JPS62178135A - ガス冷却型発電機のシ−ル油系統診断装置 - Google Patents

ガス冷却型発電機のシ−ル油系統診断装置

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JPS62178135A
JPS62178135A JP62008877A JP887787A JPS62178135A JP S62178135 A JPS62178135 A JP S62178135A JP 62008877 A JP62008877 A JP 62008877A JP 887787 A JP887787 A JP 887787A JP S62178135 A JPS62178135 A JP S62178135A
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seal oil
node
rule
pressure
hydrogen
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JP62008877A
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アベリノ・ジュアン・ゴンザレス
カート・ハインツ・ステインブロン
マイケル・ジョセフ・ラシンスキ
オウェン・ラッセル・スナットジャー
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/24Protection against failure of cooling arrangements, e.g. due to loss of cooling medium or due to interruption of the circulation of cooling medium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/34Testing dynamo-electric machines
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス冷却型発電機のシール油系統のオンライ
ン診断装置に係る。
蒸気タービン発電機のような最新の発電機はその固定子
巻線中に数千アンペアの電流を発生させることができる
。しかし、同時に固定子及び回転子巻線の抵抗と風損に
起因して大量の好ましくない熱をも発生させる。そこで
、正常運転中、電気損及び風損に起因する熱を除くため
、冷却系統嬶を設ける必要がある。
冷却系統としては、発生した熱を除くために発電機筐体
内だけでなく、回転子及び固定子構造内にも例えば水素
のような冷却ガスを流動させるように構成したものがあ
る。
冷却用水素ガスは発電機筐体内に封じ込める必要があり
、しかも回転子の軸端が気密の囲い(エンクロージャ)
を貫通しているから、軸に沿うガス漏れを防止する手段
が請じられる。このため、グランドシール(gland
 5eals)と呼ばれる軸シールを設ける。補助シー
ル油系統がグランドシールに与圧した油を供給すること
により、発電機から水素ガスが逃げるのを防止すると共
にグランドシールの潤滑も行う。
シール油系統はシール油ポンプ、ゲージ、フィルタ、複
数の弁及びモニタ装置、例えば、ゲージや警報スイッチ
などを含む。オペレータがゲージを監視してシール油系
統の正常な動作を維持する。シール油圧の低下や油面の
異常など臨界状態を知らせるために可聴アラームを設け
る。
オペレータがゲージをモニターしていない時にゲージが
異常値を示すことがあり、アラーム信号が警報発生状態
につながる基本的な問題を指示しないこともある。本発
明はシール油系統のオンライン連続モニタリングを可能
にし、オペレータに対して発生しそうな異常状態を指示
できるから、起こりそうな誤動作の初期段階に修正を行
うことができる。
本発明の目的はガス冷却型発電機の動作状態を診断する
ための改良型オンライン診断装置を提供することにある
この目的に鑑み、本発明は、軸にシール油の供給を受け
るグランドシールを間隔をへだてて配置して冷却ガス漏
れを防止する型の発電機シール油系統の診断装置であっ
て、A)オンラインでシール油系統の所定の動作パラメ
ータを感知し、それぞれに対応の出力信号を発生するよ
うに接続した複数のセンサと、B)シール油系統のオイ
ライン動作状態を診断するための規則ベースを記憶させ
たメモリを含む診断用コンピュータ手段と、C)規則ベ
ースが先行の証拠節点を帰結の仮説節点とリンクする規
則を含むことと、D)複数の証拠節点がセンサ節点を構
成することと、E)オンライン・センサ信号をセンサ節
点に入力する手段と、F)センサ節点のうちの選択した
節点にオペレータ設定値をも入力するための手段とから
成ることを特徴とする診断装置を提案する以下、添付図
面に沿って本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は励磁機12からDC励磁電流を供給され、蒸気
タービン14のような原動機にこの発電機は主水素が使
用されるガス冷却型であり、従って、最初の充填、これ
に続く水素補給、及び水素:囲気の所定の乾燥度、圧力
及び純度の維持及びモニタを行うため補助的な水素系統
16を設ける。
発電機10は休止しているがガスを充填された状態また
は軸18が回転している正常動作状態において、シール
油系統20はグランドシールに与圧した油を供給するこ
とにより、発電機からのガスの漏洩防止を助けると共に
、グランドシールを潤滑する。
本発明では、シール油系統の動作が自動釣にオンライン
でモニタされる。従って、シール油系統の動作状態がオ
ペレータに提示され、診断結果が単数または複数の異常
状態の発生を指示すると、オペレータは1″1)正操作
を開始できる。診断は動作システムから種々のセンサ出
力値を供給される診断コンピュータ22によって行われ
る。1つの実施態様として、診断コンピュータ22をタ
ービン発電機から遠隔の場所に設けた場合、種々のセン
サによって集められたデータが先ずデータセンタ24に
供給され、次いで診断コンピュータ22に伝送される。
このような方式は例えば米国特許第4,517,468
号に記載されている。
水素系統嬌16及びシール油系統20からのセンサ情報
のほかに、RPMセンサ装置26からタービン発電機の
回転速度が送られる。オペレータによる入力情報はキー
ボード28を介してデータセンタに伝送され、会話式表
示装置30が局部データ及び診断コンピュータ22から
返送される情報を表示する。遠隔表示装置32は診断結
果の可視記録及びハードコピー記録を提供する。
診断は各種のシール油系統に応用できるが、ここでその
−例として、グランドシールの軸方向に隔った2つの環
状溝にシール油が供給され、内側の、即ち、水素側の溝
と、外側の、即ち、空気側の溝へ2つの別々の供給系か
らシール油が供給されるようなシール油系統について説
明する。このような構成を第2図に示した。
第2図 第2図はここに述べるようなシール油系統を暗示する図
であり、解り易くするため、隔離弁、絞り弁、圧力逃が
し弁及び吹き出し弁を省略しである。発電機回転子40
を軸41と一緒に図示してあり、軸の左側は軸受42e
 (e=励磁機端)で、右側は軸受42t(t=タービ
ン端)でそれぞれ支持されている。それぞれが内側、即
ち、水素側周溝48e、46tと外側、即ち、空気側周
溝47e。
47tを含むグランドシール44e、44tが軸を囲む
水素側の溝46e、46tには供給ポンプ50h (h
=水素側)によってシール油が供給され、空気側周溝4
7e、47tには、常態では作動しないバックアップあ
るいは非常用ポンプ50a′と並列に接続したポンプ5
0a (a=空気側)によってシール油が供給される。
ポンプ50hによって供給されるシール油の温度は外側
に水循環入/出力ライン55h、55hを有するクーラ
54hによって制御される。次いで、グランドシールに
供給する前に冷たいシール油をフィルタ58h及び逆止
弁234に通す。同様に、空気側装置もクーラ54a及
びフィルタ58aを含む。
グランドシールからの水素側シール油は消泡タンク60
e、60tに放出され、空気側からの放出オイルは軸受
油/シール油兼用ドレン62e、62tに回収される。
水素側シール油は消泡タンク内において一定レベルに維
持され、油に吸収されている水素の大部分がこのタンク
において除去され、(筐体は図示していないが)発電機
の周囲へ戻される。どちらの消泡タンクも先ずドレン調
整装置64ヘドレンされたのち、ポンプ50hの入力側
ヘドレンされる。ドレン調整装置はシール油系統の水素
側に適量の油を維持する。
ドレン62e、62tからのシール油は合輔流し、絶え
ずライン中の水素を大気中に逃がすループ・シール蒸気
抽出槽66を通過したのちポンプ50aの入力側に供給
される正常なシール油圧は例えばガス圧よりも12ps
i高い。もし空気側ポンプ50aが停止するか、または
グランドシールにおけるシール油圧が所定値、たとえば
水素圧よりも8psi高い値まで低下すると、バックア
ップ給油装置70が作動してシールに必要な油圧を維持
する。
周溝内の油圧が発電機内の水素圧以上であれば、シール
油が内方へ流入して水素が外方へ逃げるのを阻止する。
軸の水素側/空気側界面における油圧が等しければ、2
つの周溝間のスペースに油が流入しない。
第3図 第3図には典型的なグランドシール44eをやや詳細に
示しである。グランドシールは周溝46e、47eに達
する通路を有するグランドシール・リング80を含む。
組込む装置によってはこのグランドシール・リングを空
気側構造と水素側構造との2つの別々の構造を並置する
ことによって構成してもよい。矢印82で示すように、
水素側シール油は通路を通って溝46eへ、空気側シー
ル油は矢印83で示す流路を通って溝4フeに供給され
る。シール油系統の空気側に供給される油は軸41に沿
って(第3図には示さないが)軸受にむかって外方へ流
れる。これにより、吸収された空気または水分の発電機
内への流入防止を助ける。シール油系統の水素側に供給
されるシール油は軸に沿って発電機内側にむかって内方
に流れることにより、空気側シール油と水素との接触防
止を助けると共に外気中への吸収水素の流出防止を助け
る。多溝から他方の溝へある程度の油が流れるが、油圧
は正しく平衡しているから、2つの周溝間のスペースに
おいて油の供給が入れ替わることはない。図示のように
、空気側シール油は再び軸受ドレン62eヘドレンし、
グランドシール・リングの水素側からの油は消泡タンク
60eヘドレンする。
シール・リングは軸41と隣接する面にシール油が欠乏
