JPS62179212A - デイジタルフイルタ - Google Patents

デイジタルフイルタ

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JPS62179212A
JPS62179212A JP2022586A JP2022586A JPS62179212A JP S62179212 A JPS62179212 A JP S62179212A JP 2022586 A JP2022586 A JP 2022586A JP 2022586 A JP2022586 A JP 2022586A JP S62179212 A JPS62179212 A JP S62179212A
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JP
Japan
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adder
input
output
equation
stability
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JP2022586A
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Inventor
Yasuo Shoji
庄司 保夫
Atsushi Fukazawa
深沢 敦司
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信機器、電子機器等に使用するディジタル
フィルタに関するものである。
(従来の技術) 通信機器、電子機器等に使用され、ディジタル信号処理
の重要な構成要素となっているディジタルフィルタは、
近年とくに帯域圧縮装置、エコーキャンセラ等で予測フ
ィルタ等として広く使用されている。これら装置に使用
の際、ディジタルフィルタは係数を自動的に変化させる
必要がある。
ディジタルフィルタの係数を自動的に可変する場合には
、とくにディジタルフィルタが安定である範囲内で係数
を可変する必要がある。これまで、ディジタルフィルタ
の安定性の判定に関する研究が種々行われ、多くの論文
が提示されている。
これらの論文のうち、「離散系の安定性理論(A 5t
ability for DiscreLc Syst
ems )Jという論文がアイ イー イー イー ト
ランザクションズ オン アコースティックス スピー
チ アンド シグナル プロセシング (IEEE T
RANSA(ニーTl0NS  ON  ACOUST
IC5,5PEEC)l、  AND  5IGNAL
  PRO−CESSING ) 、VOL、^SSP
、24、No、l、 1976年2月に掲載されている
。この論文に記述されている係数可変ディジタルフィル
タは帯域圧縮装置等の予測器に使用するのに適している
もので、現にこの係数可変ディジタルフィルタを使用し
た装置は実用段階にある。
上記論文では、ディジタルフィルタの安定性については
、アナログフィルタのS複素平面における安定判定法よ
り導出されている。
第3図に示すアナログフィルタの入力・出力電圧の関係
を5(s=jω)関数で表示すれば、第(1)式のよう
に書ける。
は出力電圧、a、(u −1−n ) 、b)/(−1
−m )は実定数である。
第(1)式で示される伝達関数を持つ系(フィルタ)が
安定であるためには、第(1)式の分母多項式が正実関
数でなければならない。次の3項目の条件が満足される
ときは正実関数である。
!、右半面で解析的であること。
2、実数部はj軸上で負でないこと。
3、j軸上の極はすべて単極でその留数が正の実数であ
ること。
第(1)式の分母の有理関数が正実特性を持つかどうか
を調べる第一段1階は(その多項式は実数係数であると
仮定して)右半面での解析性を調べること、または分母
の多項式の零点の実数部が負であるか調べることである
もし、その多項式がこのような零点しか持っていなけれ
ば、これをフルビッツ()Iuruwi tz)の多項
式といい、この特性を調べることをフルビッツ検定とい
う。
まず、フルビッツ検定を行う府に、フルビッツ多項式に
なるためには、多項式の係数が全て正で欠項がない事が
必要である。
フルビッツ多項式を判定するフルビッツ検定法において
は、第(1)式の分母の多項式を偶関数・奇関数に分離
して第(2)式の様に表示する。
第(2)式のG (s) 、 U (s)の零点はSの
虚軸上に分布し、G (s) 、U (s)の零点が交
互に位置する事が証明出来れば、第(1)式の分母多項
式はフルビッツ多項式である。
したがフて、第(2)式を下記の第(3)式のように因
数分解の形に書き改めて、下記の第(4)式の条件を満
足すれば、第(1)式の分母多項式はフルビッツ多項式
になり、第(1)式の伝達関数を持つ系(フィルタ)は
安定である。
α2〈β2〈α2〈β2  mm−me  (β2/2
−1くα2嵯      (斗)11スλ 上記論文では、以上述べたアナログフィルタの古典的な
系の安定の検証法をディジタルフィルタに使用する2関
数に適用しており、その内容は以下の通りである。
第(3)式のG (s) 、 U (s)について各々
のSを双1次2変換して、2関数表余により、それぞれ
Go(z)、 Uo(z)とする。第(3)式の零点は
全てS平面で虚軸上にあり、したがって第(3)式に双
