS16で
R3=1であれば、プラテン機構が正常に動作したこと
を示し、ステップS13で指定した回転量だけプラテン
1が回転したことになり、この回転によりプラテン1上
の用紙2の位置がずれる可能性があるのでステップS1
7〜318においてこの回転量が補正される。
すなわち、ステップS17においてS13で指定した回
転量と等しい値がレジスタC1にセットされ、ステップ
S15と逆の方向にその指定量だけフィードモータ18
をステップS18で回転させることにより上記補正が実
行される。なお通常はクラッチソレノイド21は°°オ
フ“の状態でなければならないので、クラッチソレノイ
ド21をステップS19で゛オフ“の状態に戻し、初期
化処理を終了する。
次に、第6図においてステップS8によって示したプラ
テン駆動処理の手順を第8図により詳述する。まず、ス
テップS21においてプラテンlを所定量回転させるに
要するフィードモータ18の回転量をレジスタC1にセ
ットし、ステップS22でクラッチソレノイド21を“
オン”、すなわちCL=1にしてステップS23に進み
レジスタC1にセットされた回転量だけフィードモータ
21を駆動する。かくしてプラテン1が所定量回転され
たならば、ステップS24でクラッチソレノイド21を
1“オフ”、すなわちCL=Oにして、プラテン駆動処
理を終了する。
次に、第6図においてステップS9によって示したリボ
ン駆動処理を第9図により詳述する。
まず、ステップS25でリボンリフトアップまたはリボ
ン送りに必要なフィードモータ18の所定の回転量をレ
ジスタC1にセットし、ステップS26にてレジスタC
1にセットされた回転量だけフィードモータ18を駆動
して、リボン駆動処理を終了する。
次に第7図においてステップ5IIISよって示した、
リボンダウン検出処理を第10図により詳述する。
なお、ここでレジスタC1にはあらかじめ決められたフ
ィードモータ18の回転量が格納されているので、本処
理においてはステップS27においてこのレジスタC1
によって指定される回転量のフィードモータ18の駆動
が終了するまで待ち、ステップS28においてリボンダ
ウンセンサ50の入力信号RSを検索し、R3=1つま
りリボンダウンセンサ50が°°オン”となったならば
、フィードモータ18の回転を停止し正常終了する。 
すなわち、ステップS27においてレジスタC1が0で
あるか否かが判定されるが、最初は、レジスタC1に所
定値が格納されているので否定判定になり、ステップS
28に進んでリボンダウンセンサ50を検索し、R3=
1であればリボンダウンセンサ50が°“オン”である
と判断されて、リボンダウン検出処理を正常終了する。
また、ステップS28でR3=Oであれば、リボンダウ
ンセンサ50が°°オフ”であるのでリボンダウン検出
を続行すべく、ステップ329に進みフィードモータ1
8を逆転方向に1ステツプ駆動し、残り回転量を求める
為にステップS30でレジスタC1を一1減算する。
かくしてRS=1の状態が検出されるまでステップS2
7〜330の処理が繰返されるが、フィードモータ18
の回転量が最初にレジスタC1で指定された回転量とな
ると、ステップS27の判定でレジスタC1=0である
ことから、リボンダウン検出処理の結果異常と判断され
る。
次に、第7図〜第9図で示したフィードモータ正転処理
を第11A図によって詳述する。
ここでもレジスタC1には、あらかじめ所定のフィード
モータ18の回転量が格納されいるので、本処理におい
ては、このレジスタC1によって指定される回転量フィ
ードモータ18が駆動されるまで、フィートモ゛−夕1
8が正転駆動される。
まず、ステップS31において、フィードモータ18の
回転量がセットされているか否か、すなわちレジスタC
1がOであるか否かが判定されるが、最初は、レジスタ
C1に所定値が格納されているので否定判定になる。そ
こで、ステップS32に進みフィードモータ18を正転
方向に1ステツプ駆動し、残り回転量を求めるために、
ステップS33でレジスタC1を一1減算しておく。な
お、ステップS31〜S33の処理はステップS31の
判定においてレジスタC1=0となるまで続けられ、レ
ジスタ01;0になったならば、最初にレジスタC1に
よって指定された回転量だけフィードモータ18が正転
駆動されたことを意味するのでフィードモータ正転処理
を終了する。
