JPS62175266A - アクスルエンドのジヨイント構造 - Google Patents

アクスルエンドのジヨイント構造

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JPS62175266A
JPS62175266A JP61016691A JP1669186A JPS62175266A JP S62175266 A JPS62175266 A JP S62175266A JP 61016691 A JP61016691 A JP 61016691A JP 1669186 A JP1669186 A JP 1669186A JP S62175266 A JPS62175266 A JP S62175266A
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seal
knuckle
axle
axle end
joint structure
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アクスルエンドのジヨイント構造に関し、
特に、操舵装置付の駆動車軸におりるアクスルエンドの
ジヨイント構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、全輪駆動車等に使用されるリジッドタイプの操舵
装置付の駆動車軸には、その関節部への異物侵入防止の
ため球面部に対して防塵用のシールが設置されている。
このようなアクスルエントのジヨイント構造としては、
例えば、特開昭56−24226号公17上ば記載され
ているようなものがある。上記公報に開示されている従
動操縦軸について、第6図を参照して説明する。
第6図において、この従動操縦軸は3個の互いに分解可
能な構成部品から成る。これら構成部品は差動装置に連
結するシャンク軸71と、等速ジヨイント72と、ボス
または遊星ユニットの内部太陽歯車(図示省略)の駆動
用の操縦軸74とである。等速ジヨイント72は、シャ
ンク軸71に取付けられた球面状外部継手部材75及び
操縦軸74に取付けられた内部継手部材77から成る。
ベロー73は等速ジヨイント72の内室を密封している
。ベロー73は等速ジヨイント72の外部継手部材75
に取外し自在に固定されており、ベロー73の首部76
が緊密であるけれども、操縦軸74に軸方向移動自在に
接触している。ベロー73が軸方向において残留応力を
有し、その軸方向最大長さに適応されている。また、ベ
ロ−73を備える等速ジヨイント72はベロー73の固
定を解放することなしに取り外すことかできる。
一般に、コンベンシヨナルな配置ては、;)−ングピン
すなわち防塵用のシールが邪度をして、アクスルエンド
の球面部に対して前記シールを理想的な配置とすること
が困Wl+である。このためナックルに取付けられた前
記シールの取付面を04j記アクスルエンドの前記球面
部に対して傾ける構造として楕円形シールで対応せんと
するものが従来開示されている。このようなものについ
ては、例えば、実開昭59−37386号公報及び実開
昭59−37387号公報に記載されているものがある
まず、実開昭59−37386号公報に記載されている
ものについて概説する。オイルシール部材及びオイルシ
ール保護部材の少なくとも一方は、ナックルハウジング
取付状態において、その軸方向幅長が前部より後部か大
となるように成形されており、車両直進操舵時に前記オ
イルソール部材及び前記オイルシール保誰部刊の少なく
とも一方のシール縁を含む平面の前部が後部よりトラニ
オンソケソ1へ軸部に近づ(ように、前記ナックルハウ
ジングとトラニオンソケットを軸支するキングピン回り
に所定角度傾斜させて設置したことを特徴とする前輪駆
動車両の前輪支持装置について開示されている。
次に、実開昭59−37387号公報に記載されている
ものについて概説する。オイルシール部材については、
自然状態において全周にわたって幅長の等しいラバー製
シール本体がその取付フランジ部からこれと直角なアー
ム部にかけて断面り字状の周溝として形成され、一方金
属製筒状フランジ体の筒部側切断面をフランジ面に対し
て傾斜させて形成された補強フランジ部材が前記周溝を
弾性緊張させて前記周溝に嵌合し、接着されて一体化さ
れ、車両直進操舵時に前記環状のシール縁を含む平面の
前部が後部よりトラニオンソケ・7トニ近ツ<ように、
前記ナックルハウジングとトラニオンソケットを軸支す
るキングピン回りに所定角度傾斜させて設置されている
ことを特徴とする前輪駆動車両の前輪支持部のオイルシ
ール装置について開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、最初に説明した上記の駆動車軸の球面部
はアクスルケースの一部として荷重を支える部材となっ
ている。それ故に、従来の旋盤による加工でアクスルシ
ャフトを中心とした回転体の形状では、強度上そのネッ
ク部を細くすることができないため、操舵に必要なシー
