JP2546366Y2 - 露出装置 - Google Patents
露出装置Info
- Publication number
- JP2546366Y2 JP2546366Y2 JP1993004263U JP426393U JP2546366Y2 JP 2546366 Y2 JP2546366 Y2 JP 2546366Y2 JP 1993004263 U JP1993004263 U JP 1993004263U JP 426393 U JP426393 U JP 426393U JP 2546366 Y2 JP2546366 Y2 JP 2546366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- photosensitive layer
- light beam
- width
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/47—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
- B41J2/471—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/024—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original
- H04N1/032—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information reproduction
- H04N1/036—Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information reproduction for optical reproduction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本考案は露出装置、より詳細には
可動感光層上の線に沿って1ドットずつ、少なくとも1
本の光ビームに対して影像方式露出を行なうための露出
装置であって、少なくとも1つの光源と各光ビームを電
子情報で変調する手段とを含む露出装置に係る。
可動感光層上の線に沿って1ドットずつ、少なくとも1
本の光ビームに対して影像方式露出を行なうための露出
装置であって、少なくとも1つの光源と各光ビームを電
子情報で変調する手段とを含む露出装置に係る。
【従来の技術】このような種類の露出装置は、米国特許
第3995110号から周知であり、この特許はレーザ
が供給された電子情報で変調された光線を発するレーザ
プリンタを記載している。変調されたビームはレンズシ
ステムを介して回転式多角形鏡の上に投影されて、この
鏡がビームを感光層に偏向させる。鏡が回転し、同時に
ビームが変調されることによって、ビームが感光層上の
ラインに沿って1ドットずつ書き込んで行く。感光層を
走査方向に対し垂直に移動させることによって、完全な
影像をドット方式で構築することが可能となっている。
多角形鏡の独特な表面には常にいくらか精度の狂いがあ
り、それ故それぞれわずかに異なる回転軸角度をとるこ
とになる。その結果、偏向されたビームは感光層上の正
確に同一の想像線に当たらなくなる。このような偏差は
「ふれ」と呼ばれる。
第3995110号から周知であり、この特許はレーザ
が供給された電子情報で変調された光線を発するレーザ
プリンタを記載している。変調されたビームはレンズシ
ステムを介して回転式多角形鏡の上に投影されて、この
鏡がビームを感光層に偏向させる。鏡が回転し、同時に
ビームが変調されることによって、ビームが感光層上の
ラインに沿って1ドットずつ書き込んで行く。感光層を
走査方向に対し垂直に移動させることによって、完全な
影像をドット方式で構築することが可能となっている。
多角形鏡の独特な表面には常にいくらか精度の狂いがあ
り、それ故それぞれわずかに異なる回転軸角度をとるこ
とになる。その結果、偏向されたビームは感光層上の正
確に同一の想像線に当たらなくなる。このような偏差は
「ふれ」と呼ばれる。
【考案が解決しようとする課題】上述の米国特許第39
95110号においては、多角形鏡と感光層の間でレー
ザビームの中に半円筒形レンズを配置することによっ
て、このふれが減じられている。この既知の装置にはい
くつかの欠点がある。例えば、半円筒形レンズの使用に
よってビームのふれが減少するとは言え、やはりいくら
かは残ることになる。またレンズの位置決めに関して、
像の焦点と最小のふれとの間である最適条件を求める必
要がある。このためには非常に時間のかかる調整プロセ
スが要求されるのである。本考案の目的は、上述の欠点
およびその他の欠点を取り除いた露出装置を提供するこ
とである。
95110号においては、多角形鏡と感光層の間でレー
ザビームの中に半円筒形レンズを配置することによっ
て、このふれが減じられている。この既知の装置にはい
くつかの欠点がある。例えば、半円筒形レンズの使用に
よってビームのふれが減少するとは言え、やはりいくら
かは残ることになる。またレンズの位置決めに関して、
像の焦点と最小のふれとの間である最適条件を求める必
要がある。このためには非常に時間のかかる調整プロセ
スが要求されるのである。本考案の目的は、上述の欠点
