JPS62178401A - 装飾成形品 - Google Patents

装飾成形品

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JPS62178401A
JPS62178401A JP1977886A JP1977886A JPS62178401A JP S62178401 A JPS62178401 A JP S62178401A JP 1977886 A JP1977886 A JP 1977886A JP 1977886 A JP1977886 A JP 1977886A JP S62178401 A JPS62178401 A JP S62178401A
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decorative
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JP1977886A
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Tatsuya Tamura
達也 田村
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも一部に内部の透視可能な窓部を設
け、その窓部に対応した内側個所に空間を介して装飾部
材を取付ける装飾成形品の改良に関するものである。
従来の技術 一般に、この種の装飾成形品として車輌用を例示すると
、ホイールカバー、グリル、フィニッシャ、オペラウイ
ド等がある。そのうち、例えば第6図で示すホイールカ
バーを例にとると、第7及び8図に示す如くポリカーボ
ネイト樹脂、メチルメタクル樹脂等の透明な合成樹脂で
略円板状にインジェクション成形した本体1の中心部分
を除く内面に有色な非透明塗料で塗膜2を形成し、その
塗膜2のない中心部分を内部の透視可能な窓部3とし、
この窓部3に対応した内側部分に空間4を隔ててアルミ
ニウム銘板等の識別模様5を設けたプレート状の装飾部
材6を全外周縁に塗布するシーリンにグ剤7で固定し、
そのシーリング剤7が硬化すると共にゴム弾性を呈する
ことにより気密に固着することが行われており、その装
飾部材には装飾性を高めるべく表面側に金属光沢色を含
む各種の着色部分が文字1図形、記号等の識別模様5に
合せて形成されている。また、第9図で示すようなフィ
ニッシャでも同様に、第10〜12図で示す如く透明な
合成樹脂で形成したフィニシャ本体10の内面に一部を
除き有色塗膜11を形成し、その内部が透視可能な窓部
12の内側に空゛間13を隔てて識別表示14等を付形
した装飾部材15をシーリング剤16で気密に固着する
ことが行われている。
発明が解決しようとする問題点 然し、この装飾成形品では特別な処理を施さない限り空
間4.13内に存在する大気中の酸化成分が着色層成分
や液状のシーリング剤に含まれる溶剤或いは外部から入
光する紫外線等と相埃って着色層、特に黄色系統等を酸
化させて変色したりまたは退色したりすることがあり、
この事態が生じても装飾部材6.15が既に固着されて
るため拭き取ることができないところから装飾性が著し
く損なわれたものになってしまうことがある。
問題点を解決するための手段 本発明に係る装飾成形品においては、少なくとも一部に
内部の透視可能な窓部を有する成形品本体で窓部に対応
した内側個所に空間を介して装飾部材を気密に固着する
と共に、前記空間内に、化学的に不活性なガスを封入す
ることにより構成されている。
作用 この装飾成形品では、空間内に封入した化学的に不活性
なガスが成形品本体の窓部内面及び装飾部材の表面の着
色層を酸化させないよう作用するものである。
実施例 以下、第1〜5図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
第1及び2図に示す装飾成形品は第6図で示すと同様な
車輌用ホイールカバーを構成するものであり、本体20
はポリカーボネート樹脂、メチルメタクリル樹脂等の透
明な合成樹脂から略円板状にインジェクション成形され
ている。その本体20の内面側には、中心部分を除いて
有色塗料で塗膜21が形成されている。この塗膜21が
付着されていない中央部分は内部を透視可能な窓部22
として成形品本体20の一部に形成するものであり、そ
の内部側には窓部22の内面との間に空間23を隔てて
装飾部材24が取付けられている。この装飾部材24は
樹脂プレート或いはアルミ等の金属板材で形成したもの
であり、その表面には凸または凹状に付形した文字1図
