JP2000313137A - ビーム走査プリンタ - Google Patents
ビーム走査プリンタInfo
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/47—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
- B41J2/471—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
- B41J2/473—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 3原色のLEDを光源として利用し、インス
タント写真フィルムを記録材料として使用して電子画像
をプリントアウトする小型軽量、乾電池仕様のビーム走
査プリンタを提供する。 【解決手段】 光源11から射出したRGBの3本の光
は、コリメータレンズ12A、12B、12Cによって
平行光にされ、選択反射面13A、13B、13Cによ
って共通の光軸に合成され、回転多面鏡15によって走
査されてインスタント写真フィルムのシート16上に走
査線17を形成する。走査に伴ってシート16を矢印方
向に搬送して、走査線17を並べた面状の画像を形成す
る。制御回路19は、走査に同期して、走査線17上の
多数の画素の個々のRGBの濃度値に応じてLED11
A、11B、11Cの電流を高速度で制御する。
タント写真フィルムを記録材料として使用して電子画像
をプリントアウトする小型軽量、乾電池仕様のビーム走
査プリンタを提供する。 【解決手段】 光源11から射出したRGBの3本の光
は、コリメータレンズ12A、12B、12Cによって
平行光にされ、選択反射面13A、13B、13Cによ
って共通の光軸に合成され、回転多面鏡15によって走
査されてインスタント写真フィルムのシート16上に走
査線17を形成する。走査に伴ってシート16を矢印方
向に搬送して、走査線17を並べた面状の画像を形成す
る。制御回路19は、走査に同期して、走査線17上の
多数の画素の個々のRGBの濃度値に応じてLED11
A、11B、11Cの電流を高速度で制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光色が異なる複
数のビームスポットを重ねた共通のビームスポットで写
真感材シート等を走査露光して、テレビ信号画像や電子
画像をプリントアウトするビーム走査プリンタに関する
ものである。
数のビームスポットを重ねた共通のビームスポットで写
真感材シート等を走査露光して、テレビ信号画像や電子
画像をプリントアウトするビーム走査プリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭52−52598号公報,特開昭
55−144264号を始めとする多数の文献に、レー
ザービームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)で走査して
感光ベルトや感光ドラムの表面に走査線を書き込む光学
系が示される。これらの光学系は、感光ベルトや感光ド
ラムを走査線と交差する方向に送り移動する機構と共同
して、面状の画像やプリントアウト像を形成する。
55−144264号を始めとする多数の文献に、レー
ザービームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)で走査して
感光ベルトや感光ドラムの表面に走査線を書き込む光学
系が示される。これらの光学系は、感光ベルトや感光ド
ラムを走査線と交差する方向に送り移動する機構と共同
して、面状の画像やプリントアウト像を形成する。
【0003】特開昭58−192015号公報には、複
数本の光ビームを共通の回転多面鏡で走査する光学系が
示される。ここでは、複数の光源のそれぞれにコリメー
タレンズが配置され、平行光をミラーで反射して、複数
の光源の光軸を位置決めしている。
数本の光ビームを共通の回転多面鏡で走査する光学系が
示される。ここでは、複数の光源のそれぞれにコリメー
タレンズが配置され、平行光をミラーで反射して、複数
の光源の光軸を位置決めしている。
【0004】1984年に発行された米国特許4641
950号には、光ビームを光学的に走査して感光性シー
トに走査線を露光する装置が示される。ここでは、感光
性シートの直前にスリットを設けて走査線の幅方向を整
形する。
950号には、光ビームを光学的に走査して感光性シー
トに走査線を露光する装置が示される。ここでは、感光
性シートの直前にスリットを設けて走査線の幅方向を整
形する。
【0005】1989年に発行された米国特許4800
400号には、赤(R),緑(G),青(B)の3原色
の発光ダイオード(以下LED)の出力光を用いて、イ
ンスタント写真フィルムを走査露光するビーム走査プリ
ンタが示される。ここでは、光源部にR,G,BのLE
Dが距離を置いて水平に並べられる。3つのLEDの出
力光は、別々の光軸を通ってインスタント写真フィルム
上で交差して重なり合い、共通のビームスポットを形成
する。そして、共通のビームスポットが、ミラーの往復
運動によってインスタント写真フィルムの全幅を往復し
て主走査される一方、インスタント写真フィルムが主走
査と直角方向に副走査搬送される。このとき、3つのL
EDの電流値は、走査線に沿った多数の画素のR,G,
Bの各濃度値データに基づいて、高周波数で波高を制御
される。かくして、共通のビームスポットがインスタン
ト写真フィルム上を走査する過程で、走査線に沿った多
数の画素が順番に、R,G,Bを同時に露光される。
400号には、赤(R),緑(G),青(B)の3原色
の発光ダイオード(以下LED)の出力光を用いて、イ
ンスタント写真フィルムを走査露光するビーム走査プリ
ンタが示される。ここでは、光源部にR,G,BのLE
Dが距離を置いて水平に並べられる。3つのLEDの出
力光は、別々の光軸を通ってインスタント写真フィルム
上で交差して重なり合い、共通のビームスポットを形成
する。そして、共通のビームスポットが、ミラーの往復
運動によってインスタント写真フィルムの全幅を往復し
