JPS62177367A - 液体用磁性流体軸シ−ル装置 - Google Patents

液体用磁性流体軸シ−ル装置

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JPS62177367A
JPS62177367A JP61019879A JP1987986A JPS62177367A JP S62177367 A JPS62177367 A JP S62177367A JP 61019879 A JP61019879 A JP 61019879A JP 1987986 A JP1987986 A JP 1987986A JP S62177367 A JPS62177367 A JP S62177367A
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magnetic fluid
pressure
air
liquid
air chamber
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Seiji Yamatake
政治 山丈
Kazunori Usui
碓井 和法
Akihiko Kuroiwa
黒岩 顕彦
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水や油等の液体をシールする磁性流体軸シー
ル装置に関する。
(従来の技術) 磁性流体軸シールは、気体のシール装置としては数多(
の実用例がある。しかし、液体のシール装置としては磁
性流体が液体と混合して劣化しやすいため、シール機能
を長期間安定して維持することが困難であり、その実用
例はない。
液体を磁性流体を用いてシールする文献としては実開昭
58−125766号公報、実開昭59−129699
号公報にそれぞれ開示の船尾管シール組立体および実開
昭56−105500号公報に開示の船舶推進軸におけ
る封水装置等があり、これらはいづれも船尾管シール装
置における構造について海水と油のシールに関するもの
であり、液体と混合し劣化した磁性流体にかわり、新し
い磁性流体を補給することについては全く考慮されてい
ない。
(発明が解決しようとする問題点) 液体を磁性流体軸シールでシールする場合、解決しなけ
ればならない点として、次の2点があげられる。
■ 磁性流体が液体と少しでも混合しにりくシて、シー
ル寿命の延長をはかること。
■ 磁性流体が劣化し、シール機能を喪失した場合にこ
れを検知し、新しい磁性流体を自動的に補給すること。
本発明は前述問題点を解決することを主目的とする液体
用磁性流体軸シール装面を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明が前述目的を達成するために講じた技術的手段の
特徴とするところは磁性流体により液体をシールする装
置であって、 磁性材料よりなる回転軸lOに軸方向間隔を有してポー
ルリング11. IIAが套嵌され、前記回転軸IOの
外周面とポールリング11. IIAの内周面との間に
環状ギャップ13が形成されており、前記ポールリング
11. IIA間に磁石組立体15が配置されて液体と
軸方向に対向する空気室17が内部に形成され、前記環
状ギャップ13に磁性流体14が封入されて成り、更に
、前記ポールリングIL IIAには磁性流体14の補
給孔12.12Aを有し、該補給孔12゜12Aに磁性
流体補給器22が接続され、前記空気室17には空気補
給孔18を有し、該空気補給孔18に圧力検知″152
4を有する空気補給器25が接続されて空気室17が液
体圧よりも高くなるように設定可能とされており、該設
定圧以下になると前記磁性流体補給器22が駆動されて
磁性流体14が供給されてシール機能が復元されてから
空気室17を設定圧にすべく前記磁性流体補給器22、
圧力検知器24および空気補給器25が連動連結されて
いる点にある。
(実施例と作用) 〈実施例〉 磁性流体軸シールにおいて液体をシールする場合、シー
ルされる液体と対向する側に何を配置するか、また、そ
の設定圧をどうするかにより磁性流体軸シールの寿命が
変化するかについて、第4図に示す機構ご実験した。
第4図において、■は回転軸で磁性材料よりなり、これ
にポールリング2が環状ギャップ3を有して套嵌され、
このギャップ3に磁性流体4が封入されている。
5は永久磁石、6は圧力P1の高圧側、7は圧力P2の
低圧側である。
第3図の機構において、高圧側方6と低圧側7に配置す
る液体と気体との組合せを変えたときの耐圧力を調べた
結果を表1に示す。なお、耐圧力とは差圧(Pi −P
2 )を大きくしていったとき、瞬間的にシール機能を
