JPS6324308Y2 - - Google Patents

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JPS6324308Y2
JPS6324308Y2 JP1986106866U JP10686686U JPS6324308Y2 JP S6324308 Y2 JPS6324308 Y2 JP S6324308Y2 JP 1986106866 U JP1986106866 U JP 1986106866U JP 10686686 U JP10686686 U JP 10686686U JP S6324308 Y2 JPS6324308 Y2 JP S6324308Y2
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tube
cylindrical
sealing member
sealing
diameter
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/10Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations
    • F16L27/113Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations the ends of the pipe being interconnected by a rigid sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L17/00Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管と円筒形表面とが軸線方向、回転方
向及び角方向に不整合にさせられる状態で管と円
筒形表面とが密封させられる流体耐密密封装置に
係る。本考案は特に円筒形表面と接触してこの表
面と締り嵌めされることによつて流体耐密密封を
もたらすための彎曲表面を有するリング部分を有
する金属製の弾性密封部材を有する流体耐密密封
装置に係る。
圧力下の流体を流れさせる種々の管装置は管に
よつて連結される諸構成要素間の寸法公差、熱膨
張及び収縮並びに振動撓みを考慮してある程度の
可撓性を有するように設計されなければならな
い。このような可撓性を付与するのに航空機及び
ミサイル装置に特に望ましい軽量小形装置は以前
から本技術分野に知られているけれども、こうし
た在来装置は概して、可撓性装置内を流れる流体
の漏洩を防ぐのにエラストマー、プラスチツク、
ゴムまたは石綿式密封を採用している。あいに
く、これらの形式の密封は約204℃、(400〓)乃
至260℃、(500〓)を上廻る高い温度に曝された
時に、または非常に低い温度に於いて、または放
射を受ける環境に於いて役に立たなくなりがちで
ある。
エラストマーまたは類似材料で造られた密封の
能力を越える環境に於いて可撓性管装置に使用さ
れる密封組立体は、典型的には、管の部分に円周
波形(即ちベロー)か、伸縮ループか、またはピ
ストンリングを収容している装置かを採用してい
る。然し、これらの装置は概して非常に重く、大
きい空間を要し、かつもろさ及び摩損のために破
損しがちであり、従つて流体を漏洩させる惧れが
ある。更にまた、これらの密封装置は精密な公差
が要求され、製造及び取付けが困難である。
本考案の目的は、極端な温度に於いて、かつ放
射を受ける環境に使用されることができ、かつ軸
線方向及び角方向に不整合にさせられかつ回転さ
せられた時に流体の漏洩が最低限であるような流
体耐密密封装置を提供することである。
他の目的は、軽くて容易に製造され、容易に取
付けられ、かつ再使用されることのできる流体耐
密密封装置を提供するにある。
本考案のもう一つの目的は、精密な公差を必要
としない、即ち精密に機械加工された接触表面を
必要としない流体耐密密封装置を提供するにあ
る。
前記の諸目的はXの直径を有する円筒形表面に
管を密封するための流体耐密密封装置を備えるこ
とによつて達成され、この流体耐密密封装置はこ
の円筒形表面と接触するための彎曲表面を有する
リング部分を有する金属製の弾性密封部材を備
え、この彎曲表面は前記円筒形表面に締り嵌めさ
れるようにXとは異なる自由直径を取付け前に有
している。
前記円筒形表面は孔の内側表面であることがで
きて、前記密封部材はリング部分を太い方の端に
有する截頭円錐形部分を有しかつ前記孔に嵌入す
