JPS62176361A - 光ビ−ム走査装置 - Google Patents

光ビ−ム走査装置

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JPS62176361A
JPS62176361A JP61018591A JP1859186A JPS62176361A JP S62176361 A JPS62176361 A JP S62176361A JP 61018591 A JP61018591 A JP 61018591A JP 1859186 A JP1859186 A JP 1859186A JP S62176361 A JPS62176361 A JP S62176361A
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JP
Japan
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scanning
light beam
sheet
sub
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP61018591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yamagishi
山岸 賢一
Yuji Ohara
大原 祐二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/895,997 priority patent/US4750045A/en
Priority to EP86111301A priority patent/EP0213511B1/en
Priority to EP92115963A priority patent/EP0523750B1/en
Priority to DE3650583T priority patent/DE3650583T2/de
Priority to DE86111301T priority patent/DE3689454T2/de
Publication of JPS62176361A publication Critical patent/JPS62176361A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は光偏向器により光ビームを走査u°シめる光ビ
ーム走査装置に関し、特に詳細には装置全体の小型化、
低コスト化を図ることのできる光ビーム走査装置に関す
るものである。
(発明の技術的背景J3よび先行技術)従来より、光偏
向器によって光ビームを偏向し、走査シート上を相対的
に2次元的に走査せしめる光ビーム走査装置が、各種走
査記録装置、走査読取装置等において広く使用されてい
る。これらの光ビーム走査装置における、光ビームの2
次元的走査は、光ビームを光偏向器により偏向して走査
シート上を主走査せしめるとともに、光ビームと走査シ
ートとを相対的に前記主走査方向と18![!直な副走
査方向に移動させることにより行なわれる。
しかしながら、従来の装置においては、上記副走査を行
なう手段のために装置が大型化する、光学系が複雑で高
価なものとなる等の種々の問題が生じている。以下、第
5図および第6図を参照して従来の光ビーム走査装置の
問題について説明する。
第5図に示ず光ビーム走査装置において、ビーム光源1
01から発せられた光ビーム102は光偏向器である回
転多面鏡103に大割し、回転多面鏡103が矢印へ方
向に回転するのに伴って反射偏向される。回転多面鏡1
03により反射された光ビーム102は、光路上に設け
られた、結像レンズであるfθレンズ104を通過した
後、走査シート105上を矢印B方向に主走査する。前
記走査シート 105は、矢印C方向に回転ザる回転ド
ラム106と、該回転ドラム10G上に設けられた一対
のローラ107△、107Bにより挾持されながら回転
ドラム106が回転するのに伴って前記主走査方向と略
直角な矢印り方向に搬送されることによりaj定走査れ
る。
従って光ビーム102はこのように矢印り方向に搬送さ
れる(副走査される)走査シート 105上を繰り返し
矢印B方向に主走査することによって走査シート 10
5を2次元的に走査する。
しかしながら、上記の装置においては、副走査を走査シ
ート105を移動させることによって行なっでいるが、
副走査中にモータ 108へのn荷変動を極力抑えて副
走査ムラを生じさせないようにするため、図示のように
光ビーム102による走査位置の前接に、走査シート 
105を支持する支持台109.110を配ザるなどし
