JPS62183102A - ロ−タリトランスの製法 - Google Patents

ロ−タリトランスの製法

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Publication number
JPS62183102A
JPS62183102A JP61024848A JP2484886A JPS62183102A JP S62183102 A JPS62183102 A JP S62183102A JP 61024848 A JP61024848 A JP 61024848A JP 2484886 A JP2484886 A JP 2484886A JP S62183102 A JPS62183102 A JP S62183102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
rotary transformer
coil
core
coil patterns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61024848A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Kobayashi
富夫 小林
Katsumi Sakata
勝美 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS62183102A publication Critical patent/JPS62183102A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばVTRの磁気ヘッドに対してビデオ信
号の授受を行うロータリトランスの製法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、ロータリトランスの製法であって、コイルパ
ターンが形成されたベースと、溝部が設けられた酸化物
磁性体より成るコアとをコイルパターンが溝部内に埋設
されるよりに一体化した後、ベースのみを選択的に除去
して製作することによシ、特性の優れたa−夕IJ )
ランスを安価に製造することができるようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
ロータリトランスは、例えばVTRの回転ドラムに装着
されているビデオヘッドと、固定ドラムに接続されてい
る増幅器との間に設けられ、信号の授受伝達を行う部品
である。従来のロータリトランスαQは、第3図〜第5
図に示すように酸化物磁性体よυ成るコア(1)の溝部
(2)に第6図と第7図に示すコイルパターン(3) 
# (4)を装着して第5図に示す一方のロータトラン
ス(5)を作製し、また同様にして他方のステータトラ
ンス(9)を作製し、これらのロータトランス(5)と
ステータトランス(9)を対向するように配置すること
により構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
コア(1)の溝部(2)内にコイルツクターンを装着す
る場合、実際には第6図及び第7図の形状となるように
それぞれの溝部(2)にコイルを巻回することにより行
っていた。また、第8図と第9図に示すように、チャン
ネル数を多くするためコイルパターン(3) @ (4
) ? (6) 、 (7)を多数装着したロータリト
ランスがあり、このような場合チャンネル間のクロスト
ークを低減させるためにチャンネル間に1巻の短絡させ
たコイルツクターン(8)を巻装することが提案されて
いる。従って、従来の製法によりこのようなロータリト
ランスを製造した場合、微小な溝部(2)内に径の細い
コイルを伺回も巻装しなければならず、作業が困難で6
9、またコストが高くなるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決することができるロータリ
トランスの製法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本ロータリトランスの製法においては、先ずコイルミ4
ターンα4.c!3が形成されたベース(ロ)と、溝部
αQが設けられた酸化物磁性体より成るコア(ロ)を用
意し、次にベースα力のコイルパターンα→、(2Jが
コア(ト)の溝部aQ内に埋設されるように一体化した
後、ベースα■のみを選択的に除去してロータリトラン
スの一方を構成するロータトランス(In <又はステ
ータトランス)を作製する。
これらのロータトランスα→とステータトランスを対向
するように配置してロータリトランスを構成する。
〔作用〕
本発明によれば、ベースα力に形成されたコイルツクタ
ーンα→をコア(至)の溝部へ→内に埋設されるように
一体化した後、ベースCLI)のみを選択的に溶解除去
することによりロータリトランスの一方を構成するロー
タトランス(2)(又はステータトランス)を作製する
ため、多チャンネル、高密度の特に小型ロータリトラン
スの製造に有利である。コイルパターンα◆とコア(ロ
)の上面とを略同一平面と4るように形成することがで
きるため、ロータトランス(ト)ノコイルノ母ターンa
4トステータトランスのコイルツクターンとの近接した
配置が可能となる。この結果、従来のようにコイル・譬
ターンを溝部の底に配設した場合のようにロータトラン
スとステータトランス間のコイルによる磁気伝達が少な
くなることはなくなる。また、溝部αOを浅くすること
ができることにより、磁界の空間中への漏洩が少なくな
る。
〔実施例〕
第1図A−Dを参照して本発明の1実施例を説明する。
先ず、第1図人に示すように、Atより成るベースαη
上にCu膜(6)を電着により形成した後、形成すべき
コイルツクターンの1形状に対応するホトレジスト(2
)を形成する。
次に第1図Bに示すように、ホトレジスト(2)をマス
クとして塩化第2鉄Fs CLs水溶液等を使用してエ
ツチングし、Cuのコイルパターン(14、@を形成−
t−る。(ハ)は、チャンネル間のクロストークを低減
させるためのコイルツクターンである。なお、F@Ct
sでエツチングする場合は、保護のためAtベース(ロ
)の裏面にレジスト膜を形成しておくのが良い。しかし
、エツチング液として硫酸アンモニウム(NH4)、8