て主走査される一方、インスタント写真フィルムが主走
査と直角方向に副走査搬送される。このとき、3つのL
EDの電流値は、走査線に沿った多数の画素のR,G,
Bの各濃度値データに基づいて、高周波数で波高を制御
される。かくして、共通のビームスポットがインスタン
ト写真フィルム上を走査する過程で、走査線に沿った多
数の画素が順番に、R,G,Bを同時に露光される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】回転多面鏡等を用いて
複数本の光ビームを走査して、走査線に沿った画素を複
数の発光色で同時に露光する場合、それぞれの発光色の
ビームスポットの大きさを揃えると同時に、それぞれの
ビームスポットが走査線の端から端まで画素ごとに精密
に重なり合っている必要がある。しかし、別々の光軸を
通る複数本の光ビームをインスタント写真フィルム上で
交差させて共通のビームスポットを形成する場合、それ
ぞれの光軸に専用の光学系を設けると、コスト高を招
き、光学系全体も大型化する。ところが、共通のレンズ
を使用して、何本かの光ビームの光軸を斜めにレンズ貫
通させると、光軸の制御が複雑になり、ビームスポット
の大きさと位置を一致させることや、非球面レンズを採
用して発光色ごとの収差を除去することが困難になる。
複数本の光ビームを走査して、走査線に沿った画素を複
数の発光色で同時に露光する場合、それぞれの発光色の
ビームスポットの大きさを揃えると同時に、それぞれの
ビームスポットが走査線の端から端まで画素ごとに精密
に重なり合っている必要がある。しかし、別々の光軸を
通る複数本の光ビームをインスタント写真フィルム上で
交差させて共通のビームスポットを形成する場合、それ
ぞれの光軸に専用の光学系を設けると、コスト高を招
き、光学系全体も大型化する。ところが、共通のレンズ
を使用して、何本かの光ビームの光軸を斜めにレンズ貫
通させると、光軸の制御が複雑になり、ビームスポット
の大きさと位置を一致させることや、非球面レンズを採
用して発光色ごとの収差を除去することが困難になる。
【0007】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、感光性シート上に形成される複数の発光色のビー
ムスポットの大きさと位置を容易に制御でき、光学系の
小型化、軽量化に有利で、装置の製作コストの削減が可
能なビーム走査プリンタを提供することを目的としてい
る。
ので、感光性シート上に形成される複数の発光色のビー
ムスポットの大きさと位置を容易に制御でき、光学系の
小型化、軽量化に有利で、装置の製作コストの削減が可
能なビーム走査プリンタを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれ発光色が異なり、発光時期およ
び発光強度を独立して設定可能な複数個の光源と、複数
個の光源の出力光を収束して走査用のビームスポットを
形成する収束光学系と、複数個の光源の出力光を光学的
に走査してビームスポットの走査線を形成する走査手段
と、感光性シートを走査線の位置に保持するとともに感
光性シートと走査手段とを走査線と交差する方向へ相対
移動させる相対移動手段と、走査線に沿った多数の画素
の発光色ごとの濃度値に応じてそれぞれの光源の出力を
変化させる制御手段とを有するビーム走査プリンタにお
いて、共通の光軸上で複数個の光源の出力光を混合し
て、感光性シート上でビームスポット位置を重ね合わせ
る混合手段を設けるものである。
に、本発明は、それぞれ発光色が異なり、発光時期およ
び発光強度を独立して設定可能な複数個の光源と、複数
個の光源の出力光を収束して走査用のビームスポットを
形成する収束光学系と、複数個の光源の出力光を光学的
に走査してビームスポットの走査線を形成する走査手段
と、感光性シートを走査線の位置に保持するとともに感
光性シートと走査手段とを走査線と交差する方向へ相対
移動させる相対移動手段と、走査線に沿った多数の画素
の発光色ごとの濃度値に応じてそれぞれの光源の出力を
変化させる制御手段とを有するビーム走査プリンタにお
いて、共通の光軸上で複数個の光源の出力光を混合し
て、感光性シート上でビームスポット位置を重ね合わせ
る混合手段を設けるものである。
【0009】
【作用】本発明のビーム走査プリンタでは、回転多面鏡
等を用いて、発光色の異なる複数本の光ビームを機械的
に走査して、感光性シート上に走査線を描画する。複数
本の光ビームは、感光性シート上に、重なり合った共通
のビームスポットを形成する。ビームスポットが走査さ
れると、走査線に沿って線状の露光領域が形成される。
感光性シートと走査手段の相対移動に伴って、線状の露
光領域が感光性シート上を移動して、必要な面状の露光
を達成する。
等を用いて、発光色の異なる複数本の光ビームを機械的
に走査して、感光性シート上に走査線を描画する。複数
本の光ビームは、感光性シート上に、重なり合った共通
のビームスポットを形成する。ビームスポットが走査さ
れると、走査線に沿って線状の露光領域が形成される。
感光性シートと走査手段の相対移動に伴って、線状の露
光領域が感光性シート上を移動して、必要な面状の露光
を達成する。
【0010】制御手段は、感光性シート上の走査線に沿
った多数の画素を順番に露光する過程で、画素の発光色
ごとに与えられた濃度値に対応して複数個の光源の出力
を制御する。複数個の光源のそれぞれの発光強度、発光
時間、発光回数、またはその組み合わせを用いて画素ご
との露光量が設定される。
った多数の画素を順番に露光する過程で、画素の発光色
ごとに与えられた濃度値に対応して複数個の光源の出力
を制御する。複数個の光源のそれぞれの発光強度、発光
時間、発光回数、またはその組み合わせを用いて画素ご
との露光量が設定される。
【0011】混合手段は、複数個の光源から出力された
光ビームを共通の光軸に重ねて混合する。このとき、そ
れぞれの光ビームをコリメータレンズによって平行光に
した後に、選択反射面によって共通の光軸に重ねれば、
平行光にした以降の発光色ごとの光路長を揃える必要が
ない。ただし、光ビームを厳密な平行光とする必要はな
