JPS5866998A - 孔明き吸音シ−ト - Google Patents

孔明き吸音シ−ト

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JPS5866998A
JPS5866998A JP56165897A JP16589781A JPS5866998A JP S5866998 A JPS5866998 A JP S5866998A JP 56165897 A JP56165897 A JP 56165897A JP 16589781 A JP16589781 A JP 16589781A JP S5866998 A JPS5866998 A JP S5866998A
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JP
Japan
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sound
sound absorbing
ventilation holes
sheet
absorbing sheet
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JP56165897A
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立道 有年
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薄いシートに多数の通気孔を透設した孔明き
吸音シートに関する。
鉄道、道路、空港、工場等の騒音発生施設の周りを囲む
遮音壁、室内の残響を低減するための吸音壁、空調用ダ
クト若しくはエンジン、コンプレッサ等の原動従動機関
に取り付けられる消音装置等の吸音を目的とする各種の
設備、機器には)グラスファイバ等の繊維を圧縮した繊
維質吸音板、粒状物をバインダで結合した粒子質吸音板
、あるいは、厚板に通気孔を透設した孔明き吸音板など
が用いられているが、いずれも、厚さを散開乃至数十麿
としなければ十分な吸音性能を得ることができず、従っ
て、嵩高で大重量となり、材料費が高く、運搬及び施工
が困難であるばかりでなく、設備、機器全体の重量が増
大し、かつ、有効利用空間を狭める欠点がある。
一方、厚さ1顛以上のアルミニウム板に多数の通気孔を
透設した吸音用孔明きアルミニウムパネルも存在するが
、これは、JIS  A  6305に規定されている
ように、孔径及び孔明き率が犬き。く、このパネル単体
では十分な吸音性能を得ることは不可能であって、使用
にあたっては、グラスファイバ等の吸音板で裏打ちする
必要があり、結局、厚さ及び重量が大となるのは避けら
れないのである。
本発明は、厚さl rim以下の薄いシートに直径l■
以下の小さな通気孔を孔明き率が一定範囲となるように
透設することによって吸音率特性の最大値が常に一定以
上となる極く薄手の孔明き吸音シートを提供することを
目的とするものである。
以下、本発明の成立過程を説明すると、発明者は、金属
、合成樹脂、紙及び通気性を有しないようにコーティン
グを施した織布等の各種の薄いシートを用意し、第1図
に示すように、このシートaに針や錐などで任意寸法の
通気孔すを規則的に透設して試料となる各種の孔明き吸
音シー)Aを作成した。そして、これらの孔明き吸音シ
ー)Aを、第2図に示すように、反射壁Bとの間に背後
空気層Cを置いて配置して全厚りの吸音構造を構成し、
公知の定在波管法によって垂直入射吸音率メを測定した
。、ここで、垂直入射吸音率cl−,(以下、単に吸音
率という)は次式で定義される。
まず、第8図に厚さt=0.5mのシートaに、直径d
 = 0.8 wgの円形通気孔すを1d当りの個数n
が、8.16.24.50となるように透設した4種の
孔明き吸音シートAについて反射壁Bからの全厚L =
 50 mmとなる吸音構造を構成し、各吸音構造毎に
測定した音波の周波数と吸音率の関係、すなわち、吸音
率特性をグラフで示した。同じく第4図は、厚さj=Q
、5朋のシートaにd=0、5 mの円形通気孔すをl
c−当りの個数nが2.4.6.8.12となるように
透設した5種゛の孔明き吸音シートAについて、また、
第5図は、厚さt ” 0.5 Mxのシートaにd=
1.on+の円形通気孔すをti当りの個数口が025
.0,5、l、2.4となるように透設した5種の吸音
シートAについて、反射壁Bからの全厚がいずれもL−
50u+となる吸音構造を構成して測定した吸音率特性
をグラフで示したものである。
これらの第3.4.5図について検討すると、いずれの
図においても、通気孔すの個数の増加とともに、吸音率
の最大値(Xyu−Zを示す周波数が高周波側へ移動し
、かつ、その■μては、わがある一定値において略10
0%となり、nがその値より犬となっても小となっても
α%ルχの値は減少することが判明した。
そこで、第6図に、通気孔すの直径dと1 cd当りの
個数nとを総合的に表わす数値である孔明き率P=πd
Xn/400を横軸として吸音率の最大値−4の変化を
通気孔すの直径d毎のグラフとして示した。
この第6図によれば、一定値以上の■1ダを得るために
は、dを大にするとPを小とし、dを小にするとPを大
にする必要のあることが明らかであるが、これは、吸音
率が通気孔を通る空気の流れ抵抗によって影響されるこ
とを示している。すなわち、dが小の場合はdが犬の場
合よりPを犬にしなければ単位面積当りの流れ抵抗を同
一にすることができないからである。
次に、第6図から求められたメ帽αが70%または90
%以上となるdとPの関係を、両対数目盛のグラフで表
わすと、第7図に示すように2本の直線で挾まれた範囲
となる。このグラフで実線の部分は実測値、破線の部分
は外挿値である。
同様に、シートaの厚さもが0.2 msと1.0鰭の
孔明き吸音シー)Aを使用して実測したメυIが70%
以上になるdとPの関係を第8図に示したが、さらに、
ヒ籠ノでか80%以上、90%以上及び100%となる
dとPの関係を厚さも毎に表わしたグラフを解析した結
果、次の実験式が得られた。
一〇7 6.4     −42 、.4KIXd  