形、記号等の識別模様(図示せず)が設けられている。
この識別模様の表面は他の部分と異なる色調に着色する
ことにより、窓部22の外部側から明瞭に視認可能なも
のに形成するとよい。
その装飾部材24は、空間23を隔てて直に成形品本体
20に固着してもよく、或いは図示の如くクッション性
を有する材料25を介装して支持プレート26に固定す
ることにより支持プレート26を介して成形品本体2o
に固着することもできる。支持プレート26に装飾部材
24を取付ける材料25としては発泡体で形成した両面
粘着テープ(例えば、米国スリーエム社製「スコッチマ
ウント」等)を用いることができ、それは装飾部材24
と支持プレート26との間に挾込んで発泡シートの両面
に付着した粘着剤を感圧接着することにより各対向面間
に介装配置するようにできる。この粘着テープ25は、
装飾部材24の数個所に切り貼りすることにより部分的
に固定するだけでも十分に互いを接合すること、ができ
る。支持プレート26は第1図で示すように周縁に凹状
の受縁26 aを形成し、またはL字状の枠縁を形成し
て成形品本体20の窓部22に沿って立ち上げ成形した
環状リブ20aと嵌合せることにより成形品本体20の
内面側に気密に固着されている。
環状リブ20aは成形品本体に形成することに限られず
、支持プレート26の外周縁から成形品本体側に向けて
または両者から互いに対向するように設けてもよい。そ
の固着にあたっては接着剤を用いることができ、或いは
各対向面を高周波振動、スピン等で摩擦し、その摩擦熱
にょる熱溶着で互いを一体的に融合することにより緊密
に固着するようにもできる。この熱溶着による場合には
支持プレート26の材質としては成形品本体2oと相溶
性のある材料を用いるのが望ましく、更に望ましくは同
一または類似の熱樹脂膨張係数を有する材料を用いるの
がよい。この支持プレート26を成形品本体20の内面
側に固着することにょリ、装飾部材24は窓部22に対
応して空間23を隔てて成形品本体20に取付けられて
いる。その装飾部材24は成形品本体20の内面に当接
配置し、或いはその内面から多少浮かせて配置するよう
にもできる。この装飾部材24を気密に固着する支持プ
レート26と成形品本体20との空間23内には、ヘリ
ウムガス等の希ガスで化学的に不活性なガス27(点描
)が封入されている。その不活性ガス27は不活性ガス
を充填した雰囲気中で装飾部材24を取付けた支持プレ
ート26を固着するか、或いは支持プレート26に予め
微小な透孔を空間23に連通ずるよう二個設けて支持プ
レート26を固着後に一方の孔から空気を吸引しつつ他
方の孔から不活性ガスを注入して番孔を封止することに
より空間23内に封入することができる。この不活性ガ
ス27としてはヘリウムガス以外に、ネオン、アルゴン
等の希ガス或いは100℃程度までは化学的に不活性な
窒素ガス等を用いることができる。
第3,4図で示す装飾成形品は第9図と同様な車輌用フ
ィニッシャを形成するものであり、本体30の一部内面
を横長方形に残して他の部分に有色塗膜31を付着し、
その横長方形部分を内部の透視可能な窓部32として内
部に空間33を隔てて装飾部材34が取付けられている
。この装飾部材34でも、クッション性のある発泡シー
トを用いた両面粘着テープ35で支持プレート36に部
分的に固定することにより成形品本体30に固着するこ
とができる。その支持プレート36は成形品本体30に
立上り縁30aを設けて成形品本体30に気密に固定さ
れており、この支持プレート36の内部空間33にも不
活性ガス37が封入されている。
このように構成する装飾成形品では、装飾部材24.3
4を配置する空間23.33内に化学的に不活性ガスが
封入されているため、成形品本体20.30の窓部内面
及び装飾部材24.34の表面に形成した着色層が酸化
することがなく、長期に亘フて初期と同様な色調を保つ
ことができる。また、装飾部材24.34の表面の着色
層には特別の保、護層を設ける必要がないところから成
形品を安価に製造できるようになる。更に、不活性ガス
27.37としてヘリウム等の希ガスを使用したときに
は第5図で示すように希ガス検出具40を用いて装飾部
材24.34が確実に気密に取付けられているかどうか
をも簡単に検査でき、仮りに僅かに希ガスが検出された
ものは再度振動、超音波溶着等でシール加工を行うか、
或いは補助的に液状のシール剤を外周に付着することに
よりシールを補修することができるようになる。また、
装飾部材24.34は支持プレート26.36に固着す
る材料25.35としてクッション性のある材料25.
