JPS62181134A - 多機能積層パネル - Google Patents

多機能積層パネル

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Publication number
JPS62181134A
JPS62181134A JP2483986A JP2483986A JPS62181134A JP S62181134 A JPS62181134 A JP S62181134A JP 2483986 A JP2483986 A JP 2483986A JP 2483986 A JP2483986 A JP 2483986A JP S62181134 A JPS62181134 A JP S62181134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
damping
laminated panel
sound
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2483986A
Other languages
English (en)
Inventor
健二 堺
西川 廣士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2483986A priority Critical patent/JPS62181134A/ja
Publication of JPS62181134A publication Critical patent/JPS62181134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、防音、断熱効果等の機能を同時に兼ね備える
軽量構造物に関する。
従来の技術 近年、騒音公害が社会問題となっており、これらに関す
る法的規制も強化されつつある。また、製品の高付加価
値をはかるという面からも、構造物、機器等における騒
音レベルの低下が不可欠の技術的課題となってきている
従来の一般的な防音対策としては、音・振動のエネルギ
ーを吸収する方法と反射させる方法が存在する。すなわ
ち、一旦発生した空気伝搬音はグラスウール、ロックウ
ール等の吸音材で吸収するか、あるいはコンクリート、
鉛板、石膏ボード、鋼板等の遮音材で反射させる方法が
用いられている。一方、機器等の振動により発生する固
体伝搬音に対しては制振鋼板、防振合金等で吸収するか
、あるいは空気バネ、金属バネ、防振ゴム等で反射させ
る方法がとられている。
しかしながら、これらの材料は、一般的に単一の機能し
か有さす、空気伝搬音および固体伝搬音の双方に対し同
時に防音効果を示すような多機能性は有しない。さらに
、これら材料の単なる組合イっ世によって多機能をもた
せろことも可能であるが、かかる方法では重量増加が大
きく、なお防音効果が少なく、さらに強度の点でも問題
を有する。
一方、防音を行なうには、騒音発生源において振動エネ
ルギーあるいは音響エネルギーを減衰させるのが、より
効果的であるとの観点から拘束型制振鋼板の使用が急増
しているが、従来の制振鋼板は二枚の鋼板およびその中
間層をなす制振樹脂からなり強度、特に曲げ剛性が小さ
く、これを補うにはかなりの重量増加が必要となる。
発明が解決しようとする問題点 本発明は重量を増加することなく強度の向上をはかり、
且つ防音材としての吸音、制振、遮音性等の多機能性を
保有するとともに用途によっては断熱性をも付与可能な
積層パネルを提供するものである。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は突設された複数のウェブを有する制
振金属板および該金属板のウェブ突設面側にて前記ウェ
ブに取付けられた拘束板からなり、防音材として吸音、
制振、遮音等の多機能性を有する積層パネル、並びにそ
の製造法を提供するものである。
次に、本発明の一興体例を添付の図面にもとづき詳細に
説明する。第1図は本発明の積層パネルの概略図を示し
、第2図は該積層パネルのA−A’断面図を示す。第1
図および第2図において、積層パネル(1)は複数のウ
ェブ(2)を有する制振金属板(3)および該ウェブに
取付けられた拘束板(4a)からなる。
該ウェブは第3図に示すごとく制振金属板(3)面上、
基盤の目に配置された多数の四角形の打抜き部(5)の
残部として形成される。該ウェブを形成するには例えば
打抜き曲げ加ニブレス等の装置を用い、四角形の打抜部
(5)の対向する二辺(8)を残し、他の対向する二辺
(9)および該二辺の中点を結ぶ線分(10)にて切断
する。ついで前記の未切断の二辺(8)および線分(l
O)に平行な二本の線分(11)を折曲線として各線分
にて区画された各面を垂直に折り曲げ、面(12)を制
振金属板(3)と平行とし、面(12)に前記拘束板(
4a)を接着または溶接するっかかる本発明の積層パネ
ルに用いられる制振金属板としては公知の制振板がいず
れも用い得るが、拘束型制振金属板が特に好ましい。
ここで拘束型制振板とは、粘弾性熱可塑性高分子樹脂を
2枚の金属板でサンドイッチしたものであり、この2枚
の金属には一般的に普通鋼板が使用されるが、アルミニ
ウム板、ステンレス板でも良く特に限定するものではな
い。該制振板の制振性能は高分子樹脂を使用しているた
め、温度、周波数、樹脂厚さ等に依存するが、本発明に
使用する制振板は用途によって材料選択が可能である。
例えば、使用温度雰囲気が常温であれば常温用の制振板
(例えば、2板の普通鋼板および変性酢酸ビニル樹脂か
らなる)を使用する。
また、前記拘束板(4aX4b)としては、積層パネル
の用途に応じ前記制振金属板と同一または異なった制振
金属板、普通鋼板、アルミニウム板等がいずれも用い得
る。
本具体例においては、制振金属板(3)のウェブ突設側
と反対の面に他の拘束板(4b)を接着または溶接し、
さらにその外側に化粧材(7)を貼着してパネルに美観
を付与する。かかる拘束!(4b)は前記拘束板(4a
)と同一または異なっていてよく、また化粧材は特に限
