JPS62178930A - 液晶注入装置のトレ−位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば液晶表示装置の液晶表示素子等に液晶
を注入するのに用いられる液晶注入装置のトレー位置決
め装置に関するものである。

［従　来　の　技　術コ 従来液晶の注入法として種々の方法が知られている。例
えば、真空雰囲気内で液晶を注入すべき空セル容器の端
部を液晶の入った容器中の液晶に浸漬して注入する方法
、ある程度真空にした減圧下で空セル容器に毛ｍ管現象
を利用して注入する方法、液晶を注入すべき空セル容器
を加熱し内部排気しながら液晶を注入する方法Ｊ３よび
ガラス板上に液晶を滴下し、スペーサを介して別のガラ
ス板を重ね合わせて行なう方法等がある。最初に挙げた
方法の一例としては特公昭５８−４９８５３号公報に記
載のものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、真空雰囲気内で液晶を注入Ｊべぎセルを液晶
の入った容器中の液晶に浸漬して注入する従来の方法は
、多数の空セル容器に液晶材料を一度に注入するのに適
しているが、液晶の入った容器または液晶を注入すべき
空セル容器を上下に動かして空セル容器を液晶に浸漬し
ているので１、上下動のみで左右等の水平方向には移動
できず、いろいろなセルサイズに対応できず、浸漬作業
がやりにくいという欠点がある。

また、浸漬がどぶづけ方式であるため、各空セル容器の
液晶浸漬の程度にばらつぎが生じ、液晶注入量に過不足
が生じる恐れがあるだけでなく、高価な液晶自体の損失
（無駄）が多く、その結果製ｊ２ｉコストが高くつくこ
とになる。すなわら、容器に入れられた液晶は注入作業
の進行につれて当然その液面が下がっていくため、当然
液晶注入すべき空セル容器と液晶容器との上下方向の相
対移動量を調整していかなければならないが、従来では
そのような相対移動量の微調整は行なわれてなく、その
ためしばしば余分の液晶がセル容器の周縁部に付着し、
液晶が無駄になるのは無論のこと、セル容器の周縁部に
何着した余分の液晶を取り除かなければならない。また
、液晶注入すべき空セル容器の寸法が変わった場合に位
置制御が困難である。

そこで、本発明の目的は、注入槽内に搬入された空セル
容器位置に対して液晶を正しく位首決めできるようにし
て、液晶の消費量を最少にでき、しかも空セル容器の寸
法に関係なく自動化に対応できる液晶注入装置の１−レ
ー位置決め装置を提Ｕ（することにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明よにる液晶注入装
置のトレー位置決め装置は、液晶の入った容器を受け、
ガイド棒部材により常に水平状態に維持されるテーブル
と、上記テーブルを上下方向に動かすためのステッピン
グモータを備えた上下駆動機構と、上記ガイド棒、テー
ブルおよび上下駆！Ｉ！ＩＪ機構の組み立体を支持し、
案内レールに沿って水平方向に移動できる摺動ベース部
材と、上記摺動ベース部材と装置の真空壁との間を密封
するように挿置され、上記摺動ベース部材の摺動時には
上記摺動ベース部材と装置の真空壁との間の密封を解く
ようにした真空シール部材と、上記摺動ベース部材を上
記案内レールに沿って水平方向に摺動させる微動調整機
構とを有することを特徴としている。

上下駆動機構におけるステッピングモータは、液晶容器
内の液晶面のレベルに対応して例えばコンピュータを介
して動作制御され得る。また上下駆動機構によりＲ降さ
れることになるテーブルの上限および下限位置をそれぞ
れ検知するセンサ装置を設けることができる。

［作　　　　　用］ このように構成した液晶注入装置のトレー位置決め装置
においては、液晶注入すべき空セル容器と液晶容器との
上下方向の相対移動と共にテーブルを水平方向に移動さ
せることができ、しかもテーブルの上下方向の移動はス
テッピングモータにより非常に高精麿に制御され、また
テーブルの水平方向の移動も微動調節でき、これにより
注入４０内に搬入されてきた空じル容器の位置および寸
法に応じてテーブルを動かし液晶を±０．０１　ｍｍ以
内の精度をもって正確にセットすることができる。

従って、セル容器の寸法に関係なく液晶を必要充分な最
適量で液晶注入ができ、液晶の無駄を実質的に省くこと
ができる。

［実　　施　　例］ 以下、添附図面を参照して本発明の実施例について説明
する。

第１図から第４図には本発明による液晶注入装置のトレ
ー位置決め装置の一実施例の要部を概略的に示し、１は
台枠で、その上に真空注入槽が設゛けらており、真空注
入槽を形成している真空壁の一部を符丹２で示す。真空
注入槽の底壁２の下側には二つのブラケット３が長手方
向に沿って設けられ、各ブラケット３には案内レール４
が取り付けられており、これらの案内レール４上に囲動
ベース部材５が摺動部材６により長手方向に摺動可能に
装着されている。摺動ベース部材５は真空注入槽の底壁
２の下面から僅かに離して位首決めされ、それらの間の
密封は、１習動ベ一ス部材５の上面に設けられた満５ａ
内に嵌合されたガスケット７を溝５８内の加圧により真
空注入槽の底壁２の下面に押し付けることによって行な
われる。