く、発光色ごとの収束光学系の収差を相殺すべく、コリ
メータレンズや選択反射面の偏向能力を調整して、長波
長側で若干の放射、短波長側で若干の収束としてもよ
い。
光ビームを共通の光軸に重ねて混合する。このとき、そ
れぞれの光ビームをコリメータレンズによって平行光に
した後に、選択反射面によって共通の光軸に重ねれば、
平行光にした以降の発光色ごとの光路長を揃える必要が
ない。ただし、光ビームを厳密な平行光とする必要はな
く、発光色ごとの収束光学系の収差を相殺すべく、コリ
メータレンズや選択反射面の偏向能力を調整して、長波
長側で若干の放射、短波長側で若干の収束としてもよ
い。
【0012】ところで、混合手段が複数個の光源から出
力された光ビームを混合して、共通の一点から放射した
と見なせる放射光を形成した場合、適当なコリメータレ
ンズを用いるだけで、ほぼ完全な平行光を形成できる。
ほぼ完全な平行光は、光軸上の任意の位置に配置した収
束レンズによって、収束レンズの焦点位置に点状に収束
させて必要なビームスポットを形成できる。
力された光ビームを混合して、共通の一点から放射した
と見なせる放射光を形成した場合、適当なコリメータレ
ンズを用いるだけで、ほぼ完全な平行光を形成できる。
ほぼ完全な平行光は、光軸上の任意の位置に配置した収
束レンズによって、収束レンズの焦点位置に点状に収束
させて必要なビームスポットを形成できる。
【0013】複数個の光源として、発光ダイオード(L
ED)を採用した場合、乾電池レベルの電圧で駆動で
き、簡単な電流制御回路によって、精密、高速、かつ再
現性の高い出力調整が可能である。
ED)を採用した場合、乾電池レベルの電圧で駆動で
き、簡単な電流制御回路によって、精密、高速、かつ再
現性の高い出力調整が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照して第1実施例のビー
ム走査プリンタを説明する。図1は第1実施例のビーム
走査プリンタの構成の説明図である。ここでは、3個の
発光ダイオード(以下、LEDとする)11A、11
B、11Cと回転多面鏡(ポリゴンミラー)15を用い
て、インスタント写真フィルムのシート16に赤色
(R),緑色(G),青色(B)の走査線を同時に露光
形成する。
ム走査プリンタを説明する。図1は第1実施例のビーム
走査プリンタの構成の説明図である。ここでは、3個の
発光ダイオード(以下、LEDとする)11A、11
B、11Cと回転多面鏡(ポリゴンミラー)15を用い
て、インスタント写真フィルムのシート16に赤色
(R),緑色(G),青色(B)の走査線を同時に露光
形成する。
【0015】図1に示すように、光源部11には、距離
を隔てて発光色が青(B)のLED11A、発光色が赤
(R)のLED11B、発光色が緑(G)のLED11
Cが配置される。LED11Aから放射されるB放射光
は、上方に配置されたコリメータレンズ12Aに入射し
て平行光に変換される。LED11B、11Cから放射
されるR、G放射光は、それぞれコリメータレンズ12
B、12Cに入射して平行光に変換される。
を隔てて発光色が青(B)のLED11A、発光色が赤
(R)のLED11B、発光色が緑(G)のLED11
Cが配置される。LED11Aから放射されるB放射光
は、上方に配置されたコリメータレンズ12Aに入射し
て平行光に変換される。LED11B、11Cから放射
されるR、G放射光は、それぞれコリメータレンズ12
B、12Cに入射して平行光に変換される。
【0016】全反射面のミラー13Cは、コリメータレ
ンズ12Cから射出されたGの平行光を反射して収束レ
ンズ14へ入射させる。赤い光を反射して緑の光を透過
させる選択反射面13Bは、コリメータレンズ12Bか
ら射出されたRの平行光を反射して、ミラー13Cから
のGの平行光と光軸を一致させる。青い光を反射して赤
および緑の光を透過させる選択反射面13Aは、コリメ
ータレンズ12Aから射出されたBの平行光を反射し
て、選択反射面13BからのR、Gの平行光と光軸を一
致させる。
ンズ12Cから射出されたGの平行光を反射して収束レ
ンズ14へ入射させる。赤い光を反射して緑の光を透過
させる選択反射面13Bは、コリメータレンズ12Bか
ら射出されたRの平行光を反射して、ミラー13Cから
のGの平行光と光軸を一致させる。青い光を反射して赤
および緑の光を透過させる選択反射面13Aは、コリメ
ータレンズ12Aから射出されたBの平行光を反射し
て、選択反射面13BからのR、Gの平行光と光軸を一
致させる。
【0017】なお、ミラー13Cを平面とする一方、選
択反射面13Aにはわずかな凹の球面、選択反射面13
Bにはわずかな凸の球面を設定して、後述する収束レン
ズ14におけるRGBの収差を相殺している。これによ
り、収束レンズ14を経たRGBの光が共通の焦点に収
束する。
択反射面13Aにはわずかな凹の球面、選択反射面13
Bにはわずかな凸の球面を設定して、後述する収束レン
ズ14におけるRGBの収差を相殺している。これによ
り、収束レンズ14を経たRGBの光が共通の焦点に収
束する。
【0018】また、収束レンズ14の手前にマスク14
Rを配置して、収束レンズ14に入射するRGBの光ビ
ームの口径を揃えている。マスク14Rには、選択反射
面13Aに起因して縮小する収束レンズ14へのBの光
ビームの入射口径に対応する開口を形成してある。
Rを配置して、収束レンズ14に入射するRGBの光ビ
ームの口径を揃えている。マスク14Rには、選択反射
面13Aに起因して縮小する収束レンズ14へのBの光
ビームの入射口径に対応する開口を形成してある。
【0019】回転多面鏡15は、矢印方向に回転して、
LED11A、11B、11Cに起源して収束レンズ1
4を経た3本の光ビームを走査する。実線で示した回転
位置では実線で示す光路と走査位置、破線15Aで示し
た回転位置では破線で示す光路と走査位置である。
LED11A、11B、11Cに起源して収束レンズ1
4を経た3本の光ビームを走査する。実線で示した回転
位置では実線で示す光路と走査位置、破線15Aで示し
た回転位置では破線で示す光路と走査位置である。
【0020】収束レンズ14は、回転多面鏡15越し