失うが、その時の最大差圧を示す。また、耐圧力よりも
低い設定差圧を磁性流体軸シールにかけて、シール機能
維持期間を調べた結果についてもあわせて表1に示す。
なお、この実験は、液体としては油、気体としては空気
を使って行われている。
(次 葉) 表1の結果から明らかなように、液体をシールする際に
は液体と対向する側に空気室を設け、かつ空気圧を液体
圧より少し高く設定することにより、磁性流体軸シール
の耐圧力は向上し、かつシール機能を維持できる期間も
長くなることが理解できる。
次に、磁性流体と液体との関係について考察する。
磁性流体と液体とを直接接触させてシールすると、磁性
流体は液体中に徐々に失われていき、いずれはシール機
能を失くしてしまう可能性が大きい。
従って磁性流体軸シールがその機能を完全に失う前にこ
れを検知し、新しい磁性流体を自動的に補給できれば、
そのシール機能を永久に維持することができることにな
る。
そこで、本発明にあっては、液体のシールにおいて磁性
流体軸シールをはさんで液体と対向する側に空気室を設
け、かつ空気圧を液体圧より少し高(設定する。このよ
うな状況下において、磁性流体が液体と混合して劣化す
ると磁性流体軸シール機能が落ち、耐圧力が低下する。
この時高圧に設定された空気室の空気が洩れて空気圧が
低下する。これを圧力センサー又は圧力計によって検知
する。圧力の低下を検知した後、ポンプ等を駆動させて
一定量の磁性流体をシール部に補給する。
磁性流体が補給されて磁性)体軸シールのシール機能が
復元した後、空気室の空気圧を上げて元の設定圧にもど
すようにしたのである。
く具体例〉 第1図を参照して本発明の第1具体例(実施例を詳述す
る。
第1図において、10は回転軸であり、磁性材料よりな
る。
11、 IIAは対のボールリングであり、前記回転軸
lOに軸方向間隔を有して套嵌されており、それぞれ磁
性材料からなり、径方向の磁性流体補給孔12、12A
が形成されている。
13は環状ギャップであり、回転軸10の外周面とボー
ルリング11の内周面との間に形成されており、このギ
ャップ13に磁性流体14が封入されている。
15は磁石組立体であり、N極とS極を有する永久磁石
であり、ボールリンク用間におけ乞径方向外方側に配置
されており、ここに、圧力P1の液体16側と軸方向に
対応して圧力P2の空気室17が内部に形成されており
、更に、該空気室17に対する空気補給孔18が径方向
に形成しである。
なお、磁性流体補給孔12.12へのそれぞれは環状ギ
ャップ13より径方向外方でかつ空気室17に向って開
口されている。
19はハウジングであり、非磁性材よりなる環状体であ
り、この中に前述のボールリング11、磁石15等が内
装され、更に、前述補給孔12.12A、 1Bに連通
される通路12B、18Aがそれぞれ形成されている。
20は磁性流体及び空気補給システムであり、通路12
Bにパイプ2Iを介して連通接続された磁性流体補給器
22と、通路18Aにパイプ23を介して連通接続され
ている圧力検知器24を有する空気補給器25等からな
る。
この補給システム20は次のように作動される。
i)空気室17の圧力P2が差圧p−Sになると圧力検
知器24が感知する。(Pl<P−’<P2 )ii 
)圧力検知器24が補給器22に信号■を送り、これに
より磁性流体補給器22が作動し、パイプ21を介して
シール部に新しい磁性流体を補給する。
iii )磁性流体を一定量補給すると、磁性流体補給
器22が空気補給器25に信号■を送る。
iv)■の信号を受けて空気補給器25が作動し、空気
室17の空気がP2になるまでパイプ23等を介して空
気を送る。
■)空気室17の空気圧がP2になると圧力検知器24
でこれを感知し、空気補給器25に信号■を送って空気
補給器25より空気を送る作動を停止させる。
ここにおいて、磁性流体補給器22、圧力検知器24お
よび空気補給器25は第2図に示す如(構成されている
すなわち、磁性流体補給器22は、モータ22^でクラ
ンク機構22Bを介してダイヤフラム22Cを弾性変形
させてチェソクハルブ22Dを介して補給されているチ
ャンバ22Eを拡縮させてチェソクハルプ22Fを押開
いて磁性流体を供給するようにされている。
圧力検知器24はダイヤルゲージ形その他のセンサーで
構成される。
空気補給器25はモータ25^にて駆動されるコンプレ
ッサ25Bを有するタンク25Cで構成されている。
第3図を参照すると本発明の第2具体例(第2実施例)
が示されている。
この例は、対のボールリング11.11八を2組設けて
、各組におけるボールリング11.11八間には非磁性
材料よりなるディスクンスカラー26が配置されて空気
