JPS62179437A - 超音波非線形パラメ−タ分布測定装置 - Google Patents

超音波非線形パラメ−タ分布測定装置

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JPS62179437A
JPS62179437A JP61019385A JP1938586A JPS62179437A JP S62179437 A JPS62179437 A JP S62179437A JP 61019385 A JP61019385 A JP 61019385A JP 1938586 A JP1938586 A JP 1938586A JP S62179437 A JPS62179437 A JP S62179437A
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ultrasonic
pulse
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measurement
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JP61019385A
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章 司波
三輪 博秀
敬一 村上
勇 山田
佐藤 拓宗
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ポンピング波のある場合とない場合、又はポンピング波
の正相に重ねた場合と逆相に重ねた場合の夫々について
、先ず測定波の反射波の瞬時周波数を求め、それらの差
からB/入の分布を得ることを特徴とする超音波による
組織特性の測定装置である。
〔発明の技術分野〕
本発明は、超音波媒体の非線形パラメータ分布測定装置
、特に、生体組輪、等の超音波媒体の物理特性の空間分
布を測定する方式に係り、音速が音圧に対し、−次近似
としては一定値であるが、二次近似としては音圧に比例
するという非線形性を示すのを利用し、この非線形性パ
ラメータの空間的分布を妊体の特性値として測定し、更
には、必要に応じてその空間的分布の映像化を高速且つ
容易に行う様にした測定装置に関する。更には、特に、
いわゆる透過法でなく反射法によって上記非線形パラメ
ータを測定する事ができる装置に関する。
〔従来技術〕
本発明が利用する非線形パラメータ映像法の原理は、特
開餡60−119926号に詳述されている0 これは、測定波としてバースト状のパルス波を送受信兼
用の又は送信用/受信用の1組の測定波用振動子から送
信すると共に、該測定用超音波パルスとほぼ同一場所か
らほぼ同一方向にポンピング用の比較的低周波の超音波
パルスを被観察媒体内に送出する様にしておき、且つ、
第1図に示す様に、ポンピング波の音圧の高い部分(又
は低い部分)に測定用のバースト波が重畳する様に振動
子の駆動タイミングを調整しておき、ポンピングパルス
と測定用パルスの両方を送信した時に反射されて帰って
来た測定用パルスの受信信号の位相と、測定用パルスだ
けを送信した時に反射されて帰って来た測定用パルスの
受信信号の位相もしくは最初に送信した時とくらべて逆
相になるようにポンピング用パルスを測定用超音波パル
スと共に送出して得られた受信信号の位相との差を求め
る事により、ポンピングパルスの影響だけによる測定用
パルスの位相変調を反射法で検出して、被観察媒体内の
超音波被線形パラメータB/A求めるようとするもので
ある。
即ち、進行する測定波上の1つの点に注目した場合、そ
の点が反射体に散るまでの間に、測定用パルスが通過し
た領域の被線形パラメータB/A(但し場所の関数)と
ポンピング波の音圧P(減衰の影響により場所の関数)
との積の積分値により定まる位相変調を受ける事を利用
して受信信号を復調して得た位相信号を微分する事によ
り、非紗形パラメータB/Aの分布を得ようとするもの
である。
〔発明の解決しようとする問題点〕
従来の方法ではポンプ波を測定波と同時に送信した時の
受信波の位相と、測定′fIL波のみ、もしくは逆相の
ポンプ波と測定波を同時に送信したときの受信波の位相
との差をとり、微分することによってB/Aの分布を求
めていたが、この方法においては受信波の位相を求める
ため、2πごとに不連続が生ずるいわゆるラップアラウ
ンドの影響から逃れることができなかった。
そして、このようにラップアラウンドした信号の差をと
って、更にそれを微分するため、誤差が拡大される欠点
があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は位相の微分が瞬時周波数として直接求まること