るようになつている。この場合に、前記彎曲表面
の自由直径は前記孔の内径よりも大きく、また前
記密封部材は弾性を有するから、前記彎曲表面は
前記孔に弾性変形されて締り嵌めされる。
一方、前記円筒形表面は導管の外側表面である
ことができて、前記密封部材はリング部分を細い
方の端に有する截頭円錐形部分を有しかつ前記導
管の周囲に嵌まるようになつている。この場合に
は、前記彎曲表面が取付けに先立つて前記導管の
外径よりも小さい自由直径を有し、従つて前記導
管の外面に弾性変形されて締り嵌めされる。
前記円筒形表面と接触しているリング部分の彎
曲表面の曲率半径は前記円筒形表面の半径と同一
であることができるけれども、判明していること
はもつと小さい曲率半径である方が密封装置の漏
洩率を減少させることができることである。即
ち、両接触表面間の流体漏洩はこれら両表面を相
互に押付けようとする力を接触面積によつて割つ
た値によつて定義される接触応力と関係があり、
接触応力が増せば流体の漏洩は減少される。リン
グ部分の彎曲表面の曲率半径を小さくすることに
よつて、接触面積は減少し、従つて接触応力は増
大することになるわけである。
その上、彎曲表面の曲率半径を小さくすること
によつて、接触面積が小となるから、精密な公差
は要求されず、また接触表面を高度に研摩する必
要はなくなる。
更にまた、密封装置は金属製であるから、極端
な温度下において、また放射を受ける環境におい
ても密封作用が不能となることはない。
前記截頭円錐形部分及びリング部分は非常に薄
い高強度合金で造られるから、密封部材は小形で
ありかつ軽量である。
その上、連結されるべき管と円筒形表面との直
径の差は、締り嵌めされるけれどこれら管と円筒
形表面との連結が解かれた後には密封部材がもと
の大きさに戻ることができるような弾性限界内に
ある程度の差である。従つて、密封部材は再使用
可能である。
本明細書に使用されている“締り嵌め”なる用
語は、密封部材の彎曲表面が取付けに先立つて円
筒形表面の直径と少し違う自由直径を有してお
り、かつこの彎曲表面が弾性であり、この彎曲表
面が円筒形表面に押し込まれ、または円筒形表面
周囲に押付けられた時、密封部材が弾性変形させ
られ、この弾性変形の反作用力によつて円筒形表
面と全周に亘つて密接して維持されるようになる
ことを意味している。
本明細書に使用されている“自由直径”なる用
語は、円筒形表面に取付けられる以前の、従つて
圧縮または膨張何れかの弾性変形以前のリング部
分の彎曲表面の直径を意味している。
本考案のその他の目的、利点及び特徴は添付図
面を参照して本考案の実施例の説明から明らかに
なる。
添付図面を参照すれば、第1図に示されている
ように、本考案による流体耐密密封装置は密封部
材10を管12の端に有しており、密封部材10
はリング部分14、截頭円錐形先細部分16、短
い截頭円錐形部分18及び円筒形部分20から成
つている。密封部材10を構成しているこれら諸
部分は一体に形成されており、かつ第1図に示さ
れているように、管12と同じ外径を有する円筒
形部分20は管12の端に溶接線22に沿つて溶
接されている。円筒形部分20の他端は、截頭円
錐形先細部分16の細い方の端にその太い方の端
を接続した短い截頭円錐形部分18の細い方の端
に連らなつている。先細部分16の太い方の端は
リング部分14に続いており、リング部分14は
密封部材10の端にあり、かつ先細部分16の太
い方の端を含む平面の、先細部分16とは反対側
に位置せしめられている。
円筒形部分20を形成している円筒壁の厚さt0
は管12を形成している円筒壁の厚さと同じであ
るかまたは異ることができる。第1図に見られる
如く、密封部材10を形成している壁の厚さは短
い截頭円錐形部分18に沿つて厚さt0から厚さt
まで漸減しており、厚さtは截頭円錐形の先細部
分16及びリング部分14を形成している壁に亘
つて実質的に同じである。従つて、リング部分1
4及び先細部分16は実質的に等しい長手方向断
面厚さを有している。このように厚さが漸減して
いれば密封部材10の弾性が強められることにな
る。この厚さは、密封部材10を形成している材
料が極端な温度に於いて優れたばね性質を有する
インコネル718またはワスパロイ
(Waspalloy)の如き高強度合金であれば、3.175
乃至381ミリメートル(0.125乃至15.00インチ)
の管直径範囲内で0.0762乃至0.508ミリメートル
(0.003乃至0.020インチ)にされることができる。