に、3本の平行光を収束させて、インスタント写真フィ
ルムのシート16の表面高さにRGB共通のビームスポ
ットを形成する。回転多面鏡15は、その1回転につき
6回、LED11A、11B、11Cの出力光を収束し
たビームスポットをシート16上で矢印方向に繰り返し
移動し、その移動ごとに走査線17が形成される。
に、3本の平行光を収束させて、インスタント写真フィ
ルムのシート16の表面高さにRGB共通のビームスポ
ットを形成する。回転多面鏡15は、その1回転につき
6回、LED11A、11B、11Cの出力光を収束し
たビームスポットをシート16上で矢印方向に繰り返し
移動し、その移動ごとに走査線17が形成される。
【0021】インスタント写真フィルムのシート16
は、図示しない搬送機構によって、一定速度で矢印方向
に連続的に搬送される。搬送速度は、1回のビーム走査
ごとに走査線1本分の速度、すなわち、回転多面鏡15
の1回転につき走査線6本分のピッチに相当する速度で
ある。
は、図示しない搬送機構によって、一定速度で矢印方向
に連続的に搬送される。搬送速度は、1回のビーム走査
ごとに走査線1本分の速度、すなわち、回転多面鏡15
の1回転につき走査線6本分のピッチに相当する速度で
ある。
【0022】制御回路19は、回転多面鏡15の回転速
度に同期させて、LED11A、11B、11Cの出力
レベルを高速度に変化させる。回転多面鏡15の1個の
面に対応した1回の走査において、LED11A、11
B、11Cは、走査線上の画素数に相当する回数だけ同
時にパルス発光される。各パルス発光におけるLED1
1A、11B、11Cの駆動電流値は、その瞬間にビー
ムスポットが位置している画素のRGBの各濃度値に対
応した値に制御、設定されている。
度に同期させて、LED11A、11B、11Cの出力
レベルを高速度に変化させる。回転多面鏡15の1個の
面に対応した1回の走査において、LED11A、11
B、11Cは、走査線上の画素数に相当する回数だけ同
時にパルス発光される。各パルス発光におけるLED1
1A、11B、11Cの駆動電流値は、その瞬間にビー
ムスポットが位置している画素のRGBの各濃度値に対
応した値に制御、設定されている。
【0023】第1実施例のビームスキャン型プリンタに
よれば、LEDの優れた特徴を100%活用してインス
タント写真フィルムに電子画像を露光できる。具体的に
言えば、簡単な電流制御回路だけで、幅広い出力ダイナ
ミックレンジと、入/出力の高速追従性と、自在で無限
段階数の出力レベル設定と、入/出力の高い再現性を確
保できる。従って、発色が豊かで色彩再現性の高い写真
画像のプリントアウトが可能である。
よれば、LEDの優れた特徴を100%活用してインス
タント写真フィルムに電子画像を露光できる。具体的に
言えば、簡単な電流制御回路だけで、幅広い出力ダイナ
ミックレンジと、入/出力の高速追従性と、自在で無限
段階数の出力レベル設定と、入/出力の高い再現性を確
保できる。従って、発色が豊かで色彩再現性の高い写真
画像のプリントアウトが可能である。
【0024】また、3個のコリメータレンズ12A、1
2B、12Cによって平行光を形成した後に選択反射面
13A、13B等を用いて光軸を重ね合わせているか
ら、光源11A、11B、11Cの配置(高さ、水平位
置)の自由度、および収束レンズ14以降の光学系の配
置の自由度がともに高まり、ビームスキャン型プリンタ
の小型化を優先した光学系の設計が可能である。
2B、12Cによって平行光を形成した後に選択反射面
13A、13B等を用いて光軸を重ね合わせているか
ら、光源11A、11B、11Cの配置(高さ、水平位
置)の自由度、および収束レンズ14以降の光学系の配
置の自由度がともに高まり、ビームスキャン型プリンタ
の小型化を優先した光学系の設計が可能である。
【0025】また、RGBの平行光を共通の収束レンズ
14で収束してビームスポットを形成するから、RGB
の平行光ごとに収束レンズを設ける場合に比較して必要
な収束レンズの枚数が少なくて済む。
14で収束してビームスポットを形成するから、RGB
の平行光ごとに収束レンズを設ける場合に比較して必要
な収束レンズの枚数が少なくて済む。
【0026】また、共通の収束レンズ14に共通の光軸
でRGBの平行光を垂直に入射させるから、共通の収束
レンズにRGBの光軸の少なくとも2本を斜め入射させ
る場合に比較して、走査線17の全長にわたって、RG
Bのビームスポットの位置と口径が精密に一致し、さら
に、収束レンズ14に非球面レンズを採用してもRGB
のビームスポットの位置と口径の一致が崩れない。
でRGBの平行光を垂直に入射させるから、共通の収束
レンズにRGBの光軸の少なくとも2本を斜め入射させ
る場合に比較して、走査線17の全長にわたって、RG
Bのビームスポットの位置と口径が精密に一致し、さら
に、収束レンズ14に非球面レンズを採用してもRGB
のビームスポットの位置と口径の一致が崩れない。
【0027】また、RGBの光ビームに対する収束レン
ズ14の収差を選択反射面13A、13Bの曲率で相殺
するから、RGBのビームスポットの位置と口径がさら
に精密に一致する。
ズ14の収差を選択反射面13A、13Bの曲率で相殺
するから、RGBのビームスポットの位置と口径がさら
に精密に一致する。
【0028】なお、LEDを光源とする場合、レーザー
を光源とする場合に比較してビームスポットの収束性に
劣るから、図1に示すように、幅100μm程度のスリ
ットを設けた遮光板18をシート16の直上位置に配置
して、走査線の幅方向を整形してもよい。
を光源とする場合に比較してビームスポットの収束性に
劣るから、図1に示すように、幅100μm程度のスリ
ットを設けた遮光板18をシート16の直上位置に配置
して、走査線の幅方向を整形してもよい。
【0029】また、図1には、コリメータレンズ12
A、12B、12Cと収束レンズ14だけを記載してい
るが、回転多面鏡を用いてレーザービーム走査を行う従
来の走査露光装置に応用された種々の光学素子を追加
し、置換してもよい。例えば、図2に示すように、収束
レンズ14Aによって、回転多面鏡15の表面位置で第
