JPS62175473A - オキサゾ−ル誘導体の製造法 - Google Patents

オキサゾ−ル誘導体の製造法

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JPS62175473A
JPS62175473A JP1618386A JP1618386A JPS62175473A JP S62175473 A JPS62175473 A JP S62175473A JP 1618386 A JP1618386 A JP 1618386A JP 1618386 A JP1618386 A JP 1618386A JP S62175473 A JPS62175473 A JP S62175473A
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Kanji Meguro
寛司 目黒
Takeshi Fujita
剛 藤田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は結糖・脂質低下作用を有する化合物の合成中間
体として有用な新規オキサゾール化合物の製造法に関す
る。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは先に優れた血糖・脂質低下作用を有する下
記一般式(8)で表わされる新規化合物の合成に成功し
た。本発明は、その合成中間体の一製造法を提供しよう
とするものである。
[問題を解決するための手段] 本発明は、一般式 [式中、R1は閉環条件下において影響を受けない有機
残基を、R2は低級アルキル基を示す。コで表わされる
化合物を閉環反応に付すことを特徴とする特許 [式中、R1およびR2は前記と同意義であり、R3は
保護されていてもよいホルミル基を示す。コで表わされ
るオキサゾール誘導体の製造法に関するものである。
一般式中、R1で示される閉環条件において影響を受け
ない有機残基とは化合物(1)から化合物(n)に導び
くときの閉環反応の条件下において反応に関与しない有
機残基を意味し、炭化水素残基。
複素環残基のいずれでもよい。炭化水素残基としては、
脂肪族炭化水素残基、脂環族炭化水素残基。
脂環族−脂肪族炭化水素残基、芳香脂肪族炭化水素残基
、芳香族炭化水素残基があげられ、該脂肪族炭化水素残
基としては、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル。
5ee−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル
ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル、イソへキシル
、ヘプチル、オクチルなど炭素数1〜8の飽和脂肪族炭
化水素残基、たとえばエチニル、l−プロペニル、2−
プロペニル、l−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニ
ル、2−メチル−1−プロペニル。
l−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル。
4−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ヘキ
セニル、3−ヘキセニル、2.4−へキサジェニル、5
−へキセニル、1−へブテニル、l−オクテニル、エチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル、l−ブチニル
、2−ブチニル、3−ブチニル、l−ペンチニル。2−
ペンチニル、3−ペンチニル。
4−ペンチニル、l−へキシニル、3−へキシニル。
2.4−へキサジェニル、5−へキシニル、l−へブチ
ニル、l−オクテニルなど炭素数2〜8の不飽和脂肪族
炭化水素残基が、該脂環族炭化水素残基としてはたとえ
ばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘプチルなど炭素数3〜7の飽和
脂環族炭化水素残基および1−シクロペンテニル、2−
シクロペンテニル、3−シクロペンテニル、l−シクロ
ヘキセニル、2−シクロへキセニル、3−シクロへキセ
ニル。
l−シクロヘキセニル、2−シクロへブテニル、3−シ
クロへブテニル、2.4−シクロヘプタジェニルなどの
炭素数5〜7の不飽和脂環族炭化水素残基が、脂環族−
脂肪族炭化水素残基としては上記脂環族炭化水素残基と
脂肪族炭(1,水素残基とが結合したもののうち、炭素
数が4〜9のもの、たとえばシクロプロピルメチル、シ
クロプロピルエチル、シクロブチルメチル、シクロペン
チルメチル。
2−シクロペンテニルメチル、3−シクロペンテニルメ
チル、シクロヘキシルメチル、2−シクロへキモニルメ
チル。3−シクロへキモニルメチル。シクロヘキシルエ
チル、シクロへキシルプロピル、シクロヘプチルメチル
、シクロへブチルエチルなどが、芳香脂肪族炭化水素残
基としては、たとえばベンジル、フェネチル、l−フェ