ル滑り面を6′6゛保できず、操舵角度約30°内外に
抑えられているが、しかしながら、ジヨイント等の内部
の構造上は約40°前後にまで対応できるJl、7造で
あるので、シール部に対してもそれに見合うだけの機能
が望まれており、問題点を有していた。
上記特開昭56−24.226号公幸シに記載されてい
る従動操縦軸については、アクスルの強度を確保してア
クスルエンドの球面部とナックルに取付けられたシール
との関係での屈折角を太き(するという目的意識はなく
、外部継手部材75とアクスルシャフト78との間のシ
ール及びナックル等に関して開示されているものではな
い。
また、実開昭59−37386号公報に記載されている
ものについては、シールを特別の形状に成形して転舵角
を増大させるものであるが、そのようにシールを特別の
形状にすることによりシールの強度、密封、耐久性等の
面からみても必ずしも十分なものでなく、しかもシール
の製作が困難であり、実用的なものとは言えず問題点を
有していた。
更に、実開昭59−37387号公報に記載されている
ものについても、上記実開昭51−37386号公報4
こ記載されているものと同様な技術的思想のものである
が、同様にシールを特別の形状に成形しなければならず
、シールの強度、密封、耐久性等の面からみても、また
シールの製作の面からみても必ずしも十分なものでなく
、同様に問題点を有していた。
この発明の目的は、上記の問題点を解消することであり
、アクスルエンドの球面部におけるジヨイント部の屈折
角すなわち転舵角を大きくして、その構造を車両に採用
した時、車両の小回り性能を向上させながら、しかもア
クスルの強度を確保することのできるアクスルエンドの
ジヨイント構造を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題点を解消し、上記の目的を達成
するために、次のように構成されている。
すなわち、この発明は、ナックルに取付けられたシール
が上下に設置されているキングピンを軸承するキングピ
ンヘアリングを跨いでたすき掛けすなわち交差状態に配
置されていることを特徴とするアクスルエンドのジヨイ
ント構造に関し、更に詳しくは、前記キングピンヘアリ
ングの回りにキンクヒンシールが設置されており、前記
シールの取イ]け位置が前記アクスルエンドの球面部の
大略最大径位置にあり、また、前記アクスルエンドの前
記球面部内に配置されたアクスルシャフトの端部が等速
ジヨイントの外輪を構成し、更に、前記ナックルがアッ
パー側のナックル部分とロアー側のナックル部分とから
構成され、前記シールがアッパー側の前記ナックル部分
とロアー例の前記ナックル部分との間に堅固に挟持して
固定されていることを特徴とするアクスルエンドのジヨ
イント構造に関する。
〔作用〕
この発明は、以上のように構成されているので、次のよ
うに作用する。すなわち、アクスルエンドの球面部の防
塵用のシールを上下のキングピンを跨がせてすなわち交
差状態に斜めに設置しているので、前記シールの操縦角
に対する部位を、球面部上の滑り面の中央として大きな
タイヤの切角に対応させることができ、また、防塵用の
前記シールの取付は位置がアクスルエンドの球面部の大
略最大径位置にあるので、組立時にゴムの撓み代のみで
球面上を通り抜ける事ができ、シールゴムやそのリティ
ナーの一部を切り離して組立てる必要がなくなる。更に
、防塵用の前記シールが前記球面部上に付着した泥等を
掻き落とす時斜めに当たるので抵抗が少なくて済み、前
記ナックルに取付けられた防塵用の前記シールの位置を
前記アクスルエンドの前記球面部に対して所定の角度だ
け傾斜させ、前記シールを特別の形状に成形する必要も
なく、しかも、前記シールの強度、密封、耐久性等の面
からみても、また前記シールの製作の面からみても何ら
問題点もなく、それでいて、前記ナックルに取付られた
前記シールが前記アクスルエンドに妨げられず、前記ナ
ックルが前記球面部上をより一層大きく移動することが
でき、したがって、前記アクスルシャフトと前記アクス
ルエンドの操舵時干渉が少ないため、タイヤの切角の増
加が可能で、ひいては車両の回転半径を小さくして小回
り性能の向上を図ることができる作用を有する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明による操舵装置付き駆
動車軸の実施例を詳述する。
第1図において、この発明によるアクスルエンドのジヨ
イント構造についての一実施例が示されている。このジ
ヨイント構造については、球面シールの構造はアクスル
エンド9の端末に設けられた球面部1に、ナックル2に
取付けられたリング状のゴム製、フェルト等のシール3
が当接して異物の侵入を防止している。このシール3は
上下のキングピン4.4を軸承するキングピンヘアリン
グ19を跨いて斜めたすきかけに配置されており、シー
ル3を理想的な位置に設置している。キングピン4の回
りにナックル2が揺動する時に、シール3が球面部1の
球面」二を密着しながら滑ってシール機能を果たすこと
ができる。
アクスルシャフト5はヘアリング7によって支持されて