リング部分14は外側彎曲表面24を有し、こ
の表面24の長手方向断面は円弧形である。この
リング部分14の彎曲表面24の自由外径は第2
図に示されている円筒形孔の直径Xよりも大きい
Aとして第1図に示されている。密封は彎曲表面
24と孔26の表面との密封界面30によつて達
成される。
再び第1図を参照すれば、リング部分14の彎
曲表面24は截頭円錐形の先細部分16の外面を
含む截頭円錐形面の外側にあり、従つて截頭円錐
形の先細部分16の最大直径よりも大きい直径を
有している。
次に、第2図を参照すれば、密封部材10を有
する管12は物体28にある円筒形孔26に嵌入
されて示されており、物体28は例えば金属また
はセラミツク材料で形成された弁、作動機または
類似構成要素の口であり、管12は物体28へ流
入流出する流体を圧力下に搬送する導管である。
円筒形孔26と密封部材10の嵌合は、彎曲表面
24の最大自由直径Aが円筒形孔26の内径Xよ
りも大きく、密封部材10のリング部分14がこ
の円筒形孔26に押込まれて弾性変形されて締り
嵌めされている。
第2図に示されているように、彎曲表面24は
密封界面30に沿つて円筒形孔26の内面と接触
する。この密封界面30は彎曲表面24を取巻い
て円周方向に延びており、同界面30に於いて彎
曲表面24は円筒形孔26の内面と連続接触し、
かく接触することによつてこれら両要素間を密封
している。
この締り嵌めは、密封部材10を使用者が普通
の手の力によつて挿入したり取外したりするのを
可能ならしめるのに、かつ弾性密封部材がこの部
材の弾性強度を超えて応力をかけられることのな
いのを確実にするのに、比較的弱くされなければ
ならない。このように比較的弱く嵌合されて摩擦
力が弱く保たれれば、密封部材10と孔26との
間の相対的滑り及び回転が密封接触を保持して可
能にされる。締り嵌めは比較的弱いけれども、管
及び孔の中の流体の圧力が密封部材10のリング
部分14を外方へ押して密封接触せしめ従つて密
封を“圧力付勢”させるから密封特性は良好であ
る。円筒形孔の直径Xが10.668乃至10.7188ミリ
メートル(0.420乃至0.422インチ)であれば、彎
曲表面24の10.7696乃至10.7950ミリメートル
(0.424乃至0.425インチ)の自由直径A〔即ち締り
嵌めは0.0508乃至0.127ミリメートル(0.002乃至
0.005インチ)である〕がこの直径〔10.6934ミリ
メートル(0.421インチ)〕の密封に有利なことが
判明している。直径50.8ミリメートル(2イン
チ)の密封は0.0762乃至0.1778ミリメートル
(0.003乃至0.007インチ)だけ締り嵌めされれば
良好に作用する。
密封された管の中に収容される圧力はほとんど
の用途に於いて約0.07キログラム毎平方センチメ
ートル(1ポンド毎平方インチ)の圧力よりも高
くて、密封部材10を孔26から押出してしまう
ような大きさのものである。
従つて、第2図,第3図,第4図及び第5図に
示されている保持器組立体32が円筒形孔26か
ら密封部材10が押出されるのを防ぐために使用
される。第2図及び第3図に最も明瞭に見られる
ように、保持器組立体32は切欠き36を有する
主部材34を有しており、主部材34は、主部材
34にある孔44を貫通して物体28の表面40
にあるねじ孔44に受けられるボルト38によつ
て、円筒形孔26の入口に隣接して物体28の表
面40に連結されている。
保持器組立体32は、切欠き36へ円筒形部分
20を入れかつ孔44を経てねじ孔46へボルト
38を通すことによつて密封部材10が円筒形孔
26へ挿入されてから物体28に連結される。
第2図及び第3図に最も明瞭に示されているよ
うに、管12を円筒形孔26から軸線方向に引出
そうとする力が管12に加えられた時に、このよ
うに軸線方向に引出されるのを切欠き36の周囲
の主部材34が短い截頭円錐形部分18と接触す
ることによつて防ぐように、切欠き36の最大寸
法は短い截頭円錐形部分18の最大直径よりも小
さい。
次に第5図を参照すれば、彎曲管48が本考案
による密封部材10を同管48の両端に有してお
り、これらの密封部材10は物体28及び物体5
0にそれぞれ受けられている。彎曲管48を矢印
によつて示されているように流れる流体の圧力は
多分、彎曲管48を物体28及び50から引出そ
うとするように作用するから、保持器組立体32
がこれらの物体に取付けられている。短い截頭円