した場合に軸の損傷防止を助ける軟質材から成る3個の
バビットを含む。シール・リングの空気側とバビット8
5を連携させ、水素側とはバビット86を連携させる。
バビット87は両方の側によって共用される。
再び第2図において、ポンプ50hによって供給される
水素側シール油は給油管90hを介してグランドシール
に供給され、ポンプ50aからの空気側シール油は給油
管90aを介して供給される(給油管及び還流管を太い
線で示した)。グランドシールにおける2つの系を圧力
平衡させるため、均圧弁210を設ける。この弁は水素
側及び空気側周溝46e、47eに供給される油圧力を
それぞれの感知管92.93によって感知し、圧力がフ
ロート作動ドレン弁231はドレン調整装置64に過剰
のシール油がたまると開放して、過剰のシール油をポン
プ50aの空気側入力へ解放する。フロート作動注入弁
232はドレン調整装置の油面が低くなり過ぎると開放
して空気側ポンプ50aからのシール油の補給を可能に
し、タンクを適正レベルまで充填する。
運転中、グランドシールにおける油圧を一定値、たとえ
ば水素圧より12psi高い値に維持する。このような
圧力関係を維持するため、差圧バイパス調整弁256を
設け、感知管96を介して空気側油圧を感知させ、消泡
タンク60eに接続した感知管97を介して水素圧を感
知させる。感知された圧力に応答して、弁256が作動
し、ポンプ50aの出力を迂回することにより所定の1
2psiを維持する。すでに述べたように、水素側油圧
も水素圧よりも12psi高い値となる。即ち、弁21
0.217の作用により水素側空気側べ 油圧が平衡させられるからである。
ポンプ50aが故障すると、常閉バックアップ差圧調整
弁264が作動してバックアップ供給源70からシール
油系統への給油を可能にする。調整弁264は感知管9
8を介して空気側シール油の圧力を感知し、消泡タンク
60tと接続している感知管99を介して水素圧を感知
する。典型的な動作態様としては、シール油圧が例えば
水素圧より8 psi高い値まで低下すると弁264が
開放する。
第2図の構成はシール油系統のオンライン診断に利用さ
れる複数のセンサ及びインジヶ−タを含む。図面を検討
し易いように、それぞれの機能と共にセンサ及びインジ
ケータを以下に列記する。
圧力スイッチ 水素側シール油ポンプ50hを挟んで接続され、このポ
ンプ中の差圧が5psiに低下すると閉じる。
5O83 空気側シール油ポンプ50aを挟んで接続され、このポ
ンプ中の差圧が5 psiに低下すると閉じる。
5OB83 バックアップ・ポンプ50a′に接続され、バックアッ
プが作動すると作動する。
0B63 バックアップシール油供給源70からの圧力が一定値、
例えば85psfまで低下すると閉じる。
5OH63 感知管96.97に接続され、グランドシールにおける
油圧が水素圧より5 psi高い値まで低下すると閉じ
る。閉じることでバックアップ・ポンプ50a′を作動
させるRD63 ドレン調整装置64のドレン弁231に接続された管内
の流量を指示する。
圧力及び流量送信器 5OFXD フィルタ58h中の差圧を指示する。
^5OFXD フィルタ58a中の差圧を指示する。
5OHXD 感知管96.97に接続されてシール油と水素圧との差
圧を指示する。
5OEXD 感知管93に接続され、励磁機端における空気側油圧を
指示する。
5OTXD 感知管95に接続され、タービン端における空気側油圧
を指示する。
RFXD ドレン調整装置64のパイプ供給弁232中の流量を指
示する。
熱電対 C2510 クーラー54aを通過した後における空気側シール油の
温度を指示する。
C2515 クーラー54aへの流入冷却水の温度を指示する。
C2516 クーラー54aからの流出水の温度を指示する。
C2520 クーラー54hを通過した後における水素側シール油の
温度を指示する。
C2525 クーラー54hへの流入冷却水の温度を指示する。
T(:252B クーラー54hからの流出水の温度を指示する。
レベル・スイッチ TE71 消泡タンク60eにおける水素側シール油の高レベルを
指示する。
TT71 消泡タンク60tにおける水素側シール油の高レベルを
指示する。
RT71 ドレン調整装置64における低い油面を指示する。
RT71 ドレン調整装置64においてシール油の補給が進行中で
あることを指示する。
ゲージ ga 4610 励磁機端における差圧計。
ga  4630 タービン端における差圧計。
ga 4650 水素側シール油圧力計。
ga 4620 空気側シール油圧力計。
ga 4640 空気側ポンプ50aの出力における圧力を指示する。
幻」− ドレン調整装置64のためのシール油面ゲージ。
温度計 tm  520 水素側シール油の温度を指示する。
tm  510 空気側シール油の温度を指示する。
以  下  余  白 ゲージ及び温度計を除き、上記センサはいずれも本発明
の実施に際して診断コンピュータ22(第1図)によっ
て使用されるオンライン出力値を提供する。
好ましい実施例における診断コンピュータ22は知見の
表示及び推論の手順を使用することによって通常なら人
間のエキスパートによって決定される結論に達するエキ
スパート・システム・コンピュータ・プログラムを実行
することによって診断プロセスを制御する。知見表示の
共通形式はIF・・・・THENルールの型式を取る。
本発明の実施に利用できるシステムの一例として、19
83年8月8日−12日に行われた第8回人工頭脳国際
合同会礒の議事録第158−163頁に記載されている
PD S (Prosecc Diagnosis S
ystem)がある。
基本的には、このシステム(及びその他のエキスパート
・システム)において、それぞれの規則ごとに前件また
は証拠(IF部分)と、他の規則における証拠となり得
る後件または仮定(THEN部分)とがある。
1工】 第4図に示すように、証拠iooは規則104によって
後件である仮定102にリンクされ、証拠及び仮定がシ
ステムの節点を構成する。数字106は節点100の支
持規則、即ち、節点100が仮定となる規則を表す。
規則104は節点100の被指示規則、即ち、節点10
0が証拠である規則である。同様に、規則104は節点
102の支持規則である。例えば、システムにおいて、
節点は証拠、仮定、誤動作、センサ、及び他の節点から
入力される値を記憶し、この値に関していくつかの所定
の演算を実行することのできる記憶節点の形を取ること
ができる。図では、仮定(また証拠)節点をへ角形で示
し、異常状態を誤動作節点に矩形で示し、センサ節点を
円形で、記憶節点を台形で示しである。
各節点にその節点(仮定)が真であるとの確実度MB及
びその仮定が真でない確率を示す誤謬度MDを連携させ
る。どちらの係数も0から1まで幅で基準化され、両者
の差MB−MDが−1から+1までの信頼係数CFであ
り、これが正の値を取る時には過程が真であるとの確信
を表し、負ならば仮定が真でないとの確信を表し、0に
近ければ不確実であることを表す。
診断の分野におけるエキスパートが種々の規則や関係式
を作成し、これがコンピュータのメモリに記憶され、診
断プロセスに利用される。規則の充分度に対するエキス
パートの信頼度も利用される。証拠の存在がいかにして
仮定を立証するかに関するエキスパートの見解を表わす
この信頼度は充分係数SFと呼ばれる数値表示で与えら
れ、その範囲は−1から+1までであり、SFが正の値
ならば証拠の存在が仮定が真であることを示唆し、負の
値ならば証拠の存在が仮定が真でないことを示唆する。
PDSは証拠の存在が仮定が真であるためにどの程度必
要であるかを表す、規則の必要度に対するエキスパート
の信頼をも利用する。この必要度は−1から+1までの
範囲にまたがる必要係数NFと呼ばれる数値表示で与え
られ、NFが正の値ならば、証拠の不在が仮定が真でな
いことを示唆し、負の値ならば、証拠の不在が仮定が真
であることを示唆する。
第5図 第5図は複数の規則110〜112が証拠節点114〜
117を誤動作節点118にリンクする他の一般的な構
成を示す。素子120はもし証拠116または(OR)
117が存在するならa)論理和モードの、証拠116
及び(AND)117が存在するならb)論理積モード
である証拠の組合わせを表す。数字122はNOT機能
であり、(図面には参照番号を付してないが)これが利
用される場合には、これとリンクする証拠が存在しない
ことを指示する。
被診断システムに誤動作が発生するおそれがあるとの確
信は反復サイクルで証拠から仮定へと伝播され、伝播開
始と同時に各節点のCF、MB及びMDが0にリセット
される(MBが、従ってCFが+1であると想定される
センサ節点を除く)。
証拠のCFが正ならば、規則充分度を利用して確信を伝
播し、証拠のCFが負ならば、規則必要度を利用する。
CFがOならば何も行われない。
基本的には、証拠CFが正、SFが正ならば、仮定のM
Bが増大し、SFが負ならば仮定のMDが増大する。
逆に証拠CFが負、NFが正ならば仮定のMDが増大し
、NFが負ならば仮定のMBが増大する。例えば第4図
の単一規則の場合、MB及びMDを規則の仮定の確実度
及び誤謬度、CFを規則の証拠の信頼度、SF及びNF
を規則の充分度及び必要度とすれば、CF>01SF>
Oなら MB=CFXSF           (1)MDは
変化せず CF>0.SF<Oなら MD=CFX (−SF)     (2)MBは変化
せず、 CF<0、NF>0なら MD= (−CF)XNF    (3)MBは変化せ
ず、 CF<01NF<0なら MB=CFXNF       (4)MDは変化しな
い。
第5図の多重規則の場合、各規則を順次検討し、下記式
に従って規則ごとの計算を行うことによって最終値が得
られる。ただし、MBold及びMD、tdは各計算前
における規則の仮定(誤動作)の確実度及び誤謬度、C
Fは規則の証拠の信頼度、SF及びNFは規則の充分度
及び必要度、MBn、、及びMDo−は各計算後におけ
る規則の仮定の確実度及び誤謬度である。
CF>OlS F>0なら MBnay−MB61d+(1−MBc+Id)XCF
XSF   (5)MDnew−MD61.I CF>01SF<Oなら MDnew−MDold”(1−MDold) XCF
X (−5F)  (6)MBnaw−MBold CF<O,NF>Oなら、 MDnav−MDo+d÷(1−MDold) X (
−CF) XNF (7)MDnew−MD61.I CF<0、NF<Oなら、 MBnew=MBo+d”(1−MBold) X(:
FxNF   (8)MDnew”MDold 論理和節点(OR機能)については、すべての証拠の最
高信頼係数を利用するか、または最大MBから最小MD
