JPS62178978A - 静電潜像の現像方法 - Google Patents

静電潜像の現像方法

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Publication number
JPS62178978A
JPS62178978A JP61021654A JP2165486A JPS62178978A JP S62178978 A JPS62178978 A JP S62178978A JP 61021654 A JP61021654 A JP 61021654A JP 2165486 A JP2165486 A JP 2165486A JP S62178978 A JPS62178978 A JP S62178978A
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JP
Japan
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toner
image
carrier
developer
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP61021654A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeki Okuyama
雄毅 奥山
Satoru Ikeuchi
池内 覚
Tadashi Kaneko
兼子 正
Akitoshi Matsubara
昭年 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
口、従来技術 従来、電子写真複写装置等に於ける像担持体上の潜像の
現像方法としては、トナー自身に磁性を付与してキャリ
アを不要とした一成分現像剤を用いる方法と、非磁性又
は僅かに磁性が付与されたトナーと磁性キャリアとから
なる二成分現像剤を用いる方法とがある。後者の方法は
、トナーの摩擦帯電の制御が容易で現像性に優れ、かつ
、トナーに任意の色を付与できるという利点があること
から、広く採用されている。二成分現像剤に於いて、得
られる像の解像力及び階調ぜ再現性その信金般的な画質
の改良を図るため、キャリア及びトナーの粒径を小なら
しめる試みがなされている。 例えば本出願人が先に提案した特開昭59−18136
2号、同59−222847号、同59−222851
号、同59−222852号、同59−222853号
、同59−223467号各公報には従来の50〜50
0μmという大粒径のキャリアに代えて30μm以下の
小粒径キャリアとし、混合されるトナーの粒径を15μ
m以下とした現像剤を用いて非接触で現像する技術が記
載されている。 ところで、現像剤中でのトナー、キャリア間の付着力を
左右する第一の因子は、トナー粒子とキャリア粒子との
摩擦帯電によるクーロン力であり、これが適当な力でな
いとトナーの飛散やかぶり等画像の乱れの問題が起こる
。特に、小粒径のトナーを使用する場合に上記の問題が
起こり易い。 ハ9発明の目的 本発明者は、鋭意研究の結果、トナーの帯電量を制御す
る手段として、特定の構造を有する荷電制御剤の特定量
の使用が有効であることを見出した。本発明は上記の知
見によってなされたものである。 叩ち、本発明の目的とするところは、小粒径のトナーを
含有する現像剤によって現像されるに拘わらず、トナー
の飛散による像形成装置内の汚染や非画像部にトナーが
付着するなどしてかぶりが発生する等の問題を起こさず
、かつ、キャリア及びトナー間に適当な摩擦帯電が付与
されて良好な現像が達成され、その結果、解像力及び階
調再現性に優れた鮮明な可視像形成を可能とする現像方
法を提供することにある。 二0発明の構成 りリア及びトナー挙含有現像剤層で現像するに際して、
前記現像剤層を薄層とし、前記トナーとして、一般式■
で表される錯体を、前記トナーの結着樹脂100重量部
に対して0.5〜5重量部含有するトナーを用いる、静
電潜像の現像方法に係る。 一般式■ (式中、Zl、Z2はそれぞれ置換基を有してもよいベ
ンゼン環、ナフタレン環を形成する非金属原子を表し、 Yl、Y2、Y3、Y4はそれぞれ一〇−又は−C−0
−を表し、 Mは金属原子でありXは対イオンを表す。)ルキル基が
挙げられ、炭素数2〜6のアルキル基が好ましい。 また、Yが−C−0−である場合、金属原子Mる。 一〇−と−C−0−との比率はO:4.1:3、2:2
が好ましく2:2が更に好ましい。この場合対向するY
が同一の基であることが好ましい。 Mは例えばクロム、亜鉛、鉄、コバルト、ニッケル、チ
タン等の金属原子であり、好ましくはりできる。 Xはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム
等の対イオンである。 上記の錯体は、荷電制御剤として機能するが、トナ”−
中の含有量が樹脂100重量部に対して0.5度が低下
するようになる。他方、上記錯体のトナー中の含有量が
樹脂100重量部に対して5重量部を越えると、トナー
の帯電量が低くなり過ぎてトナーの飛散が多くなり、そ
の結果、かぶりが生じ易くなると共に、細線の再現性が
悪くなる等解像力が低下するようになる。 (CCA) 前記一般式Iで表される錯体としては、具体的には例え
ば次のものが挙げられる。 ホ、実施例 先ず、本発明の特に好適な実施の様態について説明する
。 本発明にあって、二成分現像剤を用いて現像バイアスを
印加していない状態では像担持体と現像剤搬送担体上の
現像剤層とが接触しない状態に保ち、交流バイアス成分
による振動電界下でトナーを飛翔させて像担持体の潜像
部分に選択的に付着く画像濃度を高くすることができ、
非接触現像に好ましい。 また、前記特定の荷電制御剤はトナーの帯電量の絶対値
を低くでき、トナーと搬送担体との鏡像力を小さくする
ので、トナーが担体上に付着することを防ぎ、キャリア
がトナーによりすべることがなく、搬送性の低下を防ぐ
ことができる。 また、前記特定の荷電制御剤を含有するので、トナーの
比誘電率が大きくなり、振動電界中で分極しやすくなる
。このため、振動電界中で現像性が向上し、また非画像
部に付着したトナーが像担持体から離れやすいためカブ
リが減少し画質が向上する。 本発明の現像方法に於いては、好ましくは現像剤が後述
するように構成され、現像領域(像担持体と現像剤搬送