1焦点を形成し、回転多面鏡15で反射された放射光を
レンズ14Bで平行光に変換し、さらに収束レンズ14
Cによってビームスポットを結ばせてもよい。収束レン
ズ14A、14BにFシータレンズを採用して、回転多
面鏡15の面位置では垂直方向のみを収束させ、回転多
面鏡15の面倒れ誤差を吸収させてもよい。
A、12B、12Cと収束レンズ14だけを記載してい
るが、回転多面鏡を用いてレーザービーム走査を行う従
来の走査露光装置に応用された種々の光学素子を追加
し、置換してもよい。例えば、図2に示すように、収束
レンズ14Aによって、回転多面鏡15の表面位置で第
1焦点を形成し、回転多面鏡15で反射された放射光を
レンズ14Bで平行光に変換し、さらに収束レンズ14
Cによってビームスポットを結ばせてもよい。収束レン
ズ14A、14BにFシータレンズを採用して、回転多
面鏡15の面位置では垂直方向のみを収束させ、回転多
面鏡15の面倒れ誤差を吸収させてもよい。
【0030】また、第1実施例では、シート16を一定
速度で連続的に搬送する副走査を採用したが、回転多面
鏡15の1つおきの3つの反射面を走査用に利用し、3
つの反射面の中間の反射面が走査位置にある期間に、走
査線ピッチで間欠的にシート16を搬送することによ
り、走査線17の露光期間はシート16の搬送を停止す
る副走査としてもよい。
速度で連続的に搬送する副走査を採用したが、回転多面
鏡15の1つおきの3つの反射面を走査用に利用し、3
つの反射面の中間の反射面が走査位置にある期間に、走
査線ピッチで間欠的にシート16を搬送することによ
り、走査線17の露光期間はシート16の搬送を停止す
る副走査としてもよい。
【0031】また、第1実施例では、LED11A、1
1B、11Cを同時発光してシート16の片道1回の搬
送だけでRGBの露光がすべて完了するようにしたが、
3回の副走査に分けてRGBをそれぞれ独立に露光して
もよい。
1B、11Cを同時発光してシート16の片道1回の搬
送だけでRGBの露光がすべて完了するようにしたが、
3回の副走査に分けてRGBをそれぞれ独立に露光して
もよい。
【0032】図3は第2実施例の光源素子の説明図であ
る。ここでは、放射光の段階でRGBのLEDの光軸を
1つにまとめ、光軸を一致させた後に共通のコリメータ
レンズ22へ入射させる。光源素子25は、図1に示す
光源部11から選択反射面13A、13Bまでの光学系
に置き換えて使用される。光源素子25は、内部にRG
BのLED21A、21B、21Cとこれらの光軸をま
とめる光学系とを封入して1部品化している。
る。ここでは、放射光の段階でRGBのLEDの光軸を
1つにまとめ、光軸を一致させた後に共通のコリメータ
レンズ22へ入射させる。光源素子25は、図1に示す
光源部11から選択反射面13A、13Bまでの光学系
に置き換えて使用される。光源素子25は、内部にRG
BのLED21A、21B、21Cとこれらの光軸をま
とめる光学系とを封入して1部品化している。
【0033】図3に示すように、光源素子25は、共通
端子COMと3本の端子20A、20B、20Cを有す
る。端子20Aと共通端子COMとの間に電流を流せば
GのLED21A、端子20Bと共通端子COMとの間
に電流を流せばRのLED21B、端子20Cと共通端
子COMとの間に電流を流せばBのLED21Cが発光
する。LED21A、21B、21Cの出力光の強度
は、流す電流値の制御を通じて自由に設定可能である。
端子COMと3本の端子20A、20B、20Cを有す
る。端子20Aと共通端子COMとの間に電流を流せば
GのLED21A、端子20Bと共通端子COMとの間
に電流を流せばRのLED21B、端子20Cと共通端
子COMとの間に電流を流せばBのLED21Cが発光
する。LED21A、21B、21Cの出力光の強度
は、流す電流値の制御を通じて自由に設定可能である。
【0034】光源素子25は、光源部24と反射部23
とを一体に接合している。光源部24には、LED21
A、21B、21Cに対応して3段の取り付け面が形成
してあり、LED21A、21B、21Cが透明樹脂で
モールドされている。反射部23は、等しい厚さの3枚
のガラス板にそれぞれミラー23A、選択反射面(ダイ
クロイックミラー)23B、23Cを形成して一体に接
合している。LED21Aの取り付け面の上方にミラー
23A、LED21Bの取り付け面の上方にRの選択反
射面23B、LED21Cの取り付け面の上方にBの選
択反射面23Cがそれぞれ配置される。光源部24の3
段の取り付け面の高さ差は、LED21A、21B、2
1Cからミラー23A、及び選択反射面23B、23C
をそれぞれ経由して光源素子25を射出するまでの光路
長がそれぞれ等しくなるように定めてある。
とを一体に接合している。光源部24には、LED21
A、21B、21Cに対応して3段の取り付け面が形成
してあり、LED21A、21B、21Cが透明樹脂で
モールドされている。反射部23は、等しい厚さの3枚
のガラス板にそれぞれミラー23A、選択反射面(ダイ
クロイックミラー)23B、23Cを形成して一体に接
合している。LED21Aの取り付け面の上方にミラー
23A、LED21Bの取り付け面の上方にRの選択反
射面23B、LED21Cの取り付け面の上方にBの選
択反射面23Cがそれぞれ配置される。光源部24の3
段の取り付け面の高さ差は、LED21A、21B、2
1Cからミラー23A、及び選択反射面23B、23C
をそれぞれ経由して光源素子25を射出するまでの光路
長がそれぞれ等しくなるように定めてある。
【0035】LED21A、21B、21Cからは、そ
れぞれ狭い立体角で放射光が出力される。それぞれの放
射光は、ミラー23Aおよび選択反射面23B、23C
で反射されて光軸を一致させた後に光源素子25から外
へ射出し、共通のコリメータレンズ22によって平行光
に変換される。コリメータレンズ22を射出した平行光
は、図1に示すように、収束レンズ14を経て回転多面
鏡15に入射し、シート16上にRGB共通のビームス
ポットを形成して走査される。
れぞれ狭い立体角で放射光が出力される。それぞれの放
射光は、ミラー23Aおよび選択反射面23B、23C
