JPS62182115A - オルガノ五酸化アンチモンゾル及びその製造法 - Google Patents

オルガノ五酸化アンチモンゾル及びその製造法

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JPS62182115A
JPS62182115A JP2153186A JP2153186A JPS62182115A JP S62182115 A JPS62182115 A JP S62182115A JP 2153186 A JP2153186 A JP 2153186A JP 2153186 A JP2153186 A JP 2153186A JP S62182115 A JPS62182115 A JP S62182115A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド系溶媒ある
いはジメチルスルホキシド等を溶媒とする新規なオルガ
ノ五酸化アンチモンゾル及びその製造法に関する。
五酸化アンチモンゾルは粒子径が5〜toomμのコロ
イダル五酸化アンチモンのゾルでハロゲン化合物との併
用により難燃効果を示すことからプラスッチク、繊維等
の難燃剤、プラスチック表面処理陽マイクロフィラー、
金属イオン吸着剤(無機イオン交換体)等として利用さ
れている。特に粒子径が小さいことより透明難燃性剤と
して注目されている。
ジメチルホルムアミド(以下DMFと記載)等の上記有
機溶媒を分散媒とする五酸化アンチモンゾルは主として
アクリル系繊維の難燃用に検討されている。
(従来の技術) オルガノ五酸化アンチモンゾルの従来の製造方法として
は次のような方法が提案されている。
無水三酸化アンチモンを硝酸に加え加熱後α−ヒドロキ
シカルボン酸を加え、次いでこれにDMF等の有機溶媒
を添加し、水を蒸溜により除去する方法(特開昭47−
11382)。
塩化水素等のハロゲン化水素に、DMFなどの親水性有
機溶媒とα−ヒドロキシカルボン酸を加え、次いでこれ
に三酸化アンチモンを分散させ、過酸化水素水で酸化さ
せる方法(特開昭52−38495、特開昭52−38
496)。
二酸化アンチモンを過酸化水素水で酸化する方法で得た
アミンで安定化した五酸化アンチモンゾルの乾燥粉末を
DMF等のを機溶媒中に分散させる方法(特開昭52−
123997)等がある。
又、上記特許には得られたオルガノ五酸化アンチモンゾ
ルがアクリル繊維中に混入することができ、繊維の透明
性を失うことな(繊維を難燃化できることが記載されて
いる。
しかし、前二者は多くの酸(無機酸及びカルボン酸)を
含有しているためDMFなどの有機溶媒自体を分解を引
起こす可能性があるばかりでなく、ポリマーの物性を低
下させたり、装置を腐食させたり、有機溶媒の回収を困
難にさせる等の欠点を有している。又、後者のアミン安
定型オルガノ五酸化アンチモンゾルはゾル自体の安定性
を欠く、又ポリマーへの分散性が悪いために透明性、’
5tlPi性に充分な効果が出ない欠点を有している。
難燃アクリル系繊維(ハロゲン化モダアクリル繊維)は
例えばアクリロニトリルに塩化ビニル、塩化ビニリデン
の共重合によって得られる二成分系コポリマーをアクリ
ロニトリルと適当なスルホン酸誘導体、好ましくはアル
キルアミドアルカンスルホン酸系誘導体との共重合で得
られるポリマーとを適当な割合で混合することによりつ
くられる。
上記ポリマーをDMF等の有機溶媒に溶解して紡糸液と
し、これに五酸化アンチモン水性コロイドと水とDMF
等有機溶媒の懸濁液を混合し紡糸することにより耐熱性
モダクリル繊維を製造する方法が提案されている(特開
昭55−142715号)。市販されているアミン安定
型五酸化アンチモン水性ゾルはDMFとの相溶性が悪(
、かなり多くの水を含有させないとゾル状態にならない
従って上記特許では懸濁液中の水が20〜40重量%で
ありとしており、実施例では5bzOs6゜75%、H
,030%、DMF63.25%となっている。このよ
うに多くの水を含有することがら五酸化アンチモン添加
量を高(する場合には紡糸液中の水が多くなり、紡糸液
の部分凝固が起こり、五酸化アンチモンゾルを均一に分
散することが難しくなり、また紡糸液の増粘により紡糸
性が悪くなり、更に繊維の透明性を低下させる。それ故
、紡糸液中に多量の五酸化アンチモンゾルを均一に分散
させ、透明性の高い繊維を効率良く得るためには水分含
有量の少ないDMFなどを溶媒とするオルガノ五酸化ア
