JPS6217839B2 - - Google Patents

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JPS6217839B2
JPS6217839B2 JP10012479A JP10012479A JPS6217839B2 JP S6217839 B2 JPS6217839 B2 JP S6217839B2 JP 10012479 A JP10012479 A JP 10012479A JP 10012479 A JP10012479 A JP 10012479A JP S6217839 B2 JPS6217839 B2 JP S6217839B2
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JP
Japan
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base material
contact
hoop
recess
shaped base
Prior art date
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Expired
Application number
JP10012479A
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English (en)
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JPS5624779A (en
Inventor
Hajime Yonemitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP10012479A priority Critical patent/JPS5624779A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コネクター用電気接点の製造方法に
関する。
従来、コネクター用電気接点を製造するに使用
する台材としては、モールド組上り後コネクター
端子とリード線を半田付けする時の半田ののりを
良くする為に、予めりん青銅などの銅合金台材に
薄い半田めつきを施したものが用いられている。
またコネクター用電気接点を連続的に且つ自動的
に量産する場合にはフープ状台材を使用しなけれ
ばならず、従つて半田めつきはフープ状台材の表
面全体に施している。
一方、電気接点材の台材との溶接に於いては、
一般にプロジエクシヨン溶接により溶接の安定化
及び接合強さの強化を図つているが、台材の表面
に半田めつきが施されている為、溶接条件の設定
が困難であつたり、また半田めつきの厚みによつ
て溶接条件が変化するので、もし当初設定した溶
接条件で多数の接点材を溶接すれば溶接不良が生
じるばかりか安定した接合強さが得られないもの
である。この為第1図に示す如く接点材1の接合
面に溶接性の良い材料2をクラツドした電気接点
材3が用いられているが、連続的にコネクター電
気接点を生産する場合、図示の如く半田めつき5
の施されたフープ状台材4の長手方向に対し直角
方向からフープ状接台材3を供給し、溶接、切断
又は切断、溶接を行なう為、溶接位置のずれが大
きいという問題があつた。
本発明はかかる諸事情に鑑みなされたものであ
り、接点材と台材とが常に一定位置で溶接でき、
しかも溶接不良がなく、その上機械的に接点材と
台材とを固着できて、両者の接合強さを著しく向
上させることのできるコネクター用電気接点の製
造方法を提供せんとするものである。
本発明によるコネクター用電気接点の製造方法
は、第2図a,b,cにその一例を示す如く連続
的に供給される半田めつき5の施されたフープ状
台材4′の上面に、一定間隔に凹部6を形成する
と共にその凹部6に対し順次フープ状台材4′の
長手方向と直交する方向より凹部6の台材長手方
向の寸法lと対応する幅l′で台材幅dよりは長い
寸法d′の接点材3′を挿入して溶接し、然る後凹
部6の左右の開口端より突出する接点材3′の前
後端部を台材4′の左右両側面に機械的に固着さ
せることを特徴とするものである。
本発明のコネクター用電気接点の製造方法に於
いて、半田めつき5の施されたフープ状台材4′
の表面に一定間隔に形成する凹部6は、半田めつ
き層だけ研摩して形成する凹部と、半田めつき層
を含めて台材4′のある一定深さまで研削して形
成する凹部と、半田めつき層の上からプレスで凹
まして形成する凹部とがあり、いずれの凹部であ
つても良いものである。またこのように半田めつ
き5の施されたフープ状台材4′の表面に凹部6
を形成する理由は、接点材3′を嵌め込んで位置
決めの上溶接する為である。つまり接点材3′と
台材4′とを一定位置で強固に接合して、使用中
剥脱しないようにする為である。
一方接点材3′の幅を凹部6の台材長手方向の
寸法に対応させ、長さを台材幅より長い寸法にし
たのは、接点材3′を上述の如く凹部6に嵌合し
て溶接する為と、接点材3′の前後端部を台材
4′の左右両側面にかしめて機械的に固着する為
である。
接点材3′は第2図a,b,cに示される無垢
の接点金属ばかりではなく、第3図a,bに示す
如く表面層に接点金属1′、下層にCu又はCu合
金2′を配したクラツド材を用いても良いもので
ある。このクラツド材を用いれば台材4′の凹部
6で、表面層の接点金属の溶接性の良否にかかわ
らず、溶接性の良いCu又はCu合金により常に安
定した溶接を行なうことができることは勿論のこ
と、Cu又はCu合金の機械的強度により台材4′
の左右両側面にかしめた際強固に固着できる。更
に接点材3′は第3図cに示す如く内側にCu−
30w/oNiを配し、これをAu−25w/oAgで被覆
したクラツド材を用いても良いものである。この
クラツド材を用いれば外側のAu−25w/oAgによ
り安定した溶接を行なうことができると共に内側
の機械的強度の高いCu−30w/oNiによつて台材
4′の左右両側面にかしめた際かしめ強度が極め
て高いものとなる。
尚、第3図a,bに示す接点材3′において、
Cu又はCu合金の厚さを台材4′の凹部6の深さ
に相当する厚さにすれば、溶接後接点成形した際
Cu又はCu合金の下層が表面に露出せず、全面接
点金属の表面層より成る接点材とすることができ
る。また台材4′の凹部6の形状とこれに対応す
る接点材3′の形状は、第2図bに示すものに限
るものではなく、例えば第3図a,bに示す如き
断面形状のものであつても良いものであり、さら
に台材4′の断面形状も第2図cに示すものに限
るものではなく断面逆台形状等であつても良いも
のである。
次に本発明によるコネクター用電気接点の製造
方法の効果を明瞭ならしめる為にその具体的な実
