JPS6217920Y2 - - Google Patents

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JPS6217920Y2
JPS6217920Y2 JP7900282U JP7900282U JPS6217920Y2 JP S6217920 Y2 JPS6217920 Y2 JP S6217920Y2 JP 7900282 U JP7900282 U JP 7900282U JP 7900282 U JP7900282 U JP 7900282U JP S6217920 Y2 JPS6217920 Y2 JP S6217920Y2
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JP
Japan
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token
capacitor
coil
parking lot
voltage
Prior art date
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JP7900282U
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English (en)
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JPS58183600U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトークン(Token;名目貨幣,疑似
硬化)として使用される認識体に関するものであ
る。
例えば銀行の来客専用駐車場など、来店客の車
輛のみを駐車させる駐車場として、駐車場の出口
にトークン回収機と車輛の通行を阻止する遮断機
とを設け、駐車場利用客には店内においてトーク
ンを渡してこのトークンを駐車場からの出車時に
トークン回収機に投入させることにより、自動的
に遮断機を用いて車輛を出車させるようにした方
式のものがある。
ところで、この種駐車場は、一般の駐車場のよ
うに駐車時間に応じて駐車料金を徴収するもので
はなく、また駐車場もあまり広くはないために車
輛1台当りの駐車時間が長いと駐車場が直ぐに満
車状態となつてしまうから、この種駐車場におい
ては、店内においてトークンを受け取つた客が遅
滞なく駐車場から車輛を出車させて行くことが望
まれている。
しかしながら、従来トークンとして使用されて
いる認識体は、外面模様または径によつてどの種
類のトークンかを判別させるようにしたもの(特
開昭51−71194号公報参照)、基材に磁気インク等
の特殊インクでマークを印刷したもの(特公昭46
−7006号公報参照)、内部に磁気テープを設けた
もの(実公昭46−13761号公報参照)、コイルをそ
の両端の端子間を短絡した状態で内蔵したもの
(実公昭53−8301号公報、実公昭53−8302号公
報、実公昭53−9278号公報、実公昭53−9279号公
報参照)など、半永久的にトークンとしての機能
を保有するものであるために、いつでもトークン
を使用して駐車場から出車することができ、従つ
て店内においてトークンを受け取つた客がその後
も車輛を駐車させたままにしておいて不当に長時
間駐車場を利用することが可能である。
このため、従来は、多種類のトークンを用意し
て時間帯に応じて駐車場利用客に渡すトークンを
切換えると共に、トークン回収機には、時間帯と
トークンの種類とから投入されたトークンが有効
か無効かを判別する機能を付加して、投入された
トークンがその使用時間帯を過ぎた無効トークン
である場合には遮断機を開放させないようにする
ことが考えられているが、この方法では多種類の
トークンを用意しなければならないだけでなく、
トークンの受け渡しも面倒であり、またトークン
回収機の構成も複雑になるという欠点がある。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、一
定時間を経過するとトークンとしての機能を失な
うようにした、駐車場の不当な長時間利用を防ぐ
ことができると共に、回収後に再びトークンとし
ての機能をもたせて再使用することも可能な認識
体を提供することにある。
すなわち、この考案の認識体は、外面に一対の
充電用端子を設けると共に、内部には、前記一対
の充電用端子とを接続されたコンデンサと、この
コンデンサに充電された電荷を所定時間で放電さ
せる回路と、前記コンデンサの電圧によつて作動
しコンデンサ電圧が一定値以上である間は閉成状
態を保つと共にコンデンサ電圧が一定値以下とな
つた時に開放するスイツチ素子と、このスイツチ
素子の閉開によつて両端の端子間を短絡開放され
るコイルを設けたものであり、この認識体はコイ
ルが短絡されている間はトークンとしての機能を
もつているが、放電にともなうコンデンサの電圧
降下によつてスイツチ素子が開放すると、コイル
が開放状態となつてトークンとしての機能を失な
