JPS62175648A - 気体の温度濃度測定方法 - Google Patents

気体の温度濃度測定方法

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JPS62175648A
JPS62175648A JP1902386A JP1902386A JPS62175648A JP S62175648 A JPS62175648 A JP S62175648A JP 1902386 A JP1902386 A JP 1902386A JP 1902386 A JP1902386 A JP 1902386A JP S62175648 A JPS62175648 A JP S62175648A
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JP
Japan
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gas
temperature
concentration
measured
measuring
Prior art date
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JP1902386A
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English (en)
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Kazuo Hiramoto
平本 一男
Toshiyuki Yamamoto
俊行 山本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発振波長可変の赤外半導体レーザを光源にし
た赤外分光法を用いた気体の温度濃度同時測定方法に関
するものである。
(従来の技術) 金属や半導体の精練反応或いは燃焼装置内の燃焼反応等
における各種気体の温度や濃度を測定することは、反応
過程の解明或いは最適反応させるための制御にとって非
常に重要である。
従来、これらの反応中の気体の温度濃度を測定するため
の第1の方法は、被測定気体を吸引可能、収集可能な装
置(以下「サンプリング装置」と云う)で吸引、収集し
、このうちの前記サンプリング装置で吸引された被測定
気体は熱電対により温度が測定され、また、収集された
被測定気体はガスクロマトグラフ等の定量分析装置によ
り被測定気体に含まれる成分の同定と濃度測定が行なわ
れるというものである。
また、第2の方法としては前記サンプリング装置を使用
しない方法もある。すなわち、被測定気体の温度測定の
場合、一般に精練、燃焼反応は高温であり熱放射光を伴
なうため、被測定気体の熱放射光から温度を知る放射測
温と呼ばれている方法である。また、被測定気体の濃度
測定の場合、被測定気体が特定波長の赤外光を吸収し、
しかも吸収率が被測定気体の濃度とある一定の関係があ
ることを利用して、赤外分光法による濃度を測定する方
法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の方法では以下に述べるよ
うな問題がある。
先ず第1の方法は、反応中の被測定気体の温度について
は吸引時に同時に測定可能であるが、濃度については被
測定気体を収集した後、ガスクロマトグラフ等の定量分
析装置で測定するまでに温度、圧力等の条件が変化する
ことは避けられず、例えば高炉中の一酸化珪素(Sin
)、シリコン精製炉中のモノシラン(S i H)など
、ある温度、圧力等の条件以外では、発生しないかある
いは発生しても濃度が異なるような被測定気体の場合に
は正確な濃度測定は困難である。
次に第2の方法は、反応中の被測定気体の温度濃度の同
時測定は原理的には可能であるが、放射測温の場合、被
測定気体の放射率は非常に小さく正確に知ることは極め
て困難であるため、正確な温度測定は困難である。また
赤外分光法による濃度測定の場合、一般に赤外分光測定
器の光源は黒体炉等の熱源をフィルタを使用して所望の
波長の赤外光を抽出しているため、赤外光のパワーが小
さく、精練反応、燃焼反応のように高温で熱放射を伴な
う反応中の被測定気体では測定のS/N比が低くなり、
正確な濃度測定は困難である。
本発明は上記したような従来方法にあった問題を解決し
、被測定気体の温度濃度を吸引、収集することなく同時
に測定できる方法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、駆動電流を掃引することで発振波長の掃引が
可能な赤外半導体レーザを用いた分光測定法により気体
の温度濃度を測定する方法であって、被測定気体の分子
を形成する原子間結合によって定まる特徴的な吸収線を
含む特定範囲の赤外レーザ光を前記被測定気体に入射せ
しめ、該赤外レーザ光の透過率を測定して実測吸収線の
透過率曲線を求め、前記被測定気体の温度、濃度と吸収
線の透過率曲線との関係を用いてこの透過率曲線が前記
実測吸収線の透過率曲線に合致する様に温度、濃度を最
適化することで前記被測定気体の温度、濃度を同時に測
定することを要旨とする気体の温度濃度測定方法である
(作   用) 本発明は、被測定気体中に、半導体レーザから発生させ
た特定範囲の波長の赤外光を入射させ、その透過率から
前記被測定気体の温度濃度を同時に測定する方法である
ため、温度、圧力等が限定させた条件でしか発生しない
か或いは発生しても濃度が異なるような被測定気体の場
合でも正確な測定が可能になる。
