JPS6217489A - ベロ−ズ型管継手 - Google Patents

ベロ−ズ型管継手

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JPS6217489A
JPS6217489A JP60154902A JP15490285A JPS6217489A JP S6217489 A JPS6217489 A JP S6217489A JP 60154902 A JP60154902 A JP 60154902A JP 15490285 A JP15490285 A JP 15490285A JP S6217489 A JPS6217489 A JP S6217489A
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JP
Japan
Prior art keywords
bellows
sleeve
type pipe
pipe joint
tubular body
Prior art date
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Pending
Application number
JP60154902A
Other languages
English (en)
Inventor
勲 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication date
Application filed by Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp filed Critical Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication of JPS6217489A publication Critical patent/JPS6217489A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2個の管状体をそれらの中心軸間の角度が広
範囲にわたって自由に変化できるように連結するととも
に、内部の流体流路が完全にシールされる構造で万一ベ
ローズが破損した場合でも内部の流体の大漏洩を抑止す
る構造のベローズ型管継手に関する。
[従来の技術] 角度変位が許容されるベローズ型管継手の代表的なもの
は、第6図および第7図に示すジンパル型ベローズ継手
である。この管継手は流体流路を構成するように直列的
に配置される2個の管状体10.12と、一方の管状体
10の端部内壁に固定され他方の管状体12の端部内方
に余裕をもって貫入する円筒状のスリーブ11と、該円
筒状のスリーブ11の外周先端と筒状体12の端部内面
との間に位置する円環状のパッド13と、両管状体間を
接続するように円筒状スリーブ11の外周側に設けられ
るベローズ14と、更にそれらの外側に位置する角度変
位機構16等から構成される。
角度変位機構16は、一方の管状体10からベローズ1
4を覆うように膨出したシェル17および該シェル17
の端部から中心軸に関してほぼ180度対称な位置に突
設した2本のアーム18と、他方の管状体12からベロ
ーズ14を覆うように膨出したシェル19および該シェ
ル19から前記アーム18とは約90変異なる向きで同
じく中心軸に関して180度対称な位置に突設した2本
のアーム20と、それらの中央に位置するジンバルリン
グ22とを備え、該ジンバルリング22と2本のアーム
18とがピン24によって連結され、またジンバルリン
グ22と2本のアーム20とがピン26によって連結さ
れた構成である。
ベローズ14を2重構造としているのは、内側のベロー
ズが破損しても外側のベローズでバンクアップするため
である。
ピン24は中心軸に関してほぼ対称な反対側の位置にも
あり、第7図上方に示した座標軸でX軸回りの回転変位
を許容する。それに対してピン26はY軸回りの回転変
位を許容する。このようにジンバル型管継手はシェル1
7.19とアーム1B、20、ピン24.26、および
ジンバルリング22によって構成され、X軸回りの回転
を許さず、Y軸およびX軸回りの回転変位を許容する多
方位の角度変位可能な構造である。
従来技術としてはこのようなジンバル型管継手のほかに
、ヒンジ型管継手も用いられている。
ヒンジ型管継手は、図示するを省略するが、基本的には
第6図に示すものと類似しており、ジンバルリングが無
くその代わりに両シェルから同一方向に突出している各
2本のアーム先端をピンにより結合して一方位の角度変
位を可能としたものである。
[発明が解決しようとする問題点] ところがこのような機構の管継手の場合には、継手が角
度変位を起こした場合、円筒状のスリーブ11の先端が
パッド13を介して他方の管状体12の内壁面に当接す
るから、スリーブ11またはパッド13が変形しない限
り大きな角度変位は生じない、スリーブ11は、万一ベ
ローズ14が破損した場合の大漏洩抑止のためのもので
あり、安全性の観点からそれを無くすことはできない。
従って、角度変位機構やベローズのもつ能力を有効に発
揮させ、大きな角度変位を許容し得るようにするために
は、スリーブおよび/またはパッドとして弾性に冨んだ
