JPS6217638Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217638Y2 JPS6217638Y2 JP1982050672U JP5067282U JPS6217638Y2 JP S6217638 Y2 JPS6217638 Y2 JP S6217638Y2 JP 1982050672 U JP1982050672 U JP 1982050672U JP 5067282 U JP5067282 U JP 5067282U JP S6217638 Y2 JPS6217638 Y2 JP S6217638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side passage
- push
- spring
- inner cylinder
- check valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧緩衝器の押側減衰力調整装置に関
する。
する。
この種装置として例えば実公昭53−19355号公
報に記載されているようにピストンを嵌挿する内
シリンダの外周に同軸の外シリンダを嵌合して両
シリンダ内に油溜室を形成させ、該油溜室を内シ
リンダのボトムピースに設けた押側通路と引側通
路とを介して内シリンダのピストン下部室に連通
させると共に押側通路と引側通路とにそれぞれ逆
止弁を設けてその逆止弁の一方の閉じ力をシリン
ダ外の操作部材を介して調整するようにしたもの
は公知である。
報に記載されているようにピストンを嵌挿する内
シリンダの外周に同軸の外シリンダを嵌合して両
シリンダ内に油溜室を形成させ、該油溜室を内シ
リンダのボトムピースに設けた押側通路と引側通
路とを介して内シリンダのピストン下部室に連通
させると共に押側通路と引側通路とにそれぞれ逆
止弁を設けてその逆止弁の一方の閉じ力をシリン
ダ外の操作部材を介して調整するようにしたもの
は公知である。
しかしかゝるものにおいては逆止弁と操作部材
とは常時は分離していてその調整時に係合させる
もので、その係合が困難でその調整作業が不確実
となる等の不都合を有していた。
とは常時は分離していてその調整時に係合させる
もので、その係合が困難でその調整作業が不確実
となる等の不都合を有していた。
本考案はかゝる不都合を改良することを目的と
したものでピストン1を嵌挿する内シリンダ2の
外周に同軸の外シリンダ3を嵌合して両シリンダ
2,3間に油溜室4を形成させ、該油溜室4を内
シリンダ2のボトムピースに設けた押側通路5と
引側通路6とを介して内シリンダ2のピストン下
部室に連通させると共に押側通路5と引側通路6
とにそれぞれ逆止弁7,8を設けた油圧緩衝器に
おいて、前記押側通路5の逆止弁7を円板状に形
成してばね12を介して閉じ側に弾発させると共
に該ばね12のばね受13を外部の加圧シリンダ
9に連る油室10に設けたプランジヤ11に当接
させたことを特徴とする。
したものでピストン1を嵌挿する内シリンダ2の
外周に同軸の外シリンダ3を嵌合して両シリンダ
2,3間に油溜室4を形成させ、該油溜室4を内
シリンダ2のボトムピースに設けた押側通路5と
引側通路6とを介して内シリンダ2のピストン下
部室に連通させると共に押側通路5と引側通路6
とにそれぞれ逆止弁7,8を設けた油圧緩衝器に
おいて、前記押側通路5の逆止弁7を円板状に形
成してばね12を介して閉じ側に弾発させると共
に該ばね12のばね受13を外部の加圧シリンダ
9に連る油室10に設けたプランジヤ11に当接
させたことを特徴とする。
図面で押側通路5と引側通路6とは押側通路5
を囲繞する内外2重の管路をもつて形成し、押側
通路5の逆止弁7は引側通路6に連る複数個の透
孔7aを有する板体をもつて形成すると共に引側
通路6の逆止弁8は押圧通路5に連る一側の透孔
8aを中心に有する板体をもつて形成し、該逆止
弁8は止め輪14との間に介装される皿ばね15
で弾発させた。図中16は加圧シリンダ9のピス
トン加圧調整用の摘みを示す。
を囲繞する内外2重の管路をもつて形成し、押側
通路5の逆止弁7は引側通路6に連る複数個の透
孔7aを有する板体をもつて形成すると共に引側
通路6の逆止弁8は押圧通路5に連る一側の透孔
8aを中心に有する板体をもつて形成し、該逆止
弁8は止め輪14との間に介装される皿ばね15
で弾発させた。図中16は加圧シリンダ9のピス
トン加圧調整用の摘みを示す。
次にその作動を説明するとピストン1の往動に
よつて内シリンダ2内の作動油は押側通路5の逆
止弁7をそのばね10に抗して下動させて油溜室
4内に流入すると共に油溜室4内に流入した高圧
の作動油は引側通路6の逆止弁8をそのばね15
に抗して上動させて内シリンダ2内に流入して油
圧緩衝させるもので、その際逆止弁7のばね12
のセツト圧は、加圧シリンダ9に連る油室10内
のプランジヤ11の摺動によつて自由に調整され
るため、押圧側の減衰力は簡単に調整される。
よつて内シリンダ2内の作動油は押側通路5の逆
止弁7をそのばね10に抗して下動させて油溜室
4内に流入すると共に油溜室4内に流入した高圧
の作動油は引側通路6の逆止弁8をそのばね15
に抗して上動させて内シリンダ2内に流入して油
圧緩衝させるもので、その際逆止弁7のばね12