に着目し、微分操作を前に行いポンプ波を測定波と同時
に送信した時の受信波の瞬時周波数と、測定波のみもし
くは逆相のポンプ波と測定波を同時に送信した時の受信
波の瞬時周波数との差をとりB/Aの分布を求めるよう
Kしている。
〔作用〕
この結果、瞬時周波数を求める際にはラップアラウンド
は生じないため、それらの差であるB/Aにも誤差を招
くことなく測定することかできる。
〔発明の実施例〕 まず、本特許が利用する非線形パラメータ映像法の原理
について説明する。
超音波媒体内の音圧がゼロの時の音速をC〆、密度をρ
0とすると、Pなる音圧が加えられた時の音速Cは 但し添字Sは等エントロピーである事を示す。
どなる。従って、ポンピングパルスの音圧Pにより、音
速Cは、 たけ変化する事になる。
今、第2図に示す櫟に、2=0に置かれた測定波用超音
波振動子Xmからバースト状の超音波パルスWmを図の
Z軸方向に被測定媒体中に送り込み、反射体Mからの反
射波を受信する場合を考える。この時 gil」定波用
去動子Xmとほば同一場所に設置されたポンピングパル
ス送信用振動子Xpから、ポンピングパルスWpを図示
の様にZ軸方向に送り込む。以下簡単のためにWpとW
mとは重畳しているとする。又、Wmの音圧はWpの音
圧に比べて充分に小さく、式fil(2)のPとしては
Wpによるものだけを考慮すれは良いものとする。測定
用パルスWmがZ=ZICある反射体Mに到達するまで
の間に、各Zにおいて、式(2)により、場n「により
異なる音速変化 を受ける事になり、従って場所(Z)Kより異なったΔ
C(Z)に比例する位相変化を受ける事になる。
従って、反射体Mに到達した時には、式(3)で示され
る音速変化の積分値に比例した位相変化(音圧変化やB
、よる変化を受けなかった場合に比べて)を受けている
事になる。Mで反射された後、振動子Xmで受信される
までの間は、ポンピングパルスが存在しない(正確には
、ポンピングパルスの反射波が、測定用パルスの反射波
と共に戻って来るが、媒体の反射本は一般に低周波程小
さいため、往路での音圧に比べれば充分に小さくなって
いる)ので、振動子Xmで受信された測定用パルスの反
射波を位相復調すれば式(4)で示されるψ(Z)が得
られる事になる。
ψ(Z)をZで微分する事により が得られ、式(5)の左辺は実測で得られる値、右辺の
に、ρ0yCOは定数であるから、P(Z)を知る事が
できれば−(Z)を求める事ができる。
入 超音波周波数の例として、ポンピングパルスWpは生体
組織内での減衰が余り大きくない500KHz程度のも
のが、測定波パルスWmはそれよりも1桁程度高い5M
Hz程度のものが用いられる。生体組織中では、超音波
はほぼ1dB/MHz/anの減衰を受ける事が良く知
られており、 500KHzのWpの場合、はkl 0
.5 dB/anの減衰ヲ受ける事になる。従って、式
(5)のP (Z)として、例えば 一± P (Z) =P(01・1020 (但し、Zの単位はσ) ・・・・・・ (6)という
式を用いてP (Z)を推定しても良い。この場合、式
(5)より つまり、位相復調出力ψ(Z)を微分したものK。
距離Zと共に増大する様な係数に’ e ”を乗する事
だより一!L(z)を得る事ができろ。
生体組織中での減衰が1 dB/MHz /crr+ 
という櫟に場所によらず一定という様な仮定が成立しな
い場合は、通常のBモード断層撮像装なでよく用いられ
ている様に1距離Z毎に第3図の如き自由なゲインを与
える事のできるいわゆるTGC(T−ime  Ga1
n Control)を用いても良い事は言うまでもな
い。このゲインカーブは測定結果を見ながら試行鉛誤的
に求める。
尚、媒体中の平均音速をC0とした時、Z−Cot(t
:超音波が送信されてからの時間)であるから、dZ=
Codt となり、式(5)のZによる微分は、時間微分に置き換
えられるのは言うまでもない。
以上の説明では、距離Zにある反射体からの反射波の位
相ψ(Z)が求まると仮定して〜・たが、実トは以下の
理由でこれは容易ではない。
第1に、位相を検出するためには第4図(a)K示す如
き基準偵号と受信信号との位相比較を行うが、反射法の
場合、第4図(b)(c)に示す如く、振動子と反射体
との間の距離が異なるだけで、基準信号に対する受(f
i倍信号位相が大きく変化し、B/A(Z)・p(z)
の影響による位相シフトを隠してしまう。
第2に、生体組織内からの反射波は、第5図に示す様に
、反射波どうしの重畳が頻繁に起こっており、第5図(
c)に示す如く合成された受信信号は元のいずれの信号