室17Aが形成されている。
すなわち、圧力P3の空気室17、圧力p−8の空気室
17Aおよび圧力P−“の空気室17Bの3ケが形成さ
れたもので、カラー26には空気補給孔26Aを有する
そして、軸方向に対向する各組のボールリング11^、
11における磁性流体補給孔12A、12は空気室17
Aに向かって開口されている。
更に、補給システム20.2OA、 20Bは各空気室
17゜17A、 18Bに対応して3個それぞれ独立し
て具備されており、補給システム2oは対応する空気室
17に、補給システム20Aは対応する空気室17Aに
、補給システム20Bは対応する空気室17Bに、それ
ぞれ空気と新しい磁性流体を補給するようにパイプ21
゜21八、 21Bおよびパイプ23.23A、 23
Bが接続されている。
従って、第1具体例と同様に、空気及び磁性流体が各空
気室およびシール部へそれぞれ独立して遠隔操作により
補給されることになる。
(発明の効果) 本発明は以上の通りであり、磁性流体軸シールで液体を
シールする場合において ■ 磁性流体軸シールの耐圧力が向上する。
■ 磁性流体軸シールのシール機能維持期間が長くなる
■ 磁性流体と液体との混合劣化による磁性流体軸シー
ルの耐圧力の低下を感知し、新しい磁性流体を必要に応
じて自動的に補給することが可能となり、シール機能維
持期間が長くなる。
等々の利点があり、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1具体例の断面図、第2図は補給シ
ステムの詳細図、第3図は第2具体例の断面図、第4図
は実験例用の機構を示す断面図である。 10・・・回転軸、11. IIA・・・ボールリング
、12.12A・・・磁性流体補給孔、13・・・環状
ギャップ、14・・・磁性流体、15・・・磁石、17
・・・空気室、18・・・空気補給孔、20・・・補給
システム、22・・・磁性流体補給器、24・・・圧力
検知器、25・・・空気補給器。 手続補正書(自発) 昭和61年10月21日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 ′−1 1、事件の表示 昭和61年特 許 願第19879号 2、発明の名称 液体用磁性流体軸シール装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 高信頼度舶用推進プラント技術研究組合4、代 理 人
8577 住所 大阪府東大阪市御厨1013番地電話 06 (
7B2) 6917 ・6918番6、補正の対象 ・明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (11明細書第7頁の表1は下記の通り訂正する。 「 表1 但し po<pc ここで、PA>pH≧Pc tA>tll≧tc」 (2)  明細書第11頁第2行目の[差圧P−’Jは
、[差圧Palと訂正し、同頁第3行目の[CPr <
P−5<P2)Jは、r (P+ <P6<Pg)Jと
訂正する。 (3)  明細書第12頁第16行目の[圧力P−’J
は、「圧力P、Jと訂正し、同頁第3行目の「圧力P−
1」は、「圧力PsJと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性流体により液体をシールする装置であって、 磁性材料よりなる回転軸10に軸方向間隔を有してポー
    ルリング11、11Aが套嵌され、前記回転軸10の外
    周面とポールリング11、11Aの内周面との間に環状
    ギャップ13が形成されており、前記ポールリング11
    、11A間に磁石組立体15が配置されて液体と軸方向
    に対向する空気室17が内部に形成され、前記環状ギャ
    ップ13に磁性流体14が封入されて成り、更に、前記
    ポールリング11、11Aには磁性流体14の補給孔1
    2、12Aを有し、該補給孔12、12Aに磁性流体補
    給器22が接続され、前記空気室17には空気補給孔1
    8を有し、該空気補給孔18に圧力検知器24を有する
    空気補給器25が接続されて空気室17が液体圧よりも
    高くなるように設定可能とされており、該設定圧以下に
    なると前記磁性流体補給器22が駆動されて磁性流体1
    4が供給されてシール機能が復元されてから空気室17
    を設定圧にすべく前記磁性流体補給器22、圧力検知器
    24および空気補給器25が連動連結されていることを
    特徴とする液体用磁性流体軸シール装置。
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