を減算することによってCFを得ればよい。もし論理節
点が論理積節点(AND機能)ならば、すべての信頼係
数の最小値を利用するか、または最小MBから最大MD
を減算することによってCFを得ればよい。OR及びA
ND機能に対して荷重平均を利用してもよい。
AND及びOR機能はその性質がデジタル(1または0
)ではなく、これに利用される論理はいわゆるファジィ
論理である。従って、ここではファジィ論理AND及び
OR機能をそれぞれA及び0で表し、荷重AND及びO
R機能を水平バー及び適当な文字符号で表す。
以上に述べた該尚武を利用することにより各仮定につい
て確実度または誤謬度を計算し、これらの値からその仮
定の信顆係数を式CF=MB−MDに従って計算する。
第6図(A及びB 規則の充分度(SF)または必要度(NF)は多くの場
合定数として表すことができる。また、場合によっては
充分度及び/または必要度を一種の関数として表すこと
も可能であり、特定の変数に関してこの関数を評価する
ことにより一定数の充分または必要係数を形成する。利
用できる一般的な関数としては第6A及び6B図に2例
を図示した部分線形関数がある。第6A図及び6B図中
、Y軸は−1から+1までのSF(またはNF)を垂直
目盛で示し、X軸は例えばセンサの表示値または演算結
果のような変数値を水平目盛で示す。第6A図において
、変数が0からaまでの値を取るか、またはfよりも大
きければSFが−1となり、Cからdまでの値Y取ると
SFが+1となる。aからCまたはdからfまでの値な
ら、SFは−1から+1までとなる。
第6B図は変数値がb以上ならSFが +1、−b以下ならSFが−1、−すから+bまでなら
SFが−1から+1までとなる部分線形関数を示す。
ほかに有用な規則として表示値変換規則があり、これは
規則の証拠節点の値を変換処理する規則である。もし証
拠節点がセンサなら、値はセンサ表示値であり、必要に
応じて変換による換算、較正などが行われる。
第7−17図は種々のシール油系統の異常状態をセンサ
表示値に基づいて検知する診断コンピュタ22により、
上記エキスパート・システムに従って実行される本発明
の診断プロセスを図解する節点図または規則ベースのフ
ローチャートである。
第7−17図において、1つの図において使用する仮定
のうちには他の図を参照することで明らかになるものも
あり、また、仮定の起点を知るための手引きとして付録
Aを参照されたい。この付録は仮定の内容をその略称及
び起点となる図面番号と共に番号順に列記したものであ
る。
第7−17図に図解した診断は第2図に示したシール油
系統実施例に関するものであるから、第2図をも同時に
参照されたい。
第7図(A びB) 第7図は水素側シール油流量に関して診断されるいくつ
かの異常状態を例示する。異常状態の1つを節点m40
0に示してあり、これはオペレータに対して水素側シー
ル油系統においてポンプが作動していないことを指示す
るものである。この異常状態はポンプ50hを挟んで接
続された圧力スイッチH3O63の作動によって指示さ
れるのが普通である。図示の構成では1(5063から
の出力表示値も利用されるが、この特定状態の原因とな
る補足的な支持証拠も含まれる。オンライン・センサ表
示値は自動的に走査され、エキスパート・システムのセ
ンサ節点に伝送され2つのこのようなセンサ節点は第7
図に示した通りであり、それぞれのセンサ名H3O63
、)ISOFXDで示しである。規則r400は)15
063のセンサ状態を水素側シール油ポンプ50hが作
動していない(または圧力不足状態にある)との確信に
関連させる(節点h400)。センサに異常がない限り
、水素側ポンプが作動していないとの確信はそのまま伝
播され、ポンプ作用欠如の検知に利用される(節点m4
00)。ただし、センサ異常があれば信頼度を低下させ
ねればならない。
基本的には、信頼度の変更は別の規則の充分度量数及び
/または必要度関数を変えることのできるパラメータ変
更規則によって行われる。そこでスイッチH3O63の
動作性能に関して分析が行われる。分析の結果、H3O
63スイツチ(またはこれと連携の回路)の故障が検出
される可能性がある(第7A図右下部分の節点m401
) 、実際にスイッチが故障なら、パラメータ変更規則
pr4が発生して仮定h400を仮定h409とリンク
する規則r401の充分度を変え、水素側ポンプが非作
動状態であることンブ非作動に関する信頼度がそのまま
伝播され、故障スイッチが存在すれば伝播される信頼度
はその分だけ低くなる。
ポンプ非作動という結論を導く補足的な証拠として第7
A図左上隅の仮定h499があり、クーラーの水の温度
差がほぼ0であることを指示する。換言すれば、もし熱
電対TC2525及びTC2526が入出力冷却水のほ
とんど同じ温度をクーラー54hに伝達すると、高温の
シール油が圧送されていないことになる。なぜなら、も
し高温のシール油がポンプ50hによっって循環させら
れているのなら、冷却水が熱を奪って温度上昇を示すか
らである。この状態は規則r4005によって節点m4
00にリンクさ水素系16(第1図)からのセンサ表示
値ζ 利用される仮定を鎖線で示したが、その1つがh209
である。このような仮定の1つは水素純度が低いという
ものであり、この状態を招く原因として、ポンプの作用
がないために空気側シール油が消泡タンクに流入し、そ
の結果空気が発電機雰囲気中に流入してその水素純度を
低下させることが考えられる。
低水素純度及びクーラー水温度差ゼロという上記2つの
状態はポンプ非作動の信頼度を高めるのに寄与するが、
この寄与はh409から送信される水素側ポンプ非作動
という確証ずみ結論はど大きくはない。従って、節点h
499及びh209を節点m400にリンクする規則r
4005及びr4004の充分係数は節点h409をリ
ンクする規則r4(lQ3の充分係数はど大きくはない
ポンプ非作動の信頼度を高める他の所見をフィルタ58
hを挟んで接続したセンサH5OFXDから得ることが
できる。もしポンプが作動していなければ、油が流動し
ないからフィルタにおける圧力降下は起こらない。規則
r405はセンサ表示値をフィルタ中の差圧がOに近い
との確信に変換する(節点h513)。このΔP検出は
センサH5OFXDがパラメータ変更規則を発生させる
ことにより、h513を結論m400とリンクする規則
r4001の充分度及び/または必要度を変更するかど
うかをチェックすることによって確証することができる
第7A図左下部分の規則「408は表示値間に差がある
ことを確認して複数の論理機構300〜302を利用す
る。基本的には、AND機能300及び301を介して
規則「408を仮定h40G、 h513及びh499
までトレース・パックすることができる。AND300
に示すように、もし水素側ポンプが非作動状態にあるこ
とが指示され、しかもこのような場合に予想される状態
に反して差圧が0でなく、クーラー水の温度もOでなけ
れば、規則r408が不一致の存在を確認する(節点h
518)。逆に、AND301に示すように、クーラー
水の温度差が0、フィルタにおける差圧もOであるのに
、水素側ポンプが作動中であると指示される場合にはr
408も適用される。本発明では、もしこの不一致が存
在する場合、診断プロセスにオフライン表示値も利用さ
れる。このようなオフラインの手順を鎖線で示してある
このように不一致が指示されると、手順P1に示すよう
に、ゲージga4610. ga4630及びga46
50を読んでそれぞれの表示値をシステムへ入力せよと
のメツセージがオペレータに与えられる。この入力はキ
ーボード28を介して行われる。入力された表示値は第
7B図に示すそれぞれのセンセ節点ga4610.ga
4630及びga4650に伝送される。記憶節点5t
n419は表値変換rt433を介して水素圧表示値を
受信する。記憶節点は2つの表示値の差を取り出し、規
則r409を介してこの差を、油圧がガス圧にほぼ等し
いとの信頼レベルに変換する(節点h403)。チェッ
ク弁234はゲージ4650の下流に位置するから、も
しポンプ50hが非作動状態にあるなら、このゲージに
よって表示される圧力はドレン調整装置64における水
素ガス圧を意味することになる。
センサ節点ga4610及びga4630における他の
2つのゲージ表示値を利用することにより、励磁機端及
びタービン端において空気側シール油圧が高いかどうか
をチェックする。これ。
ら2つの作動ゲージは常態においてその表示値がほぼO
でなければならない。もし水素側ポンプ5Qhが非作動
状態なら、水素側給油管90hのシール油圧が低下し、
空気側ポンプ50aが空気側だけでなく水素側の溝にも
シール油を供給し、その結果、空気側シール油圧が高く
なるから著しい差圧が生じる。空気側高シール油圧の検
知は特定表示値の部分線形マツピングを利用して励磁機
端と連携する節点h401における空気側高圧を検知す
ることができる規則r402を利用することによって行
われる。同様に、規則「403はga4630のセンサ
表示値を、タービン端における高い空気側圧力を指示す
る仮定h402とリンクする。AND機能304を含む
規則「512がこの2つの状態を利用して節点h460
において、励磁機端にもタービン端にも高空気圧が存在
することを検知する。最後に述べた状態及びシール油圧
がガス圧にほぼ等しい状態はいずれもそれぞれ規則r4
008及びr406によりポンプ非作動節点m400に
リンクされ、いずれも節点m400における異常状態検
知に比較的高い充分係数を持つ。
節点m401に関してすでに述べたような故障HS O
63スイツチの存在を検知するのにオフライン表示値も
利用される。例えば、規則r4122はAND機能30
6を利用することにより、オフライン・センサに従って
水素側ポンプが非作動状態にあることを検知する(節点
h567)。もし節点h460に従って励磁機端にもタ
ービン端にも高い空気圧があり、シール油圧がガス圧と
ほぼ等しいことが判明すれば上記結論に達する(節点h
403)。
オフライン・センサによればポンプが非作動状態にあり
、スイッチ+15063 (AND 308)によれば
作動中であるか、あるいはH3O63(OR309)に
よればポンプが非作動状態にあるがオフライン・センサ
(AND 310)によれば作動中であるなら、規則r
4123が仮定h400及びh567の結論を利用して
故障H3O63スイツチが存在する確率を求める。
スイッチ1IsO63が故障かどうかを検知するのに他
の2つの証拠が利用され、一方は規則r4009によっ
て伝播され、他方は規則r4010によって伝播される
。規則r4009はH3O63に基づくポンプ非作動の
証拠を、クーラー水温度差がOではなく、水素純度が低