担体とが対向し、搬送されたトナーが像担持体に静電的
な力を受けて移行し得る領域)に於いて、厚みが200
0μm以下、好ましくは1000μm以下、更に好まし
くは10〜500μm、更に好ましくは10〜400μ
mという従来になく薄い現像剤層によって非接触現像で
あっても像担持体と現像剤搬送担体との間隙を小さくし
て現像するようにできる。ここで用いられる現像剤のキ
ャリアとトナーとの結合力やキャリアと現像剤搬送担体
との間の結合力が弱い場合であっても、現像剤層が極く
薄くしであるために、現像剤搬送担体(現像剤搬送担体
は、スリーブ状のものを使用することが殆どであるので
、以下、スリーブと呼ぶ。)に十分固着されていて、飛
散を伴うことがない。 この場合、スリーブ上の薄層中のトナーが現像により失
われても、直ちに十分なトナーがN層に供給されれば現
像性に影響はない。このためには、スリーブ中に内蔵さ
れた磁石(磁気ロール)を高限の効率で現像するために
は、 (1)磁気ロールの高速回転 となどの手段をとることが好ましい。 き、トナーを飛翔させるに要する振動電界を形成するに
要する現像バイアスの電圧を低くすることができる。従
って前記トナー飛散はこの点からも軽減される外、スリ
ーブ面からの現像バイアスに異強度が大きくなり、その
結果、階調の微妙な変化や細かなパターンもよく現像で
きるようになる。 ナーの量は少なくなり、現像量は小さくなる。搬ブとの
線速度比が1=10になると、現像されるトナーが潜像
面に対して持つ平行な速度成分が大きくなり、現像に方
向性が現れ、画質が劣化する。 このことから薄層の下限として、スリーブ面上に少なく
とも0 、04 rrg/ crl程度の密度でトナー
が付をVd、スリーブ上の薄層中のトナー量をMtとす
るとき、 1■st/vd 1≦10 という条件を満たす必要がある。 現像効率を考慮すれば、 とするのが好ましく、更に実験事実からはであることが
より好ましいことがわかった。 このときの現像剤中のトナーとキャリアとの比は、単位
体積中のトナーとキャリアとの総表面積の比が0.5〜
2となるのが好ましい。 以上のような条件に設定すれば、薄層中のトナーを効率
よく現像することができ、現像性は安定しており、良好
な画質を得ることができる。 前記薄層の現像剤層を形成する手段としては、例えば、
スリーブを一定の間隙をへだでて配置された好ましくは
磁性体の規制板、スリーブに近接して配置され回転磁界
により現像剤層厚を規制する磁気ロール等、従来公知の
層厚規制部材のいずれもが利用される。 また、前記特定の荷電制御剤を含有するトナーは電荷が
リークしやすい。前記帯電したトナーは、Hcu を対
に付着するが、固着する前に電荷がリークし離れやすく
なる。Hcu を板にトナーが固着すると現像剤の搬送
性を阻害するため画質が低下すム前記荷電制御剤を有す
るトナーは、Hcu を板に固着しないため長時間にわ
た倚安定した画像が得られる。 中でも現像剤中に含まれる塵埃、繊維、紙粉又はトナー
又はキャリアの凝集体等の不純物を排除する上で、スリ
ーブに対して弾性的に軽度に圧接された圧接板からなる
薄層形成部材が好ましく用いられる。 この薄層形成部材は、スリーブに対し、先端がスリーブ
回転の上流を向くように押圧された弾性板で現像剤をス
リーブと弾性板の間をすり抜けさせることにより薄層を
形成する。 第3図は、弾性板の先端とスリーブとの間隙(=開口面
積ンとスリーブ上に付着している現像剤量との関係であ
る。 同図から間隙が一定値以上になったとき、スリーブ上の
現像剤量はそれらの変化に対し安定することがわかる。 この安定状態においては、先に述べた現像に必要なトナ
ーは十分に搬送できる。他の実験から、層の厚さが殆ど
変化しないことや他のパラメータがこの安定状態の出現
に殆ど影響しないことが明らかになった。 従って、先端の間隙を0.08園1以上とすると、取付
は精度や機械的精度のバラつきに対し安定に一定量のト
ナーを搬送することができる。更に、先端の間隙を0.
1 va以上とすれば安定度が増すので好ましい。 勿論、前記先端の間隙を徒らに太き(とることは望まし
いことではなく、この間隙を5鶴以上にすると現像剤層
の均一性が崩れるのが観察された。 −?、一 本発明に使用するキャリアとしては、磁化M(単位em
u /cffl)  (但し、測定印加磁場1000エ
ルステツド)と粒径R(単位μm)とが下記の関係式を
満足し、かつ表面に樹脂液ri層を有するキャリアが好
ましく使用される。 30≦M≦−〇、8 R+150 (但し、10≦R≦150)、 好ましくは20≦R≦60) 既述したように、交番電界を印加する非接触現像法に於
いては、像担持体と現像スリーブ間の距離が狭い方が現
像性も高く、また解像度が高い画像が得られるので、そ
の距離(FHJち、現像ギャップ)は1龍以下、好まし
くは0.3〜0.7 w重の範囲に設定する事が望まし
い。しかし、この条件で現像剤を像担持体と非接触状態
に維持することは、通常の接触法の2成分現像方法で使
用する粒径、磁化を有するキャリアを用いた現像剤では
不可能であることが判明した。しかしながら、本発明に
より、上記の関係式を満足したキャリアであって表面に
絶縁性コーティング層のあるキャリアを用いると、極め
て満足できる結果が得られることが分かった。即ち、上
記に於いて、MとRが上記関係式を満たしていると、現
像スリーブ上の磁気ブラシの穂立ち高さが十分低く、そ
して非接触現像に好適であることが見い出された。逆に
、Mが30未満であれば、磁化か弱すぎて所定の磁気ブ
ラシを形成できず、また(−0,8R+150 )を越
えると磁化が大きすぎて非接触現像に適さなくなる。 また、キャリアの粒径(R)も重要であって、Rが10
未満では、キャリアの磁気束縛力が弱くて磁気ブラシは
安定に形成できないと共に、Rが150より大きいと、
磁気ブラシが疎になり、現像を行っても良好な画像が得
られなくなったり、磁化が弱くなって磁気ブラシが安定
に形成できなくなる。 ここで、上記の粒径(R)はキャリアの平均粒径を意味
するが、一般に20〜60μmが好ましい。 同時に、磁化(M)は40〜lOOemu /co!と
するのが好ましい。 第1図には本発明の殺イ龜方減宴庁う上で女鎗な規jり
【の針面図が示さ中、ろ、、図中、20けイ幻腎体、
2けハウジング゛、3【寥スリーフ゛°、4はt4.S
8極ををする磁気ロール、5は薄層形成部材、6は該部
材の固定部材、7は第1攪拌部材、8は第2攪拌部材で