錐形部分18に隣接する円筒形部分52が彎曲管
48と一体であるように密封部材10は彎曲管4
8と一体に形成されている。
次に第6図を参照すれば、物体54及び56が
管64の両端に於ける密封部材60及び62を受
ける円筒形孔58を有している。各円筒形孔58
は小さくされた直径の孔59に終り、各孔59は
管64の端に隣接している。この場合に、物体5
4及び56が相対的に動かないように剛固に支持
されていて、管64を通る流体の流れが矢印によ
つて示されている状態であれば、管64が軸線方
向に少し移動すれば管64の一端は他方の物体か
ら他端の出る前に孔59の面に衝突するので管6
4が円筒形孔58から軸線方向に外れることがな
い。従つて保持器組立体は必要でない。保持器組
立体の必要がなければ密封部材60及び62は円
筒形部分20と截頭円錐形の先細部分16との間
に介在させられる短い截頭円錐形部分18を有す
る必要がなく従つてこの部分18は省かれる。
第6図の右側に見られるように、密封部材60
は溶接線22に沿つて管64に溶接された円筒形
部分20を有し、また第6図の左側に見られるよ
うに、密封部材62は管64と一体に形成され従
つて溶接線はない。
実際には、第6図の物体54及び56のような
連結されるべき構成要素の公差及び撓みのせいで
密封部材10は円筒形孔26と第2図に示されて
いる如く完全に整合しておらず、第4図に示され
ているように角度aだけ不整にされている。概し
て、その公差及び撓みは角度aが6゜よりも小さく
されなければならないような程度にされ、かつほ
とんど総べての用途に於いて角度aは12゜よりも
小さい。
第4図に示されているように、彎曲表面24の
曲率半径Yは円筒形孔26の半径よりも、即ち
X/2よりも小さく、そうすれば彎曲表面24と
孔26との間の接触応力は増大し、従つて、流体
の漏洩率は減少する。曲率半径Yは孔26の半径
の約20%に減らされることができ、この場合にお
いて“泡耐密”(“bubble tight”)の密封を、直
径7.9375ミリメートル(0.3125インチ)の管で最
大5゜の不整合角度で、35キログラム毎平方センチ
メートル(500ポンド毎平方インチ)圧力下のち
つ素に対して維持できることが判明している。
“泡耐密”の密封とはヘリウムの10-3立方センチ
メートル毎秒の漏洩率を有する密封を意味する。
曲率半径の減らされた結果として接触応力が増
せば、比較的小さい値の不整合角度aに於いて漏
洩が良好に制御される。もしも更に大きい不整合
角度が必要ならば、その時には曲率半径をこうし
た所要条件に合うように増大することができるけ
れどもこの場合には漏洩制御の僅かな損失が小さ
い不整合角度に於いて生ずることがある。直径
57.15ミリメートル(2.25インチ)のものの密封
において、彎曲表面の曲率半径を3.175ミリメー
トル(0.125インチ)から6.35ミリメートル
(0.250インチ)まで変えることによつて、密封部
材の傾動能力が角度a=3゜からa=5゜まで増大さ
れることができる。
第2図に於ける円周密封界面30は、彎曲表面
24及び孔26が一致する中心線を有していれば
実質的に円の線であるけれども、管12及び孔2
6が第4図に示されているように不整合にさせら
れた中心線を有していれば実質的にだ円の線にな
る。
密封部材10は同部材10と孔26との軸線方
向相対滑り運動、両者の相対角方向不整合及び両
者の相対回転中においても、孔26に対して確実
に密封されている。
第7図及び第8図は第1図乃至第6図に示され
ている基本理念を取入れている代替実施例を示し
ている。従つて、第7図及び第8図の実施例に於
いて円筒形表面は円筒形導管の外側円筒形表面で
あり、かつ密封部材はリング部分を細い方の端に
有する截頭円錐形部分を有している。前記リング
部分は円筒形導管の外側表面周囲に締り嵌めされ
ている。リング部分の彎曲表面の最小自由直径は
円筒形導管の外径よりも小さく、従つて締り嵌め
が得られる。
第7図を詳しく参照すれば、管70が第1密封
部材72を一端にかつ第2密封部材74を他端に
有しており、これら密封部材は双方とも管70と
一体に形成されている。第1密封部材72は截頭
円錐形の先細部分76及びこの部分76の細い方
の端から延びているリング部分78から成つてい
る。先細部分76の太い方の端は管70の端から
延びている。
同様に、第2密封部材74は第2截頭円錐形の
先細部分80及びこの部分80の細い方の端から
延びている第2リング部分82から成つている。