1次2変換を行ったGo(z)、 uo(z)の零点は
単位同上に分布する。S平面における系安定のための条
件である第(4)式より、G o (z) 、U o 
(z)の零点は、2平面トの単46円Fに交互に位置す
る事がzrA数表示の系の安定の必要十分条件である。
実際のディジタルフィルタの回路構成を第4図(a)に
示す。第4図(a)のフィルタの伝達関数はi (5)
式になる。
第(5)式の分母の項が系の安定に関係する。既に述べ
たように、第(5)式の分母を第(6)式で表示し、G
o(z)、 Uo(z)の零点がZ平面上の単位同上に
あり、交互に位置すれば、第4図(a)の系は安定であ
る。
H2(Z)−[GO(Z)+ un(z)1+t   
  (6)第(6)式におけるH 2 (z)を実回路
で表示すれば、第4図(b)のようになる。図中21は
入力端子、22〜31は遅延素子、32〜35は乗算器
、36〜47は加算器、48は出力端子である。第4図
(b)において回路定数の関係が第(7)式の関係を持
つ場合に、系は安定である。
α。1く β。1く α02く β。2・・・αI)。
〈  β。n   (7)なお、第4図(b)  の上
部がGo(z)を、下部がUO(Z)を示す。
第(5)式における分子は系の安定とは無関係のため、
H2(Z)に関しては、任意のZ関数を選定する事が可
能である。
以上述べた通り、第4図(a)のディジタルフィルタを
構成し、第(7)式の関係を保ちつつ回路定数を可変し
、特性を変化させても、系(フィルタ)は常に安定であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のディジタルフィルタ構成法で
は、伝達関数の分子と分母を別個に構成して接続し、し
かも、伝達関数の分母もS関数で見直すと偶関数と奇関
数を別個に構成するために、ハード量が増大する難点が
あった。
したがって、本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたものであって、ハード量が極力小さく、
しかも系の安定性を保証することのできるディジタルフ
ィルりを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のディジタルフィルタは、nif記従来技術の問
題点を解決するため、第1の加算器、第2の加算器及び
遅延素子を有し、第1の加算器の出力が第2の加算器の
入力と遅延素子の入力に接続され、遅延素子の出力が第
1の加算器の入力と第2の加算器の入力に接続され、入
力を第1の加算器の入力とし、かつ出力を第2の加算器
の出力とする基本ブロックを単位とし、これを複数個縦
続接続させたものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようにディジタルフィルタを構
成したので、ディジタルフィルタの回路定数がアナログ
フィルタのS関数で表わされる伝達関数に比例するよう
にされ、S平面での安定条件によりディジタルフィルタ
の安定性を保証しつつ、回路定数を可変して、特性を変
化できるようになる。したがって、ハード量を極力小さ
くしてディジタルフィルタが構成できるようになり、航
記従来技術の問題点を解決することができるようになる
(実施例) 以下本発明の一実施例のディジタルフィルタを図面に基
づき詳細に説明する。
第1図は本実施例のディジタルフィルタの構成を示す回
路図であって、図中1は入力端子、2〜9は加算器、1
0〜13は乗算器、14.15は遅延素子、16は出力
端子である。同図において、信号入力端子1は加算器2
の入力に接続され、さらに加算器2の入力は加算器3の
出力に接続され、加算器2の出力は加算器4.8の各入
力に接続されている。加算器4の出力は加算器5の入力
と、遅延素子14の入力に接続され、遅延素子14の出
力は加算器4,5の各入力に接続されており、加算器5
の出力は乗算器10.12の各入力と加算器6の入力に
接続されている。加算器6の出力は加算器7の入力と遅
延素子15の入力に接続され、遅延素子15の出力は加
算器6.7の各入力に接続されている。加算器7の出力
は乗算器11.13の各入力に接続され、乗算器II、
13の出力はそれぞれ加算器3.9の入力に、乗算器1
0.12の出力はそれぞれ加算器3,9の入力に接続さ
れている。加算器9の出力は加算器8の入力に接続され
、加算器8の出力は信号の出力端子16に接続されてい
る。
第1図は、双2次Z関数の実現回路を示したものである
。今、アナログ領域のS関数表示の伝達関数を第(8)
式とする。
第(8)式の下段の式に、第(9)式に示す双1次2変
換を施すと、第(10)式になる(レベル定数は無視す
る)。
(T= 1/f、、 fs:サンプリング周波数)(p
A壬 卒0) 第1図に示す本発明の実施例の回路のxnとynの関係
は、Z関数で表示され、第(11)式で表示される。
・・・(11) 今、第(lO)式と第(l l)式を比較して、系の安
定性に直接関係する分母項に注目する。第(8)式で示
されるB、、Boの定数値が系の安定性を保証するなら
ば、2関数に変換した第(lO)式の分母多項式も系の
安定性を保証するものである。従って、今、第(8)式
の分母の係数B 、、 B oが安定性を保定すること
により、第1図の回路は安定となる。
S平面における安定性は、2次の場合である第(8)式
