JPS62181744A - ヒユ−メクタント組成物 - Google Patents

ヒユ−メクタント組成物

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Publication number
JPS62181744A
JPS62181744A JP61025244A JP2524486A JPS62181744A JP S62181744 A JPS62181744 A JP S62181744A JP 61025244 A JP61025244 A JP 61025244A JP 2524486 A JP2524486 A JP 2524486A JP S62181744 A JPS62181744 A JP S62181744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
fucoidan
hydrolyzate
substance
humectant composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61025244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Murase
村瀬 和良
Shigeru Toba
茂 鳥羽
Mitsuru Motono
本野 盈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Publication of JPS62181744A publication Critical patent/JPS62181744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品に広く使用可能な低甘味で、苦味の少な
いとューメクタント組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、とューメクタントを使用して保存性を高めた中間
水分食品KFi、ジャム、佃煮、塩辛などの伝統食品や
、イツトフードなどがあり、とューメクタントとしてシ
ヨ糖、ソルビトール、食塩などが使われている。しかし
、これらはいずれも過度の甘味・塩味を有し特定の食品
にしか用いることができないのが現状である。
従って、ヒューメクタントに関する研究は、主として呈
味力の弱い物質の検索に力が注がれてきたと言っても過
言ではない。例えば、米国においては、グリセロールの
重合体の合成が試みられており、その重合体の性質や利
用に関する報告もされている(例えば米国特許第348
9573号、第3514298号、第3528823号
明細書参照)。
又、我国においてもキシロースの甘味を低減する目的で
その2f1体の研究もなされている。しかし、これらの
と、−メクタントは、現代の天然志向、あるいは健康志
向に適さないという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のとューメクタントは過度の甘味、苦味を有するの
で味、風味に影響を与え、その為に食品における利用も
限定されている。
又、従来のヒーーメクタントは食品添加物扱いものが多
く、現在の天然志向あるいは健康志向に適しないものも
多い。
従って、水分活性低下刃があり、呈味力も弱くしかも天
然物から調製したヒーーメクタントを提供することは食
品業界において重用な課題である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記欠点を改良するため鋭意検討した結
果、天然物である褐藻類から抽出し次フコイダン様物質
を、例えば酸あるいは酵素により、加水分解することに
より、水分活性低下刃があり、甘味、苦味が弱く、しか
も天然志向にあったとューメクタント組成物を得ること
ができ、これに基づき本発明を発成した。
本発明で用いるフコイダン様物質は褐藻類に含まれるも
のであり、故に褐藻類はコンブ、ワカメ。
ヒジキ、モズ・りなどフコイダン様物質を含むものなら
ば何でも良いが、特K Pe1vetia cana1
1culate*Fueus v@5lculosu+
sなどはフコイダン含量が高く本発明に使用するのが好
ましい。これらの褐藻類をそのまま抽出しても良いがフ
コイダン様物質の抽出を容易にするため、粉砕する方が
好ましい。
通常は乾燥後粉砕するが、凍結粉砕でもさしかえない。
褐藻類又は粉砕した褐藻類K、例えば希酸(0,01〜
0.5規定)t−加えて加熱し、抽出操作を行う。又は
、抽出は熱水抽出で行ってもよい。
抽出条件は、例えば温度が常温〜100℃、時間は10
分〜24時間程度である。
熱水抽出した時は抽出液をそのまま、希酸で抽出した時
はアルカリで中和後減圧a縮するとよい。
次に、この濃縮液にエタノールを加えて、沈澱させ、フ
コイダン様物質を得る。更に共存している無機塩類等の
低分子物質を除去する為に、この濃縮液を透析する方が
好ましい。
尚、粉末として取出す必要のある場合には、濃縮液又は
濃縮液を透析したものを、凍結乾燥するのが便利である
更に精製する必要のあるときは、水酸化鉛との沈澱物と
して分離することも可能である。
次に、このフコイダン様物質に酸あるいは酵素等を加え
加水分解させる。酸を使用するときの酸は特に限定され
ず、無機酸、有機酸のいずれを用いてもよいが、硫酸あ
るいは塩酸が好ましい。例えば、該フコイダン様物質の
重量の1〜300倍量の0.5〜5規定溶液ヲ加え沸騰
水浴中で10分以上加熱し加水分解させる。10分以内
では加水分解が不充分である。酸が硫酸のときには、加
熱後炭酸バリウムで中和する。生成した硫酸バリウムと
過剰の炭酸バリウムは一過により除くことができ、不用
の塩を残さずに加水分解物を得ることができる。又、酸
が塩酸のときには、減圧濃縮をして過剰の塩酸を揮発さ
せれば良く、あえて中和しなくとも良い。
酵素を用いて加水分解する場合は、使用する酵素はフコ
イダン様物質を加水分解できるものならば特に限定され
ないが、例えばα−L−7コシダーゼあるいはフコイダ
ン含量が好ましい。これらの酵素を数Iv/lagのv
Ik度で加え、バッファーを加えて−を4.5〜6に調
整し、20〜50℃の温度で5分〜60分間反応させる
