JPS62180875A - ワイヤ送り方法およびこの方法を実施する送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 末端に連結要素、例えば差し込み型コネクタを取りつけ
たいわゆるレディーメイド・プリアセンブル・ワイヤセ
ットは、例えば自動車工業においてまた家庭用品の製造
においてますます量産されている。これらのワイヤが製
造される際に、一定長にトリミングされ、両端を露出し
て、電気接続素子、例えば差し込み型コネクタを配備す
る。相異なる色および／または直径の数本のワイヤを少
なくとも一端において相互に電気的に接続する事か望ま
しい場合か多い。このようなレディーメイドセットの組
み立ては、いわゆるレディーメイド自動組立機で機械的
に実施される。この工程においては、直径と色の相違す
るワイヤがコンベア装置によって全ワイヤのトリミング
部に送られる。

〔従来技術とその問題点〕

従来のコンベア装置においては、ワイヤロールの末端部
がプレート状の保持装置によって把持され、各ワイヤが
平面中に配置される。このプレート状保持装置に続いて
、ロール型またはベルト型駆動装置が配置され、その上
ロールと下ロールは上下運動可能である。このワイヤ駆
動装置に続いて、ワイヤ端部を受けるための他のプレー
ト状保持装置が配置される。この保持装置は第１保持装
置に固着されている。この第２保持装置に続いて、トリ
ミング装置がある。ワイヤ端部がロールまたはベルト駆
動装置を通して送られる際に、所望長がトリミング装置
を通過してしまうまで、ワイヤは２基の保持装置を通し
て押されまた／あるいは引っ張られる。そこでトリミン
グされたワイヤ部分が他のコンベアに送られる。次に別
のワイヤをトリミングする場合には、上ロールおよび／
または上連続ベルトを持ち上げ、また次にトリミングさ
れるワイヤ端部がベルトまたはロール駆動装置の間に配
置される位置まで、相互に連結された２基の保持装置を
ワイヤの縦軸線に対して横方向に移動させる。次に、上
ロールおよび／または上ベルトを下降させ、ワイヤを把
ｒ！ｊしてロールまたはベルト駆動内の間に送入する。

その後に前記の送り操作を繰り返す。

これらの従来装置の欠点は、ワイヤ駆動装置の前にワイ
ヤを分離する可動保持装置が配置され、この保持装置に
連結された他の保持装置がその後に配置される事にある
。相互間にワイヤ駆動装置を備えた２個の保持装置を配
備し、トリミングされるワイヤを取り替えるためには、
並置されたワイヤ端部をワイヤ駆動方向に対して横方向
に移動させる必要がある。このような送り装置は大質量
を有し、従って大きな慣性モーメントを有し、高い駆動
力と聴力なりラッチまたは低クロックを必要とする。新
型のレディーメイド組立機は毎分１０．０００に達する
非常に高いクロックで作動するので、前記の型の従来の
送り装置は生産ラインにおける弱いリンクを成し、クロ
ックを著しく低下させる。

本発明の基礎になる課題は、単一のトリミング部に各種
のワイヤを送る方法の改良にある。従って、本発明は、
数種のワイヤセットの端部をその軸方向にトリミング部
まで、別々に、順次にまた選ばれた順序で送り、ロール
またはベルト駆動装置の中を搬送し、トリミング部に送
られるべきワイヤ端部をロールまたはベルト駆動部の中
に送入する方法において、前記の送入は可動保持装置に
よって実施され、この保持装置の中にワイヤが挿通され
、相互に離間されて他側から突出し、またこの保持装置
は、短時間開いたロールまたはベルト駆動装置の間に前
記ワイヤの突出端部を１本づつ送る方法に関するもので
ある。

〔発明の概要〕

本発明は、トリミングの終了に際して、また次の操作に
おいてトリミングされるワイヤに取り替えることが望ま
れる場合に、前の操作においてトリミングされたワイヤ
端部をロールまたはベルト駆動装置の開始区域まで後退
させるにある。これによって、小型のコンパクトの寸法
の唯一のワイヤ分離装置を使用する事が可能になる。こ
れは小質量と低慣性モーメントを意味する。

さらに、送り位置にない各種ワイヤロールのワイヤの末
端部を保持装置の中に把持し、これに対して送り位置に
あるワイヤ端部はロールまたはベルト駆動部の開放前に
はクランプ装置の中に把持され、再び閉鎖するコンベア
によって把持された直後に解除される事が望ましい。こ
れによって、待機中のワイヤ端部も、搬送位置にあるワ
イヤ端部も軸方向の不慮の移動を防止される。このよう
な保持作用は、搬送手段として、柔らかな弾性外側被覆
を備えた連続ベルトから成るベルト駆動装置を使用する
事（こよって達成され、その弾性は、−上ベルトがワイ
ヤと最初に接触する点からその限界位置までの行程が処
理されるワイヤのクランプ装置を解除するのに十分な程
度に選ばれる。−にロールまたは上連続ベルトの−に下
運動は空気式、油圧式または機械的に生じる事ができる
。