くなく、フィルタ間差圧が0でないというデータと組合
わせる荷重AND機能213を利用する。上記3つの状
態が存在するなら、ポンプが非作動であると指示される
はずはなく、従ってスイッチが故障しているに違いない
規則r4010は荷重AND機能313を利用して荷重
AND312とは逆の考察をする。
ゲージga4610及びga4630のオフライン表示
値を利用すればその他の問題を診断することができる。
例えば、励磁機端に高い空気側圧力が存在するのにター
ビン端には存在しないなら、第7B図の規則r4018
がAND機能316を利用して、節点h520に示すよ
うに励磁機端に問題が存在するらしいことを検知する。
もし励磁機端に問題があり、ドレン弁321が開放して
いるなら(節点h454) 、規則r4018がAND
機能318を利用して、水素側シール油リングの励磁機
端にリング摩耗があるとの結論に達する(節点m477
)。この結論に達する理由は、もしリングに問題があれ
ば正常量以上のシール油がドレン調整装置へ放出され、
その結果フロート作動ドレン弁231が開放されるから
である。ただし、ドレン弁231が開放していないなら
、規則r4019及びAND機能319を利用すること
により、差圧弁210が閉成状態にあるらしいことが検
知される。
第8図(A及びB) 第7A及び7B図は水素側シール油の流れに関する異常
な状態を検知する診断プロセスを示す図であるのに対し
て、第8A及び8B図は空気側シール油の流れに関する
異常な状態を検知する診断プロセスを示す。空気側ポン
プ58aを挟んで接続された圧力スイッチASO63の
オンライン状態が第8A図のセンサ節点へ5O63に入
力され、規則r410が空気側ポンプ非作動の信頼レベ
ルを求める (節点h569)。規則r4126の充分度及び必要度
をパラメータ変更規則pr434及びpr433によっ
て変化させることにより、空気側ポンプが実際に非作動
状態であることを結論することができる(節点h404
)。
この信頼レベルが規則r411により、空気側シール油
系統にポンプ作用不足があるとの結論にリンクされる(
節点m403)。空気側シール油ポンプが水素ガス圧よ
り約12psi高い圧力で給油することを知ることによ
ってこの結論に達する。もしポンプ作用が停止すれば、
バックアップ・シール油供給源70が作動する。ただし
、バックアップ供給源によって供給されるシール油の圧
力は常態で空気側ポンプによって供給される圧力よりも
低い。従って、空気側シール油圧と水素圧の差圧が正常
時の12psiではな(8psiなら、空気側ポンプ作
用の不足を一意味する。
空気側シール油圧を検知する2つのセンサは励磁機端の
ASOEXD及びタービン端のASOTXDである。こ
れらの値が一致するかどうかが検知されて(第12図)
、その結果が第8A図節点h474の診断手順に利用さ
れる。また、この2つのセンサによりて指示される最大
圧を水素圧と比較することにより、節点h512によっ
て指示される差が約8psiであるかどうかをチェック
する。
第8A図において、規則r4023はAND機能320
を利用することにより、センサが一致するかどうかをチ
ェックする( h474)と共に、差圧が8psiかど
うかをもチェックする(h512)。差圧は8psiで
あるがセンサ表示値の一致は見られないという結論(節
点5゜6)は規則4026としてポンプ作用不足節点m
403へ出力される。もし8psiの差圧が存在し、2
つのセンサ間に一致があれば、AND322が規則r4
024として2つの信頼レベルを節点h522へ出力し
、節点522は結論r4027を節点1403へ出力す
ることにより、ポンプ作用不足があ条との結論の信頼レ
ベルを高める(m403)。
空気側ポンプが非作動状態にあり、節点h506の結論
が存在しないか、またはこの結論が存在し、空気側ポン
プが作動状態にあるなら、規則r4025がこの情報に
基づき、AND及びOR機能322〜324を利用して
不一致の存在を結論する(節点h523)。この不一致
が手順P2を促し、オペレータはゲージga4620及
びga4640を読み、その現在値をキーボードで入力
する。これらの入力値を第8B図の診断プロセスにおけ
るセンサ節点ga4B20及びga4640として示し
た。
規則r412及びr413は部分線形関数を利用してg
a4640の表示値を、節点h405. h406にそ
れぞれ示す圧力が低いかまたは圧力が正常であるとの信
頼レベルにマツピングする。正常なポンプ圧は例えば1
30〜150 psi、  低いポンプ圧は120 p
si以下である。このような範囲に含まれない圧力なら
ば使用する部分線形関数に従って1以外の充分係数を形
成することになる。
常態ではクーラー及びフィルタに圧力降下が存在するか
ら、ゲージga4620は比較的低い圧力を表示し、節
点h407における低圧表示は規則r416によって検
知される100psi以下の圧力を示すことになる。
規則r4028は他の証拠と共に節点h405における
低圧表示を利用してポンプ作用不足の存在を結論する(
m403)。規則r4140もまたこの低圧表示を他の
証拠と共に利用してバックアップ給油源の故障を指示す
る (節点m405) 、節点m405は規則r4139に
よってリンクされる節点h407の低圧表示をも利用す
る。
バックアップ給油源の故障を示唆する他の兆候は低いタ
ービン・バックアップ圧の存在であり、これが規則r4
138によって伝播され、節点h410において指示さ
れ、規則r473に基づいて判定される。
バックアップ給油源故障の証拠は差圧が所定値、即ち、
8psi以下であるとの指示によっても与えられる。規
則r4124がAND機能326を利用することによっ
て仮定h550e及びh550tによって提示される証
拠を検討し、空気側励磁機端及び空気側タービン端セン
サ値から水素圧を差し引いた差圧が8psi以下である
ことを指示する。この2つの状態が存在すれば、節点h
568は差圧がl1psi以下であると結論し、この結
論が規則r417によって節点m405にリンクされる
規則r4125もh568の結論を利用してバックアッ
プ給油源故障を検知する。規則r4125はAND機能
328及びOR機能329を含み、もしタービン端の差
圧が負の変化率を示す(h509)か、または励磁機端
の差圧が負の変化率を示す(h480)場合、即ち、差
圧が低下しているなら、差圧が8psi以下であること
でバックアップ給油源故障が示唆される。
すでに述べたように、節点h569の空気側ポンプ非作
動の状態はパラメータ変更規則pr433及びpr43
4に従い節点h404において確証される。空気側ポン
プが非作動状態にあるとの信頼レベルの伝播は圧力スイ
ッチ^5063が実際に故障であれば停止され、圧力ス
イッチASO63故障の検知には第8B図下部の節点m
404において行われる。スイッチ故障の結論に達する
ため、規則r415はAND機能331〜333及びO
R機能334を利用して種々の証拠を参考にする。
例えばAND機能331を利用し、もし空気側と水素側
の差圧が約8psiであり、励磁機端及びタービン端の
圧力センサが一致し、空気側ポンプが作動しているなら
、スイッチの故障を示唆することができる。スイッチの
故障の確率を判定する際に、AND機能332は低ゲー
ジ圧を入力され、(節点h405)、 ポンプが作動中
であるとの指示を受信しく節点h569)、 バックア
ップ・ポンプが作動していないとの指示を受信する。バ
ックアップ・ポンプが作動していないことは節点h40
8において、バックアップ・ポンプ圧力スイッチASO
63の指示及び規則r474を利用して判定される。
スイッチの故障の確率を判定する際に、AND機能33
3はバックアップポンプも空気側ポンプも作動していな
いこと、及びゲージ圧が正常であることを入力される (節点h406)。 このような入力に対して、もし両
ポンプが作動していたら、圧力は正常であり得ないから
ASO63スイッチの故障が想定される。
第9図(A及びB) 第9A及び9B図はドレン調整装置64に関連する異常
状態を示す。センサ節点DRI71はこのスイッチの状
態を含み、規則r424により、もしスイッチが作動す
ればドレン調整装置のタンク・レベルが補充されるとの
仮定とリンクされる。もし発電機ユニットがオフライン
なら、規則r485がタンク・レベル・バックアップの
証拠に基づいてシール油がシール油リングを通って発電
機ユニットに流入しつつあるとの結論を下す(節点m4
35)。この結論は規則r4031により、シール油面
ゲージo1gが高レベル状態を示すとの節点h464に
おける仮定とリンクされるオフライン表示からの証拠に
よって支持される。
第9B図はセンサ節点DRD63のスイッチ表示及びセ
ンサ節点DRFXDのフロー表示をそれぞれドレン弁2
31が開放状態にある(節点h454) との信頼レベ
ル及び注入弁232が開放状態にある(節点h453)
  との信頼レベルに変換する規則r530及びr53
1を示す。
AND機能336を介して規則r526は弁状態を入力
され、もしドレン弁231が開放状態にあると指示され
、注入弁232が閉成状態にあると指示され、タンク・
レベルが高いと指示されれば(節点h455) 、シー
ル油がタンクから放出され、従って補給されないから、
疑わしい状態が存在することにる(節点h468)。
同様に、規則r527はAND機能337を利用し、注
入弁232が開放状態にあり、ドレン弁231が閉成さ
れており、タンク・レベルが低いという入力を受信して
疑わしい状態を指示する。
疑わしい状態の存在(節点h468)はオペレータに対
して、手順P3を利用してゲージo1gを読み、もしゲ
ージが低い状態を示しているなら値1を、高い状態を示
しているなら値−1を、状態が不明確なら値Oを入力す
るよう指令する。規則r497は部分線形関数を利用し
て表示値を、olgが高いとの信頼レベルに変換する。
もし節点o1gにおいて1が入力されると、節点h46
4における高o1g信頼係数は負となり、仮定(高レベ
ル)が真でないことを示唆する。
第9B図の節点h453及びh454は注入弁232及
びドレン弁231の開放状態をそれぞれ指示する。この
状態を利用することにより、これらの弁7の開閉状態の
組合わせを検知することができる。例えば、規則r48
7は注入弁232が開放状態にあり、ドレン弁が閉成状
態にあるという入力を受信するAND機能340を利用
することにより、注入弁の開放状態及びドレン弁の閉成
状態を結論する(節点h456)。同様の論理を利用す
ることにより、注入弁が閉成状態にあり、ドレン弁が開
放状態にあることを検知することができる。規則r52
8はAND機能341を利用することにより、両方の弁