で反射されて光軸を一致させた後に光源素子25から外
へ射出し、共通のコリメータレンズ22によって平行光
に変換される。コリメータレンズ22を射出した平行光
は、図1に示すように、収束レンズ14を経て回転多面
鏡15に入射し、シート16上にRGB共通のビームス
ポットを形成して走査される。
【0036】第2実施例の光源素子によれば、ミラー2
3A、選択反射面23B、23CとLED21A、21
B、21Cを一体に位置決めして1部品化しているか
ら、図1に示すようにばらばらの部品を利用する場合に
比較して、光学系の設計と組立が容易である。
3A、選択反射面23B、23CとLED21A、21
B、21Cを一体に位置決めして1部品化しているか
ら、図1に示すようにばらばらの部品を利用する場合に
比較して、光学系の設計と組立が容易である。
【0037】また、LED21A、21B、21Cから
出力された放射光の光軸を一致させて共通のコリメータ
レンズ22へ入射させるから、LED21A、21B、
21Cに個別のコリメータレンズを設ける場合に比較し
てレンズ枚数が減り、光学系の全体も小型化される。
出力された放射光の光軸を一致させて共通のコリメータ
レンズ22へ入射させるから、LED21A、21B、
21Cに個別のコリメータレンズを設ける場合に比較し
てレンズ枚数が減り、光学系の全体も小型化される。
【0038】なお、第2実施例では、光源部24に3段
の取り付け面を形成して、LED21A、21B、21
Cからコリメータレンズ22までの距離そのものを一律
に揃えたが、図4に示すように、屈折率の異なる透明材
料を組み合わせて、異なる距離で光路長を揃えてもよ
い。
の取り付け面を形成して、LED21A、21B、21
Cからコリメータレンズ22までの距離そのものを一律
に揃えたが、図4に示すように、屈折率の異なる透明材
料を組み合わせて、異なる距離で光路長を揃えてもよ
い。
【0039】図4に示すように、LED21A、21
B、21Cは、水平な基板上に距離を隔てて配置され、
コリメータレンズ22までの光路に沿った距離はそれぞ
れ異なっている。透明な板材23Eには、発光色が緑の
LED21Aの出力光を反射すべく、全反射のミラー2
3Aが形成される。板材23Fには、発光色が赤のLE
D21Bの出力光を反射して緑の出力光を透過する選択
反射面23Bが形成される。板材23Gには、発光色が
青のLED21Cの出力光を反射して赤、緑の出力光を
透過する選択反射面23Cが形成される。
B、21Cは、水平な基板上に距離を隔てて配置され、
コリメータレンズ22までの光路に沿った距離はそれぞ
れ異なっている。透明な板材23Eには、発光色が緑の
LED21Aの出力光を反射すべく、全反射のミラー2
3Aが形成される。板材23Fには、発光色が赤のLE
D21Bの出力光を反射して緑の出力光を透過する選択
反射面23Bが形成される。板材23Gには、発光色が
青のLED21Cの出力光を反射して赤、緑の出力光を
透過する選択反射面23Cが形成される。
【0040】そして、緑の出力光の光路材24Aは、赤
の出力光の光路材24Bよりも屈折率が低く、赤の出力
光の光路材24Bは、青の出力光の光路材24Cよりも
屈折率が低い。従って、光路材24C、24B、24A
の順に光速が遅くなって、同じ長さでも光路長は、光路
材24C、24B、24Aの順に長くなる。これによ
り、板材23E、23Fの厚み分の光路長を相殺して、
LED21A、21B、21Cからそれぞれコリメータ
レンズ22までの光路長がほぼ等しくなる。
の出力光の光路材24Bよりも屈折率が低く、赤の出力
光の光路材24Bは、青の出力光の光路材24Cよりも
屈折率が低い。従って、光路材24C、24B、24A
の順に光速が遅くなって、同じ長さでも光路長は、光路
材24C、24B、24Aの順に長くなる。これによ
り、板材23E、23Fの厚み分の光路長を相殺して、
LED21A、21B、21Cからそれぞれコリメータ
レンズ22までの光路長がほぼ等しくなる。
【0041】なお、図3、図4に示す選択反射面23
A、23B、23Cについても、図示しない収束レンズ
を経てRGBが共通の焦点を形成するように、反射面に
湾曲を持たせ、その曲率を設定してもよい。
A、23B、23Cについても、図示しない収束レンズ
を経てRGBが共通の焦点を形成するように、反射面に
湾曲を持たせ、その曲率を設定してもよい。
【0042】図5は第3実施例の光源部の説明図であ
る。ここでは、RGB3個のLEDを近接配置した1個
の光源素子38に、コーン型の収束部材37を重ねて疑
似的なRGB点光源を形成している。
る。ここでは、RGB3個のLEDを近接配置した1個
の光源素子38に、コーン型の収束部材37を重ねて疑
似的なRGB点光源を形成している。
【0043】図5に示すように、光源素子38の土台3
6上には、発光色が青のLED31A、赤のLED31
B、および緑のLED31Cがそれぞれ100μmピッ
チで直線配列されている。光源素子38は、端子30A
と共通端子COMとの間に電流を流してGのLED31
A、端子30Bと共通端子COMとの間に電流を流して
RのLED31B、端子30Cと共通端子COMとの間
に電流を流してBのLED31Cを発光させ得る。LE
D31A、31B、31Cに流れ込む電流値を制御し
て、出力光の強度レベルと出力光におけるRGBの割合
を自由に設定可能である。
6上には、発光色が青のLED31A、赤のLED31
B、および緑のLED31Cがそれぞれ100μmピッ
チで直線配列されている。光源素子38は、端子30A
と共通端子COMとの間に電流を流してGのLED31
A、端子30Bと共通端子COMとの間に電流を流して
RのLED31B、端子30Cと共通端子COMとの間
に電流を流してBのLED31Cを発光させ得る。LE
D31A、31B、31Cに流れ込む電流値を制御し
て、出力光の強度レベルと出力光におけるRGBの割合
を自由に設定可能である。
【0044】光源素子38の射出面にコーン型の収束部
材37が接続されている。収束部材37は、屈折率が高
いコア部の表面に一定厚さで屈折率が低いクラッド層を
一体に形成した透明なガラス部材である。収束部材37