ニルエチル、フェニルプロピル、2−フェニルプロピル
、l−フェニルプロピルなど炭素数7〜9のフェニルア
ルキル。
α−ナフチルメチル、α−ナフチルエチル、β−ナフチ
ルメチル、β−ナフチルエチルなど炭素数11〜13の
ナフチルアルキルが、芳香族炭化水素残基としてはたと
えば、フェニル、ナフチル(α−ナフチル、β−ナフチ
ル)などがあげられる。複素環残基は環を構成する原子
として炭素以外にN、O,Sから選ばれたlないし3を
含む5または6員環であって炭素を介して結合する基で
あり、その具体例としてはたとえばチェニル(2−チェ
ニル、3−チェニル)、フリル(2−フリル、3−フリ
ル)、ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル)、チア
ゾリル(2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾ
リル)。
オキサシリル(2−オキサシリル、4−オキサシリル、
5−オキサシリル)などの複素芳香環基、ピペリジニル
(2−ピペリジニル、3−ピペリジニル。
4−ピペリジニル)、ピロリジニル(2−ピロリジニル
、3−ピロリジニル)1モルホリニル(2−モルホリニ
ル、3−モルホリニル)、テトラヒドロフリル(2−テ
トラヒドロフリル、3−テトラヒドロフリル)などの飽
和複素環基があげられる。
ごれら炭化水素残基、複素環残基はその任意の位置に置
換基を有していてもよい。R1に脂環族基を含む場合ま
たはRIが飽和複素環基の場合、その環上(N原子を含
む)には炭素数l〜3の低級アルキル基(例、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル)を1〜3個有してい
てもよい。R1に芳香族炭化水素基を含む場合またはR
I IJ<複素芳香環基の場合、その環上(複素原子は
含まない)には同一または異なって1〜4個の置換基を
有していてもよく、該置換基としてはたとえばハ・ロゲ
ン(フッ素、塩素、ヨウ素)、シアノ、トリフルオロメ
チル、低級アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシなど炭素数1〜4の
もの)、低級アルキル(例、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチルなど炭素数1〜4のもの)、低
級アルコキシカルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニルなど)、低級
アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、イソプロピルチオなど炭素数1〜3のもの)など
があげられる。
R2で示される低級アルキル基としては、たとえばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、 5ec−ブチル、t−ブチル、ペンチル。
ヘキシルなど炭素数1〜6のものがあげられるが、炭素
数1〜4のものが好ましく、炭素数1〜3のものが最も
好ましい。
R3で示される保護されたホルミル基として子、アセチ
ル基を示す。)で表わされる基を意味する。
本閉環反応は通常脱水剤の存在下に行われる。
脱水剤としてはたとえば無水酢酸、硫酸、オキシ塩化リ
ン、五塩化リン、ポリリン酸、ポリリン酸エステルなど
があげられるが無水酢酸と硫酸を併用するのが好ましい
。本反応は必要により不活性溶媒(例、ベンゼン、トル
エン、キシレン、ジクロルメタン、クロロホルムなど)
を用いて行ってもよいが、無水酢酸を溶媒として兼用し
てもよい。反応温度は通常20〜100℃である。無水
酢酸と硫酸を併用する場合それらの使用量は、化合物(
I)1モルに対し無水酢酸を3〜30モル、硫酸を1〜
3モル用いるのが好ましい。
本反応において無水酢酸、オキシ塩化リン、5塩化リン
を用いる場合には目的とする一般式(II)で示される
化合物の他に一般式 [式中の記号は前記と同意義]で表わされる化合物が生
成することがある。この場合、無水酢酸を用いた場合は
Xがアセトキシである化合物が、またオキシ塩化リンま
たは5塩化リンを用いた場合はXが塩素原子である化合
物が得られる。その場合は必要により加水分解して(I
I)とすることができる。この場合(I[[)を必ずし
も単離する必要はなく、(II)と(I[I)の混合物
のまま加水分解反応に付し、全部を(n)に導びいた後
に単離してもよい。この加水分解反応は、通常溶媒中、
酸またはアルカリを用いて行われる。かかる溶媒として
はメタノール、エタノール、プロパツール、2−プロパ
ツールなどのアルカノール類、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタンなどのエーテル類などがあ
げられ、酸としては塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸
が、アルカリとしては水酸化ナトリウム。
水酸化カリウムなどがあげられる。反応は通常的0°〜