が共に開放状態にあると結論しく節点h469) (な
ぜならAND341には否定機能がないから)、これが
規則r529によってリンクされる節点m453におけ
る異常状態指示、即ち、ドレン調整タンクのドレン及び
注入弁が同時に開放されるという起こってはならない状
態の指示につながる。
節点h465及びh469に示した両弁の同時的な状態
を他の証拠と共に利用することにより、その他の異常動
作状態を検知する。例えば、第9A図の規則r489は
タンク・レベルの補充(節点h455) 、及び注入弁
開放、ドレン弁閉成の指示を入力として受信するAND
機能344を利用してドレン調整タンクのレベルが高い
ことを検知する(節点m442)。
もしドレン・タンクのレベルが補充されつつあるなら、
注入弁が開放されたままであるからレベルは高くなく、
もし両弁が共に開放していないのなら、規則r4033
とリンクする規則491に従って、ドレン管になんらか
の障害があるためタンクがバックアップ状態にあるどの
結論が引出される。
第10図 第10図に示す診断プロセスは励磁機端及びタービン端
の消泡タンク・センサDTE71及びDTT71の状態
を利用することにより、消泡タンク60e及び/または
60tに発生する異常状態を検知する。
励磁機端診断に関して、規則r535が接点入力を、励
磁機端消泡タンク・レベルが高いという信顆レベルに変
換する(節点h472)。水素側シール油が高温(節点
h484)ならば、規則r538はAND機能350を
利用することにより、消泡タンク60eの油面が高く、
高温のシール油を含んでいると結論する(節点h526
) 、 DTT71のセンサ入力、規則r422.仮定
h414及び規則r533を利用してタービン端消泡タ
ンクを分析する際にも節点h527において同じ結論に
達する。
励磁機端消泡タンクのレベルもタービン端消泡タンクの
レベルも共に高いという節点h570における検知はA
ND機能352と規則r4127を併用して行われる。
この情報から、励磁機端及びタービン端の消泡タンクの
異常に関する種々の結論を引出すことができる。例えば
、もし水素側シール油が高温なら、比較的粘性が低く、
流動が比較的円滑である。励磁機消泡タンクとタービン
端消泡タンクのレベルが共に高く、どこらのタンクでも
シール油が高温なら、規則r4045がAND機能35
4を利用することにより、両消泡タンクの高レベルが水
素側シール油の高温に起因することを検知する(節点m
482)。
励磁機端消泡タンクに関しては、規則 r4044が、励磁機端消泡タンクにおいてレベルが高
く、シール油が高温であること及び両消泡タンク共にレ
ベルが高くない(節点m482)ことを入力として受信
するAND機能355を利用することによって、励磁機
端消泡タンク(のみ)に高温のシール油に起因する高レ
ベルが存在すると結論する(節点m456)。
高いレベルがドレン調整装置に至るドレン管に存在する
なんらかの障害に起因することもあり得る。このことは
規則r539が、レベルは高いが高温のオインに起因す
るものではなく(節点h526) 、両側が共に高くな
く(節点h570) 、及び励磁機端消泡タンクのレベ
ルが高い(節点h472) ことを入力として受信する
AND機能356を利用して検知する。
タービン端消泡タンクについても、節点m409及びm
454において規則r404B及びr532及びそれぞ
れのAND機能357及び358を利用して全く同じ結
論が出される。
第11図 第11図は補完関係にあるセンサ接点に対して水素側及
び空気側シール油圧の差圧値を提示するセンサASOH
XDの出力例を示す。正常な動作状態においてはシール
油圧が約 87psf 、水素ガス圧が約75psiであり、差圧
ΔP = 12psiとなる。センサ節点に示した仮定
はいずれも特定のシール油系統に設定された実際の圧力
に応じた部分線形関数によって与えられる。表示値変換
rt404を介してセンサ表示値にリンクされた記憶節
点5tn402が差圧の変化率を計算し、両方の圧力の
差が減少しつつあるかどうかを検知する。
優先順位が極めて高い異常状態は極度に低いシール油圧
状態である(節点m483)。規則r4052は機能3
60〜362の組合わせ論理を利用することにより、差
圧が5psi以下かどうかを検知する。即ち、もし油圧
が水素ガス圧より少なくとも5psi高くなければ、緊
急事態が存在する可能性がある。規則r4052と連携
する論理機能が、差圧がほぼ5psiに等しいかまたは
それ以下であり、バックアップ・ポンプが作動中かまた
は圧力スイッチA S OH63が作動状態にあり、規
則r467及び仮定h431によって圧力が5psi以
下であることが示唆されれば、低いシール油圧状態の存
在を検知する(節点m483)。
節点m484において、故障または不適正セツティング
に起因する差圧バイパス調整弁256の誤動作に関する
異常状態が指示される。
規則r4053がAND機能364を利用することによ
り、タービン・バックアップ圧が低くなく、空気側ポン
プが作動しているという事実に照らして、センサASO
HXDによって測定される差圧が高いことを検知する。
即ち、もし空気側ポンプ50aが正しく作動していてし
かも差圧が正常値より高ければ、弁256の故障が考え
られ、弁256のセツティングは正常動作中所要の12
psi差圧を維持しなければならない。
節点m485において決定される異常状態はバックアッ
プ差圧調整弁264の誤動作または不適正セツティング
に係る。空気側ポンプの出力が低すると。バックアップ
・シール油供給源70が給油して水素圧との差圧を8p
siに維持する。差圧が高く、空気側ポンプが作動して
いないなら、弁264による圧力調整が不適正である。
差圧が高くなるはずはなく8psiでなければならない
からである。規則r4055はAND機能370を利用
してこの結論に達する(節点m485)。論理節点36
6〜368への入力から得られるその他の証拠を利用し
てこの結論に達することができる。差圧はセンサA S
 OHX Dによる直接測定及び/または実際の水素圧
との比較に基づく個々のセンサASO)IXD及びAS
OTXDによる間接測定によって得られる。この3通り
の方法のいずれかで測定された差圧が低下しなければ、
即ち、システムが安定状態にあるならば、また、空気側
ポンプが非作動状態にあるならば、差圧が8psi以下
であることが弁264に係る故障を示唆する。
第12図 第12図に示す診断手順は個々のセンサ表示値を利用す
ることによって差圧範囲を確認する。センサ節点ASO
EXD及びASOTXDはそれぞれに連携のセンサから
励磁機端及びタービン端のグランドシールの空気側シー
ル油圧を表す圧力値を受信する。節点)IYDXDに記
憶されている水素圧が対応の表示値変換規則rt409
乃至rt412を介してリンクされた対応の記憶節点5
tn405及び5tn406に記憶されているタービン
端及び励磁機端圧力値から差し引かれる。
励磁機端に関連の差圧のいくつかを、それぞれが別々の
部分線形関数を組込まれている連携の仮定及び規則と共
に以下に列記する。
また、表示値変換規則rt413は記憶節点5tn40
6に記憶されている差値を差圧の経時変化を示す記憶節
点5tn407とリンクし、規則r540がこの変化が
負であるかどうかを検知する(節点h480)。
次にタービン端に関連に差圧値のいくつかを列記する。
さらにまた、節点h509において、規則r4074゜
記憶節点5tn416及び表示値変換規則rt431を
利用して変化率が負であるとの信頼レベルが確認される
第12図はセンサ表示値から得られるその他の情報をも
示す。例えば、表示値変換規則rt405を介してセン
セ節点ASOEXDとリンクシ、表示値変換規則rt4
06を介してASOTXDとリンクする記憶節点5tn
403を利用することにより、2つのセンサ表示値のう
ち高い方の値を検知することができる。この値の高い表
示値は表示値変換規則rt425によって記憶節点5t
n415にリンクされ、節点5tn4t5は表示値変換
規則rt426を介して水素圧を受信し、差を計算する
。規則r4057と連携する部分線形関数により、最大
差圧が約8psiであるかどうかが検知される(節点h
512)。
表示値変換規則rt407及びrt408はまた、セン
サ値を記憶節点5tn404に入力し、節点5tn40
4は両センサ表示値の差を計算し、規則r541と連携
の部分線形関数によりてこの差が著しいかどうかが検知
される(節点h474)。
第13図 第12図で得られる差圧値を利用すれば、種々の異常状
態を診断することができる。例えば、励磁機端(のみ)
のグランドシールにおける空気側シール油リングが摩耗
しているとの結論には、ASOEXD及びASOTXD
表示値畜に表示値差が存在しく節点h474) 、  
空気側ポンプが作動しており(否定節点h404) 、
  励磁機端における差圧が12psi以下であり、タ
ービン端における差圧が約12psiである(節点h5
40)  という入力を考慮することで到達できる。
1; 励磁機端埠摩耗したシール油リングがあるという結論に
は、差圧が8psi以下;空気側ポンプが非作動(h4
04) ;  センサ表示値間に著しい差が存在する(
h474);  バックアップ・ポンプが非作動(否定
節点h408) 、タービン端差圧が約8psi(節点
h542)という信号を入力として受信するAND機能
382を利用する規則r554からも到達できる。規則
554に基づく摩耗シール油リングの検知は規則r57
7を利用する検知と同様であるが、規則r554はバッ
クアップ給油源70を作動させて差圧を8psfに維持
するシステム動作に適用される。
シール油流量の増大は摩耗シール油リングが存在する信
頼度を高め、空気側フィルタ58aに高い差圧が現れる
ことで明らかなになる(節点h462)。
タービン端の圧力センサ及びこのセンサで得られる差圧
を利用すれば、第13図に示す診断プロセスをタービン
側の空気側摩耗シール油リング検知にも適用できる。タ
ービン端における差圧が8psi以下であることを検知
するため第8A図で利用された仮定h550tは歴装置
端についてはセンサASOEXDではなくセンサ八5O
TXDで得られる圧力範囲を利用することによりh55
0eにおいて得られる。
第14図 第14図は励磁機端またはタービン端における空気側リ
ングの摩耗という具体的な状態ではなく過度のリング摩
耗という一般的な状ヌ、 態を検知する診断ブロセ奉を示す。水素側圧力センサが
あれば水素側リング摩耗の検知を行うことができるが、
第2図の構成は空気側センサASOEXD及びASOT
XDのみを含む。従って、第14図に示すような一般的
なシール油リング摩耗の検知は水素側センサ表示値によ