およびその他の欠点を取り除いた露出装置を提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】本考案によれば前記目的
は、可動感光層に1ドットずつ像を露出する露出装置で
あって、少なくとも一つの光源と、少なくとも一つの光
源から受取った各光ビームを電子情報で変調する手段
と、光ビームを可動感光層に照射する、多角形鏡、並び
に光源及び多角形鏡の間に位置するレンズシステムの二
つと、可動感光層に近接して配設されており、可動感光
層の移動方向と直交する方向に延伸するスリットを備え
たプレートとを含み、スリットの幅は、スリットの幅方
向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ1/3以上
であり、レンズシステムは、スリット及び多角形鏡の間
で前述の変調されたビームを合焦するように構成されて
おり、可動感光層は合焦された光ビームがスリットを介
して照射され、したがって、前記可動感光層上の同一ラ
インからそれた光ビームの偏差を減少させるように構成
されている露出装置によって達成される。
は、可動感光層に1ドットずつ像を露出する露出装置で
あって、少なくとも一つの光源と、少なくとも一つの光
源から受取った各光ビームを電子情報で変調する手段
と、光ビームを可動感光層に照射する、多角形鏡、並び
に光源及び多角形鏡の間に位置するレンズシステムの二
つと、可動感光層に近接して配設されており、可動感光
層の移動方向と直交する方向に延伸するスリットを備え
たプレートとを含み、スリットの幅は、スリットの幅方
向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ1/3以上
であり、レンズシステムは、スリット及び多角形鏡の間
で前述の変調されたビームを合焦するように構成されて
おり、可動感光層は合焦された光ビームがスリットを介
して照射され、したがって、前記可動感光層上の同一ラ
インからそれた光ビームの偏差を減少させるように構成
されている露出装置によって達成される。
【作用】本考案の露出装置においては、プレートが可動
感光層に近接して配設されるとともに可動感光層の移動
方向と直交する方向に延伸するスリットを備え、レンズ
システムがスリットの前面で変調された光ビームを合焦
するように構成され、かつスリットの幅が、スリットの
幅方向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ1/3
以上であるが故に、光ビームを感光層上で合焦するよう
に構成された一般的な露出装置における欠点、すなわち
回転する多角形鏡の反射面が厳密に均一な平面に研磨さ
れていないときに該多角形鏡の反射面での光ビームの偏
向角度にばらつきが生じ可動感光層へ照射される光ビー
ムの照射角度のばらつきによって可動感光層上での合焦
位置がずれ、光ビームがスリットを介して可動感光層へ
照射されなくなる事態を回避し得、すなわち光ビームの
可動感光層への照射角度に微小の狂いが生じたとしても
光ビームをスリットを介して可動感光層へ照射し得、光
ビームを可動感光層に確実に露出し得る。また,この
際、可動感光層と多角形鏡との間に高価なレンズシステ
ムを設ける必要がない。スリットの幅方向に関して光ビ
ームの寸法の1/2未満かつ1/3以上の細いスリット
を用いることによって、光ビームはふれが生じた場合も
含めて常に少なくとも同一のラインを描くことが、簡単
な手段を用いることで達成されるのである。ビームの焦
点合わせに関する要件もまたこの種のスリットを用いる
ことで減少される。
感光層に近接して配設されるとともに可動感光層の移動
方向と直交する方向に延伸するスリットを備え、レンズ
システムがスリットの前面で変調された光ビームを合焦
するように構成され、かつスリットの幅が、スリットの
幅方向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ1/3
以上であるが故に、光ビームを感光層上で合焦するよう
に構成された一般的な露出装置における欠点、すなわち
回転する多角形鏡の反射面が厳密に均一な平面に研磨さ
れていないときに該多角形鏡の反射面での光ビームの偏
向角度にばらつきが生じ可動感光層へ照射される光ビー
ムの照射角度のばらつきによって可動感光層上での合焦
位置がずれ、光ビームがスリットを介して可動感光層へ
照射されなくなる事態を回避し得、すなわち光ビームの
可動感光層への照射角度に微小の狂いが生じたとしても
光ビームをスリットを介して可動感光層へ照射し得、光
ビームを可動感光層に確実に露出し得る。また,この
際、可動感光層と多角形鏡との間に高価なレンズシステ
ムを設ける必要がない。スリットの幅方向に関して光ビ
ームの寸法の1/2未満かつ1/3以上の細いスリット
を用いることによって、光ビームはふれが生じた場合も
含めて常に少なくとも同一のラインを描くことが、簡単
な手段を用いることで達成されるのである。ビームの焦
点合わせに関する要件もまたこの種のスリットを用いる
ことで減少される。
【実施例】本考案のもつその他の特徴や利点について
も、添付図面を参照しての以下の説明から明白となろ
う。図1は本考案による露出装置を概略的に表わしてい
る。レーザ光源10が単色平行光線を発し、この単色平
行光線が光ビームを電子情報で変調する変調器11にお