また、本発明は光源に大きなパワーのある半導体レーザ
を用いるために、強い熱放射光を伴なう高温の被測定気
体についても正確な測定が可能になる。
(実 施 例) 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明する
第1図は本発明方法を実施するための気体の温度濃度同
時測定装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
すなわち、半導体レーザlは例えば特開昭58−124
932号公報に開示されているところの駆動電流を掃引
することで発振波長の掃引可能な赤外発光素子である。
また、温度制御器3は、前記半導体レーザ1を目的の波
長で発振させるために素子の温度を安定させるものであ
る。電流制御器2は、半導体レーザ1を発振させるため
第2図(イ)に示す如く電流を連続的に掃引する。この
電流制御器2はデータ処理部11によって制御される。
電流制御器2によって掃引された駆動電流は半導体レー
ザ1を発振させ、第2図(ロ)に示す如く発振波長が連
続的に掃引される。半導体レーザlからのレーザ光は送
光用光学系4を経て被測定気体6に入射され、被測定気
体6を透過したレーザ光は受光用光学系7を経て分光器
8に入射される。分光器8は、第2図(ロ)に示した波
長λ1からλ2までのレーザ光のみを選択的に透過させ
る。この時、従来の赤外分光測定器では光源として黒体
炉等の熱源にフィルタを使用していたが、本発明では光
源として半導体レーザを用いているため非常に狭い波長
範囲で大きなパワーの赤外光を発生することができ、波
長λ、からλ2までに含まれるレーザ光以外の熱放射光
に対しS/N比の良い測定が可能である。
分光器8を通ったレーザ光は光電変換器9に入射され電
気信号に変換される。そして、光電変換器9の出力信号
は増幅器10で増幅された後データ処理部11に入力さ
れる。以上の光路を測定用光路、測定用光路を経たレー
ザ光を測定光、出力された信号を測定信号と呼ぶ。
一方、送光用光学系4からのレーザ光の一部はハーフミ
ラ−5で反射されて参照用光学系12を経て分光器8に
入射され、測定光と同様に波長λ、からλ2までのレー
ザー光のみを選択透過させ、光電変換器14に入射され
て電気信号に変換される。光電変換器14の出力信号は
増幅器15で増幅された後データ処理部11に入力され
る。
以上の光路を参照用光路、参照用光路を経たレーザ光参
照光、出力された信号を参照信号と呼ぶ。
以下、図面に従って本発明に係る気体の温度濃度同時測
定方法を述べる。先ず半導体レーザ1を目的の波長λ、
からλ2まで発振させるように温度制御器3および電流
制御器2で制御する=このとき目的の波長で半導体レー
ザ1が発振していることを確認するためには、被測定気
体6の代わりに、被測定気体6とほぼ同じ波長領域で吸
収し、その吸収波長が既知の気体(以下「リファレンス
ガス」と云う)を測定用光路に挿入することで可能であ
る。
次にハーフミラ−5で分けられた測定光、参照光はデー
タ処理部11にそれぞれ測定信号、参照信号として入力
される。データ処理部11では、これら測定信号と参照
信号とから測定光の透過率が演算される。またデータ処
理部11は電流制御器2から掃引電流値を入力される。
そして、第2図(イ)(ロ)に示す半導体レーザ1の掃
引電流と発振波長との関係から、掃引電流値からデータ
処理部11では半導体レーザ1の発振波長が演算される
。演算された透過率と発振波長との関係を第3図に示す
第3図に示す如く、被測定気体を透過した測定光は特定
の波長λ。の近傍で吸収され、透過率は小さくなる。こ
の曲線を透過率曲線と呼ぶ。この時の透過率曲線Tは、 T=exp (−αL)・・・■ ただし、αLは吸収強度。
で与えられる。吸収強度αLは、例えば金属、半導体精
練炉内や燃焼装置内の如く圧力の比較的高い系内ではロ
ーレンツ曲線で近似され、・・・■ ただし、ρ、T、P、S、△iz%はそれぞれ被測定気
体の濃度、温度、圧力、線強度、半値幅であり、Lは被
測定気体中の測定用光路の光路長、No 、To 、P
 o 、はそれぞれ標準状態における単位体積中の分子
数、温度、圧力であり、Tは波数、Toは吸収の中心波
数である。
また波数とは波長の逆数である。
で与えられる。前記第0式における線強度Sはあらかじ
め既知の温度、濃度、圧力で被測定気体を測定し求める
。半値幅T〃は、 ・・・■ ただし、γは既知の圧力係数、Mは被測定気体の分子数
である。
で与えられる。前記000式より、被測定気体の圧力P
を測定すれば、温度と濃度以外はすべて既知の値で透過
率曲線は表ねさる。
しかして、データ処理部11で温度と濃度とをパラメー
タとした最小自乗近似を行ない、実測した透過率曲線と
、最小自乗近似で求めた透過率曲線との誤差が最小にな
る温度と濃度を求めるのである。以上が赤外分光法を用
いた本発明に係る気体の温度、濃度同時測定方法である
第4図は、高炉内における一酸化珪素(以下[5iOJ
と云う)の温度、濃度を測定する装置にこの発明を適用
したものである。鉄鋼の製造工程では、高炉から出銑さ
れる溶銑中に含まれる珪素(以下rS iJと云う)が
次の製鋼工程での端線条件に大きな影響を与えるととも
に、製銑−製鋼工程の製造コストにも影響を与える。こ
の溶銑中のStは、スラグに含まれる二酸化珪素(以下
「5iOzJと云う)が高炉内でSiOと言う中間生成
物を介して溶銑中に移行すると考えられており、溶銑へ
のSiの移行を解明し、溶銑中のSi成分の制御をする
ためには、高炉内でSiOの温度、濃度を測定すること