第2先細部分80の太い方の端は管70の先細部
分76とは反対の端から延びている。
リング部分78は第1円筒形導管88の外側円
筒形表面86と接触しかつ締り嵌めされる彎曲表
面84を有しており、前記第1導管88中には圧
力下の流体が流れ、この導管88は図示されてい
ない剛固な構造体に装着されている。
同様に、第2リング部分82は第2円筒形導管
94の外側円筒形表面92と接触しかつ締り嵌め
される彎曲表面90を有しており、前記第2導管
94中には圧力下の流体が流れ、この導管94は
図示されていない剛固な構造体に装着されてい
る。
導管の外側円筒形表面に対する彎曲表面の密封
作動は第1図乃至第6図に関して既述されたのと
同じであり、従つて詳しくは説明されない。然
し、第7図を見て明らかなのは、導管88と94
との間を流れている流体が、管70及び密封部材
72及び74によつて形成された密閉装置から漏
洩するのを、彎曲表面84及び90と導管の外側
円筒形表面86及び92との間にそれぞれ形成さ
れる密封によつて防止されるということである。
第7図に示されているように、管70の外径に
等しい内径を有する円筒形金属製容器96が接触
縁に沿つて管70に溶接されており、金属製容器
96は管70よりも厚い材料で造られていて、管
70の薄い密封部材72及び74を振動力から保
護している。
金属製容器96は密封部材72を越えて延びて
いる第1開放端98を有し、かつこの容器96内
に導管88の一端を受けている。第1開放端98
の直径は導管88の外径よりも大である。
同様に、金属製容器96の第2開放端100は
第2密封部材74の端を越えて延びておりかつ第
2円筒形導管94の端を受けている。第2開放端
100の直径は第2円筒形導管94の外径よりも
大である。
第2円筒形導管94は円筒形表面92から少し
隆起している第1環状部分102を同導管の端に
隣接させて有し、かつそのほかに円筒形表面92
から突出している第2環状部分104をも有して
おり、この第2環状部分104は第7図に示され
ているように、金属製容器96の第2開放端10
0の左方にある。これら第1及び第2環状部分1
02,104を円筒形表面92上に形成すること
によつて、導管88及び94の受ける様々な振動
力に起因する管70及び金属製容器96の係合解
除は防がれる。これらの環状部分102及び10
4は導管94上にしか図示されていないけれど
も、導管88上にも同様に設けられることもでき
る。
次に第8図を参照すれば、導管88及び94が
寸法公差に起因して、または両導管88及び94
の受ける振動またはその他の機械的な力に起因し
て両導管の中心線に関して不整合にさせられてい
る。判明しているのは、第8図にbとして示され
ている約5゜の限度までの不整合角度が本考案の密
封装置によつて許容され、この場合にも漏洩がほ
とんど生じないということである。彎曲表面84
と円筒形表面86、及び彎曲表面90と円筒形表
面92が締り嵌めされているので、角度不整合中
にも密封を維持するのに必要な接触がこれら両表
面間に維持されているのである。
本考案による流体耐密密封装置の第9図に示さ
れている実施例は、リング部分108の彎曲表面
106が円筒形孔26の半径X/2に等しい曲率
半径を有しているのを除けば、第2図に示されて
いる装置と同じである。
彎曲表面106と円筒形孔26の表面との間の
密封界面の接触応力は第2図の実施例の接触応力
よりも弱いけれども、接触面積は大きいから、こ
の実施例は第2図の実施例よりも広い角方向不整
合範囲に亘つて接触密封界面を維持することがで
きる。
本考案を説明するのに種々の実施例が以上に選
択されたけれども、本技術分野に精通せる人々に
よつて理解されることになるのは、これらの実施
例には実用新案登録請求の範囲に定義されている
如き本考案の範囲を逸脱することなしに様々な改
変が施されることができることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による流体耐密密封装置を弾性
変形させられていない状態に有する管の一部長手
方向断面図にされた側面図、第2図は第1図に示
されている管を、物体にあつて第1図に示されて
いる装置の自由直径Aよりも小さい直径Xを有す
る円筒形孔へ挿入されて弾性変形させられた状態
に示す一部長手方向断面図にされた側面図、第3
図は第2図に示されている物体の円筒形孔から密
封部材の出るのを防ぐ保持器組立体を第2図の線
3−3に沿つて示す端面図、第4図は管が物体の