いて線12を介して送られるビデオ情報により変調され
る。このビームが後述する多角形鏡15とともに光ビー
ム照射手段を構成するレンズシステム13を介して、矢
印23の方向に回転する多角形鏡15の反射面16に投
影される。反射されたビーム17は感光層21上に衝突
する。感光層21は荷電された電子写真層であり、露出
によって生み出されるその電荷像はトナーを用いて周知
の方法で現像できる。光透過用スリット19を備えたプ
レート20が、感光層の近くにこれと平行に、かつ多角
形鏡15と感光層21との間に配置される。スリット1
9の幅は、例えば80マイクロメータであるが、その他
の幅、望ましくは150マイクロメータ以下のスリット
も使用し得る。光ビーム17はレンズシステム13によ
って、ビームの焦点合わせがスリット19の正面で行な
われるように調整される。こうして光スポット18がス
リット19上に形成され、少なくともスリット幅の方向
において、スリット19の幅より大きくなっている。ス
リット19上の光スポット18の大きさは、ビームの焦
点を異なる場所にすることによって変えることができ
る。多角形鏡15が矢印23の方向に回転すると共に、
光スポット18はスリット19上を、図1で見て右から
左へと移動して行き、線12を介して送られるビデオ情
報に従って、感光層21を1本の線に沿って1ドットず
つ露出する。米国特許第3995110号に記載の方法
によれば、ビーム17は感光層21上に正確に焦点合わ
せされることになっている。多角形鏡15の反射面16
と感光層21の中程との距離が多角形鏡15の反射面1
6と感光層21の側縁部との間の距離に等しくない以
上、この条件はおよそでしか満足されないものである。
従って、ビームを感光層21の中程に焦点合わせした時
には小さな光スポットが形成されるが、ビームが側縁部
に向かって移動するに伴なって次第に大きくなって行
く。本考案による露出装置では、幅を限定するスリット
を用いた結果、露出範囲が常に一定に保たれる。図2は
スリット19を詳細に表わしている。このスリットの幅
は、例えば80マイクロメータであり、線31はこのス
リットの中心を示している。光スポット32の中心はス
リット19の中心と正確に一致している。ふれが生じた
場合、光線の中心はもはや線31と正確に一致せず、例
えば線33と一致する。それに伴なう光スポット34は
まだスリット19の幅全体を包含している。スリット1
9のない場合露出されるであろう投影線37は、その直
線性において、スリットを用いて露出した投影線より相
当変動が大きくなることは明白である。スリット上に投
影されたビームは、そのビームのスリット幅方向でのス
リットにおける寸法がスリットの幅より大きいことを条
件として、いかなる形状でもとることができる。望まし
くは図2のような楕円形のビームを用いるのが良い。例
えば、適当に構成した音響光学変調器を用いてレーザビ
ームを変調すれば、このような楕円形ビームが形成され
る。光ビームは一般的に、光スポットの幅pがスリット
19の幅に対応し、光スポットの長さqがスリット19
の幅の2〜3倍に対応するように調節される。このよう
にして、80×80マイクロメータのドットが書き入れ
られる一方、約100マイクロメータのふれ誤差を補償
することができる。本考案は決してここに記載した実施
態様に制限されるものではない。例えば、1つまたはそ
れ以上のレンズによって感光層上に映写される1つまた
はそれ以上の発光ダイオードアレーから成る露出装置に
も、この細いスリットを用いることができるのである。
米国特許第4107687号に記載されているこの種の
装置は、多数の発光ダイオードのアレーから成り、アレ
ー毎に1つのレンズが備えられて5つの発光ダイオード
から出される光ビームを感光層上に焦点合わせするよう
になっている。これらのアレーおよびレンズは全て、感
光層上に1本の直線がドット式に露出される。従ってこ
れを達成するために大がかりな調節手段が必要となる。
レンズと感光層との間に細いスリットを配置することに
よって、アレーおよびレンズに関する要件は大幅に減少
される。スリット上に入射する光ビームは、既に示した
通り、スリットの幅より大きいものでなければならな
い。このことは例えば、光源の形状寸法を修正する(発
光ダイオードを細長くする)ことによっても達成でき
る。スリットとレンズの間で焦点合わせが行なわれるよ
うにレンズを移動させることによっても、この条件を簡
単な方法で満足できる。光源として陰極線管を用いるこ
とによって、本考案による露出装置の別の実施態様が得
られる。その場合、影像に従って陰極線管上でライン窓
がドット式に励起される。これらのドットはレンズまた
は光ファイバを介して実質的に直接接触している感光層
の上に映写される。陰極線管の励起されたドットはかな
り大きく、このことが露出システムの解像度を制限す
る。感光層の正面に細いスリットを用いることによっ
て、この場合は解像度も増すことになる。プリント幅を
増加させるために、1つ以上の陰極線管を並べて用いた
場合、システムの配列に関して複雑な問題が生じる。全
ての陰極線管がその像形成ラインを、感光層上にある1
本の直線上に映写しなければならないからである。陰極
線管の比較的大きな光ビームと組合せてスリットを用い
ることによって、この配列の問題がそれ程重大でなくな
るのである。
も、添付図面を参照しての以下の説明から明白となろ