ある。9及び10は前記攪拌部材7及び8の回転軸、1
1は補給トナー容器、12はトナー補給ローラ、13は
現像剤溜り、14は現像バイアス電源、15は現像領域
、Tはトナー、Dは現像剤を表す。かかる現像装置にお
いて、現像剤溜り13内の現像剤Oは矢印方向に回転す
る第1攪拌部材7と、これと反対方向で互いに重複する
ように回転する第2攪拌部材8とにより十分攪拌混合さ
れ、矢印方向に回転するスリーブ3とこれと反対方向に
回転する磁気ロール4の搬送力により、前記スリーブ3
の表面に付着搬送される。 前記スリーブ3表面にはハウジング2から延びる固定部
材6により保持された薄層形成部材5が端部に近い面の
部分で圧接されていて、前述のようにして搬送される現
像剤りの層厚を規制する。この現像剤層は現像領域15
において矢印方向に回転する像担持体20上の潜像を間
隙を隔てて非接触で現像し、トナー像を形成する。 現像時には電源14から交流成分を含む現像バイアスが
前記スリーブ3に印加され、その結果スリーブ3上の現
像剤中のトナーのみが選択的に前記潜像の面に移行して
付着される。なお、現像剤の層厚は例えば以下のように
すれば測定できる。 部ち、日本光学■製ニコンプロフィールプロジェクター
を用い、スリーブのスクリーンの投影像と、スリーブに
薄層を形成した状態の投影像との位置の比較により層厚
が求められる。 前記薄厚形成部材(弾性板)5は、固定部材6により一
端が固定されて弾性が付与された、例えば磁性又は非磁
性の金属、金属化合物、プラスチック、ゴム等からなる
極めて均一に成形された薄板であり、その厚さは50〜
500μmとされる。 前記のように一端が固定された薄層形成部材の他端に近
い面の部分でスリーブ3を弾性的に押圧し、スリーブ3
と薄板の接触位置においてキャリアを好ましくは1個ず
つ通過させるようにして搬送量を規制する。現像剤O中
の不純物やキャリア又はトナーの凝集物などは規制位置
を通過できない。従って現像領域15に〆る現像剤層が
常に薄層にして均一かつ安定したものが得られる。 亙 なお現像領域15に濯る現像剤の搬送量は、前記薄層形
成部材5のスリーブ3に対する押接力や接触角を変える
ことにより制御される。 現像剤を構成するキャリア及びトナーが小粒径の方が画
質の解像力及び階調再現性の点から有利とされる。例え
ば現像・剤層のトナー粒径が13μm以下、キャリアの
粒径が50μm以下更には40μm以下の小粒径とした
場合でも前記した薄層形成部材5のような手段を用いる
ことにより現像剤中の不純物や粒塊等を自動的に排除し
て均一な薄層を形成することができる。さらに前記キャ
リアがトナーと同程度の小粒径とされた場合でも同様不
純物の混入が排除されて均一な薄層形成が可能とされる
。 逆に、像担持体のキャリア付着を防止するためには、キ
ャリア粒径が大きい方が強い磁力を受けることから好ま
しい。例えばキャリア粒径が20〜50μm程度になっ
ても前記の方法によれば均一な薄層が形成できる。なお
、キャリア粒径が大きくなると、薄層中のキャリアの穂
高が大きくなるとともに層が粗くなり、現像性は悪(な
る。この点からキャリア粒径は磁化が例えば20〜30
emu / g程度の場合、50μm以下とすることが
望ましい。 前記現像装置に組み込まれる攪拌部材7及び8の具体的
構造を示す斜視図及び正面図が第2図(a)及び(b)
に示される。図中7a、7b、7Cは第1攪拌部材の攪
拌羽根、8a、8b、8Cは第2攪拌部材の攪拌羽根で
、角板羽根、円板羽根、楕円板羽根等各種の態様があり
、それぞれ回転軸9及び10に互いに異なる角度及び/
又は位置で固定されている。前記2つの攪拌部材7及び
8は、攪拌羽根が互いに衝突することなく攪拌領域がオ
ーバラップするように構成されているため、左右方向(
第1図)の攪拌が十分に行われると共に、攪拌板の傾斜
(第2図)のため前後方向(第1図)の攪拌も十分に行
われる。 また、補給ローラ12を介してホッパ11から補給され
たトナーTも短時間で現像剤り中に均一混合される。 以上のように十分に攪拌され望ましい摩擦帯電が付与さ
れた現像剤りは、スリーブ3上に付着搬送される過程で
前記薄層形成部材5により、規制され極めて薄くかつ均
一な現像剤層が形成される。 この現像剤層はスリーブ3の回転により一方向に搬送さ
れると共に、磁気ロール4の反対方向への回転により振
動成分をもつ磁気的バイアスを受け、前記スリーブ3上
で例えばローリング等の複雑な運動をするので現像領域
15に達して像担持体20の潜像を非接触で現像すると
き該潜像面に向けてトナーを効果的に供給するようにな
る。前記現像とスリーブ3とのギャップ、即ち現像ギャ
ップを例えば500μmまで狭くしても非接触現像が十
分に可能となる。このように現像ギャップを狭くすると
現像領域15の電界が大きくなるので、スリ    ゛
−ブ3に印刷する現像バイアスが小さくても十分な現像
が達成され、現像バイアスのリーク放電等も軽減される
利点がある。更には潜像のコントラストが大きくなるた
め、現像して得られる画像の解像力その他画質が全般的
に向上する。 また本発明の別の効果としては、現像方法が非接触現像
とされ、トナーのみが潜像面に向かって選択的に飛翔し
て現像されるので、潜像面へのキャリア付着が防止され
る。また潜像面を摺擦しないので像担持体表面を損傷し
たり、刷き目を形成したりすることがな(、解像力及び
階調再現性が良好であり、十分な量のトナーを潜像面に
付着させることができる。更にまたトナー像が形成され
た像担持体上に重ねて現像することができるので多色現
像に好適である。 なお本発明の現像方法における安定した現像条件として
は、現像剤層が10〜500μm1より好ましくは40
0 μm以下、現像ギャップが200μm〜700μm
とされ、スリーブ3の回転速度、像担持体20の回転速
度、スリーブ上のトナー付着量の関係は前述のような式
を満たすものであることが好ましい。 トナー粒子の大きさとしては、その表面積と前記の金属
錯体との量的バランスを適当に採ることが必要であり、
この金属錯体の含有量を前述した範囲としたことから、
重量平均粒径が6〜20μmの範囲にある値とするのが
好ましい。 トナーに含有させる着色剤としては、比抵抗が104〜
1011Ω印のものが好ましく、特に107〜10″Ω
cI11のものが好ましい。また、トナー中の着色剤含
有量は、トナー樹脂100重量部に対して3〜15重量