。反応終了後は80℃で5分間7JOPAL、酵素を失
活させることにより反応を終了させる。
以上のように酸あるいは酵素による加水分解物t−HP
LC及びTLC’i用いて糖分析を行う場合、その構成
成分はフコース6チ、フカン硫rIjt61%、ガラク
トース12%、17ノーヌ7チ、キシロース4%、グル
コース1%、その他9%である。
この成分分析より明らかなように、本加水分解物は、フ
コース及びフカン硫酸が全体の67%を占めていること
より、本加水分解物の水分活性低下刃は、おそらく、フ
コース及びフヵン硫酸によるものと考えられる。この仮
説を検討する為に、レクチングルAPA及びCon A
 (EYラデラトリーズ社製)を用いて本加水分解物を
分画したところ、フコース及びフカン硫酸からなる両分
が他の画分に比べより強い水分活性低下刃が認められた
本加水分解物はそのままと、−メクタント組成物として
用いてもよく、又、乾燥した後に用いてもよい。
〔発明の効果〕
このようにして得られる本発明の組成物は天然の褐藻類
より得られたものであるから、天然感が有り、又、その
水分活性低下能はシ、81あるいはグリセロールとほぼ
同等の効果を有する。
又、本組成物の甘味は従来からとューメクタントとして
用いられているショ糖に比べて弱く、苦味もグリセロー
ルに比較して弱いという特徴含有する。更に本組成物は
水に対する溶解度も高い。
以上のような特徴を有する本発明の組成物は広範囲の中
間水分食品の製造に利用できる非常に有効なものである
〔実施例〕
以下、実施例に従って、本発明の詳細な説明する。
実施例1 乾燥粉砕したコンブ1000IiK、INの塩i!Jt
−4ノ加え、65℃で1時間加熱し、遠心分離により抽
出液を分離した。この操作を3回行い、得られた抽出液
をカセイソーダで中和後減圧濃縮した。
濃縮液に60%エタノール溶液を加え沈澱物を得た。こ
の沈澱物を1晩透析して低分子物質を除いた後、凍結乾
燥してフコイダン様物質を62Ii得た。
得られたフコイダン様物質に150−の規定塩酸を加え
、沸騰水浴中にて60分加熱後、減圧濃縮を充分行い、
そして凍結乾燥して加水分解物を得た。この加水分解物
のヒューメクタントとしての有効性を評価するため、水
分活性低下能(Aw)及び呈味性をショ糖及びグリセロ
ールを対照として測定した。
呈味性は専門パネル8名により、ショ糖の甘味度、グリ
セロールの甘味度をコントロールとして官能評価を行っ
た。
結果を表−IN示した。
この表かられかるよう罠1本発明の組成物はAy低下能
はグリセロールには及ばないがショ糖より優れていた。
呈味性に関しては、甘味度がショ糖の311苦味度がグ
リセロールの70%と弱く、また、同一のAw低下能を
示す濃度で呈味性を比較すると、現在最も有効なと、−
メクタントとされているグリセロールよりも相対甘味度
、相対苦味度とも低い組成物であった。更に、本組成物
は天然の褐藻から得たという天然感があった。
以上のことから、本発明の組成物はと、−メクタントと
して有効であることがわかった。
実施例2 実施例1で得られた加水分解物を用いて、通常の方法に
よりセミドライソーセージを試作した。
配合は表−2に示した。試作品は水分58チ、Aw 0
.87%であり、通常のセミドライソーセージに比較し
て水分が高い為に、しなやかな食感をもち、かつ、保存
性が高い良好なものであった。
実施例3 実施例1で得られたフコイダン様物質に、3ダ/IIl
濃度の7コイダナーゼ液をリン酸バッファーと共に15
011Ll加え、pH5,5K調整し、40℃で30分
処理した。反応終了後これを一旦加熱後、濃縮、凍結乾
燥して加水分解物上沓た。このもののAtを測定したと
ころ50%水溶液で0.89でありAy低下能が認めら
れた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 褐藻類より得られうるフコイダン様物質の加水分解物を
    含有することを特徴とするヒューメクタント組成物。
JP61025244A 1986-02-07 1986-02-07 ヒユ−メクタント組成物 Pending JPS62181744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61025244A JPS62181744A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ヒユ−メクタント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61025244A JPS62181744A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ヒユ−メクタント組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62181744A true JPS62181744A (ja) 1987-08-10

Family

ID=12160570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61025244A Pending JPS62181744A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ヒユ−メクタント組成物

Country Status (1)

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JP (1) JPS62181744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105175563A (zh) * 2015-08-18 2015-12-23 浙江中烟工业有限责任公司 一种蜈蚣藻多糖的提取方法以及应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105175563A (zh) * 2015-08-18 2015-12-23 浙江中烟工业有限责任公司 一种蜈蚣藻多糖的提取方法以及应用

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