て、それぞれ走査シート1枚を配することの可能なスペ
ースを設ける必要がある。このため、上記装置において
は、副走査方向に走査シート2枚分以上の長さを有する
スペースが必要となり、装置全体が大型化してしまうと
いう問題がある。また走査シート 105を搬送する回
転ドラム10Gは走査シートを安定して搬送するために
、走査シートの幅よりも大きい幅を有するものとなって
おり、またこの回転ドラム10Gを回転させるモータ 
108がさらに回転ドラムの幅方向にKQ 4ノられて
いるので上記の装置は主走査方向にも大ぎなものとなる
さらに、走査シート105を搬送しつつ、走査シート1
05に高精度な走査を行なうためには、走査シート 1
05を一定速度で正確な方向に高精度に搬送することが
できるようにモータ 108をfIfi密に制御する必
要があり、上記制御の可能な高精度なモータは高価であ
ることから、装置全体のコストが大幅に1胃してしまう
という問題もある。また走査シート105を安定して搬
送するためには前記ローラ107△、107Bは不可欠
であるが、これらのローラ 107A 、  1071
3が設けられていることにより、走査シート105の副
走査方向の両端には走査を行なうことができず、例えば
装置が光ビーム記録装置である場合には両端部をブラッ
クエツジにしたいという要求に応じられない。
このように、副走査を走査シートを搬送することによっ
て行なう光ビーム走査装置には種々の問題点がある。そ
こでこれらの問題点に鑑みて走査シートを移動させずに
副走査を行なう装置も提案されており、以下、第6図を
参照して走査シートが固定されてなる光ビーム走査装置
について説明する。なお、第5図に示した装置と同一の
部分には同一番号を付しその説明を省略する。
第6図に示す装置には、矢印へ方向に回転して光ビーム
 102を反射偏向し、走査シート 111上にa3い
て矢印B方向に主走査を行なわしめる回転多面鏡103
ととらに、矢印C方向に低速度で回ωノし、所定位置に
固定された走査シート111を主走査線が矢印り方向に
移動するように光ビーム102を反射偏向りる副走査用
ガルバノメータミラー 112が設けられている。すな
わら、副走査用ガルバノメータミラー112は、1枚の
走査シートに対して走査を行なう間に、低速度で矢印C
方向に一回回動1yるものであり、光ビーム102は、
前記回転多面u1103と副走査用ガルバノメータミラ
ー 112にJ:り走査シート 111の仝而を2次元
方向に走査けしめられる。副走査用ガルバノメータミラ
ー 112は、1枚の走査シートに対する走査が終了す
ると再び元の位置に戻って次の走査シートに対する走査
に備える。J、た、副走査用ガルバノメークミラー 1
12と走査シート 111の間には結像レンズであるf
θレンズ113が設けられており、このfOレンズ11
3は回転多面鏡103および副走査用ガルバノメータミ
ラー112により等角速度で反11)j偏向される光ビ
ーム102を、平坦な走査シート面上において直線状に
′?rf速で走査せしめる。
ところで上記の装置においては、回転多面鏡103によ
り偏向されて広がった光路をとる光ビーム102を、比
較的小さい副走査用ガルバノメータミラー112の反射
面に入射させるために、−日光ビーム102の光路を集
束させ、この集束位dを経た後再び回転多面鏡103に
よる偏向を再現して広がるように光ビーム102の光路
を調整するリレーレンズ114が設けられている。前記
副走査用ガルバノメークミラー 112は、このリレー
レンズ114により光ビーム102の光路が集束する位
置に配されており、光ビーム102はリレーレンズ11
4によりもれなく副走査用ガルバノメータミラー112
に入射せしめられて偏向される。副走査用ガルバノメー
タミラー112に反射偏向された後、光ビーム102は
前記回転多面鏡103の偏向に対応した角度で再び光路
を広げるので、走査シート 111上においては必要な
長さの主走査線が19られる。
しかしながら、第6図に示す装置には、上記のJ:うに
結像レンズ113の他にリレーレンズ114が設けられ
ているので、光学系が複雑なものとなり、装置の小型化
を十分に達成することができない。
またリレーレンズ114を設けることにより光学素子の
点数が多くなって製造コストが上昇するという問題もあ
る。
(発明の目的) 本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、走
査シートを移動させずに副走査を行ない、走査シートの
移動に伴なう装置の大型化等の種々の問題を解消すると
ともに、高価な光学素子を備えた複a[な光学系を用い
ることなく走査を行なうことににす、装置仝休を一層小