部であることが好ましい。 抵抗が104Ωcm122下では、トナーの電荷のリー
クが早く、このため帯電量が小さく、画像がカブリやす
くなる。また、トナー粒径を小さくすると表面積が大き
くなり、帯電量降下が大きい。このため、6μトナーで
最大量は15部であった。これ以上では、カプリがひど
く、解像度の低い画質となった。 抵抗が101ΩC以上では、逆に電荷のリークがな(、
蓄積してしまいトナーの帯電量が高くなり画像濃度が低
くなった。トナー粒径を20μとじた場合、3部以下で
は濃度が低く実用が困難である。 まず、好ましいトナーとしては、そのバインダーとして
ポリエステル樹脂又はスチレン/アクリとの縮重合によ
って得られるが、用いられるアルコールとしては、例え
ばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ば 1.2−プロブレンゲリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオタル、ネオペンチルグリ
コール、1.4−ブチンジオール等のジオール類、1.
4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、及びビ
スフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキ
シエチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン
化ビスフェる。また、カルボン酸としては、例えばマレ
イン酸、フマール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタ
コン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、セパチン酸、マロン酸、これらの酸の無水物
、低級アルキルエステルとりルーイン酸の二量体、その
他の二価の有機酸単量体を挙げることができる。 本発明において好ましく用いるポリエステル樹脂として
は、以上の三官能以上の多官能性単量体による成分を含
有する重合体を用いることも好適である。かかる多官能
性単量体である三価以上の多価アルコール単量体として
は、例えばソルビトール、1,2,3.6−ヘキサンテ
トロール、1゜4−ソルビタン、ペンタエリスリトール
、ジペンlノ タエリスpトール、トリペンタエリスリトール、ショ糖
、1.2.4−ブタントリオール、■、2゜5−ペンタ
ントリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリ
オール、2−メチル−1,2゜4−ブタントリオール、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,
3.5−Muヒドロキシメチルベンゼン、その他を挙げ
ることかできる。また、三価以上の多価カルボン酸単量
体としては、例えば1,2.4−ベンゼントリカルボン
酸、1,3.5−ベンゼントリカルボン酸、1゜2.4
−シクロヘキサントリカルボン酸、2,5゜7−ナフタ
レントリカルボン酸、1,2..4−ブタントリカルボ
ン酸、1,2.5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−
ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカルボキシ
プロパン、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1
,2.7゜8、−オクタンテトラカルボン酸、エン、ボ
ール三量体酸、及びこれらの酸の無水物、その他を挙げ
ることができる。 上記のスチレン/アクリル系樹脂としては、例えば特開
昭50−134652号公報に記載されたα、β−不飽
和エチレン系単量体を構成単位として含有し、かつ、重
量平均分子量(MW)と数平均分子ffi(Mn)の比
(Mw/Mn)の値が3.5以上の樹脂を用いることが
できる。 α、β−不飽和エチレン系単量体の具体例としては、例
えばスチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチ品
?p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−エチ
ルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、p−n−ブチ
ルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−
ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n
−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−
ドデシルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニ
ルスチレン、p−クロルスチレン、3゜4−ジクロルス
チレンなどの芳香族ビニル七ツマー類;例えばアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウ
リル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステ
アリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェ
ニル、α−クロルアクリル酸メチルなどのアクリル酸エ
ステル類;メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチ
ル、メタアクリル酸プロピル、メタアクリル酸n−ブチ
ル、メタアクリル酸イソブチル、メタアクリル酸n−オ
クチル、メタアクリル酸ドデシル、メタアクリル酸ラウ
リル、メタアンリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリ
ル酸ステアリル、メタアクリル酸フェニル、メタアクリ
ル酸ジメチルアミンエチル、メタアクリル酸ジエチルア
ミノエチルなどのメタアクリル酸エステル類;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、l化ビニルなどのハ
ロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ペンゾエ酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルエステル類
;その他を挙げることかできる。 本発明に用いられるトナーは、以上のようなバイングー
中に着色剤及び必要に応じて添加される特性改良剤を含
有して成るものである。 着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシリ ン染料(C31,No、50415B ) 、アニタン
ブルー(C。 1、No、50405) 、カルコオイルブルー(C,
1,No、az。 ec Blue 3 ) 、クロムイエロー(C,1,
No、14090)、ウルトラマリンブルー(C,1,
No、77103) 、デュポンオイルレッド(C,1
,No、26105) 、キノリンイエロー(C,1,
No、47005) 、メチレンブルークロライド(C
,1,No、52015) 、フタロシアニンブルー(
C。 1、No、74160) 、マラカイトグリーンオフサ
レート(C,1,No、42000) 、ランプブラン
ク(C,1,No、77266)ローズベンガル(C,
1,No、45435) 、これらの混合物、その他を
挙げることができる。これら着色剤は、十分な濃度の可
視像が形成されるに十分な割合で含有されることが必要
であり、通常バインダの離型剤を用いることが望ましい
。 かかる離型剤としては、例えばポリオレフィン、脂肪酸
金属塩、脂肪酸エステル、部分ケン化脂肪酸エステル、
高級脂肪酸、高級アルコール、流動又は固形のパラフィ
ンワックス、アミド系ワックス、多価アルコールエステ
ル、シリコンフェス、脂肪族フロロカーボン等を挙げる
ことができ、る。 以上の離型剤は任意の一種又は二種以上を混合すして使
用することができる。 前記ポリオレフィンとしては、例えばポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリブテン等の樹脂であってJ I S
  K  2531−1960に規定される環球法で測
定したときの軟化点が80〜180℃、好ましくは10
0〜160°Cのものである。前記脂肪酸金属塩として
は、例えばマレイン酸と亜鉛、マグネシウム、カルシウ
ム等の金属塩;ステアリン酸と亜鉛、カドミウム、バリ
ウム、鉛、鉄、ニッケル、コバルト、銅、アルミニウム
、マグネシウム等との金属塩;二塩基性ステアリン酸鉛
;オレイン酸と亜鉛、マグネシウム、鉄、コバルト、銅
、鉛、カルシウム等との金属塩;パルミチン酸とアルミ
ニウム、カルシウム等との金属塩;カプリル酸鉛;カプ
ロン酸鉛;リノール酸カルシウム;リシルイン酸と亜鉛
、カドミウム等との金属塩及びこれらの混合物等が挙げ
られる。前記脂肪酸エステルとしては、例えばマレイン
酸エチルエステル、マレイン酸ブチルエステル、ステア
リン酸メチルエステル、ステアリン酸メチルエステル、
パルミチン酸セチルエステル、モンタン酸エチレングリ
コグルエステル等が挙げられる。前記部分ケン化脂肪酸
エステルとしては、例えばモンタン酸エステルのカルシ
ウム部分ケン化物等が挙げられる。前記高級脂肪酸とし
ては、例えばドデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸
、リシノール酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン
酸、セラコレイン酸等及びこれらの混合物を挙げること
ができる。前記高級アルコールとしては、例えばドデシ
ルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコ
ール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、
アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等を挙げるこ
とができる前記パラフィンワが挙げられる。前記アミド
系ワックスとしては、例えばステアリン酸アミド、オレ
イン酸アミド、パルミチン酸アミド、ラウリル酸アミド
、ベヘン酸アミド、メチレンビスステアロアミド、エチ
レンビスステアロアミド等が挙げられる。前記多価アル
コールエステルとしては、例えばグリセリンステアレー
ト、グリセリンリシルレート、グリセリンモノベヘネー
ト、ソルビタンモノステアレート、プロピレングリコー
ルモノステアレート、ソルビタントリオレート等が挙げ
られる。前記シリコンフェスとしては、例えばメチルシ
リコンフェス、フヱニルシリコンフェス等が挙げられる
。前記脂肪族フロロカーボンとしては、例えば四フッ面
活性剤等が挙げられる。 これらの離型剤の使用量は、前記バインダー樹脂100
重量部に対して1〜10重量部である。 なお、キャリアについては、解像力や階調再現性の観点
から、球形化されていることが望ましい。 キャリアが球形であると、現像剤の流動性が良好になり
、微細なトナーやキャリアからなる現像剤であっても攪
拌によるトナーの摩擦帯電が効果的に遂行されるからで
ある。 また、キャリアは、バイアス電圧によって電荷が注入さ
れて像担持体に付着したり、潜像を形成している電荷が
消失してすするのを防ぐため、芯材(フェライト等)の
比抵抗がlX106〜lXl0”Ωcra、更に好まし
くは1×108〜l×10″Ω41であることが望まし
い。上記比抵抗は、粒子を0.50−の断面積を有する
容器に入れてタッピングした後、詰められた粒子上に1
kg/cIaの荷重を掛け、荷重を兼ねた電極と底面電
極との間に1000 V/cI11の電界が生ずる電圧
を印加したときの電流値を読み取ることで得られる値で
ある。 また、キャリアを構成する芯材の飽和磁化は10〜40
en+u / g、特に好ましくは15〜30eIll
u/gの範囲である。10emu / g以下になると
芯材の磁化が小さくなって搬送性が低下し、画像濃度が
薄くなる。40emu / g以上になると、スリーブ
上でのキャリア密度が低くなり、現像効率が落ち、画像
濃度が薄くなる。また、薄層形成が困難になる。 保磁力は0.1〜1000 e 、特に10〜700e
の範囲が好ましい。Q、loe以′ンでは、キャリアの
磁化の反転が早くなるため、搬送性が低下する。100
00以上では、搬送性が大きくなりキャリア飛散が生じ
やすくなる。 また、芯材の比重は4.0〜5.5、特に4.2〜5.