が非常に重要である。
第4図に従って、本発明方法によるSiOの温度濃度測
定方法について述べる。同図において第1図と同一部分
はあるいは相当部分は同一番号で示し、説明を省略する
。20は高炉の送風羽口、21は羽口レンガ、22は羽
口から送風されることによって形成されるレースウェイ
、23は挿入ランス、31は送風支官である。なお、図
中送風装置、挿入ランス23の冷却機構は省略している
半導体レーザ1からのレーザー光は、SiOの温度、濃
度測定のため波長8μm付近で発振させるように温度制
御器3、電流制御器2を制御させる。
測定光は、挿入ランス23を経てレースウェイ22内の
SiOにより吸収され、受光用光学系7を経て分光器8
に入射する。分光器8では、波長8μm±0.005μ
mの光のみを選択透過させ、高温のレースウェイから熱
放射光を除去する。そして、分光器8を透過した光は、
光電変換器9で電気信号に変換され、増幅器10で増幅
された後データ処理部11に入力される。参照信号につ
いても、第1図と同様にしてデータ処理部11に入力さ
れる。データ処理部では、SiOの透過率曲線を演算し
、前記最小自乗近似により、SiOの温度、濃度が求め
られる。なお、第5図は、挿入ランス23の構成を示し
たものである。すなわち、焦点距離の等しい放物面鏡2
4.25.26を距離ff1tだけ離して配置し、それ
ぞれを冷却水27で冷却する。送光用光学系4から入射
した測定光は、放物面鏡24.25.26で多重反射し
、受光用光学系7に入射する。第5図で、2Iで示した
部分はレースウェイ22の外部にある部分の長さであり
、lzで示した部分はレースウェイ22の内部にある部
分の長さである。ここで、多重反射の回数をN回とする
と、レースウェイ22内部の光路長に対するレースウェ
イ外部の光路長の比Rは、 で与えられる。しかして、高炉に適用する挿入ランス2
3のa、 、l、をそれぞれ1200鶴、1000 *
vrとし、多重反射回数を100回とすると光炉長比R
は、 で与えられる。また、パージ配管28により、レースウ
ェイ22の外部にある部分は赤外吸収に影響を及ぼさな
いN z 、A r等の不活性気体を用い、SiOをパ
ージする。従ってレースウェイ22の内部にあるSiO
の温度濃度を測定するために、レースウェイ22の外部
の光路の影響をほとんど受けない。なお、29.30は
赤外光を透過する材質で作られた窓である。
(発明の効果) 以上説明した如く、本発明の半導体レーザを光源にした
赤外分光法による気体の温度濃度同時測定方法によれば
、金属、半導体の精練反応或いは燃焼装置内の燃焼反応
等における気体の温度、濃度を吸引、収集することなく
反応中の状態のまま同時に測定することが可能になる。
また、本発明方法は従来の赤外分光測定器と異なって半
導体レーザが光源であるため非常に狭い波長範囲で大き
なパワーの赤外光を発生することが可能となり、強い熱
放射光を伴なう被測定気体についてもS/N比が良く正
確な測定が可能である等、益するところ大なる発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための測定装置の一実施
例の構成を示すブロック図、第2図(イ)は半導体レー
ザを発振させるために掃引する電流値の次回との関係図
、(ロ)は(イ)の電流を掃引した時の半導体レーザの
発振波長と時間との関係図、第3図は透過率と発振波長
との関係図、第4図は高炉内におけるSiOの温度、濃
度を測定する装置に本発明を適用したときの説明図、第
5図は挿入ランスの構造を示した図面である。 1は半導体レーザ、2は電流制御器、3は温度制御器、
4は送光用光学系、6は被測定気体、7は受光用光学系
、8.13は分光器、9.14は光電変換器、11はデ
ータ処理部。 特許出願人  住友金属工業株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動電流を掃引することで発振波長の掃引が可能
    な赤外半導体レーザを用いた分光測定法により気体の温
    度濃度を測定する方法であって、被測定気体の分子を形
    成する原子間結合によって定まる特徴的な吸収線を含む
    特定範囲の赤外レーザ光を前記被測定気体に入射せしめ
    、該赤外レーザ光の透過率を測定して実測吸収線の透過
    率曲線を求め、前記被測定気体の温度、濃度と吸収線の
    透過率曲線との関係を用いてこの透過率曲線が前記実測
    吸収線の透過率曲線に合致する様に温度、濃度を最適化
    することで前記被測定気体の温度、濃度を同時に測定す
    ることを特徴とする気体の温度濃度測定方法。
JP1902386A 1986-01-29 1986-01-29 気体の温度濃度測定方法 Pending JPS62175648A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006207892A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Takuma Co Ltd 炉内ガス測定装置およびこれを備えた燃焼炉
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CN103411919A (zh) * 2013-07-03 2013-11-27 安徽建筑大学 建筑火灾早期特征气体的多组分同时监测系统及方法

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