40℃で進行するが、反応促進のためさらに加熱して行
ってもよい。
本発明において原料化合物として用いられる化合物(1
)はたとえば、下式で示される方法によって製造するこ
とができる。
(以下余白) [式中、R’およびR′は旧記と同意義であり、Yは)
゛ロrン原子、プルキルヌルキニルオキシ基tたはアリ
ールスルホニルオキシ基を、R3は低級アルキル基を示
す。] Xで示されるハロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素
が、アルキルスルホニルオキシ基としてはたとえばメチ
ルスルホニルオキシ基、エチルスルホニルオキシ基が、
アリールスルホニルオキシ基としては例えばフェニルス
ルホニルオキシ基、p−トリールスルホニルオキシ基な
どがあげられる。Xとしてはヨウ素が最も好ましい。R
3で示される低級アルキル基はR2で示される低級アル
キル基と同様なものがあげられる。
化合物(1)を化合物(3)に導びく反応は化合物(1
)と化合物(2)を反応させることにより行われる。こ
の反応は通常溶媒中塩基の存在下に行なわれ、かかる溶
媒の例としては、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタ
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、メタノール、エタノール、プロパツール、イソプ
ロパツール、フタノール、t−ブタノールなどが、塩基
の例としてはナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド、カリウムt−ブトキシド、水素化ナトリウム、ナ
トリウムアミド、炭酸カリウムな−どがそれぞれの例と
してあげられる。反応温度は約り℃〜約150℃、好ま
しくは約lθ℃〜約100℃2反応時間は通常約1時間
〜約24時間である。また(2)の使用量は(1)1モ
ルに対し通常1から1.5モルである。
(2)のXがヨウ素の場合は最も反応性に優れ、好まし
い結果を与えるが、Xがヨウ以外の場合は反応系に(2
)1モルに対し0.1〜1モル量のヨウ化ナトリウムま
たはヨウ化カリウムを加え、反応を促進させることが望
ましい。
化合物(3)から化合物(4)へ導びく反応は化合物(
3)を加水分解することにより行われる。この加水分解
反応はアルカリおよび水の存在下に容易に行うことがで
き、必要により溶解補助のため適宜の溶媒を加えて行な
うことができる。かかる溶媒としてはメタノール、エタ
ノール、プロパツールなどのアルカノール類が最も好ま
しい。アルカリとしては水酸化ナトリウムまたは水酸化
カリウムが好ましく、その使用量は化合物(3月モルに
対し通常約2〜約5モル、好ましくは約3〜約4モルで
ある。また反応温度は約00C〜約100℃。
好ましくは約り0℃〜約80℃1反応時間は通常的0,
5時間〜約IO時間である。
化合物(4)を化合物(5)へ導びく反応は化合物(4
)を脱炭酸反応に付すことによって行われる。
この脱炭酸反応は適当な溶媒中で容易に進行し、反応温
度は約308C〜約120℃、好ましくは約り0℃〜約
110℃である。溶媒としてはメタノール、エタノール
、プロパツール、イソプロパツール、ブタノール、イソ
ブタノール、5ec−ブタノール。
L−ブタノール、メトキシエタノール、エチレングリコ
ールなどのアルコール類、ジクロルメタン、クロロホル
ム、酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、アセ
トニトリル、ピリジン、酢酸、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシドあるいはこれらの混合物などがあ
げられる。また本反応は触媒量の酸の存在下に行なうと
、さらに反応が円滑に進行する場合がある。か\る酸と
しては例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸1p−
トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスル
ホン酸などがあげられる。
なお本脱炭酸反応は極めて容易に進行し、化合物(3)
の加水分解で得られる化合物(4)の粗生成物中にも、
すでにいく分か化合物(5)が含まれるので、必ずしも
化合物(4)を単離精製する必要はなく、化合物(4)
の粗生成物を使って連続的に本反応を行う方が、より経
済的であり好ましい場合が多い。
化合物(5)を化合物(1)に導びぐ反応は化合物(5
)と化合物(6)とを反応させることによって行われる
。この反応は塩基の存在下に行なうのが好ましく、かか
る塩基としてはピリジン、トリエチルアミン、N−メチ
ルモルホリンなどが好ましい。
また反応促進、収率向上のために触媒量(0,01〜0
.1モル当量)の4−ジメチルアミノピリジンを加える
と、さらに反応は有利に進行する。反応は通常的lO℃
〜100℃で過剰の化合物(6)または塩基を溶媒とし
て行われるが、反応に不活性な溶媒(例、ベンゼン、ト