う。図1は本考案による露出装置を概略的に表わしてい
る。レーザ光源10が単色平行光線を発し、この単色平
行光線が光ビームを電子情報で変調する変調器11にお
いて線12を介して送られるビデオ情報により変調され
る。このビームが後述する多角形鏡15とともに光ビー
ム照射手段を構成するレンズシステム13を介して、矢
印23の方向に回転する多角形鏡15の反射面16に投
影される。反射されたビーム17は感光層21上に衝突
する。感光層21は荷電された電子写真層であり、露出
によって生み出されるその電荷像はトナーを用いて周知
の方法で現像できる。光透過用スリット19を備えたプ
レート20が、感光層の近くにこれと平行に、かつ多角
形鏡15と感光層21との間に配置される。スリット1
9の幅は、例えば80マイクロメータであるが、その他
の幅、望ましくは150マイクロメータ以下のスリット
も使用し得る。光ビーム17はレンズシステム13によ
って、ビームの焦点合わせがスリット19の正面で行な
われるように調整される。こうして光スポット18がス
リット19上に形成され、少なくともスリット幅の方向
において、スリット19の幅より大きくなっている。ス
リット19上の光スポット18の大きさは、ビームの焦
点を異なる場所にすることによって変えることができ
る。多角形鏡15が矢印23の方向に回転すると共に、
光スポット18はスリット19上を、図1で見て右から
左へと移動して行き、線12を介して送られるビデオ情
報に従って、感光層21を1本の線に沿って1ドットず
つ露出する。米国特許第3995110号に記載の方法
によれば、ビーム17は感光層21上に正確に焦点合わ
せされることになっている。多角形鏡15の反射面16
と感光層21の中程との距離が多角形鏡15の反射面1
6と感光層21の側縁部との間の距離に等しくない以
上、この条件はおよそでしか満足されないものである。
従って、ビームを感光層21の中程に焦点合わせした時
には小さな光スポットが形成されるが、ビームが側縁部
に向かって移動するに伴なって次第に大きくなって行
く。本考案による露出装置では、幅を限定するスリット
を用いた結果、露出範囲が常に一定に保たれる。図2は
スリット19を詳細に表わしている。このスリットの幅
は、例えば80マイクロメータであり、線31はこのス
リットの中心を示している。光スポット32の中心はス
リット19の中心と正確に一致している。ふれが生じた
場合、光線の中心はもはや線31と正確に一致せず、例
えば線33と一致する。それに伴なう光スポット34は
まだスリット19の幅全体を包含している。スリット1
9のない場合露出されるであろう投影線37は、その直
線性において、スリットを用いて露出した投影線より相
当変動が大きくなることは明白である。スリット上に投
影されたビームは、そのビームのスリット幅方向でのス
リットにおける寸法がスリットの幅より大きいことを条
件として、いかなる形状でもとることができる。望まし
くは図2のような楕円形のビームを用いるのが良い。例
えば、適当に構成した音響光学変調器を用いてレーザビ
ームを変調すれば、このような楕円形ビームが形成され
る。光ビームは一般的に、光スポットの幅pがスリット
19の幅に対応し、光スポットの長さqがスリット19
の幅の2〜3倍に対応するように調節される。このよう
にして、80×80マイクロメータのドットが書き入れ
られる一方、約100マイクロメータのふれ誤差を補償
することができる。本考案は決してここに記載した実施
態様に制限されるものではない。例えば、1つまたはそ
れ以上のレンズによって感光層上に映写される1つまた
はそれ以上の発光ダイオードアレーから成る露出装置に
も、この細いスリットを用いることができるのである。
米国特許第4107687号に記載されているこの種の
装置は、多数の発光ダイオードのアレーから成り、アレ
ー毎に1つのレンズが備えられて5つの発光ダイオード
から出される光ビームを感光層上に焦点合わせするよう
になっている。これらのアレーおよびレンズは全て、感
光層上に1本の直線がドット式に露出される。従ってこ
れを達成するために大がかりな調節手段が必要となる。
レンズと感光層との間に細いスリットを配置することに
よって、アレーおよびレンズに関する要件は大幅に減少
される。スリット上に入射する光ビームは、既に示した
通り、スリットの幅より大きいものでなければならな
い。このことは例えば、光源の形状寸法を修正する(発
光ダイオードを細長くする)ことによっても達成でき
る。スリットとレンズの間で焦点合わせが行なわれるよ
うにレンズを移動させることによっても、この条件を簡
単な方法で満足できる。光源として陰極線管を用いるこ
とによって、本考案による露出装置の別の実施態様が得
られる。その場合、影像に従って陰極線管上でライン窓
がドット式に励起される。これらのドットはレンズまた
は光ファイバを介して実質的に直接接触している感光層
の上に映写される。陰極線管の励起されたドットはかな
り大きく、このことが露出システムの解像度を制限す
る。感光層の正面に細いスリットを用いることによっ
て、この場合は解像度も増すことになる。プリント幅を
増加させるために、1つ以上の陰極線管を並べて用いた
場合、システムの配列に関して複雑な問題が生じる。全
ての陰極線管がその像形成ラインを、感光層上にある1