って得られる証拠以外の証拠に基づく。
シール油リングの水素側部分が摩耗すると、シールと軸
の間のギャップが拡がるためシール油の流量が過剰にな
る。その場合、シール油が軸に沿って発電機筐体に流入
するか、または消泡タンクが発電機へのシール油流入点
まで流れるおそれがある。従って、シール油リングの摩
耗を検知する重要な手掛かりの1つはシール油が発電機
に流入する可能ビン端にシール油のリークが検知される
か、または発電機のリード・ボックスにシール油が存在
して励磁機端におけるシール油のリークを示唆すると、
規則r4000がOR機能386を利用してシール油の
流入が存在するという結論する(節点h504)。
ただし、摩耗シール油リングの問題については、シール
油が過度に高温であることに起因してシール油の流入が
発生する可能性があり、その場合にはグランドシール・
リングが軸との間のギャップを拡げシール油の流入を促
す可能性がある。従って、規則r599はAND機能3
87を利用することにより、シール油温度を考慮した上
で(節点h428)、シール油の流入があると結論する
(節点h505)。
水素側供給源と空気側供給源との2重シール油系統の目
的は水素側シール油が水または空気で汚染されるのを防
止することにある。
過度のリング摩耗があれば、空気側のシール油が水素側
のシール油と混合してこれを汚染し、その結果、常態で
空気側のシール油中に存在する可能性がある水及び空気
が水素側のシール油から拡散して発電機内の全体的な雰
囲気と混合してその温度を増大させ、純度を低下させる
(節点h503)。
同様に、低純度の検知(節点h502)は水素純度が低
、水素側ポンプが作動中であり、シール油が高温でない
という入力を受信するAND機能392を利用してい行
われる。
節点I418における過度のリング摩耗に対する信頼度
は、もし差圧が適正な範囲内でなければ規則r4146
によって変更される。AND機能395の出力は個々の
励磁機端圧力センサASOEXD及びタービン端圧力セ
ンサASOTXDから得られる励磁機端及びタービン端
の差圧がいずれも8乃至12psfであることを要求す
る。OR機能39!4を利用すれば、単一のセンサH5
O)IXDによってこれと同じ範囲を確認することがで
きる。
異常状態検知の最後の1つは摩耗リングに起因するシー
ル油流量増大を示す水素側フィルタの高い差圧入力とす
る規則r415によって行われる。
以  下  余  白 第15図(A びB) 第15A及び15B図は水素側シール油温度に関連する
異常状態の診断を示す。該当のセンサを利用することに
より、空気側シール油温度と全く同じ情報が得られる。
水素側シール油温度はクーラー54hの出口において熱
電対T[:2520から得られる。規則r430を利用
し、TC2520の表示値を読み、所定の既知量以上ま
たは以下ならば、熱電対表示値が異常であり、熱電対に
欠陥ありどの結論(節点m413)に結びつくであろう
と判定される(節点h446)。
もし当初から欠陥熱電対が検知されれば、オペレータに
手順P4が指示され、こに従ってオペレータは温度計t
m520の表示値を読み、その温度値をセンサ節点tm
520において診断システムに入力する。水素側熱電対
TC2520及び空気側熱電対TC2510の出力に著
しい差がある場合にも同じ手順が開始される。
表示値変換規則rt417及びrt418が熱電対値を
記憶節点5tn409に供給すると、この記憶節点5t
n409は2つの値に著しい差があるかどうかをチェッ
クする(節点h409)。 このような著しい差があれ
ば、オペレータは温度計の値を読んでシステムにこの値
を入力しなければならない。
診断プロセスはTC2520の出力を読んでシール油が
低温か高温かをチェックする。低温検知には規則r43
1及び節点h416で、高温検知には規則r432及び
節点h420でそれぞれチェックが行われる。
もし節点m413において熱電対に欠陥があることが示
唆されると、パラメータ変更規則pr402が節点h4
18及びh419における低温及び高温シール油の最初
の確証につながる規則r434及び「436の充分係数
を変更する。もし欠陥熱電対検知の信頼度が負なら、規
則r434及び436の充分係数はそのまま変わらない
。節点h483及びh484におけるシール油の低温及
び高温状態の2回目の確証につながる規則r435及び
437の必要度関数変更にもパラメータ変更規則pr4
10が利用される。
シール油の低温及び高温状態だけでなく、欠陥熱電対の
存在を検知するのにその他の入力信号をも利用すること
ができる。例えば、第15A図左上部分において、節点
tm520の温度計表示値を利用すれば、規則「433
により節点h417でシール油が低温であることを検知
することができる。温度計表示値に基づいてシール油が
低温であると判断されると、パラメータ変更規則pr4
03が規則r435の充分係数を増大させることにより
、熱電対TC2520による低温表示をさらに確証しよ
うとする。規則r516は節点h417からのシール油
低温信号に基づいて節点h483における2回目の低温
シール油の確証にある程度の信頼度を与える。欠陥熱電
対が検知されると、パラメータ変更規則pr417及び
pr418が規則r516の充分度及び必要度を増大さ
せることにより、低温シール油検知が主に温度計表示値
に基づいて行われるようにする。即ち、温度計に欠陥が
ある可能性は少ないからである。熱電対に欠陥がないと
判明すれば、規則r516の充分度及び必要度が低下す
るから、低温シール油の検知は熱電対表示値に基づいて
行われる。低温シール油が確証されたら、規則r560
はこれをm411に示す異常状態、即ち、水素側に低温
シール油が存在し、その原因が恐らく水素側クーラーを
流れる水の流量が高いことにあるという結論にリンクす
る。
節点h484において、シール油が高温であることが検
知されると、規則r516はシール油が高温、クーラー
への水流量が増大(節点h563) という入力を受信
するAND機能400を利用して、高温シール油が存在
する、ただし、その原因は不明、と結論する。節点m4
12におけるこの所見に基づき、未だ開始されていない
なら手順P4がトリガーされる。
節点h474における高温シール油の仮定はこの結論に
達する際にその他の入力を利用する。例えば、オペレー
タによって入力された温度計tm520の表示値はh5
60において規則r438により、シール油が高温であ
るとの信頼レベルにマツプされる。もしシール油が高温
なら、流量が増して水素側フィルタ58h間の差圧を増
大させ、規則r4099はこの入力を利用して高温シー
ル油存在の信頼レベルを高める(節点hsao)。規則
r517は低温シール油検知と同様の態様で節点h48
4に対し、シール油が高温であるとの入力を供給する。
第15B図の左下部分における節点h441の仮定は熱
電対TC2520のオンライン・センサ表示値と温度計
tm520の可視表示値との間に不一致が存在するとい
うものである。規則r440がOR機能402及びAN
D機能403.404を利用してこの仮定に到達する。
規則440は熱電対及び温度計の表示値を検討し、もし
熱電対は高温を指示するが温度計は高温でないことを指
示するか、逆に温度計は高温を指示するが熱電対は高温
でないことを指示するなら、不一致が存在することにな
り、手順P5が開始され、これに伴ってオペレータはク
ーラーが来るシール油管を触覚で調べ、もし熱く感じた
らキーボードを操作して1を入力し、熱くなければ−1
を入力しなければならない。この結果は触角センサ節点
tsに現れる。
表示値tsは熱電対及び温度計に対するチェックとして
利用できる。この第3レベルのバックアップは規則r4
39を利用することにより、高温シール油状態の信頼レ
ベルを節点h442における高温シール油の結論にマツ
ピングする。もしシール油が実際に熱く感じるのであれ
ば、この節点を節点h484における確証済みの高温シ
ール油の結論とリンクする規則r443がこの確証に証
拠を加える。
第15B図右端の規則r442は熱電対、温度計及び触
角センサの表示値を利用することにより、温度計に実際
に欠陥があるかどうかを判定する。この判定は低温側及
び高温側の状態を入力として受信する機能406〜40
8を利用して行われる。もし熱電対がシール油が低温で
あることを示唆し、温度計がシール油が高温であること
を示唆し、触覚センサがシール油が高温でないことを示
唆するなら、節点m445に示すように温度計に狂いが
ある可能性がある。同様に、もし熱電対がシール油が高
温であることを示唆し、触角センサがシール油が高温で
あることを示唆し、温度計がシール油が高温でないこと
を示唆するなら、温度計に欠陥があると判断される。
温度計に欠陥ありどの結論が得られると、温度計表示値
を伴う他の規則を変更することにより、節点m413に
おける欠陥熱電対検知に対するこれらの規則の貢献度を
低下させることができる。例えば、表示値変換規則rt
400及びrt401を利用し、記憶節点5tn400
において温度計表示値との熱電対表示値の差が求められ
る。規則r444がこの差を検討し、もし例えば5〜8
度以上なら、節点h448において差に関する高い信頼
度が得られる。熱電対故障の確率は温度計のそれよりも
大きいから、規則r523は節点m413において欠陥
熱電対の信頼度を高める。ただし、温度計に欠陥のある
ことが節点m445において検知されると、パラメータ
変更規則pr419が作用して規則r523の充分度を
変更して差に対する信頼を無効にし、欠陥熱電対検知に
寄与できないようにする。
別の例として、第15B図の規則r4097及びr44
1はAND機能410及び411を利用することにより
、3通りの高温表示値、即ち、熱電対表示値、温度計表
示値及び触角センサ表示値を検討する。もし熱電対が他
の2つと一致しなければ、節点m413における欠陥熱
電対の信頼度が増大する。ただし、もし温度計に欠陥が
ある場合には、パラメータ変更規則pr441によって
これらの規則の必要度を増大させることによって欠陥熱
電対の信頼度を低下させる。
第16図(A及びB) 第16及び16B図はクーラー54h、特に管55h及
び56hにおける冷却水供給に関連する異常状態を示す
。ここでもプロセスは対応のセンサを連携させた給水管
55a、56aを含む空気側クーラー54aの場合と全
く同じである。
熱電対表示値がセンサ節点T(:2525、TC252
6に入力させ、それぞれクーラーの流入及び流出水温を
表す。規則r588はT(:2525の熱電対表示値を
流入水が低温であるという信頼レベルに変換しく節点h
494)、規則r587は表示値を流入水が高温である