型化し、製造コストを低減することのできる光ビーム走
査装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の光ビーム走査装置は、 ビーム光源から発せられた光ビームの光路上に設(プら
れ、該光ビームを偏向する主走査用光偏向器、 該1走査用光偏向器により(−向された光ビームの光路
−トに設りられた結像レンズ、 該tIII像レンズを通過した光ヒームの光路上に設け
られて反01面により該光ビームを反射するミラーであ
って、前記結像レンズを通過した光ビームの光路を含む
平面または該平面に平行な平面と、該結像レンズの光軸
に垂直な平面との交線をほぼ回動軸として回動する副走
査用ミラー、および該副走査用ミラーの駆動軸と略一致
した中心軸を有する円弧面状に走査シートを保持する走
査シート保持手段を備えたことを第1の特徴とJるもの
である。
づなわら、本発明の光ビーム走査装置においては、走査
シートは走査シート保持手段により固定されているので
、走査シートを搬送して01走査を行なう場合のように
、装置を副走査方向に大きなものとする必要がなくなり
、装置仝休をコンバクhにすることができる。また、主
走査用光偏向器により反射された光ビームは主走査用結
像レンズ通過後、直接副走査用ミラーにより反射されて
副走査されるので、リレーレンズ等を段Uる必要がなく
、光学系が単純、安価なものとなる。イ5お、副走査用
ミラーには、主走査用光偏向器により偏向されて光路の
広がった光ビームが入射するので、光学系の、Q ff
t J=、主走査方向に延びた長尺のミラーであること
がりYましい。
ところで上記のJ:うに本発明の装置においては、走査
シートは走査シート保持手段により円弧面状に保持され
るため、この円弧面の曲率や走査シートの剛性によって
は走査シートが走査シート・保持手段の保持面にうまく
なじまず、保持面から浮き上がってしまうという不都合
の生じることがある。
また、装置に振動等が加わった際に、走査シートが容易
に位置ずれしてしまうと、光ビームによる正確な走査を
行なうことができなくなるという不都合が生じる。そこ
で本発明の装置は、上記不都合を解&l゛るために、前
記走査シートの一部に強磁性体からなる磁性部を形成し
、また前記走査シート保持手段内に、前記磁性部を吸着
して前記走査シートを該走査シート保持手段のシート保
持面上に固定する第1の状態と、前記磁性部の吸着を停
止する第2の状態とに変化可能な磁石を設けたことを第
2の特徴とするものである。
(尖 I71!  態 様) 以下、図面を参照して本発明の実施g3様について説明
する。
第1図は本発明の光ビーム走査装置一実施態様である光
ビーム記録装置の[要を示す斜視図である。
レー脣ア光源1から発せられた光ビーム2は、画(像信
号を出力する画像信号出力回路8から発せられる(fi
 f’3に基づいて変調器駆動回路7により変調される
変調器6に入射して変調された後、矢印へ方向に回転す
る主走査用光偏向器である回転多面鏡3に入射して偏向
される。前記レーザ光源1としてはl−1e −N e
レーデ、Arレーザ等の他に、半導体レーザとビーム整
形光学系が組み合わせられて27ろレーデ光源等が用い
られる。また、半導体シー+1等直接変調を行なうこと
の可能なレーザ光源を用いる場合には、変調器6を光ビ
ーム2の光路中に特に設けずに、レーザ光源を直接制御
して光ビームの変調を行なうこともできる。さらに主走
査用光偏向:梠としては上記回転多面鏡3の他に、ガル
バノメータミラー、音響光学式光偏向器(AOD)等の
他の種類の光偏向器を用いてもよい。
前記回転多面鏡3により偏向された光ビーム2は光路上
に設けられた、fθレンズ等の結像レンズ4を通過した
後、モータ9により駆動されて低速度で矢印C方向に回
動する、主走査方向に延びた長尺のDJ走査用ミラー1
0の反射面10aに入射して反射される。また、この副
走査用ミラー10の下方の、DI走査用ミラー10によ
り反射された光ビーム2の光路上には、写真感光フィル
ム、印画紙等のシート状の記録体(走査シート)5が、
円弧状の保持面11aを有する記録体保持手段11によ
り円弧面状に保持されている。この保持手段11は、例
えば板状物を曲げたり、合成樹脂等を用いて一体成形を
行なうこと等によって形成されたものである。また記録
体5の形成する円弧面の中心軸は前記副走査用ミラー1
0の回動軸とほぼ一致したちのとなっている。
上記のように記録体5が記録体保持手段11上に保持さ
れると、前記回転多面&Jt3により偏向された光ビー
ム2は記録体5上を矢印B方向に主走査する。前記結像
レンズ4は、光ビーム2を記録体5上に収束させると共