のセツト圧は、加圧シリンダ9に連る油室10内
のプランジヤ11の摺動によつて自由に調整され
るため、押圧側の減衰力は簡単に調整される。
このように本考案によるときは押側通路5に設
けた逆止弁7は、これを円板状に形成してばね1
2で閉じ側に弾発させたものであるから逆止弁7
は単にばね12の弾発力によつて閉じられて該弁
7の開閉を確実にすると共にその組付けを簡単に
し而もそのばね12のばね受13を外部の加圧シ
リンダ9に連る油室10に設けたプランジヤ11
に当接させてそのばね12の弾発力を調整させた
ものであるから押側減衰力の調整が自在となると
共にその調整が外部の加圧シリンダ9によつて行
われるため調整操作が容易となる等の効果を有す
る。
けた逆止弁7は、これを円板状に形成してばね1
2で閉じ側に弾発させたものであるから逆止弁7
は単にばね12の弾発力によつて閉じられて該弁
7の開閉を確実にすると共にその組付けを簡単に
し而もそのばね12のばね受13を外部の加圧シ
リンダ9に連る油室10に設けたプランジヤ11
に当接させてそのばね12の弾発力を調整させた
ものであるから押側減衰力の調整が自在となると
共にその調整が外部の加圧シリンダ9によつて行
われるため調整操作が容易となる等の効果を有す
る。
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 1……ピストン、2……内シリンダ、3……外
シリンダ、4……油溜室、5……押側通路、6…
…引側通路、7……逆止弁、8……逆止弁、9…
…加圧シリンダ、10……油室、11……プラン
ジヤ、12……ばね、13……ばね受。
る。 1……ピストン、2……内シリンダ、3……外
シリンダ、4……油溜室、5……押側通路、6…
…引側通路、7……逆止弁、8……逆止弁、9…
…加圧シリンダ、10……油室、11……プラン
ジヤ、12……ばね、13……ばね受。
Claims (1)
- ピストン1を嵌挿する内シリンダ2の外周に同
軸の外シリンダ3を嵌合して両シリンダ2,3間
に油溜室4を形成させ、該油溜室4を内シリンダ
2のボトムピースに設けた押側通路5と引側通路
6とを介して内シリンダ2のピストン下部室に連
通させると共に押側通路5と引側通路6とにそれ
ぞれ逆止弁7,8を設けた油圧緩衝器において、
前記押側通路5の逆止弁7を円板状に形成してば
ね12を介して閉じ側に弾発させると共に該ばね
12のばね受13を外部の加圧シリンダ9に連る
油室10に設けたプランジヤ11に当接させたこ
とを特徴とする油圧緩衝器の押側減衰力調整装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067282U JPS58153739U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 油圧緩衝器の押側減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067282U JPS58153739U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 油圧緩衝器の押側減衰力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58153739U JPS58153739U (ja) | 1983-10-14 |
JPS6217638Y2 true JPS6217638Y2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=30061457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067282U Granted JPS58153739U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 油圧緩衝器の押側減衰力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58153739U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247303Y2 (ja) * | 1984-11-16 | 1990-12-12 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830793U (ja) * | 1971-08-20 | 1973-04-14 | ||
JPS5720472U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP5067282U patent/JPS58153739U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830793U (ja) * | 1971-08-20 | 1973-04-14 | ||
JPS5720472U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58153739U (ja) | 1983-10-14 |
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