04水溶液を使用する場合にはこのような保護膜を必ず
しも設ける必要はない。
次に第1図Cに示すように各コイルミ4ターンα→に引
き出しリード線(至)を形成した後(下記説明参照)、
ベースαカ側にコア(イ)の溝部q時を埋めるのに必要
な量の接着剤(ロ)を塗布する。一方、コア(ト)とし
て、フェライトより成シ、ベース(11)のコイルパタ
ーンa4.@に対応する位置に溝部(2)が形成された
ものを用意する。そして、これらのコア(ト)とベース
α力とを、コイルツクターンα→、@が溝部QQ内に埋
設されるように一体化する。
次に第1図りに示すように、Cu、フェライト及び接着
剤は溶解したいで、ベースα力のAtだけを選択的に除
去できる溶液、例えばNaOH溶液を使用して、この一
体化されたコア(ト)とベースαηを処理することによ
シベースCIのみを溶解し、ロータリトランスを構成す
る一方のロータトランス(L→を作製する。また、他方
のステータトランスも上記と同様にして作製することが
できる。
なお、上記実施例において、ベースαめの材料としてA
tを使用したが、これ以外にも次のような樹脂を使用す
ることができる。例えば、絶縁コーティング剤として使
用するポリイミド系樹脂(日立化成製のPIQ 、東し
製のセミコファイン等)が使用可能である。この樹脂を
除去するためには、ヒドラジン系エツチング剤を使用す
るか、又は酸素プラズマによる分解アッシングを行う。
環化ゴム系のホトレジストである例えばOMR−83(
東京応化M)も使用できる。この樹脂の除去には、フェ
ノール類のレジスト剥離剤、ハ0ダン化炭化水素を主成
分とする剥離剤であるJSRストリッパ5301(商品
名)を使用するか、又は酸素ガス等によるプラズマ分解
を行う。ネガ型のレジストである環化ポリイソグレン系
樹脂の例えばJSR(日本合成ゴム製)も使用可能であ
る。この樹脂の除去には、JSRストリツ/4′530
1(商品名)を使用するか、又は酸素プラズマ分解を行
う。
このように本発明によれば、多チヤンネル用の多数のコ
イルパターンα→とクロストーク低減用のコイルパター
ンC■を有するロータリトランスであっても、同一工程
で同時に形成することができる。
次に第2図A〜Cを参照して各コイルパターンα尋に対
する引き出しリード線(6)の形成方法を説明する。
先ず、第2図Aに示すように、klのベース(1])上
にCuより成るコイルパターンα→、 (23)を形成
する。
次に第2図Bに示すように、コイルパターンαも(ハ)
の上にホトプロセスによυ絶縁樹脂膜−を形成する。こ
の絶縁樹脂膜(1)は、例えばゴム系等のホトレジスト
、ポリイミド等の耐熱性絶縁樹脂を使用して形成するこ
とができる。そして、各コイルパターンα→の端子部の
上の絶縁樹脂膜(4)に引き出しリード線α呻を接続す
るための開口部Cυを形成する。
次に第2図Cに示すように、ハンダ(221を介して引
き出しリード線α呻を形成する。この引き出しリード線
α呻は、例えば絶縁被膜銅線、フレキシブル銅線等とす
ることができる。
なシ、本発明は、コイルパターンα→を2層構造とした
場合にも同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロータリトランスの高密度化及び小型
化を図ることが容易になシ、且つ安価に製造することが
できる。また、浅い溝部にコイルパターン整列面とコア
の上面とを略同一平面となるようにるように配設するこ
とができるため、ロータリトランスとしての結合係数が
有利になシ、また磁界の漏洩も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図A−D及び第2図A−Cは本発明の1実施例を示
す工程図、第3図は従来例のロータIJ )ランスのコ
アの平面図、第4図はそのh−1線断面図、第5図はロ
ータリトランスの断面図、第6図及び第7図は巻装され
るコイルパターンの平面図、第8図は従来例のコアの平
面図、第9図はその断面図である。 α])Hベース、C4,(23はコイルパターン、(ト
)はコア、C1lは溝部、α樟はロータトランスである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  コイルパターンが形成されたベースと、溝部を有する
    酸化物磁性体より成るコアとを前記コイルパターンが前
    記溝部内に埋設されるように一体化した後、 前記ベースのみを選択的に除去するようにしたことを特
    徴とするロータリトランスの製法。
JP61024848A 1986-02-06 1986-02-06 ロ−タリトランスの製法 Pending JPS62183102A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61024848A JPS62183102A (ja) 1986-02-06 1986-02-06 ロ−タリトランスの製法

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JP61024848A JPS62183102A (ja) 1986-02-06 1986-02-06 ロ−タリトランスの製法

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JPS62183102A true JPS62183102A (ja) 1987-08-11

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ID=12149634

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61024848A Pending JPS62183102A (ja) 1986-02-06 1986-02-06 ロ−タリトランスの製法

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JP (1) JPS62183102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435770U (ja) * 1990-07-25 1992-03-25

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