に主走査方向に平」■な記録体5上において、前記回転
多面鏡3により略等角速度で偏向された光ビーム2を略
等速で走査せしめるレンズである。また前記副走査用ミ
ラー10は前記結像レンズ4を通過した光ビームの光路
を含む平面または該平面に平行な平面と、結像レンズ4
の光軸に垂直平面との交線をぽぼ回動軸として矢印C方
向に低速度で回動するものであり、望ましくは、反射面
10a上の光ビーム2の反射位置と回動軸とが一致した
ものとなっている。なお、この副走査用ミラー10の回
動軸は、ミラーの17み方向の中心位置等、光ビームの
走査精度上問題とならない範囲内において上記反射位置
からややずれた位置であってもよい。
この副走査用ミラー10は、1枚の記録体5に対して画
像情報の記録を行なう間に、前記矢印C方向に、記録体
仝面を光ビーム2が走査するのに十分な所定角度だ【ノ
回1hするものであり、この副走査用ミラー10の回動
により、光ビーム2が記録体5上に形成する主走査線は
、徐々に矢印り方向に移動せしめられて副走査が行なわ
れる。従って光ビーム2は前記回転多面113と副走査
用ミラー10により、記録体5の全面を2次元的に走査
せしめられる。
上記のように副走査用ミラー10が、所定の速度で所定
の角度だけ回動し、記録体5全面に亘って必要な画像情
報の記録が行なわれると、副走査用ミラー10は前記回
動方向と逆方向に回動する、或いは前記回動方向にさら
に回動して1回転する等して初期位置に戻され、次の記
録体に対する記録に備える。
また、前記記録体保持手段11への記録体5の搬入およ
び搬出を効率よく行なうために、記録体保持手段11の
a1走査方向の両端には搬入ローうおよび搬出ローラが
設けられている。すなわち、第2図に示すように記録体
保持手段11の一端に一対のシート搬入ロー513A、
 13Bを設け、まず記録体5を記録体保持手段11上
に搬入する。次に第1図および第2図に示すように、モ
ータ14により回動駆動される回動軸15に固着され、
保持面11aに形成された移動溝17内を移動可能な記
録体送り出し板16を、矢印E1方向に回動させて記録
体5の後端を押し、記録体保持手段11上の所定の位置
に至るまで記録体5を移動させる。なお、両図に示すよ
うに記録体保持手段11上に記録体5の先端の位置を決
める反射型フォトインタラプタ、リミットスイッチ等の
検出器18を段番ノ、記録体の先端をこれらの検出器に
より検出させれば記録体5の位置を正確かつ容易に決め
ることができる。上記のように記録体5の位置が決めら
れ、その位置において光ビーム2の走査による記録が終
了すると、前記記録体押し出し板16はさらに第2図中
矢印E2方向に回動して記録体5を移動さu1記録休5
は。
記録体保持手段11の他端に設けられたシート搬出ロー
ラ19A、 1’)3に渡され、このシート搬出ローラ
19A、 19[3により搬出される。さらに、第1図
に示すように、記録体5が副走査方向の所定位置に配さ
れた際に、記録体保持手段11の側端に設けられたガイ
ド板24に記録体5を押しつける幅寄せ板25を設けれ
ば記録体5の主走査方向の位置決めも確実に行なうこと
ができる。
このように、本発明の装置においては、記録体5を固定
し、副走査用ミラー10を回動させて光ビーム2を移動
させることにより副走査を行なっているので、記録体側
を移動させる場合に比べ、装置の副走査方向の大ぎさを
半分程度にまで縮少することができる。また、副走査用
ミラー10を、上記実施R様にお番プるように主走査方
向に延びた長尺のものとした場合においても、副走査用
ミラー10の主走査方向の長さは、光ビーム2の入射を
許すのに十分な長さであればよく、記録体上の主走査線
の長さよりも短いもので十分であるので、副走査用ミラ
ー10とモータ9をあわせても、前記記録体保持手段1
1の主走査方向の長さよりも短い長さにすることが十分
可能であり、本発明の装置は主走査方向にもコンパクト
なものとなる。なお、a1走査用ミラー10は、主走査
用光偏向器に十分近接して配することのできる場合には
必ずしも長尺である必要はり【り、またその形状も上述
した回動軸を中心として回動し、光ビーム2の入射を漏
れなく許ずものであれば任意の形状であってよい。
また、副走査用ミラー10を駆動させるモータ9は、負
荷変動等が生じないのでその制御が容易であり、比較的
安価なモータを用いることができる。さらに、シート保
持手段11に保持された記録体5にはその副走査方向の
前端から後端まで光ビームを照射させて記録体全面に記
録を行なうことができるので、記録体の両端をブラック
エツジ(黒くすること)にすることも可能である。
また、本発明の装置においては、上述のように主走査用