いる。また、リップを用いてラジアル方向に締め付けら
れ且つ回転または往復運動部分の密封を行うことのでき
るオイルシール8は、デフォイルがジョインI・側へ侵
入するのを防止している。アクスルエンド9の先端とナ
ックル2との干渉でキングピン4から先の長さが制約さ
れるため、シール3の揺動する長さを確保するにはアク
スルエンド9と干渉するアクスルシャフト5の部位は出
来るだけ細い構造の方が好ましい。アクスルシャフト5
の配置は、最も細い部分を干渉部位にするため、アクス
ルシャフト5を通常と反対方向に配置すなわちアクスル
シャフト5の端部に等速ジョインI・12の外輪11を
設ける構造にすることがアクスルシャフト5の構造上有
効である。例えば、アクスルシャフト5の細い部分を過
大な入力のあった時に、その細い部分が仮初れるように
設定しておけば、他のより一層高価な装置部品の保護に
も役立てることができろ。
更に、シール3の球面部1」二の滑り面の長さを有効に
活用するためには、車両の直進時においてシール3が滑
り面の中央に位置していることが望ましい。ごのためシ
ール形状について、製作か容易で且つ機能力<4T+″
実な真円形状を保ちながら、理想的配置とする方法とし
てシール3の上下部分はナックル2の揺動に伴って殆と
移動しないことに着目し、上下の大略中央部のみを理想
的位置に置けばよい。例えは、第1図に示すように、シ
ール3を」二下キングピン4を跨いて斜め交差状態に配
置する。
次に、第1図、第2図(イ)、第2図(ロ)、第3図(
イ)及び第3図(ロ)を参照して、ナ、7クル2を二分
割してその間にシール3を配置する一例を説明する。
シール3を上記の位置に固定する構造として、第1図に
示すように、ナックル2を上下二分割としてナックル部
材2a、2bから構成し、ナックル部材2aとナックル
部材2bとの間にサンドインチ状にシール3を挟み込む
ことにより、きわめて強固にシール3をナックル2に取
イ」けることができる。ナックル2をナックル部分2a
及びナックル2bに分割したものについての構造は、第
2回(イ)、第2図(ロ)、第3図(イ)及び第3図(
ロ)に更に詳細に示されている。
第2図(イ)はナックル部分2aずなわちアッパー側の
ナックル部分についての斜視図が示されており、第2図
(ロ)はその断面図が示されている。第30(イ)はナ
ックル部分2bすなわちロアー例のナックル部分につい
ての斜視図が示されており、第3図(ロ)はその断面図
が示されている。アッパー側のナックル部分2aのキン
グピン孔13はロアー側のナックル部分2bのキングピ
ン孔14と共加工することができる。また、ナソタル部
分2aの切欠き段部15はナックル部分2bの突出段部
18と嵌合し、ナックル部分2aの突出段部17はナッ
クル部分2bの切欠き段部]6と嵌合するように構成さ
れている。切欠き段部15と突出段部18との深さが異
なっており、隙間が形成されるが、その隙間にシール3
ば挟み込まれて固定されるのである。このようにシール
3をナックル2に設置することによって、シール3はキ
ングピン4の回りのキングピンヘアリング19に対して
斜めたすきがL3すなわち交差状態に設置されることに
なる。そのため−に下のキングピン4の一方がシール3
の外側となり露出状態となるので、これに対処してキン
グピンシール6をキングピンヘアリング19の回りに設
υノでいる。
第4図(イ)、第4図(ロ)及び第4図(ハ)図面を参
照して、ナックル2に取イ」げたシール3を傾斜させる
別の例を説明する。1面では、ナックル2は二分割され
ていないが、後ijkする所定の角度に傾斜させるとい
う技術的思想は、上記のナックル2を二分割したものに
適用できることば勿論である。
第4図(イ)、第4図(ロ)及び第4図(ハ)において
、この発明によるアクスルエンドのジヨイント構造にお
けるアクスルケース20に取付けられるナックル2につ
いての一例が示されている。
第4図(イ)はナックル2の平面図であり、アクスルケ
ース20に取付けられるナックル2の取付面21がアク
スルの軸線すなわちアクスルケース20の軸線に対して
所定の角度θ、例えば約4゜傾斜している。第4図(ロ
)は第4図(イ)における線H−Hにおける断面図であ
る。ナックル2の取付面21がアクスルケース20の軸
線に対して所定の角度θ、例えば約4°傾斜することに
よって、ナックル2の取付面21が距離p、例えば約2
mmだけ偏倚する。第4図(ハ)は第4図(イ)におけ
る矢印B方向から見た正面図である。
ナックル2の取付面21が所定の角度θだけ傾斜してい
る状態が明示されている。
次に、シール3を上下キングピン4を跨いで斜めたすき
かりに配置した場合について、第5図(イ)及び第5図
(ロ)を参照して、シール3を球面部1に対して傾斜さ
せた場合についての取付は構造について論及する。
第5図(イ)及び第5図(ロ)において、アクスルエン
ド9の端部には球面部1が一体的に設けられている。第
5図(イ)において、シール3はナックル2に固定され
ているが、シール3がA位置、B位置及びC位置に配置