ルエン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ
エタン、ジクロルメタン、クロロホルム、ジメチルホル
ムアミドなど)中で行ってもよい。化合物(6)の使用
量は化合物(5月モルに対して通常4〜12モル、塩基
の使用量は3〜10モルである。
[発明の効果] 本発明の目的化合物(II)は新規化合物で医薬の合成
中間体、とくに下記一般式(8)で表わされる化合物の
合成中間体として有用である。
[式中の記号は前記と同意義] すなわち(n)とチアゾリジンジオン(7)とを反応さ
せることにより(8)が製造できる。本反応は通常溶媒
中で適当な塩基の存在下に行われる。かかる溶媒−塩基
の系としては例えばアルカノール(例、メタノール、エ
タノール、プロパツール、2−プロパツール、ブタノー
ル、イソブタノール、2−メトキシエタノールなど)、
ジメチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシド、スルホラン、アセトニトリル、
ジオキサン、ジメトキシエタン、酢酸などの溶媒と、ア
ミン類(例、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ピ
ペラジン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ト
リエチルアミンなど)、ナトリウムアルコキシド(例、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなど)、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水素化ナトリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウムなどの塩基のうちから適宜
に選択された系が用いられる。化合物(7)は(II)
1モルに対して通常1〜5モル、好ましくは1.5〜3
.0モルを用いる。塩基の使用量は(7)1モルに対し
0.01〜3.0モル、好ましくは0.1〜1.0モル
である。本縮合反応は通常的00〜150℃、好ましく
は約20°〜ioo℃で行われる。
化合物(8)はそのチアゾリジン環に酸性窒素を有する
ので塩基との塩を形成する。かかる塩基塩としては、例
えばナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カル
シウム塩などの金属塩があげられる。
一般式(8)で表わされる化合物は実験例に示されると
おり、優れた血糖低下作用および脂質低下作用を有する
化合物(8)は哺乳動物(たとえばマウス、ラット。
イヌ、ネコ、サル、馬1人)に対し、優れた血糖および
血中脂質低下作用を示し、毒性は急性、悪念性毒性とも
に低い。したがって、チアゾリジンジオン誘導体(8)
は人の高脂血症、糖尿病およびそれらの合併症の治療に
有用である。投与方法は通常たとえば錠剤、カプセル剤
、散剤、顆粒剤などとして経口的に用いられるが、場合
によって4よ注射剤。
坐剤、ペレットなどとして非経口的に投与することもで
きる。糖尿病あるいは高脂血症治療剤として用いる場合
、成人−人につき通常1日0.01mg−10mg/ 
kgを経口的に、0. 005mg〜l Omg/ k
gを非経口的に投与力することができ、この量を1日1
回または週に2〜4回間けつ的に投与するのが望ましい
[実施例] 実施例I (1)2−ベンゾイルアミノマロン酸ジエニル(4,4
5g)のジメチルホルムアミド(40d)溶液中に、水
冷下かき混ぜながら60%油性水素化ナトリウム(0,
64g)を徐々に加えた。室温で10分間かき混ぜた後
、4−(2−ヨードエトキシ)ベンズアルデヒド(4,
0g)のジメチルホルムアミド(10ne)溶液を滴下
し、さらに7時間かき混ぜた。反応液に水を加え、エー
テルで抽出した。
有機層を水洗、乾燥(MgSO,)後、溶媒を留去し、
残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製した。酢
酸エチル−ヘキサン(1:4)溶出部から2−ベンゾイ
ルアミノ−2−[2−(4−ホルミルフェノキシ)エチ
ルコマロン酸ジェニルを無色の油状物として得た。収量
4.30g(69,4%)。
NMR(CDC1,)δ: 1.29(6H,t、J=
7.5Hz)、3.04(21,t、J= 6.0H2
)、4.0−4.5(6H,m)、6.87(2H,d
、J=9.0tTz)、7.3−7.9(7H,n+)
、7.78(28,d、J= 9Hz)、9.86(I
H,s)。
(2X1)で得た油状物(3,65g)、エタノール(
20d)、2N水酸化ナトリウム(20d)の混合物を
室温で3時間かき混ぜた後、反応液に水を加えてから2
N塩酸で酸性として酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し乾燥(MgSO,)後、溶媒を留去し
て得られた油状物をピリジン(20d)に溶解し、10
0℃で15分間かき混ぜた。反応液中に無水酢酸(10