0が好ましい。4.0以下ではキャリアは軽くて、飛散
しやす(なる。5.5以上では、搬送性が低下する。 空隙率は1〜10%が好ましい。1%以下では、焼結温
度を高く、時間が長くなりコストが高くなる。10%以
上では、強度が小さくなり、キャリアの耐久性が悪くな
る。 被覆用の樹脂としては、スチレン−アクリル樹脂、シリ
コン樹脂、弗素樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、塩ビ・酢ビ共重合体、含窒素樹脂があ
る。また、ガラス、セラミックス等無機物も使用できる
。 通常は、溶剤に可溶で、スプレーコーティングや、溶液
pによる含浸処理等で、被膜形成が可能な樹脂が用いら
れている。これら被覆の厚さとしては0.1〜1011
m好ましくは、0.3〜3μmであり、十分な絶縁性と
安定した特性が得られる値に設定すればよい。 また、樹脂被覆キャリアを用いる場合、小粒径キャリア
であっても、流動性が良好であるため、薄層形成部材に
よる層厚が規制されても、現像剤搬送担体上に均一な現
像剤層を形成でき、また、離型性も良好であって強い圧
力を受けてもトナーのキャリアへのフィルミングが発生
しない。 以下、具体的な実施例にういて説明する。 で照射された原稿像がミラー22、レンズ23を介して
像担持体20上に照射される。このようにして静電潜像
が形成される。この静電潜像は現像装置Hにより現像さ
れる。 このようにして得られたトナー像は、露光ランプ28に
より除電されて転写され易くされた後、転写極29によ
り記録紙Pに転写される。記録紙Pは分離極30により
像担持体20から分離され、定着器31で定着される。 一方、像担持体20は除電極32とクリーニング装置3
3により清掃される。 クリーニング装置33はクリーニングブレード第4図の
複写装置における前記像形成プロセスは下記処方の現像
剤を用いて現像され、下記第1表に示す作像条件によっ
て像形成が遂行される。゛第1表  現像条件  (正
規現像) 像担持体     Se感光体(100φドラム)線速
度      100鶴/S 表面電位     +800 V (暗部)〜OV(明
部)スリーフ゛径    25m− スリーブ線速度  250 m*/ S (順方向)磁
気ロール極数  8極 磁気ロール回転速度 120Orpm 現像ギャップ    500μm 現像剤層厚     400μm(最大値)現像剤トナ
ー濃度  12wt% トナー電荷量    −15μC/g(平均)スリーブ
上のトナー付着量 0.3■/ ctDCバイアス  
  O〜+1OOv ACバイアス    0.5〜2KVp−p (2KH
z)なお下記比抵抗は、粒子を0.50aJの断面積を
有する容器に入れてタッピングした後、詰められた粒子
上に1kg/−の荷重を掛け、荷重を兼ねた電極と底面
電極との間に1000 V / amの電界が生ずる電
圧を印加したときの電流値を読み取ることで得られる値
である。 また、下記重量平均粒径はコールタ−カウンタ(コール
タ社!!1)で測定された値である。 実施例1 くトナー〉 ポリエステル樹脂 (120P、花王社製)      100重量部離型
剤 ポリプロピレン (660P三洋化成社製)     4重量部着色剤 
レーキレッドC10’Ω個 15重量部 平均粒径           6μ 荷電制御剤         0.5重量部〈荷電制御
剤〉 くキャリア〉 ヨア       飽和磁化 30emu / g重量
平均粒径 30μm Cu−Zn系フェライト コーティング樹脂 スチレンアクリル樹脂MMA/St
  (4/6) 膜J!! 1μm く現像剤〉 帯電量            28μC/g実施例2 (トナー〉 ポリエステル樹脂      100重量部離型剤  
          4重量部着色剤(カーボンブラッ
ク)10重量部荷電制御剤          2重量
部(荷電制御剤〉 平均粒径           10μm〈キャリア〉 実施例1と同じ。 く現像剤〉 帯電量           20μC/g実施例3 くトナー〉 ポリエステル樹脂      100重量部離型剤  
          4重量部着色剤(カーボンブラッ
ク)10重量部 106Ωロ荷電制御剤       
   2重量部平均粒径           10μ
m〈キャリア〉 実施例1に同じ。 く現像剤〉 帯電量           15μC/g実施例4 くトナー〉 荷電制御剤         4重量部く 他は実施例1に同じ 着色剤 CB        104Ω03重量部 トナー粒径        20μm 帯電量          16μC/g実施例5 荷電制御剤         5重量部f色剤 銅フタ
ロシアニン 10 918重量部 トナー粒径        10μm 帯電量          22μC/gその他は実施
例1に同じ 比較例1 荷電制御剤がない。 他は実施例1と同じ 帯電量           35μC/g比較例2 荷電制御剤        0.4重量部その他は実施
例1と同じ 帯電量          34μC/g比較例3 荷電制御剤        5.1重量部その他は実施
例5と同じ 帯電量          12μC/g比較例4 荷電制御剤   8重量部 実施例1と同じ。 帯電量        10μC/g かくして記録紙上に形成された像の状態は、下記第2表
に示す通りである。 第   2   表 第2表から解るように、実施例ではいずれも比較例に較
べて画像濃度及び解像力が十分で、かぶりやキャリア付
着のない画像が得られた。現像バイアスは第1表に示し
た範囲内ではいずれも良好な結果となった。また、長時
間トナー補給をしながら運転しても、現像性は大きく変
化することなく安定していた。更にこの時の機内での現
像剤の飛散による汚染は極めてわずかであった。 前記の例は正規現像についての例であるが、次に反転現
像の例について述べる。 前記の例に於けると同じ像形成装置及び現像剤を使用し
、下記第3表に示す条件で現像を行った。 第3表  現像条件  (反転現像) 像担持体     有機感光体(140φドラム)線速
度      6(1+n/S 表面電位     −700V (非露光部)、−50
V  (露光部) スリーブ径    20龍 スリーブ線速度  2501m/ S (順方向)磁気
ロール極数  8極 磁気ロール回転速度 11000rp 現像ギヤツプ    500.ljm 現像剤屓厚     400μm(最大値)現像剤トナ
ー濃度  12−t% トナー電荷量    −15μC/g(平均)スリーブ
上のトナー付着量 0.4■/aaDCバイアス   
 −500〜−600■ACバイアス    0.5〜
2.5 K V p−p(2K Hz)記録紙上に形成
された像の状態は、前記の正規現像の結果を示す第2表
と概ね同様であって、極めて高画質のものであった。 ン についての 第5図(a)は多色像形成装置の構造を示し、以下のよ
うにして多色画像が形成される。なお、第4図と共通す
る構成部分には同一の符号を付して示しである(以下同
様)。像担持体20はスコロトロン帯電器27により表