ンチモンゾルが必要となる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上述した、従来の五酸化アンチモンゾルの
欠点を改善することを目的とし、鋭意研究を重ねた結果
、既に、五酸化アンチモン水性ゾルに3価及び/又は4
価の金属の塩基性塩を添加し、カチオンゾルを得ること
を見出し既に出願したが(特願昭60−70720号)
、このカチオンゾルの水をDMFなどの有機溶媒と置換
することにより目的とするオルガノ五酸化アンチモンゾ
ルが得られることを見出した。
即ち、本発明の目的はDMF、ジメチルアセトアミド等
の有機溶媒により難燃性アクリル系繊維を製造するに際
して、均一にかつ安定に混合可能で繊維の透明性を損な
うことなく良好な難燃効果を有するDMF、ジメチルア
セトアミドなどの有機溶媒を分散媒とする安定なオルガ
ノ五酸化アンチモンゾルを製造する方法を提供すること
にある。
(問題点を解決する手段) 即ち、本発明は酸アミド系溶媒、あるいはジメチルスル
ホキシドを分散媒とするオルガノ五酸化アンチモンゾル
のコロイド粒子の表面が3価および/または4価の金属
で覆われ、該金属の量が金属酸化物として五酸化アンチ
モン(Sb2O2)に対して1〜50重量%であること
を特徴とするオルガノ五酸化アンチモンゾルに関する。
本発明の五酸化アンチモンのコロイド粒子の表面が上記
金属で覆われているということは、該金属がポリカチオ
ンあるいは該金属酸化物又は水酸化物の微小コロイドの
状態で五酸化アンチモンコロイド粒子の表面に固定され
ていることである。
該五酸化アンチモンゾルの5bzos?ffi度は1〜
50重量%であり、該金属で覆われたコロイドの平均粒
子径は5〜150mμである。
本発明のオルガノ五酸化アンチモンゾルの製造法は五酸
化アンチモン(Sb、O,)として5〜60重量%を含
有するpHが1〜10の水性五酸化アンチモンゾルに3
価及び/又は4価の金属の塩基性塩の水溶液を該塩基性
塩の量が金属酸化物として五酸化アンチモン(Sb、0
.)に対して1〜50重量%になるように添加し、五酸
化アンチモンコロイド表面を陽に帯電させた後、これに
酸アミド系溶媒、あるいはジメチルスルホキシドを添加
し、常圧あるいは減圧で溶媒置換することによって得る
ことを特徴とする。
本発明で使用する五酸化アンチモン水性ゾルとしては、
アンチモン酸のアルカリ塩からイオン交換樹脂によって
脱カチオンする方法(特公昭57−11848号、米国
特許4110247号)、二酸化アンチモンを高温下で
過酸化水素により酸化させる方法(特公昭53−204
79号、特開昭52−21298号)、あるいは本発明
者等が出願したアンチモン酸アルカリを無機酸と反応さ
せて得られた五酸化アンチモンゲルを解膠する方法(特
開昭60−41536号、特願昭60−70719号)
などいずれの方法で得られた五酸化アンチモン水性ゾル
が使用できる。又、前記イオン交換法、過酸化水素法、
及び解膠法で得られたpH1〜4のアミン非含有酸性ゾ
ルに、アミン及び/又は水酸化アルカリを加えたpH4
〜lOのゾル等も使用できる。
五酸化アンチモン水性ゾルは五酸化アンチモン(s J
Os) tlA度が5〜60重量%のものが使用できる
が、溶媒置換、濃縮効率等の点から5bz0.10〜5
0重量%のものが好ましい。又、五酸化アンチモンゾル
は粒子径5〜Loomμのものが使用できる。
本発明で使用する水溶性の塩基性塩は3価皮び/又は4
価の金属の塩基性塩で、3価の金属としてはアルミニウ
ム、クロム、鉄、インジウム、イツトリウム等が用いら
れる。4価の金属としてはジルコニウム、錫、チタン、
セリウム等が用いられる。これらの金属のうち好ましい
のはアルミニウム、ジルコニウム、錫、チタンである。
酸としては塩酸、硝酸、硫酸、スルファミン酸、酢酸、
蟻酸、蓚酸等が用いられるが、好ましくは塩酸、酢酸が
用いられる。
本発明にはいかなる組成の塩基性塩も使用出来るが、酸
量の少ないものが好ましい。例えば、塩基性塩化アルミ
ニウム(A 1 z(OH)’sC1、A 1(0H)
2C1) 、塩基性酢酸アルミニウム(A12(OH)
sCH2OOO・1 / 3 H3B 03 ) 、塩
基性硝酸ジルコニウム(ZrO(NO3h ) 、塩基
性酢酸ジルコニウム(Z r OCCHsCOO)z 
)、塩基性塩化ジルコニウム(ZrOCl、)、塩基性
塩化チタン(T i (OH)Cl s)、塩基性塩化
錫(Sn(OH)C1s)等が挙げらレル。