光偏向器3により偏向された光ビーム2を全て入射せし
める副走査用ミラー10が設けられているので光ビーム
2の光路を調整するリレーレンズ等を設ける必要がなく
光学系が簡略になり、装置が一層コンパクトなものとな
るとともに、その製造コストを低減させることができる
ところで、上記実施態様の装置においては、上述のにう
に記録体5を保持する記録体保持手段11は、その保持
面11aが円弧状となっており、記録体5は記録体上に
おいて光ビーム2を正確に集束せしめ、高精度な走査を
行なわせるためには、上記保持面11aに沿って正確に
円弧面状に保持されることが必要である。しかしながら
保持面11aの曲率が比較的大きい場合や記録体5の剛
性が強い場合等には、記録体5が保持面11aに沿わず
に浮き上がってしまうという不都合が生じ易く、また記
録体自体に歪みや不規則な湾曲が生じている場合にも記
録体5が局部的に保持面上において変位してしまうとい
う不都合の生じることがある。そこで上記!茸は、上述
のような不都合を解消し、記録体5を保持面11aに沿
って確実に保持させるために、前記記録体5の外周部分
である、画像形成領域外の部分の裏面には、強磁性体か
らなる磁性部5aが形成されており、また前記記録体保
持手段11内の、前記磁性部5aの下方には、複数の永
久磁石20が設けられ、記録体5を保持面11aに吸着
するようになっている。なJj、磁性部5aが記録体5
の画像形成域外に形成されているのは、記録体5に記録
された画像を透過像として観察する際に、磁性部により
画像が覆われないようにするためである。また、前記永
久磁石20は、前記磁性部5aを吸着して記録体5を保
持面11aに吸着する第1の状態と、磁性部5aの吸着
を停止する第2の状態とに変化可能なものとなっている
すなわち、永久磁石20は、支持台21に支持され、第
3図(a)に示すように、記録体5が記録体支持手段1
1に搬入され、前述のような位置決めを行なわれている
間は保持面11aから遠ざけられ、前記磁性部5aに影
響をおよぼさない第2の状態となっている。記録体5の
位置決めが終了すると、永久磁石20は、第3図(h)
に示すように上昇して保持面11aに近接せしめられ、
磁性部5aを吸着する。このように磁性部5aが永久磁
石20により吸着されることにより、記録体5は)1き
上がり等を防止されて確実に保持面11aに沿って円弧
面状に保持され、光ビーム2が記録体上において正確に
集束するので、光ビーム2による高精度な走査を行なう
ことができる。また光ビーム2の走査中に何らかの原因
で記録体5に振動が加わっても、記録体5を安定して保
持することが可能となる。光ビーム2による走査が終了
すると、永久磁石20は第3図<C>に示ずように再び
下降して保持面11aから遠ざかり、磁性部5aの吸着
を停止して記録体5の記録体保持手段11からの搬出を
許す状態となる。
前記磁性部5aは記録体5の画像形成領域外に磁性体を
塗布したり、磁気テープを貼付したりすることにより形
成することができる。また磁性部5aは永久磁石20が
配される部分のみに不連続に形成されてもよく、本実施
態様において示されたちの以外にも任意の部分に形成さ
れることができる。
また、磁性部5aは記録体の裏面以外に、磁石の影響を
受ける範囲内の、記録体5を構成する図示しない他の層
上に形成されてもよい。
なお、上記実施態様においては、磁石として永電磁石が
用いられているが磁石としては電磁石を用いることもで
きる。すなわち、第4図に示ずように、記録体保持手段
11内の保持面11aに接する部分に電源23に接続さ
れた複数の電磁石22を配し、記録体の搬入、搬出およ
び位置決めを行なっている間は電流の印加を停止して電
磁石22による記録体の吸着を行なわないようにし、記
録体5の位置決めが終了して光ビーム2による走査が行
なわれている間は電磁石22に電流を印加して記録体の
吸着を行なうようにしてもよい。
以上、本発明の光ビーム走査装置について、光ビーム記
録装置を例に挙げて説明したが、本発明の装置は、本出
願人により既に提案された、輝尽性蛍光体シートを使用
した放射線画像情報記録再生システム(特開昭55−1
2429号、同56−11395号。
同5G−11397号など)において用いられる放射線
画像情報読取装置等枝々の光ビーム読取装置にも適用す
ることができるものである。なお、光ビーム読取装置に
おいても上述した効果を同じように達成することができ
るものであり、この場合にはr11走査ミラーの回動に
連動して走査シート上を走査シートからの反射光、透過
光1発光光を検出する光検出手段を有する読取手段が走
査線に対向して移動するようにすればよい。