面が均一に帯電される。 続いて読取り装?ZINが原稿25を照射し、読取り装
置!Nに内蔵されたCCD24が原稿の青色についての
画像を検知し、この画像情報は画像データ処理部TRで
記録に適した信号に変換される。 この信号は同図(b)に示すレーザ光学系26に送られ
、レーザー光学系26からの像露光りが像担持体20上
に照射される。このようにして静電潜像が形成される。 この静電潜像はイエロートナーが収納されている現像装
置Hにより現像される。トナー像を形成された像担持体
20は、再びスコロトロン帯電極27により均一に帯電
され、上記と同様にして緑色の像露光りを受ける。形成
された静電潜像はマゼンタトナーが収納されている現像
装置1により現像される。この結果、像担持体20上に
イエロートナーとマゼンタトナーによる2色トナー像が
形成される。以下同様にしてシアントナー、黒トナーが
重ねて現像され、像担持体20上に4色トナー像が形成
される。4色トナー像は帯電極28により電荷を与えら
れて転写極29で記録紙Pに転写される。記録紙Pは分
離極30により像担持体20から分離され、定着器31
で定着される。一方、像担持体20は除電極32とクリ
ーニング装置33により清掃される。 クリーニング装置33はクリーニングブレード34とフ
ァーブラシ35とを有する。これらは像形成中ば像担持
体20とは非接触に保たれていて、像担持体20に多色
像が形成されると像担持体20と接触し、転写残トナー
を掻き取る。その後、クリーニングブレード34が像担
持体20から離れ、少し遅れてファーブラシ35が像担
持体20から離れる。ファーブラシ35はクリーニング
ブレード34が像担持体20から離れる際、像担持体2
0上に残るトナーを除去する働きをする。 この多色像形成装置では、像担持体20が一回転する度
に一色ずつ現像されるが、各像露光は像担持体20の同
じ位置から開始する必要がある。 また像形成中は使用されない現像装置、帯電極27以外
の各電極、給紙、紙搬送、クリーニング装置33はいず
れも像担持体20に対し作用しない。 レーザー光学系26を第5図(blに示す。図中、37
は半導体レーザー発振器、38は回転多面鏡、39はf
−θレンズである。 この多色像形成装置の原理を第6図のフローチャートに
より説明する。第6図は像担持体(感光体)の表面電位
の変化を示したものであり、帯電極性が正の場合を例に
とっている。PHは感光体の露光部、DAは感光体の非
露光部、DUPは露光部PHに第一の現像で正帯電トナ
ーTが付着したため生じた電位の上昇分を示す。 感光体はスコロトロン帯電器により一様な帯電が施され
て、(a)に示すように一定の正の表面電位Eとなる。 次にレーザー、陰極線管、LEDなどを露光源とする第
一の像露光が与えられ、(b)に示すように露光部PH
の電位はその光量に応じて低下する。このようにして形
成された静電潜像を未露光部の表面電位Eにほぼ等しい
正のバイアスを印加された現像装置が現像する。その結
果、(C)に示すように正帯電トナーTが相対的に電位
の低い露光部PHに付着し、第一のトナー像T1が形成
される。このトナー像Tが形成された領域は、正帯電ト
ナーT1が付着したことにより電位がDUPだけ上昇す
るが、未露光部DAと同電位にはならない。次に第一の
トナー像が形成された感光体表面は帯電器により2回目
の帯電が施され、その結果、トナーT1の有無にかかわ
らず、均一な表面電位Eとなる。これを(d)に示す。 この感光体の表面に第二の像露光が施されて静電潜像が
形成され、((et)) 、(C)と同様にしてトナー
Tとは異なる色の正帯電トナー像T2の現像が行われ第
二のトナー像が得られる。これを(flに示す。以上の
プロセスを繰返すことにより、感光体上に多色トナー像
が得られる。これを記録紙に転写し、更にこれを加熱又
は加圧して定着することにより多色記録画像が得られる
。この場合には感光体は表面に残留するトナー及び電荷
をクリーニングされて次の多色像形成に用いられる。一
方、これとは別に感光体上にトナー像を定着する方法も
ある。 第6図に説明した方法に於いて、少なくとも(f)の現
像工程は現像剤層が像担持体表面に接触しないようにし
て行うことが望ましい。 なお前記多色像形成方法において、2回目以降の帯電を
省略することができる。かかる帯電を省略せず毎回帯電
を繰返す場合は、帯電前に除電工程を入れるようにして
よい。また、毎回の像露光に用いる露光源は各々同じも
のでも異なるものでもよい。 前記多色像形成方法に於いて、例えばイエロー、マゼン
タ、シアン、黒の4色のトナーを像担持体上に重ね合わ
せる場合が多(、これは以下の理由による。減色法の原
理によれば、イエロー、マゼンタ、シアンの3原色を重
ね合わせることにより、黒の画像が得られるはずである
が、実用される3原色用のトナーは理想の吸収波長を有
するものではなく、また3原色のトナー像の位置ずれな
どのため、これら3原色トナーだけでは文字や線に要求
される鮮明な黒を再現するのは困難であるばかりでなく
、カラー画像においても濃度が不足しがちになる。そこ
で、前述のように3原色に黒を加えた4色で多色像を形
成するようにしている。 第5図の多色像形成装置を構成する各構成部分の駆動の
経時的関係をタイムチャートで示せば、第5表及び第6
表に示す作像条件で多色像形成を行った。 現像剤は前記単色像形成に於ける前記実施例1の化学組
成を有するキャリアを含有するものとし、トナーの着色
剤には、イエロートナーにベンジジン誘導体を、マゼン
タトナーにはローダミンBレーキを、シアントナーには
フタロシアニン誘導体を使用している。 なお、転写はコロナ放電方式に、定着は熱ロール方式に
よっている。 (以下余白、次頁に続く。) 第   4   表 第  5  表 第  6  表 上記のようにして形成された多色像は、ベタ画像部に於
いて各地点の色差の小さい均一な色の画像であった。 なお、トナー像形成の順序は、上記に限られるものでは
なく、例えば、黒、イエロー、マゼンタ、シアンの順序
としても良い。 第8図は、像担持体が1回転する間に多色像を形成する
ようにした多色像形成装置である。第5図の装置と異な
る点は (1)  各現像装置の間に帯電極27B、27C12
70と像露光系(半導体レーザー)26日、26C12
6Dを設けたこと (2)  クリーニング装置は、ブレード34とトナー
捕集用のローラ36のみより成り、ブレードは像担持体
に圧接し続けていること (3)紙の搬送経路 のみである。 例えば、4色像を形成する場合、線速度を先の例と同一
にしても第5図の装置に対して約4倍の速さで像形成が
終了する。 上記以外は、第5図の装置によるプロセスと異なるとこ
ろはない。 第8図の多色像形成装置を使用して、下記第7表に示す
条件で多色像形成を行った。その他の条件は前記の第5
図の装置による実施例と変わるところはない。 (以下余白、次頁に続(。) 第   7   表 得られた多色像は、前記第5図の装置による実施例にお
けると同様、極めて高品質のものであった。 本発明は、感光体上に1回の像露光を行って多色像を形
成することができる装置にも好ましく適用しうる。その