本の直線上に映写しなければならないからである。陰極
線管の比較的大きな光ビームと組合せてスリットを用い
ることによって、この配列の問題がそれ程重大でなくな
るのである。
【考案の効果】本考案の露出装置においては、プレート
が可動感光層に近接して配設されるとともに可動感光層
の移動方向と直交する方向に延伸するスリットを備え、
レンズシステムがスリットの前面で変調された光ビーム
を合焦するように構成され、かつスリットの幅が、スリ
ットの幅方向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ
1/3以上であるが故に、光ビームを感光層上で合焦す
るように構成された一般的な露出装置における欠点、す
なわち回転する多角形鏡の反射面が厳密に均一な平面に
研磨されていないときに該多角形鏡の反射面での光ビー
ムの偏向角度にばらつきが生じ可動感光層へ照射される
光ビームの照射角度のばらつきによって可動感光層上で
の合焦位置がずれ、光ビームがスリットを介して可動感
光層へ照射されなくなる事態を回避し得、すなわち光ビ
ームの可動感光層への照射角度に微小の狂いが生じたと
しても光ビームをスリットを介して可動感光層へ照射し
得、光ビームを可動感光層に確実に露出し得る。また,
この際、可動感光層と多角形鏡との間に高価なレンズシ
ステムを設ける必要がないので、上述の機能を備えた、
露出装置を安価に実現することができる。
が可動感光層に近接して配設されるとともに可動感光層
の移動方向と直交する方向に延伸するスリットを備え、
レンズシステムがスリットの前面で変調された光ビーム
を合焦するように構成され、かつスリットの幅が、スリ
ットの幅方向に関して光ビームの寸法の1/2未満かつ
1/3以上であるが故に、光ビームを感光層上で合焦す
るように構成された一般的な露出装置における欠点、す
なわち回転する多角形鏡の反射面が厳密に均一な平面に
研磨されていないときに該多角形鏡の反射面での光ビー
ムの偏向角度にばらつきが生じ可動感光層へ照射される
光ビームの照射角度のばらつきによって可動感光層上で
の合焦位置がずれ、光ビームがスリットを介して可動感
光層へ照射されなくなる事態を回避し得、すなわち光ビ
ームの可動感光層への照射角度に微小の狂いが生じたと
しても光ビームをスリットを介して可動感光層へ照射し
得、光ビームを可動感光層に確実に露出し得る。また,
この際、可動感光層と多角形鏡との間に高価なレンズシ
ステムを設ける必要がないので、上述の機能を備えた、
露出装置を安価に実現することができる。
【図1】本考案による露出装置の実施例を概略的に表わ
した図である。
した図である。
【図2】図1の露出装置の露出スリットを光ビームに関
連して詳細に示した図である。
連して詳細に示した図である。
10 光源 11 変調器 13 レンズシステム 15 多角形鏡 16 反射面 17 光ビーム 19 スリット 21 感光層 32,34,36 光スポット
Claims (3)
- 【請求項1】 可動感光層に1ドットずつ像を露出する
露出装置であって、少なくとも一つの光源と、前記少な
くとも一つの光源から受取った各光ビームを電子情報で
変調する手段と、前記光ビームを可動感光層に照射す
る、多角形鏡、並びに前記光源及び前記多角形鏡の間に
位置するレンズシステムの二つと、前記可動感光層に近
接して配設されており、前記可動感光層の移動方向と直
交する方向に延伸するスリットを備えたプレートとを含
み、前記スリットの幅は、前記スリットの幅方向に関し
て前記光ビームの寸法の1/2未満かつ1/3以上であ
り、前記レンズシステムは、前記スリット及び前記多角
形鏡の間で前記変調されたビームを合焦するように構成
されており、前記可動感光層は合焦された光ビームが前
記スリットを介して照射され、したがって、前記可動感
光層上の同一ラインからそれた光ビームの偏差を減少さ
せるように構成されている露出装置。 - 【請求項2】 使用される光源がレーザである請求項1
に記載の露出装置。 - 【請求項3】 前記スリットの幅が150μm以下であ
る請求項1又は2に記載の露出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8303470 | 1983-10-10 | ||
NL8303470A NL8303470A (nl) | 1983-10-10 | 1983-10-10 | Belichtingsinrichting. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573620U JPH0573620U (ja) | 1993-10-08 |
JP2546366Y2 true JP2546366Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=19842531
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59197726A Pending JPS6097314A (ja) | 1983-10-10 | 1984-09-20 | 露出装置 |