うし、またコンデンサに再び充電してやればトー
クンとして再使用することができる。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図及び第2図において、図中1は円形硬貨
状の外観をもつ樹脂モールド体、2a,2bは前
記モールド体1の下面側外面に露出する一対の充
電用端子であり、一方の端子2aはモールド体面
の中心部に設けられている。3は前記モールド体
1内に内蔵されたプリント配線基板であり、この
配線基板3の上面にはアナログスイツチ素子4と
コンデンサ5及び抵抗器6がハンダ付け等の手段
によつて取付けられている。また、前記一対の充
電用端子2a,2bは、上記配線基板3の下面に
取付けられており、例えばリード線を使用するな
ど適当な手段によつて配線基板上面の配線と接続
されている。また7は前記モールド体1内に設け
られたコイルであり、このコイル7は前記配線基
板3の外周に嵌合されたコイル支持枠8の外周に
20〜30回巻回されており、このコイル7も前記配
線基板1上の配線と接続されている。
第3図は上記認識体(以下トークンという)の
回路構成を示しており、前記コンデンサ5は、ト
ークン外面(モールド体外面)の一対の充電用端
子2a,2b間に接続されて、この充電用端子2
a,2bを介し外部から充電されるようになつて
いる。このコンデンサ5に充電する装置は、図示
しないが、例えばトークンの外形に対応する形状
のトークン載置台面にトークン外面の一対の充電
用端子2a,2bとそれぞれ接触する一対の端子
を設け、この両端子をそれぞれ定電圧直流電源の
プラス側とマイナス側に接続した構成とされてお
り、従つて前記コンデンサ5への充電はトークン
を充電装置のトークン載置台に載せるだけで簡単
に行なうことができる。また、前記抵抗器6は、
前記コンデンサ5と接続されてコンデンサ5に充
電された電荷を放電させる放電回路9を構成して
おり、この放電回路9は、抵抗器6の抵抗値を選
択することにより、コンデンサ5に充電した電荷
を所定時間で放電させるようになつている。一
方、前記アナログスイツチ素子4は、前記コンデ
ンサ5の電圧によつて作動し、コンデンサ電圧が
一定値以上である間は閉成状態を保つと共にコン
デンサ電圧が一定値以下となつた時に開放するも
ので、前記コイル7は、このアナログスイツチ素
子7の閉開によつて両端の端子7a,7b間を短
絡開放されるようになつている。
上記トークンは、例えば銀行などの店内におい
て駐車場利用客に渡されるもので、トークン内の
コンデンサ5への充電はトークンを客に渡す時に
行なわれる。しかして、充電されたコンデンサ5
は、抵抗器6を有する放電回路9を介してゆつく
りと放電し始め、これにともなつてコンデンサ5
の電圧は徐々に降下して行く。また、このコンデ
ンサ5の電圧はアナログスイツチ素子4の電源端
子V+・V-およびコントロール端子Gにも加わる
ため、アナログスイツチ素子4のスイツチSが閉
成状態となり、これによりコイル7の両端の端子
7a,7b間が短絡状態となる。そして、放電回
路9の抵抗器6及びアナログスイツチ素子4での
電力消費によりコンデンサ電圧が降下して行き、
コンデンサ電圧が一定値以下になると、アナログ
スイツチ素子4のスイツチSが開放し、コイル7
の両端子7a,7b間が開放状態となる。
一方、駐車場利用客に渡されたトークンは、こ
の客が駐車場から車輛を出車させる際に駐車場出
口のトークン回収機に投入される。このトークン
回収機は、第4図に示すようなトークン検知器を
備えたもので、このトークン検知器は、検知コイ
ル11と、渦流探傷器などにみられる渦電流の有
無を検知する方式の検知装置12とから構成され
ている。そして、トークン回収機に投入されたト
ークン10は、トークン案内路13を転がりなが
ら前記検知コイル11の近くを通過してトークン
収容部(図示せず)に収容されるようになつてい
る。なお、前記トークン案内路13は、トークン
10が検知コイル位置を通過する時に、トークン
内のコイル7が検知コイル11と同軸上において
正対するようにトークン10を案内するようにな
つている。
しかして、トークン10が検知コイル位置を通
過する時、トークン内部のコイル7がアナログス
イツチ素子4のスイツチSによつて短絡されてい
る状態にあれば、コイル7は検知コイル11に大
きく影響し、検知コイル11のインダクタンスを
減少させるから、この検知コイル11のインダク
タンスの変化が検知装置12によつて検知され、
その出力端子T1,T2から信号が出力される。こ
の出力信号は駐車場出口の遮断機に開放指令信号
として入力される。
一方、トークン10が検知コイル位置を通過す
る時、すでにアナログスイツチ素子4のスイツチ
Sが開放していると、コイル7が開放状態にある
ために検知コイル11にはほとんど影響をあたえ
ず、従つて検知装置12も出力動作しないから、
遮断機は開放しない。
すなわち、上記トークンは、コンデンサ5に充
電して駐車場利用客に渡された時からある一定の