(a)(blとも大きく異なった位相を持つ事罠なって
、やはりT−(Z) ’ P (Z)の影響による位相
シフトを隠してしまう。
以上の様な理由から、受信波の位相シフトそのものを用
いるのではなく、ポンピングパルスと共に測定用パルス
を送信した時の受信信号の位相と、ポンピングパルスを
送らずに測定波パルスだけを送出した時の受信信号の位
相も膚ま最初に送信した時とくらべて逆相になるように
ポンピング用パルスを測定用超音波パルスと共に送出し
て得られた受信信号の位相との差を求めることが、実用
的な測定のためには必須である。第4図又は第5図に示
した如き、伝搬又はパルス重畳による位相の変化は、ポ
ンピングパルスの存在する時も存在しない時も同様(ポ
ンピングパルスの送出周期は200μ秒程度であるから
その間は不変と考えてよい)に現われるから、それぞれ
の場合の位相復調出力を記憶しておいてその差を得る事
により、伝搬又はパルス重畳の影響を除いた、−!!−
(Z)・2人 (Z)の影響のみによる位相変化ψ(Z)を抽出する事
ができる。
以上が特願昭60−119926号に述べられた非線形
パラメータ映像法の原理である。この方法では、受信信
号の位相を求めなけれはならないが、位相は2πごとに
不連続が生ずるいわゆるラップアラウンドの影響を受け
てしまう。本発明においては、受信信号の位相の微分(
瞬時周波数)が受信信号をある秒の演算回路に通すこと
によって求められることを利用して、ラップアラウンド
の影響をさけることができる。
以下に本発明の方法を詳述する。
特願昭60−119926号に述べられた非線形パラメ
ータ映像法の原理においては、ポンピングパルスと共に
測定用パルスを送信した時の受信信号の位相ポンピング
パルスを送らずに測定波パルスだけを送出した時の受信
信号の位相の差を求め、その位相差信号を微分すること
によってB/A分布を求めている。ここで微分は線形な
演算であ島るから、上記演算を次のように行なって良い
すなわち、ポンピングパルスと共に測定用パルスを送信
した時の受信信号の位相の微分(すなわち瞬時周波数)
ポンピングパルスを送らずに測定波パルスだけを送出し
た時の受信信号の位相の微分(限時周波数)の差を求め
ることによってB/A分布を求めることができる。
次に位相の微分(瞬時周波数)を直接受信信号から求め
る方法について説明する。第6図に直交検波回路を示す
。ここでP (tlは受信信号、νはミキシング周波数
である。位相θ(tlは直交検波出力Q(t)、  H
t)を用いて次のように表されろ。
上式はjan  を用いているので、πごとの不連続点
が生じろ。Q(t)、  l)の符号を考え合わせてt
ab−’を計算したとしても2πごとの不連続点が生じ
てしまう。
上式をtで微分すると、次式が得られる。
ここで・はtによる微分を示す。
ここで瞬時周波数は一θ(tlである。
2π これより位相の微分は瞬時周波数と2π倍異なるわけで
あるが、本質的には同じ信号と考えて良い0 (9)式のθft)は2πごとに不連続な信号であるが
号になるように2πごとのゲタをつけ加えた上で微分し
た信号と等しい。よって(10)式を用いて得た瞬時周
波数よりB/Aの分布を求めることによって、ラップア
ラウンドの誤差から逃れることができる。
以下、実施例の構成例を第6図〜第9図を用いて説明す
る。第6図は直交検波回路、第7図は瞬時周波数検出器
、第8図は全体図を示す。
図において、1はポンピングパルスの送信のタイミング
を発生するタイミング制御部、2は測定波バーストパル
スのための連続波発振器、3はポンピングパルス用のド
ライバ、4はポンピングパルスの特定の位相(通常は音
圧が最大又は最小の位相)に測定用バーストパルスが重
畳される様に、発振器2の出力を切り出すためのゲート
回路、5は測定用振動子7を駆動するためのドライバ、
6はポンピングパルス発生用の振動子、7は測定用パル
ス発生用の振動子、8は被測定超音波媒体、9は受信増
幅器、10は第7図に示した瞬時周波数検出器、11は
10の出力を一時記憶するためのメモIJ、12112
 は引算回路、13は微分回路、14はいわゆるTGC
回路、17は掛算器、18はカットオフ周波数νのロー
パスフィルタ、19は第6図で示した直交検波回路であ
る。
第8図(b)(c)には、振動子6,7の構成例を見取
図(第8図(b)及び断面図(同図(C))に示しであ
る。
第9図には第8図の主要部の時間波形を示しである。第
9図falのパルスが第8図のポンピングパルス甲ドラ
イバ3に与えられると、第9図(clの波形が第6図の
ポンピングパルス発生用振動子6に印加される。他方、
第8図の連続波発振器2の出力は、ゲート回路4によっ
て例えばポンピングパルスの高音圧部分にだけ測定用パ