また、読取装置の場合には走査シートの裏面であればそ
の任恩の位置に前述した磁性部を形成してよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の光ビーム走査装置
によれば、走査シートを固定して副走査を行なうことに
より、装置全体を特に副走査方向に小型化することがで
きる。さらに副走査用反射ミラーにより副走査を行ない
、かつ走査シートを円弧面状にしたことにより、装置内
の光学系を簡略化することができ、装置全体の一層の小
型化を図ることが可能となる。また用いられる光学素子
の点数を減らしかつ高価な光学素子を用いる必要をなく
すことができるとともに副走査用のモータを安価なもの
にすることができるので装置の製造コストを大きく低減
させることができる。
さらに、本発明の装置は、走査シートの一部に磁性部を
形成するとともに、走査シート保持手段内に磁石を設け
たことにより、走査シートを円弧面状の保持面に沿って
、確実に保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一尖施態様による光ビーム記録装置の
概要を示す斜視図、 第2図は上記装置への記録体の搬入、搬出の一例を説明
する概略図、 第3図(a)〜(C)は永久磁石を用いた記録体の吸着
を説明する概略図、 第4図は電磁石を用いた記録体の吸着を説明する概略図
、 第5図および第6図は従来の光ビーム走査装置の概要を
示す斜視図である。 1・・・ビーム光源    2・・・光ビーム3・・・
回転多面鏡    4・・・結像レンズ5・・・記録体
      5a・・・磁性部10・・・副走査用ミラ
ー 11・・・記録体保持手段  11a・・・記録体保持
面20・・・永久磁石 22・・・7F1磁石

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ビーム光源から発せられた光ビームを走査シート上
    において主走査方向に走査せしめるとともに、前記光ビ
    ームと前記走査シートとを相対的に前記主走査方向と略
    直交する副走査方向に移動させて前記走査シート上に前
    記光ビームを2次元的に走査せしめる光ビーム走査装置
    において、前記ビーム光源から発せられた光ビームの光
    路上に設けられ、該光ビームを偏向する主走査用光偏向
    器、 該主走査用光偏向器により偏向された光ビームの光路上
    に設けられた結像レンズ、 該結像レンズを通過した光ビームの光路上に設けられて
    反射面により該光ビームを反射するミラーであつて、前
    記結像レンズを通過した光ビームの光路を含む平面また
    は該平面に平行な平面と、該結像レンズの光軸に垂直な
    平面との交線をほぼ回動軸として回動する副走査用ミラ
    ー、および該副走査用ミラーの回動軸と略一致した中心
    軸を有する円弧面状に前記走査シートを保持する走査シ
    ート保持手段を備え、 前記走査シートの一部に強磁性体からなる磁性部が形成
    され、前記走査シート保持手段内に、前記磁性部を吸着
    して前記走査シートを該走査シート保持手段のシート保
    持面上に固定する第1の状態と、前記磁性部の吸着を停
    止する第2の状態とに変化可能な磁石が設けられている
    ことを特徴とする光ビーム走査装置。 2)前記磁石が永久磁石であり、前記シート保持面に近
    接することにより前記第1の状態となり、該シート保持
    面から遠ざけられることにより前記第2の状態となるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光ビーム走
    査装置。 3)前記磁石が、前記シート保持面に近接して配された
    電磁石であり、電流を印加されることにより前記第1の
    状態となり、電流の印加を停止されることにより前記第
    2の状態となることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の光ビーム走査装置。
JP61018591A 1985-08-15 1986-01-30 光ビ−ム走査装置 Pending JPS62176361A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001305939A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Sony Corp 画像記録装置及びホログラム用記録媒体カートリッジ

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