材質のものを用いる必要がある。しかもこの材料は、例
えば液体ナトリウム用の管継手のような場合には、耐熱
性、耐蝕性、耐久性など全ての条件を満たす必要がある
ことも当然である。しかしながらこのような性質を全て
具備した材料を製造することは現在のところ不可能であ
る。
そのため従来開発されていたベローズ型管継手の場合に
は、角度変位の極めて小さいものに限られるか、あるい
は内部を流通する液体に大きな制約があり、ベローズ型
管継手が本来もちうる機能が著しく損なわれていた。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、既存の材料を使用しても大きな角度変位が許容される
ような改良されたベローズ型管継手を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発明は、流
体流路を構成するように配置される2個の管状体の端部
に、継手の屈曲点を中心とする球面状スリーブを設けて
、前記管状体同士の連結部で外側の球面状スリーブと内
側の球面状スリーブとが重なり合うようにしたベローズ
型管継手である。
実施態様の一つとしては、一方の管状体に内側のスリー
ブを、他方の管状体に外側のスリーブを設けて、それら
が流体流路を構成するベローズの内側に配置する構造で
あり、他の実施態様としては、それらのスリーブをベロ
ーズの外側に配置する構成とすることである。
また本発明の更に他の実施態様として、球面状のスリー
ブが角度変位機構の一部を兼ねるようにすることも可能
である。
[作用] 何れにしても継手の屈曲点を中心とする球面状のスリー
ブが内側と外側とで重なり合うように設けられると、2
個の管状体の中心軸間の相対角度が変化しても内側と外
側のスリーブは相対的に滑り、スリーブ自体には曲げ応
力が働かず、しかも大きな角度変位が可能であり安定し
た流体流出抑止機能が実現される。
特にジンバル型構造とし球面状のスリーブを角度変位機
構の一部に組み込む構成とすれば、部品点数が少なくな
り継手の構造も簡素化される点で極めて望ましいものと
なる。
[実施例] 第1図は本発明にかかるベローズ型管継手の一実施例を
示す説明図である。この管継手は、流体流路を構成する
ように直列的に配置された2個の管状体40.42と、
両管状体間をシールするベローズ44と、両管状体の中
心軸間の相対角度が変化し得るように連結保持する角度
変位機構46を備えている。この実施例では角度変位機
構46はジンバル型構造であるが、ヒンジ型構造であっ
てもよい。ジンバル型の角度変位機構46は、第6図お
よび第7図に示すものと同様であってよいから、それら
についての記載は省略する。
さて本発明が従来技術と顕著に相違する点は、前記管状
体の端部に継手の屈曲点0を中心として球面状のスリー
ブが設けられ、内側のスリーブと外側のスリーブとが僅
かの間隙を介して重なり合うように配置されている点で
ある。
本実施例の場合には、管状体40の端部に内側の球面状
スリーブ48が接続され、他方の管状体42の端部に外
側の球面状スリーブ50が接続される。内側のスリーブ
4日と外側のスリーブ50とは同一中心(賂手の屈曲点
O)を有し、僅かの間隙を介して重なり合うように配置
される。
角度変位機構46は、ジンバル型にせよヒンジ型にせよ
本質的にはかなり大きな角度変位を許容し得る。本実施
例では上記ように内側のスリーブ48と外側のスリーブ
50とが同一中心をもつ球面構造であるから、継手が屈
曲点0を中心として角度変位しても内側のスリーブ48
と外側のスリーブ50とが相対的に滑りを起こし両スリ
ーブ間の間隔は常にほぼ・一定に保たれる。それ故スリ
ーブの材料としては従来のような特殊な性質が要求され
ないから、弾性の低い材料でもよいし塑性材料であって
もよ(一般の鋼材でも充分対処できる。
前記のように継手が大きな角度変位を起こしても内側の
スリーブ48と外側のスリーブ50とで形成される隙間
がほぼ一定の狭い間隔であるから、ベローズ44が万一
破損した場合でも変位角度の大小に関わらず良好な内部
流体の大漏洩防止機能を発揮させうるという極めて望ま
しい効果が生じる。
第2図は本発明にかかるベローズ型管継手の他の実施例
を示す説明図である。基本的な構造は上記第1図に示す
ものと同様であるから、対応する部分には同一符号を付
し、それらについての説明は省略する。この実施例が前
記第1図に示す実施例と相違する点は、前記の実施例で
は内側および外側のスリーブがベローズの内側に設けら
れていたのに対し、本実施例ではベローズの外側に位置
している点である。ベローズ型管継手としての基本的な
動作は前記実施例の場合と同様である。
第3図は本発明の更に他の実施例を余す説明図であり、
第4図はその模式的な構造を示す分解図、第5図A、B
はその動作説明図である。
管状体40.42の端部にはそれぞれ継手の屈曲点Oを
中心とする同一曲率の球面状のスリーブ52.54がそ
れぞれ接続され、その内側に別の球面状スリーブ56が
配置される0本実施例では、これら球面状のスリーブ5
2,54゜56が角度変位機構を構成する部材を兼ねて
いる。つまり外側のスリーブ52.54がシェルとして
働き、内側のスリーブ56がジンバルリングとして働く
、従って、従来のジンバル型管継手と同様、一方の外側