ルスが送出される様なタイミング(第9図(b))だけ
切り出され、ドライバ5を通って、第9図(d)の如き
駆動信号が第8図の測定用振動子7に印加される。この
結果、ポンピングパルスと測定用パルスとは、例えば第
1図に示した如きタイミング関係を保ちながら第8図の
被測定媒体8の中を進行する事になる。被測定媒体中か
らの反射波は振動子7で受信され、受信増幅器9で第9
図(e)の如く増幅された後、検出口EglOK入力さ
れる。位相検出回路のもう一万の入力には、連続波発振
器2の出力が基準信号として与えられており、第9図(
f)の如くこの2つの入力間の瞬時周波数が瞬時周波数
検出回路10から出力され、記憶回j!i!illに送
られる。
記憶回路11には、トリガ信号として、第9図(a)ポ
ンピング波駆動タイミングと、(b)ゲートタイミング
とが与えられており、ポンピング波ibタイミングの直
後のゲートタイミングから一走査線の時間(第9図(f
lのへの期間)の開信号が記憶され、次のゲートタイミ
ングパルスで記憶内容を出力して引算回路13に送り出
す。引算回路12では、記憶回路11の出力(第9図(
flのA)から、1時周波数検出回路10の出力(第9
図(f)のB)を引き、ポンピング波が存在する場合と
存在しない場合との瞬時周波数検出回路の出力の差を第
7図(glの如(得て、TGC回路14に送り出す。
TGC回路14には、トリガ信号として第9図(blの
ゲートタイミング信号が与えられており、測定用パルス
゛の送信に同期して、第8図の引算回路12の出力(第
9図(g))に対して、例えば、第3図に示す如き時間
的に変化する増幅が行なわれ、尚、記憶回路11は、B
BDやCCD等のディレィラインによるアナログ的なも
のでも、 A/D変換器とメモリ又ILiシフトレジス
タを組合せたディジタル的なものでもどちらでも良い事
は言うまでもない。
とに受信信号をサンプリングすることによってIて受信
信号をサンプリングすることによって−Q(tlを得る
こともできる。
さらに別の直交検出波出力を得る方法として、まず受信
信号をフーリエ変換し、負の周波数成分をゼロにした上
で、周波数を一νだけシフトし、その後逆フーリエ変換
を行ない、得られた物象時間信号の実部をIft)、虚
部をQ (t)として取り込むことが考えられる。
また、炉時周波数を得る方法として、たとえば受信信号
をリミットアンプに入れ、その出力をF−Vコンバータ
に通した構成のFM検波器を用いても良い。
以上の如く、本発明によれば、超音波媒体の非縛形パラ
メータB/A (Z)の空間分布を、従来の位相検出時
におけるラップアラウンドによる誤差は生じないように
、正iK求めることが可能となる。
次に、−(Z)分布のS/N比を向上させる手段に関し
て述べろ。非線形パラメータと音圧との積による測定用
パースの位相変化量が小さい時には、本来の位相変化量
ψ(Z)に対して回路内その他で発生する雑音を無視で
きなくなる。この対策として、同一部位をに回測定して
、K個の雑音の加わった信号を得て、これらを同一2座
標の点毎に加算すると、各点において信号成分は振幅で
に倍されるが、雑音成分は電力でに倍されるに過ぎず、
もし雑音が不規則雑音であれば、各点における雑音振幅
は(で倍されるKとどまる。従って、S/N比はJマー
倍改善される。
この方法を用いたシステムの構成例を第10図に示す。
第10図において、@8図と同一の構成要素には同一の
番号を付してあり、説明は省略する。第10図において
、16は、ポンピングパルスの送信繰り返し周期Tだけ
信号を遅らせる遅延回路であり、例えばBBD41CO
D等のアナログ的手段で実部しても良いし、又、A/D
変換器とシフトレジスタ又はメモリとを用いたディジタ
ル的手段で賽伊しても良い事は言うまでもない。15は
加算器であり、遅延回路の種類に応じてアナログ又はデ
ィジタルのいずれのタイプでも良い。第10図図示の構
成の場合、100回路14の出力が同一のZ軸座標の各
点毎に加算される事は明らかであり、いわゆる同期加算
によりS/N比の改善を行う事ができる。
本発明においては、更に−(Z)の2次元又は3次元分
布を得る事が可能となる0これまでの駅間で明らかな様
に、特定の走査線上の−(Z)の分布を得る事ができる
から、ポンピングパルス用振動子6及び測定パルス用振
動子7の相対位置を一定に保ったままでXまたは/およ
びy方向に移動させ、各Xまたは/およびy座標に対応
したメモリ2次元または/および3次元分布を得る事が
できるO 例えば第11図に示す如く、ポンピングパルス用振動子
xpと測定パルス用振動子xmとをそれぞれアレイ振動
子としたものを使い、X方向にいわゆる電子スキャンを