」上ロールまたは上連続ベルトを確実に機械的に上下さ
せる装置として、カムと従節を使用する事が好ましい。

この場合、上ロールまたは上連続ベルトが持ち上げられ
ている間に、ワイヤを保持装置の中において追加的に保
持する事が望ましい。

そめため、前記のカムはそのゼロ位置の両側区域におい
て−Ｌ上ロールたは上ベルトを移動させないが、このゼ
ロ点の両側の中立区域を通るときに、この第１カムと連
結された第２カムが、保持装置の中に配置された処理さ
れるワイヤのクランプ装置を作動する。

本発明の他の実施態様において、保持装置はタレットヘ
ッドとして設計される。その利点は、他のワイヤ端部を
搬送装置の中に送るように保持装置を運動させるには、
同数のワイヤを収容したプレート状構造の保持装置より
も低い駆動力を必要とする′旧こある。タレットヘッド
型に設計された場合、この保持装置は中空軸を成し、そ
の壁部がワイヤ送り装置のクサビ状送入スロットまで延
在する。この設計の利点は、保持装置と送り装置との間
において、ワイヤが保持されないスペースが僅少な事で
ある。

種々のワイヤ端部のクランプ装置は、前記の中空軸の内
部に配置された弾発ロッカーとして設計される。これに
より、保持装置は非常にコンパクトになり、この装置は
回転しながら割出されるので、その慣性モーメントが低
い。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。

線材１は、上連続ベルト２と下連続ベルト３とから成る
ベルト駆動装置によって、線材の縦軸線Ｘ方向にトリミ
ング部４まで送られる。ベルト２゜３の手前にワイヤ取
り替え部が配置され、このワイヤ取り替え部は、タレッ
トヘッドとして構成された保持装置５から成る。このタ
レットヘッドは軸受６の中に取り付けられ、軸線７回り
に回転する。この保持装置は中空軸として設計されてい
る。

この中空軸の外周に沿って多数の孔７が配偶され、これ
らの孔７の中に個々の線材１，１ａ〜１ｈが通されてい
る。中空軸として構成された保持装置５の中に、前記の
６孔に対応するクランプ装置が配置され、これらのクラ
ンプ装置は弾発されたレバー８として設計されている。

バネ９が、レバー８の粗面ヘッド１０をワイヤ１ａ〜１
ｈ上に押圧し、ワイヤの保持装置５の内部での移動を防
止する。

処理されるワイヤの変更が望まれるならば、すなわちワ
イヤ１の代わりにワイヤ１ａ〜１ｈのいずれかを駆動装
置２，３の中に導入すべきならば、まずワイヤ１を第２
図に図示の位置まで後退させそののち第２図に図示のよ
うに、上ベルト２を空気式または油圧質ピストン１１に
よって持ち上げる。次に、所望のワイヤ１ａ〜１ｈが第
２図に図示のワイヤの位置まで動かされるように、保持
装置５をその軸線７回りに回転させる。つづいて、再び
ピストン１１を作動させて連続ベルト２を下降させる事
によって、連続ベルト３の上に配置されたワイヤを上下
の連続ベルト２と３の間に締め付ける。そこでこのワイ
ヤをベルト駆動装置の作動によってトリミング部４まで
送る。

上ベルト２を持ち上げると同時に、作動アーム１２が持
ち上げられ、クランプ装置のレバー８の粗面１０をワイ
ヤ１に対して押圧する。このワイヤが送り装置の中に導
入されたときに、対応のレバー８を作動アーム１２によ
ってバネ９の弾発力に対抗して枢転させ、ワイヤを解除
して軸方向に送る。他の実施態様においては、上ベルト
２をカム１３によって連続的に上下させる。このカム１
３はその角度区域αにおいて、回転軸線と同心円を成し
、従ってこの角度範囲内においては、上ベルト２の駆動
ロッド１５と連結した従節１４がなんらの行程を生じな
い。次の角度区域において従節１４はカム１３の回転に
伴って持ち上げられまたは下降される。カム従節１４が
角度区域αを挿過する間に、他のカム従節１６がカム１
５の区域βを通過する。この区域βにおいては、他の従
節１６が動かされている。この従節１６はレバー８と連
結され、角度区域βを通過する間のみ、レバー８をバネ
９の弾発力に対抗して枢転させワイヤ１を解除する。こ
れにより、クランプ装置のレバー８かワイヤ１を把持し
た後においてのみ上ベルト２が持ち上げられ、またワイ
ヤ１がベルト２と３の間に締め付けられたときにのみ、
レバー８の枢転によって解除される。