の側面は、細長い対数曲線の回転面に形成され、浅くな
めらかなねじり溝37Aを設けてある。
材37が接続されている。収束部材37は、屈折率が高
いコア部の表面に一定厚さで屈折率が低いクラッド層を
一体に形成した透明なガラス部材である。収束部材37
の側面は、細長い対数曲線の回転面に形成され、浅くな
めらかなねじり溝37Aを設けてある。
【0045】収束部材37の入射面37Bは、光源素子
38の射出面に適合させて、直径数mmの平坦面に形成
される。入射面37Bと反対側の射出面37Cは、切断
後に鏡面研磨して、直径数10μmの面に形成される。
38の射出面に適合させて、直径数mmの平坦面に形成
される。入射面37Bと反対側の射出面37Cは、切断
後に鏡面研磨して、直径数10μmの面に形成される。
【0046】LED31A、31B、31Cから射出さ
れたRGB3本の放射光は、入射面37Bから入射して
収束部材37に閉じ込められ、縦横に混合されて射出面
37Cから射出される。射出光は、射出面37Cの口径
以下に根元を縮径されたRGB放射光である。最終的に
必要な100μmのビームスポット径に比較してほぼ1
点とみなせる射出面37Cの口径から放射されるRGB
混合光は、コリメータレンズ35に入射して平行光にさ
れる。
れたRGB3本の放射光は、入射面37Bから入射して
収束部材37に閉じ込められ、縦横に混合されて射出面
37Cから射出される。射出光は、射出面37Cの口径
以下に根元を縮径されたRGB放射光である。最終的に
必要な100μmのビームスポット径に比較してほぼ1
点とみなせる射出面37Cの口径から放射されるRGB
混合光は、コリメータレンズ35に入射して平行光にさ
れる。
【0047】コリメータレンズ35を射出した平行光
は、光路上の任意の位置に配置した収束レンズを経て、
その焦点位置にRGB共通のビームスポットを形成す
る。焦点位置は射出面37Cと光学的に共役な位置関係
となる。
は、光路上の任意の位置に配置した収束レンズを経て、
その焦点位置にRGB共通のビームスポットを形成す
る。焦点位置は射出面37Cと光学的に共役な位置関係
となる。
【0048】第3実施例の光源部によれば、LED31
A、31B、31Cから射出された別々の放射光を収束
部材37に閉じ込め、ほぼ一点と見なせる面積に収束し
て混合状態で放射させるから、収束レンズによってビー
ム走査の光路上に射出面37Cと光学的に共役な位置を
形成すれば、そこに、ほぼ一点とみなせる面積のRGB
で共通なビームスポットを形成できる。
A、31B、31Cから射出された別々の放射光を収束
部材37に閉じ込め、ほぼ一点と見なせる面積に収束し
て混合状態で放射させるから、収束レンズによってビー
ム走査の光路上に射出面37Cと光学的に共役な位置を
形成すれば、そこに、ほぼ一点とみなせる面積のRGB
で共通なビームスポットを形成できる。
【0049】
【発明の効果】本発明のビーム走査プリンタによれば、
複数個の光源の光ビームを共通の光軸に重ねるから、ば
らばらの光軸を扱う場合に比較して、発光色ごとのビー
ムスポットの口径と位置を正確に一致させることが可能
である。そして、コリメータレンズや収束光学系のレン
ズ口径が小さくて済み、最終的に必要なレンズ枚数も削
減できる。従って、走査手段、収束光学系、感光性シー
ト等、筐体内の部品配置の自由度が高まる。これによ
り、ビーム走査プリンタの部品点数を削減して軽量小型
な装置を構成でき、設計、製作のコストも削減される。
複数個の光源の光ビームを共通の光軸に重ねるから、ば
らばらの光軸を扱う場合に比較して、発光色ごとのビー
ムスポットの口径と位置を正確に一致させることが可能
である。そして、コリメータレンズや収束光学系のレン
ズ口径が小さくて済み、最終的に必要なレンズ枚数も削
減できる。従って、走査手段、収束光学系、感光性シー
ト等、筐体内の部品配置の自由度が高まる。これによ
り、ビーム走査プリンタの部品点数を削減して軽量小型
な装置を構成でき、設計、製作のコストも削減される。
【0050】また、発光色が異なる複数のビームスポッ
トの口径と位置が正確に一致するから、発色、階調性、
きめ細かさ、ムラの少なさ、品質の再現性に優れた美し
い画像のプリントアウトが可能となる。
トの口径と位置が正確に一致するから、発色、階調性、
きめ細かさ、ムラの少なさ、品質の再現性に優れた美し
い画像のプリントアウトが可能となる。
【0051】また、複数個の光源から出力された発光色
が異なる光ビームを混合して、ほぼ一点と見做せる面積
から放射させる場合、簡単な光学系で収束させて共通な
ほぼ一点と見做せる面積のビームスポットを形成でき
る。従って、ビーム走査プリンタの部品点数がさらに削
減され、軽量小型な装置をさらに安価に提供できる。
が異なる光ビームを混合して、ほぼ一点と見做せる面積
から放射させる場合、簡単な光学系で収束させて共通な
ほぼ一点と見做せる面積のビームスポットを形成でき
る。従って、ビーム走査プリンタの部品点数がさらに削
減され、軽量小型な装置をさらに安価に提供できる。
【0052】複数個の光源として、発光ダイオード(L
ED)を採用した場合、乾電池レベルの電圧で駆動で
き、簡単な電流制御回路によって、精密、高速かつ再現
性の高い出力調整が可能である。
ED)を採用した場合、乾電池レベルの電圧で駆動で
き、簡単な電流制御回路によって、精密、高速かつ再現
性の高い出力調整が可能である。
【図1】第1実施例のビーム走査プリンタの説明図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の収束光学系の変形例の説明図であ
る。
る。
【図3】第2実施例の光源素子の説明図である。
【図4】第2実施例の光源素子の変形例の説明図であ
る。
る。
【図5】第3実施例の光源部の説明図である。
11 光源部 11A,11B,11C LED 21A,21B,21C LED 31A,31B,31C LED 12A,12B,12C,22,35 コリメータレン
ズ 13A,13B,23B,23C 選択反射面 13C,23A ミラー 14,14A,14B,14C 収束レンズ 15 回転多面鏡 16 シート 17 走査線 14R,18 マスク 19 制御回路 20A,20B,20C,30A,30B,30C 端