行えば、容易に−(Z)の2人 次元分布を得る事ができるのは明らかである。又、第1
1図の振動子アレイを図のy軸方向に拡張して、例えば
第12図の様な構成の振動子アレイを用イjLJf、s
 容易に−(Z)の3次元分布を得る事ができるのは明
らかである。
以上の説明では、2次元又は3次元の−(Z)のに 分布を得るのに、第11図又は第12図の如き振動子ア
レイを用いる場合について説明したが、第8図(blの
如き振動子を機械的に1次元又は2次元に走査する事に
より、2次元又は3次元の−(Z)の分布を得ても良い
事は言うまでもない。
又、以上の説明では、ポンピングパルス用振動子と測定
パルス用振動子とは、横方向にずれた位置に隣り合わせ
に設けられていたが、例えば第13図に示す如く、ポン
ピングパルス用の振動子Xpと辿1定パルス戸の振動子
Xmとを重ね合せても良い。この鳩舎、第13図の測定
用振動子Xmとしては例えば柔軟で音響インピーダンス
が生体組織。
のそれ忙近いいわゆるPVDFを、ポンピングパルス用
振動子Xpとしては例えば硬くて音響インピーダンスの
大きないわゆるPZTを用いると、ポンピングパルスは
P、VDF層を殆ど減衰なく通過でき、しかもPZT層
はPVT)F層に対してバッキングとして作用する、等
、極めて具合の良い振動子構造を実匁できる。B Kは
バッキング材である。
さらVcs 測定用振動子は送信用と受信用とを別にし
てもよい。
〔発明の効朶〕
の分布を測定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の用いる原理を説明する図
、泥3図はいわゆるTGCの概念を説明する説明図、第
4図および第5図は、反射波の位相の概念を紗明する説
明図、第6図は直交検波器の′!p放図、第7図は瞬時
周波数検出器の構成図、第8図は本発明の一実施例構成
ブロック図、第9図は第8図図示構成の動作を説明する
波形説明図、第10図は同期加算を行うための更に他の
実施例構成ブロック図、第11図ないし第13図は振動
子の種々の実施形態を示す。 図中、1はタイミング制御部、2は連続波発振器、3は
ポンピングパルス甲ドライバ、4はゲート回路、5は測
定パルス用ドライバ、6はポンピングパルス用振動子、
7は測定パルス用振動子、8は被測定超音波媒体、9は
受信増幅器、10は瞬時周波数検出回路、11は記憶回
路、12.12は引算回路、13は微分回路、14はT
GC回路、15は加算回路、16は遅延線、17は掛X
器、18はカットオフ周波数νのローパスフィルタ、1
9は直交検波器を表わす。 1m 2P 第121

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)超音波媒体内に測定用の比較的高周波且つ
    低音圧の超音波パルスを送出し、また該超音波媒体内か
    らの反射超音波を受信する送信用と受信用の1組の、又
    は送受信兼用の超音波振動子と、(ロ)該測定用超音波
    パルスとほぼ同一場所からほぼ同一方向にポンピング用
    の比較的低周波且つ高音圧の超音波パルスを該超音波媒
    体内に送出する超音波振動子と、 (ハ)該測定用超音波パルスが該ポンピング用超音波パ
    ルスの予め定められた特定の位相の部分に重畳する様に
    送出されるべく、振動子の駆動タイミングを制御する手
    段と、 (ニ)該測定用超音波パルスの該超音波媒体内からの反
    射波から成る受信信号の瞬時周波数を検出する手段と、 (ホ)ポンピング用超音波パルスと共に測定用超音波パ
    ルスを送信した時に検出した受信信号の瞬時周波数(時
    間の関数)と、ポンピング用超音波パルスを送出せずに
    測定用超音波パルスのみを送出した時、もしくは最初に
    送信した時にくらべて逆相になるようにポンピング用超
    音波パルスを測定用超音波パルスと共に送出した時に検
    出した受信信号の瞬時周波数(時間の関数)との差(時
    間の関数)を求める事により、該超音波媒体の等価非線
    形パラメータの、該測定用ビーム上の空間的分布を求め
    る手段、 を有する事を特徴とする超音波非線形パラメータ分布測
    定装置。
  2. (2)上記空間的分布を求める手段には、上記瞬時周波
    数差を得る手段の後段に、時間とともに利得の増大する
    増幅器を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の超音波非線形パラメータ分布測定装置。
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