８は液晶の入った容器（図示してない）を受けるテーブ
ルで、このテーブル８は１習動ベ一ス部月５に密封１習
動可能に取り付けられた二本のガイド棒部材９により常
に水平状態を保つようにされており、また摺動ベース部
材５に密封装着された上下駆動機構１０により上下方向
に駆動されるように構成されている。図示実施例では、
上下部＠機構１０は、テーブル８の下面に一体的に取り
付けられたボールナツト１０ａと、このポールナツト１
０ａにねじ係合したボールネジ１０ｂと、ステッピング
モータ１０ｃと、ボールネジ１０ｂおよびステッピング
モータ１０ｃ間に連結づる継手１０ｄとを有しており、
ボールナラ１〜１０ａはＯリング１０ｅを介して摺動ベ
ース部材５に密封固着されたスリーブ１０ｆによって摺
動自在に支持されており、このスリーブ１０ｆとポール
ナツト１０ａとの間はＯリング１０ｇにより密封保持さ
れている。ボールネジ１０ｂの一端は軸受１０ｈで軸受
され、そして継手１０ｄを介してステッピングモータ１
０ｃに連結されている。

テーブル８に取り付けられた各ガイド棒部材９は、中空
管から成り、（の内部はテーブル８の内部に連通して冷
媒をテーブル８内に循環さけてテーブル８上の液晶容器
内の液晶を加熱冷７Ｊｌするようにしている。なお、液
晶容器内の液晶は注入操作において通常−１０℃〜＋６
０℃の範囲で温度制御される。第１図に示１ように、ガ
イド棒部材９は、その上端においてＯリング９ａを介し
てテーブル８の下側に密１］的に取り付けられ、そして
スリーブ９ｂおよびＯリング９Ｃ１９ｄにより層ωノベ
ース部材５に摺動自在に装着されている。各ガイド棒部
材９の下端は適当な可撓性管９Ｃを介して図示してない
冷媒供給源に連結される。また、一方のガイド棒部材９
には第１図に示すようにテーブル８および従って液晶容
器内の液晶レベルの上限および下限位置検出用センサ１
１．１２（これらのセンサは取付覧プ板１３に取付けら
れている）に対する作動子９「が取り付けられている。

摺動ベース部材５は微動調整機構１４ににり案内レール
４上を長手方向に摺動し得る。すなわらこの微動調整機
構１４は台枠１等に固定されたブラケット１５に取付け
られた軸受１４ａに装着されたボールネジ１４ｂと、囲
動ベース部材５に固着された取付は部材１４ｃに取付け
られ、ボールネジ１４ｂに嵌合するポールナツト１４ｄ
と、ボールネジ１４ｂの一端にギヤボックス（図示して
ない）を介して取付けられ、１４節ハンドル（図示して
ない）とを漏えており、この実施例では調節ハンドルの
回動により１目盛り０．１１ｍ程度の単位で最大６０Ｉ
ＩＩＩ１１程度までｌ占動ベース部材５を案内レール４
に沿って移＠できるようにされている。

ボールナラ１〜１４６には、ブラケット１５に取付は板
１６により取付けられた移動位置限界センサ１７゜１８
と共動する作動子１４０が取付【ノられている。

このように構成された図示装置の動作にＪ３いて、テー
ブル８の上下駆動機構１０は、液晶注入操作の進行すな
わち液晶容器内の液晶のレベルの変化および注入すべき
空セル容器の寸法に合せてコンピュータ等を用いて適当
に動作制御され得る。

また摺動ベース部材５を案内レール４に沿って長手方向
に移動さＵる微動調整機構１４は、真空注入槽内に搬入
されてぎた空セル容器の位置に対応して調節ハンドルを
回動することにより液晶を最適位置に正しくセットさＶ
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明してきたように、本発明による液晶注入装置の
トレー位置決め装置においては、液晶注入すべき空セル
容器と液晶容器との、１：下方向の相対移動をステッピ
ングモータにより非常に高精度に制御できるようにする
と共にテーブルの水平方向の移動も微動調節できるよう
に構成しているので、注入槽内に搬入されてぎた空セル
容器の位置Ｊ３よび寸法に応じてテーブルを動かし液晶
を非常な高粘度で正確にセットすることができ、その結
果、セル容器の寸法に関係なく所望の吊の液晶を各空セ
ル容器に容易に注入することができ、液晶を無駄なく有
効に使用することがでさ・る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ににる液晶注入装置のトレー位置決め装
置の一実施例の要部を示す１■略部分断面正面図、第２
図は第１図の装置の要部の概略部分断面側面図、第３図
は第１図の装置の背面図、第４図は第１図の装置の概略
平面図である。 図中、１：台秤、 ２：真空注入槽を形成しＣいる真空壁、４：案内レール
、 ５：摺動ベース部材、 ６：摺動部材、 ７：ガスクツ１〜． ８：テーブル、 ９ニガイド棒部材、 １０：Ｆ下駆動機構、 １４：微動調整機構。 第１図 漉３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液晶の入った容器を受け、ガイド棒部材により常に水平
   状態に維持されるテーブルと、上記テーブルを上下方向
   に動かすためのステッピングモータを備えた上下駆動機
   構と、上記ガイド棒、テーブルおよび上下駆動機構の組
   み立体を支持し、案内レールに沿って水平方向に移動で
   きる摺動ベース部材と、上記摺動ベース部材と装置の真
   空壁との間を密封するように挿置され、上記摺動ベース
   部材の摺動時には上記摺動ベース部材と装置の真空壁と
   の間の密封を解くようにした真空シール部材と、上記摺
   動ベース部材を上記案内レールに沿って水平方向に摺動
   させる微動調整機構とを有することを特徴とする液晶注
   入装置のトレー位置決め装置。