との信頼レベルに変換する。
表示値変換規則rt421及びrt422は2つの温度
表示値間の差を検知する記憶節点5tn410に供給し
、規則r4150(第16B図)はこの差を温度差が低
いとの信頼レベルに変換する(節点h576) 、規則
r586及びr583は減算結果を、温度差が高い(節
点h492) との信頼レベル、及び温度差がほぼ0で
ある(節点h499)との偏重レベルにそれぞれ変換す
る。
表示値変換規則rt423によって差値にリンクされる
記憶節点5tn413において、温度差変化速度が求め
られる。規則r585はこの変化速度が速い(節点h5
01)との信頼レベルまたは逆に速度が遅い(節点h5
00)との信頼レベルに変換する。
これらの信頼レベルから種々の結論を引出すことができ
、その最も簡単なものは節点h493にリンクされた節
点m472において規則590によって引出される高い
流入水温度ありという結論である。規則r595は節点
h494における水素側低温シール油検知を入力として
受信するAND機能420を利用することにより、水素
側シール油温度が低いと結論するく節点m474)。た
だし、シール油温度はクーラーへの低温流入水に影響さ
れる。
同様に、規則r594はAND機能422を利用するこ
とにより、クーラー流入水が低温であるため水素側シー
ル油が高温であると結論する(節点m471)。流入水
が高温であることが検知されたら、節点m472の信頼
レベルを表示する必要はないから、パラメータ変換規則
pr424は規則r590の充分度を消去して信頼レベ
ルの伝播を終結させる。
水素側シール油が高温であり、流入及び流出水温度の差
が急速に増大しつつある場合、規則593はAND機能
424を利用す゛ることにより、これを溝の流路中に狭
い所があるに違いないとの信頼レベルに変換する(節点
m470)。これは温度差が高い場合に特に確実であり
、規則r572によって信頼レベルにリンクされる。狭
い所は例えば物体、管の湾曲、漏れなどのような障害に
起因し、いずれも水の流量を著しく制限する。
ただし、給水管が藻類などで次第に汚染されると温度差
が長期にわたって少しづつ増大し、その場合、規則r5
92はAND機能426を利用することにより、この緩
慢な温度差増大及び水素側高温シール油検知を、シール
油の高温はクーラーの管詰まりに起因するとの信頼レベ
ルに変換する。
正常な動作状態において、クーラーからの流出水温度は
水素側シール油から奪われる熱を反映しクーラー流入水
の温度よりも高くなるはずである。もし温度差がなく、
水素側シール油が高温なら、規則「591がAND機能
428を利用することにより、クーラー内のバッフルに
異常があると結論する (節点m468)。この場合、高温のシール油は冷却コ
イル管に正しく送られない。クーラーは(第2図には図
示しないが)バイパス弁を含むのが普通であり、この弁
が開放されると、高温シール油がクーラーを迂回する。
この状態も節点m468で示唆される。
節点m468乃至m471で指示される異常状態はすべ
て水素側シール油が高温であると推断する理由となる。
規則r596はOR機能430を利用して、高温シール
油の理由が既知であると結論する(節点h459)。規
則589のAND機能432を利用し、もしシール油が
高温である理由が不明であり、しかもシール油が実際に
高温である場合には、上述した理由が1つも存在しない
から、高温のシール油はクーラーへの水の流量不足に起
因するに違いないと結論される(節点m473)。もし
流入及び流出水の温度差が高ければ、この結論は規則r
4149によっても指示される。
水流量の不足が結論されるとオペレータに対して手順P
6が指示され、オペレータはクーラーへの水流量を負や
してから、キーボードを操作して、節点hswf iに
1を入力し、水素側の水流量を増大させたことを指示す
る。規則r4016はこの入力値を、流量が増大したと
の信頼レベルにマツプする(節点h563)。 充分係
数が負の規則r4134はm473の低水流量信頼レベ
ルから減算することにある。
第17図(A及びB) 第17A及び17B図はドレン調整装置64の弁及び均
圧弁210.217に関連する種々の状態を示す。
正常動作中、均圧弁210.217は水素側シール油圧
を空気側シール油圧と平衡させる。もし一方の圧力が他
方の圧力よりも大きければ、多少ともシール油が消泡タ
ンクに流入し、その結果がドレン調整タンク64に現れ
る。消泡タンクのシール油量が多過ぎるとドレン調整タ
ンク中のシール油の油面が上昇してドレン弁231を開
放させることによりて補償するが、この場合、センサD
RD63が弁の開放状態を示す信号を出力する。ドレン
調整タンクへの流量が正常値以下なら、注入弁232が
開放され、センサDRFXDがこの弁の開放を示す信号
を出力する。
第17A図の規則r4113は論理機能440〜442
を利用することにより、節点h556において、ドレン
弁231が開放、注入弁232が閉成、または注入弁開
放、ドレン弁閉成を結論する。いずれの場合にも、均圧
弁210.217の一方または双方に欠陥がある可能性
があり、節点m490におけるこの結論は規則r412
0によって引出される。もし空気側シール油が水素側消
泡タンクに流入すると、空気が発電機筐体に侵入するお
それがあり、規則r4112による低水素純度指示も欠
陥弁の結論を支持することになる。
欠陥弁の指示があると、オペレータは手順P7の開始を
指令され、差圧ゲージga4610゜ga4830を読
み、それぞれの値をシステムに入力する。均圧弁210
.217が正しく動作しておれば、水素側及び空気側シ
ール油圧は等しいはずであり、差圧を示すゲージの表示
値はOでなければならない。規則r416゜r4118
(第17B図)は節点h564 、h565においてそ
れぞれのゲージ表示値を、表示値が0でないとの結論に
変換する。この結論が規則r4115のAND機能44
4、規則r4119のAND機能445、規則r411
7のAND機能446及び規則r4114のANDO機
能447に入力される。
規則r4115では、ゲージga4610の表示値はO
ではないがゲージga4630の表示値はOである(即
ち、「表示値がOでない」の否定)。
従って、この2つの要因はゲージga4610が接続し
ている弁210が故障または不調であるという節点m4
92における結論に結びつく。ただし、この判定は水素
側ポンプが作動しており、従って、節点m400の証拠
が加味されている場合にのみ有効である。
節点m494において、規則r4119は同様の証拠を
利用して弁217に関する同じ結論に達する。もし双方
の弁がともに故障し、水素側ポンプが作動し続けている
なら、規則r4117がこの入力を、双方の弁がともに
故障または不調であるとの結論に変換する (節点m493)。
ドレン弁231及び注入弁232の一方が開放、他方が
閉成、またはその逆であり、しかも差圧ゲージがどこら
もOならば、ドレン弁231または注入弁232に故障
があると考えらえる(節点m491)。このシナリオは
規則r4114によりAND機能447を利用して行わ
れる。
従って、もし一方または双方の弁に欠陥があると判定さ
れたら、節点m490(第17A図)において得られう
欠陥圧力調整弁に関する知見を表示する必要はなくなる
。従って、この結論の伝播はパラメータ変更規則による
規則r4120の充分度変更によって停止させる。その
方法としては、節点m491乃至m494において個別
のパラメータ変更規則を作用させて充分度を変更するか
、あるいは第17B図 2に示すように、規則r412
1が節点m491乃至m494の出力のすべてをOR機
能450を利用して組合わせることにより、欠陥弁が確
証されたと結論すればよい。この場合、パラメータ変更
規則pr4920が規則r4120に作用して節点m4
90の結論の伝播を停止させる。
以上、オンラインのままでガス冷却型発電機油系統の動
作状態に関していくつかの結論を引出すことのできる診
断システムを説明した。例として挙げた異常状態は必要
に応じて適当な修正を施すことができる程度の信頼度で
オペレータが診断し提示することのできる多くの状態の
うちの典型的なものである。
センサ表示値からの結論に対する確証についても種々の
説明を加えたが、一般に、このような確証はセンサ表示
値の大部分について必要であり、ここに述べた方法のい
ずれか1つまたは2つ以上を利用して行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図はタービン駆動発電機を種々のモニタ及び診断シ
ス゛テムと共に暗示するブロックダイヤグラム。 第2図はシール油系統の1例を暗示する構成図。 第3図はシール油系統に使用される典型的なグランドシ
ール・リングの断面図。 第4及び5図は本発明の実施に利用できるエキスパート
・システムの一例を説明するための節点図。 第6A及び6B図はエキスパート・システムに使用でき
る典型的な関数を示すグラフ。 第7乃至17図は本発明の動作を示す規則ベースのフロ
ーチャートである。 付録 A 仮定No、     簡単な説明     記入図面h
400   水素側ポンプ5Qhが非作動  7Ah4
01   ゲージga4610に基づく励磁  7B機
における高い空気側シー ル油 h402   ゲージga4610に基づくター  7
Bビン板における高い空気側 シール油圧 h402   ゲージga4650で表示される  7
Bシール油圧が水素ガス圧と ほぼ等しい h403   空気側ポンプ50aが非作  8A動(
確証済み) h405   空気側ポンプ出口のシール  8B油圧
がゲージga464Qの表示 値では低い h406   空気側ポンプ出口のシール  8B油圧
がゲージga4640の表示 値では正常 h407   グランドシールへの空気側  8B給油
管中のシール油圧がゲ ージga4620の表示では低 い h409   水素側ポンプ50hが非作動  7A(
確証済み) h410   スイッチ50863の状態に基  8A
づきタービン・バックアラ プ圧が低い h413   センサDRT71の表示値に基  9づ
きドレン調整タンク64 のシール油・レベルが低い h414   センサDTT71の表示値に基  10
づきタービン端消泡タンク 62のシール油・レベルが 高い h416   センサTC252Qの表示値に基  1
5Aづき水素側シール油が低温 h417   温度計tm520の表示値に基  15
Aづき水素側シール油が低温 h418   水素側シール油低温の最初  15Aの
確証 h419   水素側シール油高温の最初  15Aの
確証 h420   センサT(:2520の表示値に基  