子 23E,23F,23G 板材 24A,24B,24C 光路材 36 土台 37 収束部材 37A ねじり溝 37B 入射面 37C 射出面
ズ 13A,13B,23B,23C 選択反射面 13C,23A ミラー 14,14A,14B,14C 収束レンズ 15 回転多面鏡 16 シート 17 走査線 14R,18 マスク 19 制御回路 20A,20B,20C,30A,30B,30C 端
子 23E,23F,23G 板材 24A,24B,24C 光路材 36 土台 37 収束部材 37A ねじり溝 37B 入射面 37C 射出面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 勤 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 高橋 美宣 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 青崎 耕 埼玉県朝霞市泉水3−13−45 富士写真フ イルム株式会社内 (72)発明者 村山 任 宮城県黒川郡大和町松坂平1丁目6番地 富士フイルムマイクロデバイス株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA01 AA10 BA04 BA64 CB71 2H045 AA01 BA24 CA33 CA53 CB41 2H106 AA02 AA12 AA41 AA48 AA76 AB42
Claims (8)
- 【請求項1】 それぞれ発光色が異なり、発光時期およ
び発光強度を独立して設定可能な複数個の光源と、複数
個の光源の出力光を収束して走査用のビームスポットを
形成する収束光学系と、複数個の光源の出力光を光学的
に走査してビームスポットの走査線を形成する走査手段
と、感光性シートを走査線の位置に保持するとともに、
感光性シートと走査手段とを走査線と交差する方向へ相
対移動させる相対移動手段と、走査線に沿った多数の画
素の発光色ごとの濃度値に応じて、それぞれの光源の出
力を変化させる制御手段とを有するビーム走査プリンタ
において、 共通の光軸上で複数個の光源の出力光を混合して、感光
性シート上でビームスポット位置を重ね合わせる混合手
段を設けたことを特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のビーム走査プリンタにお
いて、 前記混合手段は、光源ごとに設けられて発光色ごとの平
行光を形成するコリメータレンズと、特定の発光色成分
の平行光を反射して他の発光色成分の平行光に重ね合わ
せる選択反射面とを有することを特徴とするビーム走査
プリンタ。 - 【請求項3】 請求項1記載のビーム走査プリンタにお
いて、 前記混合手段は、共通の光学部材へ入射するまでの各光
源の光路長を等しくする手段と、共通の光学部材へ入射
するまでの光路上に配置され、特定の発光色成分を反射
して他の発光色成分の光軸に重ね合わせる選択反射面と
を有することを特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載のビーム走査プ
リンタにおいて、 前記選択反射面は、それぞれの発光色に対する収束光学
系の収差を相殺する方向の曲率を持たせた湾曲面に形成
されていることを特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項5】 請求項1記載のビーム走査プリンタにお
いて、 前記混合手段は、複数の光源の出力光を大きな口径の入
射面から入射させて閉じ込め、混合して小さな口径の出
射面から出射させる透明材料の収束部材を有することを
特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項6】 発光色ごとに独立して発光時期および発
光強度を設定可能な赤、緑、青の発光ダイオードと、
赤、緑、青の発光ダイオードの出力光を収束して走査用
のビームスポットを形成する収束光学系と、赤、緑、青
の発光ダイオードの出力光を光学的に走査してビームス
ポットの走査線を形成する走査手段と、写真感材シート
を走査線の位置に保持するとともに、走査線と交差する
方向へ走査手段と写真感材シートを相対移動させる相対
移動手段と、走査線に沿った多数の画素の赤、緑、青の
濃度値に応じて、それぞれ赤、緑、青の発光ダイオード
の出力を変化させる制御手段とを有するビーム走査プリ
ンタにおいて、 少なくとも収束光学系へ入射させる以前に、赤、緑、青
の発光ダイオードの出力光を混合して、写真感材シート
上でビームスポット位置を重ね合わせる混合手段を有す
ることを特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項7】 請求項6記載のビーム走査プリンタにお
いて、前記相対移動手段は、 (1)筐体に位置決めされた走査手段に対して、写真感
材シートを走査線ピッチで間欠的に送る機構、 (2)筐体に位置決めされた走査手段に対して、写真感
材シートを一定速度で連続的に送る機構、のいずれかに
該当することを特徴とするビーム走査プリンタ。 - 【請求項8】 請求項5記載のビーム走査プリンタにお
いて、 写真感材シートの片道の相対移動ごとに異なる発光色の
ビームスポットを走査することにより、片道3回以上の
相対移動を経て、写真感材シート全体の必要な露光を完
了させることを特徴とするビーム走査プリンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122474A JP2000313137A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ビーム走査プリンタ |
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Applications Claiming Priority (1)
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