では、第(3)式よりB、>O,Bo>0となる。した
がって、第1図の回路の系の安定は、bo>o、b、)
oにすれば保証される事になる。
以上は2次の場合であるが2次数が3次の場合には、第
2図に示す構成の回路を用いる。同図においてlotは
入力端子、102〜113は加算器、114〜119は
乗算器、120〜122は遅延素子、123は出力端子
である。この回路と次の第(]2)式により、上記の2
次の場合と同様にして、定数選定を行なう。
第(12)式における安定性の条件は、第(13)式で
ある。
B2)O,BρO,BO>O,B(1/B2 <B l
(1:l)今、 B’2− 82  K、  B’、−
BI  K2.   B’。−80に3と置換しても、
第(12)式の分母の零点かに倍されるだけで安定性と
は無関係であるため、第(12)式の新定数B。”+ 
B ’In B ’2より双1次Z変換されたとすれば
、 って本発明の第2図の回路の安定性は第(14)式の関
係を満足すれば補償される。
次数が4次以上になると、S平面での系の安定性を保証
するには、2次以上の高次方程式を解いて判定する必要
がある。その場合は第(4)式を満足するよう定数値を
選択する。しかし、通常のZ平面での系の安定性判定よ
りはるかに容易である。
第1図、第2図の回路におけるa2+ a++ aoに
関しては安定性とは無関係であり、自由に定数値を選択
して特性を変化してもよい。通常は、第1図又は第2図
の回路を任意の組合せで縦続に接続して高次の可変ディ
ジタルフィルタを実現する場合が多く、高次の可変フィ
ルタを直接構成しなくともよい。さらに全域通過型回路
で、遅延量のみ変化させ、たい場合には、a2+ al
+ aoにも拘束を加える必要があり、第1図の回路で
は第(15)式、第2図の回路では、第(16)式の条
件を満すようにする。
ao−b6. a、−bl(15) ao−−b6.  aIw−bl+  a2−−b2 
  (16)(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ハード
量を小さくして、簡単な安定性の検証により安定性を保
証し、特性可変ディジタルフィルタが構成出来るため、
帯域圧縮装置、エコーキャンセラ等の予測量子化器、ア
ダプティブ等化量、フィルタ等として通信機器、電子機
器に広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディジタルフィルタの構成を示す
回路図、第2図は次数が3次の場合の第1図と同様な図
、第3図はアナログフィルタの入出力関係の説明図、第
4図(a)は従来のディジタルフィルタの構成図、第4
図(b)は第4図(a)の82(Z)を実現する回路図
である。 1 、101−・・入力端子、 2〜9,102〜113−・・加算器、lO〜13.1
14〜119−・乗算器、+4.15,120−122
−・・遅延素子、16.123−・出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の加算器、第2の加算器及び遅延素子を有し、第1
    の加算器の出力が第2の加算器の入力と遅延素子の入力
    に接続され、遅延素子の出力が第1の加算器の入力と第
    2の加算器の入力に接続され、入力を第1の加算器の入
    力としかつ出力を第2の加算器の出力とする基本ブロッ
    クを複数個縦続接続して構成されることを特徴とするデ
    ィジタルフィルタ。
JP2022586A 1986-02-03 1986-02-03 デイジタルフイルタ Pending JPS62179212A (ja)

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JP2022586A JPS62179212A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 デイジタルフイルタ

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JP2022586A JPS62179212A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 デイジタルフイルタ

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ID=12021223

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JP2022586A Pending JPS62179212A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 デイジタルフイルタ

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JP (1) JPS62179212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016168671A (ja) * 2016-06-28 2016-09-23 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御システム、ロボットシステム

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