35を用いて支持プレート26.36に取付けているか
ら、その材料25.35が弾力性を発揮することにより
成形品本体20゜30が車体と共に振動しても、その振
動を吸収して装飾部材24.34に直接伝えないために
装飾部材24.34の剥離を防ぐようにも作用する。
こわに加えて、装飾部材24.34と支持プレート26
.36とが熱膨張係数の異なる材料から成形されている
ときでも両者の膨張、収縮量の差を吸収する作用をし、
装飾部材が変形したりするのを防ぐ。更に、支持プレー
ト26.36は成形品本体20.30との間に比較的大
きな空間を隔てて装飾部材24.34を配置可能にする
から、造形的な深みを醸し出させて装飾部材24.34
を取付けることができる。
なお、支持プレート26を介して装飾部材24.34を
取付ける場合には装飾部材24.34との接合部分を除
く個所を蛇腹状の薄肉部26b。
36aに僧形することにより伸縮自在にするとよい。こ
の薄肉部26b、36aでは、空間23゜33の内部が
熱変化で気圧変化しても、その気圧を支持プレート26
.36の薄肉部で吸収することにより装飾部材j4,3
4を押圧し或いは支持プレート26.36を成形品本体
20.30から離反する方向に押圧することがない。従
って、装飾部材24.34は変形することがなく、しか
も支持プレート26.36は剥蔑しないようになる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る装飾成形品に依れば、いかな
る状況下でも装飾部材が変色或いは退色せずに長期間に
亘って良好な装飾性を保つことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装飾成形品の一例を示す部分側断
面図、第2図は同成形品の正面図、第3図は本発明に係
る装飾成形品の別の実施例として示す車輌用フィニシャ
の側断面図、第4図は同フィニシャの部分斜視図、第5
図は装飾部材の気密固着状態を検査する工程の説明図、
第6図は一般的な装飾成形品として例示した車輌用ホイ
ールカバーの正面図、第7図は従来例に係る車輌用ホイ
ールカバーの側断面図、第8図は同カバーの部分断面図
、第9図は一般的な装飾成形品として例示した車輌用フ
ィニッシャの正面図、第10図は従来例に係る車輌用フ
ィニッシャの側断面図、第11及び12図は同フィニッ
シャの部分断面図である。 20.3(l成形品本体、22,32:窓部、23.3
3:空間、24.34 (26,36):装飾部材、2
7.37:不活性ガス。 第1図 第3図 第5図 第6図 第7図 第9図 第10図    第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一部に内部の透視可能な窓部を有する
    成形品本体で窓部に対応した内側個所に空間を介して装
    飾部材を気密に固着すると共に、前記空間内に、化学的
    に不活性なガスを封入したことを特徴とする装飾成形品
  2. (2)上記不活性ガスとして、ヘリウムガス等の希ガス
    を封入したところの特許請求の範囲第1項記載の装飾成
    形品。
JP61019778A 1986-01-31 1986-01-31 車輛用装飾成形品 Expired - Lifetime JPH0669761B2 (ja)

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JPH0669761B2 JPH0669761B2 (ja) 1994-09-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57153872A (en) * 1981-03-05 1982-09-22 Gosaku Onozuka Ornament housed body and its manufacture
JPS5975301U (ja) * 1982-11-12 1984-05-22 株式会社東海理化電機製作所 ホイ−ルカバ−

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