JPS6218038Y2 - - Google Patents

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JPS6218038Y2
JPS6218038Y2 JP1982091411U JP9141182U JPS6218038Y2 JP S6218038 Y2 JPS6218038 Y2 JP S6218038Y2 JP 1982091411 U JP1982091411 U JP 1982091411U JP 9141182 U JP9141182 U JP 9141182U JP S6218038 Y2 JPS6218038 Y2 JP S6218038Y2
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JP
Japan
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stage
spring
rotation
column
fine movement
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JP1982091411U
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JPS587111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高密度集積回路の微細パタン加工に
用いるマスクアライナや顕微鏡等のステージを高
精度に回転微動させるステージの回転微動装置に
関するものである。
従来のこの種の微動装置はステージを回転微動
させるにあたり、マイクロメータヘツド等の精密
ねじを用いて該ステージ又は該ステージに突設し
たアーム等を直接押すことにより、その駆動力を
加えていた。
第1図はこのような従来の微動装置の従来例で
あり、1はステージ、2は回転軸、3はアーム、
4は基体、5はマイクロメータヘツド、6は回転
軸受、7はボールである。
ステージ1の回転軸2にとり付けたアーム3の
先端を基体4にとり付けたマイクロメータヘツド
5で押すると、ステージ1は基体4に対し、回転
軸受6により保持されているので、マイクロメー
タヘツド5の送り量に対応して微動する。なおマ
イクロメータヘツド5の先端とアーム3との間に
はボール7を介在させる。
このような従来の装置の場合、マイクロメータ
ヘツド等の駆動機構の精度がそのままステージの
微動精度となる。したがつて、ステージをばねで
一方向に押し付ける等、ガタやバツクラツシユを
極力軽減する手法を講じたとしても、安定して得
られる微動精度は0.5〜1μmのオーダーであ
り、分解能として0.1〜0.2μmオーダーを得るの
が限界であつた。
本考案は、微動ステージを基体に対してばねで
保持し、該ばねのばね定数より遥かに小さいばね
定数を有する駆動ばねを介して、該ステージを駆
動する装置により、駆動ばねの大変形量を制御す
ることによつて該ステージのわずかの動きを制御
可能としたものであり、ステージの回転に関する
微動精度、分解能の大幅向上を目的とする。
第2図は、本考案の実施例である。8はステー
ジ、9は支柱、10は板ばね、11は基体、12
は渦巻状の駆動ばね、13は駆動用回転体、14
は軸受、15はアーム、16はねじを示す。ステ
ージ8はステージ8の下面に突設した支柱9のま
わりに放射状に設けた3〜4枚の垂直方向の板ば
ね10により、基体11に懸架支持される。
渦巻状の駆動ばね12は一端を支柱9に固着さ
れ、他端を駆動用回転体13に固着される。駆動
用回転体13は軸受14によつて基体11に対し
回転自在に支持される。駆動用回転体13から突
設したアーム15を基体11に螺合貫通したねじ
16を回動することによつてその先端で押す。
これによつて、駆動用回転体13が回転して、
駆動ばね12が巻き締められ、支柱9にトルクが
加わつて板ばね10が弾性変形し、ステージ8が
回転微動する。
この場合、駆動ばね12の変形角すなわち、駆
動用回転体13の回転角とステージ8の回転角と
の比は全板ばね10の合成ばね定数に対する渦巻
状の駆動ばね12のばね定数の比に等しくなる。
そして今、駆動ばね12のばね定数は、板ばね1
0のばね定数に比して遥かに小さくしてある。し
たがつて、駆動ばね12の大変形すなわち、駆動
用回転体13の大回転変位を制御することによ
り、ステージの微小回転を制御することができ
る。
以上の第2図の実施例においては、駆動ばねの
駆動をねじの回動により行うようにしたが、この
ようなねじの回動をモータにより駆動するように
してもよく、また、駆動ばねを電磁力、気体圧、
液体圧で駆動するようにしてもよい。
本考案によれば、以上説明したように、ステー
ジを支持基体に対し保持するように設けたばねに
対し、ばね定数の遥かに小さい駆動用ばねを介し
てステージを駆動するようになしたものであるか
ら駆動用ばねの大きな変位に対しステージを微調
整することができ、ステージの回転に関する微動
精度、分解能が優れたものとなり、従来と同程度
の装置製作技術、組立技術により、0.05〜0.2μ
mオーダーの微動精度、0.01〜0.05μmオーダー
の分解能が比較的容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステージ微動装置の実施例、第
2図は本考案のステージの回転微動装置の実施例
である。 1,8……ステージ、2……回転軸、3,15
……アーム、4,11……基体、5……マイクロ
メータヘツド、6……回転軸受、7……ボール、
9……支柱、10……板ばね、12……駆動ば
ね、13……駆動用回転体、14……軸受、16
……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステージに付与し得る左右、前後、上下、左右
    傾斜、前後傾斜、回転の6種類の自由度の微動の
    うち、該ステージが基体に対し、回転のみの1自
    由度の微動だけをなし得るように、前記ステージ
    にとり付けた支柱を、該支柱を中心に放射状に設
    けた3〜4枚の板ばねによつて微動自由度を得よ
    うとする前記回転方向にのみ弾性的に変形し得、
    他方向には該他方向に対し変形量を無視し得る程
    度しか変形し得ないように該基体に懸架支持し、
    前記ステージを微動させるのに前記支柱を懸架支
    持した板ばねの剛性より遥かに小さい剛性を有
    し、前記支柱に渦巻状に巻かれた駆動ばねを介し
    て前記支柱に回転力を加えることにより前記ステ
    ージの回転微動を得るようにしたことを特徴とす
    るステージの回転微動装置。
JP9141182U 1982-06-18 1982-06-18 ステ−ジの回転微動装置 Granted JPS587111U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9141182U JPS587111U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ステ−ジの回転微動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9141182U JPS587111U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ステ−ジの回転微動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587111U JPS587111U (ja) 1983-01-18
JPS6218038Y2 true JPS6218038Y2 (ja) 1987-05-09

Family

ID=29886492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9141182U Granted JPS587111U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ステ−ジの回転微動装置

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JP (1) JPS587111U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731259B2 (ja) * 1986-09-16 1995-04-10 株式会社宮沢マシン 回転テーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911074A (ja) * 1972-05-26 1974-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911074A (ja) * 1972-05-26 1974-01-31

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Publication number Publication date
JPS587111U (ja) 1983-01-18

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