JP1993004263U Expired - Lifetime JP2546366Y2 (ja) | 1983-10-10 | 1993-02-12 | 露出装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59197726A Pending JPS6097314A (ja) | 1983-10-10 | 1984-09-20 | 露出装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4641950A (ja) |
EP (1) | EP0137559B1 (ja) |
JP (2) | JPS6097314A (ja) |
DE (1) | DE3471861D1 (ja) |
NL (1) | NL8303470A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4692016A (en) * | 1986-03-14 | 1987-09-08 | Fondation Suisse Pour La Recherche En Microtechnique | Process for electrophotographic matrix printing and device for carrying out the process |
EP0324214A1 (en) * | 1988-01-13 | 1989-07-19 | Quanta Labs. Inc. | Method and device for producing full tone images from a video input |
GB8729591D0 (en) * | 1987-12-18 | 1988-02-03 | De La Rue Co Plc | Improvements relating to coloured image generation |
JPH06337366A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-12-06 | Xerox Corp | 電子写真プリンターにおけるラスター出力スキャナのための露光装置 |
US5841464A (en) * | 1995-10-25 | 1998-11-24 | Gerber Scientific Products, Inc. | Apparatus and method for making graphic products by laser thermal transfer |
JP2000313137A (ja) | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | ビーム走査プリンタ |
US7511832B2 (en) * | 2004-10-14 | 2009-03-31 | Nuclear Solutions, Inc. | Specific density detector and optical multiplexer improvement |
US7511831B2 (en) * | 2004-10-14 | 2009-03-31 | Nuclear Solutions, Inc. | Specific density detector |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5666815A (en) * | 1979-11-02 | 1981-06-05 | Nec Corp | Plane scanning mechanism |
JPS5876810A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光ビ−ム走査装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3441668A (en) * | 1966-01-03 | 1969-04-29 | Xerox Corp | High intensity flying spot scanner |
GB1303657A (ja) * | 1969-05-30 | 1973-01-17 | ||
US3995110A (en) * | 1973-12-20 | 1976-11-30 | Xerox Corporation | Flying spot scanner with plural lens correction |
FR2440667A1 (fr) * | 1978-10-31 | 1980-05-30 | Thomson Csf | Dispositif optique de reproduction d'images utilisant une cellule a cristal liquide et telecopieur comportant un tel dispositif |
US4305650A (en) * | 1979-11-15 | 1981-12-15 | Xerox Corporation | Illumination system |
US4355891A (en) * | 1980-03-06 | 1982-10-26 | Xerox Corporation | Reduction of lamp strobing effects in a reproducing apparatus |
JPS56143409A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Laser scanning deflector |