d)及び4−ジメチルアミノピリジン(0,1g)を加
え、更に100℃で20分間かき混ぜた。反応液を水中
に注ぎ、1時間かき混ぜた後酢酸エチルで抽出した。何
機層を希すン酸水溶液1重ソー水、水の順で洗浄し、乾
燥(MgSO,)後溶媒を留去し、残留物をシリカゲル
クロマトグラフィーで精製した。酢酸エチル−ヘキサン
(1:1)溶出部から4−(3−ベンゾイルアミノ−4
−オキソペントキシ)ベンズアルデヒドを結晶として得
た。アセトン−ヘキサンから再結晶。無色針状晶。m+
)  117−118℃。収量1.37g(49,3%
)。
元素分析値 CIe H1m N 04として計算値 
C,70,14: H,5,89,N、4.30実測値
 C,70,31; H,5,86,N、4.42(3
)4−(3−ベンゾイルアミノ−4−オキソペントキシ
)ベンズアルデヒド(1,30g)の無水酢酸(10d
)溶液中に、かき混ぜながら濃硫酸(0,11d)を滴
下した後、これを90℃で更に1時間かき混ぜた。反応
液を減圧下に濃縮し、水を加え炭酸カリウムで中和後エ
チルエーテルで抽出した。有機層を水洗、乾燥(MgS
 04)後、溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィーで精製した。酢酸エチル−ヘキサ
ン(3ニア)溶出部から得られた油状物(目的物とその
ジアセチル体との混合物)をエタノール(10d)と2
N塩酸(10+d)の混合物に溶解し、室温で2時間か
き混ぜた後、析出した結晶をろ取した。水及びヘキサン
で洗浄し、エチルエーテル−ヘキサンから再結晶するこ
とにより4−[2−(5−メチル−2−フェニル−4−
オキサシリル)エトキシ]ベンズアルデヒドを無色針状
晶として得た。収量0.96g(78,2%)。mp8
3.5−85℃。
元素分析値 C+sHI?N O3として計算値 C,
74,25,H,5,57,N、4.56実測値 C,
74,0(、H,5,35,N、4.59実施例2〜9 実施例1と同様にして表1の化合物を製造することがで
きる。
表  1 参考例1 4−[2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾ
リル)エトキシコベンズアルデヒド(5,0g)。
2.4−チアゾリジンジオン(3,8g)、ピペリジン
(0,32g)及びエタノール(100歳)の混合物を
5時間還流下にかき混ぜた。冷浸、析出した結晶をろ取
し5−(4−[2−(5−メチル−2−フェニル−4−
オキサゾリル)エトキシコペンジリデン)−2,4−チ
アゾリジンジオン(5,1g。
76.8%)を得た。クロロホルム−エタノールから再
結品。無色針状晶。mf)213−2J4℃元素分析値
 CHH+5HtO+Sとして計算値 C,65,01
,H,4,46,N、6.89実測値 C,64,81
,H,4,55,N、6.78参考例2〜9 参考例1と同様にして表2の化合物を得た。
(以下余白) 表2 実験例 参考例で製造した2、4−チアゾリジンジオン誘導体(
8)のマウスにおける血糖及び脂質低下作用を下記に示
す。
[実験法] 被験化合物を粉末飼料(CE −2,日本タレア)に0
.001%及び0.005%混合し、KKAyマウス(
雄性、8〜lO週令、1群5匹)に自由に4日間与えた
。この量水は自由に与えた。血液を眼窩静脈そうから採
血し、血糖値をグルコースオキシダーゼ法により、また
血漿トリグリセリド(TG)値は酵素法により生成する
グリセロールをC1eantech  T G −Sキ
ット(ヤトロン)を用いて定量することによりそれぞれ
測定した。それぞれの値は下式を用いて計算した。結果
を表3に示す。
比率のため構造類似の既知化合物についてのデータも併
記する。
(楽物非投与n) 表3 を−検定    ”  P<0.05 ″″ P<0.02 毫”  P<0.01 ”” p<o、oot 1)5−[1−(1−メチルシクロへキシルメトキン)
]−]ベンジルー2.4−チアゾリジンノオン結果] 表3から明らかなように、本発明の方法で製造される化
合物(It)を原料としてすられる化合物(8)は、統
計学的に有意な、強い血糖及びTG低下作用を示したが
、対照化合物C4g1itaZOneは本実験の用量で
は有意な作用を示さなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は閉環条件下において影響を受けない有
    機残基を、R^2は低級アルキル基を示す。]で表わさ
    れる化合物を閉環反応に付すことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^1およびR^2は前記と同意義であり、R
    ^3は保護されていてもよいホルミル基を示す。]で表
    わされるオキサゾール誘導体の製造法。 2)閉環反応を無水酢酸の存在下に行う特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。
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