されている状態が示されている。第5図(ロ)において
、シール3がD位置、E位置及びF位置に配置されてい
る状態が示されている。
第5図(イ)において示されるものは、シール3の取付
角すなわち所定の角度θが、例えば4゜の場合が示され
ている。シール3のA位置はステア角がθ°に対応して
いる。シール3のB位置は内輪の最大切れ角すなわちス
テア角が38°に対応し、またシール3のC位置は外輪
の最大切れ角すなわち外輪のステア角が30°に対応す
るものである。このようにシール3の取付けに際してシ
ール取付角を4°傾けて設定すれば、内輪の切れ可倒の
シール3のすべり長さを大きくとり球面部1の球面上を
全面にわたって有効に使うことができる。
第5図(ロ)において示されるものは、シール3の取付
角すなわち所定の角度θが、例えばOoの場合が示され
ている。シール3のD位置はステア角が0°に対応する
。シール3のE位置は内輪の最大切れ角すなわち内輪の
ステア角が34°に対応し、また、シール3のF位置は
外輪の最大切れ角すなわち外輪のステア角が27°に対
応するものである。このようにして、シール3の取付け
に際して、シール取付は角をOoにすれば、球面部1の
球面上を端から端までの範囲、言い換えると、シール3
がアクスルエンド9に接するまでの範囲まで使いきるこ
とができず、符号りによって示される長さの部分が余裕
があるにもか\わらずに無駄になってしまうことになる
この発明によるアクスルエンドのジヨイント構造につい
ての一実施例は上記のように構成されているが、この発
明は上記の詳細な構造に限定されるものでないことは勿
論である。
例えば、ナックルを二分割してその間にシールを固定す
る代わりに、ナックル自体にシールを設置するような構
造、例えば、内周面に溝等を形成し、その溝内にシール
を設置することもできることは勿論である。
また、コンベンショナルな構造であってもアクスルシャ
フトを逆に配置し、シールの取付面の先方を車両内側に
後方を外側に傾けておくと、アッカーマンステアリング
のタイヤの内外輪の切れ角の差をシール滑り面の長さの
振分けにすることによって内輪の切れ角を116加して
、車両の回転半径を小さくすることもできる。
更に、シール取付面を傾ける方法については、ナックル
の加工面を傾けるほうが特別な形状のシールを作成する
必要がない等の利点がある。シールをキングピンに対し
てたすきがけに左右に振分けで40°、40°を実現で
きるポテンシャルを有しているので、アッカーマンステ
アリングのため内外輪のタイヤ切角に差をつける場合、
その差1/2の角度だけ前後方向で傾けておき、更にア
クスルエンドの先端を干渉防止のため角度差の172だ
け傾ける等の方策を講ずれば、−例として45°、35
°のような大きな舵角を得ることが出来る。勿論、内部
の等速ジヨイントもこれに対応するだけの能力を必要と
する。このような能力は、一般的に等速ジヨイントは有
している機能である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように構成されているので、次のよ
うな効果を奏する。すなわち、アクスルエンドの球面部
の防塵用のシールを上下のキングピンを軸承するキング
ピンヘアリングを跨がせてすなわち交差状態に斜めに設
置したから、シールの操舵角に関係する部位を、球面部
の滑り面上の中央として大きなタイヤ切角に対応するこ
とが出来るようになる。また、このシール3は、アクス
ルエンド9の球面部1の大略最大径の位置に設置しであ
るため、組立時シールゴムの撓みだけで球面上を通り抜
けることができて、コンベンショナルな構造のようにソ
ール3やリテイナ−の一部を切離して組み立てる必要も
なくなっている。更に、防塵用のシールが球面部上に付
着した泥等を掻き落とす時斜めに当たるので抵抗が少な
い。しかも、車両の回転半径を小さくすることができ、
アクスルエンド部の防塵用のシールの組立が容易になる
また、シールの水密性はきわめて向上し、アクスルシャ
フトアウターの小さな部材をトルクのヒユーズとして他
の大きな装置、部品の破損を防止することができる等、
種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による操舵装置例き駆動車軸における
アクスルエンドのジヨイント+14造についての一実施
例を示す断面図、第2図(イ)はナックルおけるアッパ
ー例のナックル部分を示す斜視図、第2図(ロ)は第2
図(イ)の断面図、第3図(イ)はナックルおけるロア
ー側のナックル部分を示す斜視図、第3図(ロ)は第3
図(イ)の断面図、第4図(イ)、第4図(ロ)及び第
4図(ハ)はアクスルケースに取付けられるナックルに
ついての一例を示すもので、第4図(イ)はナックルの
平面図、第4図(ロ)は第4図(イ)における線H−H
における断面図、及び第4図(ハ)は第4図(イ)にお
ける矢印B方向から見た正面図、第5図(イ)はナック
ルを傾斜させた場合のアクスルエンドの球面部とナック
ルのシールとの関係を示す説明図、第5図(ロ)は従来
