JPS62176257A - ドアホンの呼出音検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 ホームオートメ−シコンの一環として使用されているド
アホンの呼出音検出装置に関するものである。

く従来技術〉 従来のドアホン装置は屋外の呼出釦を押動することによ
り屋内に設置したブザー或はチャイムが鳴動すると共に
玄関先にあるテレビカメラで来訪者の映像を捕らえ、こ
れを屋内側のドアホン鋭器の傍らにあるモニターテレビ
によって映像として映し出すと同時に、屋内ｉこおいて
該モニターテレビの映像を見ながら室内マイクロホン並
びに受話器又はスピーカによって屋外と通話交信するよ
うに構成したものが最も代表的である。

又、この他に屋内における各室間同士で通話したりする
為に設けたインターホン￥を置かある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記従来例においてドアホン装置とドアホン室
内装置からなる通話装置と、室内部思量同士で行う通話
装置とが同時に併設された場合、問題となるのは、イン
ターホンの実使用による呼出音なのか或はドアホンの実
使用（即ち来訪者）で呼出音が発生したのか判然としな
い誤報がある。

そこで本発明においては、ドアホンからの呼出音である
ことを決定付ける情報処理をすることにより外米者か或
は室内同士のインターホンの使用かを判断することによ
り、上記従来装置の欠点の改善を図ることを目的とする
。

く問題点を解決する為の手段〉 騒音レベルが一定値以上あって、ある定めた時間以上持
続したことを検出する回路と、呼出音がＦＭ変調信号音
であることをｔｑ断する回路とからなる。

く作用〉 騒音のレベルとその持続時間を検出する回路の出力と、
呼出音の音質を判断する回路からの出力とが共に”Ｈ”
レベルで取り出された時のみ呼出音であるＷ表示動作す
る。

〈実施例〉 以下、本発明について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、先ず騒音レベルとその持続時間を検出する回
路は、室内に設置したドアホン親画の付近、即ち、屋外
ドアホンからの呼出音をキャッチ出来る位置に設置した
呼出音検出用のマイクロホン１と、増幅回路２と、シュ
ミット回路３と、リトリガブルワンショツトマルチ回路
４と、ＣＲ回路５及びフンパレータ６とによって構成さ
れ、又呼出音のＦＭ変調信号音であるか否かをｉ！ｑ断
する回路は、前記シュミット回路３からの信号を受けて
処理するＦＭ復調器８と、ワンショットマルチ回路７と
、アナログスイッチ９及びコンパレータ１０とからなり
、前記騒音レベル並びに持続時間検出回路の出力とＦＭ
変調信号音判断回路からの出力とを同時に受けて出力す
るアンド回路１１とで構成される。

次に上記構成の動作について述べると、ドアホンからの
呼出音をマイクロホン１によってキャッチした時、これ
を電７ｃ信号に変換し、増幅回路２に送り、波形Ｓ２の
ように拡大された信号波形を得る。そして波形Ｓ２はシ
ュミット回路３を通過する時波形Ｓ３のように矩形波に
変換され、そして該シュミット回路３には騒音レベルが
９０［ｄｂ１以上の信号に対してのみ上記矩形波が出力
されるようなヒステリシスをもたせている。従って、ド
アホンからの呼出音がドアホン親画（室内器）の付近で
は騒音レベルが９０［ｄｂ１以上あり、又普通の会話音
が６０［ｄｂｌであるのに比べて大きな値を示し、更に
ドアホン親器本体に、ハンドセットをかける場合の衝撃
音は前記呼出音検出用のマイクロホンの傍らにある為、
その値としては大きいが持続時間が１０［ｍＳ］である
などの実情から見で、騒音レベルが９０［ｃｌｂｌに満
たない騒音レベルに対しては前記シュミット回路３を通
過せずカットされることになる。そして、９０［ｄｂ１
以上の騒音のみが矩形波としてリトリガブルワンショツ
トマルチ回路４に入力されＳ、の波形となる。即ちドア
ホンからの呼出音の振動数は３００［Ｈｚ１以上である
為にリトリガブルワンショツトマルチ回路４でのパルス
の時間幅を３．３１ａＳ］に設定されており、従って３
００［Ｈｚ１以上の振動音が入力されると該リトリガブ
ルワンショツトマルチ回路４がらはＳ、の信号波形でＩ
］”レベルとなって出力される。そしてこの”トＩ″ル
ベルの出力はＣＲ回路５に入力されるが、この時Ｓ、が
Ｌ″からＨ”に変化する時はＣＲ回路５の時定数でコン
デンサＣ１が充電され、又Ｓ、が”Ｈ”から”Ｌ″に変
化する時はダイオードＤ、を通ってコンデンサＣ１から
一挙に放電するから該ＣＲ回路５の出力はＳ５の波形と
なってフンパレータ６の非反転端子へ入力され、該コン
パレータ６の反転端子側は負電圧−Ｖが供給され、前記
Ｓ４のＨ”の状態で２００［＋＊Ｓ１以上持続したコン
パレータ６の出力がＳ、波形となる。即ち前述したよう
に騒音レベルが高い場合でも衝撃音のように短時間で消
失するものを除いて２００［ｎＳ１以上に亘るものにつ
いてはＳ６のようにＬ”レベルの出力としてアンド回路
１１に供給される。