次に第7図のステップ318で示したフィードモータ逆
転処理を第11B図によって詳述する。
ここでもレジスタC1には、フィードモータ18の所定
の回転量があらかじめ格納されており、本処理において
もフィードモータ18が所定の回転量駆動されるまで、
フィードモータ18が逆転駆動される。
すなわち、第1IA図に示すフィードモータ正転処理の
ステップS32の処理がステップS35と異なるだけで
ステップS31と534およびステップS33と336
とはそれぞれ同じ処理となり、同様にステップS34で
レジスタC1=0であるか否かが判定され、最初は否定
判定となることから、ステップS35に進んでフィード
モータ18を逆転方向に1ステツプ駆動し、ステップS
36でレジスタC1を一1減算する。かくしてステップ
S34〜S3Bの処理がステップS34でレジスタC1
=0となるまで続けられ、レジスタC1=0になったな
らばフィードモータ逆転処理を終了する。
なお、以上に述べた実施例では、本発明をプラテン機構
とリボン機構との2つの可動機構に適用する場合につい
て述べたが、これに限らず例えば、キャリッジ駆動機構
とプラテン機構との動力伝達切換えが可能な装置にも応
用ができることはいうまでもない。一般的に、キャリッ
ジ駆動機構には、キャリッジの基準位置を検出する位置
検出器が設けられているので、この位置検出器を利用し
て、プラテン機構の動作異常を検出することも可能であ
る。このように本発明は、二律背反すなワチ、同時に動
作することのない装置への動力伝達切換え装置を有する
出力装置に広く適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、1つの駆動デバ
イスにより動力伝達切換え装置を介して同時動作をする
ことのない複数の可動機構のいずれかを駆動させること
ができ、その可動機構の少なくとも1つにその可動機構
の所定の作動位置が検出可能な検出器を具えた印字出力
装置において、動力伝達切換え装置を介しての可動機構
の動作の正否が1つの作動位置検出器からの検出信号に
関連して判断可能な手段を設けたので、動力伝達切換え
機構および個々の可動機構に故障検出のための検出手段
を設けることなく、自動的に動作の正否を検出すること
ができ、小型軽量かつ低価格で信頼性の高い出力装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用可能な出力装置の一例を機能的
に示す模式図、 第2図は、そのキャリッジを透視して示す斜視図、 第3図は、そのキャリッジ内のカムとリボンガイドとの
関係を示す側面図、 第4図は、第3図に示すカムによりリボンダウンセンサ
がオン・オフされる動作の説明図、第5A図および第5
B図は、本発明にかかる制御回路のそれぞれ構成図、 第6図〜第11A図および第11B図はそれぞれ本発明
出力装置の制御動作を示す流れ図である。 1・・・プラテン、 3・・・プラテン歯車、 7・・・活字ホイール、 10・・・インクリボンカセット、 11・・・キャリッジ、 12・・・制御棒、 16・・・キャリッジモータ、 l8・・・フィード−モータ、 19・・・歯車列、 19A・・・歯車、 21・・・タラッチソレノイド、 31.32,33.35・・・メ傘歯車、34・・・カ
ム、 36.37・・・リボンガイド、 41.42,44.45・・・リボン羽根、48・・・
作動部材、 50・・・リボンダウンセンサ、 200・・・フィードモータ制御回路、201・・・制
御論理回路、 202・・・入力制御回路。 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1つの駆動デバイスにより動力伝達切換え装置を介して
    複数の可動機構のうちから選択的に1つの可動機構を駆
    動させることが可能な出力装置において、前記複数の可
    動機構のうちの1つに作動位置検出手段を設け、該検出
    手段からの出力信号に関連して前記動力伝達切換え装置
    および前記複数の可動機構の動作の正否が判断可能な手
    段を具えたことを特徴とする印字出力装置。
JP2403786A 1986-02-07 1986-02-07 出力装置 Expired - Lifetime JP2647369B2 (ja)

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