これらの塩基性塩は粉末又は水溶液として入手可能であ
り、商業的に生産されているものもある。
五酸化アンチモンコロイドの表面は負に帯電しており、
又強い陽イオン交換能を有しているため、五酸化アンチ
モン水性ゾルに上記塩基性水溶液を添加すると塩基性塩
中のポリカチオンは五酸化アンチモンコロイドの表面に
物理的吸着でなく化学結合により強く固定され、加熱処
理を行わなくても非常に安定なゾルをえることができる
混合の際には一時的に凝集ゲルが生じることが多いので
、ディスパー、ホモジナイザー等による強い攪拌を行う
ことが好ましい。又、塩基性塩の水溶液中に五酸化アン
チモン水性ゲルを添加する方法をとるとゲルが生成しに
くく均一なゾルを得るための撹拌時間は短くすることが
出来る。
本発明において塩基性塩の添加量は塩基性塩を構成する
金属の酸化物(M、O,又はMow)として、五酸化ア
ンチモン(Sb2O2)に対して1〜50重量%、好ま
しくは3〜20重量%である。
この塩基性塩の添加量は五酸化アンチモンコロイドの表
面積によって異なるが、1重量%以下では充分に陽に帯
電することができず混合液はゲル化し、又50重量%以
上添加しても効果は同じであり、共存するアニオン量が
多くなるため使用上不都合となる。
pHが1〜10の五酸化アンチモン水性ゾルに塩基性塩
を添加することによりpHがO〜7の陽に帯電したゾル
が得られるが、pHが低い場合にはアルカリ金属水酸化
物、アンモニア、アミン、第4級アンモニウムハイドロ
オキサイド、グアニジンハイドロオキサイド等の塩基性
物質を、又、必要に応じて塩酸、硝酸、蟻酸、蓚酸、酒
石酸等の酸を添加することによりp)(を調整できる。
pHは2〜6が好ましい。
この陽に帯電した五酸化アンチモン水性ゾルは蒸発法や
限外濾過法等により濃縮することにより容易に五酸化ア
ンチモン(Sb2O5)の濃度が30〜50重量%にす
ることができる。
上記方法により得られた陽に帯電した五酸化アンチモン
水性ゾルにDMF、ジメチルアセトアミド、ホルムアミ
ド、メチルホルムアミド、アセトアミド、ジメチルスル
ホキシド等から選ばれた有機溶媒を添加しながら常圧又
は減圧下で溶媒置換することにより五酸化アンチモン<
 s b2os) ta度が20〜50重量%のオルガ
ノ五酸化アンチモンゾルを得ることができる。
五酸化アンチモン水性ゾルの濃縮は必要とする場合に溶
媒置換前、置換中、置換−後のいずれでも可能であるが
、置換量が少なくなることから置換前に行うことが好ま
しい。
本発明のオルガノ五酸化アンチモンゾルは水の存在によ
ってゾルの安定性が損なわれることはなく、水の含有量
を自由にコントロール出来るが、水の含有量はゾル中O
〜20重量%が好ましい。
本発明のオルガノ五酸化アンチモンゾルは難燃アクリル
繊維(モダアクリル繊維)の紡糸液に安定に添加するこ
とができ、紡糸時の昇圧、ノズル詰まりを引き起さず、
紡糸性は良好であり、得られた繊維は透明性が高く、良
好な難燃性を示した。
以下に実施例及び比較例を示し本発明を更に具体的に説
明する。しかしながら本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。尚、以下の実施例に記す%は特に記載
のない限りすべて重量%である。
実施例1 イオン交換法により得た酸性五酸化アンチモンゾル(S
bzOs12%、NazOo、70%、Nato/5b
zosモル比0.3、pH2,7、粒径35mμ)2k
gに塩基性塩化アルミニウム水溶液(An!(OH)s
 : 9キバイン 多本化学社製)75gをディスパー
攪拌下に添加し、約1時間攪拌した。得られたカチオン
性ゾルは5l)zosll。
6%、Aj!z030.83%、Aβ203/5bzo
s比7.19%、pH3,0であった。このゾルをロー
タリーエバツボレータ−にて60℃で5b20S30%
まで濃縮し、800gのゾルを得た。次いで、これにD
MF600gを添加し、溶媒置換を行った。得られたD
MF五酸化アンチモンゾルは比重1.435、粘度20
.c、p、、5bzOs30%、A1zO+2.16%
、H2O2,1%であった。
このゾルは40℃で1ケ月以上安定であった。
実施例2 特願昭60−70719号の解膠法により製造したアミ
ンを含有しない五酸化アンチモン水性ゾル(SbzOs
 15.0%、N a z O1、0%、pH2,5、
粒径20mμ)1050gに93%苛性ソーダ12.0
 gを添加し、1時間強く撹拌した後、これに実施例1
と同じ塩基性塩化アルミ水溶液65gを添加し、約1.