EP0080728B1 (en) * | 1981-11-30 | 1986-04-23 | Hitachi, Ltd. | Light beam printer |
-
1983
- 1983-10-10 NL NL8303470A patent/NL8303470A/nl not_active Application Discontinuation
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59197726A patent/JPS6097314A/ja active Pending
- 1984-09-27 DE DE8484201383T patent/DE3471861D1/de not_active Expired
- 1984-09-27 EP EP84201383A patent/EP0137559B1/en not_active Expired
- 1984-10-01 US US06/655,747 patent/US4641950A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993004263U patent/JP2546366Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5666815A (en) * | 1979-11-02 | 1981-06-05 | Nec Corp | Plane scanning mechanism |
JPS5876810A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光ビ−ム走査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL8303470A (nl) | 1985-05-01 |
JPS6097314A (ja) | 1985-05-31 |
EP0137559A1 (en) | 1985-04-17 |
DE3471861D1 (en) | 1988-07-07 |
US4641950A (en) | 1987-02-10 |
JPH0573620U (ja) | 1993-10-08 |
EP0137559B1 (en) | 1988-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6219168B1 (en) | Single rotating polygon mirror with adjacent facets having different tilt angles | |
US6292285B1 (en) | Single rotating polygon mirror with v-shaped facets for a multiple beam ROS | |
KR100477495B1 (ko) | 광-주사 광학 시스템 및 이를 포함한 이미지-형성 장치 | |
GB1581275A (en) | Flying-spot scanning system | |
US5510826A (en) | Optical scanning apparatus | |
JP2546366Y2 (ja) | 露出装置 | |
US6768505B2 (en) | Method and apparatus for exposing printing forms | |
US6621511B2 (en) | Optical recording apparatus including light-transmitting diffraction grating and multi-channel acousto-optic modulator | |
JP3363218B2 (ja) | 光ビーム走査装置 | |
US4902084A (en) | Optical scanning system | |
JPH1016297A (ja) | レーザプリンタ装置 | |
KR20040100053A (ko) | 광 주사장치 | |
JPH04242215A (ja) | 光走査装置 | |
JPH0618802A (ja) | 光走査装置 | |
JP3804256B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP2002228962A (ja) | 光学素子及びそれを用いた光走査装置 | |
KR920010837B1 (ko) | 레이저 프린터용 홀로그래피 주사장치 | |
JPH0619494B2 (ja) | 光走査装置 | |
JPH0580264A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3141597B2 (ja) | 光学走査装置 | |
JP2550608Y2 (ja) | 走査光学系 | |
JPS6118489Y2 (ja) | ||
JPS6128918A (ja) | レ−ザビ−ム走査装置 | |
JP3324161B2 (ja) | レーザ走査装置 | |
EP1177676B1 (en) | Internal drum scophony raster recording device |