【図面の簡単な説明】

第１図はワイヤを縦方向に送る送り装置を示す縦断面図
、第２図は送られるワイヤを変更中の送り装置を示す縦
断面図、第３図はタレットヘッドとして構成されたワイ
ヤ変更機を回転軸線方向に見た平面図、また第４図は上
ロールまたは上連続ベルトおよびワイヤ保持装置のクラ
ンプ装置を作動するカムの機能図である。 １・・・ワイヤ、２・・・上ベルト、３・・・下ベルト
、４・・・トリミング装置、５・・・保持装置、８・・
・クランプ装置のレバー、９・・・バネ、１１・・・ピ
ストン、１２・・・作動アーム、１３．１５・・・カム
、１４．１６・・・従節。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、数種のワイヤセットの端部をその軸方向にトリミン
   グ部まで、別々に、順次にまた選ばれた順序で送り、ロ
   ールまたはベルト駆動装置の中を搬送し、トリミング部
   に送られるべきワイヤ端部をロールまたはベルト駆動部
   の中に送入する方法において、前記の送入は可動保持装
   置によって実施され、この保持装置の中にワイヤが挿通
   され、相互に離間されて他側から突出し、またこの保持
   装置は、短時間開いたロールまたはベルト駆動装置の間
   に前記ワイヤの突出端部を１本づつ送る方法において、
   トリミングが終了したときに、つぎの操作でトリミング
   されるワイヤ（１ａ乃至１ｈ）に取り替えようとする場
   合、すでに一部をトリミングされたワイヤ（１）の末端
   をベルト駆動装置（２、３）の出発区域まで後退させる
   ことを特徴とするワイヤ送り方法。 ２、各ワイヤロールの送り位置に配置されていないワイ
   ヤ端部（１ａ乃至１ｈ）は保持装置（５）の中にクラン
   プされ、これに対して送り位置に配置されたワイヤ端部
   （１）は、ロールまたはベルト駆動装置（２、３）が開
   いて解除される直前にクランプ装置（８）によってクラ
   ンプされ、またロールまたはベルト駆動装置（２、３）
   の閉鎖によって把持された直後に再び解除される事を特
   徴とする特許請求の範囲第１項によるワイヤ送り方法。 ３、ロールまたはベルト駆動装置の上ロールまたは上連
   続ベルト（２）は油圧式または空気圧式ピストン（１１
   ）によって上下動される事を特徴とする特許請求の範囲
   第１項による方法を実施する送り装置。 ４、ロールまたはベルト駆動装置の上ロールまたは上連
   続ベルト（２）はカム（１３）によって上下動される事
   を特徴とする特許請求の範囲第１項による方法を実施す
   る送り装置。 ５、カム（１３）は、ゼロ位置の両側の区域（α）にお
   いて、上ロールまたは上連続ベルト（２）に対して移動
   作用を生じない事を特徴とする特許請求の範囲第４項に
   よる装置。６、第１カム（１３）に連結された第２カム
   （１５）が第１カム（１３）の角度区域（α）を通過す
   る間に、保持装置（５）の中に配置された処理されるワ
   イヤ（１）のクランプ装置（８）を作動させる事を特徴
   とする特許請求の範囲第５項による装置。 ７、送り装置としてベルト駆動装置が使用され、その連
   続ベルト（２、３）が柔かな弾性外側被覆を有する事を
   特徴とする特許請求の範囲第３項または第４項のいずれ
   かによる装置。 ８、連続ベルト（２、３）の弾性は、上連続ベルト（２
   ）が最初にワイヤ（１）と接触してからその限界位置ま
   での行程が処理されるワイヤ（１）のクランプ装置（８
   ）を解除するに十分であるように選ばれる事を特徴とす
   る特許請求の範囲第８項による装置。 ９、保持装置（５）はタッレトヘッドの形に設計される
   事を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項のいず
   れかによる装置。 １０、タッレトヘッド状の保持装置（５）は中空軸とし
   て構成される事を特徴とする特許請求の範囲第９項によ
   る装置。 １１、前記の中空軸はその壁部が送り装置のクサビ状送
   りスロットの中まで延在する事を特徴とする特許請求の
   範囲第１０項による装置。 １２、ワイヤ末端部のクランプ装置（８）が中空軸の内
   部に配置される事を特徴とする特許請求の範囲第１０項
   による装置。 １３、クランプ装置は弾発されたロッカーとして設計さ
   れる事を特徴とする特許請求の範囲第１２項による装置
   。 １４、ロッカー（８）は、他のレバー系を介して、ワイ
   ヤ駆動装置開閉用偏心駆動装置（１３、１５）によって
   作動される事を特徴とする特許請求の範囲第６項乃至第
   １３項のいずれかによる装置。