15Aづき水素側シール油が高温 h428   水素側シール油も空気側シ  14−ル
油も高温ではない h432   差圧センサASOHXDに基づき  1
1空気側シール油と水素圧の 差圧が約5psi h434   差圧センサASOHXD)表示値  1
1に基づき空気側シール油と 水素圧の差圧が約8乃至12 5i h438   差圧センサASO)IXDの表示値  
11に基づき空気側シール油と 水素圧の差圧が高い h441   水素側シール油温度が高い  15Bか
どうかを判定する際に熱 電対TC2520及び温度計 tm52Qの表示値間に不一致 がある h442   給油管をオペレータが触角  15Bチ
エツクした結果水素側シ ール油が高温 h446   熱電対TC2520の表示値異常  1
5Ah448   熱電対TC2520及び温度計tm
520の表示値が一致しな  15Aい h450   励磁機端シール油圧センサ  −2AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が5乃至8pis h453   ’rz ンサDRFXD (7)表示値
に基   9づきドレン調整タンク64 の注入弁232が開放状 態 h454   センサDRD63の表示値に基   9
づきドレン調整タンク64 からシール油を放出するド レン弁231が開放状態 h455   シール油からドレン調整夕   9ンク
64が溢れていること をセンサDRI71が検知 h457   励磁機端シール油圧センサ  12AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が8乃至12psi h459   水素側シール油が高温であ  16Bり
高温の原因が既知 h460    ゲージga4610及びga4630
の   7B表示値に基づき励磁機端及 びタービン端において空気 側圧力が高い h461   センサH5OFXD(7)表示値に基 
  7Aづき水素側フィルタ58h間 の差圧が高い h462   センサ)ISOFXD(7)表示値に基
  13づき空気側フィルタ58a 間の差圧が高い h464   センサO1gの表示値に基づ   9き
ドレン調整タンク64の シール油レベルが高い h456    ドレン調整タンク64の注   9天
丼232が開放状態にあ リドレン弁231が閉成状 態にある h468   レベルと注入及びドレン弁   9Bの
開放または閉成状態に基 づきドレン調整タンクに疑 わしい状態が示唆される h469    ドレン調整タンクのドレン   9弁
231及び注入弁232 が双方とも開放状態 h472   センサDTE71の表示値に基  10
づき励磁機端消泡タンク6 0eのシール油レベルが高 い h474   励磁機端空気側圧力センサ  12AS
OEXD及びタービン端セン サΔ5OTXDの問い著しい差が 存在する h478   励磁機端シール油圧センサ  12AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が0psi h479   励磁機端シール油圧センサ  12AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が約5psi h480   励磁機端差圧の変化速度が  12低下
しつつある h483   熱電対TC2520の表示値に基  1
5Aづき水素側シール油が低温 (2回目の確証) h484   熱電対TC2520の表示値に基  1
5Aづき水素側シール油の高温 (2回目の確証) h490   水素側シール油温度を測定  15Aす
る熱電対T2520と空気側 シール油温度を測定する熱 電対T(:2510の間に著しい差 がある h492   熱電対TC2525による測定に  1
6B基づきクーラー54hの流出 冷却水と流入冷却水の温度 差が高い h493   熱電対T(:2525による測定に  
16A基づきクーラー54hへの流 入水が高温 h494   熱電対TC2525による測定に  1
6A基づきクーラー54hへの流 入水が低温 h499   熱電対TC2526及びTC2525に
  16Bよる測定に基づきクーラー 54hの流出及び流入冷却水 の温度差が約0 h500   熱電対TC2526及びTC2525に
  16Bよる測定に基づきクーラー 54hの流出及び流入冷却水 の温度差が経時的に緩慢に 増大 h501   T(:2526及びTC2525による
測  16A定に基づきクーラー54hの 流出及び流入冷却水の温度 差が経時的に急速に増大 h502   発電機筐体内の水素純度が  14低い h503   発電機筐体内に高い湿度が  14ある h504   発電機の励l1i1機端または夕  1
4−ビン端にシール油リーク がある h505   シール油が発電機筐体に流  14人し
ているがシール油が高 温ではない h506   励磁機端及びタービン端の   8A圧
カセンサASOEXD及び ASOTXD間に不一致があるが 感知された圧力と水素圧と の差が約8psi h509   タービン端差圧の変化速度  12が低
下しつつある h510   センサASOHXD1.:よる測定ニ1
1基づく差圧の変化速度が負 である h512   ASOEXDまたはASOTXDニよッ
12て測定される最大差圧が約 psi h513   水素側フィルタ58h間の差   7A
圧がセンサH5OFCDによる測 定で約0 h518   水素側フィルタ58h及び水   7A
素側クーラーの冷却水温度 、 がセンサH3O63によって示 唆される水素側ポンプ50h の状態は逆の状態を示唆す るから不一致が存在する h520   ゲージga4610及びga4630の
   7B表示値に基づき励磁機端に 問題がある 1−522励磁機端及びタービン端の   8A圧力セ
ンサASOEXD%ASOTXD間に一致はあるが感知
され た圧力と水素圧の差が約 psi L523   励磁機端及びタービン端の   8Aセ
ンサASOEXD、 ASOTXDによって測定される
圧力状態が センサASO63によって示唆 されるのとは逆の空気側ポ ンプ50aの状態を示唆す るから不一致が存在する h526   励磁機端消泡タンクのシー  1゜ル油
・レベルが高くシール 油が高温 h527   タービン端消泡タンク60t    I
Qのシール油レベルが高くシ ール油が高温 h531   センサASOHXDニよッテ測定  1
1された差圧が5psi以下 h535   励磁機端シール油圧センサ  12AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が約8psi h536   励磁機端シール油圧センサ  12AS
OEXD及び水素圧トランス ジューサから得られる差圧 が0乃至5psi h540   タービン端シール油圧セン  12すA
SOTXD及び水素圧トラン スジューサから得られる差 圧が約12psi h541   タービン端シール油圧セン  12すA
SOTXD及び水素圧トラン スジューサから得られる差 圧が8乃至12psi h542   タービン端シール油圧セン  12すA
SOTXD及び 水素圧トラ ンスジューサから得られる 差圧が約 8psi h543   タービン端シール油圧セン  12すA
SOTXD及び 水素圧トラ ンスジューサから得られる 差圧が5乃至8psi h549   励磁機端の差圧が12psi以  13
下 h550e   励磁機端の差圧が8psi以下  1
3h560   温度計tm520の表示値に基  1
5Aづき水素側シール油が高温 h563   クーラー54hの水素側への  16B
水流量が増大した h564   励磁機端の差圧ゲージga46  17
10の表示値が0でない h565   タービン端の差圧ゲージga17463
0の表示値が0でない h566    ドレン弁231が開放状態  17注
入弁232が閉成状態ま たはこの逆 h567   ゲージ表示値に基づき水素   7B側
ポンプ50hが非作動 h568   空気側シール油圧及び水素   8A圧
の差が8psi以下 h569   センサASO63(7)表示値に基  
 8Aづき空気側ポンプ50Aが 非作動 h570   励磁機端消泡タンク80e及  1゜び
タービン端消泡タンク 80tのシール油レベルがセ ンサDTE71及びDTT71の表 示値に基づきいずれも高い h575    ドレン弁231、注入弁2 1732
及び圧力調整弁21 0.217を含・む群のうち の単数または複数の欠陥弁 が既知 h550e   熱電対TC2526及びTC2525
km   16 Bよって測定されるクーラー h576  54hの流出及び流入冷却水の温度差が低
い FIG、+58 FIG、 16A F゛二 FIG、16B ト Q ―

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸にシール油の供給を受けるグランドシールを間隔
    をへだてて配置して冷却ガス漏れを防止する型の発電機
    シール油系統の診断装置であって、 A)オンラインでシール油系統の所定の動作パラメータ
    を感知し、それぞれに対応の出 力信号を発生するように接続した複数のセ ンサと、 B)シール油系統のオンライン動作状態を診断するため
    の規則ベースを記憶させたメモ リを含む診断用コンピュータ手段と、 C)規則ベースが先行の証拠節点を帰結の仮説節点とリ
    ンクする規則を含むことと、 D)複数の証拠節点がセンサ節点を構成することと、 E)オンライン・センサ信号をセンサ節点に入力する手
    段と、 F)センサ節点のうちの選択した節点にオペレータ設定
    値をも入力するための手段とか ら成ることを特徴とする診断装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載の装置であって、 A)シール油温度値を表示する少なくとも1つの温度計
    を含み、 B)オペレータ設定値が温度計の温度値であることを特
    徴とする装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載の装置であって、 A)シール油の圧力値を表示する少なくと1つの圧力計
    を含み、 B)オペレータ設定値が圧力計の圧力値であることを特
    徴とする装置。
JP62008877A 1986-01-17 1987-01-16 ガス冷却型発電機のシ−ル油系統診断装置 Pending JPS62178135A (ja)

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