のジヨイント構造におけるアクスルエンドの球面部とナ
ックルのシールとの関係を示す説明図、並びに第6図は
従来のアクスルエンドのジヨイント構造を示す断面図で
ある。 ■−−−−−−球面部、2−−−−−ナックル、2 a
−−−アッパー側のナックル部分、2 b、−−−−−
一ロアー側のナックル部分、3−−−−−シール、4−
一−−・−キングピン、5−−−−−アクスルシャフト
、6−−−−−−−キングビンシール、7−−−−−−
−ベアリング、8−−−−〜オイルシール、9−−−−
−−アクスルエンド、11−一−−−−外輸、12−−
−−−等速ジョイント、19−−−−キングピンヘアリ
ング、20−−一−−−アクスルケース、21−=−ナ
ックルの取付面、A、B、C,D、E及びF−−−−−
−ステア角に対するシールの取付角度。 特許出願人   いす−゛自動車株式会社代理人 弁理
士    尾 仲 −宗 第1図 第   2   図(イ) 8   3   図(イ) 鰻  6  図 手続補正書(自発) 昭和62年02月17日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示  昭和61年 特許側 第01669
1号2、発明の名称 アクスルエンドのジコイント構造 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京部品用区南大井6丁目22番10号名 
称  (017)いずy自動車株式会社代表者 飛 山
 −男 4、代理人     ■116 住 所  東京都荒川区西日暮里5丁目18番11号5
、補正命令の日付(発送日) 自発 6、補正の対象 「明細書の発明の詳細な説明の欄」 7、補正の内容 (1)明細書第4頁第10行目の「実開昭59−373
86号公報及び実開」を「実公昭59−37386号公
報及び大公」に補正します。 (2)明細書第4頁第12行目の「実開昭」を「実公昭
」に補正します。 (3)明細書第5頁第5行目の「実開昭」を「実公昭」
に補正します。 (4)明細書第6頁第20行目の「実開昭」を「実公昭
」に補正します。 (5)明細書第5頁第8行目の「実開昭」を「実公昭」
に補正します。 (6)明細書第7頁第9行目の「実開昭」を1実公昭」
に補正します。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナックルに取付けられたシールが上下に設置され
    ているキングピンを軸承するキングピンベアリングを跨
    いで交差状態に配置されていることを特徴とするアクス
    ルエンドのジョイント構造。
  2. (2)前記キングピンベアリングの回りにキングピンシ
    ールが設置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のアクスルエンドのジョイント構造。
  3. (3)前記シールの取付け位置が前記アクスルエンドの
    球面部の大略最大径位置にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のアクスルエンドのジョイント構
    造。
  4. (4)前記アクスルエンドの前記球面部内に配置された
    アクスルシャフトの端部が等速ジョイントの外輪を構成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のア
    クスルエンドのジョイント構造。
  5. (5)前記ナックルがアッパー側のナックル部分とロア
    ー側のナックル部分とから構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のアクスルエンドのジ
    ョイント構造。
  6. (6)前記シールがアッパー側の前記ナックル部分とロ
    アー側の前記ナックル部分との間に堅固に挟持されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のアク
    スルエンドのジョイント構造。
JP61016691A 1986-01-30 1986-01-30 アクスルエンドのジヨイント構造 Granted JPS62175266A (ja)

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JP61016691A JPS62175266A (ja) 1986-01-30 1986-01-30 アクスルエンドのジヨイント構造
EP87300571A EP0233000B1 (en) 1986-01-30 1987-01-22 Joint structure for axle housing ball-end
DE8787300571T DE3763298D1 (de) 1986-01-30 1987-01-22 Gelenkkonstruktion fuer achsgehaeuse mit kugelende.
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