施例と従来例について説明する。
実施例 1 第2図a,b,cに示す如く外周面にPb+Sn
めつき3μ、更にSnめつき2μの半田めつき5
を施した幅dが0.76mm、高さtが0.51mmのりん青
銅より成るフープ状台材4′を連続的に供給し
て、その上面長手方向に一定間隔を存して台材長
手方向長さlが0.46mm、深さpが0.15mmの凹部6
をプレスにより形成し且つその凹部6の左右の開
口端に高さhが0.2mm、底面幅eが0.2mmの蟻溝
6′をプレスにより形成して凹部6の底面幅d″を
0.66mmとする。一方前記凹部6に対し順次フープ
状台材4′の長手方向と直交する方向より幅l′が
0.45mm、厚さt′が0.2mm、下面中央のプロジエクシ
ヨン8の曲率が0.05RのAu−25w/oAgより成る
フープ状接点材3′の長さd′が1.15mmとなるよう
に切断の上挿入して前後端均等に凹部6の開口端
より突出させて凹部6内に位置する接点材3′を
プロジエクシヨン溶接し、然る後そのプロジエク
シヨン溶接した接点材3′の前後端を台材4′の左
右両側面に位置する凹部6の開口端に形成した蟻
溝6′にかしめて機械的に固着し、コネクター用
電気接点を50000ケ製造した。尚このコネクター
用電気接点の接点材3′はフープ状台材4′の上面
より0.03mm突出していた。
実施例 2 第4図a,b,cに示す如く外周面にPb+Sn
めつき3μ、更にSnめつき2μの半田めつき5
を施した上面幅d1が0.75mm、下面幅d2が0.5mm、高
さtが0.51mmの断面逆台形のりん青銅より成るフ
ープ状台材4′を連続的に供給して、その上面長
手方向に一定間隔を存して台材長手方向長さlが
0.46mm、深さpが0.15mmの凹部6を研削加工によ
り形成する。一方前記凹部6に対し順次フープ状
台材4′の長手方向と直交する方向より幅l′が0.45
mm、厚さt′が0.2mm、下面中央のプロジエクシヨ
ン8の曲率が0.05RのAu−25w/oAgより成るフ
ープ状台材3′を長さd′が1.2mmとなるように切断
の上挿入して前後端均等に凹部6の開口端より突
出させて凹部6内に位置する接点材3′をプロジ
エクシヨン溶接し、然る後そのプロジエクシヨン
溶接した接点材3′の前後端を台材4′の内側寄り
に傾斜した左右両側面にかしめて機械的に固着
し、コネクター用電気接点を50000ケ製造した。
尚このコネクター用電気接点の接点材3′はフー
プ状台材4′の上面より0.05mm突出していた。ま
た接点材3′の長さは1.00mmとなつて上面幅d1
0.75mmのフープ状台材3′の左右両側端より外側
方に突出していた。さらに接点材3′のかしめ部
分の高さは0.25mmとなつていた。
従来例 実施例1と同一材質、同一寸法の凹部6及び蟻
溝6′を有しない第1図に示す如きフープ状台材
4を連続的に供給し、その上面に長手方向に一定
間隔を存して直角方向より実施例1におけるフー
プ状接点材3′を間欠的に供給載置して溶接し、
フープ状台材4と同幅に切断成形してコネクター
用電気接点50000ケ製造した。
かようにして製造したコネクター用電気接点各
100ケの接合強さを測定したところ、従来例のも
のが=9.5Kg、R=3.5Kgであつたのに対し、実
施例1のものが=11.5Kg、R=2.3Kg、実施例
2のものが=10.5Kg、R=2.5Kgとあつて、接
点材の接合強さが強く且つばらつきの少い安定し
たものであつた。
また溶接位置ずれについては、従来例のものが
±0.05mmであつたのに対し、実施例のものは±
0.02mmのずれで済んだものである。
以上詳記した通り本発明によるコネクター用電
気接点の製造方法によれば、従来の製造方法に比
して溶接不良が無く、接合強さが強く且つばらつ
きの少い安定した接合強さで、しかも溶接位置精
度の高いコネクター用電気接点を製造できるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクター用電気接点の製造方
法を示す縦断面図、第2図は本発明によるコネク
ター用電気接点の製造方法の一実施例を示すもの
で、aは平面図、bは正面図、cはa図のA−A
線断面図、第3図a,b,cは夫々フープ状台材
の凹部とそれに対応する接点材の断面形状の他の
例を示す図、第4図は本発明によるコネクター用
電気接点の製造方法の他の実施例を示すもので、
aは平面図、bは正面図、cはa図のB−B線断
面図である。 3′……接点材、4′……フープ状台材、5……
半田めつき、6……凹部、6′……蟻溝、8……
プロジエクシヨン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続的に供給される半田めつきの施されたフ
    ープ状台材の上面に一定間隔に凹部を形成すると
    共にその凹部に対し順次フープ状台材の長手方向
    と直交する方向より凹部の台材長手方向の寸法と
    対応する幅で台材幅よりは長い寸法の接点材を挿
    入して溶接し、然る後凹部の左右の開口端より突
    出する接点材の前後端部を台材の左右両側面に機
    械的に固着させることを特徴とするコネクター用
    電気接点の製造方法。
JP10012479A 1979-08-06 1979-08-06 Method of manufacturing electric contact for connector Granted JPS5624779A (en)

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JP10012479A JPS5624779A (en) 1979-08-06 1979-08-06 Method of manufacturing electric contact for connector

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JP10012479A JPS5624779A (en) 1979-08-06 1979-08-06 Method of manufacturing electric contact for connector

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JPS5624779A JPS5624779A (en) 1981-03-09
JPS6217839B2 true JPS6217839B2 (ja) 1987-04-20

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JPH0538601Y2 (ja) * 1985-10-30 1993-09-29

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