5時間攪拌した。得られたカチオンゾルは5bzo51
4.0%、Aβzoz1゜33%、A120 :l /
 S b z Os比重、50%、p T−(5,0で
あった。このゾルをロータリーエバツボレータにて40
℃で5bzOs25%まで濃縮し、ジメチルアセトアミ
ド450gを添加しながら溶媒置換と濃縮を同時に行い
ゾルを得た。得られたジメチルアセトアミド五酸化アン
チモンゾルは比重1.472、粘度2 s、c、p、、
5bZO532゜0%、/1z033.04%、H2O
4,6%であった。このゾルは40℃で1ケ月放置して
も安定であった。
実施例3 実施例1で使用した五酸化アンチモンゾルに水酸化カリ
ウム水溶液を加え、限外濾過法にて濃縮して得られた高
濃度五酸化アンチモンゾル(Sbios41.0%、N
 a z O3、0%、K 203 、2%、pH6,
5)800gを塩基性酢酸ジルコニウム水溶液(Z r
 (CH3COO) z  ’新日本金属化学社製 商
品名 酢酸ジルコニル5−20、ZrO□20.3%、
CH3COOH14、7%、pH3,1)215gと水
78gの混合液中にディパーにて撹拌しながら添加し、
2時間攪拌した。得られたゾルは5bzo、3 o、o
%、zro24.o%、Zrot/5bzOsモル比1
3.3%、CH,COOH2,89%、粘度15.9c
、p、 、pH4,6であった。これにDMF600g
を添加しながらロータリーエバポレーターにて70℃で
7容媒置+Aを行った。得られたDMF五酸化アンチモ
ンゾルは比重1.481、粘度6.Oc、p、、S b
−zos 30.0%、Zr0z4.0%、H2O3,
2%であった。
このゾルは50°Cで1ケ月以上放置しても安定であっ
た。
実施例4 解膠法により製造し、濃縮した高濃度五酸化アンチモン
ゾル(S b20,5 Q、5%、Na2O3゜8%、
トリエターノルアミン2.4%、pH6,2、粒径25
mμ)520gを塩基性塩化ジルコニウム水溶液(第1
希元素工業社製、商品名オキシ塩化ジルコニルZC20
;ZrC)z20.8%、C18,7%)250gと水
300gの混合液中にディパーにて強く攪拌しながら添
加し、1時間攪拌した。得られたゾルはS bzos 
24.5%、°Zroz4.86%、Z r Oz /
 S b zosモル比19.8%、pH<1であった
。このゾルにDMF750gを添加しながらロータリー
エバポレーターにて50℃で溶媒置換を行った。得られ
たDMF五酸化アンチモンゾルは比重1.370、粘度
7、Oc、p、、5bzOs24.5%、Zr0z4.
9%、H2O3,5%であった。このゾルは40℃で1
ケ月以上放置しても安定であった。
比較例1 実施例1に使用した酸性の五酸化アンチモン水性ゾル(
S b20s12%>500gをロータリーエバポレー
ターでs bzos22.0%まで濃縮し、これに22
0gのDMFを添加しながら溶媒置換を行ったところゾ
ル中の水分量が減少するにつれて著しく増粘し、水分の
すくないDMF五酸化アンチモンゾルを得ることができ
なかった。5b20、濃度を10%まで低下させてもゾ
ルの粘度は50 c、p、以上あり、又安定性も悪かっ
た。
比較例2 実施例2に使用した酸性の五酸化アンチモンゾル(Sb
zosl 2%)800gに実施例1で使用した塩基性
塩化アルミニウム水溶液4.5gを添加し、ディスパー
で攪拌を行った。ゾルはミクロ凝集を起こし、粘度の高
いスラリーとなった。このスラリーにDMF 640 
gを添加しながらロータリーエバポレーターで溶媒置換
を行ったが、凝集体は減少せずゾルを得ることはできな
かった。
(以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸アミド系溶媒、あるいはジメチルスルホキシド
    を分散媒とするオルガノ五酸化アンチモンゾルのコロイ
    ド粒子の表面が3価および/または4価の金属で覆われ
    、該金属の量が金属酸化物として五酸化アンチモン(S
    b_2O_5)に対して1〜50重量%であることを特
    徴とするオルガノ五酸化アンチモンゾル。
  2. (2)五酸化アンチモン(Sb_2O_5)として5〜
    60重量%を含有するpHが1〜10の水性五酸化アン
    チモンゾルに3価及び/又は4価の金属の塩基性塩の水
    溶液を該塩基性塩の量が金属酸化物として五酸化アンチ
    モン(Sb_2O_5)に対して1〜50重量%になる
    ように添加し、五酸化アンチモンコロイド表面を陽に帯
    電させた後、これに酸アミド系溶媒、あるいはジメチル
    スルホキシド酸有機溶媒を添加し、常圧あるいは減圧で
    溶媒置換することを特徴とするオルガノ五酸化アンチモ
    ンゾルの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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