時間はトークンとしての機能をもつているが、そ
れ以後はトークンとしての機能を失なつてしまう
ものであり、従つて駐車場利用客はトークンを受
け取つた後トークンの有効時間内に駐車場から出
車するしかないから、不当に長時間駐車場が利用
されるのを防ぐことができる。ただし、トークン
を受け取つた客が誤まつてトークン外面を水で濡
らしたりトークン外面に導電物を接触させたりす
ると、トークン外面の充電用端子2a,2b間が
短絡されてコンデンサ5の電圧がトークン外面に
放電され、トークンがすぐにトークンとしての機
能を失なつてしまうが、第3図に示すように放電
用端子2a,2bとコンデンサ5との間に逆流防
止用ダイオード14a,14bを設けておけばこ
のような問題をなくすことができる。なお、トー
クンの有効時間はトークンを渡す際に駐車場利用
客に告知すればよい。また、トークンの有効時間
はコンデンサ5の容量、放電回路9の抵抗器6の
抵抗値あるいは充電電源の電圧によつて任意に設
定することができるが、通常は約15分程度に設定
されるのが普通である。また、このトークンはそ
の有効時間を過ぎるとトークンとしての機能を失
うが、再度コンデンサ5に充電してやれば再びト
ークンとして使用できるから、回収トークンを繰
り返し再使用することができる。
なお、この考案は上記実施例のものに限られる
ものではなく、例えば樹脂モールド体1に代えて
容器体を用い、この容器体内にコンデンサ、放電
回路、スイツチ素子及びコイルを収納した構成と
したり、さらに前記体内に充填材を充填した構成
としたりしてもよいし、またコンデンサ5と充電
用端子2a,2bとの間に整流回路を付加して、
交流電源によりコンデンサ5に充電するようにし
てもよい。
以上のように、この考案の認識体は、コンデン
サに充電後一定時間を経過するとトークンとして
の機能を失なうから、駐車場の不当な長時間利用
を防ぐことができると共に、回収後に再びトーク
ンとしての機能をもたせて再使用することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は外観斜視図、第2図は拡大縦断面図、第3図
は回路図、第4図はトークン検知装置の概略図で
ある。 2a,2b……充電用端子、4……アナログス
イツチ素子、5……コンデンサ、7……コイル、
9……放電回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面に一対の充電用端子2a,2bを設けると
    共に、内部には、前記一対の充電用端子2a,2
    bと接続されたコンデンサ5と、このコンデンサ
    5に充電された電荷を所定時間で放電させる回路
    9と、前記コンデンサ5の電圧によつて作動しコ
    ンデンサ電圧が一定値以上である間は閉成状態を
    保つと共にコンデンサ電圧が一定値以下となつた
    時に開放するスイツチ素子4と、このスイツチ素
    子4の閉開によつて両端の端子間を短絡開放され
    るコイル7とを設けた認識体。
JP7900282U 1982-05-31 1982-05-31 認識体 Granted JPS58183600U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7900282U JPS58183600U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 認識体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7900282U JPS58183600U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 認識体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183600U JPS58183600U (ja) 1983-12-07
JPS6217920Y2 true JPS6217920Y2 (ja) 1987-05-08

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ID=30088200

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JP7900282U Granted JPS58183600U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 認識体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435981Y2 (ja) * 1985-05-14 1992-08-25

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JPS58183600U (ja) 1983-12-07

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