円筒形孔の中心線に対して相対的に角方向に不整
合にされている点を除けば第2図と同様な一部長
手方向断面図にされた側面図、第5図は円筒形孔
を有する2個の物体にそれぞれ受けられてその位
置に保持器組立体によつて維持された両端に流体
耐密密封装置を有する管を示す一部断面図にされ
た側面図、第6図は円筒形孔を有する2個の物体
にそれぞれ受けられているが保持器組立体は不必
要だから使用されていない、両端に流体耐密密封
装置を有する管の一部断面図にされた側面図、第
7図は本考案の第2実施例に於いて円筒形表面が
円筒形導管の外側表面でありかつ密封部材が前記
円筒形導管を囲んで嵌合されている状態を示す長
手方向断面図、第8図は第7図の組立体に於い
て、同図に示されている2條の導管が不整合にさ
せられた状態を示す長手方向断面図、そして第9
図はリング部分の彎曲表面がX/2に等しい曲率
半径を有する点を除けば、第2図と同じ側面図で
ある。 10……「密封部材」、12……「管」、14…
…「リング部分」、16……「先細部分」、24…
…「彎曲表面」、26……「円筒形表面」。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管12,70をXの直径を有する円筒形表面2
    6,86,92に密封接触するための流体耐密密
    封装置であつて、該管12,70と該円筒形表面
    26,86,92とは相対的に、角方向に不整合
    にされ、軸線方向に動かされ且つ回転させられる
    ようになつており、該管12,70の端において
    該管12,70の軸線方向に延びていて且つ流体
    耐密に該管12,70に堅固に連結されている金
    属製の弾性密封部材10,72,74を有し、該
    密封部材10,72,74は、該円筒形表面2
    6,86,92に接する彎曲表面24,84,9
    0を有するリング部分14,78,82と、先細
    部分16,76,82とを含んでおり、該リング
    部分14,78,82は該先細部分16,76,
    82の端から軸線方向に延びており、該先細部分
    16,76,80は該リング部分14,78,8
    2がそこから延びている該先細部分16,76,
    80の端を含む平面の片側に配置されており、該
    リング部分14,78,82は該平面の反対側に
    配置されており、該リング部分14,78,82
    及び該先細部分16,76,80は単一片の材料
    で形成されており、該リング部分14,78,8
    2の彎曲表面24,84,90はXと相違する自
    由直径Aを有していて該彎曲表面24,84,9
    0と該円筒形表面26,86,92との間が締り
    嵌めされていて該リング部分14,78,82の
    弾性変形をもたらしており、これによつて該彎曲
    表面24,84,90と該円筒形表面26,8
    6,92との間が流体耐密密封されていることを
    特徴とする流体耐密密封装置。
JP1986106866U 1976-05-28 1986-07-14 Expired JPS6324308Y2 (ja)

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US05/691,160 US4054306A (en) 1976-05-28 1976-05-28 Tube and cylindrical surface sealing apparatus

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JPS6275293U JPS6275293U (ja) 1987-05-14
JPS6324308Y2 true JPS6324308Y2 (ja) 1988-07-04

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JP6126777A Pending JPS52151924A (en) 1976-05-28 1977-05-27 Fluid tight sealing arrangement
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FR (1) FR2353006A1 (ja)
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