定されないが紙、布等が好ましい。さらに、両面拘束板
(4aX4b)と、ウェブ空間部の(4b)間に吸音材
(6)としてロックウール等を充填し吸音効果の向上が
はかられる。すなわち、制振金属板は高周波域に比べて
低周波域では制振効果が少ないことが多く、かかる場合
には前記の吸音材を目的の減音量に合わせて使用する。
なお、前記吸音材のかわりに環境雰囲気が高温で断熱性
が要求される場合は、前記と同様に制振金属板(3)と
ウェブ(2)に取付けた拘束板(4a)との間に断熱材
として石膏ボード等を充填してもよい。
また、本具体例においては打抜き部(5)を四角形とし
たが、装置、材料、目的に応じて第4図に示すごとく三
角形、六角形等の打抜き部としてウェブを形成すること
ができるし、これら打抜き部の制振金属板(3)上の配
置ら目的に応じ適宜に変更し得る。
及檄鯉 以下に、本発明を実施例および比較例を上げて具体的に
説明する。
実施例1 2枚の普通鋼板(厚さ0 、3 mm)および常温用制
振樹脂中間B(厚さ0.05mm)からなる0、65m
m厚の制振鋼板を第3図の如く四角形のウェブ状にプレ
ス曲げ加工し、1.Omm厚の制振鋼板を、溶接により
その両面に積層して鋼製扉を製作した。
なお、該ウェブ空間部に吸音材としてロックウールを全
面に充填した。該扉を手動で閉めた時の衝撃音を、扉か
ら1.5m離れた位置で騒音計を用いて測定した。その
結果、騒音値は76dB(A)を示し、聴覚(、:よる
音質は木製扉と同様の鈍い音であった。
比較例1 1 、6 mm厚の普通鋼板を用い、上記扉と外径寸法
が同一の鋼製扉を製作し、同一の条件で扉を閉めた時の
衝撃音を測定したが、騒音値は93dB(A)と本発明
パネルにより製作しfこ扉での結果に比べかなり高い値
を示した。
実施例2 0 、8 nun厚の制振鋼板をウェブ状に曲げ加工し
、該ウェブ空間部には吸音材(ロックウール)および断
熱材(石綿)を交互に充填し、該制振鋼板の片側(室外
側)には普通鋼板を積層し、もう一方側(室内側)には
制振鋼板を積層した腹合パネルを、船舶の機関部にある
コントロールルームの床面および側面に施工した。室内
での騒音を測定した結果、従来付使用時に比べて約8d
B(A)の減音が確認された。
発明の効果 本発明は、以下に示すような効果を持ちあわせている。
(イ)突設した複数のウェブを有する構造となっている
ため曲げ剛性が強く、且つ軽量である。
(ロ)ウェブを有する中間層が拘束板により挟まれ中間
部に空気層が存在するため透過損失は一段と向上する。
(ハ)上記ウェブ空間部に、さらに吸音材を充填するこ
とにより吸音、遮音、制振等の性能が向上する。
(ニ)つ≦ブ状に加工する制振鋼板はスクラップレスで
あり、歩留りがよく経済的である。
以上のように多機能を有する本発明の積層パネルは、船
舶、電機、建材、橋梁関係等の広い分野での用途が存在
し、具体的には鋼製扉、床材、壁材、機器類の架台等に
有効的に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明積層パネルの概略図、第2図は、該積
層パネルのA−A′断面図、第3図は、制振板の成形加
工態様を示す正面図、第4図は、第3図の変形例を示す
正面図である。 図面中の主な符号は次のとおりである。 l 積層パネル、2:ウェブ、3:制振鋼板、4 a、
 4 b+拘束板、6:吸音材。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼折 代 理 人 弁理士 青白 葆 外2名第1図 A′ 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)突設された複数のウェブを有する制振金属板およ
    び該金属板のウェブ突設面側にて前記ウェブに取付けら
    れた拘束板からなることを特徴とする積層パネル。
  2. (2)前記金属板のウェブ突設面と反対側の面にさらに
    拘束板を取付けた前記第(1)項の積層パネル。
  3. (3)前記金属板および拘束板間の空間に吸音材および
    /または断熱材を配置した前記第(2)項の積層パネル
  4. (4)制振金属板に打抜き曲げ加工を行なって複数のウ
    ェブを設け、該ウェブに拘束板を取付けることを特徴と
    する積層パネルの製造法。
JP2483986A 1986-02-05 1986-02-05 多機能積層パネル Pending JPS62181134A (ja)

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JP2483986A JPS62181134A (ja) 1986-02-05 1986-02-05 多機能積層パネル

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JP2483986A JPS62181134A (ja) 1986-02-05 1986-02-05 多機能積層パネル

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Publication Number Publication Date
JPS62181134A true JPS62181134A (ja) 1987-08-08

Family

ID=12149375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2483986A Pending JPS62181134A (ja) 1986-02-05 1986-02-05 多機能積層パネル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020003241A1 (en) * 2018-06-28 2020-01-02 3M Innovative Properties Company Multilayer damping material

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