のスリーブ52と内側のスリーブ56とは中心軸に関し
て丁度180度対称的な位置でピン58により接続され
、他方の外側スリーブ54と内側スリーブ56との間も
ピン60により結合された構造である。
ジンバルリングとなる内側スリーブ56とその両側でシ
ェルとなる外側スリーブ52.54とはいずれも屈曲点
○を中心とした球面状をなし、内側スリーブ56と外側
スリーブ52゜54とは僅かの間隙を介して重なり合う
ように構成されているから、第5図Bに示されているよ
うに、ピン58.60を中心に大きな相対的角度変位が
許容され、しかも常に狭くほぼ一定の間隔が保たれるか
ら万一ベローズ44が破損した時でも内部流体の大漏洩
を抑止することが可能である。
[発明の効果] 本発明は上記のように管状体の端部に継手の屈曲点を中
心とする球面状のスリーブを設けて、連結部において外
側のスリーブと内側のスリーブとが重なり合うように配
置したから、両管状体の中心軸が相対的に角度変位を起
こしても内側と外側のスリーブは互いに滑って変位し、
該スリーブには曲げ応力が働かない、それ故スリーブ材
として特殊な材質が要求されず、既存の弾性材料あるい
は塑性材料を使用しても大きな角度変位が許容されると
いう優れた効果がある。
また本発明では、変位した角度の大小に関わらず外側の
スリーブと内側のスリーブとの隙間が狭くかつほぼ一定
に保たれるから、使用中に万一ベローズが破損したとし
ても大漏洩を防止でき、安定した流体流出抑止機能が得
られるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るベローズ型管継手の一実施例を示
す説明、第2図は本発明の他の実施例を示す説明図、第
3図は本発明に係るベローズ型管継手の更に他の実施例
を示す説明図、第4図はその部分分解斜視図、第5図A
、Bはそれぞれその動作説明図、第6図および第7図は
従来技術の一例を示す説明図である。 40.42−・・管状体、44−ヘO−ズ、46・・・
角度変位機構、48・・・内側のスリーブ、50・・・
外側のスリーブ。 特許出願人 動力炉・核燃料開発事業団化  理  人
     茂  見     穣第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体流路を構成するように配置される2個の管状体
    と、両管状体の連結部間をシールするベローズと、管状
    体の中心軸間の相対角度が変化しうるように両管状体管
    を連結保持する角度変位機構を備えたベローズ型管継手
    において、前記管状体の端部に継手の屈曲点を中心とす
    る球面状スリーブを設け、連結部において外側に位置す
    る球面状のスリーブと内側に位置する球面状のスリーブ
    とが重なり合うように配置したことを特徴とするベロー
    ズ型管継手。 2、一方の管状体に内側のスリーブが、他方の管状体に
    外側のスリーブが設けられ、それらがベローズの内側に
    位置している特許請求の範囲第1項記載のベローズ型管
    継手。 3、一方の管状体に内側のスリーブが、他方の管状体に
    外側のスリーブが設けられ、それらがベローズの外側に
    位置している特許請求の範囲第1項記載のベローズ型管
    継手。 4、角度変位機構は、両管状体に接続されシェルとして
    作用する球面状スリーブと、ジンバルリングとして作用
    する別の球面状スリーブと、それらを結合するピンとに
    より構成されている特許請求の範囲第1項記載のベロー
    ズ型管継手。
JP60154902A 1985-07-13 1985-07-13 ベロ−ズ型管継手 Pending JPS6217489A (ja)

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JPS6217489A true JPS6217489A (ja) 1987-01-26

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ID=15594458

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JP (1) JPS6217489A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771670A (ja) * 1993-02-06 1995-03-17 Iwk Regler & Kompensatoren Gmbh 排気装置の管をヒンジ結合する装置
JP2004092699A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 可撓管継手
JP2004360919A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 General Electric Co <Ge> フルポート型外部ジンバル式継手
JP2018115764A (ja) * 2017-01-13 2018-07-26 ユニゾン・インダストリーズ,エルエルシー 球状撓み継手用のジンバル撓み部

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