又、他方ではその呼出音がドアホンからの信号音である
か否かを判定するが、ドアホンからの呼出音はＦＭ変調
信号音であり、インターホンにおける呼出音は通常音で
あることからその音質の判別の為に前記シュミット回路
３から取り出された信号Ｓ、を、ＦＭ復調器８へ導き、
その周波数に応じたレベルをＳ、のように−ｍ調して取
り出し、アナログスイッチ９を経てフンパレータ１０の
非反＠端子に入力するが、それは該アナログスイッチ９
によって制御される。

そこで、前記リトリガブルワンショツトマルチ回路４で
発生した信号Ｓ、を更に別のワンショットマルチ回路７
に入力することにより、該ワンショットマルチ回路７か
ら出力される信号はＳ、の立ち上がりと同期の立ち上が
りをもって、一定時間幅ｔだけ”トＩ″レベルを保って
パルス状信号Ｓ７として取り出される。

即ち、音が入力された最初の一部時間ｔだけＨ”レベル
となってアナログスイッチ９を’ＯＮ”状態となし、こ
こで前記ＦＭ復調器８から出力された信号Ｓ６を通過さ
せて、フンパレータ１０に入力される。

次に該コンパレータ１０の反転端子側には信号Ｓ８を抵
抗Ｒ，を介して印加すると共にその一部をＶＤＤに供給
するようにしており、該アナログスイッチ９がＯＦＦ状
態においては一定時間以上、音の周波数が低下すると信
号Ｓ、のレベルが下がり、コンパレータ１０からの出力
は”Ｈ”レベルとなって信号Ｓ１゜として取り出される
ようにしている。

このようにしてＦＭ変調の信号音である場合には出力を
″Ｈ″レベルとなし、変調音でない場合には”Ｌ″レベ
ル出力とすることによりドアホンからの呼出音か或はイ
ンターホンでの呼出音であるかを判別する。

そして、前記信号Ｓ、と共に８１゜をアンド回路１１へ
入力したとき、両信号ＳＩ、＋Ｓ＋ｏが共に”Ｉ］”レ
ベルで入力された時のみ、該アンド回路１１からの出力
信号がＳ　Ｉ　１となりこれを例えば音響的或は視覚的
表示手段等の入力とすることによりドアホンからの呼出
音であることを判断しようとするものである。

このようにして検出用のマイクロホン１によってキャッ
チした音が一定値以上の騒音レベルを示し、且つ一定時
間以上持続すると共に、その音の質がＦＭ変調音である
か否かを調べることにより確実にドアホンからの呼出音
と、そうでない場合の識別が可能である。

〈発明の効果〉 本発明は以上のようになる為に室内に設けたインターホ
ン同士の呼出音であるか或はハンドセットをドアホン親
器本体やインターホン本体に掛けた時の衝撃音によって
誤動作することなく、確実にドアホンからの呼出音とそ
の他の場合との識別ができる。

しかも最近一般家庭において種々のホームオートメーシ
３ン分野のｍ器が設置されるようになって米なので、こ
うした場合にも誤認混同を回避する際、有効な装置であ
るなど優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の要部を示すブロック図、第２図
は、同上各ブロックにおける信号波形を示す図である。 １・・・マイクロホン　　、２・・・増幅回路３・・・
シェミット回路　、 ４・・・リトリ〃プルワンシａットマルチ回路、５・・
・ＣＲｆｊｌ路、６＊１０・・・コンパレータ７・・・
ワンシミツトマルチ回路、 ８・・・ＦＭ復調器　、９・・・アナログスイッチ１１
・・・アンド回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、騒音レベルとその騒音の持続時間とがある一定値以
   上であるか否かを検出する回路と、該騒音の質がＦＭ変
   調音であるか否かを判断する回路とからなり、両回路か
   ら同時に“Ｈ”レベルの出力が得られた時呼出音として
   識別するようにしたことを特徴とするドアホンの呼出音
   検出装置。