装置は、好ましくは導電性部材と、光導電層と、相異な
る複数種のフィルタから成るフィルタ層を含む絶縁層を
設けた感光体を用いて以下のように多色画像形成を行う
。即ち、上記感光体面に帯電と像露光を与えることによ
り絶縁層゛と光導電層の境界面電荷密度による像を形成
し、その像形成面に特定光で全面露光を与えることによ
り前記感光体の該フィルタ部分に電位パターンを形成し
、その電位パターンを特定色のトナーを収納している現
像装置によって現像し、単色トナー像が形成される。続
いて帯電による電位パターンの平滑後、前回とは異なる
全面露光により電位パターンを形成し前回とは異なる色
のトナーを収納する現像装置による現像とを行うことに
より、感光体上に2色目のトナー像が形成される。以下
、必要回数だけ電位平滑化、全面露光と現像を繰返す。 (この現像においては少なくとも2回目以降は非接触現
像手段が採用される。)この結果、感光体の各フィルタ
部分に夫々異なる色のトナーが付着して多色画像が形成
される(特願昭59−83096号、同59−1870
44号、同59−185440号、同60−22952
4号参照)。この多色画像形成装置によれば、像露光が
1度で済むので色ずれが生ずる惧れは全くない。 このような多色像形成装置に組付けられる感光体(像担
持体)は、例えば第9図(a)に断面図で、同図(b)
に平面図で示すように、ドラム状導電性基体4】上に光
導電層42、絶縁層43が順次積層した構造を有し、絶
縁Jii43は、青(B)、緑(G)、赤(R)の色分
解フィルタ部分がモザイク状に配置されている。 また、感光体はフィルタを導電性基体側に設け、フィル
タ側から像露光及び全面露光を行う構成(特願昭59−
199547号)や、その他の構成(特願昭59−20
1084号)をも取りうる。 また、感光層は単層のみでなく、電荷発生層と電荷移動
層とからなる機能分離型の構成をも取りうる。(特願昭
60−245178号)また、感光体は色分解機能を感
光層にもたせた(特願昭59−201085号、特願昭
60−245177号)構成をも取りうる。 このような多色像形成装置により、本発明に基づく現像
方法に従って多色像形成を行ったところ、前記の多色像
形成の実施例に於けると同様に、極めて優れた画質の多
色像が得られた。 また、前記特定の荷電制御剤は、特定の吸収波長域がな
く、無色透明に近いためカラートナーに適している。 また、前記特定の荷電制御剤を含有するトナーは帯電量
が低いため、重ね合わせ現像において、現像されるトナ
ーを阻害することがない。また、互いに反撥することが
少ない。従って、濃度の高い色差の小さい均一なベタ画
像が得られる。 へ0発明の詳細 な説明したように、本発明は所定の構造式を有する金属
錯体を所定量含有するトナーを使用するので、上記金属
錯体によりトナーの帯電量が制御でき、その結果、小径
のトナーの使用が可能となり、次のような効果が奏せら
れる。 (11形成される像は、解像力、階調再現性に優れ、画
像濃度も高くでき、かぶりの発生もない。 (2)キャリアの飛散が防止され、像形成装置内の飛散
キャリアによる汚染を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであって、 第1図は現像装置の断面図、 (スリーブ)との間隙と、現像剤7M送量との関係を示
すグラフ、 第4図は単色像形成装置の概略図、 第5図(alは多色像形成装置の概略図、同図(b)は
レーザ光学系の概略図、 第6図は多色像形成プロセスを説明するためのフローチ
ャート、 第7図は多色像形成に於ける装置の各構成部分の駆動を
示すタイムチャート、 第8図は他の多色像形成装置の概略図、第9図は多色像
形成用像担持体の構造の一例を示し、同図(a)は断面
図、同図(blは平面図である。 なお、図面に示された符号に於いて、 3・・・・・・・・・現像剤用送担体(スリーブ)4・
・・・・・・・・磁気ロール 5・・・・・・・・・現像剤薄層形成部材7.8・・・
・・・・・・攪拌部材 14・・・・・・・・・バイアス電源 15・・・・・・・・・現像領域 20・・・・・・・・・像担持体 26・・・・・・・・・レーザ光学系 27・・・・・・・・・帯電器 41・・・・・・・・・導電性基体 42・・・・・・・・・光導電層 43・・・・・・・・・絶縁層 Hll、J、K・・・・・・・・・現像装置D・・・・
・・・・・現像剤 T、T1、T2・・・・・・・・・トナーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、振動電界を現像領域に生ぜしめ、像担持体に形成さ
    れた静電潜像を現像剤搬送担体上のキャリア及びトナー
    含有現像剤層で現像するに際して、前記現像剤層を薄層
    とし、前記トナーとして、一般式 I で表される錯体を
    、前記トナーの結着樹脂100重量部に対して0.5〜
    5重量部含有するトナーを用いる、静電潜像の現像方法
    。 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z^1、Z^2はそれぞれ置換基を有してもよ
    いベンゼン環、ナフタレン環を形成する非金属原子を表
    し、 Y^1、Y^2、Y^3、Y^4はそれぞれ−O−又は
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 Mは金属原子であり、Xは対イオンを表す。)
JP61021654A 1986-02-03 1986-02-03 静電潜像の現像方法 Pending JPS62178978A (ja)

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JPS62178978A true JPS62178978A (ja) 1987-08-06

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ID=12061034

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61021654A Pending JPS62178978A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 静電潜像の現像方法

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JP (1) JPS62178978A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5275900A (en) * 1992-06-05 1994-01-04 Xerox Corporation Toner compositions with metal complex charge enhancing additives

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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