Xt  ≦P≦に2Xd  Xtここでに1、K2は、
吸音率の最大MCl−m6LZを何%以上とするかによ
って定まる定数であって、次表の通りである。
したがって、この表によって求められるKl。
K2の値を上式に代入すれば、IX’mjL tを一定
値以上にするために必要な通気孔すの直径d及びシート
aの厚さLに対応する孔明き率Pの範囲が求まり、ld
当りの孔数の範囲が必然的に定まるのである。
なお、上記実験式は通気孔l)をいずれも円形とした試
料に基づいて得られたものであるが、各通気孔すの大き
さは、既述のように、空気の流れ抵抗として吸音率に影
響を及ぼすものであるがら、シー)aに正方形、三角形
等の非円形の通気孔すを透設した場合には、その非円形
通気孔と空気の流れ抵抗が実質的に同一な円形通気孔を
単位面積当り同数透設した孔明きシートと略同等の吸音
特性を示すのであって、このことは実験的に確認済みで
ある。すなわち、通気孔すが非円形の場合は、空気の流
れ抵抗が実質的に同一の円形通気孔を仮想し、この仮想
円形通気孔が単位面積当り同数透設されたものとして求
めた孔明き率Pが上式の範囲内にあるときに吸音率の最
大値改帆a−,gが70%、80%若しくは90%以上
となるのであるが、円形通気孔と空気の流れ抵抗が実質
的に同一な非円形通気孔の面積は円形通気孔より常に大
であり、したがって孔明き率Pも大となって真の孔明き
率Pが上式の範囲外となるiともあり得ることGこ注意
すべきである。
また、上記実験においては、シー)aとして主に真鍮板
等の金属を使用したが、合成樹脂フィルム、紙及び通気
性を有しないようにコーチインク゛を施した織布等の各
種のシートを使用した場合(こも上記実験式を満足する
ことは実験的に確認済みである。
さらに、本発明にかかる孔明き吸音シートの表裏両面若
しくはいずれか一面に、U響的影響を無視し得る程度の
極く薄い通気性を有しない被膜を形成しても、その吸音
特性がほとんど変化しないことは明らかである。
なお、第9.10図に、本発明にかかる孔明き吸音シー
)Aを空気層を介して2層配置した吸音構造の吸音率特
性を示したが、このように本発明にかかる孔明き吸音シ
ートを2層若しくは3層以上配置した多層吸音構造にお
いては、単層吸音構造に比べて広帯域にわたって吸音率
が向上する利点がある。
以上に説明したように、本発明の孔明き吸音シートは、
厚さも二1an+以下のシートに、直径d−1IIII
以下の多数の円形通気孔を孔明き率Pが一定の範囲°°
となるように透設し、若しくは、前記円形通気孔と空気
の流、れ抵抗が実質的に同一である非円形通気孔を単位
面積当り同数透設したことを要旨とするものであって、
単体で使用可能な吸音材としては従来品に比べて著しく
薄く、したがって、軽量、小嵩で運搬及び施工が容易で
あるとともに、反射壁との間に一定の背後空気層を設け
た吸音構造に使用すると吸音率の最大値を70%以上に
保つことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の孔明き吸音シートAの拡大
斜視図、第2図は本発明の吸音シートAを使用した吸音
構造の一例の断面図、第3〜5図は吸音率特性の実測値
を示すグラフ、第6〜8図は吸音率の最大値とdXts
Pの関係を示すり゛う7、第9.10図は多層吸音構造
の吸音率特性の実測値を示すグラフである。 A:孔明き吸音シート a:シート h:通気孔 B:
反射壁 C:背後空気層 出願人 立 道 有 年 代理人 弁理士 杼口 宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 厚さt = 1 m以下のシートに、直径d=1朋
    以下の多数の円形通気孔を孔明き率Pが次式の範囲とな
    るように透設し、若しくは、孔明き率Pが次式の範囲と
    なるように透設した円形通気孔と空気の流れ抵抗が実質
    的に同一である非円形通気孔を単位面指当り同数透設し
    たことを特徴とする孔明き吸音シート −7−′り  aす           −3   
    −0.’l   σチ2、lX10  Xd  xt 
    ≦P≦25X10  Xd  Xt2 前記円形通気孔
    の孔明き率Pが次式の範囲にある特許請求の範囲第1項
    記載の孔明き吸音シート −−3−θ、q  ρ、ダ            −
    j   −ρ、り   0.f2.8XjOXd  X
    i  ≦P≦19XlOXd  Xt8 前記円形通気
    孔の孔明き率Pが次式の範囲にある特許請求の範囲第1
    項記載の孔明き吸音シート −3−o、り   θ、す             
    −3    −θり   σ、、L8.8X10  X
    d  Xt  ≦P≦14X10  X  d  Xt
    4 表裏両面若しくはいずれか一面に音響的影響を無視
    し得る程度の極く薄い通気性を有しない被膜を形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項若しく
    は第3項記載の孔明き吸音シート
JP56165897A 1981-10-17 1981-10-17 孔明き吸音シ−ト Pending JPS5866998A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262765A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Yamaha Corp 吸音材及び吸音パネル
JP2010059658A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Tomoegawa Paper Co Ltd 吸音構造体用部材及び吸音構造体
JP2019040137A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 富士フイルム株式会社 防音構造、光学デバイス、及び電子デバイス

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